セイコーインスツルメンツの新製品情報・インプレッション
(2003年分)

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SR-T7000 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月20日(木)13時11分41秒

↑ヨドバシドットコム等でも扱われるようになりました。12月1日発売予定ということは,当初よりもかなり遅れているようです。実際の店舗なら,その前の週末あたりの発売でしょうか。PW-A8700を意識してか,かなり思いきった価格設定になっています。ヨドバシの場合,通販価格と店頭価格はほとんど変わらないので,通販専門の業者なら30000円を切るところも出てくるかもしれません。従来のSR-Tシリーズとのキータッチの違いや,小学館類語の検索まわりの使い勝手(単語だけでなく,A8000の角川類語のように,類語群から引くことができるか,など)など,どうなっているか楽しみです。

SR-T7000のCODは? 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月16日(日)19時48分48秒

↑意外と知られていないのですが,T7000に搭載のCODは,表面的にはCOD10版でも2種類あります1999年に出た元祖10版と,2001年に新語を増補した版です。簡単に言うと,「ADSL」が載っているものが増補版です(冊子体の場合は扉のところにTenth Edition, Revisedとなっているものが増補版なので分かりやすいですが)。SR-9200に搭載のCODは増補版ではないのですが,T7000はどうなのでしょうか…?

別件ですが,SR-M5000は,スペック上はSR-T5000をそっくりSR-Mシリーズの筐体に載せ替えたものですが,コンテンツ内容は微調整されています。ここでも過去に何件か指摘されたG大の誤植は,M5000のG大ではすべて直っています。COTも,多少の増補がされているようで,2002年のワールドカップの優勝国が追加(soccerの表)されていたりします。

SR-M5000 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月15日(土)16時52分56秒

↑ほぼ全国で販売開始になったようです。最近は,ヨドバシドットコムで店舗別の在庫情報が出ますので,居ながらにして分かります(^^) ただ,SR-T7000の発売も間もなくでしょうから,コンテンツがまともに重なるM5000は苦戦を強いられるかもしれません。SR-8100がそうですが,ベストセラー機の後に出てきたいわゆるリバイバル機(同一スペックで筐体を変更した機種)は,初代機よりも比較的短命になりそうな気もするので,何らかの工夫がいるかもしれません(XD-R9000とV9000は逆で,R9000のほうが短命でしたが)。その点では,25800円という価格設定は絶妙で,T7000はもちろん,M6000よりもはるかに安いので手が伸びやすいかもしれません。

ただ,まだ出ていないキヤノンさんのリーダーズ搭載機が意外なダークホースかもしれません。12月13日に発売日が確定したようですが,実売価格は,M6000とほぼ同じか,それよりも多少下げてくる可能性はあるでしょうから,そうなると,学習英和+大規模英和というG大の独自性など多くの一般ユーザは知らないでしょうから,単純に収録語数だけでG50に流れる可能性はあります。G50の場合,M5000を購入予定のユーザだけでなく,M6000のユーザも吸い取れるスペックはありますので,セイコーさんも頭が痛いかもしれません。COBUILD搭載とか,ダブル英和搭載というM6000のメリットがあっても,語数が多い英和1冊でいいですよ,という人もけっこう多いと思います。

#投票ボックスを立ち上げてみて実感するのですが,ここに書き込まれる方と,ROMされている方のニーズは多少違うようです。そう考えると,ダブル英和でなくても,リーダーズ+リープラという最大収録語数の辞書を,M5000やM6000なみの価格で売り出す(のであれば)キヤノンさんの戦略はヒットなのかもしれません。

SEIKO SR-T7000の発売日 投稿者:アサディー  投稿日:11月12日(水)12時42分49秒

SR-T7000の発売が、少し遅れそうな回答がセイコーさんからきました。いやー、注文者としては早く入手したいものですー。でも、生産現地ってどこでしょう...   回答:「弊社製品のSR-T7000は、11月中旬に発売の予定ですが、生産現地での諸般の事情などにより少々予定にずれがあり、現在発売に向けて鋭意準備を進めております。今しばらくお待ちを頂きますようお願い申し上げます。」とのことでした。うーん...16日には間に合わないのかも。

T7000 投稿者:ipu  投稿日:10月24日(金)20時42分51秒

私もビッグカメラを見ましたが、セイコーは最近、戦略的な価格できますね。まさか、ポイント込みですが、実質\30,000程度で販売されるとは思いませんでした。

11月発売のSR-T7000 投稿者:あさみ  投稿日:10月22日(水)14時02分49秒

あの、セイコーから出る11月発売のSR-T7000は、いいですか。コウビルドとかの方が、例文がいっぱいあってわかりやすいかなとも思います。でもジーニアスの大英和がSR-T7000にあるので、いいかも...迷います。

SR-M6000(3)(細かな点) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:10月19日(日)11時58分34秒

新和英中辞典の複合語エントリーに関してはdictianさんのおっしゃるとおりで,複合語はインデックスに入っていないようです。ですから,広辞苑の「神聖ローマ帝国」から和英にジャンプすると,主見出しの「神聖」にしか飛べないので,「神聖」の中をスクロールして探す必要があります。やはり旧版の1.4倍という見出し語数はさすがで,実務でも十分使えるレベルだと思います。ジーニアス和英の内容,語数に不満のある方は,これだけでもM6000を検討する余地はあると思います。個人的には,これが起爆剤となり,英和コンテンツも研究社系の辞書の勢力挽回を期待したいです。

スペルチェックに関しては,いくつか試してみましたが,T6500と同じコンテンツでは,候補語リストは多少の差しかないようです。Dictianさんがお試しのものは,もしかして英和モードでしょうか?

その他,プレスリリースやカタログに出ない点で,T6500とくらべてかなりの改善が見られます。T6500で酷評されたプレビューのもたつきもなくなり,比較的速いという評価のあったSR-9700よりも若干速くなっています。XD-Vシリーズのキビキビした速度には追いつかないにせよ,これぐらいなら(とくに旧機種を使っていた人は)ストレスは感じないのではないでしょうか。ただ,スペルチェックは(気のせいかもしれませんが)若干遅くなった感じはします。また,2003年7月5日に指摘した「ベータ崩壊」などのカタカナ+漢字の単語のジャンプ先切り出しの問題も改善されています。

このように,SR-T6500で不満の多かった点が改善されていることに加え,学習英和と大規模英和をカップリングし,しかもそれらをシームレスに検索できるようになったという点で,T6500をしのぐ内容になっていることは明らかです。「リープラがない」という点は評価が分かれるでしょうが,M6000にリープラまで入れたらT7000の存在意義に影響する(一般の人にとって,T7000のウリは,CODやコロケーション辞典というよりは,英和の語数の多さでしょうから)ということも考えられるので,メーカーさんも棲み分けをするつもりなのかもしれません。T7000はどう考えても実売で30000円台前半にはならないでしょうから,もしM6000にリープラを搭載していたら,サイズ的なメリットとあわせ,T7000が売れにくくなるでしょう。

M6000の次はT7000が出るなど,電子辞書の進化はとどまるところを知りません。これは他社にも影響を及ぼすでしょう。新機種投入サイクルの短いカシオさんにしては珍しく,XD-R9000以来(同一スペックのV9000は別ですが)1年近くにわたって,英語系のハイエンド機は何も入れてきませんが,ある意味では嵐の前の静けさかもしれません。XD-R9000の投入で,英語教員等のプロ市場にも参入した以上,M6000, T7000という英語専門機の連続投入を黙って見ていることはないでしょうから,そのうち対抗機種を出してきてもおかしくはないでしょう(V8800は明らかに「つなぎ」でしょうから(^^;;)。

しかし,電子辞書のコンテンツが進化する一方で,一般の英語学習者の英語力はここ数年で急速に伸びているというわけではありません。言いかえれば,電子辞書が進化すればするほど,一般の英語学習者にとっては不相応な機種が増えてくるわけで,辞書学の研究者であると同時に,共通教育科目の英語教員でもある私にとっては,少なからず憂慮しています。非語学系の雑誌の電子辞書特集を見ていると特に感じますが,電子辞書のマシンとしての進化に重点を置きすぎ,その進化の恩恵(弊害)を受けるユーザの立場が軽視されているような気がしなくもありません。そのような中で,T7000というハイエンド機を発表しつつも,コンテンツ数を抑えた下位機のSR-Mシリーズも積極的に出し,カタログに現れない細かな操作性が旧機種よりもリファインされてきているといった手堅い製品を開発されるメーカーさんの存在は貴重であると思います。

SR-M6000(2) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:10月19日(日)11時00分48秒

キーに関しては先程述べたようにほとんど言うことはありませんが,気になったのは訳キーはかなり端のほうを押しても(真下に押さなくても)認識される(「=」と書いてあるあたりを押しても大丈夫です)のに,戻るキーは「る」や「戻」のあたりを押しても(クリック感はあるのに)認識されません。中央あたりを下まで押し込まないとだめです。キートップが大きいだけに,中央から多少ずれたところを押すケースは多いでしょうから,改善が望まれます。

(コンテンツ,操作系に関して)操作系は基本的にSR-Tシリーズと同じです。ただ,コンテンツの変更に伴い,細かな点が変わっています。もっとも大きな点は,英和がリーダーズとG3を同じモードでいっぺんに検索できるようになったということでしょう。これは非常に便利です。これだけだと,他社製品にある全辞書検索,複数辞書検索と同じですが,SR-Mシリーズの場合,成句検索も2つの辞書をいっぺんに検索します。これはシャープ,キヤノンの全辞書検索,複数検索ではできないことで(ソニーはOK),イディオムを調べるときに,どちらに載っているかということを意識しなくてもすみます。G3はリーダーズより語数は少ないですが,成句に関してはレキシカルフレーズ(通常の成句の範囲を広げ,日常会話でよく使われる言い回し)が多いので,リーダーズに載っていない成句でもG3に出ていることがよくあります。このような場合,辞書種を意識しないで成句が引けるのはありがたいです。

ただ,細かな点ですが,通常の見出し語検索(ワイルドカード検索含め)では,リーダーズとG3を含めたアルファベット順でリストが並びますが,成句検索はまず最初にキーワードを含む成句をリーダーズから検索したリストが出て,G3のリストはその後に並びます。たとえば,get&backで成句検索をすると,get off sb's back, get back, get the back of...のようにリーダーズでgetとbackの含まれる成句がずらっと並び,その後にG3の成句がリストされます。ですから「get back」という成句をリーダーズとG3で引き比べたい場合,両者がかなり離れているので面倒です。G3の成句はリーダーズのあとに並ぶので,リーダーズの記述を見て,G3には載っていないだろうと思って何気なくスクロールすると出ていることに気づいたりもします。これは,通常の見出し語検索のように,辞書種に関係なく2冊の辞書全体のアルファベット順で並べたほうがいいでしょう(同様のことは,シャープさんのPW-A8700のリスト表示(リーダーズとリープラを分けてアルファベット順に並ぶ)にも言えます。

(以下はM6000のことではありませんが)
#残念なのは,SR-T7000ではダブル英和搭載なのに,リーダーズ,リープラとG大を(M6000のように)いっぺんに検索はできないらしい(ニュースリリースのキーレイアウトから推測する限り)ということです。T7000は,リーダーズ(リープラ),G大がそれぞれ別のモードキーになっているので,2つの辞書は独立した辞書として検索されるのでしょう。個人的には,むしろT7000のほうこそM6000のような操作系であるべきだと思います。リーダーズとG3なら収録語数や性質が全く違う辞書ですから,ユーザ側も(必要に応じて辞書を引き分けられる人なら)読解の際はリーダーズ,発信時や英語学習にはG3,のように,事前に引くべき辞書を限定することは難しいことではありません。高度な英文を読む場合,むしろG3のエントリーまで候補語リストに出てくれば邪魔くさいと感じるかもしれません。一方,T7000はリーダーズ(リープラ)とG大という,性質の似た英和を搭載しています。リーダーズに出ていないのにG3に出ている単語は(リーダーズ2版刊行後の新語はともかく)少ないでしょうが,合計46万語のリーダーズ,リープラに出ていない単語でも,G大に出ている語というのはかなりあります。つまり,読解の際でも,両者は相補う関係にあり,リーダーズとG3をカップリングした場合とは性質が違います。モードキーが分かれていれば,単語帳に登録される場所も分かれるわけで,T7000の場合,同じ英和辞典なのに単語帳に記憶される場所は2つあることになります。総登録語数が辞書種制限なしの1000語と大幅にアップしたこともあり,英和に重点的に単語登録をするユーザは,G大か,リーダーズか,どちらに登録したか分からなくなるかもしれません。極端な話ですが,かりに両者に500語ずつ登録したとすると,ある単語をレビューしたいとき「2冊」の500語の単語帳を順にスクロールして探す必要があり,これではせっかくの電子単語帳というメリットがなくなってしまいます。

T7000はコンテンツが増えているのに,モードキーのアサインにこういう無駄があるのはどうかなぁという気がします。

SR-M6000(1) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:10月19日(日)10時28分36秒

ハードウェアに関しては他のSR-Mシリーズと共通すると思いますが,簡単にレポートします。

(筐体)XD-R820と厚さはほぼ同じで,横幅は若干短いです。逆に奥行はちょっと長いです。従来の大型機と同等の解像度の液晶を搭載してこのサイズは驚異的です。ただ,奥行の差はわずか4ミリとはいえ,胸ポケットに入れる際に影響があるかもしれません。筐体表面(液晶パネルの裏側)はアルミ合金ですが,裏側は(カシオさんの小型機と違い)プラスチックです。小型機という性質上,裸で胸ポケットに入れて持ち歩くケースも多いでしょうから,擦れたりして塗装が汚くなりそうな気はします。また,カシオ,ソニーの小型機と違い,フタと電源が連動していないのは賛否両論があると思います。2ウェイキーのまわり(ヒンジ部分含め)は,機種に応じた色になっていますが,ここはフタを閉めても見えるので,M5000とM6000を併用して持ち歩く人(こういう人がどれぐらいいるか分かりませんが)などには重宝するでしょう。

(液晶パネル)物理的なパネル寸法が小さくなって解像度が同じということは,ドットの大きさが小さくなっているわけで,最小(12ドット)フォントサイズではSR-Tシリーズなどの大型機にくらべ,かなり文字が小さいです。感覚的にはシャープさんの9ドットフォントを精細にした(12ドットなので当然ですが)ような表示です。視力の悪い人は16ドットにしないとちょっと見にくいでしょう。もちろん,16ドットにすれば従来機よりも一覧性が悪くなりますから,従来機でも「文字が小さい」と感じる人は,購入前に実機を確認してください。また,これは他社機種(おおむね,今年夏以降に出た機種)にも言えますが,液晶パネルの反射板?が変わったようで,液晶のコントラストが多少変わっています。従来機は黄色っぽい色合いでしたが,M6000はじめ,最近の機種は白っぽくなっています。個人的には,従来機の液晶パネルの色合いのほうが文字がくっきりして見やすかったです。また,これは個体差かもしれませんが,SR-Mシリーズの液晶は気温等によるコントラストの変動が他機種よりも大きいような感じがします。電源投入直後はかなりコントラストが濃く,検索するうちに落ち着いてきたりします。沖縄の気象条件では問題ありませんが,もしかしたら厳寒地などでは使用中にコントラスト調整をしたりする必要があるかもしれません。

(キーボードまわり)小型機のキーボードとしては全く申し分ありません。フルキーボードのノウハウを生かして開発されているだけに,キーの押しやすさ,クリック感,レイアウトなどは他社製品を寄せつけないでしょう。カシオさんの機種は,文字キーの大きさを確保するために,モードキーや機能キーなどの特殊キーが犠牲になり,横長で押しにくくなっています(これは大型機も同じですが)が,SR-Mシリーズは文字キーもモードキーもそれほど大きさの違いがありません。また,上下左右の矢印キーをすべて同じ大きさにするのでなく,電子辞書では行スクロールを多用する関係で使用頻度が高い上下の矢印キーを,文字キー以上に大型化するといった細かな心遣いも電子辞書の老舗メーカーならではでしょう。パソコンやPDAがそれほど一般的でなかった頃から電子辞書を手がけているからこそ,パソコンのキーボードに引きずられないで,電子辞書に特化したキーレイアウトになっているのだと思います。履歴や文字サイズ,次見出し,前見出しキーなどは,大型機よりも押しやすいです。

Mシリーズで新設されたキーボード上部の2ウェイキーは,とくに電車の中などで手に持って検索する場合非常に便利です。親指での操作を想定しているようですが,ジャンプキーはちょっと人によっては指が届きにくいかもしれません(^^;; また,決定キーと戻るキーにくらべ,例文キー,ジャンプキーはちょっとキーの出っ張りが弱く,押しにくい気がします。欲を言えば,4方向の矢印キーの中央を押せば訳キーとして機能するようにしてほしかったです。

Re:T5030の改悪点 投稿者:dictian  投稿日:10月19日(日)00時37分51秒

7/24にSR-T5030の改悪点として、「インクリメンタルサーチが有効な日本語入力では、キーの先読みが無効になっていて、サーチが終わらないと次の入力を受け付けない」という問題点を報告させていただきましたが、その続報です。これは、最近では改善されているようです。改悪されているものの製造番号はG57AAで、それが元に戻った(?)ものの製造番号はG57BAでした。製造番号で確実に区別できるとは限りませんけど、改善されているものが存在していることは、紛れもない事実です。それから、改悪された点は、後続のT5040やT5020には受け継がれていないこともご報告しておきます。(つまり、SR-Tシリーズの中で、古いT5030だけの問題でした。)

SR-M6000 投稿者:dictian  投稿日:10月19日(日)00時06分41秒

店頭で触ってきました。注目していたのは研中の和英の複合語ですが、研中搭載の従来機種と同様に、複合語は検索対象にはなっていませんでした。ただ、旧版に比べて語数が多いので、検索可能語数も多くなっていました。

SR-M4000からスペルチェックが改善されています。従来機種ではSHARPの機種でしかヒットしなかったような、母音のスペルを間違えたパターンがヒットするようになっています。もちろん、従来のベンチマークも全てクリアでした。このような地道な改善はとても評価できます。ALEXさんの評価結果もお聞きしたいと思います。

SR-M6000 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:10月18日(土)10時47分33秒

20日からの発売のようですね。月曜日発売ということは,主要量販店ならすでに物自体は来ているでしょうから,早いところだともしかしたら今日,明日ぐらいに出ているかもしれません。購入予定の方は,展示機はなくても店員さんに確認してみればいいかも。

これとは別に,カシオさんからXD-R6700という五十音配列の多コンテンツ汎用機も出るようです。ニュースリリースはなかったような気がしますが,カタログには出ています。R6600のコンテンツを増加し,XD-V6300相当の32冊収録にしたものです。ただ,筐体はVシリーズの薄型筐体ではないです。

SR−T7000 投稿者:ひまわり3  投稿日:10月14日(火)07時58分23秒

私もNoriさん、duyoさんと同じく画面の見やすさ(フォントも含めて)にこだわるタイプです。カシオ3機種、シャープ2機種購入して使っていた時は、この掲示板でSekky先生やほかの方が、セイコーや、キャノンやソニーの良い面(すぐに見えない使い勝手)を書かれていても店頭でパッと見た感じで画面が見にくいと感じるとそこで受け付けないという感じでした。キャノンは昔、私のお気に入りのニューアンカーを入れてましたけれど、解像度が悪いので、買う気がしませんでした。今回、キャノンの高校生向けモデルを見て、やっと液晶画面が進歩し、とてもきれいになっているので、中高生のこどもがいる私は、ちょっと買っちゃおうかなという気になりました。(買ってませんけど)。それだけ、画面の見やすさ(レイアウト、フォントを含め)は購買意欲に重要な要素だと思います。
セイコーは買って使ってみると、パッと見でわからない使い勝手の良さと検索の正確さがとてもよいのですが、英語専門家(冊子の辞書にも苦痛を感じない)ではなんの苦痛と感じない画面で、他のメーカーユーザーにとっては苦痛と感じることがあると思います。慣れると大丈夫なのですが。
今回のリアルタイム検索&プレビュー画面で「COD」「OALD」の印が大きく目立ちすぎるのに対して、今までのセイコー機種での語の定義画面の例文アイコンの目立たなさ過ぎのところ、前から、使いにくかったです。Sekky先生の研究などで、例文が載っていることを知らない学生が多いということですが、例文が載っていることを知っている私でも、セイコーのでは例文アイコンが「文」一文字でしかも、語義のすぐ後ろに、まるで語義の文字のひとつのようにひそんでいるので、ちょっと目をこらして例文アイコンをさがさなくてはならず苦痛でした。例文アイコンの見やすさと使い勝手はカシオのが好きです。
そういう点も今回の7000で見やすさに工夫がされているとさらによいのになと思いました。

SR−T7000 投稿者:ひまわり3  投稿日:10月14日(火)05時39分17秒

ニュース・リリースページではOXFORD英英辞典のリアルタイム検索&プレビュー画面で「COD」「OALD」の印がやはり大きく目立っているのでリーダーズのキーも、リーダーズとリープラの2冊がいっしょに調べられそうなため大きな印「リーダーズ」「リープラ」の印がついて見苦しくなりそうな予感があります。英英、英和とももっとすっきりとしたマーク(たとえば◇や◆などの記号で区別)にしたほうが主役の単語の方が目立って見やすいのではないでしょうか。「画面は全て開発途中のものになります。」とリリースページに書いてあるので、もし私と同じ意見をお持ちの方がいらっしゃったら、この掲示板などに意見を書かれたら、もしかして、変えてくれるかも。みなさんのご意見はいかがでしょうか。記号だとわかりにくいならせめて一文字の印でも良いと思います。たとえば、「COD」「OALD」→「C」「A」「リーダーズ」「リープラ」→「リ」「プ」こうのようにすっきりしていて区別がつくほうが見やすいと思いますが皆様いかがでしょうか?

SR−T7000 投稿者:ひまわり3  投稿日:10月14日(火)01時03分52秒

SR−T7000の号外パンフレットを入手し、ニュース・リリースページでは良く見えなかったモードキーがはっきり見えて大満足です。
例文検索キーがあります!
(いちいちメニューキー→決定キーと指を動かさずワンタッチで英和優先の例文検索画面に行けるということですよね。4030の操作系と同じだと思うので)
これは前から希望していたことなのでとってもうれしかったです。
それに広辞苑以外はすべて英語関連のキー。
本当に英語充実収録モデルと呼ぶのにふさわしいと思います。(国語も充実してます)
ウェブページでよく見えない方のためにモードキーの表示を書いておきます。
左から
◆入/切
◆広辞苑
◆リーダーズ
◆ジーニアス
◆和英
◆英英/類語
◆TOEICテスト
◆例文検索
◆メニュー
◆登録 削除

漢字源や日本語類語例解などは、きっと広辞苑のところか、メニューに入っているのでしょうね。とにかく例文検索キーを独立させてくれたので、楽しみです。
またSR−M6000のパンフレットにあるように英和キーひとつでふたつの英和を引くため、リアルタイム検索&プレビュー機能で見苦しくなっている「リ英和」「ジ英和」(単語より大きく目立っている)の印がないと思われるのも期待できるところです。

SR−T7000の単語帳 投稿者:熱心党  投稿日:10月12日(日)14時08分59秒

SR-T5000、SR-T6500それぞれ「コウビルド」とG大を手放せません。
しかし、単語帳の枠100件に不満を抱いておりましたので、SR-T7000の1000件は嬉しい!
けれども、Canonのように分類できるのだろうか。ご存知の方いらっしゃいますか。また、日本語の類語辞典の競争もいよいよ幕開けですね。この動向だと、SR-T8000(?!)はどのようなコンテンツになるのでしょう。期待が膨らみます(財布はしぼむが)。

M6000にスーパージャンプはありました 投稿者:As  投稿日:10月 7日(火)01時05分09秒

>>風街月さん
私のところにも、同様なメールの返事がありました。やはり、何人も連絡しているとそれなりに返答が早く帰ってくるみたいですね。

# これで、またM6000/M5000どちらを買うべきか、思案のしどころです。

SR-M6000の仕様 投稿者:As  投稿日:10月 3日(金)18時19分15秒

以前セイコーの小型モデルに関して質問させていただいたものです。

さて、このSR−M4000/5000/6000の製品ページがSIIのWebで公開されていたたので、つらつら眺めていたのですが、M6000にはスーパージャンプの記載が無いことに気がつきました。

プレスリリースでは共通仕様としてスーパージャンプが記載されているので、記載漏れだと思いたいのですが、プレスリリースでも記載されているM5000の広辞苑の分野別検索がない件とかは正しく反映されています。

店頭で他のモデルでいじっただけですがスーパージャンプのような機能はウェブサーフィンならぬ(紙の辞書ではやる気もおきないような)辞書サーフィンができるので、一寸おもしろいな、と思っていたのですが、普通の人はあまりつかわないのでしょうか。

それとも、辞書の大幅入れ替えがあるM6000のようなモデルはスーパージャンプのような機能は影響を受けやすいのでしょうか。

とりあえず、SIIへは問い合わせしてみました。返答がありましたら、また報告したいと思います。

T7000! 投稿者:H1B  投稿日: 9月30日(火)02時24分01秒

留守にしている間に、T7000の発表で盛り上がっていたのですね。遅ればせながら、一言。

とにかく、買います。リーダーズ、リープラ、COD、現代英英、広辞苑、それに、類語例解辞典の組み合わせがうれしいです。

ただ、CODはどちらかというと家庭向き。メーカーさんの発表を見るとこのあたりをやや誤解されているかな、と感じました。なので、仕事向きの本格英英の搭載を、次の機種には期待したいところです。でも、CODでも十分うれしいことに変わりはありません。

和英は、私の場合は、固有名詞の綴りがわからないときや、専門外のちょっとした言葉(名詞がほとんど)探しに使いますが、SR9200に搭載の和英中辞典は、この用法には、ほとんど役立たずでした。今回の新版はどうか、楽しみです。

>pinguさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月27日(土)11時57分52秒

>今日、いろいろWebを見ていたら、SR-M6000を見つけました。
>Cobuildが入っていて、SR-T7000と迷います。
>この二つの機種の差は何でしょう?
>もし一つ一つに対象の人を説明するとすれば、SEKKY先生はどう説明されますか?

M6000は小型機ですから,サイズを重視する人(大規模英和を小さなサイズに収めた機種がほしい)と,COBUILDを重視する人(英語を学んでいる人でCOBUILDの良さが分かる人)の両方をターゲットユーザにしているような気がします。T7000は前にもふれたように,サイズよりもとにかくコンテンツ内容を重視する人が対象になると思います。ビジネスの場面でしょっちゅう英語を使う人もそうですし,英語教員もターゲットになるでしょう。ただ,価格が飛び抜けていますので,普通の学生には(生協モデルなどが出ない限り)とっつきにくい機種だと思います。SR-9200が出たときもそうでしたが,9200の頃はリーダーズ搭載機自体がなかったため,大枚はたいて買う学生もいたと思います。ただ,今ではリーダーズ搭載機は全メーカーが出していますから,CODや日本語類語, COTといったT7000独自のコンテンツの良さに惹かれない人は他社の大規模英和搭載機に流れる可能性はあると思います。

T7000はビジネスユースもターゲットにしていますから,COBUILDのような「読む辞書」を入れるのは抵抗もあったのかもしれません。というより,英英だけ別出版社にすることは無理ですから,CODやCOTなど,実務で英語を使う人に評価の高いコンテンツを入れるとなると,英英もOALDになってしまいます。

#日本語で考えると分かりやすいですが,「肝を潰す」をOALD(や他の学習英英)式に「(思いもしない結果に)非常に驚く」と定義するのと,COBUILD式に「人間が肝を潰すということは,思いもしない結果に対して,非常に驚くという意味です」と定義するのをくらべると,仕事で英英を使う場合など,サッと見て意味を理解したい場合は,COBUILD式はマイナスになります。英英に慣れたユーザなら,OALDのようにニュアンスや付加的な情報をカッコに入れたりしている辞書だと,カッコ内を最初は見ないで,メインの語義だけを見て把握し,必要に応じて付加情報を見るという読み方をしているでしょうから。

T7000の実売価格は私も何とも言えません。というより,メーカーさん自体も他社の動向がはっきりするまでは分からないと思います。PW-A8700がほぼ同価格,同コンセプトの機種なので参考になると思います。ただ,セイコーさんは英語系電子辞書の老舗で固定客も多いでしょうから,他社製品よりも強気の価格設定であってもうまくいくでしょうから,A8700よりは高くなるのではないでしょうか。SR-9200がそうでしたが,当時は他社製品で並ぶ値段の機種がありませんでしたが,それでもけっこう売れたようです。2年たとうとしている今でもまだ30000円を切るか切らないかぐらいなので,同時期に発売された他機種が20000円を切っているものも多いことを考えると,値崩れは少ないですね。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月27日(土)11時38分02秒

>どちらかというと英語は得意ではないけど仕事で使う人は、専門用語の載った大辞典と
>学習辞書の併用という英語の得意な方には理解できない組み合わせのニーズがあるよう
>に思えます。

同感です。というより,我々(英語が得意であるかどうかはともかく)英語を教えることで生計をたてている教員でも(辞書に対してまともな認識を持っている教員であれば),大規模英和と学習英和を併用しています。というより,英語で仕事をしている人は発信面の機会も多いでしょうから,学習辞書は手放せないはずです。「語数の多い辞書」=「いい辞書」=「上級者向け」という認識が未だにはびこっています(英語教員でさえ,こういうことを頑なに主張する人が多いですが(^^;;)が,語数の多さはレベルの問題よりも用途の問題であると思います。読むことが中心で,発信の機会が少ない人なら,英語が苦手な人でもリーダーズ1冊で全く問題ないケースもあります。理科系の学部上級生などはそうかもしれません。彼らは英語が苦手でもリーダーズを普通に使っていますし,それで十分文献を読みこなしています。ドクターレベルになり,国際誌に論文を書く頃になって,発信面を重視した語数の少ない学習英和を買い足すというケースも多いようです。

以前,SR-9200が出たとき,学習英和なしで大丈夫か,と思いましたが,これは語学教員の発想だったのかもしれません。現に,今でもカシオさんのXD-R910は学習英和なしですし,今度キヤノンさんが出すリーダーズ搭載機にも学習英和はありません。ここからも,こういう需要がかなりあるということがうかがえます。

>kumaさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月27日(土)11時37分14秒

>ただ、唯一私として残念なのは、「英会話とっさのひとこと辞典」がなくなって、TOEIC
>関連がコンテンツに入ったことです。私としては、「英会話とっさのひとこと辞典」を
>ビジネス版にアップグレードして、引き続き入れて欲しかったなあと思います。ビジネス
>版は本でもっているので、それを今後も使うしかないなと思っています。
>それにしても、何故TOEIC関連のコンテンツが入ったのでしょうか?

私の考えでは,T7000はその値段からしても,普通の学生層や趣味で英語(英会話)を学んでいる人をターゲットにしているのではなく,(学生にくらべ)比較的懐に余裕があり,仕事上の必要から英語を身につけることが求められているビジネスパースンや語学教員に向けた機種なのかと思います。「とっさ」よりもTOEICコンテンツを搭載したのは(その良い悪いは別問題ですが),最近の企業の英語へのとらえ方が,多少なりとも反映されているのかもしれません。就職課の人と話していても感じますが,とくに海外展開している企業では,「英会話」という漠然とした物差しよりも,TOEICスコアという数字に出るものを重視するようですし,海外支店勤務の条件として一定のスコアを要求したり,新入社員にも何点以上というノルマを課し,必要に応じて語学研修などをさせる企業は多いようです。ふだんの仕事で英語をほとんど使わない人でも,企業側でTOEICを要求してくるケースも多いようで,そうなると,英語が必要になる「とっさ」の状況さえあまりない人にとっては「とっさのひとこと」よりはTOEICの参考書のほうがappealingなのかもしれませんね。

>学生向けなのかな?

学生でT7000のようなハイエンドの英語専門機に興味を持つ人は,英語に力を入れている学科(英文科や英米語学科など)の人が多いと思います。こういう層の人は,留学に興味を持つ人も多いですし,交換留学プログラムのあるケースが多いので,1年生からITP(という教育現場向けの安価な)TOEFLを受けさせられたりしますので,むしろTOEICよりもTOEFL,英検に興味を持つ人が多いようです。普通のレベルの大学の学生だと,電子辞書を買うユーザの多い新入生よりは,TOEICは就職活動で企業研究を始めたり,就職ガイダンスを学内で受けたりし始める頃(3年生以降)になって関心を持ってくるようですね。

>難しい専門用語(その分野の人にはそうでもない)と簡単な単語との組み合わせで毎日
>英語を使っています。だから、TOEIC関連よりもとっさのひとこと(ビジネス版)が欲
>しかったですね。欲を言えば英辞郎があればもっといいですが。

シャープさんのA8700はそういうスタンスっぽいようですね。CODや日本語類語のように,普通の日本人にはあまり認知されていない(ために営業上アピールしにくい)コンテンツを外し,ビジネスレター辞典や会話集という,誰が見てもよく分かるコンテンツを入れたのかもしれません。TOEICがらみのものは入っていませんが,昔のフルコンテンツ第一号機(PW-5000)がTOEIC対策の単語集が入っていて,初級レベルから800点ぐらいのレベルまで対応していました。

英辞郎は要望も多いようですが,私個人としては(搭載するのであれば)コンテンツ入れ替え型の機種での追加コンテンツとして載せるのが妥当かと思います。英辞郎は,オンライン辞書の特性を生かしたオープンエンドの辞書なので,これをIC辞書のROMに載せてしまうと,野生動物を動物園の檻の中で飼うのと同じで,せっかくの拡張性をスポイルしてしまうと思います。また,編集主幹がいて,執筆者が公開されていて,統一した編集方針に基づいて執筆されている普通の冊子体辞書でも,校正時に見落とされた誤植や誤記は少なからずあるのですから,主幹を決めず,何千人という人が独自に提供したデータの集合体である英辞郎の場合,全体的なデータの信頼性に難があることは否定できませんから,メーカーさんも搭載するには慎重になってしまうのかもしれません。

SR−M4000 投稿者:ひまわり3  投稿日: 9月26日(金)09時45分11秒

昨日、量販店でセイコーの新シリーズSR−Mの第1弾4000がでていたので、さわってきました。時間が10分弱しかなかったので、あまり詳しくは見られませんでしたが、すごくよかったです。小型機に今まであまり興味がなかったけれど、う〜ん、このシリーズもほしくなっちゃう。まず、液晶画面がとてもみやすかったことと2WAY操作キーがかなり使い心地がよかったです。Tシリーズと違い開くとまっ平らになってカードを持っている感じ。(軽いし)そして左の親指で 戻るキー 上下左右キー 決定キー 例文解説キー ジャンプキー が非常に快適に操作できました。 左手で持っている時のバランスが良いです。単語を入力するときは右手を使わないとだめかもしれませんが、手の大きい人は左手だけでも打てちゃうかも。でも単語を出したら例文やジャンプなど左親指だけでどんどんできちゃうので、通勤の人など電車で立ったまま、読んでいくのに良いと思いました。

液晶は字が小さくてもとってもくっきりきれいで、一覧性が良くて快適でした。小型機だと気軽にどこにでも持って行けて、勉強しているという感じもなくよさそう。(主婦としては病院などで待ち時間に、電子辞書読みたくてもなんか近所の人目が気になっちゃって)私にとって読み物としてのコウビルドが入っていてジャンプでリーダーズが引けるM6000が楽しみです。またゆっくり見てみたいです。

SR-T7000 すごいです! 投稿者:ひまわり3  投稿日: 9月26日(金)06時53分37秒

すごいです!
4030と6800でセイコーの電子辞書の使い方に慣れてきて、快適なので発売が楽しみです。6800にはいっているリーダーズ、COD,COTは重なっているのですが、3つともジャンプでとても効率よく使えてすごいと思ってましたし、G大がほしかったし、6800とは研究社の和英の版が変わっているし、これまたほしかったプラスもあるし、OALD、OCD、などの例文検索も超楽しみです!とってもほしいです!

SR-T7000 投稿者:  投稿日: 9月26日(金)04時51分42秒

すごい!! 8700もすごいと思いましたが、これはもっとすごい。やっと「こういうのがあったら..」という電子辞書が出てきました。 =)

「通訳、翻訳家といったプロの方にもお使いいただける電子辞書です」とプレスリリースに書くあたり、かなり自信を持っての投入といったところでしょうか。

6500 と 5000 を持っていますが、7000 は欲しくなります。発売が楽しみです。

SR-T7000、すごーく欲しいです! 投稿者:Pingu  投稿日: 9月26日(金)02時16分48秒

すごーい!すごすぎると思って見ていました。
これは売れるでしょうね。
買うのを控えてて大正解でした。
ずっと6500を買うつもりだったのですがなぜか買わずにいたら・・。
これで6500が大幅に値下げするのでしょうか???
そうだったらそれもまた魅力・・・。
7000にCobuildが入っていたら、なお良かったです!!
私はSeikoに直接、学習英和とリーダーズなどの大型英英を収録してくれメールをしていたので尚更嬉しいです。
下の書き込みにもありますが、Toeic関係のものは省いてよかったから、
「とっさの一言」を入れて欲しかったです。
発売は11月下旬とのこと。
もうすこし早くならないのでしょうか?
待ちきれません!!
イギリスから何冊もハリーポッターを買ってきたのではやく読みたいのにな・・・。
セッキー先生は幾ら位で発売されると睨んでいますか?
(量販店や価格ドットコムなど)

SR-T7000の件 投稿者:kuma  投稿日: 9月25日(木)23時42分47秒

先日TOPページへアクセスできない件で初めてメールしたkumaです。
(相変わらずアクセスできないですが)

今回のT7000はすごいですね。前から、G大,リーダーズ(プラス)搭載機が欲しくてたまらなかったのですが、セイコーファンの私としては首を長くして待ってたところです。早速、妻と交渉し、冬のボーナスがでたら買うつもりです。私のSR-9700は妻へ払い下げになる予定です。

ただ、唯一私として残念なのは、「英会話とっさのひとこと辞典」がなくなって、TOEIC関連がコンテンツに入ったことです。私としては、「英会話とっさのひとこと辞典」をビジネス版にアップグレードして、引き続き入れて欲しかったなあと思います。ビジネス版は本でもっているので、それを今後も使うしかないなと思っています。
それにしても、何故TOEIC関連のコンテンツが入ったのでしょうか?
私も4回/年くらいTOEICを受けていますが、電子辞書でTOEICの問題は解こうとは思わず、(別のTOEIC用の本で勉強してます)、電子辞書はわからないときに引けるものであって欲しいのです。TOEIC関連のコンテンツを搭載して欲しいという要求も強いんでしょうね。
学生向けなのかな?

私の場合英語を仕事で使うのですが、英語はそれほど得意ではないですし、相手もネイティブではない外国人で、共通語として英語を使っています。そういうとき、電子辞書でジャンプしたりしてどう言えばいいかを考えて使うので、(同じ内容を言い方を変えたり)、コンテンツは例文含めていっぱいあった方が助かります。そういうニーズは少ないのかな?これからは中国やアジアの人との交流はますます増えると思いますが、そういう人たちとのコミュニケーションは中国語ではなく、英語だと私は思っています。難しい専門用語(その分野の人にはそうでもない)と簡単な単語との組み合わせで毎日英語を使っています。だから、TOEIC関連よりもとっさのひとこと(ビジネス版)が欲しかったですね。欲を言えば英辞郎があればもっといいですが。
こういうハイエンド機は英語を専門としている人にはもちろん必要でしょうが、私のようなビジネスで使っている人も欲しいと思います。ちなみに私の課では課長以外は全員電子辞書を使っています。(全員エンジニアです)学会で発表とかそういうのではなく、通常の仕事で海外のエンジニアとのコミュニケーションの手段として。
私のイメージとしては、電子辞書は高級機と学習機に分かれ、高級機は翻訳家や英語の専門家や英語を専攻している学生を対象とし、そうでない人は学習辞書の載っているいる電子辞書を、というように感じるのですがそれはひがみかな?ビジネスマンで電子辞書を使う人は今後はもっと増えると思いますし、どちらかというと英語は得意ではないけど仕事で使う人は、専門用語の載った大辞典と学習辞書の併用という英語の得意な方には理解できない組み合わせのニーズがあるように思えます。私だけかな?

話がそれてしまいましたが、今の私のニーズにはT7000が最適ですので、楽しみに発売を待ちたいと思います。

SR-T7000 投稿者:sunny  投稿日: 9月25日(木)22時57分52秒

こちらの掲示板を楽しみに拝見しています。このところの電子辞書の内容の充実振りに
秋から冬の新製品がどういうものになるのか、わくわくしていましたが、セイコーのSR-T7000、すばらしいですね。リーダーズ、リーダーズプラス、ジーニアス大英和は電子辞書で無ければ、引いて読むのは大変ですが、その3つと学習英英のOALD,語数が半端でないほど多いCOD,コロケーション辞典も例文検索で引けて、日本語類語と広辞苑が入っていれば何でも来い!という気になれそうです。画面が秋の新製品の液晶のレベルアップがこの辞書にも反映して、文の量がもっと増えて読みやすくなるとかまで期待してはいけませんね。

小型で英会話とジーニアス英和+リーダーズ、百科辞典,国語系の辞書が入っている,液晶の解像度がいいものもあれば多分それも欲しくなるでしょうが、今はSR-T7000を期待して待ちます。

>ゆみげるさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月25日(木)19時32分50秒

>欲を言えば、これ(SR-T7000)が小型で、英英にCobuildが入っていれば、例え5万円
>超えていても買ってしまうところ。まあ、こうやって、何かしら足りないものがあるか
>らこそ、お客は次々買ってくれる訳ですから、メーカーの戦略かもしれませんけれどね

他掲示板でも話題になっていましたが,52000円といっても,50000円のPW-A8700が30000円を切るぐらい(4割引!)でネット通販では出ていますから,実売価格はかなり下がると思います。A8700と同じにはしないでしょうから,通販で32800円,量販店なら34800円ぐらい…? 2年前のSR-9200のような感じかもしれません。

たしかにOALDよりはCOBUILD,という人も多いと思いますが,一方でOCDやCOD, COTをT7000に載せられたのは,オックスフォードつながりでOALDを搭載したからですしね(^^)

Re:(速報)セイコー新製品(SR-T7000)  投稿者:ゆみげる  投稿日: 9月25日(木)16時09分36秒

ホームページを見て、思わず「うわ、すげ〜!!」と、中学生の息子の口癖のようにつぶやいてしまいました。脱帽、という感じです。すでにその前にセイコーから発表されていた小型機を買う決心をつけていたのに、心がゆれます。欲を言えば、これ(SR-T7000)が小型で、英英にCobuildが入っていれば、例え5万円超えていても買ってしまうところ。まあ、こうやって、何かしら足りないものがあるからこそ、お客は次々買ってくれる訳ですから、メーカーの戦略かもしれませんけれどね、、、。ああ、またこれからしばらく眠れぬ日が続きそうです。

SR-T7000 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月25日(木)10時49分48秒

↑英語専門機の新製品です。発売の2ヶ月も前にリリースを出したり,

>オックスフォード連語辞典を含む8辞書で一度に用例が検索できる「例文検索」

のように,OCDで例文検索ができることをわざわざ強調していることからも,明日発売のPW-A8700をかなり意識(A8700ではOCDの例文検索ができないので)していることがうかがえます(^^) コンテンツとしては(A8700に似ていますが)英語系電子辞書の老舗らしく,今までにない豪華なコンテンツを搭載しています(価格も今までにないほど「豪華」ですが(^^;;) リーダーズ・リープラ,G大,OALD,Oxford Collocation(OCD),COTのダブル英和,類語+コロケーション搭載という点ではPW-A8700と共通しますが,日本語類語,CODまで搭載し,業界初のダブル英英,日英双方の類語辞典を実現しているのがミソです。SR-T5000, T6500, 9200の3機種に相当するコンテンツを1台におさめているわけです。定価52000円ということは,実売で安くても(通販など)39800円ぐらいでしょうか。内容的に,生協でも扱うでしょうから,そうなるともう少し安くなるかもしれませんが。

プレスリリースで見過ごされやすい細かなポイントとして,

・(G和英でなく)研究社新和英中辞典の新版を搭載:PW-A8700はジーニアス和英ですが,T7000では,改訂間近でしかも何かと批判の多いG和英を避けたのでしょうか?

・コロケーション辞典も例文検索に対応(A8700は非対応)(前述)

・単語帳機能の辞書ごとの登録語数制限を撤廃。キヤノンさんのような「全辞書あわせて1000語」に。

・CODとOALDは串刺し検索可能(モード切替をしなくてよい) OCDだけは別モードのようです。

などがありそうです。

★コンテンツ面
PW-A8700とまともに競合する機種ですが,会話集やビジネスレター辞典のかわりにCODを載せているなど,英語のプロ(研究者,教員,翻訳者といった人に加え,高度な英語発信能力が要求される理科系の技術者なども)に特化した内容です。小学館類語は角川類語ほど語数は多くありません,類語間の使い分けの説明が非常に詳しいので,翻訳者はもちろん,外国人にも有用でしょう。CODはネイティブ向け英英辞典なので難しいというイメージがありますが,専門用語を英語で説明したりする用途だと,学習英英では語数が少なすぎるので,COD搭載なのは便利でしょう。細かなことですが,Collocation辞典の用例もちゃんと例文検索の対象になっている(これはA8700のリリースで苦言を述べたのですが)ことも,英語系コンテンツを知りつくした老舗メーカーならではだと思います。
★ハード面
液晶解像度や付加機能など,ハード的な面は現行機種と同じですが,キーボードまわりは写真を見る限りでは多少変わっているようなので,SR-Tシリーズのキータッチに関しては改善されているかもしれません(厚さが現行のSR-Tシリーズにくらべて0.2ミリ増加していますが,これがキーストロークなどに反映されていればいいのですが)。

単語帳は,従来機と違い,全辞書共通で1000語(今までは,各辞書ごと100)になりました。一見キャパシティーが増えたようですが,実際にはT7000は広辞苑,漢字源,類語例解,カタカナ語,G大,リーダーズ(プラス),新和英中,OALD,COD, COT, OCDの11コンテンツなので,従来機の仕様なら,各辞書100×11=1100語になるところが,T7000では全辞書で1000語なので,単語帳用のメモリ自体は少なくなっています。数字のマジックのようなものですが,実際はユーザによって単語帳をよく使う辞書は違うでしょうから,辞書種ごとの制限をなくしたのは正解でしょう。

#気がかりなのは,従来機と違い,1000語をいっぺんに一覧するわけなので,それを支援する機能が入っているかどうかです。キヤノンさんの機種は,同じように辞書種ごとの制限のない合計1000語ですが,中を4領域に分割するとか,記憶した単語をチェックし,チェック語はリストから外すモードをつけるとか,ソート順を登録順,アルファベット(五十音)順,辞書順などに切り替えることができるとか,様々な配慮がされていますが,T7000ではどうなのでしょうか。プレスリリースでは,1000語ということが強調されていて,このようなところが見えません。万一現行機のような仕様だとすると,1000語登録した場合,全体を見るには約70回(!)画面スクロールをする必要がありますから…。せめて,辞書ごとのフィルタリング(英和で登録した単語だけを抽出するなど)ができないときついでしょう。

★PW-A8700との比較

全体としては,A8700がかすんでしまうようなスペックで,しかも絶妙なタイミング(A8700の発売直前)でプレスリリースがあったわけなので,シャープさんにとっても不意打ちかもしれません。もちろん,同業者相互ならプロですから,他社の動向はある程度は把握できるのでしょうが,いつ一般に発表するかというのは直前にならないと分からないでしょうから(^^;; 幸い,T7000とは価格差がかなりあるので,マイペディアのコンテンツカードとセット販売するとかの工夫はできるかもしれませんが…。

もっとも,A8700の場合,9ドットフォントや早見機能(これはG大のような情報量の多いコンテンツには大きな威力です),薄くて軽い筐体,SDカードによるコンテンツ追加(高度な英語系コンテンツとマイペディアを併用可能)など,有利な点もあります。そのため,T7000とA8700は十分共存できるとは思います。

p.s.

COD, OALD, COT, OCDで「英英4冊」というのはちょっと引っかかります。普通,「英英」=「英英辞典」ですから,COTやOCDといった「辞典」(単語の意味を記した書物)とは言えないものまで一括りにするのは問題でしょう。これがOKなら,会話集なども「英和×冊」に括れてしまうわけですから(^^;; 「オックスフォードの英語コンテンツ4冊」のようにするか,もっと手っ取り早いのは「英英系」のようにぼかすか(笑)でしょうか。

(速報)セイコー新製品(SR-T7000) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月25日(木)10時34分31秒

詳細は後ほど(^^;;

http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=752


新機種の予価 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月12日(金)10時41分38秒

↑今秋発売予定のSR-Mシリーズですが,すでに通販サイトでは予約受け付け中になっていて,価格が出ています。ヨドバシドットコム(www.yodobashi.com)の価格は,ほぼ店頭での実売価格と同じだと思いますが,M4000が19800円,M5000が25800円,M6000が29800円と,かなりの値引率です。M4000などは旧機種の割引率よりも大きいぐらいです。わずか1年前のSR-9700とほぼ同等スペックの小型機が20000円を切るというのは驚きです。

冊子体コンテンツの価格と比較して買い得感が高いものは,M5000でしょう。G大とジーニアス和英,広辞苑だけですでにM5000の実売価格をこえてしまうのですから。

一方,M6000は冊子体辞書の合計価格とのバランスを考えればちょっと割高な感じです。G3+リーダーズでもG大の価格には及ばないのに,M5000よりも4000円高いのですから(^^;; これにリーダーズプラスが入っていれば格安だったのですが(^^;;

いずれにしても,現行のハイエンド機と同等水準の小型機がこの値段なのですから,これらの機種が発売されれば現行機種はかなり見劣りするようになると思います。メーカーさんも小型機だけで新学期商戦に立ち向かうこともしないでしょうから,来年春ぐらいには大型機もラインナップが入れかわる可能性はあると思います。現行機よりもスペックがアップすることは明らかでしょうし,他社もそれを見こして競合機種を出してくるでしょうから,目が離せないと思います。

>ぶれすさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 8日(月)11時06分08秒

>新機種とSRT5000を比べてもSRT5000の利点が見つからないのが本当に悲しいです...。

むしろ,新機種が発表されたことで,T5000の実売価格が30000円を切り,安く買えたのかもしれません(^^) 通訳の専門学校に行かれるということでしたら,今後お仕事で小型機があると何かと便利ですから,T5000は机上用にして,T5000とコンテンツが重ならない小型機を買い増ししてもいいかもしれません。XD-R910(リーダーズ&リープラ+LAAD)やSR-M6000(リーダーズ+新和英中辞典+コウビルド)などが最適です。専門用途ではリーダーズの評価が高いですが,R910はリーダーズプラスまで入っているのに意外と安いです。

>Asさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 8日(月)10時57分27秒

>M5000とM6000の組み合わせはこの英和・英英の組み合わせが捩れているところが、悩ましい
>ところです。

もともと,M6000の前身のT6500はSR-9200の流れをくんだ,英語重視の最上級機として,他社製品で対応する機種がないような専門的な機種だったと思いますが,他社はT6500と直接対決することを敢えて避けて,むしろT6500とG3搭載の一般機の隙間需要にターゲットをあててきた(XD-V9000などがそうだと思います)と思います。セイコーさんも,その対策上,学習辞書が一切ないSR-9200から,T6500では英英を学習辞書に変えてくるなど,他社を意識したラインナップにしてきているようなので,今回のM6000では英英に加え,英和も学習辞書を追加し,さらに身近な製品にしてきたのでしょう。こういうコンセプトとしては,すでに出ているT5000があるのでしょうが,もしかしたらXD-V9000に対抗する戦略上? ダブル英和ということにこだわったのかもしれませんね。M5000は学校教育関係の需要(学生,英語教員)を,M6000は一般ユーザ(ビジネスパースンなど)をターゲットに,ということでいちおう棲み分けはあるのかもしれません。

>そういえばwindyさんが指摘したように、M5000だけ機能仕様に差があるのも不思議ですね。

M5000はコンテンツがT5000と全く同じなので,T5000の仕様をそのまま流用しているのかもしれません。

#何だ,小型機になったとはいえ,スペック的には旧機種の焼き直しか,と思う人もいるでしょうが,従来の大型機と全く同等スペックの小型機が出たということは,見方を変えれば今後出てくる大型機は(他社製品含め),現行の大型機の焼き直しではやっていけないでしょうから,今までにない新スペックの機種が登場することはほぼ間違いないでしょう。新コンテンツの搭載や,4年ぶりの液晶解像度の増加など,おそらく今年末に各社が出してくる大型機は今までにないものになる可能性はあります。

>windyさん(>ipuさん) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 8日(月)10時43分36秒

>>(※1):SR-M4000/-M6000は文字切替で、表示文字を12ドット(26文字×17行)
>>⇔16ドット(20文字×13行)⇔24ドット(13文字×8行)に切替できます。
>>SR-M5000は広辞苑で24ドット(13文字×8行)表示にも対応しています。

>という部分です。これを見る限りでは、今回発表の3機種のうち、M5000だけが12ドット
>フォントを搭載しておらず、最大表示文字数は13文字×8行、と読めるのですが…
>(「広辞苑分野別検索」もM5000だけ非搭載のようですがそれにも関係あるのでしょうか?)

この部分のプレスリリースの記述はちょっと分かりにくいですね(^^;; 言いかえれば

「SR-M5000は*広辞苑モードのみ*24ドット(13文字×8行)表示にも対応しています」

ということだと思います。これだとT5000と同仕様ですね。M4000とM6000は,広辞苑だけでなく,すべてのコンテンツで24ドット表示ができる(これはT5000等の従来機では非対応)ということなのでしょう。ですから,M5000はT5000と同一仕様(広辞苑のみ12-16-24ドットの切り替え,他コンテンツは12-16のみ)で,M4000,M6000は(たぶん)すべてのコンテンツで12-16-24ドットに対応しているのでしょう。広辞苑の分野別検索がM5000だけできないのも,M5000はT5000の内部仕様をそのまま流用しているという気がします。

>SR9700 userさん(>猫背さん) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 4日(木)15時40分21秒

>セイコーが新機種を発表しました。

ちょうど出張中のニュースリリースだったので,ここでは詳しくお話しできませんでしたが,けっこうよさそうです。

(>猫背さん)

>セイコーの小型機は久しぶりに新型筐体ですね。ザウルスによく似ています。

最新のLinuxザウルスに似ていますね。キータッチがどんなものなのか興味深いところです。以下のサイトの上の写真(全体写真)ではかなりフラットなように見えますが,拡大写真を見るとキーの厚みはそれなりにあるようですので,リナザウよりももう少しストロークが深いかもしれません。

>リリースの写真では分かりにくいですが、「例文検索」の専用キーがあるように見えます。

おそらくキーボード左上に新設されたキーのことだと思いますが,写真によると,例文検索キーではなく,例文・解説キー(折りたたまれている例文を表示する)だと思います。キーボード最下行の,戻る,訳,例文解説,ジャンプの4つの特殊キーと4方向のカーソルキーを左上にも備えたのでしょう。ですから,机上では従来のようにメインキーボードの最下行を使い,手で持って使う場合は,単語入力以外は片手(左手)だけでのオペレーションができます。

>…でもM6000はどうしてリープラ抜きにしたのでしょう??

もしかしたら,XD-R910やDD-IC500Sを意識して,ビジネスパースンだけでなく,学生層にも対応できるように,学習英和を載せることを優先させたのでしょう。リーダーズ+リープラだと,収録語数は最強ですが,学習辞書系は英英しかないので,ふつうの大学生では敷居が高いですね。リープラなしでも27万語入っているわけですから,日常的にはこれで十分すぎるので,そのかわりに普通の学生の学習用にも使えるコンテンツバランスを考えたのかもしれません。筐体以外のスペックや付加機能はSR-Tシリーズに準じているようです。

今後,小型機で1/4VGAが標準になるのなら,大型機はさらに解像度が大きくなるはずで,次期機種は大型機のリプレイスが起こるかもしれません。SR-Mシリーズは,機能面での新機軸がほとんどないことからも,次期機種の大型機で,解像度の増加とあわせてSR-8000のようなスーパースペックの電子辞書を出すためのつなぎなのでは,と勘ぐりたくもなります(笑)

http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=703


SII Mシリーズ 投稿者:MASS  投稿日: 8月30日(土)00時05分16秒

SIIの新製品のニュースレター見ました。個人的には今回もパスです。G3はいい辞書だと思いますが、昔から研究社の新英和中辞典とリーダースを愛用しているので新英和中辞典の最新版第7版が収録されたものが出るまではSR-9200とSR-900の併用を続けようと思います。新和英中辞典の第5版が収録されたのは素直にうれしいです。最近SIIもジーニアスの収録が多くなりました。もうSIIの製品には新英和中辞典は収録されないのかなぁ。

SR-M4000 5000 6000/XD-R910 投稿者:Sekky@管理者(出張中)  投稿日: 8月28日(木)18時43分42秒

↑セイコーさんの新製品です。今日朝リリースが出ていましたが,今開催中のアジア辞書学会議でも早速紹介されていました。筐体は従来の小型機サイズですが,液晶解像度は現行の大型機と同等の320*240(クオーターVGA)です。液晶解像度は99年初め以来ずっと最大が320*240でしたが,今回小型機で初めてこのサイズが採用されたことで,今後の大型機はより大きな解像度になってくるでしょう(今後出る大型機が小型機と同等解像度にはならないでしょうから)。参加者は試作機もちらっと見ることができましたが(詳細は伏せますが),製品発売が期待できそうです。M5000は現行のT5000と同等コンテンツ(筐体が小さくなったのみ),M6000はリーダーズ+G3のダブル英和(リープラはなし)であることに加え,研究社の新和英中辞典の最新5版をいち早く搭載しています(T6500からリープラを抜き,新和英の版を入れ替えたもの。ただしCOBUILDは9月発売の最新4版ではなく,T6500と同じ第3版)。

そのほか,ニュースリリースには出ていませんが,カシオさんからXD-R910という小型機も出ています。この機種は,リーダーズ(リープラ)+LAAD+大修館類語+広辞苑+漢字源の小型機です。一見,XD-R820にリーダーズを追加したXD-V9000の小型版かと思えますが,アクティベータやRoget's, G3は入っていませんので注意が必要です。

http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=703


SR−Tシリーズ 投稿者:パンプキンフェイス  投稿日: 5月30日(金)06時04分00秒

おお、またオプションが増えてしまったではないですか…。ほとんどT6500に傾いていたんだけどな。でも、SR9200が安くなっているのも魅力。COD搭載機はいまのところこれだけですよね。製造中止になったりしないか心配です。

9月発売ですか! 投稿者:もも  投稿日: 5月29日(木)23時32分22秒

こんばんは。管理人様、情報をありがとうございます。少し前に、XD-R7300で中国語辞書搭載モデルを購入した者です。やっぱりでましたね〜、セイコーから。英英は搭載されているし、セイコーだし、ちょっとはやまってしまったかしら、というキモチもありますが、電化製品にはよくあることですから、
半年の時間を買ったことにします☆

しかし、今回もなぜ初版なのでしょう。初版と二版の差は大きいです。辞書の専門家の方ももちろん開発には関わっていらっしゃるでしょうから、十分承知の上での発売とも思いますが。。。

SR-T50*0 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 5月29日(木)12時49分11秒

↑9月発売予定の機種を,まだ6月にもなっていない今ニュースリリースで出すことからも,XD-R7*00シリーズへの牽制?がうかがえます(^^)

ニュースリリースを見る限りでは,SR-T5000の派生モデルのような位置づけです。SR-T5000のコンテンツがそっくりそのまま存置され,それに加えて二外の辞書が入っているというのは驚きです。二外モデルとしてはXD-R7*00シリーズの後発になるので,単に二外コンテンツを載せただけでは不利でしょうから,セイコーさんの強みである英語系コンテンツを前面に出しているのかもしれません。XD-R7000シリーズでも,大規模英和や英英がないという点への物足りなさをあげる人は掲示板でも何人かいらっしゃいましたし。おそらく,XD-R7000シリーズは今後値崩れしてくるでしょうから,二外の辞書を手軽に使いたい学生はXDシリーズ,専門用途としてはSR-Tシリーズといった棲み分けができてくるのでは? 言いかえれば,スペック的には明らかにSR-Tシリーズの二外機のほうが上ですが,XD-Rシリーズがこれに食われてしまうということはないと言えるのかもしれません。

フラ語,イタリア語モデルのSR-T5020は,小規模とはいえ,仏英,英仏(伊英,英伊)辞書搭載というのが大きなウリでしょう。このコンテンツバランスからも,大学新入生というよりは,すでに英語がそこそこできる人が二外で勉強するとか,英語やフランス語,イタリア語を専門とする研究者が必要に応じて(文学作品に出てくるフランス語の引用句などを調べるとか)引くという用途まで視野に入れているのかもしれません。#仏和のプチロワイヤルというのは,フランス語辞書の使い勝手としてはどのようなものなのでしょうか? フランス語に詳しい方はご教示ください。イタリア語,中国語モデルにくらべて収録語数が少ないのが気になります。

機能面では,英語以外の外国語も変化形に対応したということが大きなメリットだと思います。また,中国語辞書でピンインも入力できるため,検索語が絞り込みやすいという特徴もあるでしょう。二外辞書にも対応(中国語は除く)した例文検索やスーパージャンプ(これは二外でも機能するか(例文検索のイタリア語の例文の単語から,伊和辞典へジャンプできるか)不明ですが)も搭載されています。

ニュースリリースだけではこの程度しか分かりませんが,大きなウリはベースモデルのSR-T5000の内容,機能はそっくりそのまま受け継いでいるということでしょう。英語をベースに仕事,学習をしていて,二外も必要だという人にはありがたいことだと思います。逆に,大学の新入生などで,大規模英和のない機種を買う層にはオーバースペックでしょう。実売価格もそれなりにするでしょうから,新入生マーケットというよりは,SR-T6500やXD-V9000のような英語上級機を使っているようなユーザを想定しているのかもしれません。英語のパワーユーザの顧客が多いセイコーさんが二外機を作るとどうなるか,という答えがこのラインナップかもしれません。

#勘ぐりですが,英語系コンテンツのレベルを全く落とさずに二外コンテンツを入れたということは,今後,英語系コンテンツを多少落として(SR-9700やSR-T4020ぐらいの水準に),そのかわりに複数の外国語のコンテンツを載せてくる可能性も考えたくなります。

(速報)SII第二外国語モデル 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 5月29日(木)10時30分39秒

噂の?第二外国語搭載モデルがリリースされました。詳細は後ほど…。

http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=520


SR-T6800 SR9800 SR9300 を発見 投稿者:  投稿日: 4月 1日(火)19時18分16秒

今日東大駒場生協に行ってきたのですが、SEIKOから上記の新3機種が売り出されていました。SEIKOのHPにはこの機種の情報は無いようですので、大学生協の限定販売なのかもしれません。3機種とも全てキーボードはSR-T型のものでした。

SR-T6800はSR9200の上位機種といったコンテンツで、広辞苑・逆引き広辞苑(第五版)・リーダーズ英和辞典(第2版)・新和英中辞典(第4版)・コンサイス版オックスフォード英英辞典・コンサイス版オックスフォード類語辞典・漢字源、に加えてカタカナ語辞典と『ステッドマン医学大辞典』が含まれていました。ステッドマンは英和も和英にも対応しています。価格は49800円でした。

SR9800はSR-T6500からリーダーズプラスを除いたものでした。つまり、広辞苑・逆引き広辞苑(第五版)・リーダーズ英和辞典(第2版)・新和英中辞典(第4版)・コウビルド英英辞典・コリンズコンパクト類語辞典・漢字源・カタカナ語辞典
価格は25800円でした。

最後にSR9300ですがこれは個人的にはなかなかいいと思います。SR-T5000からカタカナ語辞典と英会話とっさのひとこと辞典を除いたものです。広辞苑・逆引き広辞苑(第五版)・ジーニアス英和大辞典・ジーニアス和英辞典・オックスフォード現代英英辞典・コンサイス版オックスフォード類語辞典・漢字源です。ニーズがそれほど高くないものが排除されコンパクトにまとまっていてよくないでしょうか?価格は22800円でした。

SR-T4020訂正・追加 投稿者:ハム太郎  投稿日: 3月17日(月)21時31分09秒

SR-T4020の使用感を書きましたが、比較したのは、XD-R6200でした。失礼しました。

池袋ビックカメラで22,800円の所、「期間限定 2000円引き」でした。ポインは別途付きます。

Essentail Activatorは、定義用語彙は2000語です。Help Boxに「don't say 〜 . Say 〜.」というように間違い易い点について注意書きがあります。また、分野別の用語がWord bankとしてまとまっています。Computersを引くと、関連する語が一覧として出ており、bugまであります。

高校生に向けてですが、「Essentail Activator1冊でコミュニケーションの授業はOK」と説明があります。

使いこなせば、中級者にとってはなかなか良さそうです。

SR-T4020 投稿者:dictian  投稿日: 3月 4日(火)02時37分34秒

店頭で触ってきました。まずはスペルチェックから。単語3ではヘボン式のローマ字表記でしか候補が出てきませんでした。1-4をまとめるとAYA-Yです。最近の機種が少なくとも英英では最高のAYAYだったのでちょっとがっかりです。コンテンツ的には、国語(古文は除く)と漢和辞典が貧弱に感じられました。せっかくの漢字ジャンプも飛び先が広辞苑級じゃないとヒット率が悪くて....

LEAが搭載されたので、例文検索を使ってみました。どの辞書の例文を優先させるかが指定できるのですが、LEAが一番下なのが使いにくいと感じました。というのも、ジーニアスの例文が完全な文以外にもヒットしてしまうので、英和や和英の例文を優先すると完全な文でない用例が多くて文章になっているものを探すのに苦労する場合があるのです。これは従来機種でもそうだったかもしれませんが、いままであまり例文検索を評価してこなかったので、この機種で初めて気付きました。

また、例のキー抜けですけど、T5000,T6000と同様に、押方が悪いといくら力を入れて押しても入力されない構造には変わりありませんでした。先日、T5000の5個目の個体と、その隣にあったT6000で評価してみて、いくら押しても反応させない極意を身に付けています。(^^;;でも、これはあくまでも極端なテストですので、人によっては全く気にならないかもしれません。その極意とは、キーの端を斜めに押し込むのですが、言葉では説明しきれないと思います。ちょっとでもバランスを崩して垂直方向に力がまともにかかってしまうと文字は入力されてしまいますので(^^;; まじめに言うと、力の垂直成分を増すよりも水平成分を減らす方が入力抜けが起こりにくいということになりそうです。

SR-T4020(追加) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月25日(火)15時50分08秒

書き忘れたことをいくつか…

・漢語林には部品検索がありません。これにはびっくりです。元データの仕様なのでしょうが,部品検索が当たり前のようについている最近の機種の中ではちょっと気になります。

・古語辞典では,多義語のエントリーには現代語で語義を要約した箇所があります(語義要説)。電子辞書版でも載っていますが,ここから各語義へジャンプできるといいのに,と思います。SR-T5000のG大にある語義インデックスも似たようなものですが,こちらはちゃんと各語義へ飛べます。

・説明書は非常に分厚く,200ページほどあります。この半分以上は冊子体辞書の解説ページを載せているので,細かな記述上の留意点などがよく分かります。漢語林や古語辞典は付録もそのまま載っているので,中国史の年表や古典の文学史年表など,これだけ読んでもためになります。

一方で,これらの解説は冊子体辞書のものをそのまま載せているので,電子辞書に搭載のコンテンツと内容がそぐわないところがあります。たとえば,漢語林は,冊子体まるごと収録ではなく,親字はもちろん,熟語でもJIS漢字以外が使われているものは,一部を除いてカットされているようです。また,冊子体にある筆順表示や図版もカットされています。しかし,マニュアルにはそのような項目もそのまま出ています。それどころか,○○ページ参照,のような冊子体の参照ページ数もそのままになっています(当然,マニュアルのページ数とは全く違います)。マニュアルには「これは冊子体辞書の説明である」と断ってはいますが,ちょっと引っかかります。同じことは,LEAでも顕著です。電子辞書版ではカットされているWord BankやEssential Communicationなどのコラムが,マニュアルに載っている解説や凡例ではそのまま出ています。

訂正 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月25日(火)14時59分12秒

以下の中で,新明解が新規コンテンツのように書いてありますが,これはセイコーさんの機種では,ということです。業界全体では,カシオさんが1年半ほど前にすでにXD-S1200として新明解搭載機を出しています。

SR-T4020インプレ 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月25日(火)14時56分16秒

↑試用してみました。

筐体は他のSR-Tシリーズと同じです。カラーリングが少し変わり,筐体内部(フタを開けたところ)は淡い水色になっています。PW-6800の水色よりは薄いですが,好みが分かれるかもしれません。また,モードキーだけでなく,戻るキーと決定キーも通常キーと同じ色になり,フルキーボード部分のすべてのキーが白いキーになりました。これはちょっと気になります。とくに色弱の人や目の不自由な人にとっては,用途別に大まかに色分けしてあるほうが使いやすいと思います。

コンテンツ面は新規コンテンツが増えたため,目新しいです。とくに,国語系コンテンツ(新明解国語と古語辞典,漢語林)はすべてが新コンテンツなので,従来機の広辞苑や漢字源に不満があった人は,国語系コンテンツ目当てで買い増しする価値はあるかもしれません。現場の日本語教師にも評判の高い新明解に加え,古語辞典も入っているので,日本語教育現場への電子辞書の普及に一役買うかも…。新明解は,アクセントパターンが表示されているので,地方出身の日本語教師には便利でしょうし,広辞苑と違い,現代語本位の記述なので,外国人の上級日本語学習者(日本語能力試験で1級を持っているような,日本の大学学部に留学している人など)にも使いやすいでしょう。古語辞典は,海外の大学のアジア研究科のようなところで日本事情の授業や上日本文学を教えている人にも使えそうです。

Longman Essential Activator (LEA)は,語数では親版のLLAに劣りますが,操作性はXD-R9000にくらべて非常に快適です。XD-R9000のレビューでも指摘した最大の問題点が,キーワード以外(インデックスの部分)から引いたときの挙動でしたが,このあたりはT4020では改善されました。キーワードで引いても,インデックスで引いても,操作自体は全く同じですので,ユーザは引きたい単語がキーワードにあるのか,インデックスに載っているのかを気にする必要はありません。キーワードにある語なら,当然すぐに類語候補の画面になりますし,インデックスにある場合は,インクリメンタルサーチのリストのところに,その語が所属するキーワード(=ジャンプ先)が出て,それを選ぶだけで当該キーワードに自動的にジャンプしてくれます。

このあたりは,細かな点は違うにせよ,11月24日(日)20時08分21秒のXD-R9000のインプレで指摘したことの概要が,(時期的に考えても)偶然とはいえ,驚くほどT4020の仕様に反映されています。同じ食材でも,料理人次第で全く別の味付けになるということが,電子辞書のコンテンツにも言えるのかもしれません。

細かな点で気になったのは,キーワードを直接入れて検索した画面で,類語群のそれぞれに載っている例文を例文キーで出した際の表示です。これは,英和や和英で例文を表示する際と同じような操作なのですが,英和,和英と違い,例文アイコンが表示されず,そのかわりに例文が表示されている単語にアンダーラインがついて表示されます。これは非常に見にくく,今見ている例文がどの類語の例文か,分かりにくいです。英和,和英のように,各類語のあとに例文アイコンをつけて,それを反転させたほうが見やすいです。
例文検索機能は,コンテンツが減ったためか,独立キーがつきました。従来機のようにメニューから呼び出す必要がありません。英和,和英はもちろん,LEAの例文も検索ができます。LLAに比べれば例文量も少ないですが,それでも,高校生が使うには十分すぎるでしょう。個人的には,SR-T4020の操作系と機能で,LLA新版が検索できれば,どんなに素晴らしいだろうという感じです。また,せっかく例文が充実した古語辞典も備わっているのですから,欲を言えば国語系コンテンツにも例文検索を備えてほしかったです。もっと欲を言うと,英和,和英も英語だけでなく,訳語をキーにして例文検索できればいいのですが,これはいくら何でも無い物ねだりでしょう。

例文検索は,従来機同様に優先辞書(一番最初に例文を表示する辞書)が指定できます。英和,LEAだけでなく,和英を優先にすることもできます。ジーニアス和英はジーニアス英和の裏返しなのであまり意味がないと思うかもしれませんが,三省堂さんとのコラボレーションモデルとして,高校限定販売のグランドセンチュリー和英搭載機を意識しての仕様かもしれません。

スペルチェックというわけでもありませんが,古語辞典でスペルキーを押すと,変化形でも辞書が引けます。たとえば,「来ぬ」(きぬ)の意味を調べたいとき,従来の古語辞典搭載機や冊子体辞書では,終止形が分からなければ引けませんでしたが,T4020では「き」と入れてスペルキーを押すと,自動的に,カ変活用の終止形である「く」を引いてくれます。#これを国語辞典に応用すれば,日本語初心者の外国人にも便利なのですけど。

★SR-T4020は,ハード的には特筆すべき点はそれほどありませんが,多くの新規採用コンテンツを搭載し,しかもそれぞれのコンテンツの持ち味をうまく生かした操作系(LEAなど)になっています。メインターゲットである高校生はもちろん,国語系コンテンツに重きを置く人の買い増し用や,フルサイズのActivator (LLA)が使いこなせるかどうか不安な人の英英辞典,類語辞典入門機としておすすめします。LLAにせよ,LEAにせよ,建前としては類語辞典ですが,各類語に定義と例文があるので,基本語を引く場合は英英のかわりにもなります(ですから,XD-R9000は実質的にはダブル英英辞典搭載機のようなものです)。


ソニー,セイコー新製品 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月25日(火)11時57分00秒

DD-IC7100
http://www.sony.jp/products/Consumer/DD/IC7100/index.html

SR-T6800
http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=401

DD-IC7100はDD-IC7000の後継機で,液晶解像度が増加し,英和,和英が研究社からジーニアスに変わったというのが大きな点です。表示文字数が最大で26*14(従来のIC7000は20*12)ということは,シャープPWシリーズの旧機種(PW-6800, PW-9100など)より少し行数が増えたような感じです。ソニーさんもついにジーニアスにシフトしてきて,英和,和英の選択の余地がますます狭くなりました。

SR-T6800は,最初はSR-9200の後継かと思いましたが,医学辞典を搭載していることからも,特殊用途モデルのようです。リーダーズ,COD, COT,広辞苑,カタカナ語といった英語,国語系コンテンツはSR-9200に準じています(COTはもちろん新版ですが)。COD贔屓の人には魅力的にうつるかもしれませんが,医学辞典搭載のためか,定価が65000円とかなり高価です。また,月産2000台で,しかも医学書専門店を中心に発売されるようなので,値引きもあまり期待できません。医学系学部のある大学生協などで売り出されるかどうかは分かりませんが…。

セイコーさんがCODを見捨てていないということが明らかになったので,個人的には医学辞典のかわりに英語系の重量級コンテンツ(活用大辞典や独仏西中あたりの外国語辞書など)を搭載した機種を望みたいです。

SR-T5000とXD-R9000。 投稿者:HERO  投稿日: 2月18日(火)19時59分42秒

Sekkyさん、COT vs Activator にご返答いただきありがとうございました。

SR-T5000とXD-R9000を実際に店頭でじっくり触ってきましたので
個人的な感想を述べさせていただきます。

操作性では以下の点で、SR-T5000の圧勝といった感じです。

1)プレビュー機能
2)全辞書からの一括例文検索機能
3)ジャンプ時、ジャンプ先の辞書に単語の掲載がある辞書名&単語のみが表示される
4)ボタン1つでのスペルチェック

使い込めば使い込むほど、上の点は便利だと痛感できると思います。英会話とっさのひとこと辞典も上記の2)の機能のおかげで、有用度が増していると感じました。唯一の弱点は和英でしょうか。こればっかりはどうしようもないのでしょうか・・・

一方XR-D9000はリーダーズ&プラスと3種の類語辞典が魅力的でした。ただ、うまく言えないのですが、使い勝手のおかげでせっかくの大量のコンテンツを生かせていない気がします。たとえば英和2種(リーダース+ジーニアス)の場合、入力画面は「英和」というカテゴリで一つにしておき、どちらかの辞書を優先検索できるような機能(ジーニアスにない語は、自動的にリーダースで検索されるような機能)があれば、辞書を切り替える必要がなく、使い勝手は数段増すような気がします。

ということで、今はSR-T5000購入に傾いています。

もし、SR-T5000とSR-T6500の両コンテンツをあわせた辞書があれば最高かも。
セイコーさんお願いします。

T5000 投稿者:satoshi  投稿日: 2月 4日(火)18時58分43秒

今日、店頭で実際に触ってきました。感想は・・・結構良かったです^^単語帳は、多分キャノン、シャープのどれよりも使いやすい(わかりやすい!?)印象です。(あくまで個人的にですが)ボタン一発で登録できるのがいいですね。単語帳を見るのも→で選択するだけなのです。

問題のキーボードですが、他社と一線を画すデザインなので、心配していたのですが、実際使ってみると、本当にパソコンと同じような感覚で使えるので良いな、と思いました。あと問題となる点はキーボード抜けのみですね。実際触った感じはどのキーも問題なく動いてましたけど。(でも確かに、もーちょっと硬いと良いかなーって思いました。でも・・・いずれ慣れると思います。^^)

ちなみに値段は32000円でした(高!!)いろんな所をまわって安いところを探したいと思います。大手で買ってポイントを貯めるのもいいですけど、とりあえず、25000円くらいで買えるようにがんばってみますー。(値段交渉初したことないですけど貧乏学生ぶりをアピールしてみます笑)

T-5000のケース。 投稿者:Dic  投稿日: 2月 3日(月)22時24分59秒

SII T-5000のケースはサンワサプライ PDA-EDC4BK 本皮製 レザーケース(L)¥3200が最適かと思います。実売¥2300前後です。他に合皮製で¥2000前後もあります。ただし、T-5000の場合、底の足突起が邪魔になり付属の粘着ビニールでは安定しません。そこで、マジックテープ(裏ノリ付き)で本体底とケースを張り合わせていますが、ガッチリ固定され快適です。もちろん取り外し自由です。CASIOのR9000も同じケースに入れていますが、こちらは付属の粘着ビニールでOKです。サイズもぴったりでかさばらず重宝しています。本革の色は黒のみで、合皮は黒とサックスブルーがあります。如何でしょうか。

>>最高の電子辞書 投稿者:豆入り  投稿日: 2月 3日(月)18時49分52秒

はじめまして。先日SR-T5000を買いました。私のロットは32万番台ですが、"M"と"削除"キーで文字抜けが頻発します。買ったお店に聞いてみると「いままでたくさん売れていますけど、苦情は1件もありません」ということでした。そこで、在庫すべてを操作していただいたところ「あれ?どれも確かにおかしい」とのご意見でした。次に、そのお店からSIIの営業さんに問い合わせてもらったところ、「そういう問題は聞いたことがなく、調べてみないとわからない」に近い回答だったそうです。開発部門やサポート部門はわかりませんが、少なくとも営業部門には「キータッチ問題」はまったく伝わっていないようで、ちょっと意外でした。

発売後間もないということもありますが、もし中身がいいからということで我慢して使っている方がいらっしゃるとしたら、SIIや販売店にもう少し「情報」を提供してあげてもいいのではないかと思います。

SR-T6500のケース 投稿者:weenie  投稿日: 2月 3日(月)17時08分40秒

こんにちわ。こちらで色々みてセイコー旧機種から6年ぶりにSR-T6500を新調しました。先にケースについて書きます。

http://www.casio.co.jp/exword/product/top_option.html

私はカシオのDX-CC1001を買ってみました(↑)。カメラ屋で960円でした。サイズもぴったりで保護性、携帯性はとても良いのですが、以前旧SRを入れていたSU製巾着袋より使用感で悪いところがあります。

以前は巾着袋から出してからその上に置いて使うのが、どういう台の上で使っても安定して好きな置き方でしたが、このケースでは平らにするためには蓋を開けて無理やり上に置くしかないのですが、T6500の方の蓋を開けると重みで後ろへ倒れてしまうため、不安定でケースの上に置いて使うことは出来ません。よってケースが邪魔になって出先ではカバンなどに仕舞わなければいけないのが面倒です。また台の安定性が悪い場所(カフェの机が平らじゃなかったり、電車の座席の横にある小さな棚など)だとカタカタ言って使い辛いです。

同じカシオのケースでも、DX-CC1002のような形のほうがこの点ではよいかと思います。こちらの価格は2000円でした。

語学学校でT5000を使っています 投稿者:Toshi  投稿日: 2月 3日(月)07時14分29秒

40歳のビジネスマンです。6週間ボストンで英語を学んでいます。電子辞書購入ではこちらのページにお世話になってT5000を購入してこちらへ持ってきています。語学学校は一般クラスの2週間を終えて、明日からビジネスコースがはじまるところです。一般クラスはアジア、欧州、南米からそれぞれ1/3程度づつ来ています。大学生か卒業したての若い人が多いです。半分くらいの人は電子辞書を持っています。英語で英語を学ぶのは初めての経験で、英語の単語やフレーズを英語で説明する必要があるので生まれて初めて英英辞書の必要性を痛感しました。また知らない単語を覚えるためにも一度日本語に直す時間がもたいなく、英英辞書で例文を引きながら覚えてようとしています。単語やフレーズを覚えるために例文を英英辞書からひっぱてきて書き留めているノートを教師に見てもらったところ、STRANGEな例文をいくつか指摘されました。どの例文が適切か自分で判断できないのですが、辞書も万能ではないことを知りました。今適切な例文の有効性を感じています。T5000の英和、英英、類語と、PCのCOBUILDを駆使して例文を探しています。今の私にはusualな生きた例文(米国でという条件がつくかもしれませんが)のある辞書がよい辞書という感じです。そう意味で固有名詞がそのまま載ったような辞書がよいですね。まだCOBUIDは使いこなせていませんが、しばらくT5000と一緒にお世話になるつもりです。

最高の電子辞書 投稿者:貧乏学生  投稿日: 2月 2日(日)22時54分09秒

T-5000を購入しようと店頭に行きました。確かにキーのタッチが気になります。何カ所か入りの悪いキーがあるような感じです。SR-9700はキーのタッチが全く違います。キーボードの材質も違うようです。少し柔らかく、ストロークも多いようです。反対に、T-5000は材質が堅く感じられ、それぞれのキーの中央をしっかりと押さないと、抜けてしまうことがあります。5本指を使ってのブラインドタッチとまではいかないまでも、キーボードの打ちやすさをアピールしている機種なだけに品質管理をもっとしっかりとしてもらいたいと思います。SR-9700のハードにT-5000の機能と辞書を入れたら私の望む最高の電子辞書になります。もうしばらく、購入まで慎重に考えてみようとおもいます。貧乏学生にとっては大きな出費ですので・・・。

私の場合 投稿者:T-5000  投稿日: 2月 2日(日)22時38分56秒

SHさんが指摘されているように、キーにバラツキがあるようです。私の場合は「戻る」「登録/削除」キーが特にいけません。頻繁に使うキーだけにちょっとショックです。製品bヘ2000番台なので初期のころなのでしょうか。でも、新しいからと言って改良されているわけではないようですので、これからも、このキーの”クセ”と付き合っていかなくてはいけないかなあと思っています。キー以外の辞書の内容や各機能には満足なだけに残念です。

T-5000にバラツキあり。 投稿者:Dic  投稿日: 2月 2日(日)17時45分16秒

Beckyさんの言うとおりだとすれば、T-5000のタッチには明らかにバラツキがある、といっていいでしょうね。わたしは初回購入品を返品したクチです。先日改めて買ったものは6500と遜色ありませんでしたので、シリアルの新旧では判断できないのかもしれません。コンテンツに納得して購入し、キータッチについては「あたりハズレがある商品」と割り切ってかかるしかありませんね。コンテンツや操作性がよいだけに、SIIもつまらないところで瑕疵を残しました。私はSIIへ抗議のメールを送りました。「製品」はトータルで「良品」でなければなりません。

キーボード改良?! 投稿者:マサ  投稿日: 2月 2日(日)16時45分47秒

もうそろそろ50歳に手が届きそうな私が、あるキッカケで英語を再学習しようと考え、みなさん方のご意見を参考にさせていただきながら、先日電子辞書を購入しました。SR-9700とSR-5000で迷いましたが、結局ジャンプの機能と単語帳、そして辞書の内容で決めました。皆さんの投稿にありましたキータッチを私も心配し、店頭で確かめたところ、確かにSR-5000はキーがどうもしっくりこず、何度も打ち直しになります。店員にその点を確かめたところ、「初期のものはそう言う不具合がでていたが、改良されたものが入ってきています」との説明で安心し購入しました。自宅に帰り、使い始めるとお店の展示品と全く同じようなタッチで、どこが変わっているのか分かりませんでした。注意深く少し強めに押しながら使っています。キータッチは感覚的なものなのでいちがいには言えませんが、店員の「改良されたもの・・・」と言う説明が納得できず、お店に問い合わせたところ今度は態度を一変させ「そんなことは言ったかな・・・・」

キータッチ以外はとても気に入っているので、長く使っていこうと思っていますが、メーカーに製品番号を添えて問い合わせてみました。・このbフ製品は改良後のものかどうか?・そもそも、最近のロットは改良されているのか?

まだ返答はありません。電子辞書自体はすごく気に入り、早速学習に活用し始めています。自分がこのキータッチに慣れていくしかないのかなあと思っています。SR-5000ユーザーの皆さんは、このキータッチどうお考えでしょう。

遅くなりまして。T6500買いました。 投稿者:  投稿日: 2月 2日(日)08時30分36秒

ご連絡が遅くなり。。12月中旬にアドバイスを頂きました雪と申します。北米在住、日英通訳翻訳入門に通うために電子辞書を探していまして、T6500かXD9000を勧めていただきました。お正月にmp帰国した際に2機を比べまして、フルキーボードが決めてとなり,T6500を購入しました。初めての電子辞書の買い物、正直言って、そんなに機種によって違うのかしら??値段が安い方がいい。と思ってXD9000にするつもりだったのですが、迷いに迷い、セイコーに決めたのですが、これほど機能性が重要とは思いませんでした。とくに、ワイルドカードとプレビュー機能が気に入っています。通訳の訓練の際、聞こえているのにわからない単語を探すときに本当に便利です。あと以外に使っているのがカタカナ辞典です。皆さんがおっしゃっていた反応や文字抜けについてはそんなに気になりません、というよりほかを知らないからだと思うのですが・・・今のところ、これからしばらく愛用できそうな買い物が出来たと,とても気に入っております。ありがとうございました!!一つだけ残念なのが和英ですね。いままで、BOOKSHELF VOL2を愛用しておりましたのでプログレッシブと比べてしまいます・・・たいてい、和英で引いたあと、その中でまぁましそうな単語を類語にかけて、その中のことばをリーダーズにかけ、またコウビルトで確認する・・・その繰りかえしです。もちろんリーダーズの単語量の多さには脱帽の毎日です!!また気づいた事がありましたらご連絡いたします!

SR-8100など 投稿者:よし  投稿日: 2月 1日(土)14時00分03秒

>モモチュウさん

ついに買われましたね。時間の問題だとは感じていましたが、じれったいので背中を押してあげようかと思っていました(^^;ゞ

使っていて気持ちの良い、と言うのは私も同じです。心地良いのでつい触ってしまいたくなりますね。最初は2画面表示の各画面が小さいと感じてこの機能をあまり使っていなかったのですが、しばらく使っているとその便利さにはまってしまって、ここの所ずっと2画面にしています。

蓋が開けにくくないですか?ボタンを押しても蓋が持ち上がらないんですよね。私は姑息的ですがちょっと工作しました。イヤフォンのコードをばらしたもの(直径1mmちょっとで長さ10cmほど)をキーボードと蝶つがいの境目に両面テープで貼り付けました。こうすると、ボタンを押すと蓋が3,4mmほど持ち上がって開けやすくなりました。(もし調子悪くなってもいけませんので、推奨はいたしません(^^;;、ご参考まで)

ところで話は違いますが、私のT5000ですが、どうしても特定キーの感度不良に我慢できず、メーカーに修理に出しました。どんな風になって帰ってくるか楽しみです。

SRー8100&くろさま 投稿者:モモチュウ  投稿日: 2月 1日(土)02時30分21秒

今日も例によって帰宅途中にお店に寄ってみたら、いつの間にか山積みになっていたSR-8100の箱が1つに!聴けば「急にバタバタと売れ出した。」とのことで、結局その一言に煽られて買ってしまいました(笑)。で、展示品は止めまして(Sekkyさん、アドヴァイスありがとうございました)新品にしましたが、「店頭展示品価格」で売ってもらえたから満足・・・・ん?もしかして全部お店の「作戦」だったのかな(笑)?

で、帰宅してからつい先ほど迄、約5時間ばかり使ってみましたが、モモチュウにとって操作性は今まで買った電子辞書の中で一番しっくりきますね!SR-8100の長所は既に多くの方々が述べられておりますので省きますが、必ずしも新しいものがベストではない、と云うことに気付けたのは収穫でした。

ただモモチュウの使用目的は主に「読書のお供」なので、語彙数の不足は如何ともし難い!また、さっき書類を作っているとき、ちょっと漢字を調べたくなったのですが、漢字辞典はおろか国語辞典もないのはやっぱり不便ですね(早くT-6500、返してくれないかなァ!)。

でも本当にSR-8100は「使っていて気持ちの良い」電子辞書です。おそらくこちらのHPに来なければ、地味なコンテンツと機種の「古さ」に対する偏見から、決して手を出さなかったでしょう。それを思うとSekkyさんはじめ皆様の情報に、あらためて感謝です!

>くろさま

はじめまして。

>やはり車内で立ったまま、ペーパーバックを読みつつ電子辞書で不明な単語を、と
>いうのは難しい芸当でしょうか。

モモチュウも同じ事を考え、ちょっと前に過去ログを参考にしてSONYのDD-IC300を購入しました。確かに小型の電子辞書なら車内で立ったまま調べることも、全然難しくないですよ!

でもモモチュウの場合、電車内で読むのは「お気楽」なミステリーやSFばかりなので、じきに面倒臭くなり、最近では解らない単語は全部飛ばし読み(笑)。で、どうしても気になる単語だけ後でゆっくり普通の電子辞書で調べるようになりました。だから現在は余り使っておりません。う〜ん、買ったときは5000円になっていたので安い!と思ったけど、結局は高い買い物だったなァ(笑)。

SR-T4020 投稿者:猫背  投稿日: 1月31日(金)12時50分16秒

>Sekkyさん

新明解はセイコーでは初の搭載機ですね。というより、セイコーで広辞苑以外の国語辞典が載ったのも初めてでしょうか?その他にも、電子辞書初搭載の辞典が3つも…かなりの意欲作ですね。
もしかすると、セイコーさんとしては高校卒業時には上のクラスの電子辞書に買い換えてもらうつもりでコンテンツを選択したんじゃないでしょうか(^^;)SR-T4020からステップアップするならT5000あたりでしょうが、コンテンツはほとんどかぶりませんから、2台併用してもいい組み合わせです。上級機のT6500に至っては、コンテンツがひとつもかぶっていませんし。

>古語辞典の活用形検索:(中略)これを国語辞典にも備えれば,外国人日本語学習者にも親切になるのですが,さすがにそこまではいっていません。

さりげなく搭載してありますが、すごい機能ですね。確かに、国語辞典で実現したら便利だと思います。これを発展させれば、外国人ばかりでなく中学校での国文法の学習などにも役立ちそうです。あと、名詞を引くと対応する数詞が分かったりすると面白いかも知れません(本なら「冊」、自動車なら「台」、イカなら「杯」とか…)。

SR-T4020 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 1月30日(木)16時58分37秒

↑ここではあまり高校生モデルはとりあげられませんが,高校生モデルと片づけるには惜しいようなコンテンツバランスを備えています。いくつか特徴をピックアップします。

・Longman Essential Activator(LEA)搭載:これはXD-R9000に搭載のLLAの中級版です。LLAより語数は少ないですが,単にLLAを縮約したのではなく,独自の編集になっています。そのため,例文などはLLAとは全く違います。大ざっぱに言うと,カシオさんやキヤノンさんの機種に搭載されている大修館類語のようなレベルだと思います。R9000のLLA同様に,基本キーワードだけでなく,冊子体のインデックスも収録されているようです。例文検索ができるという点は大きなポイントでしょう。また,コンテンツが減ったため,例文検索はモードキーのワンタッチでできます。例文検索は,英和,和英,LEAのそれぞれで優先指定ができます。

・デジタル漢語林:T4020の国語系コンテンツは三省堂のものが多いのですが,なぜか漢和は大修館のものを入れています。冊子体漢語林の中からJIS漢字+多少の表外漢字(総親字数が7000字ということは,700字弱が表外漢字?)を収録しているようです。冊子体漢語林を持っていないので,漢字源との違いは何とも言えませんが(^^;; 私としては,漢語林という新コンテンツ搭載ということよりも,国語系コンテンツに大修館が初名乗りをあげたということに注目したいです。今後,明鏡国語(日本語学習者や日本語教師に注目されている大修館の国語辞典)搭載への布石? などと勘ぐってしまいますが(^^;;

・古語辞典の活用形検索:これはセイコーさん独自の,英語系コンテンツでのワードインフレクター機能(活用形を入れても辞書が引ける)の国語版です。終止形以外を入れても辞書が引けます。これを国語辞典にも備えれば,外国人日本語学習者にも親切になるのですが,さすがにそこまではいっていません。

・単語帳機能:これは他のSR-Tシリーズと同じです。他社製品を意識してかどうか分かりませんが,「電池交換時にも消えない」(フラッシュメモリなどを使用?)ということがさりげなくニュースリリースに入っています。

★ここ最近新製品を見かけない高校生向けモデルですが,セイコーさんがようやく参入してきました。後発メーカーだけあって,コンテンツ,機能の両面にわたって特徴の多い機種だと思います。各種付加機能(ワイルドカード検索,プレビュー,スペルチェックなど)はSR-Tシリーズ譲りですので,高校生向けモデルの中ではもっとも高機能機と言えるかもしれません。普通の高校生にここまでのハイスペックが必要かどうか,という問題はありますが(^^) また,LEAが載っていて英英辞書がない,というのも引っかかります。英語重視機という位置づけではないからなのでしょうが,フルサイズの学習英英は無理にしても,Oxford WordPowerやLongman Wordwiseなど,初級向けの学習英英があると,大学進学後も役立つでしょうから,残念です。

#高校新入生の人は,進学先の高校で(他社製品含め)斡旋販売があるかもしれないので,それまで待っていた方が安く買えるかもしれません。SR-T4020という半端な型番も,これだけ見ると謎ですが,分かる人には分かると思います(笑)

IC DICTIONARY SR-T4020発売 投稿者:TOEIC370点  投稿日: 1月29日(水)19時43分29秒

入学祝などにもよいかも。
価格は32,000円は、高校生には高めかも。
もう少しためて、パソコンを買う人もいるのでは。

http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=366


SIIの高校生向けモデル 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 1月29日(水)08時04分00秒

ニュースリリースより先に製品HPに出ていますが,SR-T4020という機種が発売されます。単なる高校生向け機種で古語辞典がついただけかと思ったら,Essential Activatorや漢語林など,一般向けにもappealingなコンテンツを搭載しています。

http://speed.sii.co.jp/pub/cp/cp/ProductPage.jsp?recordID=767&subCAT=102