Make your own free website on Tripod.com

シャープの新製品情報・インプレッション(掲示板に載せたもの)

※ 元の出典(電子辞書掲示板)はこちらです。

※ シャープのニュースリリースはこちら

Sekky's Websiteへ戻る

(ご注意)

他のメディア(ウェブサイト,掲示板,メーリングリスト,メールマガジン等)で引用する際は,出典のURL (http://6627.teacup.com/sekky/bbs)と著作者名(関山健治)を必ず明記してください。


>阿倍野さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 1月28日(火)11時08分28秒

>それはともかく、シャープは他の電子デバイスは先進的で、機能
>的にも業界の最先端を行くような商品を作っているのに対して、
>こと“電子辞書”に関しては他社の後塵を拝しているとしか思え
>ないような商品構成だと思います。

シャープさんの製品も,ちょっと前のものは,機能面でもコンテンツでもむしろ先進的だったと思います。当時はSR-9200のリーダーズ(リープラなし)しかなかった英語専門機市場に,リーダーズよりも語数の多いグランドコンサイスを入れたPW-6800で対抗してきたり,G3の冊子体が出てからわずか2ヶ月で,業界初のG3搭載機であるPW-M670を発表したりといったことです。ちょうど今から1年前のことでした(奇しくも,新機種のニュースリリース発表日もほぼ同じ(土日の関係で少し昨年より遅れましたが)でした)。ちょうどセイコーさんが旧フルキーボードモデルでG2搭載機(SR-9500)を出したばかりの時に,冊子体でさえまだ出たばかりのG3搭載機を入れてくるというのはまさに奇襲攻撃で,M670の発表が他社製品のG3搭載を後押ししたことは疑いないと思います。ただ,それ以降はシャープさんも家庭向け機種に力を入れているようで,英語重視機は(今回のPW-9700をみても)どうもぱっとしないのは残念です。

>PW9700がGコンサイスの英和にジーニアスの和英って?
>なんでこんなセンスのない選び方なんでしょうか(苦笑)

PW-6800の流れを受け継いでいるのでしょう。全くの新コンテンツを搭載することはメリットも大きいですが,出版社さんとのライセンスの交渉やデータの加工(電子辞書向けに,タグやインデックスをつけるなど)があり,簡単にはいきません。PW-9700は,現行機種のコンテンツを寄せ集めただけ(言い方が悪いですが)なので,新機種といっても開発にかかるコストや時間は少なくてすみます。

こういう言い方をするとメーカーさんに怒られるかもしれませんが,シャープさんの最近のスタンスは,良い意味でも悪い意味でも電子辞書市場のニーズをきちんと見据えた,手堅いものだなあという印象を受けます。上級機とはいっても,コンテンツにこだわる「濃い」ユーザは全体の中では少数で,多くの人は「とにかく語数の多い辞書がいい」というような漠然とした理由で買っているという現実は,私も認めざるをえません。この掲示板だけ見ていると,上級機ユーザでもコンテンツの中身を吟味して購入した人が多いようですが,拙サイトのアクセス数と電子辞書全体の出荷台数をくらべても,電子辞書ユーザの9割ぐらいはこういうサイトの存在を知らない人でしょうから,新コンテンツにこだわるよりも,今まで別々の機種になっていたコンテンツを全部取り込んで多コンテンツ機にして出したほうがコストもかからないし,「数」という目に見える尺度があれば宣伝もしやすいし,こういう製品でも,シャープというブランドイメージで買ってくれるという読みがあるのではないでしょうか。その読みも,案外的を射ているのかもしれません。これはカシオさんにも共通すると思いますが,シェアの高いメーカーさんだからこそできるのだと思います。セイコーさんが「濃い」ユーザの(マニアックな)要望を,積極的に新機種にとりこんで,ある意味で冒険的な機種を出しているのとは逆のスタンスですね。というより,シェアが高くなってくると,どうしても手堅いスタンスになってしまうのかもしれません。

#私個人としては,PW-9700に学習英和がないというのはちょっと引っかかります。つまり,SR-T6500と同じようなコンセプトなのですから,上級機を求めるユーザの中でかなり多くを占める下の方の層(学部学生など,非専門家層)は使いにくいと思います。こういう人はXD-R9000やSR-T5000など,一般向けの英語重視機に流れそうです。一方で,専門家ユーザはSR-T6500やDD-IC500Sなどのコンテンツバランスを理解できるでしょうから,リーダーズ目当てでこれらの機種を購入するかもしれません。

シャープさんへとっさの一言 投稿者:阿倍野  投稿日: 1月28日(火)09時55分16秒

PW9700、シャープの新製品がでましたね。電子辞書の各社モデル名は1000番台を使用しているので、型番だけ見ると普通の人は混同するんでしょうか?

それはともかく、シャープは他の電子デバイスは先進的で、機能的にも業界の最先端を行くような商品を作っているのに対して、こと“電子辞書”に関しては他社の後塵を拝しているとしか思えないような商品構成だと思います。シャープの製品は、例えば液晶TVしかり、ザウルスしかり、ノートパソコンしかり、携帯端末しかり…。魅力的な製品が多い。特にケータイ端末などは、フラッグシップ的な端末を各キャリア(移動体電話会社)に供給し、それが結構売れているのも周知の事実です。ケータイ内臓のカメラや液晶なども非常に高機能で、所有しているだけでも楽しい。しかし、ケータイ端末のハードは確かにスペックは凄いけれども肝心のソフトはイマイチです。自分もシャープの端末を使っているから分かるんですが、メールの変換や各キーの使い勝手の悪さなど、枚挙にいとまがない。

つまり、電子辞書もケータイと同じくハードは確かに凄い。でも、後発の製品が、ソフト(コンテンツや検索機能)がなんでこんなに他社より劣る内容なのかって事。あとから出した製品は少なくとも“あっ”言わせるような内容で登場するのがメーカーの策だと思うんですがね。ラインナップは充実しているのだから、初心者向け、中級者向け、上級者向けにコンテンツをうまく棲み分けできるような構成にしたらもっと売れると思います(でもそれなりに売れてる?)

PW9700がGコンサイスの英和にジーニアスの和英って?なんでこんなセンスのない選び方なんでしょうか(苦笑)

以上、長々のレス失礼しました。

PW-9700発表(>kazuboさん) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 1月27日(月)19時43分41秒

>「広辞苑」「グランドコンサイス英和辞典」「オックスフォード現代英英辞典/類語辞典」
>などコンテンツ的にも値段的にもよくなっているように思います。シーソラスも加わりま
>したし。

コンテンツとしては,PW-6800+英会話集+thesaurus+広辞苑ですね。自社製品の中では,PW-6800の後継機で,かつPW-S7000の上級者向けバージョンという位置づけなのでしょう。競合他社製品では,SR-T5000やDD-IC500S,XD-R9000と同ランクの機種になりますね。

シャープさんということで,どうしても先進的な機能やコンテンツに期待してしまうのですが,今回もPW-S7000, PW-9600と同じで,いかにも,つなぎの製品を競合対策として入れました,ということが露骨に出ている感じがします。もっとはっきり言えば,カシオ,セイコーという,シェアや歴史のある競合メーカーさんがたてつづけに上級機を出してきたので,これに対抗するには国語系コンテンツのないPW-6800では勝負にならないから,とりあえず遅れをとらないように出してみました,ということだと思います。

>ただ、PW−S7000の大きさで実現させて欲しかった。個人的には。

全く同感です。PW-9700がPW-S7000の筐体なら,SR-T5000やXD-R9000の小型バージョンとして非常に斬新だったと思います。大型筐体なら,すでにXD-R9000やSR-T5000などが出ていますし,これらの評価も定着しつつあるのですから,なぜ今になって…という気がしなくもありません。

ベースコンテンツにしても,広辞苑+大規模英和+学習和英+thesaurusですから,何も目新しくはありません。これが,昨年秋のSR-9700と同時期,そこまでいかなくても,SR-T5000と同時ぐらいに出ていれば,操作性とコンテンツバランスをウリにするセイコーさんの最高のライバル機種になるわけで,状況は違っていたかもしれません。Thesaurusをつけたというのがウリかもしれませんが,業界最後発なのですから(^^;;

せっかく(リーダーズでなく)グランドコンサイスを載せるのなら,なぜ和英もGCを入れなかったのでしょうか? 電子辞書の和英コンテンツの貧弱さはここでもよく話題になりますので,語数の多い和英を入れるというのは,上級者の潜在ニーズにも合うような気がするのですが(^^; また,GC英和を「国内最大の収録項目(数)」と言ってPRしていますが,たしかに1巻本ではそうですが,すでにリーダーズ+リープラ搭載のIC電子辞書が複数出ている今,なぜこんなことをわざわざニュースリリースのトップでアピールするのか疑問です。逆効果なのではないでしょうか? 紙の辞書なら,2巻で46万語よりは1巻で30数万語のほうが使いやすいと思いますが,電子辞書なら,1冊だろうが2冊だろうが,同時に検索できるのなら全く関係ないことですから!
機能面に関しても,とくに目新しいものはありません。大型機で初めて例文検索が搭載されたのはいいのですが,なぜthesaurusが例文検索に対応していて,Make It!ができないのでしょうか?? 前にも書いたように,COTの例文は,英和や英英等の例文と性質が全く違います。英和や英英の例文が,その単語や語義の実際の使われ方を示す(学習用,発信用としての)目的があるのに対し,COTの例文は,複数の類語群の中から自分が求める類語グループを弁別するためのものです。前者の例文なら,例文検索という,主に発信目的の機能で検索できるのは非常に有用ですが,後者の例文は,例文検索の対象になっていなくても何も困りません。※COTの例文が検索できるかどうかが問題ではありません。Make It!という,例文数が多く,口語例文ばかりのコンテンツが例文検索できないのに,例文検索ができなくてもいいCOTの例文が検索対象になるということが重大な問題です。ですから,SR-T5000やDD-IC500Sのように,会話集の例文が例文検索できる機種なら,COTの例文もいっしょに検索できても(できなくても)いいわけです。

#PW-S7000, PW-9600にしてもそうですが,最近のシャープさんの新製品は,他社製品をなぞっただけで,コンテンツにせよ,機能面にせよ。シャープさん独自の工夫が正直なところ全く感じられません。今まで,シャープさんの製品は,他社製品に遅れをとった機能であれば,それをそっくりとりいれるのではなく,シャープさん独自の味付けをして,先行機以上の操作性を実現していたと思います。SR-8000の参照機能の不便な点を見事に解消した,PW-9100以降の二画面並列ジャンプ機能などはその例です。斬新なアイデアでは他社を寄せつけないシャープさんのブランドイメージからすると,正直なところ期待はずれの製品です。機能面ではあまり変わり映えしないカシオさんの機種でも,最近はActivatorを入れたり,ダブル英和にしたりとか,コンテンツ面で健闘していますし,セイコーさんにしても,SR-T6500とT5000という,同一筐体でわずか数ヶ月しか発売時期が違わない機種でも,T6500で指摘された細かな点がリファインされていたりします。競合対策で焼き直し機種を出し続けても,ユーザの目はごまかせないと思います。

PW-9700新発売 投稿者:kazubo  投稿日: 1月27日(月)17時50分03秒

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/030127.html

「広辞苑」「グランドコンサイス英和辞典」「オックスフォード現代英英辞典/類語辞典」などコンテンツ的にも値段的にもよくなっているように思います。シーソラスも加わりましたし。

ただ、PW−S7000の大きさで実現させて欲しかった。個人的には。みなさんは、どうですか。

>Navyblueさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 1月25日(金)12時50分58秒

ちょうど書き込もうと思ったら先をこされてしまいました(^^;; 素早い情報をありがとうございます。m(..)m G3をいち早く搭載していますね。こんなに早く電子化される,それも,9000/9100を出したばかりのシャープさんが入れてくるとは,全く予想外でした(^^)

PW-6800/M670 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 1月25日(金)17時10分44秒

ニュースリリースを見てみましたが,これらの機種は,汎用機中心だったシャープさんが初めて手がけた英語専用機で,これはすごい,と思いました。以下に簡単にまとめてみます。
コンテンツは,6800はOALD,グランドコンサイス(三省堂),ジーニアス和英,英文ビジネスレター事典,英語類語使い分け辞典を収録。M670はグランドコンサイスのかわりにジーニアス英和第3版(業界初),ビジネスレター事典のかわりに英会話Make it!(英会話例文集?)を収録。
→6800は,SR-9200とXD-S8000, SR-8100, IDF-2000Eの中間(DD-IC5000と同じぐらい)の層を対象のようです。M670はSR-8100やIDF-2000Eとほぼ同一層を対象。IDF-2000Eとコンテンツがまともに重なります。IC5000のときも書きましたが,6800は学習英和がないので,しかるべきレベルの人(学習英英が使いこなせる人)でないときついです。
6800は英語専用機のハイエンドという位置づけですが,SR-9200と違い,国語系コンテンツは一切入っていませんし,thesaurusもないといってもいい(類語使い分け辞典はthesaurusというよりは,類語の違いを解説した一般向け学習書です)ので,SR-9200とは棲み分けができるはずです。キーボードは,写真を見る限り,PW-9100と同一筐体なので,たぶんゴムですね。M670はジーニアス3版搭載というのがウリです。「WTCの崩壊までも反映されている最新の英和辞典ですよ」とでもPRするのでしょうか。
6800のように英和と和英で出版社をまたいだ組み合わせというのは他社にはないユニークな特徴です。でも,以前から言っているように,ジーニアスの和英はハイブリッド編集の副作用で語数が類書にくらべて少ないので,せっかく出版社をまたぐのならプログレッシブの最新版ぐらいを入れてほしかったです。シャープの翻訳ソフトについているわけですから,小学館とのつながりはそれなりにあるでしょうし。
各種基本機能や操作性はPW-9100を踏襲しているようです。インクリメントサーチや早見機能はもちろん,2画面表示のスーパージャンプ機能や単語帳も健在です。そのほか,例文検索(英和,絵和英,英英すべてに対応?)もついています。それも,他社製品の受け売りではなく,和英系コンテンツの例文は日本語からも検索できるというのが新機軸です。
★実物を見ていないから何とも言えませんが,もし9100の操作性をそのまま踏襲しているのであれば,このコンテンツ内容からしても,(英語専用機として)最強であると言っても過言ではないと思います。といっても,さっきもお話ししたように,9200とはコンセプトが違いますので,プロの翻訳者等は9200を選ぶ人も多いでしょう(広辞苑レベルの国語系辞書がなければ話にならないという人も多いはずです)。また,9200は使いこなせないが,広辞苑は欲しいという人は,XD-S8000に流れるかもしれません。これらの機種とはうまく棲み分けができると思いますが,英英搭載モデルの中で英語に特化した製品(SR-8100, DD-IC5000, IDF-2000E)と比較すると,トータルバランスでは6800に軍配が上がります(何度も言っていますが,9100と同等の操作性が6800にもあると仮定しての話です)。SR-8100は,フルキーボードという点や,thesaurusの充実さ(ネイティブには重要)という点で,6800と差別化できる要素はまだあります。2000Eは値段の安さと胸ポケットに入るサイズという点では優れています。でも,IC5000は,というと岩波国語が載っていること以外では非常に厳しいかもしれません(液晶解像度の低さ,例文・解説非分離の表示画面など)。

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/020125.html


補足 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 1月25日(金)17時43分19秒

PW-6800/M670は,現行のPW-9100, PW-M710とはターゲットユーザの異なる製品と思った方がいいと思います。言いかえれば,PW-6800/M670は9100/M710をリプレイスするものではないということです。ですから,9100やM710を検討している人は,新製品だからと即断しないで,6800/M670のコンテンツをじっくり吟味し,どちらが自分にあっているか確かめたほうがいいと思います。基本性能は9100/M710に準じているのですから。
単に9100のコンテンツに英英を追加するという安直な方法ではなく,あえて汎用機とは別に英語専用機というラインナップをつくり,一からコンテンツ内容を検討したことがよく分かります。八方美人のモデルにしてコンセプトをぼかしてしまうのでなく,国語系コンテンツを一切切り落とすという英断でターゲットユーザを明確にしたという点で,シャープさんらしい個性があるようにも思えます。
一方で,販売店側は,今までのようにただコンテンツが多いとか,売れているからという安直な理由でユーザに説明できなくなってきたので,電子辞書のラインナップ自体だけでなく,コンテンツそのものに対するより一層の勉強が必要になってくるかもしれません。私個人としては,量販店の店員さんは,たとえばグランドコンサイスを「国内最大の収録語数を持った英和辞典」と宣伝文句通りに暗記するのではなく,実際に自分でグランドコンサイスを使って英文読解をしてみるなどして,それがどういう性質の辞書なのかを体感していただきたいと願っています(そんな暇ない,と怒られそうですが(^^;;) そうすれば,語数は多いけど,受験生には不向きな辞書であることがよく分かると思います。同じことは,英英にも言えます。LDCE, OALD, LAAD, CODはそれぞれに独特の個性があります。さすがに,CODは他の3つとは性質が違うということは周知されているようですが,LDCE, OALD, LAADの違いがきちんと分かっている店員さんは非常に少ないようです。3冊の中で最も難しいのはどれか,最も例文の多いのはどれか,最も新しいのはどれか,ぐらいは知っておく必要があると思います。量販店の店員さんが,お客さんにとんでもない(間違った)説明をしているのをけっこう小耳に挟みますので(もちろん,小耳に挟んでも,店員さんの立場を尊重し,黙っていますが(^^))

PW-6800 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月 7日(木)10時35分24秒

↑もう出ているようですね。ヨドバシドットコムで28800円(税抜き)です。新宿等の店舗でも同じぐらいの値段だと思います。購入された方がいらっしゃいましたらぜひここでレビューしてください(^^)

PW-6800 投稿者:宮川美尊  投稿日: 2月 7日(木)15時34分23秒

午後から休暇をもらって、PW-6800を13時に買いました。キーのストロークはかなり深い感じです。英英辞典では、NOTEがあり、書籍版のWHICH WORD? BRITISH/AMERICAN, とか、Americanを引くと、MORE ABOUT Americaなどが載っています。これらは、CANON IDF-2000Eには載っていない物です。
文字を大きくしたり、小さく出来ます。小さい文字は読めないかと、思ったのですが、65歳の私でも読みやすい字体です。これならOALDを、バリバリ使えます。あと細かな事は、カタログのとおりでした。

>宮川さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月 7日(木)15時55分22秒

>午後から休暇をもらって、PW-6800を13時に買いました。キーのストロークは
>かなり深い感じです。英英辞典では、NOTEがあり、書籍版のWHICH WORD?
> BRITISH/AMERICAN, とか、Americanを引くと、MORE ABOUT Americaなどが
>載っています。これらは、CANON IDF-2000Eには載っていない物です。
早速の情報ありがとうございました。キーストロークが深いのは9100ゆずりのようですね(8100と9100ではストロークが違うときいたことがあります)。もちろんラバーキーですよね?
細かなことですが,いくつかおたずねしたいのですが…。
・例文検索の操作系はどんな感じでしょうか?→検索結果の画面では,英英,英和,和英,手紙文辞典からの例文が全部ごちゃ混ぜに出るのでしょうか? あるいは,検索結果を出す前に,表示する辞書を上の4つの中から選ぶようなダイアログが出るのでしょうか?
・例文検索のヒット数のリミットはあるのでしょうか? たとえば,ofやatのような語を単独でキーワードにした場合,何万という数になるでしょうが,どうなるんでしょう?
・例文検索は変化形に対応できますか? たとえば,dogをキーにしたときにdogsが検索できるか,また,日本語のキーで「あるく」と入れたら,「歩いていた」がヒットするのでしょうか?
・ワイルドカード検索の語頭ワイルド(?ogでdogが出るか,〜cheeseでcream cheeseなどが出るか)には対応していますか? あと,「〜tion」のような膨大なヒットになるパターンを入れたときは,どうなりますでしょうか(却下されるか,一応途中まで出てくるか)
もしお分かりでしたらご教示いただけますでしょうか?

↓追加 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月 7日(木)16時03分46秒

>英英辞典では、NOTEがあり、書籍版のWHICH WORD? BRITISH/AMERICAN, とか、
>Americanを引くと、MORE ABOUT Americaなどが載っています。これらは、CANON
> IDF-2000Eには載っていない物です。
これは知りませんでした。6800でもカットされていると思っていました。うに,ノートのアイコンか何かがあって,別画面で出るのでしょうか? あと,取説にOALDの使い方(記号の説明など)って出ているんでしょうか? 2000Eを購入された人から時々記号の意味のお問い合わせがあります(2000Eのマニュアルには載っていないので)。冊子体OALDの記号一覧表をスキャンして私のHPに載せるわけにも(版権の問題でまずいでしょうから)いきませんし(^^;;

PW-6800追加 投稿者:宮川美尊  投稿日: 2月 7日(木)17時04分23秒

1. キーはラバーです。
2. 例文検索の画面では、「読み」(第1行目)[これは日本語]。2・3・4行目には、spelling 1?, spelling 2?, spelling 3?とあり、これには英語を入れます。
a. 「読み」に「しゅっせき」といれると、1 レター:しゅっせき[出席(する)] 2 和英:しゅっせき[出席]と出ます。1を選べば、レターの例文、2を選べば、和英の例文が出ます。
b. spelling には、それぞれの欄に、英単語等を入れます。children & schoolと入れれば、入力した語が含まれた例文が出ます。リミットは分かりません。
c. dog, dogsは、それぞれの単語で、例文が出ます。「あるく」と入れると、変化形も出ます。
d. たとえば、wearをspelling 1?に入れてみると、和英の例文と思われるものが、まずたくさん出て、英文だけ物が出てきます。これはOALDの例文です。
c. spelling 1?にof を入れたら、「候補が500件を超えました」の表示が出て、数えてないので、分からないが、レターの例文らしいのが500件ぐらい出てました。
3. ワイルドカード
a. ?は先頭には使えません。〜cheeseでは、cream cheese は出ます。〜tionは、「候補が多すぎます。入れ直して下さい」となります。
4. 取扱説明書
a. 記号その他の説明が詳しく載っています。
5. NOTE のマークが、画面に出てるときには、キーボードの「例/解説」ボタンを押すと、NOTEが反転し、黒くなり、、「検索/決定」ボタンで、MORE ABOUT 云々などが出てきます。これも取説に載っています。

PW-6800続きー2 投稿者:宮川美尊  投稿日: 2月 7日(木)18時00分39秒

取り急ぎ、ご返事します。
「ばっきん」とfineを入れたら、例文には、罰金の意味の日本語・英文例文と、fineいろいろな意味、良い・晴天・罰金の意味に使われている英文和文も出ます。
spelling 1?にattendを入れると、レター例文(日本語・英語の順)と、和英の例文が出ます(英語・日本語の順)。
children & school とは入れることは出来ません。キーボードに&がありません。

>宮川さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月 7日(木)17時24分29秒

早速調査いただきありがとうございました。ワイルドの仕様は早速以下の電子辞書ガイドのワイルドカード検索仕様比較表に反映させていただきました。お礼申し上げます m(..)m
>2. 例文検索の画面では、「読み」(第1行目)[これは日本語]。2・3・4行目には、   >spelling 1?, spelling 2?, spelling 3?とあり、これには英語を入れます。
これって,たとえば,日本語と英語の両方をキーに入れたら,AND検索をしてくれるのでしょうか? たとえば,「ばっきん」を日本語キーにし,英語のほうにfineを入れると,膨大なfineの用例の中から名詞としてのものだけに絞り込んでくれるとか…? これができると便利なんですが。
>a. 「読み」に「しゅっせき」といれると、1 レター:しゅっせき[出席(する)]
>2 和英:しゅっせき[出席]と出ます。1を選べば、レターの例文、2を選べ
>ば、和英の例文が出ます。
>d. たとえば、wearをspelling 1?に入れてみると、和英の例文と思われるも
>のが、まずたくさん出て、英文だけ物が出てきます。これはOALDの例文です。
→ということは,日本語を入れれば,検索対象辞書が選べる(上記のa)のに,英語を入れると全部一緒に出てくる(上記のd)んでしょうか? 不思議な仕様です(^^)
>spelling には、それぞれの欄に、英単語等を入れます。children & schoolと
>入れれば、入力した語が含まれた例文が出ます。リミットは分かりません。
マニアックな質問で恐縮ですが,上記のように,1つの入力欄(たとえばspelling 1)にchildren & schoolのように&でつなげて複数語を入れることもできるのですか? だとすると,そのような場合と,spelling 1にchildren,2にschoolのように分けて入れた場合で結果に何か違いがあるんでしょうか?

http://sekky.tripod.com/icdic1.htm


>宮川さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月 7日(木)18時07分25秒

>「ばっきん」とfineを入れたら、例文には、罰金の意味の日本語・英文例文と、
>fineいろいろな意味、良い・晴天・罰金の意味に使われている英文和文も出ます。
ありがとうございました。どうやら,ばっきん OR fineで検索しているようですね

シャープの新機種出ましたね 投稿者:(み)  投稿日: 2月 8日(金)01時49分20秒

池袋に問い合わせたら、今朝から出ていたようです。(^ ^)
私は秋葉原で触ってきました。お値段はやはり28800円でした。どなたかがログで紹介なさっていたサイトの22500円は最強ですね。かなりつられてますが…。
(1)通販で買うと何かまずいのでしょうか? めちゃめちゃ待たされるとか?
(2)こんなに店頭と価格差があるのはなぜでしょう? 他のモノってここまでではないですよね…電子辞書業界(?)ではこれが標準なのでしょうか。とか言いつつ、注文する気満々なんですけどね。(^ ^;)
PW−6800の第一印象は「ベリーグッド!!」でした。単語帳登録ボタン、数字キー、スクロールボタンなどがかなり使い勝手に貢献していると感じました。あと、個人的にタグ(_Π_切替、というやつ)はかなり便利だと思うのですが。

6800の使用感 投稿者:ぽう  投稿日: 2月 8日(金)12時50分39秒

昨年7月にこちらを拝見してSR8000を購入したものです。
本日シャープの6800をいじりに行きました。
20分ほどしか触れなかったのですが、
「各辞書ごとで例文検索ができない」
のではないかと思いました。
5冊の辞書から検索してくれることは素晴らしいのですが、OALDの検索結果は最後に登場していました。(レターやグランドコンサイスが先に表示される)
makeやfireなどを入力すると、「500件を越えました」と出つつも、500件までは表示してくれるようです。ただ、OALDの例文は、ペイジ送りを何十回と繰り返さないと見ることができませんでした。
もし設定をすることができるなら思い過ごしですが、できないとなるとOALDの例文検索ができる価値が半減、よりもひどい状況に感じられました。
皆様何かよい方法をご存知でしょうか。
その他は、1.表示文字数が少なく感じる、2.やっぱりラバーキーはどうも…。といった印象です。
それにしてもSR8000は非常に使い勝手がよくて感心します。またサポートの方では、充電池を使ってしまって画面がおかしくなった時も、水曜の午後に郵送した故障品が、土曜に昼に直って戻ってきました。SIIの製品がなおのこと好きになっているこの頃です。

>ぽうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月 8日(金)16時15分15秒

はじめまして(^^)
>「各辞書ごとで例文検索ができない」
>のではないかと思いました。
>5冊の辞書から検索してくれることは素晴らしいのですが、OALDの検索結果は最後に登場し>ていました。(レターやグランドコンサイスが先に表示される)
なるほど。SR-8000/8100は優先順位(英和・和英の用例を先に出すか,英英を先に出すか)が設定で選べましたが,6800ではできないんでしょうか?
実機がないので憶測では言えないのですが,きのうの宮川さんのご報告を見ると,日本語をキーにして例文検索した場合は対象辞書を選択して絞りこめたようですが,英語をキーにすると5冊の用例がいっぺんに出てくるんでしょうか? どなたかもうお持ちの方がいらっしゃいましたら教えてください。
>1.表示文字数が少なく感じる
PW-9100はデフォルトのフォントサイズが16ドットなので,たぶん6800もそうだと思いますが,12ドットフォントにしても少なく感じますか? 8000よりは解像度が低いので8000に慣れているとそうかもしれませんね。早見機能と併用すれば多少は改善されるかもしれません。
>それにしてもSR8000は非常に使い勝手がよくて感心します。
SR-8000の細かな面の使い勝手は2年以上たった今でもトップクラスだと思います。他社製品は単に矢印表示しかしていないのに,8000/8100では画面のどのあたりを見ているかがスクロールバーのように出るとか。シャープさんのPW-9100以降の機種は,SR-8000の操作系のエッセンスを吸収しているので8000よりも使いやすいところも多い(2画面でのジャンプなど)ですが,今回の例文検索は使いにくそうですね。ちなみに,SR-8000/8100の例文検索のマックスは1000件のようです。

PW-6800例文検索 投稿者:宮川美尊  投稿日: 2月 8日(金)16時44分15秒

>実機がないので憶測では言えないのですが,きのうの宮川さんのご報告を見ると,日本語をキーにして例文検索した場合は対象辞書を選択して絞りこめたようですが,英語をキーにすると5冊の用例がいっぺんに出てくるんでしょうか? どなたかもうお持ちの方がいらっしゃいましたら教えてください。
日本語の読みを入れた場合は、レター以下、各辞書を選択できます。
英語のキーにすると、すなわち、spelling 1?にkickを入れれば、5冊の用例と思われるものがいっぺんに出てきますが、OALDの文は、最後に出てきます。

>宮川さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月 8日(金)16時57分50秒

>日本語の読みを入れた場合は、レター以下、各辞書を選択できます。
>英語のキーにすると、すなわち、spelling 1?にkickを入れれば、5冊
>の用例と思われるものがいっぺんに出てきますが、OALDの文は、最後に出てきます。
ありがとうございました。なんか不思議な仕様ですね(^^) 英語のキーワードを入れた場合,それぞれの例文がどの辞書からのものかというのは分からないのですよね? OALDの例文には和訳がないので,これだけは分かるでしょうけど。GCは学習辞典でないのでそんなに例文はないでしょうからまだ救われますが,G3を入れているPW-M670の例文検索はどうなるんでしょう。せめて,優先順位を設定で選べるようになっていればいいのですが。

続6800。 投稿者:ぽう  投稿日: 2月 9日(土)02時12分47秒

宮川さんがおっしゃるとおり、またSekkyさんご指摘のとおり、なぜか日本語で例文をひいている感じがしてしまう仕様です。
なんといってもOALDの豊富な例文を確認したくて購入を考えていたのに、その例文が最後にでてきてしまうなんて。しかも例文を確認したいのは、ロングマンの統制語のような基礎的な言葉であることが多いわけで、購入の意欲がそがれてしまいました。
もし670(でしたっけ?)では、検索辞書を選べるような仕様であったら、そちらを購入する価値の方があると思います。

管理人様 投稿者:ぽう  投稿日: 2月 9日(土)02時19分59秒

>英語をキーにすると5冊の用例がいっぺんに出てくるんでしょうか?
つまりそういうことでした。設定できないのかな。
>PW-9100はデフォルトのフォントサイズが16ドットなので,たぶん6800もそうだと思いますが,12ドットフォントにしても少なく感じますか?
ロングマンの例文を眺めている時の文字数からすると、3文か4文しか画面にでてこない6800は、やはり少なく感じてしまいました。2画面にしていても、8行表示してくれています。
>早見機能と併用すれば多少は改善されるかもしれません。
早見ができない場面が多いように感じましたが、いじり倒していないからかもしれません。OALDも早見できるのでしょうか。できなかったような気がするのですが…。
>他社製品は単に矢印表示しかしていないのに,8000/8100では画面のどのあたりを見ているかがスクロールバーのように出るとか。
6800もいまどこにいるのかわからず、いくつくらい例文を検索したのか不明瞭です。
>今回の例文検索は使いにくそうですね。
正直そう感じています。
>ちなみに,SR-8000/8100の例文検索のマックスは1000件のようです。
それでいてすべて(1000件までは)表示してくれるので、気長に眺めることができます。なかには1文も表示してくれない製品もありますものね。

PW-6800のジャンプ機能 投稿者:しんいち  投稿日: 2月 9日(土)03時31分18秒

Sekkyさん、みなさん、こんにちは。
先日も投稿致しましたが、私は先月SR8000を購入し、それまで使っていたSR9100と2台の電子辞書を併用している者です。
さて、今日はPW-6800の発売日ということで、私もさっそく触ってきましたので、その感想をレポート致します。
PW-6800は、学習英英と一般英和の組み合わせであることに加え、2画面で孫引きができるジャンプ機能に大変魅力を感じ、発売を楽しみにしていました。
私は主に英英辞典の使用をメインにしていますが、まだまだボキャブラリーが貧困であるため、検索結果の中にわからない単語がたくさんあります。したがって、その単語を調べるためにジャンプ機能を特に重視しております。
SR8000には参照機能がありますが、参照画面内にわからない単語があっても、そこから、さらにジャンプして調べることが出来ないのが難点です。PW-6800ではそれが可能になると思い、たいへん期待していたわけです。
そこで本日、ジャンプ機能を中心に使用してみたわけですが、結論からいうと、その結果に非常にがっかり致しました。以下にその具体的内容をまとめてみました。
@【英英辞典を引き、その検索結果の単語から英和辞典にジャンプ】
この場合、上段に親画面(英英辞典)が表示され、下段に子画面(英和辞典)が表示されますが、このとき、子画面の英和辞典には日本語による語義だけが表示され、例文が表示されておりません。しかし、英和辞典の中に[例]というマークがあるので、例文を見ようと[例・解説]ボタンを押したところ、「この画面では例文を表示できません(←正確ではない)」と表示されてしまい、なんと例文を見ることができませんでした。このとき[検索・決定]ボタンを押すと英和辞典の例文が画面全体に表示されるのですが、もう、その時点では親画面(英英辞典)を見ることが出来ず、結局、親画面(英英辞典)と子画面(英和辞典)の例文を見比べることが出来ませんでした。SR8000の参照機能なら、上段に英英辞典を表示させたまま、下段に英和辞典の例文を表示させることが出来るので、それに比べるととても不便だと思いました。

↓続き(PW-6800のジャンプ機能) 投稿者:しんいち  投稿日: 2月 9日(土)03時32分39秒

A【英英辞典を引き、その検索結果の単語から英英辞典にジャンプ】
この場合、上段に親画面(英英辞典)、下段に子画面(英英辞典)が表示されるのですが、子画面(英英辞典)の中にもわからない単語があったため、その単語から、更に英英辞典にジャンプ(孫ジャンプ)を試みました。すると、下段には確かに孫画面が表示されるのですが、上段は、親画面でなく子画面の内容に切り替わってしまいました。その結果、子画面と孫画面を見比べることは出来ても、親画面と子画面を同時に見比べることができないのです。
つまりPW-6800では、ジャンプは無限に行うことができますが、常に、上段にはひとつ前の画面が表示され、下段には最新の画面が表示されるというわけです。これですと、最初の親画面の中の例文にわからない単語が複数あった場合、ひとつの単語から孫ジャンプした後で、親画面上のもうひとつのわからない単語を調べたくても不可能です(もちろん[戻る]ボタンを何度か押せば、親画面に戻ることはできますが面倒です)。これでは、孫ジャンプしているうちに、初めの例文を見失ってしまいますので、不便だと感じました。
ちなみに、PW-6800のジャンプ機能はSR8000の参照機能と同様に、2画面が表示された状態では、上段画面の操作はできなくなります。
これなら、SR8000で画面設定を2画面にし、英英辞典を2冊同時に開いて使う方が、(参照機能とは違い上段も下段も操作の制限がないので、)親画面を残して孫画面を表示させ両方を見比べることもできるし、子画面を残して孫画面を表示させ両方を見比べることもできるので、ずっと便利だと思いました。
そもそも、PW-6800の液晶画面は上下幅が狭いので、2画面表示にした場合、上段には文字サイズ小の場合で4行、文字サイズ大の場合ですと2行しか表示されません。
したがって、2画面表示の上段画面はたいへん表示内容が少なく、下段画面の元の例文がやっと表示される程度で、2つの辞書を見比べているという実感がわきませんでした。
以上の結果、PW-6800のジャンプ機能は、私にとって全く満足のいく物ではなく、すっかりPW-6800への興味を失ってしまいました。PW-6800の発売を知ったときは、SR8000を買ったことを後悔しましたが、今日、SR8000の便利さを改めて実感したので、これからは大切にしたいと思います。
なお、以上は、ジャンプ機能を重視する私にとっての個人的な感想であり、使う人によっては特に不便を感じないかもしれません。またPW-6800には素晴らしい機能がたくさんあると思いますので、製品についての評価は様々だと思います。
これから電子辞書をご購入される方には、実際に店頭で商品を触って頂き、十分に評価をされたうえで、ご自身の目的に合った商品をお求めいただきたいと思います。
最後に・・・
当然ですが、以上のレポートは、取扱説明書も見ずに適当に操作した結果です。内容に誤りがあるかもしれませんので、ご注意願います。

>ぽうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月 9日(土)10時38分29秒

>早見ができない場面が多いように感じましたが、いじり倒していないからか
>もしれません。OALDも早見できるのでしょうか。できなかったような気
>がするのですが…。
PW-M670のほうですが,OALDの早見画面のスクリーンショットが以下のリンクに載っていますので,6800でも同様にできると思います(想像ですが)。PWシリーズは横の解像度はカシオやSIIの大画面液晶モデルと同じですが,縦が狭いので,SR-8000などを使っている人が乗り換えると見にくく感じると思います。早見機能をうまく使えばそれほどハンディは感じませんが,好みの問題かも。PWシリーズは奥行が短い(横長の筐体)ので,ペンケース等と同じような感覚で,ポーチやハンドバッグ等にも入れやすいというのはメリットです。

http://www.sharp.co.jp/products/pwm670/text/kensaku.html


↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月 9日(土)10時40分49秒

>6800もいまどこにいるのかわからず、いくつくらい例文を検索したのか不明瞭です。
SR-8000/8100のスクロールバーはとても便利なので他社製品が真似してもおかしくないのですが,これがついている機種はIC辞書ではほかにありません。同じセイコーさんの新機種(SR-9500,9200など)でもカットされていますし。こういう仕掛けは技術的に難しいのかな…。

>しんいちさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月 9日(土)10時58分31秒

>この場合、上段に親画面(英英辞典)が表示され、下段に子画面(英和辞典)が
>表示されますが、このとき、子画面の英和辞典には日本語による語義だけが表示
>され、例文が表示されておりません。しかし、英和辞典の中に[例]というマー
>クがあるので、例文を見ようと[例・解説]ボタンを押したところ、「この画面
>では例文を表示できません(←正確ではない)」と表示されてしまい、なんと例
>文を見ることができませんでした。このとき[検索・決定]ボタンを押すと英和
>辞典の例文が画面全体に表示されるのですが、もう、その時点では親画面(英英
>辞典)を見ることが出来ず、結局、親画面(英英辞典)と子画面(英和辞典)の
>例文を見比べることが出来ませんでした。SR8000の参照機能なら、上段に英英辞
>典を表示させたまま、下段に英和辞典の例文を表示させることが出来るので、そ
>れに比べるととても不便だと思いました。
PW-9000/9100のレビューでもこれを指摘したのですが,6800も同仕様になっているようですね。子画面を表示した状態で例文キーを押したら,その子画面が親画面に上がり,子画面には例文が出るようになると便利だと思います>メーカーさん
>つまりPW-6800では、ジャンプは無限に行うことができますが、常に、
>上段にはひとつ前の画面が表示され、下段には最新の画面が表示され
>るというわけです。これですと、最初の親画面の中の例文にわからな
>い単語が複数あった場合、ひとつの単語から孫ジャンプした後で、親
>画面上のもうひとつのわからない単語を調べたくても不可能です(も
>ちろん[戻る]ボタンを何度か押せば、親画面に戻ることはできます
>が面倒です)。これでは、孫ジャンプしているうちに、初めの例文を
>見失ってしまいますので、不便だと感じました。
6800のジャンプ機能は,9100という汎用モデル(英英なしモデル)のジャンプ機能の操作系をそのまま踏襲しているようなので,英英で分からない単語を英和にジャンプする,という(汎用モデルにはない,英語モデル特有の)用途でジャンプ機能を使った場合,不便な点がでてくるのかもしれません。汎用モデルでの用途なら,ジャンプするたびにジャンプ先と(1つ前の)ジャンプ元画面が並ぶ方式(一番最初の画面が出なくても)で全く問題ないのですから。汎用モデルと英英モデルでジャンプ機能への期待が違うという点は,私も全く思いもしませんでした。
SR-8000/8100はいわゆる「フルタイム2画面表示」ができますので,使いこなせばシャープさんのジャンプ機能よりも自由度が高くなります(上下ウィンドウの表示内容はユーザが自由に決められるのですから)。一方で,デフォールトが1画面表示であることからしても,どれぐらいの人が2画面表示を使いこなしているか,という問題もあります。
シャープさんの仕様は,ごくふつうのエントリーユーザでも2画面表示の快適さを堪能できるようにしているわけなので,パワーユーザ,それも,SR-8000/8100の二画面表示を使いこなしている人にとっては使いにくく感じるのだと思います。PWシリーズの2画面ジャンプは,SRシリーズの2画面表示を基準にして考えると物足りませんが,逆にSR-8000/8100を1画面の設定にしたものとくらべればPWのほうが使い勝手がよいと思います。
PW-9100が出たときは,ジャンプ機能に関するこういうコメントは(少なくともこの掲示板では)なかったので,英語専用機のほうがパワーユーザの比率が高い(=細かな機能への期待も高い)のかもしれませんね。

>ぽうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月10日(日)07時59分35秒

>6800はなぜ9ドット表示の機能がないのでしょうか。SR8000でも
>一覧性を重視して2画面のワイド表示で使っています。下位機種についてい
>る機能が上位機種にないってのは、SR9500,9200,950でもそ
>うでしたが(日本語ジャンプなど)、どういった理屈かわかりかねます。
9ドット表示は,PW-M670のような小さな液晶画面で2画面のジャンプ表示を実現させるためのものだと思います。つまり,IDF-2000EやSR-950と同じ解像度の液晶画面で2分割をしようと思うと,12ドットではとても使い物にならないので9ドットフォントをつけたのでしょう。一方,6800ぐらいの解像度があれば(PW-9100がそうであるように)12ドットフォントが最小でも致命的に見にくいということはないので,9ドットフォントを入れていないのだと思います。アルファベットはともかく,漢字を9ドットで出すというのはかなり字を簡略化しないといけませんので,日常的に9ドットで使うのはかなりきつそうです(HP-200LXというパームトップPCで恵理沙フォントという8ドットの漢字フォントがありましたが,常用する気にはなれなかったです)。ですから,M670の9ドットフォントはあくまでも緊急用?というか,OALDベースで使う人用なのかもしれません。PW-6800は画面解像度は従来機と同じですが,英数フォントをプロポーショナルにするなど,少しでも情報量を多くする工夫がされていることは評価できると思います。
>まだ670をいじっていないですが、例文検索が違った機能であることを期待したいです。
どうなんでしょう。同時期に出る機種は,同時期に併行して開発しているのでしょうから,操作系も同じような感じになりそうな気はします。
これから入試の監督です(^^;;

PW6800見てきました 投稿者:navyblue  投稿日: 2月11日(月)21時48分13秒

こんにちは。PW6800か、IC5000かで、色々とアドバイスをいただいたのですが、本日ヨドバシカメラ(梅田)でPW6800を見てきました。
他機種とそう比べたわけではないのですが、どうも「ぐっ」と来るものがないというか何というか。。。インクリメントは、少し処理が遅いような気がしました。また、行数が少ないこともあって、かなりスクロールしないといけないケースが多いと思うのですが、スクロール処理中に違うところで決定キーを押してしまったりと、慣れもあるかとは思いますが、パソコンになれていると、少しスローペースかなぁという気がしました。
あと、話題の例文検索も、確かに少し使いにくいかなと思いました。やはりOALDの例文を信頼のおけるものとして期待していたのですが、ビジネスレターなどからもかなりヒットしてしまい、スクロールも遅いこともあって、かなり使い勝手が悪いです。また、英文、和訳が一度にでてくるので、一例文で3〜4行のスペースを使ってしまいます(これは他機種はどうなのでしょうか)。
あと、(長くなってすみません)英和で「dictionary」を引こうと思い、「dic」まで引いたところで、「ディカプリオ」という候補まで出てきました(「アメリカの俳優」というコメント付で)。さすがに、最大収録数を誇ることだけあり、充実しているのやらどうやら。ますます、かえってジーニアスとかの方がいいかなと思い、PW-M670も候補に上がってしまいました。(同サイズのPW-M710を触ってみたのですが、以外と使いやすいかなと思いました)
今日は少し触っただけなので、適切でないコメントもあるかもしれませんが、今日は、場合によってはPW6800を買おうかなとも思っていたところ、すこしためらってしまいました。
ちなみに、ヨドバシでは28800円。IC5000は、2月15日発売で、29800円の予定とのことでした。
ではでは、今後ともよろしくお願いいたします。

>navyblueさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月12日(火)08時01分30秒

>か。。。インクリメントは、少し処理が遅いような気がしました。また、行数が少ない
>こともあって、かなりスクロールしないといけないケースが多いと思うのですが、スク
>ロール処理中に違うところで決定キーを押してしまったりと、慣れもあるかとは思いま
>すが、パソコンになれていると、少しスローペースかなぁという気がしました。
なるほど。PW-9100ではそれほど遅いとは感じないのですが,6800では遅くなったのかな…?
>ロールも遅いこともあって、かなり使い勝手が悪いです。また、英文、和訳が一度に
>でてくるので、一例文で3〜4行のスペースを使ってしまいます(これは他機種はどう
>なのでしょうか)。
SR-8000/8100も同じです。ただ,8000/8100は液晶解像度が高いのでそれほど見にくいとは思いません。XD-S8000は英和,和英の例文検索ができないので,一例文あたりのスペースもそれほどとりません。今回の新機種では,ソニーのDD-IC5000/7000の例文検索は,1例文あたり1行になっています。そのため,多くの例文が一覧できますが,1行におさまらないと途中で切れてしまうので,自分の入れたキーワードが文の後のほうにあると,一覧画面では見られません。
>あと、(長くなってすみません)英和で「dictionary」を引こうと思い、「dic」
>まで引いたところで、「ディカプリオ」という候補まで出てきました(「アメリカ
>の俳優」というコメント付で)。さすがに、最大収録数を誇ることだけあり、充実
>しているのやらどうやら。
グランドコンサイスは,現存の人名や地名,全米の(ほぼ?)すべての大学名(コミュニティーカレッジでさえも!)までも入っています。冊子体のGCは分厚くて重いので,常用すれば筋力トレーニングになりますが,これだけの分量を電子辞書で検索できるのはありがたいです。
>(同サイズのPW-M710を触ってみたのですが、以外と使いやすいかなと思いました)
M710は同ランクの機種の中では操作性もトップクラスです。ただ,しおり機能がワンキーで呼び出せない(入力画面でカーソルで選択する必要があり,最多で3回キーを押す必要がある(モードキー→下矢印キー→決定キー))のは何とかしてほしいですが,M670のキーアサインを見る限り,M710と同じみたいです。

PW-6800 投稿者:Jack  投稿日: 2月12日(火)14時11分24秒
先般、Sekkyさんにご推薦頂いたPW-6800購入しました。初めて電子辞書を購入しましたが、こんなに便利とは知りませんでした。国語辞書搭載の2nd用も早速検討したいと思います。
PW-6800現在使用していますが、文書を書くのにも非常に便利で、また、学習英英も使いやすく私の英語力にはぴったりです。ありがとうございました。この機種にはいろいろなご指摘があるようですが、初心者ということもあり、機能的な問題はありません。
ただ、ラバーキーはちょっと使いにくいですね。PCと同様に10本の指で使いたいのですが、いまいちしっくりきません。ストロークが長いのも影響していると思います。
これから、さらに英語力の向上に努めたいと思います。

M670 投稿者:あくあ  投稿日: 2月13日(水)13時24分47秒

> 関西なら,大阪の梅田に新しくできたヨドバシカメラがけっこう揃っていると思います。
> 東京と違い,発売日前日というわけには行きませんが,当日にはまず並んでいると思います。
Sekkyさん、重ね重ねありがとうございます。お店に直接電話して聞いてみたところ、おそらく23日に入るとのことでした。
販売予定価格は23800とのこと。ちなみに関西の別の量販店も1件聞いてみましたが、販売予定価格は全く同じでした。  > KK。さん
少々高くても実物を触って確認してから買うか、実物にさわらなくてちょっと入手が遅れても安い通販を取るか・・・ってことですね。
電子辞書初心者の私は今日(平日なのに街をうろつく時間があって)初めて6800に触ってきました。初心者ゆえ、使い勝手がどーのというほどのことはよくわからないのですが、「あーら、思ってたのより小さい!」というのが第一印象でした。・・・とういうことは、私が買おうとしている670はさらに小さいわけですよね。すごーい。電子辞書をメインの辞書として使う人には小さすぎて返って使い辛いんだろうなぁと思った次第です。(スミマセン、役に立たない感想で・・・。)

PW-6800 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月15日(金)07時52分32秒
↑ようやく入手しました。気づいたことをいくつかお知らせします。
・色:カタログでは分かりにくいですが,メタリックの水色です。SR-8100と同じような感じ(ちょっと6800のほうが淡い)です。8100の色も,この掲示板でも好みが分かれていましたので,6800もそうかもしれません。見た目を重視する人は通販で注文する前に実機を見たほうがいいと思います。
・筐体:色以外はPW-9100そっくりです。液晶パネルも9100のものを流用しているようで,「熟語」「異体字」のような6800では使われていないシンボルもついています(画面を濃くすると見えます)。
・キーボード:ストロークは9100と同じ深さですが,タッチが軽くなった気がします。
・フォント:カタログにあるように,プロポーショナルフォントを採用していますが,見やすいかどうかは好みが分かれると思います。パソコンのワープロソフトのように24ドットなり48ドットなりのフォントであれば,プロポーショナルは見やすいと思いますが,電子辞書の場合,12ドット(最大でも16ドット)なので,とくに幅の狭い文字(小文字のiなど)は他の文字に圧迫されて非常に見にくいです。とくに,iとlの区別がつきにくいのは難点です。
・キー配列:9100と基本的に同じですが,液晶画面横のキーが少し変わり,9100のズームキーの位置にスクロールキーがきて,9100のスクロールキーの位置に単語帳登録キーがあります。そのため,9100の感覚でスクロールをしようとすると,単語帳に登録されてしまい,ちょっと違和感があります。両方並行して使う人は少ないでしょうが,同機能のキーの位置が違うと非常に違和感があります。これは,SR-8100と他の新SRシリーズのジャンプキーなどもそうなのですが。
・コンテンツ:これはカタログ通りなので特に言うことはありません。グランドコンサイスは語数が多いのですが,リーダーズにくらべると1語あたりの記述量が少ないです。とくに,百科語の語義以外の補足情報や語源記述などはかなり弱いです。また,カタカナ語等でもリーダーズは極力日本語の訳語も提示しようと努めていますが,グランドコンサイスはただカタカナ読みのままで済ませていることもよくあります。これだけでも,6800はプロの人たち御用達のSR-9200をリプレイスするものではないことが分かります。
・コンテンツの分量のせいか,処理速度が心持ち遅くなったような気がします。とくにグランドコンサイスで候補語が膨大なスペルパターンでインクリメントするとき(sta...のように)や,複数文字ワイルドを使ったときは顕著です。PW-9100はSR-9500や9200とくらべればはるかにキビキビしていましたが,6800は9200よりちょっと速いぐらいです。スクロールスピードも,とくに英英の時はかなりもたつきます。PW-8000以降,シャープの機種はキビキビ動くという印象がありましたが,6800にはあまり期待しないほうがいいと思います。
・グランドコンサイスとOALDは同じ英語系辞書でも操作系がかなり違います。GCでは,切替キーひとつで,ある単語のエントリーの中に入っているイディオムや複合語だけが一覧できますが,OALDではイディオムなどを分離して表示することはできません。例文についても同じで,GCでは例文キーを押すと例文が下画面に出ますが,OALDは語義と一緒に出てきます。これはシャープに限ったことではなく,他社製品の英英搭載機も同じですが…。
・例文検索:シャープ製品では初の機能なので仕方ないかもしれませんが,色々不満があります。
→日本語キーワードの例文検索は業界初なので期待していましたが,がっかりです。というより,これは「例文検索」ではありません。単に,そのキーワードの和英なり,英文レター辞典なりのエントリーに入っている例文をいっぺんに表示しているだけです。たとえば,「ひつじ」をキーにして例文検索をしても,a flock of sheep(羊の群れ)というジーニアス和英の例文は出てきません。この例文は(「ひつじ」でなく)「むれ」というエントリーの中の用例なので,たとえ「ひつじ」が使われていても検索されないのです。言いかえれば,6800の例文検索で日本語キーワードを入れるのと,和英辞典モードで同じキーワードを入れて検索し,用例キーで見るのと結果は同じなわけです。もちろん,英単語をキーにする例文検索は他社製品と同様の仕様なので問題ありませんが,(上記の理由で使い物にならない)日本語キーワードの入力ボックスがデフォールトなので,(しょっちゅう使う)英単語での例文検索をする都度,いちいちカーソルを動かさないといけません。
→英単語を用いた例文検索では,ハイフンでつながれた語(e-mailなど)の扱いに,OALDとそれ以外(GCや手紙用例辞典,ジーニアス和英)で違いがあります。OALDではハイフンの前とあとを分けて,別々のボックスに入れる必要があります。つまり,eをspelling1に,mailをspelling 2に入れる必要があります(逆でもいいですが)。一方,GCやジーニアス和英では,emailのように続けて(ボックスを分けないで)入れないと検索できません。これは混乱しますので改善が望まれます。
→以前に掲示板でも話題になりましたが,6800ではOALDの例文が最後に出ますのでスクロールが面倒です。ちなみに,「・」がついているのが英文手紙,類語辞典の例文,「¶」がついているのがGC,ジーニアス和英,「○」のついているのがOALDの例文です。
・スーパージャンプ:9100と操作は同じですが,英単語にしかジャンプできません。また,ジャンプ先語は複数選択できない(1語ずつしかできない)ので,複合語にジャンプするときは困ります。キヤノンのIDFシリーズのように,反転カーソルを伸ばせば複合語にもジャンプできるといいと思います。
→ジャンプ先辞書の選択リストが,英英→英和 の順で固定されていますが,これは不便です。設定画面で優先順位を変更できるといいのですが。
・類語辞典:単に類語を羅列したのでなく,使い分けを説明してあるのはいいのですが,収録語数がわずか数千語というのは,GCやOALDを使うような英語のパワーユーザにとってはとても使い物にならない語数です。
・単語帳:9100に準じていますが,例文検索で出た例文も記憶できます(SR-8100の例文コレクションのようなもの)
・早見機能:OALDのような各エントリーあたりの記述量が膨大なコンテンツではありがたみが分かります。しかも,6800にはジョグダイヤルこそありませんが,早見機能に加え,ボタン1つで自動スクロールする機能があります。これに慣れてしまうと,他社のOALD搭載機など使う気がしなくなります。
★前にも書いたように,PW-6800はSR-9200の対抗機とは言えません。貧弱なthesaurus,国語系コンテンツがない,キーボードまわりの貧弱さなどを考えると,プロの人の期待には応えられないかもしれません。しかし,一般の人で語数の多い英和が欲しい人や英語系の学生には最適だと思います。
とりいそぎのレビューですが,購入を考えている人等で何かご質問がありましたらお寄せください。

PW-6800入手しました 投稿者:(み)  投稿日: 2月16日(土)13時41分57秒

こんにちは。こちらで教えていただいた通販に注文して、今日入手しました。入金から1週間くらいかかりまして、かなり出遅れましたが安さには代えられません(笑)。お店の対応もとてもよかったので、1日も早く欲しい! というのでない方にはおすすめです。以下、使用感を書きますが初めて電子辞書というものを買った初心者のヨタです。
全体に満足しています。あまり評判の良くない類語辞書ですが、私程度の英語力&英語必要度(切実な仕事等ではなくただの趣味)の者には、洋書を読んでいて「この単語の意味はさっき引いたあの単語と、日本語にしたら結局一緒じゃない?」という時にさっと引いて、「ふーん」と思うのにとても便利です。積極的に「この単語の類語は?」というより、実際目の前にある2つの単語の「使い分けってどうなの?」という使途に向いているのかもしれません。
インクリメントは、買う前は絶対必要だと思っていたのですが、実際にはそれほどいらんのかも…という気もしました。SR-8100等でなぜ採用されてないのか、わかったような気も…。洋書を読みつつ辞書を引く時って、目は本にやったままバーッと打ち込んでしまうので、途中で候補を出されてもあまりありがたみがないですね。極端にキーボードに慣れてないとかだと、良いのかもしれませんが。普通の人なら打った方が早いかも。
例文検索、私のレベルだと英和辞書のが先頭でもまあ良いですが、確かにせめてどれが先頭に来るかくらいは設定できた方が良いですよね。思うのですが、スーパージャンプ時には「検索」のかわりに各辞書キーを押してその辞書でのみ引けるという機能、あれを例文検索にもつければいいんじゃないでしょうか(2段階の操作になってしまいますが)。あと、ボックスのデフォルトが日本語なのは不便だと、私レベルでさえ思いました。
数字キー、早見キー、タブ(検索結果を見る時)は予想どおり大変便利です。ただ引く時は「見出し語」と「成文」をタブで切り替えるのは不便ですね。ためしに「成文」で、spelling 1にのみ単語を入れて「見出し語」のように引けないか試しましたが、ダメでした。この区別をなくして、「見出し語」モードに単語ボックスを3コくらい作り、1語で引きたい時はspelling 1ボックスのみ使用、複合語の時は1〜3で、みたいにできないのかな…?
意外? に便利さを実感したのは、しおりキーでした。一発押しで履歴が見られるのはとても便利です。購入前は単語帳を使うだろうと思っていたのですが、しおりキーである程度その用途を兼ねてしまっています。
こんな感じです。かなり放言してしまいましたが、購入を検討している方の参考になれば幸いです。初心者の率直な使用感で、どなたがお尋ねになりたいことがあればまた書き込みます。

>(み)さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月16日(土)14時23分06秒

やはり通販は安いようですね。
>とても便利です。積極的に「この単語の類語は?」というより、実際目の前にある
>2つの単語の「使い分けってどうなの?」という使途に向いているのかもしれません。
たしかに。類語辞典をしょっちゅう使う人には向かないでしょうが,基本単語の知識の整理という点では使いやすいかもしれません。個人的には,この掲示板にもよくいらっしゃる宮川さんをはじめ,英語のプロとしてご活躍の方が6800の類語辞典をどう評価されるか興味がありますが(^^)
>インクリメントは、買う前は絶対必要だと思っていたのですが、実際にはそれほど
>いらんのかも…という気もしました。SR-8100等でなぜ採用されてないのか、わかっ
>たような気も…。洋書を読みつつ辞書を引く時って、目は本にやったままバーッと
>打ち込んでしまうので、途中で候補を出されてもあまりありがたみがないですね。
>極端にキーボードに慣れてないとかだと、良いのかもしれませんが。普通の人なら
>打った方が早いかも。
私はインクリメントのない頃から電子辞書を使っていたので,なくてもあってもあまり関係ありませんが,キーボードが苦手な人にとっては,キーを押す都度目の前で候補語が絞り込まれるというのは精神的安心感?があるのかも(笑) 訳キーを押さないとスペルが正しいかどうか分からないというよりはいいのかもしれません。インクリメントがいらないという人でも,ついていて損はしないのでしょうけど,セイコーさんのSRシリーズのように処理速度が遅くなってしまうとストレスがたまるのかもしれません。今度のカシオさんの新製品は設定でインクリメントのON/OFFができるようです。
>その辞書でのみ引けるという機能、あれを例文検索にもつければいいんじゃない
>でしょうか(2段階の操作になってしまいますが)。
同感です。例文検索はヒットが多くなるので,最初に辞書を選んで絞り込んだほうがいいと思います。これは技術的にはそれほど難しくない気がするので,次期機種ではお願いしたいです>メーカーさん
>ただ引く時は「見出し語」と「成文」をタブで切り替えるのは不便ですね。
>ためしに「成文」で、spelling 1にのみ単語を入れて「見出し語」のよう
>に引けないか試しましたが、ダメでした。
成句検索モードにすると,入力した語が含まれる成句のみを拾ってくるので,通常のように見出し語を引くことはできません。
>この区別をなくして、「見出し語」
>モードに単語ボックスを3コくらい作り、1語で引きたい時はspelling 1
>ボックスのみ使用、複合語の時は1〜3で、みたいにできないのかな…?
そう思います。(以降はちょっとマニアックですが)もっとも,常に入力ボックスが3個も出ているのは目障りなので,ボックスは一つにして,複数の語を入れるときは間に「&」(でも何でもいいですが)を入れて検索できるようにするといいと思います。そして,入力語が1語なら通常の見出し語検索+その語が含まれる成句を検索し,2語以上なら成句のみを検索するようにすればいいと思います。つまり,現行の見出し語検索と成句検索を統合するわけです。むかしのソニーさんのDD-ICシリーズ(IC100)はこういう仕様でした。普通に単語を入れると見出し語検索で,単語の後に「+」をつけると成句検索に切り替わりました。そのため,frontでひくと見出し語検索でfrontが検索され,front+とやるとfrontが使われている成句(in front ofなど)が出ます。また,in+ front+でinとfrontの両方が使われている成句が出ます。この操作系はとても便利だったのですが,初心者には「成句検索モード」という独立したモードがあったほうが分かりやすいみた

PW-6800の類語辞典 投稿者:宮川美尊  投稿日: 2月16日(土)15時34分41秒

>たしかに。類語辞典をしょっちゅう使う人には向かないでしょうが,基本単語の知識の整理という点では使いやすいかもしれません。
この辞典の「英語類語使い分け辞典」は、なかなかよく出来ていると思います。例えば、読みに「笑う」と入れると、いろいろな「笑う」意味によって、英語が紹介されています。手っ取り早く見たい人には良いのでは。
XD-S3000は laugh を入れると、あまりにも少ない紹介例です。一方SR8100でlaugh を入れると、ものすごく多くの例が出てきますので、該当リストの英語の意味が理解出来ないと、引きようがありません。
同時通訳とか逐次通訳をしている最中、とっさに見たい単語を類語辞典を調べたいと仮定すれば(私は見たことは無い、というより、瞬間に類語を確かめる余裕はありませんが)PW-6800の類語辞典はわかり易いのでは。
翻訳とか、レポートを書く場合には、これも良いし、SR8100もよいと思っています。不勉強のため、私はあまり類語辞典を引かないので、偉そうなことはいえませんが。
辞典とは関係ないかも知れませんが、英語の小説や、読み物を沢山読んでいくうちに、何となく、類語辞典の説明と同じ様な物が、頭の中に構成されていくのではないか、と思っています。

PW-6800の細かな点 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月16日(土)15時38分28秒

使っていて気づいたのですが,PW-6800は細かな点で辞書間の仕様差があります。昨日お話ししたハイフンでつなぐ語を例文検索するときの違いもそうですが,他にもあります。
・例文検索の変化形での対応:グランドコンサイスとジーニアス和英の例文は,変化形もいっぺんに検索されます。たとえば,dogをキーにして検索すると,dogsが含まれている例文も検索されます。逆に,dogsをキーにしたらdogsしか出てきません。ただし,他の辞書(OALD,レター,類語)では変化形に対応していません。そのため,dogをキーにすると,GCやジーニアス和英と違い,OALD等のdogsが入っている例文は検索できません。これだけでも混乱しますが,きわめつけは,GCやジーニアス和英でも,不規則変化形には対応していないということです。たとえば,goとschoolをキーにすると,GCやジーニアス和英では,goingが含まれているのは一緒に出てきますが,wentはだめです。それどころか,goesのような音声的要因による規則変化スペルのバリエーションもダメ(goをキーにするとgoesはでてこない)です。
たしかに,一部辞書とはいえ,変化形にも対応したということは素晴らしいと思いますが,それが逆に上記のような微妙な仕様の差を生み出すならば,ちょっと考えものです。それぐらいなら,最初から他社製品のように入力スペルそのものが含まれる例文検索にする(変化形は一切出ない)ほうがすっきりしていていいのでは,と素人考えでは思ってしまいます。
ほかにも,単語帳はアルファベット順にソートされるのに,なぜか例文検索でヒットした例文を単語帳に登録すると,入力順になる(ソートされない)など,微妙な違いがあります。細かなことですけど(^^;;

>navyblueさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月18日(月)09時08分09秒

>ますが、これを「解像度」と理解するには注意が必要です。ディスプレイの表示能力なの
>か、元々のフォントがそうなのか、あまりにも文字が荒すぎます。カタログの写真では明
>らかに異なります。
DD-IC5000/7000の5インチという液晶サイズは,解像度が現行機種最大のカシオXDシリーズやSIIのSRシリーズよりも大きいです。画面サイズが大きくて解像度が低いということは,1ドットあたりの大きさが大きくなるわけで,荒くみえます。ソニーも,カシオ,SIIも,フォントサイズ(12ドット)は同じなので,荒さも同じなのですが,DD-IC7000/5000の液晶はドットサイズが大きいので荒さが目立つのでしょう。
>用例が改行無く出てくることも、見苦しさに拍車をかけています。
これも電子ブックプレーヤーの頃からの仕様を引きずっているのでしょう。たしかに他社製品のように用例を分離させるとインデックスの容量が大きくなるのでメモリを食うからかもしれませんが…。
>こういった場で、あまり個人的な意見を書くことは適当ではないかもしれませんし、
いえいえ,客観的なスペックはカタログを見れば分かりますから,こういう場では(善意でのコメントであれば)個人の印象などもご遠慮なくどうぞ(^^) もちろん,主観ですから人によっては全く逆に思う人もいると思います。前もありましたが,SR-8100の水色がとてもいい,という人もいれば,きつすぎる,という人もいて,それぞれの見解を知ることができるわけですから,色にこだわる人は実機を自分の目で確かめて決めよう,と慎重になれるわけです。同様に,ソニーさんの新製品の画面の見やすさについても賛否両論あるかもしれませんが,賛否両論があるということを購入予定のユーザさんが認識できるだけでも大きいと思います。
>さすがに、デザインは良くできています。薄さやキーのタッチも申し分無いと思います
デザインはさすがソニーさんです。カタログの表紙の写真などは,ぱっと見たら新型のモバイルVAIOか,と思ってしまいます(^^) 若い人,それも「かわいい系」のデザインを求める人には違和感があるかもしれませんが,最近の電子辞書がカラフルになっていく中で,IC-5000/7000はビジネスマン受けしそうな筐体です。液晶画面の解像度には問題がありますが,それでも今回のモデルチェンジでカーソルキーの配置を他社製品のようにあわせて使いやすくしたり,あのジョグダイヤルをまともに使えるように配置したなど,評価できる改善点が多いのも事実です。
>それでも、Sekkyさんはじめ、皆さんが指摘されているように、欠点も多く、
6800は例文検索等の付加機能でこなれていない面もありますが,これはシャープさんにとっては初の機能なので仕方ないでしょう。セイコーさんのプレビューにせよ,カシオさんのスライドキーボードにせよ,「はじめて」の機能はいろいろ言いたいこともでてきます。
重要なことは,6800は9100の操作性のよさをそのまま引き継いでいるということです。早見機能や単語帳の便利さは,6800のレビューではあまりふれていません(9100ですでに実現されているので)が,これらの機能は他社製品にはないという点で,6800は何だかんだ言っても使いやすい電子辞書の一つであると言えます。
現行電子辞書の中には,素振りやノックの練習もまだまだ不足しているのに,甲子園に出てなぜかまぐれで勝ち進んでしまうような機種もあります。もちろん,基礎的な技能が未完成でも,その場の勢いや応援のおかげで勝ち進むことはあっていいのでしょうが,甲子園の常連に名を連ねるような強豪校は,例外なく基礎練習に力を入れています。
シャープさんの機種は,「単語を快適に検索する」という,いわば電子辞書の素振りやノックに相当する基礎体力をじっくりと鍛え上げています。これは地味なことでしょうが,長い目で見れば応援団の力量や天候といった周囲の環境に影響されずに試合に勝ち進んでいける力を持っていると思います。
>また、厚さやもったりとしたデザインも、あまり好きではありません。
他社製品がどんどんおしゃれになっている中で,シャープさんの筐体は昔とそれほど変わっていません。ただ,他社製品が薄型化をめざしていく中で,PWシリーズの分厚いフタは耐久性の向上に何らかの効果があるのかもしれません。私個人としては,デザインが野暮ったくても,おしゃれな機種より耐久性が高いのであれば(PWシリーズの耐久性に関してはデータがないので分かりませんが)それでいいという気はします。
>リーダーズクラスの英和は必須と思っているのですが、
IC5000は何だかんだ言ってもコンテンツバランスは秀逸です。やはり英語を重視する人も国語系コンテンツは必要の人が多いので,IC5000はXD-S8000の上級バージョンとしてけっこう売れるのでは?

PW-M670を予約しちゃいました(単語帳機能はないけれど) 投稿者:あくあ  投稿日: 2月18日(月)21時01分52秒

先日来、Sekkyさんや宮川さんに「大阪のヨドバシカメラなら発売日に入りますよ」と教えていただいたりしていたのですが、結局オンラインショッピングで購入することに決め、予約しました。手元に届くのは3月に入ってからになりそうですが、ヨドバシに行けるかどうかわからないのと、なんといっても安い!というのがその理由です。実物を見て(触って)多少気に入らないところもあるかもしれませんが、コンテンツからいって、今の私の目的にあったのはこれ!というのははっきりしていましたので。こうやって決められたのもこちらの掲示板のおかげです。ありがとうございました。
ところで・・・>ayumiさん
私は今度はじめて電子辞書を使う(買う)のですが、ほんとは単語帳機能が付いたのがほしかったんです。コンテンツを最優先して機種を選んだのでPW-M670に決めましたが・・・。電子辞書の購入を思いつく前、通勤電車の中で「紙」の単語カードをめくってたらカッコ悪いかしらん・・・とかなり本気で考えていたので、電子辞書に単語帳機能が付いていたらほんとにありがたいのですが。(結局単語帳機能のないものを購入するので、紙の単語カードもやっぱり必要か・・・。いまどきは学生も単語カードって使わないのでしょうか???)PW-M670などは特にコンテンツからいって、学生をターゲットにしてそうなのに、どうして単語帳機能がないのか私も不思議に思っています。

PW-6800のスクロール 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月22日(金)09時27分05秒

以前に,PW-6800はPW-9100よりもインクリメントやワイルドカード検索の動作が遅いと書いた気がしますが,スクロールのスピードは(行スクロール,画面スクロールとも)9100よりも明らかに上がっています。ジーニアス和英で同じ単語を引いてくらべてみると,その違いは明らかです。これだけ違うなら,メーカーさんもカタログやニュースリリース等でPRすればいいのに,という気もしますが(^^) 今度出るPW-M670も期待できるかもしれません。たしか23日発売なので,首都圏ならもう店頭に並んでいるかもしれません。どなたかごらんになった方がいらっしゃいましたらインプレッションを教えてください。
>おきちゃんさん
本州へ行く機会があればそちらで購入するのが一番安上がりですが,通販ならヨドバシドットコムが全国送料無料です。ヨドバシの店頭価格と同じなので,通販ならではの割安感はありませんが,他の通販だと送料が1000円近くかかりますし,多少時間がかかります。ヨドバシのなら,在庫があればほぼ即日発送できるみたいです。ポイントカードがあればポイントも使えますので,場合によっては他の通販より安いかもしれません。

PW-M670買いました 投稿者:navyblue  投稿日: 2月22日(金)14時25分10秒

こんにちは。
PW-6800、DD-IC5000と、色々迷ったのですが、結局リーダーズクラスの辞書はあきらめ、PW-M670を本日、購入いたしました。(今はビックなんばのパソコンコーナーからの投稿です。。。)
ヨドバシ梅田、ビックなんばで、いずれも23,800円です。ヨドバシでは、デモ機が出てました。
また、インプレ報告させていただきます。
ではでは

PW-M670 投稿者:宮川美尊  投稿日: 2月22日(金)21時07分05秒

文字サイズは三段階です。PW-6800の画面の文字の大きさは、この辞書の2番目の大きさの文字です。6800の「大」の字がこの辞書の3番目の大きさです。1番目の文字の大きさについては、電子辞書でこんなに小さな文字を見たことがありませんでした。
例文検索は、メニューキーを押し、画面の「例文検索」で決定キーを押します。child, schoolを入れると、ジーニアスの例文、OALDの例文と続きます。OALDの例文は6800とまったく同じです。(当たり前か...)
その他の機能は、6800と同じです。

PW-M670報告 投稿者:navyblue  投稿日: 2月22日(金)22時22分52秒

少し使ってみての印象ですが、まずまずの満足です。
フォントは、宮川さんのコメントにもあるように3段階なのですが、一番小さいフォントは、さすがに使えないだろうとおもっていたところ、これが結構見やすいのです。英語はまったく問題はなく、日本語も綺麗に出ているので、ハード的にはまったく問題はないと思います。ただ、小さい文字は、さすがに目に負担がかかるのか、少し疲れました。
10年近くザウルスを使いつづけているのですが、やはり本機のフォントを見ても、シャープのオリジナルフォントの秀逸さは印象に残ります。
その他、これも特にあってもなぁと思っていたオープニング画面。簡単なものばかりなのですが、これが結構ためになって、おもしろいです。
また、サイズも小さく、持った感じも、かなり軽いです。
あまり、機能的な部分でのコメントではないので、参考にならないかもしれないですが、やはり電子辞書は、毎日使うもの。これだけ機種が多ければ、何に重点を置くかですが、持ち歩きに最適な大きさ、重さで、今回はまずまずの買物だったかなと思います。

PW-M670買いました。 投稿者:KK。  投稿日: 2月23日(土)00時10分19秒

先日、PW-M670についてアドバイスを頂いたKK。です。
本日、新宿のS店にてPW-M670を購入しました。色は青です。はじめピンクでも良いかなっと思ったんですけどピンクは液晶の裏側のデザインがハデハデだったので止めました。電子辞書はこの機種が初めてなので、多機種と比較できませんがゴムキーも使いにくいものではなく、重量も軽く、ストラップが付けられるので、持ち歩き派には嬉しい仕様です。
Sekkyさん、ありがとうございました。

PW-M670 投稿者:かきくえ  投稿日: 2月23日(土)00時47分53秒

現物を触ってから購入しようと思っていましたが、先日ヨドバシドットコムに注文してしまいました。すると次の日、PW-M670は調整中になり、さらに次の日にリストから消えてしまいました。理由は分からないのですが、現物の不足かと勘ぐってしまいました。
でも先ほど発送完了のメールが入ったので、明日にでも到着しそうです。小さな英英辞書を探していた自分としては選択肢がわずかなので、多少の不満があってもがまんするつもりです。Canonの2000Eの例文検索付きが出ないかなぁと淡い期待もあったのですが・・。到着までみなさんのレビューを楽しみにしています。
自分も感想を書いていいでしょうか?

PW−6800届きました 投稿者:けい。  投稿日: 2月23日(土)02時52分01秒

 えーと、とりあえず大学に関する情報を。
 残念ながら慶応の法学部は落ちてしまいましたので、ICUに進学することになりました。
 とはいえ慶応と第一志望を争っていたくらい行きたい大学ですので、これからがとても楽しみです。今日届いた電子辞書をパートナーにがんばっていきたいと思います。
 さて、インプレッションなのですが、ぼくにはみなさんが仰っているような機能的なことは一切書けません。選ぶときにあれだけこだわっておいて申し訳ないのですが、はっきり言ってとりあえず「便利だ」しか言えません。
 スーパージャンプ、どの機種にでもついている機能なのですが、初めて電子辞書を使うものとしては大変感動しています。これから使い込み、使いなれていくうちにいろいろわかってくると思います。早くよりよい使い方を身体で覚えたいです。
 さて、今日のところはこのへんで・・・
 あ、そうそう早稲田はICUが受かったので敵前逃亡しました。
 世界史がムズカシすぎて受かる自信なかったし・・・おかげで宿代がうきました。
 またお邪魔します。

>navyblueさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月23日(土)08時42分13秒

>フォントは、宮川さんのコメントにもあるように3段階なのですが、一番小さいフォント
>は、さすがに使えないだろうとおもっていたところ、これが結構見やすいのです。英語
>はまったく問題はなく、日本語も綺麗に出ているので、ハード的にはまったく問題はな
>いと思います。ただ、小さい文字は、さすがに目に負担がかかるのか、少し疲れました。
>10年近くザウルスを使いつづけているのですが、やはり本機のフォントを見ても、シャー
>プのオリジナルフォントの秀逸さは印象に残ります。
9ドットフォント搭載というのは,何気ないことのようですが,単に12ドットのフォントを機械的に縮小するわけにはいかないので,かなりの労力がかかっていると思います。ザウルスのオリジナルフォントで培った(鍛えられた?)ノウハウを持っているシャープさんならではでしょう。
9ドットの日本語表示はおまけ程度かと思っていましたが,きれいに出ているのは驚きです。目が疲れるでしょうが,フォントサイズはワンタッチで切りかえできるので,多義語などは9ドットで表示させ,普通の語は12ドットにして使うなど,工夫できると思います。
>その他、これも特にあってもなぁと思っていたオープニング画面。簡単なもの
>ばかりなのですが、これが結構ためになって、おもしろいです。
これは設定か何かでON/OFFの切り替えができるのでしょうか?

私もPW-M670入手しました。 投稿者:あくあ  投稿日: 2月23日(土)12時43分30秒

先日、オンラインショッピング(楽天)で申し込んで、手元に届くのは3月になるだろうと言われていたのですが、昨日「本日発送」のメールがあり、本日朝10時まえに届きました!結局「物を触ってから」じゃないことを除けば早くて安い買物をすることができ、いいことだらけの結果となりました。
すみません・・・電子辞書そのものと関係のないことを書いてしまいました。
電子辞書初心者としては、とにかくこの小さくて軽いものの中にそれだけのものが詰まっているというだけで感激しています。通勤電車内で使うことを目的に買いましたので、月曜日以降実際に通勤電車内で使って、また報告させていただこうと思います。
とにかく、思っていたよりも早く手にすることができたことが今はうれしくって、意味のない書きこみでごめんなさい・・・。

PW-M670オープニング画面 投稿者:navyblue  投稿日: 2月23日(土)22時34分00秒

Sekkyさんへ。

>>その他、これも特にあってもなぁと思っていたオープニング画面。簡単なもの
>>ばかりなのですが、これが結構ためになって、おもしろいです。

>これは設定か何かでON/OFFの切り替えができるのでしょうか?

もちろん可能です。
設定は、「ひとこと英会話」「占い」「表示なし」「デモ(商品紹介)」からの選択です。
「英会話」などのオープニング画面を設定していても、オフの状態から電源キーを押さずに、機能キー(「英英」「英和」など)を押すと、オープニング画面は出ずに、該当画面が出ますので、急ぐ場合にも不便はありません。

とりあえず、御参考まで。

PW-6800使ってます 投稿者:テニス人  投稿日: 2月24日(日)15時04分57秒

はじめまして。現在、PW-6800を使ってますが、大変気に入っています。10年ほどの自分の電子辞書使用歴を振り返ってみて、これが一番だと思います。シャープのはセイコーと比べて表示スピードがはやく、一文字入力するごとに候補が素早く絞り込まれ(セイコーはここでもたつくのが気になっていたので一年ほど使用した後、母親にあげた[笑])、単語の登録も一度のボタン操作で出来るところなどがよいと思います。ただ、類語辞書がしょぼいところは難点ですが、英語を書くときにはパソコンに向かっているわけで、類語辞書はパソコンにちゃんとしたのが入っていれば問題ないわけです。さくらさんは留学するようですが、あまり携帯電子辞書には期待せず、ノートパソコン上で使用する辞書を充実させるのもいい方法だと思います。アメリカの大学図書館では、たいてい自分のノートパソコンを使用して勉強できます。書くときはもちろん、読むときもパソコンを使うことが多いでしょう。携帯電子辞書は、教室やキャンパスの芝生の上や近所のコーヒーショップなど、コンセントの使えないところでしか使わなくなると思いますよ。そこでオススメは、ロボワード版のロングマン英英とリーダーズ英和+プラスです。ロングマンは単語の発音もしてくれますヨ。あと、英語を書くための辞書として研究社の英語活用大辞典のCD-ROMもありますが、たぶんアメリカではリーディングアサインメントに時間をとられ、いざ書くとなると自分のボキャブラリーで殴り書きすることが多く(たぶん)、活用大辞典まで調べる時間的余裕はなくなることが予想されます(笑)

PW-M670レビュー 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月24日(日)19時36分39秒

PW-M670ですが,沖縄にしては珍しくもう売っていました。以下に簡単にレビューしますが,総合的に見ると,春モデルのラインナップの中では,他社製品を含めてもトップクラスの製品に仕上がっています。
筐体:ブルーモデルは,SR-9500に近い色合いです(ちょっと9500よりも濃い青です)。オールプラスチックで,しかも青色なので,キヤノンのIDF-2000Eにくらべると安っぽい感じはします。しかし,考えてみれば,2年前のSR-8000のような英語専用機が名刺ケースサイズになったというのは驚異的なことです。
9ドットフォント:おまけだと思っていたのですが,これが結構見やすいです。PDA用に開発したらしい,シャープ独自のLCフォントというものを採用しています。コンテンツにもよりますが,12ドットよりも2〜3行ぐらい表示行数が増えます。驚いたのは,9ドットにすると,OALDでは「業界最大」の5インチ液晶を採用している,ソニーのDD-IC5000とほぼ同等の情報量が表示できるということです。IC5000は持っていませんので,ソニーのカタログにある数少ないOALDのスクリーンショット(advancedという語をひいた画面)で比較してみました。IC5000のスクリーンショットにある3番目の語義まで(例文ははみ出てしまいますが)きちんとM670でも1画面で表示されます。IC5000と違い,例文や語義の区切りごとに改行が入っているのにです。それどころか,大画面液晶のPW-6800とくらべても2行ぐらいしか差はありません。6800には9ドットのフォントがないからなのですが。
M670は,9ドットフォントだけでも十分購入する価値はあります。今までのように,小型軽量機は解像度が低い,という認識は改めなければなりません。解像度が低いどころか,他に9ドットフォントの搭載機がない現在では,大画面液晶のモデルとくらべても遜色のない情報量です。しかも,LCフォントはシャープさん独自のものなので,他社がそう簡単に追従してくるとも思いにくいです。前にも書いたように,12ドットを9ドットにするのは,単に機械的にドットを削ればいいわけではありません。そんなことをしたら見にくくてたまりませんから,LCフォントのように1から開発する必要があるわけです。
コンテンツ:これはカタログの通りです。G3搭載自体はカシオやセイコーももうすぐ出してくるので珍しくはありませんが,G3搭載機では業界最小サイズであるというのは隠れたウリです。前にも書きましたが,G3でWorld Trade Centerをひくと,ちゃんと「…2001年9月のテロにより主要なビルは崩壊」と出ているぐらい,できたてほやほやの辞書です。あと,ジーニアス和英は旧版(G2)を元に作っているので,どうしてもG2独自の記述(動作動詞,状態動詞の区別や各種用法表記など)が必要なら,和英モードでその単語の日本語訳を検索すれば用が足ります。
英会話集は,意外と役立ちます。基本表現編,場面攻略編に分かれていて,基本表現編は機能別に(言語学のことばでいうと,スピーチアクトごとに)なっていて,場面攻略編は旅行会話集のような場面ごとになっています。初級向けかと思ったら,かなり高度な会話例も載っているので,英語をふだん仕事で使っている人も一見の価値ありです。
基本機能:PW-9100の基本機能はすべて引き継いでいます。インクリメントサーチはもちろん,2画面表示のスーパージャンプ(英単語のみですが),早見機能,ワイルドカード検索等,9100とほぼ同等です。※一部仕様の違いがあります。後述。
例文検索:PW-6800と同様の例文検索が備わっています。ただし,いっぺんに表示されるキャパシティーが150文(6800は500文)です。
付加機能:世界時計がつきました。フルコンテンツ機種で時計付きは業界初だと思います。読書に没頭しているときなど,電子辞書に時計がついていると結構便利です。もっとも,おまけみたいなので仕様に不満はあります。後述。
その他,オープニングで占いを表示したり,英会話のフレーズを表示したりもできます。英会話はともかく,占いは子供だましに等しいです。後述。
あまりほめてばかりでもレビューになりませんので,気になった点をいくつか(^^)
9ドットフォント:9ドットフォントは便利ですが,たとえば入力画面(インクリメント表示の画面)では,9ドットでも,12ドットでも文字の大きさが違うだけで情報量は変わりません。辞書タイトルの16ドットが大きすぎるので,これを12ドットにすれば,9ドットフォントでも1行ぐらいは余分に表示できるはずです。
例文検索:検索リミットが150文というのは,OALD,ジーニアスという例文数がウリの辞書の検索機能としては少なすぎます。また,搭載の英会話集は例文がとても多い(合計で約5000例文)ので,これも例文検索機能でヒットすると,口語の例が多くなりよかったのに,と思います。
成句検索:これは6800もそうなのですが,成句検索が英和と英英で別モードになっている(英英で成句検索をすると,英和の成句がヒットしない,その逆も同じ)のは不便です。SR-8000/8100やソニーのDD-ICシリーズのように,成句検索モードで入れると英和と英英を両方探してくれるほうがいいと思います。
単語帳機能:6800や9100についているのにM670ではカットされています。前も掲示板でどなたかがおっしゃっていたように,M670のような学生向け製品だからこそ,単語帳機能は必要であると思います。コストの問題で妥協したのでしょうが…。
キーアサインの問題:先行のPW-M710の仕様を引きずっていて,PW-9100のメリットが全く生かされていません。9100や6800と併用する人(そんな人がどれぐらいいるかは別ですが(^^;;)は戸惑うと思います。いろいろありますが,以下の2点は大きいです。
・例文検索がワンキーでできない→メニューを押して7を選ぶ必要があります。ワンキーでできないのはキーの数の関係で仕方ないでしょうが,頻繁に使う(少なくとも私は)機能なのにこういう分かりにくいキー操作は勘弁してほしいです。ワンキーが無理でも,せっかく機能キーがついているんだから,機能+検索のように,機能キー併用でやったほうがよかった気がします。
・しおり検索がワンキーでできない→いちいち入力画面に戻って,矢印キーでしおりを反転し,訳キーで選択する必要があります。最多で3ストローク(辞書選択キー→下矢印キー→,検索キー)最少で2ストローク(下矢印キー→,検索キー)かかります。リストキーは「機能+戻る」に割り付けてあるのだから,専用のしおりキーが無理なら,機能キーを用いた2ストローク(たとえば「機能+検索」でしおり画面になるように)にしてほしかったです。戻るキーと例文キーの間(蓋のロックがあるところ)に空間があるので,ここにしおりキーを持ってきてもいいのでは?
・インクリメントサーチでの候補語選択に数字キーのショートカットが使えない→これは,数字キーとアルファベットキーが兼用になっている(9100のような独立した数字キーがない)からしかたないのでしょうが,それでも,IDF-2000Eのように機能+数字キーでショートカットが使えると便利です。
世界時計:その1でも触れたように,時計がついていること自体はとても便利ですが,仕様上中途半端です。アラームがついていないぐらいは仕方ないにしても,24時間制に切り替えられないのは困ります。また,時計というものは,いつでも見られることが理想的なので,M670のように,メニュー+9で時計に切り替えるというのは不便です。しかも,世界時計に切り替えたあと,戻るキーでもとの辞書画面に戻ることができません。ザウルスのようにポップアップウィンドウで表示させる(戻るキーを押すと,ウィンドウが閉じてもとの辞書画面に戻る)といいかもしれません。ついでに言えば,せっかくサマータイムに対応していて,しかも日付も表示できるのだから,サマータイムへの切り替えも自動で(北米の年の場合,4月の最終日曜日にオンになり,10月の最初の日曜にオフになる)できるとよかったです。
オープニング画面:占いか一言英会話を選んで表示できます。一言英会話はともかく,占いは,何の根拠もなく(もっとも,根拠のある占いというのも変ですが(^^;;)アットランダムに内蔵されている運勢を表示するだけです。それも,電源を入れるたびに(同じ日でも)内容が変わります。最悪の日,と出たのでもう一度電源を入れると絶好調と出たり,これは子供だましの何ものでもありません。M670のユーザには学生が多いとはいえ,高校生や大学生のような大人の学生の知的レベルを考えてほしかったと思います。せっかく日付表示ができるのだから,誕生日をあらかじめインプットして四柱推命に基づいた結果を出す(電子手帳用のカードでも出しているのですから)とか,そこまでいかなくても,せめて新聞の占い欄のような,誕生星座に基づいたもの(同じ日に何回やっても同じ結果になる)ぐらいにすればまともになると思います。
9100との仕様差:M670は9100の仕様の多くを引き継いでいますが,細かな点で9100と違いがあります。これらはカタログには現れませんし,実機を店頭で使っても気づきにくい点だと思います。
・例文検索でいっぺんに検索する文数のリミット→9100は500文,M670は150文(前述)。
・孫ジャンプ,曾孫ジャンプ…の階層→9100は10階層,M670は5階層(これをこえると,戻るときに途中を飛ばして戻る)
例文や解説は2画面表示にならない(他社製品のように,例文が1画面丸ごと占拠する)→これは不便!
(総評)細かな点でいろいろ指摘しましたが,それでも,M670のスペックや操作性はPW-9100に匹敵し,少なくともコンパクトサイズの機種の中ではトップクラス(というより業界トップといっても過言ではありません)のものだと思います。
今までのような,コンパクト型機は大画面液晶搭載機よりも機能や操作性で劣る,という認識はM670にはあてはまりません。6800と比較しても,機能的には単語帳機能がないぐらいしか大きな差はありません。液晶解像度も,9ドットフォントなら6800ともそれほど変わりません。もちろん,コンテンツの情報量は6800のほうが多いのは言うまでもありませんが,M670でも学習英和,和英,英英のフルテキストが入っているのですから,日常の使用には十分です。

シャープの新製品 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 4月15日(月)14時45分52秒

他掲示板ではいち早く出ていましたが,高校生向けの電子辞書が発売されます。M670の筐体で,英英をとったかわりに旺文社の国語辞典と古語辞典,あの有名な英単語ターゲット(単語集)を収録しています。国語辞典に古語辞典と来れば,なぜ漢和辞典を載せてこないのか不思議ですが(^^) 高校生は古文だけでなく漢文も学ぶわけですから。

32000円という価格設定はちょっと高校生には高い気もしますね。M670と同じく9ドットフォントやスーパージャンプ等も健在です。XD-R1300と競合しますが,基本性能はM310のほうが有利です。ただ,高校生という層には,薄さや画面解像度の高さといったぱっと見のスペックや,店頭でのアピール度(女性モデルを起用した大型ポスターなどの販促グッズはカシオさんの得意とするところです),シェア(高校生の場合,友人と同じものを買う人が多いと販売店さんからききました)などでR1300も強いと思います。

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/020415.html


シャープの新製品 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 6月 4日(火)16時33分51秒

↑IC辞書では業界初のバックライトつきカラー液晶搭載機です。PW-9100のコンテンツに百科事典を追加したような感じです。カラー液晶搭載でも重量は240グラムとかなり抑えられているのはウリですが、バックライトの影響か、電池寿命が電子ブックプレーヤー並みに短いのが難点です。

ただ、百科事典というコンテンツは新鮮さが要求されるので、IC辞書というメディア交換のできないものに載せることは評価が分かれると思います。

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/020604.html


PW-C5000雑感 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 6月 5日(水)16時30分23秒

↑ニュースリリース等をじっくり見てみました。サイズとしては,セイコーの新SRシリーズ(フルキーボードモデル)をちょっと小さくした感じでしょうか。横幅が約7ミリ,厚さが約3ミリ短くなっています。フルキーボードではないにせよ,カラー液晶搭載で重さがSRシリーズより10グラム軽いのは大きなメリットでしょう。ただ,奥行きは逆に8ミリほど長くなっています。そのためか,キーのピッチにかなり余裕があるようです。PW-9100/6800等で好評の独立した数字キーも健在です。

・画面解像度はカシオやセイコーの大画面モデルと同じ340*240(クオーターVGA)です。C5000は業界初のカラー液晶搭載機なので,そのことばかりが注目されていますが,PW-9100の使い勝手はそのままに,画面解像度を上げてジーニアスの3版を搭載したモデル…つまり,9100の欠点を補った機種という見方もできます。

・キーボードのレイアウトはデザイン面を優先したような感じで,ちょっと気になります。以下のリンクで拡大写真が出ますのでごらんください。訳キーがカーソル移動キーの中心部にあります。しかも,大きさがかなり小さそうです。訳キーは電子辞書では最も頻繁に押すキーのはずですが,それがこんなに小さいというのは気になります。従来機と違い訳キーと戻るキーが中途半端に離れているというのも難点です。カラー液晶という制約で,従来機のように液晶横にキーを置けなかったからなのでしょうか。

・キーは写真を見る限りはラバータイプのようです。

・前にも書きましたが,百科事典という「なまもの」のコンテンツをIC辞書というメディアに載せるのはひっかかります。電子ブックプレーヤーでニッポニカ(百科事典)を載せたモデルは有料でアップグレードできたのですが…。ただ,前のPW-M670の世界時計の件で判明? したように,シャープさんの製品はもしかしたらコンテンツの書き換えが容易になっているかもしれないので,いずれアップグレードサービスか何かがあるという可能性も考えられますが(^^)

ニュースリリースでは言及されていませんが,電源キーの左上にくぼみが見えます。また,液晶側の左側下部にも突起が見えます。これは,DD-ICシリーズのように蓋の開閉に連動した電源キー(またはバックライトのスイッチ)の役割を果たしているのかもしれません。電源を入れたまま蓋を閉めても自動的に電源が切れる(あるいはバックライトがオフになる)ようになっているのかも。

・「他辞書検索機能」というのが目新しいです。これは,従来機で引いた単語をジャンプ先にしてスーパージャンプさせるのと同じことだと思いますが,切り替えキーのワンタッチでできるようになりました。

★C5000は全体的な位置づけとしてはPW-9100(という汎用機)のモデルチェンジ版と言えます。百科事典に加え,家庭の医学や料理のレシピ集といった家庭向けのコンテンツを備えているので,一家に1台の機種という感じです。今後は,C5000の筐体を使って他の位置づけの機種を出してくるのでしょうか。たとえば,C5000と同じ筐体でモノクロ液晶にすれば,カシオやセイコーの大画面モデルと同等になります。モノクロ液晶にして,家庭の医学やレシピ集,百科事典をカットするかわりに,英語系コンテンツを充実(OALDやグランドコンサイスの英和・和英など)させればPW-6800の後継機にもなるでしょうし。

http://www.sharp.co.jp/products/pwc5000/text/body.html


出ましたね〜^^ 投稿者:うさうさ  投稿日: 7月12日(金)15時17分18秒

Sekkyさん、お返事ありがとうございます。

新製品の予感が・・・とか言ってたら、シャープさんのニュースリリースにPW-9500発売とでてました〜!!

英英、広辞苑、家庭の医学と盛りだくさんのようです。
こちらのレビューも楽しみにしております。

私のSR-8100は明日届くみたいです。(*^^*)
とっても楽しみです♪

シャープ新機種 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 7月12日(金)16時43分31秒

うさうささんもご指摘くださいましたが,PW-9500という機種が発表されました。「大画面電子辞書」という謳い文句にもあるように,カシオやセイコーの機種と同等のクオーターVGA相当の液晶を搭載しています。この大画面で,しかも9ドットフォントを採用しているわけですから,表示情報量は業界最大になります。コンテンツとしては,PW-9100のものに加え,OALDとためしてガッテン(雑学読本)を搭載しています。もちろん,英和はG3になっていますし,家庭の医学も版が変わっています。その他の新機能では,ソニーのDD-IC7000/5000等で採用されている全辞書検索が備わりました。検索辞書を指定しなくても,キーワードを入れればすべての辞書の中から該当候補を表示させるものです。心配していた筐体ですが,PW-C5000とは全く別のもので,キーアサインも従来機のようなものになっています。単語帳や早見機能など,シャープ独自の機能も健在です。

1つ心配なのは,例文検索がついていないのではないかということです。ニュースリリースにも書いてありませんし,筐体写真(小さいのでレタッチソフトで拡大してみました(^^))をみてもそれらしいキーがありません。もし,英語専用機でないからカットしたとしたら,IDF-4500と同じようなわけであり,XD-R8100と差別化がしにくくなります。もしかしたらメニューの中に入っているのかもしれませんが…。
もっとも,もし例文検索がPW-9500についていないとするなら,英語専用機タイプの機種(PW-6800/M670)と共存させるためのメーカーさんの戦略なのかもしれません。9500に例文検索をつければ,英語専用機に興味を持つ層の中でもかなりの数を占める一般ユーザ(学生など,英語の専門家や実務で英語を使う人以外)は汎用機であるPW-9500に流れるでしょうから,国語系コンテンツを持たない英語専用機は不人気になってしまうでしょう。

楽観的な予測ですが,シャープさんがここまで汎用機と英語専用機を明確に区別して差別化する(何となく英英辞典があったらいいかなぁという人は汎用機へまわってもらおう,という)スタンスであるのなら,今後登場する英語専用機(PW-6800/M670の後継機)は,英語の専門家のニーズにも十分こたえうる本格的なコンテンツを入れてくるかもしれません。グランドコンサイスの英和・和英とか,ジーニアス大辞典+ジーニアス和英+OALDとかでしょうか。

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/020712.html


PW-9500続報 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 7月12日(金)22時32分13秒

以下に詳細(スクリーンショットなど)が出ています。位置づけとしては,IDF-4500やXD-R8100と競合します。何といっても,大打撃を受けるのはIDF-4500でしょう。旧版ジーニアスであることに加え,液晶解像度が低いこと,ブランドイメージなどを考えると苦戦を強いられそうです。逆に,XD-R8100と比較すると,細かな操作性や液晶解像度はPW-9500に軍配が上がるでしょうが,R8100には例文検索という切り札があるので強いかもしれません。

例文検索がないのはたしかに痛いですが,考えてみればXD-R8100のユーザ層の中でエントリーレベルのユーザ(大学の英文科学生や英会話学校等へ通っている人,中高の英語教員など)にとっては,国語系コンテンツと学習英英が一緒になった機種というだけで十分アピールできるので,例文検索はカットしたのかもしれません。例文検索のありがたみを感じる人は,主に英語を書く機会が多い人でしょう(もちろん,大学受験生などでこだわる人は,受験対策用として例文検索を重視するかもしれませんが,ごく一部でしょうから)。英語を書く機会が多い人というと,専門職の人か,外資系企業などで道具として英語を使っている人か,海外在住の留学生という層になるでしょうから,そういう人の多くはPW-6800やSR-9200のようなハイエンドの英語重視モデルに流れてしまいます。

こう考えると,PW-9500の想定ユーザは英語をしょっちゅう書くわけではないし,細かい機能はよく分からないけど,英英辞典は何となく使ってみたい(使わないといけない)と思っている人のように思われます。たしかに,例文検索の便利さよりは,9ドットフォントで情報量が多くなりました,というほうがappealingでしょうしね。

一つ敢えて苦言を呈させていただくと,シャープさんの機種は特にそうなのですが,新機能を搭載すると,細かな作りこみに難点が出てしまうのは残念です。PW-6800等での例文検索の仕様(表示辞書順が変えられない)にしてもそうですが,今回は全辞書検索における候補語リスト表示の見にくさがそうです。以下のサイトのスクリーンショットをごらんになれば分かると思いますが,わかりやすさを優先したためか,掲載辞書種をフルスペルで表示しています。他社製品のように「広」「英」「和」「カ」のように略語で表示すれば見やすくなると思います。それが無理でも,せめて辞書種は反転表示(白抜きで)するなどして,見出し語と明確に区別しないと見にくいです。

とはいえ,9ドットフォントをクオーターVGA液晶で搭載したことで,一覧性が大幅に向上しました。ちょっと前に,もし9ドットフォントがクオーターVGA液晶に搭載されたら何文字表示できるかを試算して掲示板に書いた記憶がありますが,見あたりません(^^;;

でも,スペックを見る限りでは,他社の大画面液晶搭載機よりも奥行きがかなりありますね。重さも235グラムと,最近の機種の中ではかなり重量級です。セイコーのフルキーボードモデルでも250グラムですから。

http://www.sharp.co.jp/products/pw9500/index.html


PW-9500の例文検索 投稿者:hann  投稿日: 7月13日(土)15時43分49秒

はじめまして。
ここで勉強してIDF-4500を買いました。たいへん参考になりました。
ありがとうございます。
使い勝手もよく、活用してますのでそのうちレポートしたいと思ってます。

ところで、話題のPW-9500ですがこんな説明があったので例文検索できるのでは?
リンクしているページ(大画面液晶と多彩な機能でラクラク・すばやく検索)
の下の方にありました。

● 覚えておきたい単語や例文検索で引いた例文を登録できる単語帳※5

例文検索があるとしたらとても悔しいですが…(IDF-4500購入したので)

http://www.sharp.co.jp/products/pw9500/text/kensaku.html


>Hannさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 7月13日(土)16時23分08秒

>ところで、話題のPW-9500ですがこんな説明があったので例文検索できるのでは?
>リンクしているページ(大画面液晶と多彩な機能でラクラク・すばやく検索)
>の下の方にありました。
>● 覚えておきたい単語や例文検索で引いた例文を登録できる単語帳※5

あれれ。おっしゃるとおりですね。これだけ見ると例文検索もできるように見えます。もしこれが本当ならXD-R8100やIDF-4500を凌駕していることは疑いないでしょう。

ただ,深読みかもしれませんが,引っかかるのは,PW-6800の単語帳機能の記述も「覚えておきたい単語や例文検索で引いた例文を登録できる単語帳※3」となっていて,PW-9500の記述と一語一句違わないのです。万一,例文検索がついていないのに,メーカーさんが誤って例文検索搭載のPW-6800の記述をコピペしてしまったのなら,誤植になってしまいます。というのは,以下のような点が引っかかるからです。

6800では,単語帳の注記に以下のようにあります。

>※3 英英、英和、和英、類語、英文レター、例文の最大600件まで登録できます。(各機能
>別には100件まで登録可能)

つまり,「例文」というチャンネルがあることからもわかるように,6800の単語帳には例文検索機能でヒットした例文をストアするスペース(SR-8000/8100で言う例文コレクションのようなもの)があるわけです。しかし,9500では

>広辞苑、英英、英和、和英、カタカナ語、漢字、故事ことわざ&四字熟語、家庭の医学の
>見出し語や用例などが最大800件まで登録できます。(各辞書機能別には100件まで登録可能)

となっています。各辞書100件で最大800件ということは,広辞苑,英英,英和,和英,カタカナ語,漢字,故事ことわざ,家庭の医学という8チャンネルしかありません。6800のように例文のみを蓄えるスペースがないのです。両方とも例文検索を搭載しているのに,6800では単語帳に検索結果の例文をストアでき,9500ではできないなんていう細かな仕様ムラが本当にあるのでしょうか。こういう細かな仕様の違いがあると仮定する(カタログの字句に誤植がない)のなら,例文検索は9500についているということになります。一方,「例文検索で引いた…」は9500のカタログの誤植(=例文検索なし)であるのなら,カタログの単語帳の記述は自然になります。

そもそも,PW-6800やM670ではスクリーンショット付きで宣伝している例文検索機能なのに,もし9500で搭載しているのならなぜ9500のカタログでも同じように宣伝しないのか,という根本的な「??」があります(^^)

#もしメーカーさんの方がこれをごらんになっていて,差しさわりございませんでしたら,個人メールでかまいませんので,PW-9500に例文検索が備わっているか否かをご教示くだされば幸いです。私を含め,例文検索に関しては気にしているユーザも多いはずですから。

PW-9500の例文検索について 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 7月13日(土)17時02分01秒

↑私も気になりましたので,シャープさんのお客様相談室(シャープホットライン)に電話して確認してみました。土曜日なのに営業していたことには驚きましたが,詳しい方がいらっしゃらないようで,「ニュースリリースやカタログに書いてあることしかわかりません」とのことでした。来週に折り返しご連絡をいただけるそうですので,詳細が分かり次第お知らせします。

例文検索はPW-9500には非搭載です 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 7月15日(月)13時30分41秒

↑先ほど,シャープさんの担当の方がメールでご教示くださいました。

PW-9500には例文検索は搭載されていないそうです。hannさんが13日にここでご指摘くださったシャープさんのHPの記述の誤植とのことです。

となると,PW-9100(従来機)と9500では以下の点の違いになります。

・画面解像度が高くなった(カシオ,セイコーと同等で業界最大)。また,9ドットフォントの搭載により(これは他社製品にはない)業界トップレベルの表示情報量。

・OALDが搭載された。

・家庭の医学が新版になった。また,スーパージャンプで他辞書→家庭の医学へのジャンプもできるようになった。

・全辞書検索機能を新搭載(ソニーの辞書×冊検索,キヤノンの複数検索と同じ機能)

・新コンテンツ(ためしてガッテン)搭載。

9ドットフォントの威力 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 7月15日(月)13時43分53秒

↑PW-9500では最小の9ドットフォントでは全角で32文字*18行=576文字相当の表示ができるようです。同じクオーターVGAサイズの液晶でも,概算でセイコーが26*18=468,カシオが26*17=442文字(いずれも最小フォントサイズの場合)なので,いっぺんに表示できる情報量が他社機よりもかなり多くなります。LCフォントはシャープ独自のものなので他社がこれに追従するのも難しいでしょうし。

#無い物ねだりになってしまいますが,これだけの解像度があれば,SR-8100のように常時二画面で表示するモードもあってよかったのに,と思います。576/2=288文字ですから,二画面に分割してもそれぞれのウィンドウでPW-9100なみの解像度が確保できます。9100の解像度でも十分大きいのですから,もし9500が二画面分割で表示できれば,見かけ上は2台の電子辞書を使っているのと同じことになり,とくに専門用途で使う人には便利になるでしょう。

PW-9500レビュー速報 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 7月21日(日)10時31分11秒 Q:

↑実機を入手しました。すでに何人かの方がお寄せくださったインプレッションと重複するところもあると思いますが,PW-9100との違いなどを中心にお話しします。

・寸法:従来機よりかなり大きくなりました。横幅や厚みはあまり変わりませんが,奥行がかなりあります。キーボード部分のみで,セイコーさんのフルキーボードモデルの奥行ぐらいの長さがあります。それに加え,ヒンジ部分が数センチさらに出っ張っています。スーツの内ポケットでも入れにくい大きさです。重さは体感的には従来機と変わりません。

・色彩:筐体内側(蓋を開けた中側)はシルバーですが,外側は濃いメタリックブルーです。PW-M670と同じような色です。個人的には,シャープの今までの機種の中ではもっとも洗練されたデザインになっていると思います。

・液晶解像度:前評判通りで,とにかく一覧性が高いです。9ドットフォント(最小サイズ)にしても十分判読でき,視力が悪い人でなければ常用に耐えます。9ドットフォントだと,英和のofなど長いエントリーでも画面スクロール3回ぐらいで全部読めます。早見機能は従来機種のようについていますが,解像度が高いのであまり使う機会はないかも。

・コンテンツ:9100のジーニアスと家庭の医学を新版にして,ためしてガッテンを追加しています。家庭の医学は大改訂のようで,前の版とは大幅に変わっています。図なども新しく追加されたものが多いです。ためしてガッテンは,(言い方が悪いですが)「9100と同じコンテンツの版替えだけでは芸がないので,何でもいいから付け加えた」という感じです。収録項目はわずか33項目で,それぞれの項目が1回の放送の中身を要約したものでしょうから,そんなに情報量が多いわけでもありません。1巻から5巻まで全部入れて一括検索できるようにすればまだ使い道はあると思うのですが。

#シャープさんの搭載辞書のカウント方法は,前回(PW-9100)も苦言を呈したのですが,PW-9500ではさらにひどくなっています。「ためしてガッテン」はシャープさんのカタログ等でも明記されているように「雑学読本」であり「辞書」ではありません。それなのに,なぜこれを含めて「辞書まるごと11冊」などと表記するのでしょうか。広辞苑によれば,「辞書」は「ことばや漢字を集め,一定の順序に並べ,その読み方,意味,語源,用例などを解説した書」のことです。ですから,大小の違いはあっても,ジーニアスとことわざ辞典は両方とも「辞書」です。家庭の医学は病気に関する百科的な解説書であり,ことばの意味を解説しているわけではないので,「辞典」というよりは「事典」ですが,広義では「辞書」にカウントしてもいいでしょう。

しかし,「ためしてガッテン」は「辞典」でも「事典」でもありません。単なる雑学書です。もし「雑学事典」と呼ばせたいのであれば,もっと網羅的に扱ったものにすべきであり,わずか33項目,それもそれぞれ関連性のない雑多なものを寄せ集めたものでは不適切でしょう。どうみてもこれは「本格的な16冊の辞書」(外箱に記載)にカウントできるとは思えません。

シャープさんの機種は,過去の私のレビューやユーザさんのコメントからも明らかなように,操作性や付加機能では業界トップクラスです。優秀な開発チームの人が,自社の旧機種はもちろん,他社の競合製品もじっくり研究し,独自のスタンスで本当にユーザが満足する製品を開発されていることがうかがえます。筐体寸法やデザインばかりを追いかけることなく,今回の9500にしてもサイズを大きくしてまで使い勝手を優先するというスタンスは,これだけ他社との競合が激しい今ではなかなか真似できることではなく,大きく評価できます。

その一方で,言い方は悪いのですが,営業サイド(というのか知りませんが,カタログの宣伝文句を考えたりするスタッフ)では過度に他社との競合を意識し,その結果として明らかに「??」な宣伝文句を載せていることが多いのが気になります。シャープさん自ら「雑学読本」と称しているコンテンツを「辞書」の冊数にカウントするというのはどう考えてもひどすぎます。ジーニアスはじめ,本当の「辞書」コンテンツを提供している出版社さんにとっても,これらと同じ尺度で「雑学読本」を冊数にカウントするのは失礼な行為でしょう。ついでですが,(これは他社製品にも言えますが)漢字辞書のように冊子体コンテンツのない辞書まで「辞書まるごと××冊」の中にカウントするのもおかしなことです。9500の場合は「まるごと」をつけずに,「辞書15冊相当+暮らしに役立つ雑学読本を収録」のようにすべきでしょう。

★細かな改善点:9500の大きな特徴は液晶解像度が上がったことですが,それ以外にも細かな点が9100にくらべて改善されています。たとえば…

・ワイルドカード検索で候補が多い場合(英和で「〜tion」を検索したときなど)も却下されず,一定数(500ぐらい)までは検索し,後をカットするようになった。
・広辞苑の成句(慣用句)もインクリメンタルサーチやワイルドカード検索でサーチできるようになった→逆引き広辞苑で「〜ぼうにあたる」を検索して「犬も歩けば棒に当たる」が検索できるようになった
・単語帳機能が独立したものではなく,各辞書のサブ機能のような位置づけになった→単語帳キーを押すと,現在使用中の辞書の単語帳のみ表示される。※ただし,これは後述の弊害もあり。

などなど。偶然にも,最初の2点は拙サイトのPW-9100のレビューの中で指摘した問題点です。私の指摘で仕様が変わったわけでもないでしょうが,単にコンテンツや解像度を変更するだけでなく,細かなチューニングがされているのは評価できると思います。もっとも,前から指摘している1文字ワイルドカードの語頭対応(「?og」で検索できるとか)はまだです。こちらはインデックスの加減もあり難しいのかもしれません。

★全辞書検索

9500での新機能です。IDFシリーズの複数検索やDD-IC5000/7000の辞書×冊検索,DDWinのようなCD-ROM辞書検索ソフトでの串刺し検索と同じような機能で,入力した単語(日本語,英語)を辞書種を指定しないですべての辞書からいっぺんに検索する機能です。調べたい単語がどの辞書に載っているのかはっきりしないときに便利です。

もっとも,初めての機能ということもあり,細かな詰めの甘さが目立ちます。以下はその一例です。

・全辞書検索ではインクリメンタルサーチがきかない。
・完全一致で該当する語は,その語のみが検索される(「公定歩合」を引くとき,「こうてい」では引けない(「校庭」「高低」…などしか候補に出てこない) ※もし入力した単語に該当する語がない(完全一致で該当候補がない)場合はその語から始まる語が表示(前方一致で表示)される。ただし,その場合は全辞書一括表示ではなく,表示辞書を選択肢,その辞書のみを表示。たとえば,「こうていぶ」で引くと,「こうていぶ」という語はないが,「公定歩合」「肯定文」という語があるので,これらが載っている広辞苑と和英のどちらかを選ぶよう指示される。選んだ後は,その辞書で普通に検索したのと同じようになる。※もし前方一致でもその語がない場合(「こうてて」で検索した場合など)は却下される。

・全辞書検索では成句検索などはできない。たとえば,英和か英英かどちらに載っているか分からないイディオムを引きたいときは全辞書検索ではできないので,英和,英英それぞれのモードの中の成句検索機能で別々に検索する必要がある。

・ワイルドカード検索がきかない→そのかわり,「あいまいな語の検索」モードがあり,複数文字ワイルド(「〜」)はメニュー形式で検索できる。ただし,1文字ワイルド(「?」)は使えない。また,「〜」を語末にはおけない上にインクリメンタルサーチもないので「後方一致での全辞書検索」はできても「前方一致での全辞書検索」ができない。

・全辞書検索の候補語リスト画面は,辞書ごとに分類された五十音(ABC)順で並ぶ(辞書の種類に関係なく候補語すべての五十音(ABC)順になるわけではない)

・全辞書検索だけは,なぜか検索語入力時に「戻る」キーで入力ラインがクリアされない。

などなど。本来,全辞書検索というのは,「どの辞書に載っているか分からない」ような場面で使うものです。言いかえれば,通常の検索よりもよりファジーな検索という位置づけがあります。しかし,9500の全辞書検索の仕様は,通常検索よりもより厳密な入力が要求されます。インクリメンタルサーチは,入力中の語の前後のエントリーが眺められるわけですから,スペルが曖昧でも検索しやすい機能です。しかし,9500では,通常検索ではインクリメンタルサーチが働くのに,(よりファジーな検索が期待される)全辞書検索では働きません。同じことは,前方一致でなく,完全一致が優先されるとか,1文字ワイルドが使えないとか,前方一致,完全一致のいずれも該当語がないと却下される(通常検索で該当語なしの時のように,入力スペルに最も近い語の周囲がリストされればいいのに!)という仕様にも言えます。

全辞書検索での候補語が,辞書ごとで分類されて並ぶのもそうです。ユーザは「どの辞書で引いたらいいか(どの辞書に載っているか)分からない」からわざわざ全辞書検索モードで引くのです。分かっていれば最初からその辞書のモードで引くでしょう。それなのに,全辞書検索の結果リストが辞書ごとに分かれて並んでいれば,ユーザは結局「どの辞書に載っているか」を探す必要があります。辞書種に関係なく,候補リスト全体の五十音順なりアルファベット順なりで並んでいればそんな必要はありません。ちなみに,キヤノンのIDFシリーズはワイルドカード検索を含め,上記の問題点をすべてクリアしています。それも,2000年初めに出たIDF-3000ですでにこの仕様になっています。ソニーのDD-IC5000/7000は,ワイルドカード以外は上記の問題点をクリアしています。

正直なところ,上記の仕様上の問題点のため,9500の全辞書検索は使えないな,というのが本音です(^^;; 全辞書検索がどういうときに使われるかということを想定した上で,先行他社の全辞書検索をじっくり研究していればこんな仕様にはならないはずなのですが…。

★その他の細かな問題点

・単語帳機能の仕様:前述のように,単語帳機能は現在使用中の辞書のサブ機能という位置づけになりました。旧機種では,単語帳キーを押すと,今使っている辞書種に関係なくすべての辞書種の単語帳登録語数が辞書ごとに表示され,使いたい辞書種を選択する仕様でした。9500では,単語帳キーを押すと,使用中の辞書の単語帳に登録されている語が一覧されます。たとえば,広辞苑を使っていて単語帳を押すと,広辞苑の単語帳に登録された語のみが出ます。

これ自体はむしろ旧機種よりも分かりやすくなったので結構なことですが,ジャンプ中に単語帳を使う場合,副作用があります。たとえば,英和でseeを引き,「見える」という日本語で広辞苑にジャンプします。広辞苑の「見える」が表示されている状態で機能+登録(単語登録の操作)をすると,あたりまえですが,広辞苑の「見える」が(広辞苑の単語帳に)登録されます。この時点では,画面には広辞苑の「見える」というエントリーがフル画面で表示されているわけですから,英和からジャンプした結果とはいえ,ユーザにとっては広辞苑モードにいるという認識があるでしょう。

しかし,ここで「単語帳」キーを押すと,ジャンプ先(広辞苑)ではなく,ジャンプ元(英和)の単語帳が呼び出されてしまいます。そのため,もし英和の単語帳に何も入っていない場合,「登録されていません」と出てしまい,あれ,さっき登録したのに,となってしまいます。これは単語帳キーに限らず,しおりキーも同じです。広辞苑にジャンプしてしおりキーを押してもジャンプ元辞書(上記の場合は英和)のしおりが出ます。しかし,リストキーだけは別で,ジャンプ先で押した場合,ジャンプ先の辞書のリストが出ます。このような細かな点での仕様のユレは(前にもあげた,全辞書検索だけは戻るキーで入力ラインがクリアされないのもそうでしょう)とくにパワーユーザにとっては戸惑います。PW-9500の場合,全辞書検索にせよ,単語帳にせよ,新設されたり仕様変更がされた機能にこのような不統一がみられるのは残念です。
・切替キーは必要か?→見出し語,成句,複合語という画面を切り替えるキーですが,9500では矢印キーなど,語義表示画面で多用するキーとは正反対の場所にあるので戸惑います。別に切り替えキーがなくても,検索後は左右の矢印キーが遊んでいるのですから,これを使えばいいと思います。左右矢印で語義画面上部のタブを動かすわけですから直感的でしょう。

・画面右側のスクロール用矢印が邪魔:旧機種では矢印(画面外にも記述があるのでスクロールせよということを表すもの)は液晶画面の外側に独自のシンボルを設けていましたが,9500ではシンボルがなくなり,そのかわりに辞書の記述画面上にオーバーラップして表示するようになりました。そのため,矢印の下にある文字が矢印に隠れてしまい,見えません。9ドットフォントのように小さいフォントだと数文字隠れてしまうので,読む際にも支障が出ます。その都度,上下に数行スクロールし,隠れている部分を出してやらないといけません。画面スクロールでいっぺんにざっとスクロールしながら読む場合,スクロールのつど数行ずつ動かして隠れている部分を読むのですから,とてもストレスがたまります。辞書の記述と矢印をオーバーラップさせるのなら,矢印を点滅させてほしいです。そうすれば,隠れている部分もスクロールしないで見えます。

機能キーはアイコン併用で表示してほしい:従来機と異なり,画面横のキーがなくなり,すべてキーボードにきたので,キーの数が増え,特に特殊キー(スーパージャンプ,しおり,単語帳,ズーム,など)は慣れるまではどこにあるのか探すのが大変です。これらのキーはよく使うので,文字だけだと分かりにくいです。従来機のようにズームは虫眼鏡,単語帳は本,オートスクロールは矢印,のようにアイコンをキートップに描いて,文字はキーの上にでも書けば分かりやすくなると思います。フォントサイズの大小も,従来機は「大」キーは大きいキートップ,「小」キーは小さいキートップだったのでとても直感的だったのですが…。

キーアサインの見直し:とくに早見キーがキーボード上部に移動したので使いにくくなりました。従来機の位置が無理なら,カーソルキーの中央(PW-C5000の訳キーの位置)が分かりやすいかもしれません。

・(相変わらず)広辞苑の慣用句検索がなぜ分野別小辞典に入っているのか?→英和や英英の成句検索は,英和(英英)モードの入力画面でサブ機能として選択できます。しかし,広辞苑の慣用句検索は,英語系コンテンツの成句検索と同じような機能であるのに,分野別小辞典という,メニューから選択しないといけない奥深くにあります。たしかに,シャープさんの場合,分野別小辞典のカテゴリー1つ1つを辞書1冊にカウントしています(これの問題点に関しては以前にも指摘したのでここで蒸し返しませんが)ので,広辞苑の慣用句検索を分野別辞典の中に含めれば収録辞書数が1冊稼げる(!)ことになりますが,それにより英和や英英の成句検索と仕様が不統一になり,ユーザが不便を被るのなら問題です。しかも,PW-8000/8100まではこんなことはなかったのに,9100で分野別小辞典を入れてからこうなったのです。新機種の仕様のほうが旧機種よりも使いにくくなっているわけです。

大変厳しい言い方をすれば,理由がどうであれ,せっかく英和と仕様上統一されていた広辞苑の慣用句検索を,わざわざ分野別小辞典のサブカテゴリーという奥深くに押し込めてしまい,使いにくくしたなどというのは,ユーザ不在の仕様設計です。そして(こんなことはないと思いたいですが)万一,これが収録辞書数の数字を増やすための方策であるとするのなら,冗談ではありません。9500ではインクリメンタルサーチの中に慣用句の候補も出るようになり,少しはましになりましたが,それでも慣用句検索が奥深くにあるという事実は変わっていません。
この掲示板は各メーカーさんもごらんくださっているようですので,シャープさんはもちろん,他のメーカーさんも今後の製品開発の何らかの参考にしていただければと思い,通常のユーザならとるに足らない些末な問題点を洗いざらい指摘しましたが,これらを差し引いても,9ドットフォントと併用すれば業界最大の解像度を実現したPW-9500は,現行機種の中では明らかにトップクラスのものとして評価できると思います。

ただ,9500を9100(という汎用向け機種)の後継機としてとらえた場合の話です。XD-R8100やIDF-4500のように,「広辞苑のついた英語重視モデル」として考えると,類語辞典がないとか,例文検索がないといった点が致命的になってくると思います。言いかえれば,英英辞典を必要としているレベルの英語学習者のニーズがどのようなものであるかというのは,メーカーさんも考える必要があると思います。もちろん,カシオさんなどと違い,PW-6800やM670のような英語専用機のラインナップも充実しているシャープさんの場合は,棲み分けもあるでしょうから,英語専用機のラインとは一線を画するのも戦略上は必要なのでしょうが。

私の認識では,英英辞典を使ってみたい,興味がある,使わないといけない…のように感じる人は,ほとんどが英語自体に興味があるか,英語を使う仕事をしているか,だと思います。私の周囲の学生がそうですが,英語が大嫌いだけど大学では必修科目だから仕方なく履修しているという人は,英英辞典など使いたいとは思わないでしょう。英和辞典さえまともなものを持っているかどうか怪しいのですから。

そして,英語が好き,興味がある,仕事で使う,というような人は,程度の差はあれ,発信面も重視して英語を学んでいるはずです。というより,発信面を重視するからこそ英英辞典が必要だ,と感じるのではないでしょうか。

では,発信面を重視する人にとって必要な機能は何でしょうか。あたりまえですが,英語を書いたり,話したりするときに活用すると便利な機能でしょう。類語辞典や例文検索はそういう性質の機能だと思います。留学へ行けば,学位留学はもちろん,短期間の語学留学でも,嫌というほど英語を書かされます。そんなときは,ただ英英と広辞苑,英和が一台にあるというだけのPW-9500よりは,英語専用機で重視される機能もとりこんだXD-R8100やIDF-4500(4500には例文検索はありませんが,類語辞典やイディオムにもジャンプできるなど,英語を使う人にとって使いやすい機種です)のほうがおすすめになるでしょう。

私としては,PW-9500は英語を重視する人というよりは,PW-9100の後継機種として,主に据え置き用途で汎用的に使える辞書がほしいという人におすすめしたいと思います。パソコンの横に置いてネットサーフィンのお供として使ったり,メールやレポートを書く際のレファレンスとして使うのには,こせこせとスクロールをしなくてもいい大画面のPW-9500は最適だと思います。

シャープ新機種(PW-8200) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 7月26日(金)19時32分25秒

↑他掲示板のほうが早かったですが,8月3日に発売だそうです。PW-8100のジーニアスを新版にしたこととオープニングメッセージが出るようになったぐらいが8100との違いでしょうか。

それにしても,8100の後継機は昨年冬のPW-9100だと思っていたら,今回は現行機種のPW-9500から数えると2世代前であるPW-8100と同スペック(コンテンツにせよ,筐体にせよ,機能にせよ)での新製品登場です。PW-9100以降の機種の特徴である,日本語へのジャンプ+画面分割表示や単語帳機能もないみたいで,それでいて定価はPW-8100と同じという,不思議な製品です。どういうコンセプトでの新製品なのかよく分かりません。一見,昨年夏ぐらいに発表予定でお蔵入りしていたデータを間違えてアップしてしまったのかと感じました(^^;;

私は在野の研究者なので,メーカーさんの戦略までは読めませんが,それでも新製品のスペックを見れば,こういう層をターゲットにして,この機種の後継なんだろう,ぐらいの見当はなんとかつきます。しかし,今回のPW-8200はどういう位置づけの機種なのか,正直なところ全くわかりません。

考えられる可能性としては,実売価格を大幅に安くして値引き感を高め,学校現場等などへの一括採用として,まとまった数を入れるための機種なのか,ということです。大学生協ブランドのポケコンなど,シャープさんは昔からそういうことはよくやってますからね。

なぞです(^^)

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/020726-2.html


(速報)シャープ新製品 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月18日(月)14時58分46秒

以下のニュースリリースをごらんください。

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/021118-1.html
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/021118-2.html

PW-S7000/PW-9600 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月18日(月)16時01分40秒

かなり前から噂にはきいていたシャープの新製品ですが,ようやく発表されました。11/28発売予定です。PW-9600は現行のPW-9500の後継機種のような感じです。OALDとためしてガッテンをカットしたかわりに,育児の百科と暮らしの法律相談を追加しています。ハードウェアの仕様は9500と同様みたいですが,キーがプラスチックのものになっています。

一方,PW-S7000は新設計の筐体のようで,厚さが業界最薄の9.9ミリ(最薄部)だそうです。「最薄部」ということからしても,「最薄」でない部分はもう少し分厚いということなのでしょう。写真を見ると,ヒンジの部分がちょっと出っ張っているようです。この出っ張りのおかげで,キーボード部分が手前に傾斜するのかもしれません。コンテンツはOALD,ジーニアス英和,和英,カタカナ語,英文ビジネスレター辞典,類語使い分け辞典,広辞苑などを搭載しています。一見,PW-6800の英和をジーニアスにして,国語系コンテンツを付け加えたような感じです。それに加え,IC電子辞書としては初めてユーザがデータを入力できるメモ機能を搭載しています。世界時計やカレンダーもついているので,一昔前のザウルスやWizのようなPDAにフルコンテンツ辞書を載せたものと言えなくもありません。ビジネスマン向けなのでしょうか。

シャープさんの,それもかなりじらした後での新製品ということで期待していたのですが,メモ機能をつけたという発想はともかく,コンテンツ的には月並みな内容で,ちょっとがっかりです(^^;; PW-6800で手がけた英語専用機のラインを拡充していくのかと思ったら,コンテンツは他社の一般向け英語重視機と同等で,メモ機能という(辞書には関係のない)付加価値をつけるという方面に力を入れているようです。たしかに,辞書のコンテンツ云々にこだわる人はカシオさんやセイコーさんの専門機に流れるでしょうから,シャープさんは,昔から得意の携帯情報機器というジャンルと電子辞書を組み合わせることで,独自の色を出しているのでしょう。

気になるのは,全く通信機能のないPW-S7000のメモ機能等が,ザウルス以来PDAでは目の肥えている日本市場でどれぐらい受け入れられるかということです。メイラーやWWWブラウザまで搭載するのは無理にしても,せめてPowerPIMMのようなPC上のソフトと,赤外線なりクレイドル経由のUSBなりでやりとりができないと,せっかくのテンプレート付きメモ帳も利用価値がどれぐらいあるのだろうか,という気はします。PalmがPDAのトップシェアに躍り出たのも,クレイドルを通してワンタッチでデスクトップとのシンクロができる環境が標準装備されているというのが大きいのですから。

S7000は,辞書がメインでメモ機能はサブという感じですが,ちょっと前に出たインターネット辞書ザウルス(MI-J1)はPDAがメインで辞書がサブという位置づけだと思います。インターネット辞書ザウルスは,電子辞書としても(アンカークラスの辞書しかないので),PDAとしても中途半端なスペックだったのが寿命を短くした原因の一つかもしれませんが,それでも通信機能はありましたので,PCへの転送はもちろん,辞書内容のメモへのコピペはもちろん,それをメールで送ることもできました。ですから,ケーブルを持ち歩かなくても,町中のIC公衆電話でウェブメールアカウントに送ればインターネット辞書ザウルスで書いたメモをPCで活用することができたわけです。しかし,PW-S7000は通信機能がありませんので,メモ機能の活用範囲も狭くなってしまいます。Palmでさえフルコンテンツの辞書が検索できるだけでなく,ATOKを使えば快適に日本語入力もできる時代なのですから,S7000のメモ機能がどのように評価されるかは予断を許さないと思います。

コンテンツのカウントについて 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月18日(月)16時13分00秒

それにしても,広辞苑から抽出した分野別小辞典のそれぞれを総収録辞書数にカウントする悪習はPW-9100以来,今回の機種でも相変わらず続いていますが,何とかならないものでしょうか。せっかくのシャープさんの機種の完成度の高さが,これだけで台なしになってしまうといっても過言ではありません。昔のように,数え方次第で「業界最多」になるかどうかが変わるというのならともかく,今回の機種では分野別小辞典を別々にカウントしても「最多」にはとてもならないのですから(^^;;

カシオさんやソニーさんの汎用機のように「数」を売り物にしている機種でさえ,こんなひどい数え方はしていません。XD-R6200にしても,広辞苑やマイペディアの分野別辞典はそれぞれまとめて1冊ずつにしているわけですから(R6200をシャープさん流の数え方でカウントすると50冊ぐらいになるのでは?)。

同じコンテンツを搭載していてメーカーさんによって数え方が違うというのは,ちょっとひどすぎます。「…冊」でなく「…冊相当」にして,但し書きもつけているからいいではないか,という問題ではありません。どのみち「業界最多」にはなりえないのに,なぜ長々と但し書きをつけてまでコンテンツ数をアピールしたいのか,私には理解できません。

辞書数のカウントのしかたの問題は,そのメーカーさんの信頼にも関わる重大なことだと思います。他社の,それも業界最多を謳っている機種が,広辞苑の分野別辞典を別々にカウントしていないのにシャープさんは相変わらず変えていないということ,言いかえれば,同じ内容のコンテンツであるのに,あるメーカーさんは1冊と数え,あるメーカーさんは5冊と数えるというのは,「日本の都道府県は50弱ですが,北海道には20弱の支庁がありますので,これを全部入れて60いくつかの県があります」ということと同じことです。「都道府県」に支庁はカウントしないのが常識になっている今では,それに従わないと混乱が生じます。電子辞書のコンテンツでも同じことです。

シャープがっかり 投稿者:阿倍野  投稿日:11月18日(月)16時26分56秒

シャープ新製品見ました。確かにハード面はいいと思います。しかし...。コンテンツは何ら従来機と変わり映えしない(=_=;)漢和辞典も入ってないし(未だに漢字字典とは)しかも、よりによってまたも”家庭の医学”に加えて”育児の百科”に”Q&A暮らしの中の法律相談”??
医学に育児関係なんてめったに読む人もいないと思うし、電子辞書より前後が読み渡せる冊子体の方がどれだけ読みやすいか分かっているのでしょうかね。その他のコンテンツも目新しさはないし。
シャープの開発スタッフは、ハード面に力を注ぐ事だけを考えて11月発売の先行組、SII社やカシオ社の事なんて全く気にもかけてないわけなんでしょうね。しかし...、またこんな仕様で売るつもりなのかな?がっかりしました。ソニーとキャノンに期待するしかないね。

>阿倍野さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月18日(月)16時56分36秒

>しかし...。コンテンツは何ら従来機と変わり映えしない(=_=;)
>漢和辞典も入ってないし(未だに漢字字典とは)
>しかも、よりによってまたも”家庭の医学”に加えて”育児の百科”に
>”Q&A暮らしの中の法律相談”??

シャープさんが家電メーカーということを考えれば,なるほど,という気もします。おそらく,シャープさんのスタンスとしては,主婦層という,かなり大所帯の割に今まで他社が未開拓だった客層に目をつけているのかもしれません。すでに他社は,学校現場→カシオ,英語の専門家→セイコー,外国人→キヤノン,というような「お得意さん」を持っていますので,シャープさんの場合,主婦層をとりこもうとしているのかな,というのがコンテンツチョイスを見ても分かります。ビジネスマンの間ではザウルス等で名が知れていますので,奥さん側の「家庭の医学や育児百科って便利そうね」というイメージと,旦那さん側の「ザウルスのシャープだから使いやすいぞ」というコメントが一致するので取り込みやすいから…? と勘ぐってしまいます。こう考えると,S7000でグランドコンサイスをあえて捨て,浮いたスペースにメモ機能を入れたというのも何となくわかります。漢和辞典を入れないのも,もしかしたら「たいていの人は(冊子体の)漢和も字引程度にしか使っていないから,わざわざフルバージョンの漢和を載せなくても,部品検索で読みが分かればいい」という判断かもしれませんね。

今回のコンテンツを見て思ったのですが,むしろシャープさんは競合他社の動きをある程度は予測していて,あえて正面対決しない路線を選んだのかな,という気もします。メーカーさんは競合他社の情報を仕入れるのはプロでしょうから,私の妄想の比ではないぐらい的確に他社の動向を把握しているはずで,具体的なコンテンツはともかく,カシオさんやセイコーさんが大規模英和を載せてくるだろう,ぐらいは予想していたはずです。すでに9200でリーダーズを入れているセイコーさんなら,次は「プラス」も入れてくるだろう,ぐらいは予想がつくでしょうから,そうなれば語数でも,内容でもGCでは勝負にならないという判断もあったのかな…? GCよりもリーダーズでないと困る,という人は多いでしょうが,その逆はあまりききませんから。

>電子辞書より前後が読み渡せる冊子体の方がどれだけ読みやすいか分かっているので
>しょうかね。

たしかに。

Sekky様 投稿者:阿倍野  投稿日:11月18日(月)17時32分56秒

なるほど、セキーさんは読みが深いですね。
ただ、シャープも大会社ですから、海外に生産や販売拠点がかなりあるわけですよね。国際部?所属の方や海外に長期出張される社員の方はある程度語学のプロのレベルの人もいる筈です。シャープの社員の方でも電子辞書をかなり使いこなしている人は、PWシリーズなどは物足りなくて、自宅では他社の製品を密かに使っているんでしょうね(^^;

まっ、一般的には、医学と育児に法律もあり、英和、和英に広辞苑ならインパクトはあると思います。しかし、薄いとか液晶とかメモ機能だけでは購買意欲は沸きそうにないと思うのは私だけ?
今や、ファッションやグルメ、ケータイにデジタルグッズなど世の経済を動かしているのはOLや主婦層なわけですから、そういう意味ではシャープのマーケティング戦略は凄い!?
もうひとつ付け加えるとすれば、この情報社会、消費者もそんなに言うほど「無知」でも「ど素人」でもないと思うのですがね。

シャープPW-M670の次は・・・ 2 投稿者:yutaka  投稿日:11月18日(月)18時27分07秒

PW-7500からの買い換えで以前書き込みをしました、yutakaです。
Sekky@管理者さんありがとうございました。英語専用と言うことで、買い増しを・・・・
というところで、新製品発表!!個人的には、PW-670に広辞苑をつけたモデルが欲しかったところですが、PW-S7000はまずまずといったところです。買う対象に入れました。
(シャープの早見機能に慣れてしまっていて、シャープ以外は対象外)
PW-670のような小型モデルの後続機種も少し気になりますが・・・。
PW-S7000のメモ機能もグッドです。ちょっとしたメモに良さそうです。

PW-9600は、期待はずれすぎました。コンテンツが・・・。コンテンツをチップで追加できるようにはならないんでしょうか。まだまだ、難しいと思いますが。

シャープの新機種 投稿者:なみ  投稿日:11月18日(月)23時08分09秒

新筐体を採用したシャープの新機種PW-S7000はニュースリリースを見る限り、数字キーを無くしたみたいですね。数字キーは今使っているPW-6800等シャープ機種独特の優れた特徴だったと思うのですが、非常に残念です。
数字キーがあることで単語のスペルを途中まで打って候補が見えてきたら、他の機種では何回か下矢印を打つなどしないといけないところを、数字キー1アクションで語義を見ることができるので重宝しています。
それからS7000は今までは単4電池2本だったのを1本のみにしたんですね。65時間という動作時間は短いような気がします。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/0,,11715,00.html
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/1118/sharp.htm
上のページに実物の写真がいくつかあります。
また、「(「PW-9600」は)既婚女性を主なターゲットにしており、生活に密着した情報を、常日頃から利用して欲しい」だそうです。

追伸
Activatorはまだ買っていません。9月頃にこの掲示板で第2版が出るということをSekkyさんが書いてくれていたのを少しだけ覚えていたので。誤解を招く書き方をしてしまったのですが買うことに決めた、というのが正しい表現でした。

PW-S7000 投稿者:yutaka  投稿日:11月19日(火)01時54分30秒

PW-S7000は、120(幅)×90(奥行き)×9.9(最薄部)13(最厚部)だそうです。液晶は4.3型で、PW-9600,9500の5.4型に比べ小さいながら、320*240表示&9ドットLCフォント採用と一覧性は同じ。結構魅力です。

新タッチキーの押した感じと、PW9500からの操作の改善があるかどうかが気になるところです。

なみ さんと同じく、数字キーがなくなったのは残念です。大きさは変わっていないのに

>なみさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月19日(火)20時43分23秒

>新筐体を採用したシャープの新機種PW-S7000はニュースリリースを見る限り、数字キーを
>無くしたみたいですね。数字キーは今使っているPW-6800等シャープ機種独特の優れた特
>徴だったと思うのですが、非常に残念です。

あれれ,本当だ…。私も今筐体写真を見て気づきました。それだけでなく,オートスクロールがなくなっているようだし(大画面になったのだから不要なのかもしれませんが),ズームや単語帳が機能キーとの併用になっていますね。9500では「キーが多くてごちゃごちゃしている」という意見がこの掲示板でもいくつかあったように,たしかにキーが多すぎる感じもしたので,新機種ではキーを減らして整理したのかもしれません。キーを減らしたのはいいのですが,新設されたメモ帳の文字編集がらみの機能のほとんどが機能キー併用になっているので,機械ものに弱い人は使いにくいかもしれません。「スーパージャンプ」がなぜ同機能なのに「Sジャンプ」という名前になったのかも謎です。同じ名前を複数メーカーさんが使っているので,もしかして商標がらみの問題?

>数字キーがあることで単語のスペルを途中まで打って候補が見えてきたら、他の機種では
>何回か下矢印を打つなどしないといけないところを、数字キー1アクションで語義を見る
>ことができるので重宝しています。

これはPWシリーズのよさだったので,残念です。もしかしたら(キヤノンの機種のように)機能+数字キーでショートカットキーとして働くのかな,と期待したいですが…。

>それからS7000は今までは単4電池2本だったのを1本のみにしたんですね。65時間
>という動作時間は短いような気がします。

2倍すれば130時間で標準的ですから,1本だとこんなものかもしれません。たしかに1本というのは一見経済的なようですが,市販の単4電池は2本パックなので,1本の機種でも交換電池を買うときは結局2本買わないといけません。一旦交換すると,65時間といってもかなり長いので,次に交換するのは忘れたぐらいの時だと思います。その時,余りの電池があるということを忘れていたら,また2本買ってしまうわけで,案外不便だったりします。重量を軽くするためなのでしょうが,私個人としては2本使用で長時間使えたほうがいいような気がします。

>上のページに実物の写真がいくつかあります。

遠目で見たら,S7000はソニーやキヤノンの機種と間違えそうになるぐらい似ていますね。

PW-S7000 投稿者:dictian  投稿日:11月28日(木)01時25分04秒

11/27に店頭に出ていました。それほど目立つ展示ではありませんでしたが、何とか見つけられました。
とにかく薄いですね。極端に薄くしたので、キーが押しにくいです。大きさも手のひらからはみ出して、片手でしっかり本体を抑えることができず、どうしても両手でタイプすることになるので、従来の小型機とまったく同じ使い方は期待できません。やはりビジネスマンのワイシャツのポケットに美しく収まることが最大のメリットだと感じました。とにかく使い勝手としては中途半端です。片手で使えず、タイプもしにくいのですから。
メモは、キーワードになっているものは検索できましたが、中身は検索対象には出来なかったので、もしもメモをユーザ辞書として使う場合は、英和か和英のどちらかの検索しかできません。その他、スペルチェックなど、従来の機能は、やはりそのままでした。

PW-S7000 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月28日(木)20時01分32秒

↑もう出ていました。PW-6800(のような横長モデル)の後継機というよりは,PW-M670の上級バージョンと考えるとしっくりきます。筐体はM670を一回り大きくした感じです。ワイシャツの胸ポケットにぎりぎり入るか入らないかといったところでしょうか。

このサイズに大型機と同じ解像度の液晶画面を搭載しているのは驚異的ですが、そのかわり文字がかなり小さいです。9ドットフォントにすると視力検査をしているような感じです(^^) M670は9ドットで常用することも十分できますが,S7000はよほど視力がいい人でないと,ちょっと目が疲れそうです。もっとも,今までは大画面液晶を目当てに(家庭の医学などが必要ない人も)PW-9500を選択する人はいたと思いますが,9500/9600と同解像度の液晶で小型化されたわけですから,9600を使うユーザはある程度層が絞り込まれるのではないでしょうか。シャープさんもそれをみこして,9600のコンテンツを(主婦層向けに)ターゲットを絞ったものにしてきたのかもしれません。

キーボードは,薄型化の影響か,かなりタッチが堅くなりました。従来機と違い,メモ機能があるので長文を打つこともあると思いますが,これは指が疲れてしまうのでは,という感じです。これだけ薄くなったので,当然ストロークもかなり浅い(ストロークという言い方が妥当であるかどうかも怪しいぐらい)です。ゴムキーを使った小型電卓よりも浅いですね。しかし,クリック感が非常に強く,プチプチ感? があります。慣れれば意外と快適に思えるキーボードかもしれません。例えて言うなら,HP-200LXのキーボードのクリック感のような感じ(ストロークは200LXよりも浅いようですが)でしょうか。

なみさんがおっしゃっていたように,独立した数字キーがなくなったので,インクリメンタルサーチのリスト画面でダイレクトに候補が選べなくなりました。このあたりの仕様を見ても,PW-6800というよりはPW-M670を受け継いでいます。

添付メモ機能は意外と便利です。訳語画面で切替キーで添付メモ入力画面にして入力すると,入力日とあわせて記憶されます。ペーパーバックを読んでいて調べた語を,コンテクスト(ペーパーバック本文の抜粋など)を添付しておくと,後でふりかえるときに便利ですね。本文を入れなくても,メモの記憶操作だけで日付は自動的に記憶されるので,急いでいるときは記憶操作だけして,後で日付を頼りに本文を入れることもできます。もちろん,添付したメモだけを一覧することもできます。このあたりは,昔売っていたWiz(ザウルスの下位機のようなPDA)の操作系に近いです。

添付メモ以外にも,昔のザウルスのメモ機能のようにテンプレをもとに必要事項を入れる形のメモや,フリーメモも可能です。ただし,これらは外部のメディアとの連携が全くできないので,用途は限られるでしょう。会議中に議事録をS7000のメモ機能で書いても,パソコンに転送できませんので,結局後でWord等で一から打ち直すことになります。10年前ならともかく,ザウルスやPalmなど,携帯といった外部との連携を考慮したPDAが多く出ていますので,どれだけ利用価値があるのでしょうか。添付メモは,性質上電子辞書の中だけで完結しているでしょうし,長さも短いでしょうから,これでいいと思いますが。

#もしかしたら,このメモ機能は,今後IrDAやUSBのインターフェイスを実装し,外部とデータ交換ができる新機種へ搭載するための伏線というか,テストケースなのでしょうか? シャープさんはよくこういうことをやるような…。M670での9ドットフォントもそうですし,電子辞書とは関係ありませんが,10年ぐらい前の初代ザウルスにあったメールボックス機能なんかもそうかもしれません。これは,ザウルス同士を赤外線通信で向かい合わせ,メッセージを送受信する機能で,電子メールが一般的でなかった当時は斬新なコンセプトだったと思います。もっとも,せいぜい1メートル以内ぐらいでしかやりとりができないので,仕事中に目の前に座っている人と内緒話をするという程度しか使い道はなかったと思いますが,ちゃんとe-mailのように相手先を指定して送信したり,Ccなんかもできるようになっていたはずです。これが,メール送受信機能をいち早く搭載した以降のザウルスの布石になっていたのかも。