電子辞書掲示板過去ログ
(2005年5月前半)

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Re:OALD7版+CALD2&LDOCE4New  投稿者: citrus  投稿日: 5月14日(土)19時20分6秒

立て続けに失礼します。もうネタ切れなのでたぶんおしまいです。

>> ↑首都圏の洋書売り場ではもう発売されています。OUP発行のペーパー版(CD-ROM付き)が税込みで5169円(紀伊國屋書店)というのには驚きました。

> 定価は£20.95のようなので、一般の書店ではこんなものかなという印象です。

と書いていたら、なんと今日は紀伊國屋で\4,200(税込み)になっていました。高すぎると認識したのかも知れません。

CALD2も置いてあってCD-ROM付きで\3,748(税込み)でした。

あとはLDOCE4の2005Editionですね。Amazon.co.jpではすでに購入できるようになっているので、店頭に並ぶのも時間の問題でしょう。

LDOCE4 2005EditionのCD-ROM(2枚組のようです)は、Technical Supportを見ると、Mac OS 10.2以上とLinux : Redhat 9, MandrakeLinux 10 and 10.1, Suse 9.1, Debian 3.0で動くと明確に書いてあります。OALD7のCD-ROMも確かMacに対応していたと思うので(間違っていたらすみません)、Macの利用率が高い教育現場の声に応えたと言うことでしょうか。

Re: OALD7版(International Student Edition)  投稿者: citrus  投稿日: 5月14日(土)19時15分34秒

そうなんですか。ありがとうございます。
「紙質が大幅に劣っている」というのはちょっと気になりますね。
「日本では出版されない」というのは、店頭では販売されないということですね。

Re: OALD7版  投稿者: 大雅  投稿日: 5月14日(土)18時18分31秒

>6月発売のInternational Student EditionはAmazon.co.jpで¥3,240(税込)とさらに安
>いのですが何が違うのでしょうか。
以前、オックスフォード大学出版局日本支社に問い合わせたことがあり、
 ・内容は通常の「Paperback版」と同じ
 ・紙質が大幅に劣っている
 ・日本では出版されない
との回答をいただきました。

CALD2  投稿者: citrus  投稿日: 5月14日(土)13時41分44秒

たぶんちょっとマイナーな辞書なんで参考になる人は少ないかも知れませんが、Cambridge Advanced Learner's Dictionary Second Editionの変更点(概要)です。Introductionの抜粋+αで詳細な比較はしていません。ご了承ください。

1.新語が加わりました。数はHundreds of new words and phrasesとしか書いてありません。CALD2ってそもそも何語載せているって書いてないみたいですね。そもそも同じ単語でも大きな意味ごとに別見出しとしているから他の辞書と比較するのは無意味でしょうが。

2.新たに頻度情報が付いています(E,I,A,ラベルなしの4段階)。

E(Essential)
会話に重要なもので1000万語につき400回以上使われるもの、もしくは基本概念を表すもの(asleepなど)で約4900。単に頻度だけでなく重要と判断したものも含まれるのが他の辞書との違いです。たとえばasleepはCobuild3ではダイヤ2つ(最高5)なのにEとなっています。あとverbやadverb等の文法用語も学習に重要としてEとなっています(他の辞書ではこれらはほとんど星一つの扱いです。)。教育関係者からの多数のアドバイスを基に決定したとのことです。

I(Improver) 
 1000万語につき200-400回使われるもので約3300。

A(Advanced)
 1000万語につき100-200回使われるもので約3700。

です。他の辞書と比べたらすごく多いですが、これは単に単語ではなくその意味(meanings)と個々の句動詞(phrasal verbs)別に分けて頻度情報が付けてあるからです。たとえばtakeでは語義が何十個もあるにもかかわらず他の辞書では見出し語のtakeだけに頻度情報が付けてありますが、CALD2では個々の語義や句動詞別にtakeだけで、Eが7、Iが11、Aが13、ラベルなしが約50ときめ細かな頻度情報が付けられています。結構画期的ではないでしょうか。

この関係で、初版は見出しが全て青だったのに対し、第2版では頻度ラベルの付いたものだけが青になり、残りの見出しは黒(のゴシック体ボールド)となっています。

3.コロケーション情報BOXが加わっています(約400)。

4.CD-ROMはマイナーチェンジのようですが、新たにExtra Samplesが加わっており、例文が多くなっています。また、excerciseが増えたようです。それから、英米の発音ボタンが赤と青の色分けだけからUK、USのラベル付きになってわかりやすくなっています。

Re: OALD7版  投稿者: 追い込み馬  投稿日: 5月13日(金)22時42分53秒

紀伊国屋も未だ一部店舗のみの取り扱いでは。Hardbackは更に2000円高い。
Z会版は今秋発売とか。
7thのCD-ROMは、6th Genieと違って98SEにもインスト可。
CD-ROMはLongmanっぽいデザインか。個人的にはSYNONYMSとかの囲み記事が使えそうか。

Re: OALD7版  投稿者: citrus  投稿日: 5月13日(金)06時02分41秒

> ↑首都圏の洋書売り場ではもう発売されています。OUP発行のペーパー版(CD-ROM付き)が税込みで5169円(紀伊國屋書店)というのには驚きました。COBUILDのハードカバー版よりも高いです(^^;; 旧版では別売だったフルバージョンのCD-ROMが同梱されているからなのかもしれません。

定価は£20.95のようなので、一般の書店ではこんなものかなという印象です。付属のCD-ROMにはOxford Guide to British and American CultureとWordfinderもついているのですからお得と考えないといけないのかも知れませんね。Amazon.co.jpでは¥3,759(税込)なのでこちらで買った方がお得です。6月発売のInternational Student EditionはAmazon.co.jpで¥3,240(税込)とさらに安いのですが何が違うのでしょうか。

>Ground ZeroはCambridgeの学習英英であるCALDがすでに載せていますが,CALDでは定義文の中での9.11の年号がなぜか2002年になっています(^^;;

つい勢いで買ってしまったCALD2では2001と修正されていました。USの出版社だったら処罰もののミスですね。

>電子辞書としては,早ければ今年の初冬あたりに7版+Culture+Word Finderあたりの搭載機が出てくるかもしれません。

両方ともOALD7のCD-ROMに入っているとのことなので可能性はありますね。特にWordfinderは辞書内参照が多く電子辞書化のメリットが大きいので、是非実現して欲しく思います。ただ図は必須だと思うのですが、画面が240x320ではちょっと厳しいかな。

あと、Sekkyさんが以前から言及されていたように、OCD(Oxford Collocation Dictionary)、Oxford Phrasal Verbs DictionaryとOxford Idioms Dictionary、PEU3(Practical English Usage)が加わればOxfordの上級英語学習者向けの主要な辞書類がほぼ搭載されることになろうかと思います。IC辞書も外国語学習者に浸透してきており、これだけのコンテンツを搭載した機種が受け入れられる市場は十分にあると思います(プロではなく学習者向けなので当然値段次第ですが)。SR-E1000で文法書が搭載されたことはその予兆だと期待しています。どこでもいいですから是非実現してください。

文法書は、新刊でCD-ROM付属の Oxford Learner's Grammar(まだ発売されていないけど)ということを考えられます。個人的にはPEU3が良いですが。

↓追加  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月12日(木)14時00分27秒

OALD7版では新語も大幅に増補されています。bird fluやGround Zero(WTCの跡地の意味での)など,時事的な用語が多く追加されています。Ground ZeroはCambridgeの学習英英であるCALDがすでに載せていますが,CALDでは定義文の中での9.11の年号がなぜか2002年になっています(^^;;

学習英英の競争が激しいのは分かるのですが,収録語数の数字が年々分かりにくくなっています。昔のような,主見出しを中心に,せいぜい変化形や成句ぐらいまでを一緒にカウントするのならいいのですが,OALD7版では,語義の数までカウントしているようで,183500という,とんでもない数を標榜しています。COBUILD4版も,語義数までカウントして11万という数字を出しているので,それに対抗するためなのかもしれませんが,こういうスタンスは非常に疑問を感じます。日本の英和辞典と学習英英で見出し語数のカウント基準が違う(日本の英和辞典では,通常は語義数までカウントしません)などとは普通の人は思いもしないでしょうから,プログレッシブクラスの上級学習英和よりも語数が多いと錯覚してしまうかもしれません。

もっとも,競争が激しいのは結構なことで,昔はとても難解だったOALDの文型表記が版を追うごとに分かりやすくなっていったのも,LDOCEをはじめとしたライバルがあってのことでしょうから,歓迎すべきかもしれませんが,単に数字だけを競ったりするのは疑問を感じます。これは国内の電子辞書メーカー相互にも言えると思いますが(苦笑)。

OALD7版  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月12日(木)13時34分38秒

↑首都圏の洋書売り場ではもう発売されています。OUP発行のペーパー版(CD-ROM付き)が税込みで5169円(紀伊國屋書店)というのには驚きました。COBUILDのハードカバー版よりも高いです(^^;; 旧版では別売だったフルバージョンのCD-ROMが同梱されているからなのかもしれません。

7版のスタンスとしては,明らかにCOBUILD系列の辞書を意識していることがうかがえます。言いかえれば,COBUILDのコーパス至上主義(というと言い方が悪いですが)に対して斜に構え,いわゆる学習英英のビッグ4の中でもOUPらしさを前面に出すことで,他の競合辞書と差別化しようとしているのではないでしょうか。2ページにわたる序文(ここまで長い序文も最近の学習英英では珍しいですが)では,コーパス重視の学習辞書の問題点を的確に指摘していて,見る人が見れば明らかにCOBUILDも視野に入れた(というより,COBUILDに関して述べた?)criticismだということは分かると思います。以下がその要点です。

・学習者にとっての有用性(usefulness)こそが学習英英にとって重要なことであり,最新の辞書編集では重要であるとしている頻度主義,「本物の英語」主義などが外国人学習者にとって本当に有用なことなのか?

・学習者にとっての単語の重要性は,その単語の出現頻度に比例するのではなく,頻度が低くても(英英辞典のメインである)受信用途では重要な語がある

・最新の生英語の集合体であるコーパスデータをもとにしていても,学習者が受信時にふれる英文は「最新の生英語」ではない場合も多い

・コーパスの生英文はsampleであり,辞書の用例であるべきexampleとは違う。コンテクストから切り離したsampleは単に多くの出現例の中からの一例を示すだけで,それが語義を例示するとは限らない。

・sampleだけを提示されても学習者はコロケーションの傾向などを計り知ることはできない→(COBUILDには一切ない)コロケーションのコラムなどを載せる必要がある

・「生例文」にこだわるよりも「教育上の適切性」を考えることが学習英英には必要である

これらの指摘は,辞書に関わっている人であれば,明らかにCOBUILDへの反論だということが分かるかと思います。ライバル辞書をここまで意識した序文というのは,学習英英では今までにもあまりなかったのではないでしょうか。勘ぐりかもしれませんが,今までは学習英英とはいっても教員や上級学習者を主な対象としていたCOBUILDが4版でターゲットレベルをかなり下げ,用例を短く,少なくしたり,集合図版を初めて載せるなど,OALDやLDOCEと競合するレベルになってきたので,それに対する牽制もあるのかもしれません。学習英英の中では作例重視など,比較的保守的であるOALDにとっては逆のスタンスであるCOBUILDはある意味で脅威でしょうから(^^;;

今回の改訂で,OALDはコーパス至上主義に飛びつくのではなく,学習英英の老舗という,OALDの歴史的伝統を前面に出しているように思えます。序文の中にジョンソンの英和辞典が出てから250年だという指摘をしたり,OALDの前身のHornbyの学習英英のページコピーを冒頭に載せるなど,歴史が長いという安定,信頼ということをウリにしているようです。

たしかに,COBUILDのスタンスは発信面を考えれば画期的ですが,受信面,とくに,大学生などがオーソドックスな講義でふれる英文を読む際には,最新の時事的,日常的な英文を集めたコーパスの結果をそのまま辞書編纂にとりいれるよりは,「教育的な有用性」というスタンスでの編集も重要になると思います。OALDの用例は,コーパスからそのまま抜き出すのでなく,辞書の用例として分かりやすいように改編したり,時には作例を使ったりしています。学習英英のコンピュータ化がどんどん進んでいく今,OALD7版は,老舗出版社からの警鐘なのかもしれません。なお,CD-ROMにはOALDに加え,Oxford Guide for British and American Culture, Oxford Learner's Word Finderも収録されています。LDOCE4版なみに動作は重いですし,動作時にかなりメモリーを消費します。

電子辞書としては,早ければ今年の初冬あたりに7版+Culture+Word Finderあたりの搭載機が出てくるかもしれません。来年の生協モデルもこのあたりが基本スペックになるのでしょうか。

セイコーのE10000  投稿者: 辞書マニア  投稿日: 5月12日(木)13時31分3秒

カシオのLP-9300をこの前購入し、「う−ん、どうもなあー」と感じていたら、やっとセイコーさん、出してくれるようですね。サイトの紹介説明ページでは、検索機能をしっかりさせた印象を受けます。語順を指定しての検索も可能になった例文検索とか、スーパージャンプのジャンプ先の対象として例文検索が選べるとか、楽しみです。また使用感、そのうちレポートしてみたく思います。

それから、電子辞書ではないのですが、PDAで、The American Heritage Dictionary of the English Language, Fourth Editionが利用できるようです。クリエにさっそく入れてみました。あの大英英がそのまま、図絵以外の全てが入っています。定義が親切で、同じくPDAでeReaderというソフトを通して使うWebster's Third New International Dictionary, Unabridged( http://www.ereader.com/product/detail/12573?book=Webster's%20Third%20New%20International%20Dictionar y,%20Unabridged)よりは見出し語は少し劣りますが、説明が分かりやすい感じです。ちょっとご参考まで。http://www.pocketlingo.com/jp/

Re: XD-LP4600の肉声  投稿者: まさ  投稿日: 5月11日(水)23時10分47秒

> #題名を一部訂正しました。
>
> > 価格.comの「そわたや」さんはサポートセンターをボロクソにけなしていますが、真偽をはっきりさせたいのでしたらCASIOのサポート(お客様相談室)に直接問い合わせるのがやはり確実だと思います(電話では伝わりにくい内容と思うので、「お問い合わせフォーム」がよいと思います。)。
>
> そうですね、まずそちらで問い合わせるのが筋ですね。
>
> さきほどフォームで問い合わせてみたので、返事がきたら、ご連絡させていただきます。

返事が来ました。

やはり合成ではなく、ネイティブ音声だとのことです。

「kitchen」「bit」もネイティブ発音として収録されているとのことでした。

ちょっと安心しました。^^;

SR-E10000  投稿者: LOVE  投稿日: 5月11日(水)21時35分42秒

SR-E10000 高いけれど 欲しい。

ちょっとくらい高くても、いいものが欲しい。

今気になってるのは、セイコーのSR-E10000!!

>まささん  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月11日(水)09時52分42秒

> の[4132088]の発言に、XD-LPシリーズの「肉声」は、「ネイティブが録音した音声パターン
> を組み合わせて音声を出している」とありました。そのため、単語によっては変な発音をす
> るらしいことも書いてありました。
> この件について、情報の真偽の情報や、音質に関する情報(合成だけど充分実用的、など)
> をお持ちの方がおられましたら、お教えください。

この機種は,カシオさんの公式ページにもありますが,基本語を中心に限られた単語についてはネイティブの肉声が収録されていて,それとは別にほぼ全英単語,文章を合成音声で発音してくれます。価格com掲示板での投稿者の方は,女性の音声だと言っているので,合成ではなく,肉声による発音がおかしいという指摘なのでしょう。

#あくまでも私個人の見解ですが,bit[bit]を[bi:t]と読んでいる(ようにきこえる?)とか,kitchen[kit∫∂n]が[kit∫∂n∂]にきこえるという価格comでの投稿者の方のご指摘は,発音者の個人差の範囲であり,ネイティブの発音がおかしいというほど重大なこととは思えないのですが(^^;; 英語の場合,bitの[i]とbeatの[i:]の違いは,日本語の「イ」/「イー」とは全く異なり,母音の長短の差ではなく,母音自体が全く異なります(英語の[i]は[i:]よりも舌の位置が下のほうになる)。つまり,日本人と違い「長い短い」で区別していないのですから,bitの[i]が若干長めで読まれても,[i]の舌の位置で調音している限りは誤解は生じないはずです([i:]と[i]の音の違いは外国人でも弁別できるぐらいの差ですから)。kitchenの最後に余分なシュワーが入るのも,英語では日本語のような撥音(「ん」の音)が存在しないので,子音の[n]が語末にくれば,日本語の「ん」と異なり,舌が歯茎についてしまいます。そうなると,語末の「ん」の音に慣れている日本人には,余分な音が入っているようにきこえることはよくあります。

ついでに言うと,発音記号は発音の法律ではありませんので,あくまでも最大公約数のネイティブの人が,その単語を単独に読んだときの一般的な発音を示したものです。しかも,学習辞書の発音記号は細かな音声変化まで示していないので,kitchenは[kit∫∂n]でないと絶対にいけないということはありません。kitchenを[sink]と読んでは困りますが,[kit∫∂n∂]と読んでも何の問題もないと思うのですが…(英語教員がこんなアバウトなことを言っては困るとおしかりを受けるかもしれませんが)。

日本語でも,「扇子」を音声表記で書けと言われれば,無難に書けば[sensw](wは円唇化しない「ウ」を表すmを逆さにした音声記号の代用)と書くと思います。しかし,普通は「ウ」は母音の無声化で発音されず,[sens]のように読まれることが一般的です(方言などの地域差,個人差はありますが)。無声化して読んでも,読まなくても,日本人同士が意思を疎通する際には何の問題もありません。

Re: 電子辞書の寿命  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月11日(水)09時24分57秒

> 私は今までに電子辞書を2台使いつぶしました。カシオの XD-1000、XD-S5000 という機種
>で、いずれも3年くらい使った時点で、画面が全く表示されないわけではないものの、表示が
>ボロボロ(?)になり使い物にならなくなりました。液晶自体の故障というよりは、画面表示
>のための回路の故障ではないかと思います。

そう思います。液晶自体の問題ではなく,キーボードと液晶部分をつなぐフレキケーブルの断線などかもしれません。液晶割れではないので,修理に出しても比較的安価で直してくれると思いますが,3年たっていればコンテンツや機能面で雲泥の差がありますから,頻繁に使うのであれば新機種を買った方が安く上がるかもしれません。

>団塊の世代さん  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月11日(水)09時21分2秒

>それではOALDやLDOCEはエントリー機種向けなのか、というと、私は違うと思い
>ます。COBUILD独特の文定義は他の2機種よりはるかにわかりやすいのに、生例文
>を採用していることが上級者向けに仕上げてしまっているのでは、と思います。

COBUILDの評価は,定義の方法,難易の観点でみるか,語義のレイアウト全体で見るかでも違ってきそうですね。おっしゃるように,フルセンテンスでの定義になっている分,他の英英よりも理解しやすいのは事実だと思います。一方で,純粋な頻度主義に基づいているので,品詞毎にグループ化されていないなど,日本の英和辞典のレイアウトに慣れている人はOALDやLDOCEのほうがしっくりくるということもあります。用例が生例文のため,難解であることや,定義の制限語彙が(厳密には)ないために,文章のレベルでは(文定義を採用しているため)他の英英より平易でも,定義で使われる語彙がちょっと難しかったりということもありますね。

>COBUILDのユニークな語義解説(文定義=文法ラベル)を生かしながら他の2機種
>に更なる差をつけるとしたら、(頻度主義は譲れないのであれば)視覚的にもわかりやす
>い、品詞が何なのか視覚的にはっきりと分かるマーキングのようなものを付け、用例をリ
>ファインしてわかりやすくした上で、語義も更に細分化して、詳しくすべきだと思います。

これは,他のライバル英英辞典が行っていることと共通すると思います。COBUILD流の文定義の明快さは他の出版社さんも認めているようで,OALDやLDOCEなどは改訂のたびに文定義を部分的に採用するようになっています。COBUILDの分かりやすさ(文定義)と自社の英英の分かりやすさ(品詞毎にグループ化するなど)を両立させるというスタンスなのでしょうか。

http://www.okinawa-u.ac.jp/~sekiyama


Re: XD-LP4600の肉声  投稿者: まさ  投稿日: 5月 9日(月)06時52分0秒

#題名を一部訂正しました。

> 価格.comの「そわたや」さんはサポートセンターをボロクソにけなしていますが、真偽をはっきりさせたいのでしたらCASIOのサポート(お客様相談室)に直接問い合わせるのがやはり確実だと思います(電話では伝わりにくい内容と思うので、「お問い合わせフォーム」がよいと思います。)。

そうですね、まずそちらで問い合わせるのが筋ですね。

さきほどフォームで問い合わせてみたので、返事がきたら、ご連絡させていただきます。

Re: XD-LPシリーズの肉声  投稿者: citrus  投稿日: 5月 9日(月)00時25分55秒

現物や生情報を持っておらず推測なのでご期待には添えないかも知れませんが。
なので、間違っていたら誰かフォローしてください。

> の[4132088]の発言に、XD-LPシリーズの「肉声」は、「ネイティブが録音した音声パターンを組み合わせて音声を出している」とありました。そのため、単語によっては変な発音をするらしいことも書いてありました。

価格.comの[4132088]がもし本当に正しければ、XD-LPシリーズの「ネイティブ発音」もTTSということになると思います。たとえば NTTの音声合成(TTS)では「アナウンサーによる収録音声データを使用」しています。価格.comの[132088]はTTSと勘違いした書き込みだと思いますが。でなければCASIOは大非難を浴びると思います。いくら何でもCASIOもそのくらいわかるでしょう。

また、エクスワードシリーズの記者発表会でのプレゼンテーション画面(クリックした拡大画像)を見ると、ネイティブ発音は「収録されている重要語・会話文」だけですから、価格.comの「スペルから自動的に判断して、もともとネイティブが録音した音声パターンを「組み合わせて」、音声を出しているんです。」というのは間違いだと思います。スペルから判断するんだったら重要語で無かろうと可能でしょう。それに合成用の録音音声だったらデータ量は知れているので、MP3とかTRUE VOICEなんていう音声圧縮技術は必要ないと思います。

価格.comの「そわたや」さんはサポートセンターをボロクソにけなしていますが、真偽をはっきりさせたいのでしたらCASIOのサポート(お客様相談室)に直接問い合わせるのがやはり確実だと思います(電話では伝わりにくい内容と思うので、「お問い合わせフォーム」がよいと思います。)。

Re: XD-LPシリーズの肉声  投稿者: フォントルロイ  投稿日: 5月 8日(日)19時26分27秒

>
> 合成でない音声機能を期待して、購入検のために調べていたら、
> また、この機種は(肉声合成ではなくて)1語1語録音したものである、という情報をお持ちの方がおられましたら、お教えください。
>
> よろしくおねがいします。
http://www.casio.co.jp/exword/pdf/2005_sp_03.pdf

この4600だけは合成音声のほかに肉声音声を発音したものが聞けるようです。
そのほかのLPシリーズは合成音声しかないようです。

肉声を録音したものをTRUE VOICE方式といい
合成音声をTTS(Text To Speech)といっていますが
この両方を載せているのが4600だけのようです。

ポルトガル語の辞書  投稿者: LIN  投稿日: 5月 8日(日)17時49分12秒

ポルトガル語の電子辞書は、ちょっと見かけないのですが、海外では英ー葡の辞書はあります。ただし、ブラジルのポルトガル語か、ポルトガルのポルトガル語、どっちが必要なのかによって変わってきます。スペイン語の辞書を代わりにつかうのは、お薦めしません。似ているといっても、違います。

Re: XD-LPシリーズの肉声  投稿者: まさ  投稿日: 5月 8日(日)07時26分42秒

> XD-LPシリーズの「肉声」は、

「XD-LPシリーズ」という言い方は正確ではありませんでした。訂正します。

正確には、「XD-LP4600」です。

XD-LPシリーズの肉声  投稿者: まさ  投稿日: 5月 8日(日)07時22分58秒

こんにちは。

合成でない音声機能を期待して、購入検のために調べていたら、

http://www.kakaku.com/bbs/Main.asp?PrdKey=20753010237

の[4132088]の発言に、XD-LPシリーズの「肉声」は、「ネイティブが録音した音声パターンを組み合わせて音声を出している」とありました。そのため、単語によっては変な発音をするらしいことも書いてありました。

この件について、情報の真偽の情報や、音質に関する情報(合成だけど充分実用的、など)をお持ちの方がおられましたら、お教えください。
(この掲示板の過去ログを少しみた限りでは、この話題は見つけられませんでした
が、もし既に話題にされていたことでしたらすいません)

また、この機種は(肉声合成ではなくて)1語1語録音したものである、という情報をお持ちの方がおられましたら、お教えください。

よろしくおねがいします。

Re: ありがとうございます  投稿者: Matt  投稿日: 5月 7日(土)09時51分38秒

すみませんでした。
「アメリカ」ではない方の版ですね。

私自身は操作したことがないので正確なコメントができませんが
単独使用の場合には(カードであっても)、動作速度についての
心配は要らないと理解しています。7月に期待ですね!

> Mattさん。ありがとうございます。
> ロングマンの辞書が指定のものと違うので困っているのです。また、学校帰りに塾に行くので3冊しょっていくのは困難なため、電子辞書を使いたいと考えました。和英は予習していけばもっていかなくてもいいかなと思うので英和と英英の電子辞書化を考えています。
> 7月になるとカシオから、指定の現代英英辞典のカードが発売されそうなので、カードを挿入できるタイプのを検討中です。でもカードだと動作が遅いのか心配しています。
> また、なにかありましたらよろしくお願いいたします。

ありがとうございます  投稿者: ぴか  投稿日: 5月 7日(土)06時22分5秒

Mattさん。ありがとうございます。
ロングマンの辞書が指定のものと違うので困っているのです。また、学校帰りに塾に行くので3冊しょっていくのは困難なため、電子辞書を使いたいと考えました。和英は予習していけばもっていかなくてもいいかなと思うので英和と英英の電子辞書化を考えています。
7月になるとカシオから、指定の現代英英辞典のカードが発売されそうなので、カードを挿入できるタイプのを検討中です。でもカードだと動作が遅いのか心配しています。
また、なにかありましたらよろしくお願いいたします。

IC辞書とストラップ  投稿者: 水底のシリウス  投稿日: 5月 6日(金)23時56分54秒

 IC辞書が、原因不明で作動しなくなった、あるいは液晶が見ずらくなったということとは別に「落っことして壊してしまいました」といった類の投稿がよくありますね。私はデスク上に置いて使う時も必ずスタンドのアームにストラップで縛りつけて固定する癖がついております。また、ソファに座ったり、寝転がってくつろぎながら本を読む時も必ず、ストラップで首からぶらさげて使用しています。また、ベッドの横にも別のIC辞書がありますが、これまた、床に落ちないように固定しております。要するに、寝ても覚めてもIC辞書は自宅にいる限り四六時中私のそばを離れないため、とどのつまりはIC辞書を胸に抱えたまま白川夜船・・・ということは日常茶飯事です。しかし、どこかにストラップで固定するという癖がついているため、床に落としたという経験は一度もありません。
 壊さない事・・これにはまず、ストラップをつけてなにかに固定したり、首からぶらさげて使うという癖をつけるべきです。特に屋外で使う機会の多い人は特に要注意でしょう。間違っても、そのまま膝の上に乗せて使うべきではありません。

 さて、かなり前になると思いますが、SIIさんのIC辞書についているストラップ用の孔が右側についているのは合理的でない、という投稿がありましたが、私も全く同感なんです。左利きの人はともかく右利きの人が使う場合は左側に孔があったほうが絶対使い易いですよ。ですから、私は左側のヒンジの横のわずかな隙間にむりやりストラップを通して使っているのですが、本当はキーボード手前の両端二箇所に孔をつけて欲しいのです。こうすると、モバイル派の私としては非常にありがたい。ラップトップとして膝の上にも置きやすいですし、手元に持ってくるときも掴みやすくなります。
 北国に住む私は、これから暖かくなると、IC辞書をストラップで首にぶらさげて頻繁に外出します。まあ、どうせ実現はしないでしょうが、こういう意見を持つ人もいるということことであります。

 さて、量販店で聞いても、故障のNO.1は(保証のきかない)液晶の破損だそうです。SR-E10000のような高価なIC辞書を落として液晶を割ってしまったら、泣くに泣けないでしょうねぇ。デスク上でしか使わない方も、必ずどこかに固定する、あるいはケースに入れてそのケースを何らかの方法でデスクに固定する、こういう癖をつけたいものです。また、学校や図書館に持って行く学生さんは携帯電話用のストラップなどで首からぶらさげるなどして、落下事故から防いだ方がいいでしょう。

(無題)  投稿者: ブロッコリー  投稿日: 5月 6日(金)23時42分33秒

このサイト結構見ましたがわからなかったので質問させていただきます。
英語をメインに使うんだったらXDーLP4600よりSRーV4700のほうがいいんですか?使いやすさは別として機能的な違いを教えてもらったほうが選ぶときにとても参考になりますので。 また選んだ理由もおしえてください。

Re: (無題)  投稿者: Matt  投稿日: 5月 6日(金)22時07分16秒

これではダメでしょうか↓?
http://www.casio.co.jp/exword/2005/xd_lp4600/dic.html
http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/ep/HS1000.html
3冊すべて入っている電子辞書はたぶん無いのでしょうね?

ちなみにgoogleですぐに見つかりました。
"辞書名"+"電子辞書"で試しに検索してみてください。

和英を「あきらめる」というのは「紙辞書にする」ということですね。
高価な電子辞書ではなく、全て紙辞書でも良いのではないでしょうか?
個人的にも紙辞書は好きです。読み物として楽しむには電子辞書では
逆に使い辛い面もありますし。

> 塾の指定の辞書がジーニアス英和辞典、グランドセンチュリー和英辞典、ロングマン現代英英辞典という組み合わせです。和英はあきらめるにしても指定の英和と英英が一緒に入っている電子辞書を探していますが、探し方が悪いのかみつかりません。このような組み合わせは無理でしょうか。

(無題)  投稿者: ぴか  投稿日: 5月 6日(金)21時35分32秒

塾の指定の辞書がジーニアス英和辞典、グランドセンチュリー和英辞典、ロングマン現代英英辞典という組み合わせです。和英はあきらめるにしても指定の英和と英英が一緒に入っている電子辞書を探していますが、探し方が悪いのかみつかりません。このような組み合わせは無理でしょうか。

Re: 電子辞書の寿命  投稿者: フォントルロイ  投稿日: 5月 6日(金)19時31分49秒

> 皆さんは、同じような経験はありませんか?電子辞書が、普通に使われるようになって、もう結構長いので、このサイトで、電子辞書の寿命を調査するのも面白いと思いませんか?電子辞書に限らず、電卓でもそうですが、キーボードは特に弱いような気がします。

面白そうですね、私の電子辞書はcasioの xd-r820で2002年の10月ごろ買いました。まだ3年もたっていませんが、悪いところはどこもありません。生徒は大体4年ぐらい持てばいいほうで途中で落としたりぶつけたりして壊しているようです。5年以上前の機種をもっている生徒は少ないです。ちなみに私は小さな予備校(塾?)で英語の講師をしています。

私自身はソニーのデータデスクマンの時代からの電子辞書不安ですが、途中でなくしたり壊したり人にやったりして今あるのはカシオと15年ぐらい前にかったFRAnklinの
language Master LM4000という辞書だけです。しかしこの辞書は液晶が一部しみがついたようになっています。今の電子辞書の2倍ぐらいありますが液晶は4行表示です。
まだ現役です。

昔のディスクマンに比べると電池のもちが今の辞書格段に違います。私は電池と一緒に小さな紙をいれて交換した日を記録しています。今の辞書は今年の1月19日にかえています。その前は2004年の5月17日に交換しました。皆さんの電池も持ち具合いもぜひお聞きしたいです。
わたしは使用頻度はそんなに多くはないと思います、机上ではほとんどPCのCOLLINSやLONGMAN,ODEを使っています。電子辞書出先でつかうのがほとんどです。電子辞書とPCの辞書をどのようにつかいわけているのかもできたらお聞きできたらと思います。

だらだらと長くなりましたが最後に一言。このサイトに投稿するのは初めてですが、いつも楽しみにしています、感心したり、時には笑ったりしながら読ませていただいてます。管理者の方、投稿者のかたに感謝です。

Re: 電子辞書の寿命  投稿者: Shima  投稿日: 5月 6日(金)19時08分34秒

私は今までに電子辞書を2台使いつぶしました。カシオの XD-1000、XD-S5000 という機種で、いずれも3年くらい使った時点で、画面が全く表示されないわけではないものの、表示がボロボロ(?)になり使い物にならなくなりました。液晶自体の故障というよりは、画面表示のための回路の故障ではないかと思います。すでにもっと新しい機種も買っていたので修理はせず廃棄しました。最初と2番目に買った機種で、結構使ったので元は取れたのではないかと思います。

まちがえました  投稿者: gaal  投稿日: 5月 6日(金)17時04分16秒

下のシャープ製の辞書は「PW-A8700」ではなく「PW-A8800」です。

教えてください  投稿者: gaal  投稿日: 5月 6日(金)16時44分38秒

今まで使っていた電子辞書が壊れてしまいました。かなり古いやつだったので買い換えようと思っています。とりあえず3つに絞ったのですが、どれがよいですか?
「PW-A8700」シャープ 「XD-FP9100」カシオ 「SR-T7100」セイコーです。
前の2つは拡張スロットがついている点、最後は英語だけなら一番良いかなという点が判断基準です。
当方工学系の大学4年生で結構マニアック(?)な英語の論文とか読んだりしてます。進学希望ですので長い間使っていこうと思っています。また、できれば多言語について知識を深めていこうかなと思っています。
予算は2万5千円程度(価格.comで)を予定しています。大学生協も利用できるのですが、予選大幅オーバーのためあきらめました。
どうかご教授お願いします。また上記の3種以外にもよいものがありましたらぜひ教えてください。

韓国シャープ製のコンテンツカードは日本製には使えない  投稿者: Ohjiro  投稿日: 5月 6日(金)14時58分46秒

先日韓国シャープ製のコンテンツカードが日本のシャープ製電子辞書で使えるかどうかお尋ねしたものですが、今日シャープのほうに問い合わせたところ、やはり使えないそうです。
Cobuildの辞書が日本のコンテンツカードのラインアップに入っていない点も確認してみましたが、今後も入れる予定は今のところないとの返事でした。
韓国版と日本版のハイブリッド式のコンテンツカードを開発したらどうかと提案もしてみましたが、この点も要望があったことは伝えますとの返事で、担当の人がちらっと漏らした一言からCobuildでは販売面で結果が見込めないという判断がどうもシャープ側で下されているようです。韓国製の電子辞書を持っている人はCobuildがシャープ製でも使えるのに、そのシャープの本国ではCobuildが使えないというのはいかにも差別扱いですね。

以上、シャープの電子辞書を使っている限り、当面はCobuildの辞書は使えないというのが
現状のようです。

電子辞書の寿命  投稿者: toshi  投稿日: 5月 6日(金)03時06分21秒

電子辞書なんてものは、落としたりしなければ、キーボード以外は半永久的に機能するものだと思っていたのですが、4年半使った、シャープのPW−7500が先日突然死にました。電池を換えても、リセットしても、電源オンで暴走です。3年ぐらいで、よく使うキーの接触が悪くなって、これを押すときに、少し強く押していたのが原因なんでしょうか?持ち歩きもせず、いつも机の上で、大事に、大事に使ってきたんですが(笑)。
多分3万円ぐらい払ったと思うのですが、4年半しか持たないとなると、辞書としては、かなり高い買い物ですね。紙の辞書だと、少々破れてもまだ、使えるんですよ。
皆さんは、同じような経験はありませんか?電子辞書が、普通に使われるようになって、もう結構長いので、このサイトで、電子辞書の寿命を調査するのも面白いと思いませんか?電子辞書に限らず、電卓でもそうですが、キーボードは特に弱いような気がします。

Re: どなたかアドバイスを御願いします。  投稿者: Matt  投稿日: 5月 5日(木)23時40分22秒

多少なりともお役に立てればうれしいです。

> 会社ではPCを使うのがメインなので、会社のパソコンに専門の辞書を入れておけば
> いいんですね。会社のパソコンはアメリカのWindowsなのですが、インストールには問題
> ないんでしょうか。(すみません、機械にはまったくの素人です。)
> 翻訳は会社でやるので、PC用の辞書の情報、とても参考になりました。

たぶんWindows XP ならば何も問題は無いと思うのですが、PCに詳しい
方にお聞きになった方が良いと思います。以下は、EPWING系辞書
についての情報です。職業として翻訳なさるのであれば、PCでないと
効率が悪く、処理量が上がらないと信じます。特に実務翻訳(産業翻訳)
のみなさんの多くは、EPWING系の辞書をお使いだと思います。

(1)日外アソシエイツ(http://www.nichigai.co.jp/translator/list1.html
-----------------------------------------------------------------------
大抵の大型書店で購入できます。ただ大規模英和数冊+広辞苑+専門辞書、
他あれもこれもと欲をだすと、あっと言う間にうん十万円かかります (^^;)
でも、辞書は翻訳者の実力の内と言われますから、必要な辞書は少しずつ
でも着実に揃えたいですね。会社で経費をもってもらえるならラッキー!

(2)DDWin(http://homepage2.nifty.com/ddwin/
-----------------------------------------------------------------------
有名な辞書検索ソフト(フリー)です。英辞郎などもこれで検索できます。
Jammingも有名ですがシェアウェアです。
http://dicwizard.jp/jamming.html

(3)EPWING(http://www.epwing.or.jp/index.html
-----------------------------------------------------------------------
ほとんど何でも揃います。また上記「日外」の辞書でEPWINGと謳って
いないものでも、DDWinで読み出せるようにコンバートできる辞書が
多いようです。

取り急ぎ。
以上です。

Re: どなたかアドバイスを御願いします。  投稿者: Yumi  投稿日: 5月 5日(木)23時03分11秒

Mattさん
アドバイスありがとうございました。

実は、愛用していたカシオの英語専門機種(はやくも2年前のモデルになって
しまいます)を紛失してしまい、今回、はじめてセイコーさんの機種をみてい
ます。カシオは使い慣れているので(過去5年間、EXwordをモデルチェン
ジして買い続けて3台目でした)最初は迷わずEXwordの新機種をみていたのですが、
Sekky先生の掲示板をみて、セイコー機種も根強い人気なのが伝わってきました。

会社ではPCを使うのがメインなので、会社のパソコンに専門の辞書を入れておけば
いいんですね。会社のパソコンはアメリカのWindowsなのですが、インストールには問題
ないんでしょうか。(すみません、機械にはまったくの素人です。)
翻訳は会社でやるので、PC用の辞書の情報、とても参考になりました。
いろいろ目移りしてしまいます。
購入する自分の勉強用という意味で、E10000にしようかと思います。
院で英語を専門に勉強していた時期にこそ、E10000があればよかったのに、
ちょっと悔しいです。とりあえず、8月に休暇をとって日本に戻るので、その時に
辞書を購入するつもりです。品薄でないといいのですが・・・。

COBUILDは上級向け?  投稿者: 団塊の世代  投稿日: 5月 5日(木)22時37分48秒

COBUILDがその傍系の辞書と一体となってSR−E10000の中に搭載されたことで、あたかも上級者向けであることのようにこの掲示板の中で取りざたされておりますが、ちょっと待ってよ、それではOALDやLDOCEはエントリー機種向けなのか、というと、私は違うと思います。COBUILD独特の文定義は他の2機種よりはるかにわかりやすいのに、生例文を採用していることが上級者向けに仕上げてしまっているのでは、と思います。それどころか、OALDなら1〜5まである語義解説がCOBUIDだと1〜4止まりのことが往々にしてあるのです。5番目が抜け落ちているのはその5番目が重要でないからではなく、完全頻度主義、完全実証主義を貫いているがための欠点ではないか、と思います。そのあたり、伝統の差でしょうか、OALDはよく出来ていますね。

COBUILDのユニークな語義解説(文定義=文法ラベル)を生かしながら他の2機種に更なる差をつけるとしたら、(頻度主義は譲れないのであれば)視覚的にもわかりやすい、品詞が何なのか視覚的にはっきりと分かるマーキングのようなものを付け、用例をリファインしてわかりやすくした上で、語義も更に細分化して、詳しくすべきだと思います。COBUILDの語義解説はシンプルであり、分かりやすく、しかも、そのまま英作文に応用できる、という点で、むしろ、エントリーモデルにも搭載すべきだと思います。第5版がでるのはまだ先のことでしょうが、SIIさんとコリンズ社とで十分に話合いをしていただいて、電子辞書用のデータベースに反映させていただきたい、と切望する次第です。

Re: どなたかアドバイスを御願いします。  投稿者: Matt  投稿日: 5月 5日(木)21時46分7秒

すべてにはお答えできませんので、私自身が話題にもしてきた
180万語に関してのみコメントさせていただきます。すでに
ご存じの内容でしたらご容赦ください。

> 仕事柄、自動車関係の工場の部品などの専門用語を調べることのできる
> 辞書をさがしています。E9000に入っている180万語の辞書がいいかと
> 思ってましたが、E10000に入っているブリタニカの百科事典が180万語
> のかわりにあたるかなと思ったのですが、どうでしょうか。

もし自動車や周辺機械分野に絞っての専門用語ということで、
かつPCでの利用も考慮されているのでしたら、日外の分野別
専門辞書をお勧めします(機械・工学17万語など)。これら
分野別辞書は180万語の中身の一部を構成するものです。又
比較的安価(分野が狭いから)なので、更新時の買い換え等も
気が楽ではないでしょうか?
http://www.nichigai.co.jp/translator/list1.html

180万語「全て」を必要とされる方は、例えば特許翻訳など
専門外の用語にもアクセスする必要がある職業人に限られると
私は思います(いや違う、との声も聞こえそうですが)。例と
してIT/コンピュータ/ビジネスモデルなどの特許翻訳では
例えば電子・機械は当然ながら、医学や果ては経済用語なども
知らないと太刀打ちできないケースが多いと感じます。厳密な
用語選択および用語統一も求められるので、これは重宝します。
それほど厳密でなくて良ければ、英辞郎がお勧めです。なんと
いってもコストパフォーマンスが抜群です。

ブリタニカについては何も知りません。
しかし、上記専門辞書をカバーするとはとても思えません。

もし携帯辞書が「メイン」ならば180万語もアリでしょう。
無駄な分野があるとしても、何と言っても格安設定ですから。
しかし携帯辞書はサブで、メインはPCならば、携帯辞書は
用語があまり陳腐化しない、より汎用性の高いコンテンツを
搭載したもののほうが良いのではと感じます。

私自身も、最後までE9000に未練がありましたが、メイン
はPCでのEPWING辞書、と割り切って汎用性の高い方の
E10000に決めました。ちなみに私は特許翻訳と英会話の
講師を仕事にしている職業人です。

以上です。

どなたかアドバイスを御願いします。  投稿者: Yumi  投稿日: 5月 5日(木)20時55分39秒

仕事柄、自動車関係の工場の部品などの専門用語を調べることのできる辞書をさがしています。E9000に入っている180万語の辞書がいいかと思ってましたが、E10000に入っているブリタニカの百科事典が180万語のかわりにあたるかなと思ったのですが、どうでしょうか。ビジネスで英文を書く機会が多いので、できるだけ例文が豊富な辞書が英文を書くときに重宝します。ビジネス関係の書籍が多く入っているE9000が今の私の状況では便利かなと思うのですが(海野の辞書など)、院でTESOLを専攻したので将来は教職(英語)につきたいと思っているので、そうするとE10000の豊富な英語の情報源は長い目でみて、非常に魅力です。もし百科事典が専門用語をカバーできるのであれば、E10000に投資するほうが正解なのかな、と思うのですが、Sekky先生、みなさま、アドバイスを御願いします。

ファイナル・アンサー! E10000 vs E9000  投稿者: Matt  投稿日: 5月 5日(木)11時43分13秒

Sekkyさんありがとうございます。

実は昨日、フライングでE10000を予約購入しました(^^)
散々悩んだ挙げ句に以下のように結論付けて、両者のバトルに
終止符を打ちました。要は早くモノが欲しいから、品薄で手に
入らなくなる前に先手を打っただけなのですが (^^;)

>180万語対訳は万人向けではないので,上記の機種に載せてしまうと
>E9000との棲み分けが難しくなる(E9000の売れ行きに影響する)
>かもしれません。

もともと、カードで供給されるのであれば十分だと思っています。
EPWING系のCDROMで買うと¥10万するコンテンツが
なぜこんなにも(E9000)安くなるのか、少々驚きですが。
先々のカード・ラインナップに期待します。

E10000に決めた理由は以下の3点です。
--------------------------------------------------------------
(1)「リーダーズ」「英活」「日本語類語」が無いE9000は
   カード使用が排他的であるため実務で使い辛いと判断しました。
   英和系はリーダーズ+G英大が必須で(経験上互いに不足あり)
   その上で+ランダムハウスがあればほぼ完璧だと感じています。
   英活は、発信用だけでなく案外受信用途にも大活躍しています。
   日本語類語は、翻訳業務には不可欠です。

(2)180万語は、分野ごとに別売りしていて(CDROM版)
   それぞれ更新時期も異なりますから、PC上で個別に必要に
   応じて買い増す(あるいは買い換える)方が理にかなうかな
   とも思ったからです。やはり、常に最新情報を更新しておき
   たいコンテンツですから。ただやはり、携帯電子辞書向けに
   安価にてカード供給されるのであれば、ぜひ手に入れたいと
   願う一品です。

(3)使ったことが無いのですが「和英大」には期待大です!専門語
   も豊富だと聞いていますので久々に「使える道具」が増えるの
   ではとワクワクしています。
--------------------------------------------------------------

あとは配送されてくるのを首を長くして待つばかりです。
手にしましたら、また使用感レポートをアップします。
以上です。

>うにゃさん  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月 5日(木)11時08分55秒

> カシオの短所の一つは、管理人さんも書かれてるように
> データプラス2などコンテンツ追加が可能な機種は
> 標準内蔵コンテンツであっても辞書の数が多ければ多いほど
> 処理速度が目立って遅いのですが(店頭で6800シリーズを触ればわかるかと)
> ある意味全部選択可能ならその方がいいかもしれませんよ(笑)。
> コンテンツが多すぎると満足な処理速度だったとしても並びを変えられないから
> 必要ないものまでずらっと(HVGAでもパソコンよりは)狭い画面に出てきますし。
> ただ6800はかなり重いのでイミダス2004+αだけ外しても変わりないでしょうけど。

若干補足しますと,処理速度が遅くなるのは,XD-*Pシリーズで「複数辞書検索」「複数辞書例文検索」を使った場合です。各辞書ごとの(単独モードの)検索では,コンテンツをたくさんインストールしても,スピードはあまり変わりません。

あと,単語帳機能も,たくさん単語登録すると(内蔵,追加コンテンツに関係なく)目に見えて表示が遅くなりますね。単語帳キーを押して表示モードを選んでからリストが表示されるまでのタイムラグや,リストが表示されている状態で画面スクロールをする際のもたつきは,何秒という単位になってしまいます。前者は「読み込み中です」というメッセージが出ますが,後者は何も表示されないので,フリーズしたのか,と錯覚するかもしれません。

#たしかに,カシオさんのデータプラスシリーズは,複数コンテンツを一緒にインストールできるという点で,他社のカードスロット付き機種とは一線を画していますが,こういうハードウェア面での優秀さとは裏腹に「文房具」「学用品」としての使い勝手が大幅に犠牲になっているという感は否めません。道具としての使い勝手を論じるキーワードは,大きく分けると「ユーザの指示に機敏に反応すること」「あらゆるレベルのユーザが,自分の求める操作を簡潔に行えること」の2つに集約できるのではないでしょうか。具体的には,前者は処理速度の問題であり,後者はコンテンツ選択や付加機能の選択の容易さということです。難しいのは,こういった「道具としての使い勝手」とハードウェアの性能向上は,相反する面が多いということです。コンテンツ追加など,拡張性を考えれば処理速度は低下する可能性も大きいですし,コンテンツの数が増えれば求めるコンテンツを容易に選ぶことが難しくなります。

特定メーカーさんを槍玉にあげるのは気がひけますが,IC電子辞書のメーカーさんは,なぜ自分たちが(電子ブックプレーヤーよりも後発であるのに)これだけのシェアが確保でき,しかも,のべ200数十という,現行のIC辞書の多コンテンツ機でさえ足元に及ばない追加コンテンツが提供され,一時期は翻訳,通訳者のデファクトスタンダードともなっていた電子ブックプレーヤーがあっという間に衰退してしまったかということを,もう一度考え直す必要があるのではないでしょうか。90年代後半以降にIC電子辞書に参入したメーカーさんは,当時全盛だった電子ブックプレーヤーを超える電子辞書の開発を求められ,その結果,電子ブックプレーヤーの大きなデメリットであった操作性や処理速度を改善することで優位に立てたのではないでしょうか。電子ブックプレーヤーの拡張性にはとても及ばないものの,基本辞書に絞り,ROM内蔵という閉じた環境を採用することで,道具としての辞書の使い勝手を追求したからこそ,2000年以降のIC辞書ブームを迎えることができたと思います。

ところが,最近はIC辞書にも拡張性が求められる(求められているとメーカーさんが判断する?)ようになり,その結果,IC辞書ならではの良さである使い勝手や速度が犠牲になりかけています。このままエスカレートしていけば,そのうちにIC辞書にもカラー液晶,充電式バッテリーがあたりまえになり,テキストビューアだけでなくエディターやネット接続への対応と,どんどん使いにくくなっていきかねません。シャープさんやSIIさんは,プレスリリースなどで,カードコンテンツも本体内蔵コンテンツと同等の速度で検索できることを謳っていますが,道具としての操作性をシビアに考えてみれば,これはごく普通のことであり,これが他社製品との差別化につながっているということ自体,不思議な話だと思います。

>初心者さん  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月 5日(木)10時36分39秒

>本体メモリ20MBとあるのは、空き容量なのか機種の全体の容量なのかどちらでしょうか。

カシオさんのデータプラスシリーズの「本体メモリ」は,「本体内に確保されている,増設コンテンツをインストールする専用のスペース」のことです。リーダーズや英活等,内蔵コンテンツが入っているROMからは独立しています。そのため,20MBの本体メモリを持つ機種は,インストール時に20MB以内におさまる追加コンテンツであれば,SDカードを買わなくてもそのままインストールできます。機種によっては,イミダスなどの年次更新するコンテンツを(ROMでなく)本体メモリにインストールしているものもあり,こういう機種だと20MBのメモリがあっても空き容量は少なくなっていますが,LP9300にはそういうコンテンツはありませんので,購入時に20MBの空きが確保されています。

>JFさん  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月 5日(木)10時32分21秒

> E-10000についてですが、初めはこれだよと思ったのですが、翻訳者、英語教師、英語専攻
> の学生など英語そのものを扱う人向けで、英語を道具として使うためには、ちょっとオーバー
> スペックかなあという気がしてきました。

そう思います。どちらかというと,実務で英語を使う人よりも英語教員や英語学者を対象にした特殊機と言えるかもしれません。こういう層は,今まではSIIさんの独壇場でしたが,最近はカシオさんやシャープさんが英語上級機に参入し,英活やODEなど,専門家向けのコンテンツを搭載するようになってきたので,差をつけるという戦略もあるのでしょうか。幸い(かどうか分かりませんが)辞書にこだわる教員や研究者は,多少値が張っても必要であるものは何とか購入したい(値段が高いという理由で,コンテンツを妥協しない人が多い)という人が多いでしょうから,実売50000円台後半でもそれなりに売れると思います。今,XD-LP9300が品薄のようですから,E10000が出れば最初はそうなるかもしれません(月産台数も多機種より少ないですし。

> E-10000搭載された和英大についてですが、最上機種だけでなく、各メーカーのG大搭載
> 機種クラスに、和英大が搭載されるようになればいいなあと思っています。

G大があっという間に生協モデルをはじめ,一般英語学習者向け機種に普及したことを考えると,和英大も今後はエントリーモデルへ搭載される可能性もあると思います。

>和英辞典は、上級者にはそれほどニーズがなく、この掲示板をみても、G大訳語検索を
>評価する人が多いのかなあという気がします。

たしかに,上級者の和英辞典のニーズは少ないと思いますが,原因として,上級者であっても必要である専門用語や固有名詞などの検索に足る規模の和英が今までほとんどなかったことがあると思います。和英大は,その点で上級者でも重宝する辞書なのではないでしょうか。一方,G大の訳語検索は,あくまでも英和大辞典をひっくり返して機械的に作ったものですから,これに頼るのはリスクも大きいと思います。固有名詞と専門語の検索に限れば,時として和英大に出ていない語がG大訳語検索で引っかかることもあり,便利かと思います。

>それなりに英語は分かるし書けるけど時々表現につまるという人や、とにかく英文メール
>を書かなきゃ、という人にこそ、和英の大辞典クラスが必要なのではないでしょうか。

和英大の対象ユーザは,基礎的な英文ライティングの力がある人になると思います。ですから,上記のような,英語がそこそこ書ける人が対象になるのではないでしょうか。

>Mattさん  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月 5日(木)10時16分31秒

> 現時点での私の理想のコンテンツです。
> 一部は追加カード対応でも構いません。
>
> 個人的な趣味と実益(翻訳)に基づいて勝手に夢想しました^^;
> 下記の◎と○だけ入っている電子辞書があれば今すぐにでも
> 買いに走るのですが。

Mattさんのご要望のうち,180万語対訳以外で「◎」がついているものは,SR-E10000の下位モデル(SR-T7100の後継にあたるもの)で実現されてもおかしくないものかもしれません。E10000よりも若干下のレベルを想定するでしょうから,英英はOxford系(OALD7版を業界に先駆けて搭載すれば,インパクトも大きいはずです)にして,OALD+Oxford Guide of British and American Culture+Phrasal verb+Idioms+Practical English Usageあたりでしょうか(OALD系の英英は他社も皆搭載するでしょうから,これぐらいの付加コンテンツがないとSIIさんの独自性は出せないと思います)。さらに,和英大と大きめの日本語類語(角川にせよ,講談社にせよ)を載せれば,大学生〜社会人の英語重視ユーザ向け一般モデルとして魅力的だと思います。

180万語対訳は万人向けではないので,上記の機種に載せてしまうとE9000との棲み分けが難しくなる(E9000の売れ行きに影響する)かもしれません。

>うにゃさん  投稿者: 初心者  投稿日: 5月 5日(木)10時12分27秒

ご親切なレスありがとうございます。とてもよく分かりました。

>JFさん  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月 5日(木)10時07分23秒

> ただ、個人的には、COBUILDは紙の辞書で3版が出たときに買ったのですが、以下の点が自分にはあいませんでした。ただ、今度でるE10000は興味があります。
>
> ・品詞がバラバラに並んでいるので、探しにくい。
>
> ・例文に固有名詞や難しい単語が入っていって、文脈が分からない状況ではパッと理解しにくい。例文で単語の意味を明確にしようと思っても、半分くらいは例文の意味がはっきりしない(当時の自分の英語力では)。
>
> ・文型表示の記号が分かりにくかった。

これらの点は,まさにCOBUILDの敷居を高くしている要因であり,一方で,上級レベルの学習者の中にCOBUILDファンが多い理由なのかもしれません。品詞がバラバラなのは,corpus-basedを徹底的に追求し,品詞に関係なく頻度の高い語義から順に載せるというスタンスなのでしょう。一方で,とくに上級学習者が辞書を引くときは,語義は知らない(だから辞書を引くのでしょうから)にしても,構文解析によりその単語の品詞は把握した上で引くことが多いでしょうから,無意識のうちに求める品詞の部分だけを見ていたりします。こういう人にとっては,たとえば名詞,動詞,形容詞,名詞というように語義が並んでいると,名詞語義を調べたい場合でも,結局最初から全部見ないといけないので,手間がかかると思います。電子辞書化するにあたり,キー操作で品詞毎のフィルタリング(名詞を選べば,名詞語義のみが表示されるとか)ができると便利なのですが…。

用例の固有名詞や難語の使用に関しても,COBUILDは,学習辞書の用例としては,作例でなく,コーパスから抜き出した生例文がふさわしいというスタンス(これは,紙版の冒頭でも主張されています)だからなのでしょう。辞書執筆に関わっている人や辞書学をやっている人は誰でも知っている昔からの「お約束」として,辞書の用例は,その用例の対象になる見出し語よりも難しい語を使っていてはいけない,というものがあります。しかし,COBUILDはそういう伝統にとらわれず,コーパスから抜き出した生英文をそのまま用例にしています。COBUILD3版のmarryの第一語義の中にあるget marriedの用例として"Laura just got married to Jake and took it for granted that they and their kids would then live happily ever after."というものがありますが,get marriedの用例を理解するためにtake it for grantedを知らないといけなかったりします。

>語義説明の中で文型もimplicitに表示してあるのでそれをみた方がよいのでしょうが、英文
>書くときにさっと確認するには、LDOCEやウィズダム英和のように、wish to do sthのよう
>に表示してくれた方が、自分には探しやすく感じます。

紙版のCOBUILDでは,極力,定義文の中で暗黙のうちにその語義が使われる文型や共起する語などを示すスタンスをとっています。文型ラベルの約束事を覚えなくても,英英辞書の語義が理解できる人なら誰でも文型が理解できるということだと思います。COBUILD初版が編纂された頃は,LDOCEの初版がすでに出ていて,その機械的な文型ラベルに賛否両論があったため,それに対する解決策なのかもしれません。一方で,明示的に示してほしいというニーズもあるでしょうから,紙版ではエクストラコラムという,右側の段で文型表記や各種ラベルをまとめて出しています。すなわち,紙版では,implicitに理解したければ定義部分だけを見ればよく,明示的に文型表記を知りたい人は隣の段を見れば出ているという,ユーザのニーズやレベルに応じて選択できる体裁になっています。しかし,電子辞書版では画面の制約のためか,エクストラコラムの分も語義と同列に出てきますので,分かりにくいと感じるかもしれません。

>みやみやさん  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月 5日(木)09時44分53秒

> もしよろしければ、3版、4版のそれぞれの特徴や違い、向き不向きの対象者、そのほかお気づきの点などについて教えていただければ幸いです。

4版と3版の違いは,11月24日(月)10時48分08秒の過去ログにあります。https://sekky.tripod.com/tsubuyakilog3.htmlからたどれます。あと,3版のCD-ROMは,冊子体では用例部分についている文型表記がなぜか抜けているので注意が必要です。

>Sekky様  投稿者: dilbert  投稿日: 5月 5日(木)08時05分28秒

Sekky様、早速のコメントありがとうございました。お返事が遅くなり失礼いたしました。

> これは私の筐体にもあります。E9000だけでなく,SL9200やSR-V4700など,シルカカード対応機全てに見られます。シールのあとや傷ではなく,成形上そうなっているようです。構造的に,この裏側にスピーカーがあるようですが何か関係があるのでしょうか

多機種にも同様に認められるのでしたら構造上の理由のようですね。もう一度売り場で確認すればよかったのですが、夜中に気になってしまいました。

と、これだけではあまりに間抜けなので、私の選択理由を紹介します。
私にとってジーニアス大英和が目玉のT5000、英活、Cobuildが目玉のT6700は重複も少なく、まずまず使い分けができておりました。今回E9000/10000はそれぞれT5000/6700の後継機種の位置づけと思われ、どちらも魅力的な機種ですが、
 1)仕事の内容が変わり、従来の専門分野以外の幅広い業務を浅く広く知る必要が生じた。
 2)和英大辞典はシルカカードに掲載される可能性がありそうだが、180万語対訳大辞典は難しいのではないか(私が勝手に思っているだけです)
との理由でE9000にしました。もうすこし様子をみるという選択もありましたが、今後欧州語も必要となりそうだから、各国語辞書のシルカカードに対応する機種が必要だ!というのは自分への言い訳です。まあ、欲しい欲しい病が発症したのですけどね(笑) 
T5000はE9000のサブセットのようなものですので、大学生の娘にお下がりです。誰ですか、E10000も買ってサブセットのT6700も譲っては、というのは(苦笑)

で、ちょっといじってみました。
仕事と関係のあるお役所の名前がすこし前に変わったのですが、ジーニアス和英、ビジネス技術和英は新名で載っていましたが、180万語の方には旧名だったのは辞書編纂の時期の限界ですね。また、結構一般的ではないかと思われるシステム領域の用語がいずれの辞書にも載っておらず、あれと思いましたが、英辞郎にもありませんでしたのでこれはわれわれが特殊かも?すでに書かれていたかもしれませんが、一括検索画面では文字サイズが大、中、小の大と中しか選択できません。通常私は見渡しがきく小を使っていますので、これは残念です。個々の辞書内では検索画面もフォントの大、中、小が選択できるのにどうしてでしょう。
色々書きましたが、総合的に満足しております。とはいえ実は一番使っているのはPC上ですぐ引ける英辞郎だったりします(爆笑)

米語発音のスペリング入手法  投稿者: Junkie  投稿日: 5月 5日(木)04時53分6秒

コメントです。
英単語のスペリング入手法として、私は、AsifSound vs. Spelling Dictionaryと言うHTML OFFLINE のパソコンベースの辞書(glossary)を使用して便利しいます。訳はありません、発音とスペリングのみです。
興味のある方は、下記URLをご覧下さい(全て英文ですが)。

但し、米語発音ベースなので、例えば、
circleは、,sakal,で(,sakl,ではありません)look up、
appleは、,apal,で(,apl,ではありません)look up、
等の注意が必要です(日本人が使用している発音で検索するとHITしないことがある、との
教育的辞書でもあります)。

尚、この辞書は、born in USA, grow in JapanのinternationalなFreewareです。
また、米/日検索エンジンで、『spelling dictionary』というkey wordで検索すると
上位にあり(ほぼ先頭2ページ以内に載っています。
(日本での認知度は、未だ低い様です)

http://www5d.biglobe.ne.jp/~the_imai/asifsound_dict.htm


ペン型スキャンタイプ電子辞書  投稿者: Kaye  投稿日: 5月 5日(木)03時42分22秒

はじめまして。ペン型スキャンタイプ電子辞書の質問をさせて頂きたく投稿しました。ペン型スキャンタイプ電子辞書の購入を考えております。夫の仕事の関係で海外に在住予定です。当地での滞在にあたり書類の解読が必要なのでこちらの商品が一番便利なのではと自分では思っております。ペン型スキャンタイプ電子辞書についてご存知の事がございましたらお教え下さいませ。よろしくお願い致します。

Re: 本体メモリとは?  投稿者: うにゃ  投稿日: 5月 5日(木)00時50分3秒

> 本体メモリ20MBとあるのは、空き容量なのか機種の全体の容量なのか
機種の全体の容量が、カタログでいう本体メモリーのことなら
XD-LP9300の場合20MB全容量空いてます。
現行機種で本体メモリーが出荷時に使用されてるのは
カタログにあるようにイミダス2004+αを載せてる6800シリーズだけかな。

> 入っているものを捨てなきゃならんのなら、意味ないと思うのですが。
ここや価格.comや2ちゃんねるなどの各種掲示板の過去ログを参照すれば
メーカー毎の長所・短所がわかると思います。
カシオの短所の一つは、管理人さんも書かれてるように
データプラス2などコンテンツ追加が可能な機種は
標準内蔵コンテンツであっても辞書の数が多ければ多いほど
処理速度が目立って遅いのですが(店頭で6800シリーズを触ればわかるかと)
ある意味全部選択可能ならその方がいいかもしれませんよ(笑)。
コンテンツが多すぎると満足な処理速度だったとしても並びを変えられないから
必要ないものまでずらっと(HVGAでもパソコンよりは)狭い画面に出てきますし。
ただ6800はかなり重いのでイミダス2004+αだけ外しても変わりないでしょうけど。

> 本体メモリがいっぱいなら、高くてもメモリカードのタイプを選ぶべきでしょうか。
カシオの現行機種では処理速度の点で追加は1、2程度がオススメといわれてます。
1つしか追加するつもりがないなら、SDカード媒体でも
CD-ROM媒体+ユーザーが用意するSDカードでも好みでいいのでは。
ただ発音付きのは本体メモリーには容量が足りなくて載らないです。

本体メモリとは?  投稿者: 初心者  投稿日: 5月 4日(水)22時02分38秒

カシオの電子辞書について教えてください。XD-LP9300という機種を検討しています。これにドイツ語の辞書を加えたいのですが、本体メモリ20MBとあるのは、空き容量なのか機種の全体の容量なのかどちらでしょうか。CDーROMの方は安いのだけど、入っているものを捨てなきゃならんのなら、意味ないと思うのですが。本体メモリがいっぱいなら、高くてもメモリカードのタイプを選ぶべきでしょうか。

>citrusさん  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月 4日(水)13時50分50秒

>Second Editionが今手元にないので比較は差し控えますが、かゆいところに手が届く
>説明に磨きがかかったように思います。

politenessやsexismなど,最近の社会言語学で関心を持たれているトピックや,correctness, World Englishesのような,異文化コミュニケーションの視点からとらえた項目の新設などは,2版以降の10年の英語をとりまく動向が反映されていると思います。レベル別に分類した130のcommon mistakesは,最近のコーパス言語学で関心を持たれている学習者コーパスの副産物でしょうが,TOEIC/TOEFL等を受ける学生の簡便なレファレンスにもなりますし,教職課程をとっている学生には,それぞれの誤用例を文法的に説明させるような教材にも使えそうです。

> Cambridge Advanced Learner's Dictionaryも今年改訂して<A

CALDの初版(=CIDEの改訂版)はまだ出たばかりの印象がありますが,単なる新語増補のレベルを超える改訂のようです。コロケーション記述の増強と見出し語の頻度表記の追加が主な改訂点のようですが,LDOCE4版やOALD6版→7版との競争力を強めるためなのでしょうか。

#CIDEは学習英英の中では用例が非常に多く,ポップス等からの生用例などもあったりして,用例で語らせるスタンスのユニークな辞書でしたが,CALDになってからOALDやLDOCEと似たような内容になってしまいました。COBUILDも同じで,前にも書いたように4版では図版ページの新設や用例の短縮など,明らかに対象レベルを下げて(他の学習英英と同じぐらいにして)いるように思えます。学習英英の競争が激しくなってくれば,あまりに個性的な辞書や,類書よりもレベルが高かったり,見てくれが今一歩な辞書(図版や付録が全くないCOBUILD3版のように)では太刀打ちできないからなのかもしれません。

私の勝手な勘ぐりですが,もしかしたらSIIさんは今後はCOBUILD系列の英英系辞書群を載せた,教員,研究者等向けのフラッグシップモデルと,Oxford系列のものを載せたエントリーモデル(生協モデル,一般の英語学習者向けモデル)に分けていくのかもしれません。そうなると,昨年のSR-T7100の後継機(=SL9200ベースの一般市場向け機種)で,OALD7版を業界初搭載機種にして今後出すこともありえるかもしれません。PEU3版はこういう機種にカップリングされればおもしろいと思います。

>dilbertさん  投稿者: Sekky@管理者  投稿日: 5月 4日(水)13時26分25秒

> E9000の本体裏の電池の絵が描いてあるすぐ下に、1cm四方の大きさで、シールが貼ってあっ
> たような跡があります。E9000をお持ちの方はどうでしょうか?単に電池の方向を間違わない
> ように・・・というようなものであればかまわないのですが、重要な注意事項が書いてあった
> とか・・・ひょっとしたら開封品だったかも?

これは私の筐体にもあります。E9000だけでなく,SL9200やSR-V4700など,シルカカード対応機全てに見られます。シールのあとや傷ではなく,成形上そうなっているようです。構造的に,この裏側にスピーカーがあるようですが何か関係があるのでしょうか。

和英大  投稿者: JF  投稿日: 5月 3日(火)23時59分5秒

E-10000についてですが、初めはこれだよと思ったのですが、翻訳者、英語教師、英語専攻の学生など英語そのものを扱う人向けで、英語を道具として使うためには、ちょっとオーバースペックかなあという気がしてきました。

E-10000搭載された和英大についてですが、最上機種だけでなく、各メーカーのG大搭載機種クラスに、和英大が搭載されるようになればいいなあと思っています。和英辞典は、上級者にはそれほどニーズがなく、この掲示板をみても、G大訳語検索を評価する人が多いのかなあという気がします。むしろ、中級レベル、それなりに英語は分かるし書けるけど時々表現につまるという人や、とにかく英文メールを書かなきゃ、という人にこそ、和英の大辞典クラスが必要なのではないでしょうか。

ということで、特に私の持っていない小型機種に、和英大、英活、英文レター、ビジネスフレーズのコンテンツ、訳文検索の機能を搭載してくれればいいなあと思っています。以上、勝手な要望でした。

SR-E9000本体の裏  投稿者: dilbert  投稿日: 5月 3日(火)23時50分13秒

本サイトには大変お世話になり、これまでSR-T5000, T6700を購入してきました。
今回E9000とE10000で迷いましたが、本日E9000を購入しました。
つまらない話で恐縮なのですが、E9000の本体裏の電池の絵が描いてあるすぐ下に、1cm四方の大きさで、シールが貼ってあったような跡があります。E9000をお持ちの方はどうでしょうか?単に電池の方向を間違わないように・・・というようなものであればかまわないのですが、重要な注意事項が書いてあったとか・・・ひょっとしたら開封品だったかも?
T5000にはそのようなシールはありませんでしたし、T6700は職場においてあるためわかりませんが何もなかったように思います。
ちなみに、シリアルはG98AA00219***です。

Re: ジーニアスのこと  投稿者: 英語未熟者  投稿日: 5月 3日(火)22時48分16秒

ありがとうございます。とても参考になりました。

>Sekky様  投稿者: さら  投稿日: 5月 3日(火)21時41分28秒

>> 「日本語を学ぶ外国人のための電子辞書へのアプローチ」
> 今でも,IDF-3000は日本語を学ぶ外国人には最適な機種の一つですが,上級機としてWordtank G55という機種がでています。これは,日本語の大規模な類語辞典や語数の多い英和辞典を搭載した機種なので,上級レベルの日本語学習者の方にも十分対応できると思います。

Sekky様、お忙しい中、ご丁寧に回答いただきまして、ありがとうございました。「Wordtank G55」とても魅力的な辞書ですね。とても参考になりました。ありがとうございました。

PW-V8900  投稿者: ryu  投稿日: 5月 3日(火)21時25分43秒

clayさん、下記の件ご教示ありがとうございました。また、キーアサインについても情報を掲載していただきありがとうございます。とても参考になります。(ご指摘の通り和英はG和英ですね。間違えました。)G大や英活が日本語検索(訳語検索でも例文検索でも)できればPW-V8900を購入しようと思っていたので残念です。私は現在SR-T6500を使っているのですが、もう少し発信面で強い電子辞書が欲しいと思い色々物色しております。ある程度英語のできる人なら日本語から英語の検索ができなくても発信上問題ないのかも知れませんが、まだそこまでのレベルではなく、和英以外にも日本から英語への翻訳を手助けしてくれる電子辞書が欲しいなと思っています。とりあえず、SE-10000の実物がでてきてレビューが記載されるまで待つことにします。(SR-T6500にも愛着がありますし。)でも、clayさんのご指摘の通り、待っていたらどんどん新しい機種が出てきて、いつまでたっても決められない状況が続いてしまうような気がしつつありますが。

価格速報(SR-E10000)  投稿者: Matt  投稿日: 5月 3日(火)21時09分20秒

SR−E10000の価格が出ていました。
http://www.yodobashi.com/enjoy_more/cm/cat_8427287/7458528.html

¥54,800−
ポイント還元のないネット・ショップでは、たぶんさらに1〜2割引き
となるのではないでしょうか?

シルカ・カードのラインナップも横目でにらみながら、E9000との
最後のバトルを続けます(^^;) たぶんどちらか買っているでしょうね、
来月の今頃は・・・。

PW-V8900  投稿者: clay  投稿日: 5月 3日(火)20時07分37秒

ryuさん。PW-V8900ですが。英活、ジー大、和英中辞典、リーダースに対しての、日本語による訳語検索はできません。(和英中ではなく、ジーニアス和英ですが)。一括検索から入ると、和英と英文レター、とっさのひとこと、英会話Make itの例文がひっかかります。例文検索からだと、和英と英文レターのみになります。

ここからは私のこの機種に対する感想ですが、PW-6800からの買い替えで、コンテンツ量、検索速度、液晶画面すべてにおいて満足してます。確かに日本語からの訳語検索とか、語順指定での検索とか、個人的にあったら便利だろうな、という機能もあるのですが、待っていてはいつまでたっても買えませんからね。

ただ、キーアサインには若干不満が残ります。まずは、後退キー(back space)があるべきところに、クリアキーがあること。一文字打ち間違えて、何度初めから打ち直しになったことか。まぁ慣れなんでしょうが、キーボードでは、右上の角って決まってますから。次は切り替えキー。よく使うキーの割には、押しにくい場所にあります。あとは、英語重視機種なのに、なんで広辞苑選ぶキーが一番右にあるのか。私の場合、リストキーとか、しおりキーは全くと言っていいほど使わない
んですが、これらのキーをよく使う人もいるんでしょうね。恐らく。

PW-V8900  投稿者: ryu  投稿日: 5月 3日(火)11時38分3秒

電子辞書の購入を検討しており、収録辞書のバランスのよさからシャープのpw-V8900を最有力候補にしています。そこで気になっているポイントが、英活、ジー大、和英中辞典、リーダースが日本語による訳語検索、あるいは例文検索に対応しているのかという点です。シャープさんの商品紹介のページを見ると例文検索のメニューのスクリーンショットに「読み」という項目があるので、例文検索はできるのかなと思っているのですが、いかがでしょうか?海外にいて実物で試してみることができないので、ご存知の方からご教示いただけると幸いです。
PW-V8900の収録辞書に英文法関連の辞書(SE-10000のような感じ。)を加えて、かつ和英が中辞典から大辞典になると個人的には理想の収録辞書だなと思っています。
SE-10000と迷っているのですが、ナノテクとワードバンクは使いこなせないだろうというのと、連語辞典は英活だけでなくオックスフォードコロケーション辞典も欲しいなという点で、PW-V8900の方が自分には合っているかなと思っています。最後の方は蛇足になってしまいましたが、よろしくお願いいたします。

PEU3&OALD7&CALD2  投稿者: citrus  投稿日: 5月 3日(火)08時05分7秒

Re: PEU3版
> oazoの丸善で税込4001円。英借文の参考にしたいと思います。

紀伊國屋でも同じ価格で売っていました。書店が違うのに同じ価格とは。Amazon.co.jpの方が高いなんてことがあるんですね。£19.95なので、Amazonが高すぎるのですが。Second Editionが今手元にないので比較は差し控えますが、かゆいところに手が届く説明に磨きがかかったように思います。

いつからかわかりませんが同じく紀伊國屋にOALD7も並んでいました(ペーパーバックCD-ROM付)。税込み\5,169-です。ちょっと高いですね(急いでいないので私は安いInternational版を待ちます)。第6版もまだ置いてあったので、時間があったら比較してみたいところです。

Cambridge Advanced Learner's Dictionaryも今年改訂してsecond Editionがでていますが(発売からたった2年で改訂とは早い!)、まだ改訂前のしか売っていませんでした(Amazon.co.jpではもう購入できるようになっていますが)。

今年は上級学習英英辞書類の改訂・増補ラッシュですね。特に辞書は競争が激しいからかサイクルが早いのには驚きます。

Re: ジーニアスのこと  投稿者: citrus  投稿日: 5月 3日(火)07時25分53秒

補足します。
直接の比較ではないですが、「(NEW) 2005年度版 英語の辞書へのアプローチ」にも両者の説明があります。ジーニアス英和大辞典は「英語学習にも使えます。」とSekkyさんが書いていらっしゃいます。
「電子辞書のコンテンツ,どこが違う?」にも「※ジーニアス英和大辞典はちょっと変わり種で,学習英和のジーニアス英和辞典をベースに,専門語や固有名詞,専門語の語義や例文をかなり追加した辞書です。そのため,例文や文法,語法記述は学習英和辞典よりも詳しいのに,収録語数は一般英和辞典に匹敵する,学習英和と一般英和の両方の特徴を兼ね備えています。」とあります。

語数が多すぎる、詳しすぎる、ということで、目的の情報を探すのが大変と言うことはあるかもしれませんが。

Re: ジーニアスのこと  投稿者: r  投稿日: 5月 3日(火)04時44分29秒

これも過去ログをご覧になれば、同じ質問があり、
Sekkyさんがお答えになっていますから、それを
ご覧になるのが、一番よろしいかと思います。

簡単には、G3の語数を増やし、一つの語句を
詳しくしたものと考えればよろしいと思います。

Re: コウビルド英英の3版と4版の違いとは?  投稿者: citrus  投稿日: 5月 2日(月)23時15分20秒

> 普通に考えれば新しいほうが良くなっているのかなーという印象をうけるのですが、こちらの過去の書き込みを拝見していると、いろいろあるようで多少なやんでおります。
>
> もしよろしければ、3版、4版のそれぞれの特徴や違い、向き不向きの対象者、そのほかお気づきの点などについて教えていただければ幸いです。

過去ログにをご覧になっていらっしゃるのであれば、3版と4版の違いについてSekkyさんをはじめ数名の方が報告なさった内容はご存じでしょうから(たぶん2003年11月前後)、それで不足な内容をもっと具体的にお聞きになった方が有益な情報が得られると思います。

ジーニアスのこと  投稿者: 英語未熟者  投稿日: 5月 2日(月)22時46分43秒

突然すみませんが、ジーニアス英和辞典とジーニアス英和大辞典との違いは何でしょうか?
PW-A8800が英語を勉強する上ではいいな〜と思ったのですが、英語の辞書の数は多くても、ジーニアスの英和辞典が入ってないので英語が未熟者の自分には合っていないのでは...と思いました。したがってジーニアス英和大辞典だけでは難しいのでしょうか?

Re: E10000の値段…  投稿者: うにゃ  投稿日: 5月 2日(月)17時43分2秒

> 今まで発売された機種の値下がり具合などから教えていただけたら嬉しいです。

下記のように価格.comで多少判断できるかも。
でもSR-E9000の月産10,000台に対し5,000台。
最初は下がりにくそう。

http://www.kakaku.com/prdsearch/detaillowprice.asp?PrdKey=20756010218


訂正です↓  投稿者: Matt  投稿日: 5月 2日(月)14時51分38秒

OTE → E10000
前にスペースを入れたつもりでしたがタグが入っていたため
文字間隔が適切になっていませんでした。

私の理想(E9000/10000ベース)  投稿者: Matt  投稿日: 5月 2日(月)12時47分39秒

現時点での私の理想のコンテンツです。
一部は追加カード対応でも構いません。

個人的な趣味と実益(翻訳)に基づいて勝手に夢想しました^^;
下記の◎と○だけ入っている電子辞書があれば今すぐにでも
買いに走るのですが。もちろん全て入っていれば問題は無い
のでしょうが、価格と記憶容量の点で無理でしょうから勝手
に選択しました。仕事上では主にEPWING系辞書で間に
合うのですが、180万語だけはまともに買うと¥10万は
しますから電子辞書でのこの価格はたいへん魅力です。特許
関係の翻訳者には欲しい一品です。△は、あまりこだわりが
ないので適宜入れ替え可能な辞書です(主に英英系)。携帯
電子辞書は外出先に常に肌身離さず持ち運べるので、PCが
あれば必要ない・・・とはいかないですね。やはり欲しい!

要望 E9000     E10000   追加要望
------------------------------------------------------
◎            リーダーズ+
◎  180万語対訳(カード可)
×  ビジネス技術
×     なになに辞典(おまけ)
×  TOEIC等
×     カタカナ語辞典
◎     ジーニアス英和大辞典
△            ODE
△  OTE
△            COBUILD系
△  OALD
△  COT
◎            新和英大辞典
◎            英活大辞典
×  ジーニアス和英
◎     広辞苑+
◎     漢字(どちらでもよい)
○            ブリタニカ
×            類語例解
◎                     角川類語
------------------------------------------------------

今、E9000/10000の選択で真剣に悩んでいます。
E9000は対象が狭すぎて困ります。逆にE10000
はちょっと実務で使うにはゴテゴテし過ぎです。十人十色、
その人にとって最適なコンテンツというのは難しいですね。

カード使用が排他的であることを考えると、ちょっと過剰
品質なE10000を手にして、カード対応で180万語
が格安ででるなら(¥3万程度)、それでほぼ決まりです。
この場合、こだわってきた日本語類語はあきらめましょう。

以上です。

Re: E10000に思う  投稿者: asano  投稿日: 5月 2日(月)09時59分22秒

> ここまで電子辞書のコンテンツが豊富になってくると、私としては、中辞典でいいので、ぜひラテン語とギリシャ語の辞書も入れてほしいです。

まったく同感です。
さすがにギリシャ語は文字の関係で難しいかも知れませんが、是非、ラテン語はシルカか何かで補強して欲しいところですね。語源学習者の参考になると思います。

どなたか書いておられましたが、英語・日本語という2つの言語を対象にしている以上、それぞれの言語を深く知るための辞書を搭載するのが本筋でしょう。

そういう意味で、英語を知るためのラテン語辞書や、日本語を深く知るための古語辞典や中国古典辞典のようなものがあるとベターでしょう。

E10000の値段…  投稿者: emy  投稿日: 5月 2日(月)03時01分26秒

はじめまして、いつも参考にさせてもらってます。

E10000の定価が7万円台とかなり高価ですが
発売1ヶ月ほどでどのくらいの値下がりが期待されるでしょうか?
ついでにネットショップなどでの購入です。

機能が希望にぴったりでできるだけ早く手に入れたいと思っていますが
さすがに7万円代は痛いです…(候補にあげていた電子辞書が2つ買えてしまいます苦笑

あくまでも予想でかまいませんので、
今まで発売された機種の値下がり具合などから教えていただけたら嬉しいです。

E10000でのCOBUILD利用について  投稿者: JF  投稿日: 5月 1日(日)16時30分4秒

みやみやさんに便乗して質問させてください。(みやみやさんにも参考になるかと思います。)

以前、ODEとLDOCEの組み合わせについて書き込みしましたが、ODEとCOBUILDの組み合わせが実現しましたね。ODEとCOBUILDでは、語義説明の仕方がぜんぜん違う、それでいてどちらも詳しい説明なので、組み合わせは絶妙かもしれませんね。

ただ、個人的には、COBUILDは紙の辞書で3版が出たときに買ったのですが、以下の点が自分にはあいませんでした。ただ、今度でるE10000は興味があります。

・品詞がバラバラに並んでいるので、探しにくい。

・例文に固有名詞や難しい単語が入っていって、文脈が分からない状況ではパッと理解しにくい。例文で単語の意味を明確にしようと思っても、半分くらいは例文の意味がはっきりしない(当時の自分の英語力では)。

・文型表示の記号が分かりにくかった。多分、語義説明の中で文型もimplicitに表示してあるのでそれをみた方がよいのでしょうが、英文書くときにさっと確認するには、LDOCEやウィズダム英和のように、wish to do sthのように表示してくれた方が、自分には探しやすく感じます。(ジーニアスのSVO式もしっくりしないので、E10000で使うことを念頭におくなら、英活でチェックするのがいいかなあと思っていますが、どうでしょう?)

以上の理由と紙の辞書であることから、COBUILDをひくのがおっくうになって、使うのをやめてしまいました。結局、電子辞書でLDOCEをひきまくって英英に目覚めた次第です。その後、COBUILDは売ってしまいましたが、当時に比べて英語も上達したので、再度COBUILDを使ってみるのもいいかなと思っています。E10000でCOBUILD系の辞書を使うことを念頭において、アドバイスをいただければ幸いです。

コウビルド英英の3版と4版の違いとは?  投稿者: みやみや  投稿日: 5月 1日(日)01時19分42秒

はじめまして。仕事で海外とのやり取りが増えたのでもうすでに電子辞書を購入し有効活用しています。(大学に通っている従妹に頼んでSL9000を購入しましたが、SL9200 がすぐに出てしまってちょっと悔しい思いをしています。つたない英文メールでの発信がおおいので、G大の訳語検索がうらやましいです。)

当方、大学では工学系を専攻していましたが、もともと高校・大学と英語がとても好きで得意でした。今回仕事で再び英語に触れるようになって、そのころの思いがよみがえってきて、趣味でも英語を勉強してみようと思い立っているところです。

そこで、まずは英和辞書の傍らに勉強のための英英辞書をと調べていたところ、コウビルドの英英がよさそうな感触を得ました(文例なども比べて)。

CDROM版を購入しようかと考えているのですが、CD−ROMであれば3版、4版とも入手できそうです。(書籍でも中古をあたれば3版も入手できそうですが)

普通に考えれば新しいほうが良くなっているのかなーという印象をうけるのですが、こちらの過去の書き込みを拝見していると、いろいろあるようで多少なやんでおります。

もしよろしければ、3版、4版のそれぞれの特徴や違い、向き不向きの対象者、そのほかお気づきの点などについて教えていただければ幸いです。

#仕事はIT系でして米国法人とのやり取りが多いのですが、USネイティブの方はそんなに多くなく、中国系・インド系の方などさまざまな方がいらっしゃいます。

>Sekky先生  投稿者: 水底のシリウス  投稿日: 5月 1日(日)01時17分48秒

 Sekky先生、いつも当意即妙のコメントをいただき、ありがとうございます。

> Phrasal  verbs, Idioms, Usageなど,1冊1冊はそれほど大規模なコンテンツではありませんが,これらがメインコンテンツのCOBUILDとカップリングされると百人力となり,英英辞典の情報量としては最大規模になると思います。COBUILDは成句や句動詞が若干弱いので,小規模な専用辞書と一緒に載せるのは意義があると思います。

 機能面はさておき、このあたりが他メーカーの新機種を圧倒する点でしょうか。増大する情報量に語順指定機能付の例文検索も生きてきますね。SIIさん、「本気街道」まっしぐらという感じですね。私も、本気で欲しくなりました。