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OALDは,手元で確認したところでは,シャープ(PW-V8900),SII(SR-M7000)はG大同様にスペリングバリエーション(この場合,英和と異なり,米式綴りがバリエーション側になりますが)にもインデックスをつけています。そのため,centerを入れれば,本来の見出し語center(centreへの参照指示のみ)の下にcentre,
centre
forward...も出てきます。こういう仕様なら,英主米従のイギリス系英英でアメリカ英語のスペリングを入れても問題なく使えます。OALDだけでなく,ODE,CODも同じです。カシオさんのLP9300は別のところにあるので今調べることができませんが,増設コンテンツのMED(これは米国綴りがメイン),LDOCE(英国綴りメイン)はバリエーション側の綴りからは直接検索できません。LP9300をお持ちの方は,OALDやODEでcenterを入れて直接(ジャンプしなくても)見出し語centreが表示されるかどうか,試してみてください。 > >
なお,COBUILDは,スペリングバリエーションが主見出しとしてではなく,語義部分の注意コラムとして出ていますので,バリエーション側のスペリングはインデックスになっていません。そのため,E10000でcenterを入れても,本来の捨て見出しであるcenterしか出ないので,centreにジャンプする必要があります。
早速の回答ありがとうございます。私が早とちりで 英英辞典では米式から英式の表示が即座にされないと してしまったようです。確認したところ、 OALD ODEではシャープ、セイコーともに米式のスペルを入れても 直ちに英式のスペルで該当する語を示してくれます。
しかしカシオでは同じODEを搭載しているにもかかわらず。 fecesなどを入れても faecesのアメリカ語版という表示しか出てきません。
またロングマン現代アメリカ語辞典の搭載機種で英式のスペルを入れると まったく何も表示されない語があります。 たとえばfoetus,
faecesなどを入力すると完全に無視です。 なんでだろう。
今回調べて面白かったのは、私は今までfoetusが英式で fetusが米式だと思っていました。確かに LONGMAN(4th)やOALDではfoetusが 記載されています。
ところがODEはfetusが見出しに記載されfetus が学問的にも正しい言葉で foetusは昔から使われているが、語源的にも 根拠のない語で,イギリス で使われている俗語であり、 正式には英語圏ではfetusが正しいつづりである ということが述べられています。
こんなことが わかってうれしかったのですが、やはり 高校生がもっともつかう「ジーニアス」に英式でしらべても 「捨て見出し」ではなく直接表示されるようにしてほしいと 再度思いました。
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