Make your own free website on Tripod.com

電子辞書掲示板過去ログ
(2004年12月後半)

辞書関係コンテンツトップページに戻る

(ご注意)本掲示板の書き込み内容の著作権は,各書き込み者にあります。他掲示板や他メディアへの無断転載は著作権の侵害となりますので理由の如何を問わず固くお断りします。ご不明な点はhttp://sekky.tripod.com/bbsguideline.htmlにあるガイドラインをごらんいただくか,管理者への個人メールでおたずねください。


SR-T6700 の後継機 投稿者:Joe  投稿日:12月31日(金)06時05分48秒

Sekkyさん、alchemistさん、ご助言どうもありがとうございます。非常に参考になりました。来春の入学シーズンに向けて、SR-T6700の後継機が近く発売される可能性はありそうですね。もう少し待ってみようと思います。

>G大の訳語部分からの検索→大規模和英辞典の代わりとして使えます。

英和の訳語検索というのは、ついたら面白い機能ですね。たしかに、英和・英語関係の辞典がこれほど充実しながら、和英に関しては、依然、中辞典しか入っていないというのは面白い現象です。

ただ、英語をいつも使っている人ほど、Sekkyさんの仰るように、和英はあまり必要としないと思います。和英は、英作文を書くには役に立つかもしれませんが、英文を書くのにはほとんど役にたちませんから。

>語順を指定できる例文検索

これは、確か、下級機に搭載されながら、6700に搭載されなかった機能だと、どこかで読んだような気がします。これが可能だと、例文を絞り込むのに、非常に役立ちますね。

これから、いつもこのサイトをチェックしながら、後継機の発売を待ちたいと思います。

Sekkyさん 投稿者:Wada  投稿日:12月29日(水)22時47分28秒

お答え頂きありがとうございます
>「"look」として登録されている語は検索することができないわけです。
それにしてもガッカリです。
近くの電気屋に展示してあったH9100やH9200で、同様の例文検索を行いましたが、このような現象はなかったです。
作りがザツなのは、CASIOがこの機種自体に力を入れていない証拠でしょうか(-.-)

大英和の訳語検索と新和英大 投稿者:さるたま  投稿日:12月29日(水)21時51分35秒

現在、IC辞書でG和英、CD辞書で研究社新和英大、アンカー和英を使っています。人によって違うのでしょうが、自分の場合、大規模英和の訳語検索よりも、新和英大の方が使い勝手がよいように思います。

G大英和の訳語検索は使ったことがないので分かりませんが、CD版ランダムハウス大英和の訳語検索は使ってみたことがあります。これは使えないなという英単語がたくさんヒットして、かえって使いにくいなあと思い、今では使っていません(通常の英和辞典としては利用しています。特に専門語の発音が聞けるのが嬉しい。)。

以前使っていた新和英中の旧版だと、肝心の自分の表現したいケースの英訳がないなあということがありましたが、新和英大の新版(新和英中の新版は使っていないので分かりませんが旧版よりも語数・内容が拡充しているのでは?)だと、あまりそういうことがありません。新和英大は収録語数だけでなく、例文も多い点もGOODです。例文をみれば、その英訳単語が自分の表現したいケースにあてはまるかどうかすぐ分かるからです。

リーダーズ・G大の訳語検索で、とにかくたくさん英訳語がヒットする方がよい、ヒットした英単語が羅列してあっても、そのプレビュー画面があればそれで十分、こういったニーズもあると思います。でも、新和英大が搭載されれば、私は訳語検索よりも新和英大を多用するでしょう。以前、KOD(研究社ウェブ辞書)でリーダーズ訳語検索と新和英大を同時検索していたことがありましたが、新和英大で用が足りていたように思います。

P.S. ところで、G和英の大辞典版の編纂に大修館が取り組む可能性はあると思いますか?私は、G和英について、これはこれで良いなあと思っています。単に英和をひっくり返しただけではないという印象です。ただ、収録語数と例文数がもの足りないので、これ一冊で十分とはいかないと思っています。もしG和英の大辞典版があれば、新和英大とは毛色が違った大和英になるでしょう。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月29日(水)12時22分47秒

>大型のダブル英和について「一昔前はごく一部の専門家・翻訳者しか使ってなく」とりわけ
>多くの人に特に必要ないのではとのニュアンスが感じられるコメントでしたが、私としては
>やはり絶対にマルです。

おっしゃるとおりだと思います。少し補足すると,一昔前は,大規模英和や英活のような専門家向け辞書は,1冊買うのにも1万円以上して,しかも簡単に持ち運べるようなものではありませんでした。そのため,これらの辞書を買う(&使う)人は,辞書1冊に1万円払うことに抵抗のない人に限られていたと思います。実際には,英文科の大学生にせよ,実務で英語を使っている人にせよ,これらの大規模コンテンツを潜在的に必要としていた人は昔もかなりいたのではないでしょうか。

しかし,必要だと思っても高価で,場所も取る辞書を買うことへの敷居が高く,結局のところ,普通の学習英和を使っていたという人がほとんどだったと思います。このような大規模辞書が売られている場所(書店)も都市部の大型書店などに限られているので,地理的な制約もあったはずです。言いかえれば,辞書が人を選んでいたわけです。紙辞書だけの時代なら,何万円というお金を辞書に投資できる人(必要性があり,しかも経済的にもゆとりのある人)のみが大規模英和の恩恵にあずかることができたので,当然どういうときに英活を使うと便利であるかとか,大規模英和と学習英和の使い分け方法といったことは,当時の大規模英和ユーザなら誰でも知っていたと思います。

電子辞書にこれらのコンテンツが搭載されたことで,価格や大きさという面での敷居がなくなったというのは,大きな意義があると思います。もはや,辞書が人を選ぶといった不平等さはほとんどなくなり,大学新入生であれ,専門家であれ,大規模英和が必要だと思えば(もっと言えば,必要だということさえ分からなくても)誰でも大規模英和を手にすることができます。丸善や紀伊国屋,ジュンク堂といった専門書を扱っている大型書店のない地方都市でも,大型スーパーの中にある電器店で大規模英和搭載機が買えるのですから,地理的な制約もなくなりました。このことにより,本当は必要だったけれども,紙版オンリーの頃には手が出なかった人が,電子辞書に入った複数の大規模英和を引き比べることで,こんなに便利だったのか,と実感する人がかなりいることと思います。ユーザ側だけでなく,メーカー側にとっても,上級機の敷居が低くなれば懐もそれなりに潤うわけで,これらは,電子辞書が与えた大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

一方で,英語の苦手な学生が,大規模英和なら余分な情報が少なく,訳だけが的確に分かるという理由でリーダーズを使っているということを私もよく見かけます。これなどは,敷居が低くなったために大規模英和が本来のターゲットユーザとは違う層に,違う目的で使われているのですから,何だかなあという気はします。

#(余談)私自身,某航空会社が今年新たに導入した通常料金+1000円で座れる上級クラスシートで同じような経験をしました。今までの数千円もする上級クラスは,一般庶民にはとても手が出るものではなく,ほとんど使ったことはありませんでしたが,これならそれほど抵抗なく使うことができます。これにより,今までは上級クラスの快適さを知らなかった人が虜になったケースは多いはずで,利用客にも,航空会社側にもメリットは大きいはずです。

>水底のシリウスさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月29日(水)11時52分45秒

>一般市場向けの機種が「辞書の『本質』が軽視され」「スペック競争」的な傾向になるのは
>売り上げを競う厳しい業界の現実であり、少数のユーザの理想論などいちいち聞いてはいら
>れないのでしょう。

そう思います。私も,多冊系機種の冊数競争は個人的には好ましいとは思いませんが,一方で電子辞書全体の中でもっとも売れているのが多冊系の機種であるという事実は認めないといけないでしょう。

>辞書の文化というものがあるとすれば、紙の辞書の文化が根付かないうちに電子辞書が登場
>し、便利だからと多くの人が買い求めるようにはなっているが、その辞書がほしいからでは
>なく、できるだけいろんなものが入っているものがいいと思っている人が多い

日本では,紙辞書時代から辞書というものに対する認識はかなり根付いていると思います。アメリカなんかだと,電子辞書=スペルチェッカー,シソーラスという認識が未だに大きいようで,数少ないフルコンテンツ(英英)の機種は苦戦していますが,電子ブックプレーヤーの第一号機,フルコンテンツIC辞書の第一号機は,ともに15年近く前の発売当時は高価であったのにかなり売れたそうです。ただ,それまでは辞書にこだわる人というのは,著述業の方や出版関係者,教員など,ものを書いたり読んだりすることがかなりの比重を占めている方が中心だったと思いますが,電子辞書のブレイクにより,敷居が一気に低くなった気がします。その結果,辞書というものが一部の層では(大げさかもしれませんが)一種のファッションやステイタスシンボル,商売の手段としてもとらえられるようになったということは否めません。紙辞書のみの頃なら,表紙の色が複数あったりということはありませんでしたが,電子辞書になるとマイパネルやフロリスバージョンのように,外見にこだわった機種も出てきています。メーカーさんとしては,時として営利を優先させてしまい,コンテンツの規模等を考えないで,とにかく数を入れることに躍起になり,数を入れることで生じるコンテンツ選択の困難さ,使い勝手への影響が軽視されてきている現状はあります。私としては,ノスタルジックな感傷に浸るつもりはありませんので,今後辞書に対する裾野が広がり,より多くの人が電子辞書を通して辞書に関心を持ってくださるのであれば,大いにこういう傾向は歓迎したいと思います。冊数競争等はその過渡期である今としては避けられないのでしょう。

一方で,辞書の大衆化に伴い,ことばに対して粗末に考えたり,類書との差別化や話題性にとらわれるあまり,一本筋の通ったスタンスを持たない辞書が今後出てくるのであれば問題があると思います。具体例をあげて恐縮ですが,たとえばスーパー大辞林がその一例です。オンライン辞書をもとにして,新語を柔軟にとりいれた辞書という点では評価できると思いますが,前にもふれたように,「きもい」「オヤジギャグ」等々,特定個人を傷つけたり,特定の層の方にとって少なからず不快な印象を与えることばまで,ラベル等での注記なくご丁寧に見出しに入れるのは,「記述主義」という大義名分では済まされない問題です。

もっとも,辞書を作る側だけでなく,ユーザ側にも言えると思います。ことばを大切にしている人だからこそ辞書にこだわるのだと思いたいですが,数年前にウィズダム,レクシスがほぼ同時に発売されたときの,某匿名掲示板での目を覆うような誹謗中傷合戦にせよ,ある辞書編集者に対する特定個人のバッシングにせよ,他人の文章を剽窃した電子辞書サイトにせよ,こういう人たちも辞書ユーザとして存在するという現実もあります(苦笑)。

>Joeさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月29日(水)11時03分42秒

>コンテンツをみると、SR-T6700の後継機は、一体どんなものになるのだろうと想像もつき
>ませんが、SR-T7000の後継機T-7100(個人的に魅力は感じませんが)が9月に発売された
>こともあり、来年あたり新機種の発売もあるのかなと思っています。この辺の事情に詳し
>い方がいましたら、もう少し待った方が良い、などのアドバイスがあればお願いします。

SIIさんの英語重視機の春モデルはまだ発表されていませんので,しばらく待ってみるのもいいかもしれません。ただ,コンテンツに関しては,英語系に関していえば,T6700をこえるようなものは考えにくいと思います。私もプレスリリースがあるまで詳しいことは分かりませんが,すでに一般にも公開されている来年度の生協モデルのスペックが,一般市場向けの新機種のスペックを予想するのにも確度の高い情報かと思います(同一時期に複数機種を併行して開発するわけですから,おそらくは間もなく発表されるSIIさんの一般向け機種は生協モデルと似通ったものになるはずです)。

生協モデルから判断すると,具体的には,

・カード対応→現行の二外モデルは,中国語等,需要の大きいものは別としても,もしかしたら一般向け英語重視機に吸収され,これに二外カードをオプションでつけるという形での対応になる…?
・バックライト→生協モデルでは搭載されています
・音声対応→一般向けモデルでは標準搭載,上級者向けのハイエンド機種はコンテンツ規模の関係で標準ではなく,カード等で対応するのでしょうか?
・G大の訳語部分からの検索→大規模和英辞典の代わりとして使えます。通常クラスの和英に出ていないような専門用語を収録した和英を求める層の方は,おそらく実務で英語を使っている方が多いでしょうから,和英辞典に頼らなくても英語がそれなりに書ける人が多いと思います。それならば,(和英大のような)独立した和英を必ずしも搭載する必要はなく,G大の訳語部分をインデックスにして,それにあたるG大の見出し語を表示するといった形式での「和英インデックス」で問題ないのかもしれません。一方,G大を和英として使えるというのなら,和英大を載せる必要もないわけで,ここでもよく要望のある研究社の新和英大搭載は難しいのかもしれません。
・新和英中辞典からジーニアス和英への変更→高校向け学販モデルにせよ,英語重視の生協モデルにせよ,一般市場向けのSR-K6000にせよ,秋以降発表のSIIさんの機種は和英がG和英に変更されています。これは今後出てくるであろう,一般市場向けの上級機にもあてはまると考えるのが自然でしょう。固有名詞等が減ったというデメリットは,G大の訳語検索で補えるわけで,実質的には学習和英(G和2)と大規模和英(に相当するもの:G大訳語検索)のダブル和英になります。
・耐衝撃性を重視した筐体
・語順を指定できる例文検索

あたりでしょうか。コンテンツ的には何とも予想できませんが,紙版COBUILDが改訂4版になったことで,用例数の減少,頻度星印の5段階から3段階への変更など,対象レベルを若干落としていますので,これがCOBUILD搭載の新製品(があるとするなら)にどう影響を及ぼすかが気がかりです。上級者の人は3版を支持する人も多いでしょうが,普通の人の認識では,新版が出ているのにわざわざ旧版のままにするというのもマイナスイメージがありそうです。

#個人的には,研究社さんが最近は日本語系コンテンツに力を入れているので,日本語のコロケーション辞典や類義語の使い分け辞典(すでにEPWINGのCD-ROMとして発売)のIC辞書化も期待したいです。

>Joeさん 投稿者:alchemist  投稿日:12月29日(水)10時34分12秒

6500→6700へと乗り換え組です。個人的な考えですが…

【乗り換えのメリット】
 ・起動や反応速度が向上した
 ・英和活用大辞典が使える
  (→個人的にはEPWING版よりもIC辞書の方が英活は使い勝手がいい気がします)
 ・マイペディアが使える
  (→日本に関わる事柄なら最近の話題までカバーされていて、非常にためになります。
    「男女別学」という項目があることには驚きました。その解説も非常にためになりました。
    新聞とか雑誌を読んでいてわからない言葉・概念を入れると、
    その項目があることが多いという印象があります)

Sekkyさんもおっしゃられているように、マイペディアはかなり使えます。あと、WordBankなどが入ったことにより例文検索のヒット数が増えて、英作文を添削するときの参考にはなっていますかね。

【乗り換えのデメリット】
 ・電池の消耗時間
  (→電池の消耗は体感でもはっきりわかるほど早くなります)

電池の消耗はかなり激しくなります。6500が例えば半年もったとすると、6700はその半分ぐらいの3〜4ヶ月しか電池がもちません。電池切り替えるたびに各辞書の「文字の大きさ」を設定し直すのが面倒くさいです(電池を入れ替えてリセットすると、「文字の大きさ」は全てリセットされてしまうので…)。乗り換えたことによるデメリットはこれぐらいしか思いつきません。

SR-T6500から6700への乗り換え 投稿者:Joe  投稿日:12月29日(水)03時38分21秒

セイコーのSR-T6500を約二年間使ってきました。簡単なレビューは、この掲示板にも書かせて頂きましたが、満足しながら使っています。

その後、後継機のSR-T6700が発売されて丁度一年が経とうとして、値段も下がってきたので、そろそろ買い替えを考えています。

コンテンツをみると、SR-T6700の後継機は、一体どんなものになるのだろうと想像もつきませんが、SR-T7000の後継機T-7100(個人的に魅力は感じませんが)が9月に発売されたこともあり、来年あたり新機種の発売もあるのかなと思っています。この辺の事情に詳しい方がいましたら、もう少し待った方が良い、などのアドバイスがあればお願いします。

また、すでに6500から6700に乗り換えた方がいましたら、二機種の比較や乗換えの長所、短所などのアドバイスを頂ければ、非常にありがたいです。よろしくお願いします。

>Sekky先生 投稿者:水底のシリウス  投稿日:12月29日(水)01時14分41秒

お忙しい年末のさなか、コメントをいただき、ありがとうございます。さて、「教育現場向きの機種がなければならない」、といいうのは教育現場にいる方が痛切に感じていることなのでしょうね。そして、一般市場向けの機種が「辞書の『本質』が軽視され」「スペック競争」的な傾向になるのは売り上げを競う厳しい業界の現実であり、少数のユーザの理想論などいちいち聞いてはいられないのでしょう。それは一方では、辞書の文化というものがあるとすれば、紙の辞書の文化が根付かないうちに電子辞書が登場し、便利だからと多くの人が買い求めるようにはなっているが、その辞書がほしいからではなく、できるだけいろんなものが入っているものがいいと思っている人が多いということの反映でもあるのでしょか(私など漢字源、カタカナ語辞典、類語例解辞典、TOEICテストなど一度も使ったことがありません)。しかし、私はどちらかというととても楽観的です。辞書をひくのが面倒臭かったのが電子辞書だと簡単に引けて、どこにでも持っていけます。いままで「積んどく」だけになってた人もIC辞書だとよく引くようになっているようですし、Sekky先生のこのサイトのようにいろんな角度からいろんな話題が百花繚乱咲き乱れて、この私も辞書に対する認識がおかげさまで深まってきたように思います。ただ、先生方が授業で表現法や作文を教えるために発信型のスペックが必要であり、受信型の辞書も必要だがバランスのいいものがないのでどちらかというと前者型になってしまうというのであれば、受信と発信の両者を高度にバランスさせた機種が今後必要になるのでしょうが、これ以上は私の出る幕ではありませんね。市場のニーズと電子辞書メーカーの理想と出版業界との絡みとそして教育現場からの要望がどうマッチするかですか(?)我々としては電子辞書だけに頼らず、ODEもCOBILDも連語辞典も三つともはずせないというのであればCD-ROMなり携帯端末なりいろんなもので対処していくべきなのでしょうし、現に皆そうしているわけです。しかし、それでもやはり、理想に近い電子辞書が発売されれば欲しくなり、それ一台買うというのはほとんどの人にとって大きな買い物になるわけで、奥さんに土下座までして買わなければならないというかわいそうなだんな様も多くなるわけです(笑)。迷う我々は救世主、Sekky’sウエブサイトに足を運んで見失いかけていた自分を見つめなおし、選ぶべきものへの道標を与えていただいているわけです。そしてその後また新しい機種が・・・さて2005年はどんなサプライズが待っているのか楽しみもありますが、電子辞書の安易な使い捨てだけはしないようしたいと思います。
 Sekky先生、最後に文句みたいだと思わないでいただければいいのですが、大型のダブル英和について「一昔前はごく一部の専門家・翻訳者しか使ってなく」とりわけ多くの人に特に必要ないのではとのニュアンスが感じられるコメントでしたが、私としてはやはり絶対にマルです。英字新聞の専門用語が入った記事がとても楽に読めるようになりましたし、例えば、最近問題になっているウクライナの野党の大統領候補ユシチェンコ氏に関する記事なんかでは、chloracneという単語がでてきましたが、リーダーズでは「−n《医》塩素?瘡」だけで、この意味を調べようと広辞苑にジャンプしても該当語がないため今度はG大にジャンプすると「《ダイオキシンなど塩素化合物の摂取・吸入・接触で起るにきびに似た皮膚病の一種》」と見事な補足説明がついているではありませんか。リーダーズとG3だけだとこうはいきません。この逆のケースもあるため、私としてはちょっと強調したかったのです。
 ちょっと長々と失礼いたしました。よいお年をお迎えください。

>水底のシリウスさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月28日(火)11時08分16秒

>教育関係者の意見・要望が電子辞書のコンテンツを左右している現実はしょうがないと受け
>止めざるをえない反面、絶対に必要でもないコンテンツが学習者に選択する時に迷いを与え
>ている原因となっているような気がします。

これはむしろ逆かもしれません。生協モデルや高校一括向けの学販モデルは,一般市場向けの多冊系機種のようにコンテンツ数を誇るのでなく,実際に現場教員の生の声を取材し,教員や学生,生徒に必要度の高いものに絞っています。言いかえれば,学校現場での需要がそれなりに大きいので,多コンテンツ機の教育現場への進出をうまく食い止めているのかもしれません。もし教育現場向けの(コンテンツの質にこだわり,数を抑えた)機種がなければ,電子辞書の「辞書」の本質が軽視され,スペック競争的になってしまいます。結果として,「辞書」という勉強道具というよりは,授業中に全く関係のないコンテンツを見て遊んでいる生徒も増えるかもしれません。

>また、最近気になってしょうがないのは「発信重視」とか「受信向け」という言葉を
>使って電子辞書選びの指針にしている風潮がありますが(それがいいのか悪いのかは
>私も断言できませんが)単純に「発信向けだからいい」という捉え方をする人が多く
>いるとしたらこれまた困ったものだと思うのですがいかがでしょうか。

今では複数の英語上級モデルが出てきているので,受信向け,発信向けのように細分化することは重要であると思います。もちろん,この区別はユーザのニーズに応じたものであり,どちらが良くて悪いというものではありません。おっしゃるように,もし発信重視の機種が受信重視の機種よりも絶対によいと考える人がいるのなら(こういう意見はあまりきいたことがありませんが)問題であると思います。

>(ですから、ダブルの大型英和を捨ててまで、COBUILDや英活の収録モデルに人気が集まる
>のが理解できないのですが、それだけ英文を書くという必要性が最近求められているという
>ことでしょうか)。

ダブルの大規模英和というのは,紙辞書オンリーの時代ではごく一部の専門家や翻訳者など,高度なレベルで受信の必要のある人に限られていたと思います。英文科の大学院生でさえ,私物の大辞典クラスの英和辞典を1冊でも持っている人は少なかった(図書館や研究室のものを使っていたのでは?)のですから。一方,英語教員の場合,受信のみでなく,英作文や英語表現法のような科目を教えることもありますので,ある程度の発信向けコンテンツの需要は高いと思います。実務で英語をお使いの方は,受信メインか,発信メインか,その両方が必要かは人によって違うと思いますが,英語教員の場合,受信,発信の双方が重要になります。

>好奇心旺盛な読者はそれを言葉だけで理解できない時は地図を引っ張り出したり、Visual
> Dictionaryを引いたり、この料理はどんな盛り付けでどんなにおいがするのだろうかと
>か、とことん追求しようとするものです。

そう思います。私も,最初はXD-H9200やSR-T6700になぜマイペディアが入っているのかよく分かりませんでしたが,実際に使ってみると,むしろ広辞苑やカタカナ語辞典よりもよく使うコンテンツになっています。講読の講義で,学生に輪番で英字新聞や英語雑誌等から好きな記事を選んで発表してもらうことなどがありますが,他人が選ぶ記事なので私自身よく知らない分野であることも多く,こういうときのにわか勉強用にマイペディアは便利です。

>もう少し外国の日常生活に根ざしたVisual Dictionaryがないものかと最近探している
>ところです(Sekky先生お勧めのものはありますでしょうか?)。

むしろ,海外のESL系出版社が出している外国人学習者向けのものがぴったりだと思います。私が気に入っているのはWord by Word Picture Dictionary (Steven J. Molinsky, Bill Bliss)のようなものです。

>wadaさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月28日(火)10時34分57秒

>例文検索で「look&see」のように検索しても、引っかからないのです(^_^;)

あれれ,本当ですね(^^;; おっしゃるように,「”」が前後に入っている単語はヒットしないようです。インデックスでは"Look...は「"look」で登録されてしまっているのでしょうか。内部的に「"look」と「look」を同一視していないのなら,lookをキーにして例文検索しても,後者しかヒットしないことになります。電子辞書には「”」のキーがないのですから,「"look」として登録されている語は検索することができないわけです。

#それ以外にも気づいたのですが,ウィズダム英和の場合,成句見出しの中にある用例は例文検索対象にならないようです。ですから,look aheadの中にある"look ahead to next season"という用例は例文検索ではヒットしません。

EBR-S7MS買っちゃいました! 投稿者:しからば  投稿日:12月28日(火)00時36分57秒

 なんかこの掲示板にEBR-S7MSに対するネガティブな意見ばかりを書いてしまいましたが、ついに買っちゃいました。胸ポケットにも入る小ささとカタカナで英単語が引けるのが大きかったです。欠点よりも利点が勝ったというわけです。

 手荒に扱っているので早くも筐体に傷が付いてしまいましたがケースに入れようなどとは考えません。辞書を引くための文房具だと割り切って使っています。それほどこの小ささが魅力的だということです。

 メモリースティック辞書、ジョグダイアル搭載という点を生かしてOxford Bookworms Libraryなどの英語学習者用の小説が追加発売されることを望みます。EBR-S7MSに使われているフォントがとても見やすいのでe-book readerとしても十分にその威力を発揮するのじゃないでしょうか?今後のメモリースティックの追加発売の展開が楽しみです。

度々失礼します。 投稿者:Wada  投稿日:12月28日(火)00時35分50秒

こちらのPCの環境のせいでしょうか、訂正がうまく反映されないようです。削除願います
「threeとtimesを例文検索→ヒットあり」ということです(^_^;)


訂正です 投稿者:Wada  投稿日:12月28日(火)00時30分4秒

「three×」→ヒットあり
失礼しました。

SSD-HS1000 投稿者:Wada  投稿日:12月28日(火)00時27分27秒

一つお聞きしても宜しいでしょうか(素人みたいな質問でしたら、申し訳ありません)。
小生、英和辞典はGeniusよりウィズダムを使うことが多く、今回、CASIOのSSD-HS1000を購入したのですが、
英和の例文検索で少々腑に落ちない現象に遭遇しました。
例えば、書籍のウィズダム英和でlookを引くと、1番目の項目の最後の例文に以下のようなものがあるんですが、
"Is Bill in his office yet?""I'll look and see."
例文検索で「look&see」のように検索しても、引っかからないのです(^_^;)
まさかと思い、seeに以下のような英文を見つけ、二通りの検索方法を試してみました。
I've seen"Titanic" three times.
「three×」→ヒットあり
「three&Titanic」→ヒットなし
どうやら原因は「”」にあるようです。
CASIOの例文検索とはこの程度なのでしょうか(-.-)残念です。

生協 投稿者:ipu  投稿日:12月27日(月)22時06分0秒

基本的なことですが、なぜ生協モデルは安いか?
それは、生協が利益を得ないからです。

学外からのつぶやき 投稿者:水底のシリウス  投稿日:12月27日(月)11時04分53秒

Sekky先生、先日(12月15日)はコメントをいただき、ありがとうございます。先生の含蓄のあるコメントを読んでいて、しばらく考え込んでしまいました。教育関係者の意見・要望が電子辞書のコンテンツを左右している現実はしょうがないと受け止めざるをえない反面、絶対に必要でもないコンテンツが学習者に選択する時に迷いを与えている原因となっているような気がします。また、最近気になってしょうがないのは「発信重視」とか「受信向け」という言葉を使って電子辞書選びの指針にしている風潮がありますが(それがいいのか悪いのかは私も断言できませんが)単純に「発信向けだからいい」という捉え方をする人が多くいるとしたらこれまた困ったものだと思うのですがいかがでしょうか。私はSR-T7000を手元において英文を読みますが、リーダーズとG大の2大英和にどれだけ助けられているかわかりません。この二つの補完関係は見事で、読書をするときにでてくる、さまざまな固有名詞や衣食住にかかわる我々日本人にほとんど馴染みのない単語(Sekky先生のおっしゃった一対一対で対応するものがほとんどですね)を理解するのに欠かせなくなっています。もし、T7000をもってなかったとしたらXD-H9200を絶対買っているでしょう(ですから、ダブルの大型英和を捨ててまで、COBUILDや英活の収録モデルに人気が集まるのが理解できないのですが、それだけ英文を書くという必要性が最近求められているということでしょうか)。プラス印象度抜群の引用句のような生きた用例がたくさんヒットしてくれるものがいいんですけどね。Sekky先生がおっしゃるようにODEにもでてこない単語をこのような大規模英和で引けて日本語で理解できる環境は「これ以上ない環境」かもしれませんが、だからといってこれで十分だとはSekky先生も思ってはいないと思います。好奇心旺盛な読者はそれを言葉だけで理解できない時は地図を引っ張り出したり、Visual Dictionaryを引いたり、この料理はどんな盛り付けでどんなにおいがするのだろうかとか、とことん追求しようとするものです。
※私はWord’sWord(同朋舎)を使っておりますが枝葉末節に行き過ぎで(それはそれでいいのですが)もう少し外国の日常生活に根ざしたVisual Dictionaryがないものかと最近探しているところです(Sekky先生お勧めのものはありますでしょうか?)。
 電子辞書メーカーさんにお願いしたいのは、電子辞書ユーザは学内にいる人だけではないということを真剣に考慮していただきたいということです。また、生協モデルのようなものを必要としている経済力のない人は学生・教師だけではありません。そして、価格のみならず、コンテンツまで何故一般市場向けと差がつけられるのでしょう。また、以前のSekky先生のコメントにもありましたが、海外向けの製品でも国内で入手できるような販売ルートを整備していただきたいと思います。

>Sekky様 投稿者:fa  投稿日:12月24日(金)16時10分26秒

早速のご指南ありがとうございます。

>試しに,量販店等のデモ機でSR-TシリーズとXDシリーズで上記の操作(プレビュー画面を出した状態で,別の辞書キーを押す)をやってみてください。

早速店頭に出向きやってみたいと思います。

購入する前から色々調べる性質でして、
Sekkyさんのサイトを色々見せていただき、
研究しておりましたが、
やはり実際に使ったことがないので、
「どうなのかな?」と不安でした。
早速試してみます。
ありがとうございました。
いい辞書にめぐり合えそうです。

>faさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月23日(木)12時17分2秒

>SIIのSR-T7100(もしくはSL-9000)かCASIOのXD-H9100を迷っています。
>キーボードやその他のコンテンツから見ると、SII製品がよいように思うのですが、
>複数辞書検索(Sekkyさんのおっしゃる串刺し検索)がありません。
>複数辞書例文検索はどちらのメーカーにもあるのですが、
>SIIには複数辞書検索がなく、
>実際に電子辞書を使用した経験がないもので、
>必要な機能だと思うのですが、
>実際に使用するとジャンプ機能なので代用することが多いものなのでしょうか?

これは難しいところだと思います。たしかに,複数辞書検索は,収録コンテンツ全体を一気に検索してくれるのであったほうがいいと思います。しかし,仕様によってはむしろ通常検索をしてジャンプをしたほうが使いやすいような場合もあります。その典型がカシオさんのXDシリーズに搭載のものです。カシオさんの複数検索は,インクリメンタルサーチがききません。そのため,複数検索をするには単語をフルスペルで入れる必要があります。一方,XDシリーズはじめ,最近のほとんどの機種にはインクリメンタルサーチが搭載されているので,多くの人は,電子辞書で検索する際は,単語を途中まで入れて,出てきた候補リストから選んでいるはずです。これに慣れていると,
複数辞書検索の時だけフルスペルで入れるのがとても面倒に感じます。その結果,とくにパワーユーザの方は,せっかく搭載されている複数検索も使わない人がけっこういらっしゃるのではないでしょうか。カシオさんやSIIさんの機種は,通常検索でプレビュー画面を出している状態(スペルを入れ,訳キーを押す前の状態)でモードキーを押せば,入力したスペルを保持したまま辞書を切り替えることができます。プレビューがついているので,これを使えば英和モードでスペリングを入れ,英英キーを押すだけでワンタッチで英英の語義を見ることができます。プレビューウィンドウに表示される部分のみなので,全体を見ることはできませんが,多義語でなければ(とくにフォントサイズが小さくできるSIIさんの機種では)プレビューウィンドウ内だけで語義のほとんどが表示されることも多く,これが複数検索の代わりになります。

SIIさんの機種は,コンテンツ数が精選されているので,上記のようにプレビュー画面を出した状態で別の辞書キーを押す操作で十分串刺し検索っぽいことはできると思います。もっとも,この前出たSR-K6000のような多コンテンツ機では,こういう操作は非常に面倒なので,複数検索搭載が望まれますが…。

試しに,量販店等のデモ機でSR-TシリーズとXDシリーズで上記の操作(プレビュー画面を出した状態で,別の辞書キーを押す)をやってみてください。こういう操作系がしっくりくれば,複数検索のないSR-Tシリーズでも問題ないと思います。

ありがとうございました 投稿者:nana  投稿日:12月21日(火)18時05分18秒

早々のご返信ありがとうございます。私もあれからまた詳しく探してみたのですが、やはり私の求める機能(辞書)が全て搭載されているような電子辞書はないようですね。費用は少し掛かりますが、sekkyサンのアドバスどおり、2つを使い分ける形にしようかと考えています。ありがとうございました。

複数辞書検索について 投稿者:fa  投稿日:12月21日(火)11時07分42秒

始めまして。
初めて電子辞書を購入するのですが迷っています。
機能についてご意見をお伺いさせてください。

英和活用大辞典、ジーニアス英和大辞典が搭載されている点がよいと思い、
SIIのSR-T7100(もしくはSL-9000)かCASIOのXD-H9100を迷っています。
キーボードやその他のコンテンツから見ると、SII製品がよいように思うのですが、
複数辞書検索(Sekkyさんのおっしゃる串刺し検索)がありません。

複数辞書例文検索はどちらのメーカーにもあるのですが、
SIIには複数辞書検索がなく、
実際に電子辞書を使用した経験がないもので、
必要な機能だと思うのですが、
実際に使用するとジャンプ機能なので代用することが多いものなのでしょうか?

複数辞書検索についてのご意見を伺わせてください。
よろしくお願いいたします。

>Ho-Ma-さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月19日(日)10時04分51秒

>1.上記の問題は現在発売中の「EBR-S7MS」全てに該当する問題なのか?
>2.ソニーでは上記問題を確認しているのか?
>3.認識している場合、どのような対処をしている、又は対処する予定なのか?

これらの質問は,明らかに社外秘の事項を含むので,お客様相談センターでも直接は回答しなかったのだと思います。2のような質問は,イエスにせよ,ノーにせよお客様相談センターが明言してしまうと,メーカーさんの公式コメントと受けとられ,PL法などとのからみで大変なことになる可能性もありますので,慎重になっているのだと思います。1にしても,メーカーさんの品質等への信用問題に関わるので,安易には回答しないでしょう。とくに最近は,匿名掲示板などがあるので,個人に向けて対応した内容が掲示板で不特定多数に晒されてしまう危険もあり,メーカーさん側も,お客様が不利益にならない最低限度の情報しか出さないと思います。

お客様相談センターは,メーカーの顔ですから,メーカーの代表者としての発言が求められると思います。メーカーとしては,お客様へのサポートが重要であるのはもちろんですが,一企業であるメーカー側の立場もあります。そのため,ユーザ側が質問したことでも回答できないことは多いと思います。

>そろさん 投稿者:Ho-Ma-  投稿日:12月19日(日)09時37分21秒

> Sonyのサポートセンターから「大修館さんの方に聞いてくれ」と言われたと
> 伝えた上で、大修館さんの方に問い合わせしてもいいのではないかな、と思い
> ました。それなら、大修館さんの方でも「Sonyさんに聞いてくれ」ということ
> はないように思います。

そうですね、そうかもしれませんしね。しかしその逆の回答もありえる場合もありますね。
これは実際に大修館側に問い合わせをしないとわかりませんが。

> いずれにせよ、購入前と購入後の問い合わせでは、意味合いが変わってくるの
> で、質問の仕方に気をつけると、満足いく回答が得られるように思います。

今回は「購入前の機種の選びのため」。というのがメーカーに質問した理由でしたから、回答の結果がどうであれジニーアス大の検索結果が現時点で他機種と比べて差が出てしまっている事実は事実と受け止めてます。またその理由もすべて推測ですが私もsekkyさんがおっしゃったような理由ではないかと納得してますので私としてはこれ以上は質問はしないと思います。

私個人の感想としてはあの筐体にあのコンテンツ(和英はいささか・・・)は魅力的な新機種でした。

>Ho-Ma-さん 投稿者:そろ  投稿日:12月19日(日)03時13分19秒

横レスですいません。既に話が解決しているようなのに恐縮です。

Sonyのサポートセンターから「大修館さんの方に聞いてくれ」と言われたと伝えた上で、大修館さんの方に問い合わせしてもいいのではないかな、と思いました。それなら、大修館さんの方でも「Sonyさんに聞いてくれ」ということはないように思います。実際のところ、Sonyさんの問題なら、大修館さんからSonyさんの方に何かしらアクション起こすかもしれません。 いずれにせよ、購入前と購入後の問い合わせでは、意味合いが変わってくるので、質問の仕方に気をつけると、満足いく回答が得られるように思います。

話を蒸し返すようでごめんなさい。 

>Sekkyさん 投稿者:Ho-Ma-  投稿日:12月19日(日)00時38分2秒

お忙しい中、ご返信ありがとうございます。
skkeyさんがおっしゃられるようなタグの問題かもしれませんね。
さて今回はサポートセンター対応が下記のsekkyさんの引用文中にあるような対応でしたら私も納得できたのですが、今回は相談センターへメールにて、
 1.上記の問題は現在発売中の「EBR-S7MS」全てに
   該当する問題なのか?
 2.ソニーでは上記問題を確認しているのか?
 3.認識している場合、どのような対処をしている、
   又は対処する予定なのか?

という事項を明記して質問し、その3日後の回答が先のソフト側の問題という回答と、大修館の電話番号だけ記してあっただけの内容でしたので少し?対応に疑問に感じたという次第でこちらに投稿した次第でした。

> いずれにしても,電子辞書は膨大な量のデータを扱うものですから,不具合や不備を
> 100%回避することは不可能です。最近のように競合メーカーが多く,開発期間がタイ
> トになっ ていれば,メーカーさん側での性能チェックから漏れてしまう不具合もある
> でしょう。しかし,万一不具合が起こり,ユーザからの指摘なり質問なりがあった場合
> は,安易にたらい回しにするのではなく,まずクレームを受けた側できちんと調査をし,
> その結果を指摘したユーザにフィードバックするというのがカスタマーサポートのイロ
> ハであると思います。たとえ誤植のような明らかにメーカーさん側に非がない問題であ
> っても,「出版社に言ってくれ」ではなく,「これは当社では修正できないので,出版
> 社に指摘しておきます」と対処するのが基本なのではないでしょうか。ユーザにとっては,
> 誤植と本体の不具合では責任の所在が違うということなど知らない人がほとんどですから,
> たとえメーカーさんに誤植の指摘がきても,それをメーカーさん側で出版社さんに転送す
> るというのは,ユーザサポートの業務の一つであると考えます。

この点はまさに同感です。またサポートの対応自体、結局メーカーさん自身に跳ね返ってくることだとも思いますしね。幸い自分はまだ購入前の段階でしたので、今回の件は購入の判断材料として今後の機種選択に役立てたいと思ってます。
ありがとうございました。

>Sekkyさん 投稿者:しからば  投稿日:12月18日(土)22時49分33秒

>我々ユーザができることは,そんなメーカーさんの研鑽の助けになるような形での指摘なり,要望なりを,ドライにこういった場なり,お客様相談室なりにあげることだと思います。

 いや耳が痛いです。自分の未熟さを痛感しました。少ない小遣いで高価な物を買おうと思っていたので、ついつい慎重になりすぎていたのかもしれません。もっと寛容に構えていなければいけませんね。電子辞書ユーザーと言うより人間の本質の問題かもしれません。失礼しました。


>しからばさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月18日(土)22時25分26秒

>Ho-Ma-さんと判で押したようにカスタマーサポートの対応が同じだったのがとても
>気に入らないんですよ。どうやったらsonyにこの不具合を分からせることが出来る
>のでしょうか?

厳しい言い方で恐縮ですが,購入された方ならともかく,購入していないユーザがメーカーさんに「不具合を分からせる」必然性はあるのでしょうか? 誰がきいてもカスタマーサポートの対応が同じというのは,むしろ統一した回答をしているということで,これはソニーさんのサポート担当者間の連携がとれているからこそのことですから,むしろプラス評価になるのではないでしょうか。スタッフによって回答がまちまちである方が問題であると思います。誰がきいても同じ答えであるのなら,これがソニーさんの公式見解なのでしょう。その見解の妥当性に関してはまた別の問題ですが(^^;;

>やはりお金を出して購入してEBR-S7MSユーザーになって初めてもんくが言える立場
>に立てるのでしょうか?

はい,そう思います。購入した人が,こういう仕様では困るではないかとお客様相談センターにクレームをつけるのならともかく,購入していない方が,それも拙サイトの受け売りで,「もんく」を言っても,メーカーさんにあまりよい印象は与えないと思います。広告を見て購入したのに例文検索が期待と違う挙動だったというのであれば,ユーザ側に少なからぬ金銭的な損失が発生しているわけですから,もしかしたらメーカーさん側もユーザ側が不利にならないような措置をとってくださるかもしれません。しかし,実際に金銭的損失が発生していないのに「もんく」を言う目的は何でしょうか? 私にはよく分かりません。

>sonyにこの不具合を分からせる

ことが目的であれば,サポートの返答が統一されている(ような)ので,おそらくメーカーさんもすでに認識はされているのではないでしょうか。サーチエンジンで機種名を入れれば拙サイトでくだんの件を指摘した掲示板ログが引っかかるのですから,拙サイトを定期的にごらんになっていても,いなくても,この程度の情報収集はどこのメーカーさんも日常的に行っていると思います。

私自身,今回のG大の例文検索の件もそうですが,時として非常に手厳しい指摘をここではしています。しかし,レビューをする際(とくに,ネガティブな内容の場合)は必ず自弁で当該機種を購入してから行っています(だからこそ手厳しくなってしまうのですが)。店頭のデモ機やサンプルなどをさわっただけ,あるいは,他掲示板等の情報の受け売りで,特定機種のマイナス要因を含んだレビューをすることは絶対にありません。購入前に他掲示板等の情報で耳にしたとしても(首都圏のほうが沖縄よりも現物が早く入荷するのでよくありますが),私自身で購入し,その筐体を使って私自身の目で確認しない限り,ここには載せません。これは,特定メーカーの機種を名指ししてレビューするうえで,消費者側が守るべきルールであると認識しています。

もちろん,今後の開発をする上での「意見」「要望」という形で建設的に指摘するのであれば,現物を購入しない人が「今回は購入を見送ったので,今後は改善してほしい」のようなニュアンスで提言することは意義があると思います。しかし,言葉尻をとらえるようで恐縮ですが,
>「問いただしましたが」「とても気に入らないんですよ」「不具合を分からせることが
>出来るのでしょうか?」「もんくが言える」

というように,実際に購入していない人が「消費者>メーカー」という上下関係をにおわせた論調で(実際の文章には出ていないにしても,上記のような意識がどこかにあって)言ってしまうと,建設的な指摘でなく,メーカーさん叩きになってしまい,逆効果になると思います。

いずれにせよ,これだけ競争の激しい電子辞書業界ですから,各メーカーさんは我々の想像の域を超えるレベルで日々研鑽を重ねています。私自身,学会等で各メーカーさんの方とお話をする機会がよくありますが,中には辞書学が専門の大学教員以上に卓越した知識をお持ちの方もいらっしゃり,私も大変勉強になっています。日々の業務の合間にこれだけの辞書に関する学術的知識を習得されるのは並大抵のことではなく,頭の下がる思いです。

我々ユーザができることは,そんなメーカーさんの研鑽の助けになるような形での指摘なり,要望なりを,ドライにこういった場なり,お客様相談室なりにあげることだと思います。それをどう受け止めるかはメーカーさん次第でしょう。

sonyのカスタマーサポート 投稿者:しからば  投稿日:12月18日(土)19時59分2秒

>しかし,万一不具合が起こり,ユーザからの指摘なり質問なりがあった場合は,安易にたらい回しにするのではなく,まずクレームを受けた側できちんと調査をし,その結果を指摘したユーザにフィードバックするというのがカスタマーサポートのイロハであると思います。

 自分も偶然にも12/17にメールでカスタマーサポートにG大の件を問いただしましたが「これはソフト側の問題」と言うことで全く取り合ってくれませんでしたね。自分の勘ぐりかもしれませんがSONYは不具合があると知りながらワザとカスタマーサポートにたらい回しにするよう指示しているんじゃないですかね。

 Ho-Ma-さんと判で押したようにカスタマーサポートの対応が同じだったのがとても気に入らないんですよ。どうやったらsonyにこの不具合を分からせることが出来るのでしょうか?
やはりお金を出して購入してEBR-S7MSユーザーになって初めてもんくが言える立場に立てるのでしょうか?カスタマーサポート対応で不愉快な思いをしたのでとても気になります。

 

>nanaさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月18日(土)11時41分27秒

>私は来年からイギリスの大学院に留学して、日本語のMAを取得し、日本、もしくは海外で
>日本語教師になろうと考えています。

英語と日本語の両方に強い電子辞書というのは難しいですが,日本語学校や大学のAsian studies departmentなどで日本語を教える場合,いわゆるスキル科目である日本語に加え,日本事情や日本の歴史,文化といった科目も受け持つと思います。そうなると,国語辞典に加え,古語辞典,日本史事典などが入っている機種は便利ですので,高校生モデルがおすすめになります。一方で,高校生モデルは大規模英和が入っていないので,高度な英語読解等には向きません(海外での学位留学のコースワークには,英語プロパーでなくても大規模英和は必須だと思います)。

>私が探した限りでは、最新モデルでSekkyさんお勧めの新明解国語辞典を収録している
>電子辞書も見つけられなくて・・。

最近は,明鏡国語が外国語としての日本語という視点で編纂されているのでおすすめです。おっしゃるように,SIIさんのSR-T4120などでしょうか。広辞苑+明鏡のダブル国語という点では最適ですね。できれば,これに加え,大規模英和搭載機を1つ持っていれば申し分ないと思います。SR-M6000,カシオさんのXD-M900などの小型機とT4120を組み合わせて使うというのもいいかもしれません。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月18日(土)11時30分42秒

>ソニー製品として販売していてこのような問題を認識しているのに、

認識されているかされていないかはよく分かりませんが(ソニーさんの開発チームの方がここをごらんになっていればご存じだとは思いますが,お客様相談室まで連絡がいっていないということもありえるでしょうから),今回の事例は誤植等とは性質が違いますので,出版社さん側の問題とは思いにくいです。「他社の同一コンテンツ機とは明らかにヒット数が違う」ということをお客様相談センターの方が認識されていれば,出版社さんに言ってくれとは回答しないと思いますが…。

いずれにしても,電子辞書は膨大な量のデータを扱うものですから,不具合や不備を100%回避することは不可能です。最近のように競合メーカーが多く,開発期間がタイトになっていれば,メーカーさん側での性能チェックから漏れてしまう不具合もあるでしょう。しかし,万一不具合が起こり,ユーザからの指摘なり質問なりがあった場合は,安易にたらい回しにするのではなく,まずクレームを受けた側できちんと調査をし,その結果を指摘したユーザにフィードバックするというのがカスタマーサポートのイロハであると思います。たとえ誤植のような明らかにメーカーさん側に非がない問題であっても,「出版社に言ってくれ」ではなく,「これは当社では修正できないので,出版社に指摘しておきます」と対処するのが基本なのではないでしょうか。ユーザにとっては,誤植と本体の不具合では責任の所在が違うということなど知らない人がほとんどですから,たとえメーカーさんに誤植の指摘がきても,それをメーカーさん側で出版社さんに転送するというのは,ユーザサポートの業務の一つであると考えます。

仮に何かの不具合があったとしても,ユーザ本位の誠実な対応をされるメーカーさんであればユーザは安心感,信頼感を感じ,不具合というメーカーさんにとってはマイナス要因の事例が,逆にプラスに働くこともあるのではないでしょうか。

>Ho-Ma-さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月18日(土)11時27分19秒

>購入の候補だったのでソニーのお客様相談室に質問したところ、『それは本機のハードの
>問題でなく、「大修館のジーニアス大英和ソフト版」側の問題なのでそちらに尋ねてくれ』
>という回答でした。

特定メーカーさんを槍玉にあげるのも気がひけますが,これはお客様相談センターの方の勘違いかもしれません。たしかに,コンテンツ内容に関しては出版社さん側に責任がありますので,たとえばG大本文の誤植や誤記に関しては,ソニーさんがどうこうできる問題ではないと思います(たとえ誤字のような明らかな誤りにしても,辞書テキストの著作権は出版社さんにありますので,メーカーさん側が勝手に直すわけにはいきません)。誤植などもそうですが,大修館さん側のデータに問題があるのであれば,各社のG大搭載機すべてにおいて,各語義の一番最初の例文しか検索されないという不具合が出るはずです。しかし,実際には,11月 8日(月)18時40分43秒の書き込みで書いたように,カシオ,シャープ,SIIの各社のG大搭載機とソニーさんの機種では,ヒット数が明らかに違います。このことを考えると,大修館さん側の問題ではなさそうです。

電子辞書のコンテンツは,(内容にもよりますが)普通は細かなインデックスまでついた状態で出版社さんから提供されることはないはずで,本文のタグなどを頼りに用例部分を抽出してインデックスを作るというような作業は,各メーカーさんが行うことも多いのではないでしょうか。だからこそ,同じG大でもメーカーによって微妙にヒット数が違ってきます。前に書いた,chicagoをキーにして検索したときにchicagoだけでなくchicago-bornを拾うか,拾わないかというような違いや,dogをキーにしてdogsを拾うかどうか(変化形対応かどうか)の違いなどです。これは,ハイフン付きの複合語を1語とみなしてインデックスを作るか,chicago + bornの2語とみなして別々のインデックスにするかの違いによるものでしょう。しかし,このような細かな違いはあっても,全用例を抽出してインデックスをつけていれば,同じキーワードで検索して結果が何十という単位で違ってくることはありません。

#実際の作業が全く分からないので,素人の荒っぽい勘ぐりですが,元データの用例部分には,用例部分の始まりを示すタグと,それを閉じる(用例の終わりを表す)タグに加え,複数の用例がある場合は用例間の区切りを示すタグも入っているはずです(これを認識するので,例文検索ではキーワードの含んだ用例しか表示されない)。第一用例しか検索されないというのは,もしかしたら,用例部分を抽出するスクリプトを書く際に,用例開始タグから(用例終了タグでなく)用例区切りのタグまでを用例部分とみなすように誤って指定してしまったとかいうことなのでしょうか。そうなると,当然最初の用例しか抽出されないので,各語義の2番目以降の用例はヒットしないというのも理屈が通ります。

生協モデル 投稿者:つるとかめ  投稿日:12月18日(土)10時43分45秒

>よく見ると,TOEICコンテンツや増設カードでの二外コンテンツに発音マークがついています

本体には英単語発音機能はないようですけど、夏以降に英単語例文の発音機能を持つ増設カードがでるらしいですよ。

皆さんは増設カードにどんな辞書を希望されますか?

EBR-S7MSの質問に対するソニーサポートセンターの対応 投稿者:Ho-Ma-  投稿日:12月18日(土)10時04分6秒

はじめまして。現在仕事で英文の簡単な翻訳をPCでリーダーズ、英和中辞典、ジーニアス、や英英辞典をDDWinから使って行ってます。しかし移動時やPCの電源をいちいち入れるのが面倒なちょっとしたときなどを考慮して電子辞書の購入を考えてこちらを参考にさせて頂いてます。
先日こちらのログから得た情報でソニー「EBR−7MS」のジーニアス大英和のイディオム等を調べる例文検索が、(例 A&B&Cなど)他機種のジーニアス大英和搭載機の同様の検索結果より少ないヒット数であるとありましたので、後日店頭で確認した結果はやはりそのとおりでした。購入の候補だったのでソニーのお客様相談室に質問したところ、『それは本機のハードの問題でなく、「大修館のジーニアス大英和ソフト版」側の問題なのでそちらに尋ねてくれ』という回答でした。ソニー製品として販売していてこのような問題を認識しているのに、その問題に対してなんの説明もなく、コンテンツの大修館に質問しろという態度にがっかりして本機を購入対象から外しまし。今回の対応は私としては納得のいかない疑問の残る対応と感じました。電子辞書メーカーとしてこのような対応しかとれないものなのでしょうかね?

海外で日本語教師・・・ 投稿者:nana  投稿日:12月18日(土)00時35分14秒

sekkyさん、みなさん、こんばんは。私は来年からイギリスの大学院に留学して、日本語のMAを取得し、日本、もしくは海外で日本語教師になろうと考えています。それに備えて電子辞書の購入を検討しており、英語専門の電子辞書を購入しようと思っていたのですが、sekkyさんのホームページを拝見して、中高生用が良いと知り、一から検討しなおしています。ただ、大学院に行くので、英語と日本語の両方について質の高い電子辞書を探しているのですが、電子辞書の購入は初めてですし、種類も多くどれを選んでいいか分かりません。私が探した限りでは、最新モデルでSekkyさんお勧めの新明解国語辞典を収録している電子辞書も見つけられなくて・・。今のところ、OXFORD英英辞典やOXFORD THESAURUS、また日本史小事典や古語辞典等のある、SIIの高校生MODEL SR-T4120 が一番いいかな・・と思っているのですが、それ以外にお勧めがあれば是非教えてください。よろしくお願いします。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月17日(金)16時41分40秒

中国語コンテンツに関しては,私がどうこう言えるものでもないのですが,一つ気になったのは日本語,中国語の漢字の筆順表示,テスト機能です。V80のターゲットユーザは日本人の中国語学習者(+中国人の日本語学習者?)でしょうが,漢字圏に属する成人の人に,筆順というのはわざわざ機能として備えるほど重要なものなのでしょうか。成人の日本人であれば,日本語の漢字の多くは(小学校教育をきちんと受けていると仮定すれば)無意識のうちに正しい筆順で書けるでしょう。「有」「右」など,まぎらわしい一部の漢字以外は,わざわざ筆順のアニメーションを出す(まして,テスト機能まで備える)ことにどれぐらいの意義があるのでしょうか(それぐらいなら,単語帳データを使ってランダムに出題するテスト機能のほうがはるかに有用でしょう)。中国語でも,たしかに日本語にない漢字はありますが,ある程度は類推できるのではないでしょうか(中国語の教員にきいても,授業で漢字の書き順を教えることはとくにしないようです)。逆に,中国語母語話者も,中国語の書き順はきちんと習っているので,日本語の漢字の書き順にはそれほど不自由しないようです。V80を実際に中国からの学部留学生に触ってもらいましたが,書き順機能については,何で欧米のユーザを想定している機種でないのにこういう機能があるのか,と言っていました。

書き順に関しては,字形や読みと違い,統一した基準があるわけではなく,慣用によるところも大きいです。敢えて言えば,日本語教師が板書等をする際に模範になるような書き方を提示するための手助けとして使うことはできると思いますが,筆順表示だけでなくテスト機能までつける必要はあるのかなという気がします(日本語教師の養成課程でも,書き順云々を教わるわけでもありませんし)。むしろ,書道の学習用や,小学生向け電子辞書に備える機能と言えそうです。

ともあれ,従来機の焼き直しでなく,ハードウェアやOSを一から開発したV80の先進性には拍手を送りたいと思います。漢字の手書き入力など,中国語重視コンテンツに適した機能が多いですので,これが今後登場する英語重視機でどうなるのか楽しみです。その一方で,ペンオペレーションに発音機能,マイクを搭載した発音比較機能など,ハードウェア的に新たな機能がどんどん搭載されていく様子は,アジア系各国が出している多機能電子辞書を意識しているようにも見えます。様々なギミックを搭載することに目を奪われ,電子辞書の本質である「文房具としての操作性」が失われないことを願いたいです。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月17日(金)16時39分2秒

画面に関しては,タッチパネルが入っているから当然なのでしょうが,最近の機種にしては暗い感じがします。SIIさんの機種と同じような感じなのですが,V80の場合,暗さに加えて室内の光などの映り込みが大きいようで,それが見にくさに拍車をかけています。言いかえれば,暗いと感じて光源のほうに画面の向きを変えると,映り込みが増して余計に見にくくなるということです。こういう液晶の場合,バックライトは必須かな,という気がしました。

スタイラスによるペンオペレーションですが,国内モデルでは(本格的には)初めての取り組みだと思いますが,機能面では申し分ないと思います。手書き入力など,ザウルスのようなPDAをかなり意識した仕様になっていると思いますが,ザウルスは,もともとはキーボードがない端末であり,キーボードなしで日本語入力をするために手書き入力を搭載してきたわけですので,これをそのまま,キーボードオペレーションがメインの電子辞書に搭載するのも考え物です。機能を搭載すること自体はいいのですが,こういう機能が本当に便利なのかというものもあります。

たとえば,検索語を入れるとき,V80では仮名や英数字を手書き入力(あるいは,画面上のソフトキーボードでのタッチ入力)することができますが,これを使う人はどれぐらいいるのでしょうか。キーボードがあるのですから,わざわざ時間がかかり,しかも誤認識のリスクもある手書きで入れる必要がどこにあるのでしょうか? 最近のザウルスのように,キーボードがついていても,画面を回してPalmのような縦型で使うことができる機種であれば,こういった機能は有用でしょう。もし,V80がリナザウのように画面部分を回してキーボードに重ねれば片手でもってペンオペレーションできるのであれば,手書き入力で英数字,かなを入れられるのは便利(というより必須)だと思います。しかし,キーボードオペレーションがメインのV80にとっては,手書き入力は「読み方の分からない漢字を手書きで書くことで,漢字源なり,中日辞典なりで検索できる」という用途が主なはずです(もちろん,V80にもこの機能は搭載されています)。使わないような機能がついていても損はないのかもしれませんが,そのぶん取説は分厚くなり,メモリも圧迫するでしょう。それぐらいなら,仮名,英数字の手書き認識エンジンをカットして,そのかわり漢字の認識率をもっと上げる(かなりおかしな書き順でも認識できるように)ほうが役に立つのではないでしょうか。

また,V80ではペンオペレーションとキーボードオペレーションの分担が不明確な機能があります。たとえば,履歴機能はキーボード,画面タッチの両方で行えますが,単語帳の呼び出しはキーボードでしか行えません。逆に,V80の新設機能である辞書リンク機能(ある単語を引くと,その単語の見出し語がある他辞書のアイコンを表示し,それをタッチすることでワンタッチでジャンプできる)はキーボードでは操作できません(この機能は非常に有用ですから,キーボードでできると便利なのですが)。ほかにも,ブックマークやスペルチェックなど,キーボードでしかできない機能もあります。

私としては,ペンオペレーションを否定するつもりはありません。ジャンプの際の範囲指定など,ペンのほうが直観的な機能もありますから,ペンオペレーションの採用は大歓迎ですが,電子辞書の歴史を考えても,メインはキーボードによるオペレーションであると考えています。フルコンテンツ第一号機以来15年弱にわたりキーボードですべての操作を行ってきたのですから,これに慣れているユーザを切り捨てるべきではありません。GUIのWindowsでさえ,キーボードだけでたいていの操作はできるのですから。

幸い,V80はキーボードでしかできない操作は多いですが,ペンでしかできない操作というものは,辞書間リンクと発音比較機能ぐらいなので,その点では心配ないと言えます。しかし,今後他社さん含め,ペンオペレーションを採用する機種が増えてくると,ジャンプはペンのほうが直感的だからキーボードからジャンプキーをなくしてしまえ,ということにもなりかねません。

Wordtank V80 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月17日(金)16時00分53秒

↑他社製品を含め,今までにないハードウェアスペックを備えた機種です。

業界最高水準の液晶解像度を備えていますが,残念なことに,ほとんどのコンテンツでそれが生かされていません。というのは,英和,和英,中日など,例文が折りたたまれているコンテンツでは例文アイコンが1行ずつ占拠しているので,表示情報量が少なくなってしまっているからです。他社製品では,本文の記述の直後に例文アイコンがあるのですが,キヤノンさんの機種では,アイコンの前後に改行が入ってしまうため,せっかくのスペースが無駄になってしまっています。たしかに,V80では液晶解像度が大きくなりましたが,これは横方向のみ(320ドット→480ドット)
であり,縦方向は他社製品と同じ240ドットです。そのため,他社製品にない余分な改行が入ってしまうと,逆に表示情報量は少なくなってしまいます。たとえば,SIIさんのG3搭載機(最小フォントサイズ)では,asを引くと5bの語義まで表示されますが,V80だと4の語義までしか表示されません。このようなことは,とくに各語義ごとに用例が載っているような基本語で得に顕著に見られます。一方,大辞林は例文を折りたたんでいないので,高精細液晶の威力が明らかに分かります。たしかに,横方向の解像度が増加したことで,CD-ROM辞書のような左右分割のプレビュー画面が実現したのは大きなメリットですが,液晶画面がもともと横長である以上,縦方向の一覧性に影響を及ぼすアイコンの前での余計な改行は改善が望まれます。

処理速度に関しては,G50とは比較にならないほど向上しました。プレビューを出したままスクロールしても遅さを感じません。ワイルドカード検索で語頭に不明文字を持ってきたり,例文検索の際の速度も,体感的に分かるぐらい向上しています。

一方,「??」な点も多いです。もっとも気になったのは,日本語をローマ字入力する際,「ん」がNNでないと入らないことです。ですから,「せんだい」を入力する場合はsendaiでなく,senndaiと入れないといけません。キヤノンさんの旧機種ではこのようなことはありませんでしたし,他社の電子辞書,パソコン,ワープロのローマ字入力でも,こんな仕様はきいたことがありません。たしかに,取説のローマ字/かな対応表では「ん」はNNとしか書いてありませんが,だからといってこれを仕様と割り切るわけにもいきにくいです。取説の挙動通りですから不具合とは言いませんが,文字入力という,検索以前のレベルでストレスがたまるのは,この機種全体の操作性にまで悪印象を与えてしまいます。

キーボードに関しては,最近のキヤノンさんの機種特有の丸いキーですが,大きさが小さいために押しにくい感じがします。同じ電卓タイプのキーボードでも,キートップが大きい他社製品とは明らかに差があります。小型機ならともかく,ハイエンドの機種がこれではちょっと困ります。とくに,ジャンプキーや戻るキー,辞書選択キーなどの使用頻度の高いキーが,小さいことに加え(厚さを抑えるため?)キートップの出っ張りがあまりないというのは,非常に押しにくいです。また,オープニング時のスプラッシュ画面が表示されている間はキー入力を受け付けないのも不便です。キーアサインですが,せっかく複数辞書検索を搭載しているのに,これがメニューの中(それも一番下の列)にあるというのは困ります。本来,複数辞書検索というのは細かなことを考えなくても,とにかくこれを押せばとにかく入れた単語を検索してくれるというファジーな用途に応えるものだと思います。ユーザ側にとってはもっとも楽をして検索をしたい場合に使う機能であるのに,その機能を立ち上げるのに最短で「メニュー→下矢印2回→右矢印1回」の4ストロークが必要であるというのは困ります。中国語重視機なのですから,英英辞典に独立モードキーを割り当てるぐらいなら,これをメニューの中に入れて,浮いたキーを複数検索キーにすればはるかに使いやすくなるはずです。キヤノンさんは,こういった細かなユーザインターフェイスへの配慮はもともと得意だったと思ったのですが(^^;;

コメント、ありがとうございます。 投稿者:Yoshino  投稿日:12月17日(金)00時43分24秒

>最近のキヤノンさんの新機種には広辞苑でなく,大辞林を搭載した機種があります。V80
>やV30のようなものですが,国語辞典に関して言えば大辞林のほうが現代日本語を重視し
>ているので,外国人の方にはおすすめです。その方の母語が分からないので何とも言えま>せんが,中国人の方で日本語を学んでいる人なら,中日,日中搭載のV80がいいと思いま
>す。

確かに、広辞苑より、大辞林のほうが分かりやすくていいと思いますね。
ただ、本人いわく英語の取説が必須だそうで、カタログを見る限りV30は
落選してしまいます。ちなみに友人は東南アジアの人ですので、
V80もあわないかと思います。
IDF-4600では可能でG50では不可能という機能もなさそうだし、
(逆は例文検索ができるようになった)コンテンツの違いぐらいだと思われるので、
G50を推薦してみます。多少重くなったのと、電池寿命が短くなったのは愛嬌かな。

>Sekkyさん 投稿者:Naoki  投稿日:12月16日(木)21時34分31秒

ご親切にお応え頂きありがとうございます。
>よく見ると,TOEICコンテンツや増設カードでの二外コンテンツに発音マークがついています
なるほど(^.^)辞書そのものではなかったのですね。
私個人としましては、SR-T6700の次のモデルに期待しているものですから、一体、どういった路線でまとめてくるのかが少々楽しみです。SR-T7100の登場で、コンテンツ的には限界にきていますから、何か他のサプライズでもない限り、商品としてはかなり厳しいものになるのではないでしょうか。「英和活用大辞典」の業界初収録の件もありますから、ウルトラCで「新和英大辞典」なんてことも,,,...ありでしょうか(・_・)

>ぶっくさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月16日(木)19時27分30秒

>画面がかすれるのは、落として割ったりするのとは違って、
>自然劣化だと判断されて無償になったのかと思っていました。

SIIさんの初代「カイテキー」搭載機種では過去にも同じケースが報告されていましたが,おっしゃるように,ユーザ側に非がある故障ではないので,ケースバイケースで無償と判断されたのでしょうね。杓子定規に言うと,保証期間が切れれば自然故障であっても有償なのですが,メーカーさんによっては上記のようにユーザ本位の対応をしてくださることもあります。他掲示板でも,同様の事例で無償だったという書き込みを見たことがありますので,統一した対応をされているのかもしれません。本来なら,明らかにユーザに非がない事例に関してユーザ本位の対応をしてくださるのは,他社さん含め,模範的なアフターサポートの例として積極的に紹介してもいいのでしょうし,保証期間外なので有償を覚悟していたぶっくさんをはじめとした善良なユーザの方の感謝の声を,メーカーさんもごらんになっているここでシェアできるのは意義があると個人的には思っています(このケースは,以前にあった,自分の不注意による液晶割れを無償にしてもらったと至る所で触れ回っていた者とは性質が全く違うと認識しています)。

その一方で,とくにここ数年,電子辞書ユーザの裾野が広がったこともあり,保証期間外の自然故障どころか,液晶割れのような,明らかにユーザに原因のある故障でさえも無償を要求するといった,とんでもないクレイマーも出てきている現状があります。自分に非があろうが,なかろうがゴネれば何とかなるという発想なのでしょうか。そのためか,最近では量販店さんも,購入時にケースを一緒にすすめたり,「液晶割れ等は保証期間内でも有償修理であり,量販店の延長保証も対象外」というようなことを書いたプレートを客に見せて,了承した後に販売するようにしたりと工夫をされています。理不尽なクレームをつけた一部の者が得をする一方で,自己責任による破損だからとおとなしく修理代金を払っている人がいるという不公平感は問題ですので,こういう量販店さんの方法には大賛成です。

>Naokiさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月16日(木)19時02分47秒

>音声を付ける場合、対象は「G大」なのでしょうか?
>他社でみるかぎり「G3」でしか音声付きのものをみかけないものですから...

改めてリーフレットを見たのですが,よく見ると,TOEICコンテンツ(現行のSR-T6700などと同等)や増設カードでの二外コンテンツに発音マークがついています。英和辞典に関しては,発音対応とはとくに書いてありません(対応していないとも書いてありませんが)。

おっしゃるように,過去にはG大の見出し語発音に対応した機種はありませんし,EPWINGのCD-ROMでも発音は入っていません。そう考えると,英和辞典は発音対応でなく,TOEICコンテンツと二外辞書のみと考えることもできます。あるいは,G3の発音データを流用しているのでしょうか? 単語の発音自体は,G3であろうが,G大であろうが関係ないので,流用しても問題ないと思いますが,G大とG3では頻度星印が全く違う(コーパスをベースにした頻度データをもとにしているG大と,日本の英語教育などを考え,頻度順というより重要度順になっているG3と)ので,もしG3の星印の単語の発音データをG大に組み込むと,無印の単語の中で発音のある語とない語があったりしそうです。

>2005年度生協モデル 投稿者:Naoki  投稿日:12月16日(木)18時10分19秒

毎回興味深く読ませてもらっております。Naokiと申します。
生協モデルについての投稿を読んでいて思ったのですが、音声を付ける場合、対象は「G大」なのでしょうか?
他社でみるかぎり「G3」でしか音声付きのものをみかけないものですから...(多分、CD-ROMのものをそのまま使っているのだと思いますが)
SR-T6700 の次のモデルも音声付きと考えていいんでしょうか(*_*) それは「G大」?「G3」?

電池の消耗!(納得です) 投稿者:SR-T7000ユーザー  投稿日:12月16日(木)09時18分18秒

実はあの書きこみをした翌日に、突然IC1000が死んでしまいました。
セイコー製品で同じような状況で電池切れになったので、これも恐らく電池切れと思われます。
まだ電池を買っていないので確認はしていませんが電池交換後うまくいくか試してみます。
ありがとうございました。

感謝! 投稿者:☆・・ ・  投稿日:12月16日(木)01時18分49秒

Sekkyさん、お返事ありがとうございます☆ずっと一人で解けなかった疑問と不安から解放されました。全て他の方の書き込みも参考になり、やっと購入の準備ができそうです!sekkyさんのサイトにたどり着けたことをうれしく思います。ありがとうございました。