電子辞書 投票結果ログ

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投票結果(6) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 1日(月)09時55分51秒

電子辞書に搭載を希望するコンテンツは(国語編)?
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広辞苑のままでよい 65 
大辞林(三省堂) 49 
新明解国語(三省堂) 34 
日本国語大辞典(日国)(小学館) 21 
日本語大辞典(講談社) 15 
明鏡国語(大修館) 15 
大辞泉(小学館) 12 
新潮国語(新潮社) 4 
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ほとんどすべての電子辞書が広辞苑を載せている理由が分かったような気がします(苦笑) 広辞苑の問題点はいろいろなところで言われていますが,それでもネームバリューが優先されてしまうのだと思います。名の通った大学の国文科,日本語学科などの学生に,広辞苑をなぜ使っているかときいても,「有名だから」「広辞苑だから」といった答えをする人がほとんどで,広辞苑ならではの特徴(歴史的原則に基づいた語義配列など)を知っている人はあまりいません。

明鏡はまだ刊行されて間もないためか,あまり知られていないのかもしれません。新明解がこれだけ得票数があるのなら,内容的に考えてももっと票があってもいい気がしますが,今後の大修館さんの営業サイドの健闘次第で変わってくるかもしれません。

広辞苑以外の中辞典クラスの国語辞典では,大辞林が類書に差をつけています。日本語大辞典や大辞泉も規模としてはほぼ同じで,カラー版であるという点では大辞林よりappealingなのですが…。

日国は一般向けでないと思っていたのですが,意外と多かったです。もしかしたら,実際に日国を使っている方だけでなく,「日本国語大辞典」という名前につられた人もけっこういらっしゃるのかもしれません(笑)

投票結果(5) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月24日(月)11時04分41秒

電子辞書に搭載を希望するコンテンツは?(和英編)

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新和英大辞典(研究社) 48
スーパーアンカー和英辞典(学研) 40
プログレッシブ和英辞典(小学館) 27
リーダーズ英和を訳語部分から検索できるもの 27
ジーニアス和英辞典(第2版) 15
和英辞郎(英辞郎の訳語で作った和英) 10
ルミナス和英辞典(研究社) 8
グランドコンサイス和英辞典(三省堂) 7
グランドセンチュリー和英辞典(三省堂) 4
和英辞典は不要 3
フェイバリット和英辞典(東京書籍) 1
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英和大辞典はそれほどでもなかったのですが,和英大辞典は人気があるようです。日本語系の研究者と英語系の研究者の共同作業で作られた和英辞典は,大辞典クラスのものでは皆無でしたし,何十万という語数を収録した和英自体,今まではほとんどなかったから,期待が大きいのかもしれません。その割に,グランドコンサイス和英は今一歩でしたが,新刊行から間もないので,評価が定着していないのかもしれません。

ジーニアス和英は,もうすぐ2版になりますが,ルミナスやグランドセンチュリー和英など,書き下ろしの学習和英として定評のあるものをしのぐ得票がありますので,改訂への期待が大きいことがうかがえます。また,上位の得票のほとんどが一般向けの大規模和英でしたが,その中で高校生向けのスーパーアンカー和英が2位に入っているのは驚きました。実務で和英をお使いの方は,和英は英和,英英への道しるべ的に考えるケースが多いでしょうから,「英語で何というか」さえ分かればいい,という点で,語数の多い和英を求めるのでしょうが,一方で,語数は少なくても,日英語の発想の違いといった,文化的側面まで目配りした和英も必要とする人が多いのかもしれません。

リーダーズ英和の訳語部分からの検索というのはかなりマニアックなものだと思っていましたが,意外と要望があるようです。EPWINGのCD-ROMの同機能をお使いの方がけっこういらっしゃるのかもしれません。

投票結果(4) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月17日(月)09時12分41秒

電子辞書に搭載を希望するコンテンツは?(英和編)
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ランダムハウス英和大辞典(小学館)46 
スーパーアンカー英和辞典(学研) 34
現行の英和辞典のままで十分    31
新英和中辞典・第7版(研究社)  23
ウィズダム英和辞典(三省堂)   23
新英和大辞典(研究社)     21
レクシス英和辞典(旺文社)   12
アドバンスドフェイバリット英和辞典(東京書籍) 10
ルミナス英和辞典(研究社)    5
Eゲイト英和辞典(ベネッセ)   2
ベーシックジーニアス英和辞典(大修館) 2
ユニコン英和辞典(文英堂)    1

★小学館ランダムの根強い人気がうかがえます。元になったRHD2版が1987年改訂,ランダム自体でも1993年ですから,かなり年数がたっているにかかわらず,改訂間もない研究社の英和大辞典を大きく引き離していたのは意外でした。日本人が書き下ろしたのでなく,アメリカの英英をベースにしているという信頼感もあるのでしょうか(日本人の書いた辞書は信頼できないという意味ではありません。念のため(^^;;)

面白いのはスーパーアンカーで,投票開始直後はウィズダムや新英和中辞典よりも下で,真ん中ぐらいの順位で推移していましたが,週の後半になって急に伸びて大逆転という感じです。編集主幹の山岸氏のサイトやAmazon等の書評の影響で,興味を持ったユーザが多いのかもしれません。

現行の英和辞典のままでよい,という人も思ったより多かったです。ウィズダム,レクシスなどの新刊辞書の電子辞書化の要望は大きいですが,多くの人は学習用はジーニアス,読解用はリーダーズという組み合わせで不自由していないということなのでしょうか。

新英和中辞典も,同じ研究社のルミナスよりはるかに希望が多いとは正直言って意外でした(^^;; 他書と違い,最新7版もそれほど多くの新機軸を入れているというわけではないですし,学習辞書独特の文法,語法記述や文化的な解説も他書にくらべれば少ないほうですが,道具としてはこれぐらいシンプルな訳語中心の辞書のニーズも大きいのでしょうか。考えてみれば,電子辞書がなかった頃でも,ジーニアスのような学習辞書に加え,コンサイスのような訳語重視の辞書もかなり売れていたのですから,電子辞書が出てきてから,ユーザの動向が学習辞書にシフトしていくとも思いにくいです。

スーパーアンカーがこれだけの得票があるのに,同規模で同レベルのユーザを対象にしたEゲイトやユニコン,もう少しレベルを落としたベーシックジーニアスが少ないのは不思議です。拙サイトをご覧になる方の層からしても,G3よりもレベルを落とした辞書が必要というよりは,スーパーアンカー自体の良さを評価する人が多いのかもしれません。

投票結果(3) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月10日(月)16時03分44秒

「(通常検索以外で)よく使う機能は?」

ジャンプ 95 
例文検索 38 
成句検索(英和・英英) 31 
履歴(ヒストリー,しおり) 17 
単語帳 15 
スペルチェック 7 
文字サイズの拡大,ズーム 4 
漢和辞典の部品検索 4 
ワイルドカード検索 3 
通常検索以外の機能はほとんど使わない 3 
電卓(換算機能等含め) 1 
その他 1 

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今回は付加機能の使用状況に関するもので,電子辞書についてくるアンケートハガキに必ず載っている項目ですが,あえて1つに絞って回答していただくことで,ユーザにとっての各機能のニーズが際立つことを期待しました。

ジャンプ機能が多いのは予想通りでしたが,2位の例文検索とこれだけ数値が開いているのは意外でした。例文検索,成句検索は英語系コンテンツの機能なので,英語ベースで使わない人は選ばないため,数が減ったのかもしれません。漢字源の部品検索も思ったより少なかったです。日本人は紙の漢和辞典に慣れている人が多いので,読めない漢字でも,部首や総画検索のような,冊子体の漢和辞典に搭載されている機能で検索できてしまうのでしょうか。

この結果を見ると,メーカーごとの仕様差,使い勝手の差が大きな機能は,機能自体は多くの機種に搭載されていても,ユーザはあまり使っていないことが浮き彫りになります。スペルチェックやワイルドカード検索のようなものです。言いかえれば,搭載する以上はユーザのニーズに関係なく使い勝手にもじっくり時間をかけるメーカーさんと,ユーザがあまり重視しない機能は,カタログスペックで他社より劣らないようにするためにとりあえず搭載だけして,操作性や完成度をじっくりと検討していないメーカーさんがあるということなのかもしれません。

これだけ多くのユーザがジャンプ機能を使っているのですから,更なる改善を望みたいです。具体的には,ジャンプ先の範囲指定を簡単にする(カシオ,セイコーのように,始点のみを指定する形式にするとか)とか,ジャンプ先単語を切り出す際に,元データの表記に関係なく柔軟に切り出せるようにするとかです。たとえば,「支笏洞爺国立公園」を広辞苑で引き,その中にある…羊蹄(ようてい)山,有珠(うす)山… の記述で,「羊蹄山」にジャンプしたい場合,「羊蹄」と「山」の間に読みがなが入っているので,「羊蹄山」を切り出してくれません。多くの辞書の場合,普通の書籍と違い,読みがなは漢字の上につけるのでなく,直後にカッコ書きでつけるケースが多いですが,こういう場合ジャンプ機能ではきちんと切り出してくれません。

投票結果(2) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 4日(火)11時20分06秒

「何台電子辞書を持っていますか?」

1台 134 
2台 75 
持っていない 60 
3台 24 
6台〜10台 14 
4台 11 
5台 5 
16台以上 4 
11台〜15台 0 

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複数機種を持っている人が意外と多かったのに驚きました。もっとも,これは拙サイトをごらんになる方の話で,たとえば価格コムのサイトなどでは持っていない人が多くなるでしょうから,一般化はできないと思います。16台以上という人が4人もいらっしゃったのはびっくりですが,これが本当であれば,電子辞書のコレクターの方か,メーカーさんの開発者など,仕事で必要な方でしょうか…?

とはいえ,1台のみ持っている人が圧倒的ですから,電子辞書がブレイクし始めた頃に購入した人で,買い換え,買い増しを考えていらっしゃる方がかなり多いことがうかがえます。こういうユーザの方のニーズを満足させるには,単なるコンテンツの追加や薄型化といった目先の改善ではなく,操作性やコンテンツバランスといった使い勝手にももっと目配りした機種が出てきてほしいものですが…(^^;;

投票結果(1) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:10月27日(月)15時00分41秒

第1回目の結果です。31日まででしたが,ここ1,2日で伸びが少なくなったので,締切を繰り上げます。

「最もよく使っている電子辞書のメーカーは?」
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第1位:セイコーインスツルメンツ 204
第2位:カシオ 57
第3位:シャープ 47
第4位:ソニー 24
第5位:キヤノン 21
第6位:その他 5

市場でのシェアと,拙サイトご利用の方の愛用機種にはかなりズレがあることが分かりました(^^;; たしかに,ここでは英語専門機の話題が多いので,英語系のラインナップが充実しているセイコーさんのユーザが多いことは予想していましたが,2位以下をここまで大きく引き離しているとは思いもしませんでした。たしかに,セイコーさんの機種のコンテンツバランスや使い勝手には定評がありますが,それだけではこれだけの票は得られないでしょう。セイコーさんの機種を購入されるユーザは,量販店さんのセールストークだけで購入機種を決めるのではなく,拙サイト含め,手に入る様々な情報源を漁り,自分なりに調べて納得してから買う人が多いのかもしれません(拙サイトの存在を知らずに電子辞書を使っている人の(膨大な)数は,当然投票結果にも反映されませんから)。