電子辞書掲示板過去ログ
(2003年11月前半)

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SR-M5000 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月15日(土)16時52分56秒

↑ほぼ全国で販売開始になったようです。最近は,ヨドバシドットコムで店舗別の在庫情報が出ますので,居ながらにして分かります(^^) ただ,SR-T7000の発売も間もなくでしょうから,コンテンツがまともに重なるM5000は苦戦を強いられるかもしれません。SR-8100がそうですが,ベストセラー機の後に出てきたいわゆるリバイバル機(同一スペックで筐体を変更した機種)は,初代機よりも比較的短命になりそうな気もするので,何らかの工夫がいるかもしれません(XD-R9000とV9000は逆で,R9000のほうが短命でしたが)。その点では,25800円という価格設定は絶妙で,T7000はもちろん,M6000よりもはるかに安いので手が伸びやすいかもしれません。

ただ,まだ出ていないキヤノンさんのリーダーズ搭載機が意外なダークホースかもしれません。12月13日に発売日が確定したようですが,実売価格は,M6000とほぼ同じか,それよりも多少下げてくる可能性はあるでしょうから,そうなると,学習英和+大規模英和というG大の独自性など多くの一般ユーザは知らないでしょうから,単純に収録語数だけでG50に流れる可能性はあります。G50の場合,M5000を購入予定のユーザだけでなく,M6000のユーザも吸い取れるスペックはありますので,セイコーさんも頭が痛いかもしれません。COBUILD搭載とか,ダブル英和搭載というM6000のメリットがあっても,語数が多い英和1冊でいいですよ,という人もけっこう多いと思います。

#投票ボックスを立ち上げてみて実感するのですが,ここに書き込まれる方と,ROMされている方のニーズは多少違うようです。そう考えると,ダブル英和でなくても,リーダーズ+リープラという最大収録語数の辞書を,M5000やM6000なみの価格で売り出す(のであれば)キヤノンさんの戦略はヒットなのかもしれません。

>アサディーさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月15日(土)15時56分27秒

>固有名詞の増強があるのは、新和英中辞典でしたですね。訂正します。失礼致しました。
>セイコーさんも、増強には対応が早かったですー。

和英大も最新5版はかなり固有名詞が増強されています。というより,固有名詞の数は和英大のほうがはるかに多いです。ただ,18000円もするということやあの大きさからしても,一般個人がおいそれと買って使うというものでもないですね。新和英中辞典と大辞典は書名は似ていても別系統なので,和英中辞典が大辞典の縮約版というわけではありません。

スーパーアンカー和英の巻末にも人名の一覧があります。こちらは,数ははるかに少ないですが,高校生や大学生にとって身近なアーティストや映画俳優(とくに若手の人)はかなり網羅されています。ディカプリオとか,マライアキャリーといったような人は和英大,中にも出ていませんが,スーパーアンカーには載っています。人名の選定がユニークなので,もしかしたら実際の学生の英作文やアンケートなどを参考にしているのかもしれません。

新和英中辞典でした。 投稿者:アサディー  投稿日:11月15日(土)14時40分00秒

固有名詞の増強があるのは、新和英中辞典でしたですね。訂正します。失礼致しました。セイコーさんも、増強には対応が早かったですー。

ちょっと安心です。 投稿者:アサディー  投稿日:11月15日(土)14時36分25秒

Sekky@管理者 様へ

和英大辞典の第5版には、人名などの固有名詞の増強がなされているということを知り、ちょっと安心致しました。いつも貴重な情報、誠に有り難う御座います。

掲示板ご利用の方へ(再) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月15日(土)12時48分21秒

kumaさんもご指摘のように,(その意図の有無はともかく)「反論」が過ぎて,書き込み者やそれをごらんになっている複数の皆様に不快な印象を抱きかねない書き込みが散見されます。面と向かってのやりとりではあまり気にならないレベルでも,インターネットの掲示板という不特定多数がアクセスする場では容認されないこともあります。個人に向けた反論をされる場合は,メールアドレスを併記するなどして,ご自身の発言に責任を持っていただくよう,お願いいたします。

拙サイト,拙掲示板は,電子辞書ユーザ,研究者の方だけでなく,各メーカーさんや出版社さん,量販店さんなども寸暇を割いて定期的にご覧くださっているときいております。購入希望の方から,何十台も電子辞書を使っているパワーユーザまで,様々なバックグラウンドを持った皆様が,電子辞書について友好的,建設的に話し合いたい,情報を収集したいという共通項で集ってくださっているわけですから,その雰囲気を損なうような度重なる言動は容認されません。お心当たりのある方は,今後ご注意いただきますよう,お願いいたします。万一今後もこのような状況が続くのであれば,反論に名を借りた,拙掲示板,拙サイトの運営妨害と見なさざるをえませんので,ご理解下されば幸いです。

※拙掲示板のトピック以外の内容は,個人メールでお寄せいただければ幸いです。

>kumaさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月15日(土)12時05分42秒

>COBUILDが自分に合うような感じがしたのは、文を読むこと自体には苦痛を感じないから
>かも知れません。(もっとも、簡単な単語を使った文にはという条件付きですが)

文タイプの定義を読むのが苦痛ではないということでしたら,COBUILDで問題ないと思います。COBUILDは5段階(昨日青犬さんがご指摘のように,最新版は3段階ですが)の頻度ランクがあり,これだけでもけっこう便利です。M6000に搭載のG3にも頻度ランクはありますが,これは実際の頻度と言うより,日本の英語教育の中での重要度が加味されていますので,必ずしも頻度とは一致しません。COBUILDの場合,いわゆるタブー語や差別語でも,多くの学習英英や英和と違い,いわゆる「教育的配慮」をしないで,実際の頻度に沿ったランクがついています(これはこれで問題もあると思いますが)。

>毎日電子辞書を持ち歩いていますし、海外出張も多いので、軽いのもいいかもしれないで
>すね。(もっともPCが重いので、それに比べれば誤差範囲かな?)

100グラム程度の重さの差なら,カバンに入れて持ち歩くならどちらでも変わりませんが,大きさの差は大きいと思います。SR-Mシリーズだと,機内のテーブルに書類と電子辞書,サービスのドリンクを一緒に置いてもそれほど窮屈ではありません。胸ポケットに入るので,いちいちカバンから出す手間も省けます。飛行機のように身動きのとりにくい場所では非常にありがたいです。もっとも,液晶裏側部分がアルミになっているため,セキュリティーでそのまま通ると引っかかるのが難点ですが(^^;;

>アサディーさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月15日(土)11時32分29秒

>現在、セイコーのSR-T6500を使っています。これには、和英中辞典が入っているのです
>が、どうも弱いです。例えば、「ケネディー」、「リンカーン」、「モーツアルト」
>「ベートーベン」、「チャーチル」などが出てきません。(不思議にも「シェークスピア」
>は出てきます)。

新和英中辞典は,第5版で固有名詞が大幅に増強されました。上記のものはすべて出ていますし,プーチン(大統領)のような最新の人名も網羅されています。とくに,今までは大辞典クラスでも弱かったアジア系の人名が増強されていますので,日本語読みから中国語や韓国朝鮮語での表記を知りたいときは非常に便利です。固有名詞重視なら,これだけでも新和英搭載機は便利かと思います。

>セイコーさんへの顧客はがきに以前、このことを書いて出しておきましたが...和英も
>しっかりしたものを入れる時期ではないでしょうかー。

和英辞書自体,固有名詞を多く収録したものは非常に少ないです。固有名詞というと,一般クラスの辞書に要求されると思いますが,和英の場合,ほとんどが学習和英ですから,プログレッシブや新和英の5版,和英大辞典の最新5版など,冊子体でもかなり限定されると思います。

#これは,リーダーズ,リープラの訳語部分をインデックス化し,ここから(和英のように)引けるようにすることである程度解消するはずです。訳語部分からの検索で英和を和英のようにする機能ですが,これも昔からいろいろな場所で言っていますが,なかなかIC辞書では実現されません。インデックス容量の関係だと思いますが,固有名詞のみでかまわないので,リーダーズ,リープラの訳語部分から検索できることはぜひ望みたいです。EPWING版では固有名詞だけを抽出するような検索ができますので,固有名詞を抽出してインデックスを作る作業はそれほど困難ではないと思います。

>JUN-2さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月15日(土)11時23分15秒

>シャープから、英日・日英翻訳ソフトが搭載されたザウルス(Linuxザウルス)が発表され
>ましたね。
>翻訳機能と言うことで、電子辞書からは一歩先に進んだという感じではないでしょうか。

初めて知り,ニュースリリースを見てみましたが,これはいいですね(^^) 電子辞書メーカーさんの中で翻訳ソフトの実績があるのはシャープさんですから,翻訳機能付き電子辞書の第一号はシャープさんだろうと思っていましたが,PDAとはいえ,もう翻訳ソフトが搭載されるとは驚きました。

>(まぁ、実力は使ってみないと判りませんが)

シャープさんのPC用翻訳ソフト(「翻訳これ一本」)の翻訳精度には定評がありますので,期待できると思います。もちろん,翻訳辞書はPCにくらべてかなり小さいですが,翻訳ソフトの翻訳水準は辞書の語数だけで決まるものではないので,ベースになっている翻訳エンジンがPC版に基づいているのなら,期待できると思います。ただ,バッテリの寿命が,バックライト最小で連続表示した状態で8時間30分ですから,最近のノートパソコンなら,大容量バッテリを使うことで,これぐらいは優に持ちますね。欧米便の機内で,成田でダウンロードした出張先からの資料を翻訳ソフトで翻訳しながら読む,という用途だと,連続表示の8時間30分ではちょっと無理ですね。

>なお、学研の一般向け電子辞書(パーソナル現代国語/英和/和英/カタカナ)も搭載されて
>います。

リナザウですから,辞書に関しては,EPWING辞書を検索するソフトなどが使えると思いますので,CFに対応していることとあわせ,問題ないと思います(必要であればリーダーズ等も検索できるはずですから)。

もっとも,内蔵メモリのユーザエリアが65MBぐらいで,しかもこれは翻訳ソフトの辞書データなどを削除した値だそうなので,翻訳ソフトと併用する場合,どれぐらいの空き領域が残るのか,という不安はあります。辞書端末として使うなら,CFカードの増設は必須かもしれません。

スペルチェックの計算量 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月15日(土)01時41分19秒

「このようなタイピングミスの特性を考慮したスペリングチェック辞書を作成すれば、」
いや,多分それは辞書の問題じゃありません.単純に計算量の問題です.

"l"と"r","e"と"i"のような,日本人がやりがちな間違いを優先的にチェックするくらいならまだしも,(というか多分この程度は既にやってるんじゃないかと思うけど,)タイプミスはほとんどランダムなだけに手に負えない.そういうランダムなタイプミスを規則的に処理可能な軽量アルゴリズムなど,果たして理論的にも実現可能なのかどうか,私は知りません.それが可能なアルゴリズムをご存じだというのなら,是非ご教授願いたいくらいです.

あと,そういう辞書やアルゴリズムが理論上は開発可能だとしても,現実には開発コストが高く尽きすぎて,現実的でない可能性もあります.たかだか実売3万前後の機器で,さらに一つ機能を追加しただけで数千円高くなったりした場合,ほとんどの人は買ってくれないでしょう.となると,たとえ技術的には成功でも,製品としては失敗です.

「実現できたらうれしいな」なんて機能はごまんとありますが,実際には様々な理由で実現不可能なことなんて珍しくありません.プログラムなんてそんなもんですよ.

M6000の件 投稿者:kuma  投稿日:11月15日(土)00時59分08秒

kumaです。レスが遅れてしまいました。
Sekky先生アドバイスありがとうございました。

>リーダーズプラスに載っている単語の多くは専門用語や固有名詞,古い文献や小説でし
>か出てこないような廃語などです。翻訳者などは,リーダーズプラス独特の百科辞典的
>な補足情報は重宝するでしょうが,「意味が分かればいい」ということでしたら英辞郎>で十分かと思います。

というのは知りませんでした。そうであれば、ますます私にはリーダースプラスは不要です。それから、私のレベルでは、まだまだ英和・和英に頼ってしまい、英英はもう一つ使いこなせていません。M6000を買ったら、COBUILDを極力引いてみるようにします。COBUILDが自分に合うような感じがしたのは、文を読むこと自体には苦痛を感じないからかも知れません。(もっとも、簡単な単語を使った文にはという条件付きですが)

毎日電子辞書を持ち歩いていますし、海外出張も多いので、軽いのもいいかもしれないですね。(もっともPCが重いので、それに比べれば誤差範囲かな?)
前にも書きましたが、自分のレベルに合わない難しい辞書を持っても使いこなせるかどうかわかりませんし、私にはM6000がたぶん合っているような気がします。
ありがとうございました。

それから、最近どうも自分の意見の押し付け・個人攻撃をされる方がいらっしゃいますが、私はこの掲示板が好きですので、もっと気持ちよく意見交換(批判ではなく)・情報交換される場であって欲しいと思います。不快なコメントを見るたびになんか寂しいというか残念です。(寂しいというのは、きっとそういうのを見てこの掲示板から去って行く人もいるだろうと思うからです。私もかつてそういう掲示板を見て、その掲示板を見るのをやめたことがあります。)個人攻撃をされてしまうと、せっかく投稿したのにやめてしまう方もいると思います。より多くの方の意見を見たいので、そういうのはやめたいですね。

SEIKO、和英を強くしてほしいー 投稿者:アサディー  投稿日:11月15日(土)00時54分09秒

現在、セイコーのSR-T6500を使っています。これには、和英中辞典が入っているのですが、どうも弱いです。例えば、「ケネディー」、「リンカーン」、「モーツアルト」「ベートーベン」、「チャーチル」などが出てきません。(不思議にも「シェークスピア」は出てきます)。これらのスペリングを知りたくて、つい和英機能をまず使用する学習者は多いと思います。広辞苑には載っていますので、それでいいのではという意見もあるかも知れません。でも、どうも納得がいきません。セイコーさんへの顧客はがきに以前、このことを書いて出しておきましたが...和英もしっかりしたものを入れる時期ではないでしょうかー。

Re:スペルチェック 投稿者:JUN-2  投稿日:11月15日(土)00時42分21秒

>「インクリメンタルサーチがあればスペリングチェックは不要という方もいらっしゃいますが、この場合はあまり役
> には立ちませんね。」
> だからさほど役に立たないと.

ええと、説明が不十分なようで、曲解されたようですで、補足します。
右手と左手がクロスするようなタイピングミスの場合、「インクリメンタルサーチをスペリングチェックの代わりにすることができない」のであって、スペリングチェックが役に立たない、ということではありません。

ネイティブ向け電子辞書のスペリングチェックにはある程度考慮されているように思えるのですが、このようなタイピングミスの特性を考慮したスペリングチェック辞書を作成すれば、スペリングチェックがより有用になるのでは、と思います。

追記
履歴書ですが、単にタッチタイピングできるだけという自称なら書くことは(当然)できませんが、日本商工会議所などの「日本語文書処理技能検定(旧・ワープロ検定)」や「英語ビジネス文書作成技能検定(旧・英文タイプ検定)」のような、一定の基準で認められたものなら書くことができますし、ある程度上のレベルなら恥ずかしくもありません。

スペルチェック 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月14日(金)23時58分38秒

「スペル機能自体はコンテンツに依存しない、プログラム上の機能なはずで、」
そりゃあ,依存していて当然だと思いますが.....(^^;

コンテンツ側にインデックス付けして高速化してないと,単純な全文検索とかの力技になってしまい消費電力や処理速度,時にはメモリ消費の点でかなり厳しい.というより,おそらく非現実的.実際には検索時に各種の枝狩りを行って候補を絞り込む等の工夫もしていると推察される.この枝狩りアルゴリズムは各辞書に合わせて微妙にチューニングされる可能性が高い.言うまでもなく候補が少なければ少ないほど効率の良いスペルチェックが行える.などなど.

もちろんアルゴリズムの細部は各社の実装依存ですが,それでも概ね似たり寄ったりになるはずです.そういう工夫を全てしていないと,工夫をしているメーカーの製品に勝てません.

ATOKの開発の話ですが,たしか次の本がその辺のことを解説していたはずです.これを読めば雰囲気くらいは分かるでしょう.カナ漢字変換もコンテンツ/辞書が命.変換辞書は開発者の血と汗と涙の結晶です.もっとも,こちらの場合はATOK専用に一から辞書を開発する所が違うけど.
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4878935111/250-7162296-2589010

「インクリメンタルサーチがあればスペリングチェックは不要という方もいらっしゃいますが、この場合はあまり役には立ちませんね。」
だからさほど役に立たないと.

役に立つのは「ほとんど正しいスペルを覚えているけれど少し違う」場合など.完全に覚えている場合や文書中の単語を調べる場合は論外だし,打ち間違いなら打ち直した方が早くて確実.全然覚えていない場合はいろいろ試した挙げ句に出てこない場合が多い.和英あたりからジャンプしていった方が早いくらい.

まあ実際にはセイコーにしろ他社製品にしろ,両方載せてますけどね.特に外国人向けだとそのくらいのサービスも必要.これがネイティブ向けだとその辺の設計がガラリと変わる.
#たとえば「手書き入力の電子国語辞典/漢和辞典」というのを想像してみて下さい.少なくとも日本語ネイティブの私はさほど魅力を感じない.

「タッチタイピングができることの自慢ではありませんので、念のため。まぁ、昔ならともかく、最近ではあまり自慢にはなりませんが」
まったくその通り.今や自動車の運転免許や英検三級みたいなものです.(ちなみに両方とも持ってませんけど.)履歴書に「タッチタイプできます」なんて書いたら笑われますよ.できない人も珍しくないが,タッチタイプができたからと言って特殊技能でもなんでもなく全然自慢にならない.問題なのはそれについてこれないキーボードの方.ノートパソコンの不満でもキーボードに対する不満って多いんですよねえ.Thinkpadが高い人気を誇る理由の一つがこれ.

英日・日英翻訳ソフト搭載ザウルス 投稿者:JUN-2  投稿日:11月14日(金)23時27分27秒

シャープから、英日・日英翻訳ソフトが搭載されたザウルス(Linuxザウルス)が発表されましたね。翻訳機能と言うことで、電子辞書からは一歩先に進んだという感じではないでしょうか。(まぁ、実力は使ってみないと判りませんが)
なお、学研の一般向け電子辞書(パーソナル現代国語/英和/和英/カタカナ)も搭載されています。

先日発表されました「So-net」の定額制PHSパケット通信サービスにも対応していますので、データ通信が月2,000円で使い放題になるのも嬉しいですね。(So-netの一会員ですが、So-net関係者ではありませんので、念のため)

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/031112.html


スペリングチェック 投稿者:JUN-2  投稿日:11月14日(金)23時17分45秒

トップページのアンケートでスペルチェック(正確にはスペリングチェック)に一票を投票した一人です:-)

Sekky先生のご指摘のように、
#タイプミスによる誤スペルには非常に弱いです。
に同感です。
インクリメンタルサーチがあればスペリングチェックは不要という方もいらっしゃいますが、この場合はあまり役には立ちませんね。
私の場合は、右手と左手のクロスする押し間違いが多いです。
例えば、tとyの間違いとか、tarou と taoru のような間違いとか。
もしかすると、タイピングに力が必要な機械式タイプライターから入ったためかもしれません。
(タッチタイピングができる人特有のミスの例ということでして、タッチタイピングができることの自慢ではありませんので、念のため。まぁ、昔ならともかく、最近ではあまり自慢にはなりませんが)

申し訳ありません 投稿者:XXX  投稿日:11月14日(金)13時10分25秒

ちゃんとガイドラインを読まずに投稿して申し訳ありませんm(_ _)m。
お手数おかけしました。

>XXXさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月14日(金)12時59分20秒

ガイドラインにもありますように,生協モデル等,限定製品の価格に関しての掲載は(公開情報とはいえ)ご遠慮いただいていますので,価格部分を削除して再掲載いたします。ご了解下されば幸いですm(..)m 皆さん情報が早いですね(^^;;;

(再ポスト) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月14日(金)12時56分18秒

T-7000 投稿者:XXX  投稿日:11月14日(金)12時53分08秒

はじめまして。電子辞書選びの参考にさせていただいてます。
大学生協にセイコーの方が来ていたので、T-7000の発売日を聞いたところ、今月20日には入手できるだろうとの事でした。価格は3万円台前半との事。でも、発売前にこの価格って、じゃあ、定価って何って思ってしまいます。
また2月くらいにはT-7000に「英語活用大辞典」を加えたT-9000(?)を大学生協のみで販売するとの事。「号外」と書いたビラを配っていたので、公にしても良い情報と判断し、書き込ませていただきます。T-7000を買おうと思っていたのですが、辞書が増えるだけではなく、価格も安いとなると悩みます。ただ2月まで待つより早く入手して活用する方が大事ですから、多分T-7000買うと思います。

>SEIKOファンさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月14日(金)11時00分38秒

>リーダーズ英和だと、候補となる単語は1語も表示されません。
>ところがCODの場合は、候補となる単語に"breakfast"が表示されます。
>スペル機能自体はコンテンツに依存しない、プログラム上の機能なはずで、"BLEKFAST"
>と入力されれば、適当にスペルを変化させながら、リーダーズやCODの登録単語データ
>ベースから一致したものを表示するものだと思っていましたので、"breakfast"のような、
>どちらの辞書にも載っているような単語でしたら、どちらの辞書でも候補として表示され
>るべきだと思いました。

このあたりは私もよく分かりませんが,たしかにSR-T5000やT6500などでは,大規模英和よりはOALD,COBUILDでスペルチェックをかけた方が(その単語が学習英英に載っているのであれば)精度が高いのは事実です。スペルチェックの仕組みは私もよく分かりませんが,学習英英でも,大辞典級の英和でも,収録語数が全く違うわりにスペルチェックの時間はそれほど差がありませんので,各辞書のデータを全部見るというのではなく,何らかの方法で検索範囲を絞っているような気がします。大規模英和の場合,語数が多いので,このプロセスで正しい修正候補が抜ける可能性は高くなります。

一見,スペルチェックの対象データベースが大きい方が精度が高いと思いますが,そうでもなさそうなので,スペルチェックをかけるときはまず語数の少ない辞書からやってみるほうがいいと思います。

>NGさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月14日(金)10時53分42秒

LM-6000という機種で試してみたら,sharshiとsril, picies以外は直してくれました。6例中3例しかヒットしないという結果からは,大したことない,と感じるかもしれませんが,国内製品はメーカー問わず,ほぼ全滅です(piciesは一部機種でOK)。日本産の電子辞書が,日本人のスペルミスを拾えないのに,海外メーカーの電子辞書がたとえ半分でも直してくれるというのもなんだかなぁという気はしますが(^^;;

>chassis ← shashi, sharshi
>bureau ← beaurau, beauro
>thrill ← sril
>Pisces ← picies

このあたりは,教員とメーカーさんとが産学協同で科研費でもとってじっくり取り組めば,日本人の誤スペル傾向にあわせたスペルチェックエンジンを開発できると思いますが,前述のようにスペルチェックのニーズがそれほど高くない現状では難しいのかもしれません。

#ついでですが,国内機種のスペルチェック機能は,タイプミスによる誤スペルには非常に弱いです。sttayとか,llistのようにうっかりキーを二度押ししたり,キー入力が飛んでしまったようなケースではまず直してくれません。ワープロソフトのスペルチェックも同じような感じですが,OCRで読み込んだものの読み間違い(iをlと認識したりとか)だと精度が落ちますね。スペリングの覚え間違いならインクリメンタルサーチである程度代用できますので,今後のスペルチェック機能は,むしろタイプミスを確実に直すようなものに特化するのも一つの手かもしれません。パワーユーザの方が素早くタイプしてキーが飛んでも,クリアして入れ直すよりも早くスペルチェックで直してくれるのなら,非常に便利だと思います。

>青犬さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月14日(金)10時25分42秒

>巻末のフルカラー図版はたった8ページしかなく、Housing, Car,Bicycle, Tools,
> Kitchen Utensils, Fruit, Vegitablesに関する名前だけです。LDOCEの図版に比
>べると本当に付け足しのような感じです。

COBUILDのスタンスとしては,カラー図版に労力をかけるよりも,世界最大級のコーパスにより,用例や語義にこだわることが優先されるのかもしれませんね。競合辞書とのバランスをとるための営業上の事情なのかもしれません。

>また、単語の頻出度の分類が5段階から3段階に減らされています。3thで5段階のレベル
>1に分類されている単語は(brittle, pertinent, variant, wade、など)自分の読む論
>文に出てくる機会が多く、覚えなくてはという気になりましたが、4thではいずれも無印に
>なってしまいました。

これは評価の分かれるところだと思います。3版で5段階だったのが4版で3段階になったということは,3版でダイヤモンド1つ,2つだったものが無印になったということかもしれません。COBUILDの場合,ダイヤモンドが1つの単語だけで8100語ぐらいあるそうなので,1つから5つまですべて合計すると14600語ぐらいになり,この規模の学習辞書としては重要語に位置づけられる単語がちょっと多すぎますから,カットしたのかもしれません。旧版のダイヤモンドが3つ以上の語だけなら3500語弱なので,LDOCEやMEDの頻度表示とほぼ同じぐらいで,学習者にはちょうどいいと思います。

Cobuild 4th 届きました。 投稿者:青犬  投稿日:11月14日(金)05時34分38秒

e-learn-aid.comでCobuid 4thを購入し、本日届きました。
冊子体は初めて購入しましたが、2色刷りは見やすいですね。
巻末のフルカラー図版はたった8ページしかなく、Housing, Car,Bicycle, Tools, Kitchen Utensils, Fruit, Vegitablesに関する名前だけです。LDOCEの図版に比べると本当に付け足しのような感じです。

付属のCD-ROMですが、
Sekky先生ご指摘の、「用例に付記されている文型表記がカットされている」という問題点が解決されています。私が期待していた発音記号はカットされたままでした。残念。ただし、音声が今までは各語義毎についていたのが、今回は見出しの下の一箇所にまとめられています。同じ単語でも品詞によって発音が変わる場合は、「The verb is pronounced ~. The noun is pronouced ~.」のように書かれています。
また、単語の頻出度の分類が5段階から3段階に減らされています。3thで5段階のレベル1に分類されている単語は(brittle, pertinent, variant, wade、など)自分の読む論文に出てくる機会が多く、覚えなくてはという気になりましたが、4thではいずれも無印になってしまいました。

スペルチェック 投稿者:NG  投稿日:11月14日(金)00時09分33秒

私の愛機は堂々BタイプのセイコーSR9700。とても使いやすくて気に入っています。スペルチェックは、たまにですが助けられています。SEIKOファンさんのSR-T6800とは違い、英和はG3の1つだけなのであまり参考になりませんが、blekfastからbreakfastを検索できました。

そのSR9700のスペルチェックでも、単語を見つけられないことがあります。例えば、以下の左端の単語の綴りを忘れたとき、右に書いたような入力にスペルチェックをかけて探したいのですが、SR9700では見つけられません。

 chassis ← shashi, sharshi
 bureau ← beaurau, beauro
 thrill ← sril
 Pisces ← picies

MS Word 2000のスペルチェックでもこれらは駄目でした。

評判の高いフランクリンは、これらも検索できるのでしょうか?

>スペルチェック 投稿者:SEIKOファン  投稿日:11月13日(木)22時58分10秒

Sekkyさん:
>スペルチェック機能なら,blekfastと入れてbreakfastが検索できるなど,
>使い慣れればスペリングの怪しい単語も迅速に検索できますので…

SEIKOのSR-T6800を使っています。SR-T6800にはリーダーズ英和とCODが搭載されています。
Sekkyさんが例に挙げられた単語 "BLEKFAST" を入力して "スペル"キーを押したところ、
リーダーズ英和とCODで結果が違いました。
リーダーズ英和だと、候補となる単語は1語も表示されません。
ところがCODの場合は、候補となる単語に"breakfast"が表示されます。
スペル機能自体はコンテンツに依存しない、プログラム上の機能なはずで、"BLEKFAST"と入力されれば、適当にスペルを変化させながら、リーダーズやCODの登録単語データベースから一致したものを表示するものだと思っていましたので、"breakfast"のような、どちらの辞書にも載っているような単語でしたら、どちらの辞書でも候補として表示されるべきだと思いました。
 それともコンテンツ毎にスペル機能のアルゴリズムを変えているのでしょうか。

スペルチェック 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月13日(木)22時00分02秒

>Aタイプ(Franklin):
>Bタイプ(セイコー,キヤノン,ソニー)
Aタイプにインクリメンタルサーチを合わせると,普通はBタイプのようになるのでは?
というより,おそらくはFranklinにインクリメンタルサーチがないからこそ,そういう設計になっているんでしょう.(ひょっとしてネイティブ向け?とすればインターフェース部の設計が異なるのは当然.)

もちろん,セイコーのようなタイプでもエンターキーを押すと強制的にスペルチェックをかけることも可能ですが,なんせ言うまでもなくスペルチェックは重い処理ですからね.インクリメンタルサーチで目的の語を既に見つけてる時には鬱陶しいだけだし,消費電力の問題もある.ユーザーに主導権がある設計をするならば自ずとBタイプの様になるでしょう.少なくとも,私の経験ではインクリメンタルサーチだけで目的の語が見つかる場合が多く,スペルチェックを使うのは数十語に一語程度で,選択できる方が早いのは確かです.

PW-C6000 投稿者:ワリコミ  投稿日:11月13日(木)20時06分00秒

<シャープさんのPW-C6000ではSDカードを通して,テキストファイルや画像ファイルをとりこむことができます。>

Sekkyさん、ご教示ありがとうございます!

過去ログでうまく探せず、ないのかなと思っておりました。

さっそく、Gutenberg(http://www.ibiblio.org/gutenberg/find.shtml)からダウンロードしたテキストファイルをSDカードにコピーし、近くのショップに行ってきました。

店員さんは、カタログにそういう機能は記載がないと、難色を示しましたが、強引に頼み込み、電源を切ってカードをセットし、電源を入れてみました。

・[カード]ボタンを押すと、カード内のフォルダやファイル名が一覧表示されました。
・カーソルでファイルを選択し、[決定]を押すと、確かにテキスト文が表示されます。
・[Sジャンプ]を押すと、単語単位のカーソルが表示。
・ドキドキしながら[英和]を押すと、何と定義が表示されるではありませんか。[英英]や[例文・解説]も問題なく表示出来ますし、表示動作もキビキビです。

店員さんが思わず「オーッ」と声を上げ「一体どうやったんですか」とびっくりしていましたが、私も「これでGutenbergの数千のコンテンツをトイレでも読めるのか」と背中がぞくぞくするほど感動しました。
こんな感動は、昔NEC製Carry WordでCP/M版dBASEUを動かして以来かなあ。(古すぎ?)

でも、大変残念なことがあります。
・英和辞書が「ジーニアス3版」しかないこと
・SDカードから、本体にはファイル転送出来ないこと
・したがって、SDカード辞書が新たに出ても同時使用することができないことです。

店員さんの協力で、PW-A8700や、カシオのCP500等でも試してみましたが、Sekkyさんのご指摘の通り、やはりそちらでは不可能で、店員さんが私以上に残念がっていました。

ということで、購入するかどうか、悩みに悩んでいるところです。

ありがとうございました 投稿者:ヒデ  投稿日:11月13日(木)19時54分59秒

Sekky様、早速のアドバイスをどうもありがとうございました。
 そうですか、キャノンではそういう方式なのですね。セイコーがあのコンテンツで同じ機能を搭載してくれれば言うことないのですが。。。
 「ジャンプ先が履歴に……」という点は、電車のなかで本を読みたくないとき、電子辞書の履歴をぼけっと眺めて、ついこの間引いたばかりの単語を忘れていることにショックをうけつつ記憶への定着を図る、という習慣を持っている私には必須の機能なので、これが搭載されていないのはやはり物足りないです。

>ヒデさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月13日(木)16時15分53秒

> 確かに訳語だけをさっとチェックしたいときもありますので、できれば「例文も含めて
>ずら〜っと説明が(紙の辞書のように)表示されるモード」と「訳語だけが並んで、例文
>はボタンで別に見るモード」を切り替えられればよいなと思っています。
> 私が現在持っている機種には、こうした機能はついていないようなのですが、そのよう
>な機種はどこかから出ているのでしょうか。

キヤノンさんの機種がまさにこの操作系を採用しています。デフォルトでは用例はアイコン化されているので,例文キーで表示させますが,例文キーを押すと,他機種のように別画面,別ウィンドウで例文が表示されるのではなく,紙の辞書のように訳語の下に用例が一緒に出ます。もう一度例文キーを押すと解除され,例文は折りたたまれます。ただ,キヤノンさんの機種は,ジャンプ先の単語は履歴に残りません(IDF-4500でしか確認できないので,最近の新製品は分かりませんが)。

>アサディーさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月13日(木)16時10分40秒

>セイコーは、SDカードか何かで時事的なコンテンツなどをトッピングできるようにすれば
>最高なのですが。着脱動作部を設けることは、データの読み込み速度の課題と、さらに修理
>の確率が増すので避けているのでは、という気もします。

コンテンツ追加型の機種は,メーカーさんも様子見なのかもしれませんね。ここでも,コンテンツを自由に選べる電子辞書に関してはよく話題になりますが,現行の機種はコンテンツを選べる電子辞書というよりは,コンテンツを後から追加できるものなので,自由にコンテンツを選べる機種を望む人のニーズとはちょっと違う気がします。XD-CP500にしても,カシオさんのハイエンドの機種であるのに,これを持っている人は私の周囲にもいません。CP500が出た後でも,XD-V9000を買う人はけっこういるのですが…。持っている人も,その中で追加のコンテンツCDを買い,インストールする人はどれぐらいいるのか,という気はします。現代用語の基礎知識にせよ,マイペディアにせよ,独仏両方を1台で検索できることにせよ,コンテンツ自体は魅力的なものが多いのに,むしろV6300のような非追加型で多コンテンツを入れた機種のほうが人気があるようです。

PW-Aシリーズはけっこう売れているようですが,それでもコンテンツカードを買う人は限られるのではないでしょうか。量販店さんによっては,PW-Cシリーズ用のカードと勘違いして,コンテンツカードはインターネットからのオンライン販売のみだとかいう人もいるくらいです。他サイトなどでも,コンテンツカードの遅さに関してはよく言われていますが,これは必ずしもカードを使っている人だけでなく,受け売りによる情報流布もかなり入っているのではないでしょうか。カードを使っている人なら,遅さに加え,しおり機能がカードコンテンツにないとか,カードコンテンツ内のジャンプが1階層しかできないとかいうことも不便に感じる人が多いでしょうが,こちらはそれほど一般にはいわれていないようですから。

XD-CPシリーズの追加コンテンツはそれほど遅くないので,なぜPW-Aシリーズのカードがこれだけ遅いのかよく分かりませんが(SDカードの特性によるものなのか,コンテンツの圧縮率が高すぎて伸張の際にもたつくのか…?),セイコーさんのスタンスからすれば,機能を搭載する以上は操作性にもこだわるでしょうから,内蔵コンテンツなみの快適さでカードが使えないのなら載せない,という選択なのかもしれません。

電子辞書の表示方法について 投稿者:ヒデ  投稿日:11月13日(木)14時25分35秒

Sekky様、皆様、こちらではいつも有意義な情報を入手でき、ありがたく思っております。
私はカシオのV9000とソニーの旧機種DD-IC200を使用しております。カシオのほうはキビキビした動作が気に入って購入したのですが、ジャンプ先が履歴に登録されないという意外な機能に失望し、セイコーのT7000かM6000に買い換えようかと迷っております。ソニーの動作はスローモーですが、プログレッシブ搭載機であることもあり、壊れるまで使おうという愛着を持っております(その他、PCではランダムハウスとG大、コウビルド、LDCEも活用しています。)
 さて、ソニーの小型機で、訳語も例文もずらずら〜っと表示されるのは不評だったようですが、私は検索後の説明をのんびり全部読むことが多く、また電車のなかではいちいち例文ボタンを押さなくても、説明をすべて読むことができるので、便利に思っていました。
 確かに訳語だけをさっとチェックしたいときもありますので、できれば「例文も含めてずら〜っと説明が(紙の辞書のように)表示されるモード」と「訳語だけが並んで、例文はボタンで別に見るモード」を切り替えられればよいなと思っています。
 私が現在持っている機種には、こうした機能はついていないようなのですが、そのような機種はどこかから出ているのでしょうか。もしないのなら、メーカーさんにはぜひ搭載を要望したい機能です。

>POOHさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月13日(木)10時31分54秒

>大学の英文科所属で、英語系の辞書にこだわりすぎてなかなか決められません。シャープ
>のPW-A8700か、セイコーのT-7000か、それとも次が出るまで待つか。シャープの魅力は、
>なんと言っても使いやすさ。早見機能!!

大学生協のある大学でしたら,急ぐのでなければ,毎年新入生を対象にした機種が出ますので,そちらも検討してみてもいいかもしれません。A8700とT7000のどちらを選ぶかは難しいところだと思います。T7000にはA8700にはないコンテンツ(TOEIC関係,COD,日本語類語,カタカナ語など)もありますので,これらが魅力でしたら,多少高価でもT7000をおすすめします。CODは英文科とはいっても,それほど必要性を感じないかもしれませんが,T7000の日本語類語は(冊子体を使っていますが)英語の訳もついていますので,英文科の方でも(翻訳の授業などで)意外と使えると思います。

>セイコーはキーボードの反応が鈍いとよく聞きます。オーダーメイドしてもらえると
>いいんですが。。

キーボードの反応というのが,キーを押してから表示されるまでのもたつきということでしたら,A8700でもリーダーズやG大のような大規模コンテンツだと少なからずあります。これに関しては昨年SR-T6500が出たときによく話題になりましたが,A8700でもキーを押してから表示されるまでワンクッションあります。このあたりの感覚は個人差もありますので,T7000が出た時点で実機を確認してみてください。

あるいは,キーを押しても押されないことがあるということなのでしょうか? これもSR-T6500でよく言われましたが,T7000は今までのSR-Tシリーズと同一筐体ではないようなので,改善されているかもしれません。これも実機を確認してみてください。

>カタカナ語は絶対ほしい。

カタカナ語辞典は,英語の勉強というよりも,新聞を読んでいたり,他科目の授業を受けているときにけっこう役立ちます。A8700も主要コンテンツはT7000に匹敵しているのですが,CODや日本語類語はともかく,カタカナ語辞典がないというのはハンデになるかもしれません。

>アサディーさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月13日(木)10時20分14秒

>SR-T7000の発売が、少し遅れそうな回答がセイコーさんからきました。いやー、注文者
>としては早く入手したいものですー。でも、生産現地ってどこでしょう...

セイコーさんの機種は裏面にも書いてあるように中国で生産していますね。T7000はネット通販のサイトなどでも発売日がまだ特定されていないので,多少ずれ込むかもしれませんね。ユーザにとっては発売予定日が当初より遅れる(もっとも,11月中旬発売予定なので,11月20日までなら遅れにはならないのでしょうが(^^;;)のはおもしろくないと思いますが,発売予定時期に無理に間に合わせて発売したために後々品質面で不具合が出てくるということが万一起こるよりは,多少遅れても時間をかけてチェックして,ベストのものを提供してくださったほうがありがたいです(^^)

ちなみに,M5000は,ヨドバシドットコムなどでは11/10が販売開始とありますが,店頭にはまだ出ていないようですね。今週末ぐらいでしょうか。

スペルチェックに関して 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月13日(木)09時57分52秒

スペルチェックの必要性に関しては様々な見解があると思います。昔の機種では,訳キーを押すまで入力したスペリングの正誤が分かりませんでしたが,インクリメンタルサーチが標準機能のようになった今では,1文字入力する都度,スペリングが正しいかどうかが視覚的に分かるようになりましたので,スペルチェックは必要ない,という方もいらっしゃるでしょう。

Franklinの電子辞書は,現行の最新機種でさえインクリメンタルサーチを搭載していないので,スペルチェックの需要も高く,それがスペルチェックエンジンのレベルの高さにもつながっているのかもしれません。Franklinのスペリングチェッカーは,第一号機が1986年に出ています。当時は,DOSパソコンが普及しかけていた頃なので,英文ワープロソフトやハイエンドの英文タイプライターには,スペルチェックは備わっていたとはいえ,今のWordのようにバックグラウンドでチェックを行うようなものではありませんでしたので,以下のリンクにあるような単体のスペリングチェッカーの需要もあったのだと思います。

たしかにスペルチェックの存在さえ知らないユーザが多いのは事実ですが,学生層を対象に私が調べたところでは,スペルチェックの使い方を明示的に教えることで,以後使用率がかなり上がるというデータもあります。インクリメンタルサーチだと,語末のほうのスペリングを間違えた場合にはいいのですが,語頭のほうのスペリングを間違えると検索できません。スペルチェック機能なら,blekfastと入れてbreakfastが検索できるなど,使い慣れればスペリングの怪しい単語も迅速に検索できますので,インクリメンタルサーチと併用することで有効に使えるのではないかと思います。

もっとも,いろいろなところで書いていますが,現行機種のスペルチェックはメーカーによって操作性が大きく違うのは問題だと思います。以下にその例をあげます。ベストな操作系としては,ユーザサイドがスペリングの正誤を意識しなくてもよいAタイプでしょう。スペリングが正しくても,自信がなくても,誤っていることが分かっていても,とにかくENTERを押すだけで,あとは電子辞書側が判断してくれます。ただし,操作系の都合上,インクリメンタルサーチとの共存はできません。Bタイプは,インクリメンタルサーチとスペルチェックを共存させるには最適な操作系だと思います。インクリメンタルサーチで絞り込んでいって,求める単語が出てこない→スペル間違いの可能性あり! とユーザが判断した時点でスペルキーを押せば,修正候補を出してくれます。B'タイプは,絞り込んで候補がなくなった時点ではじめて「該当語なし→スペルチェックへ」が出るので,短い単語のスペルミスだとうまくいきません。Cタイプは,スペリングの正誤を,入力する前にユーザが認識している必要があり,ちょっと使いにくい操作系だと思います。

Aタイプ(Franklin):「スペルチェックモード」自体が存在しない。単語を入れ,ENTERキーを押すだけ。入力語が正しければ語義を表示し,誤っていれば自動的にスペルチェックがかかり,修正候補を表示。

Bタイプ(セイコー,キヤノン,ソニー):「スペルチェックモード」自体が存在しない。入力語が誤っていてもその旨表示されないが,「スペル」キーを押すことでスペルチェックを実行

B'タイプ(シャープ):Bタイプに似ているが,スペルチェックモードは存在。入力語が誤っている場合,「該当語なし→スペルチェックへ」を選ぶとスペルチェックモードに切り替わるので,さらに検索キーを押すことでスペルチェックを実行。最初からスペルチェックモードで検索することもできる。

Cタイプ(カシオ):通常モードとスペルチェックモードが厳密に区別される。通常モードでスペリングが誤っていた場合,一旦クリアしてスペルチェックモードの入力ボックスに入れ直す必要あり。

http://www.pnylab.com/pny/products/spellers/main.html


掲示板ご利用の方へ 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月13日(木)09時19分22秒

いつも拙掲示板をごらんいただき,ありがとうございます。

サイヤさんもご指摘のように,多少「無礼」な内容であっても,それが(私含め)特定個人を攻撃したりするものでなければ,私個人としては大歓迎です。たとえ特定機種を名指しした手厳しい批判,指摘であっても,それがメーカーさんへの誹謗中傷でない限りは,目くじらを立てるつもりはありません。また,メーカーさんにとっても,有益な情報になるかと思います。1人の発言は小さなものでも,それが今後の電子辞書をよくするために少なからず大きな影響を与えると思いますから。

しかしながら,相手の方がメアドを開示して反論なさっているのに,ご自身は連絡先等を出さないで,こういう不特定多数の方がごらんになる場所で反論を重ねる行為はアンフェアであり,その意図の有無にかかわらず,掲示板荒らしとみなされても仕方ありませんし,管理者である私としても容認いたしません。

何回も申し上げておりますが,拙掲示板は電子辞書をはじめ,その関連分野(辞書全般に関してなど)のディスカッションをする場です。反論自体は非常に有益かと思いますが,それに対して不快であるという方が複数いらっしゃる以上,今後は連絡のとれるメアド等を明記し,責任を明確にしていただくなり,別の場所で続けていただくなりしていただければ幸いですm(..)m 今後,このような書き込みは断りなく削除いたします。

(無題) 投稿者:阿倍野  投稿日:11月13日(木)09時10分00秒

『無礼』という言葉は本人が誇りを持っていても、時に相手を不快にさせる場合もあります。お二方も、某巨大掲示板とはレスの質が違うのですから、真摯に…ではなく穏やかに議論されたらいかがでしょう。議論で喝破してもされても気分がいいはずはありませんから…。

無題 投稿者:duyo  投稿日:11月13日(木)02時11分21秒

いつも有益な情報をありがとうございます。丹念に読ませていただいております。確かに、議論を意義あるものにするためには『事実』と『価値判断』は明確に区別して書くべきだと思います。

いかがでしょうか。

(無題) 投稿者:サイヤ  投稿日:11月13日(木)01時32分10秒

わかっていらっしゃらないようですね。
切磋琢磨していく無礼者は大いに歓迎です。
でも他人を不愉快にする無礼者はお断りなんですよ、こういう場では。

「無礼」の定義 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月13日(木)01時09分07秒

「Franklin 社に対して,またスペルチェックという機能に意義を感じている人に対して無礼だと思いました。」
なるほどね.いやー,甘い甘い.そして実に馬鹿らしい.

「無礼」という単語をそう定義するのならば,やはり私は「無礼者」だし,そして「無礼者」であることを誇りに思います.常に最良のものを求めて切磋琢磨していくからこそ,技術は進歩するし産業は発展する.その努力を「無礼者」と呼びたければどうぞお好きなように.

(無題) 投稿者:barlight  投稿日:11月13日(木)00時43分47秒

Franklin 社に対して,またスペルチェックという機能に意義を感じている人に対して無礼だと思いました。「そんな無意味なことを一生懸命やって」「そんな無意味なことをありがたがって」という気分を感じたのです。

それに一つ前の書き込みで「事実」として挙げたもののうち少なくとも2つは価値判断であって「事実」じゃないと思うのですが。

これ以上ここを荒らすのは忍びないので,反論したければ下記にコメントしてください。
メールアドレスも記入してありますのでよろしく。

http://slashdot.jp/journal.pl?op=display&uid=14665


無礼? 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月13日(木)00時24分16秒

「相変わらず無礼な書き込みですね。」
何が無礼なのか,さっぱり分かりませんでしたが...

まさかとは思いますが,ひょっとして,誰かさんの意見の間違いを指摘することをさして「無礼」と言ってるのでしょうか?

「無礼」という単語をそう定義するのであれば,その通り.私は「無礼」な人間です.私が守るべきものは事実や真理であって,自分や相手のメンツじゃない.相手が間違っていると思えばその相手(理想としてはその「相手」に「自分」をも含めて,)が誰であろうと間違っていると指摘することを良しとします.これを「無礼」と呼ぶのであれば私は「無礼」きわまりない人間です.むしろ「無礼」であることを誇りとするでしょう.

自慢? 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月13日(木)00時08分48秒

「スペルチェックの話にかこつけて自慢してるみたいで」
自慢って,「何を」です?少なくとも,この文章においては何も自慢してはいませんが.

「「インクリメンタルサーチさえちゃんと備わっていればスペルチェック機能は不要だと思う」とか」
私はそのような主張はしておりませんので.
・スペルチェックは静的に処理するのはともかく動的に処理するのは無理がある.事実.
・私にとってはスペルチェックよりキーボード+インクリメンタルサーチが重要である.事実.
・スペルチェックはさほどあてにならない技術である.事実.

(無題) 投稿者:barlight  投稿日:11月12日(水)23時07分02秒

量産型バグさん
スペルチェックの話にかこつけて自慢してるみたいで相変わらず無礼な書き込みですね。
「インクリメンタルサーチさえちゃんと備わっていればスペルチェック機能は不要だと思う」とか,ニュートラルな書き方もできるでしょうに。

スペルチェック 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月12日(水)21時07分16秒

「なぜFranklin社のスペルチェックを搭載できないのでしょうか?」
そのFranklin社が何かもそのスペルチェックがどう違うのかも知りませんが,理由なんていくらでもあるのでは.

単語数が多過ぎて候補を絞り込むのが困難.インクリメンタルサーチとの相性が悪い.メモリ消費が多すぎる.計算時間がかかりすぎる,消費電力が増える.一応ソフトウエア特許が成立していて,高額なライセンスを要求されるなど.

なんにせよ,スペルチェックなんてのは静的に処理するには良いですが,動的に処理するのは無茶な代物でしょう.私の場合はキーボード+インクリメンタルサーチの方が重要です.どうせスペルチェックなんてさほど当てにならない代物ですから.

セイコー製品の反応 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月12日(水)20時53分30秒

SR9700なんでなんとも言えませんが.

少なくとも私の場合は,単語を入力してから実際に表示されるまでにコンマ2秒かそこらのタイムラグは生じます.しかし他社製品の場合では単語を入力するだけでそれ以上の時間がかかるので,別段気にしてません.どうせ私のキー入力の速度に多少なりとも付いてこれるキーボードを備えてるのはセイコー製品だけですから.

この辺はWindowsのGUIでも同じです.Windowsはむちゃくちゃ反応が鈍い.私がキーボードで入力する速度についてこれないので,いつも手加減を加える必要があります.でも大半の人はマウスで入力するんですよね.マウスだとキー入力の数分の一しかスピードが出ないので,Windowsの鈍さがあまり気にならないらしいです.

セイコーの反応 投稿者:アサディー  投稿日:11月12日(水)20時21分02秒

今セイコーの6500を使っていますが、別段反応が鈍いという印象は持ったことがありません。今度の7000あたりは、反応がさらに鋭くなっているかも知れません。セイコーは、SDカードか何かで時事的なコンテンツなどをトッピングできるようにすれば最高なのですが。着脱動作部を設けることは、データの読み込み速度の課題と、さらに修理の確率が増すので避けているのでは、という気もします。

優柔不断 投稿者:POOH  投稿日:11月12日(水)12時45分57秒

電子辞書を買い換えようと思いながら一年が過ぎてしまいました。現在はシャープのPW-8100を愛用しています。大学の英文科所属で、英語系の辞書にこだわりすぎてなかなか決められません。シャープのPW-A8700か、セイコーのT-7000か、それとも次が出るまで待つか。シャープの魅力は、なんと言っても使いやすさ。早見機能!!セイコーはキーボードの反応が鈍いとよく聞きます。オーダーメイドしてもらえるといいんですが。。カタカナ語は絶対ほしい。どうすればいいのやら。

SEIKO SR-T7000の発売日 投稿者:アサディー  投稿日:11月12日(水)12時42分49秒

SR-T7000の発売が、少し遅れそうな回答がセイコーさんからきました。いやー、注文者としては早く入手したいものですー。でも、生産現地ってどこでしょう...   回答:「弊社製品のSR-T7000は、11月中旬に発売の予定ですが、生産現地での諸般の事情などにより少々予定にずれがあり、現在発売に向けて鋭意準備を進めております。今しばらくお待ちを頂きますようお願い申し上げます。」とのことでした。うーん...16日には間に合わないのかも。

>かっこわらいさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月12日(水)10時20分10秒

>私も常々思っていたのですが、電子辞書へ転送できる機能あればいいですね。それも無線で。

無線というのは赤外線通信とか,Bluetoothのような規格でしょうか? PDAに取り込んだ文書を電子辞書に転送するのならこれがベストだと思いますが,テキストビューアとして電子辞書を使う場合,デスクトップパソコンと連携できると便利(出張先のパソコンで,海外からのメールや書類を電子辞書に転送し,帰りの機内で見るとか)ですので,汎用性の高いストレージカードのほうが無難かもしれませんね。

読みとり方法ですが,テキストファイルであれば,スキャナなどを使わなくてもそのまま電子辞書に転送すれば問題ないと思います。音声認識など,方法はいろいろあると思いますが,電子辞書の場合は単語単位ですから,普通にキーボードで打つか,読み込んだテキストファイルからの辞書へのジャンプ操作で十分対応できると思います。Quicktionaryの発想は斬新ですが,フルコンテンツのG3搭載機があってもあまりメジャーにならないことからも,スキャナで読みとるのは単語入力程度ならキーボードよりも有利だとは必ずしも言えないのかもしれません。

あくまでも私の想像ですが,かっこわらいさんのご提案は,現行の電子辞書というより,(簡易)翻訳機能を内蔵した次世代の電子辞書で重視されてくるのかもしれません。文レベルの翻訳機能を備える以上,入力デバイスがキーボードだけというのは心許ないでしょうから,PCからの長文の取り込みとか,Quicktionaryのように英語メディアからスキャナでじかにとりこむとかできるようにする必要がありますね。今の電子辞書ブームも,一般に普及すれば沈静化するでしょうから,次のトレンドは翻訳機能かもしれません。PCの翻訳ソフトが非常に進化していますから,これのサブセット版でかまわないので電子辞書に搭載されれば,ヒット商品になるのではないでしょうか。学校現場(教員)からのブーイングは相当大きいと思いますが(^^;;

>スペルチェック精度(速度?)と語尾変化の対応だと思います。以前も話題になっていた
>かもしれませんが、なぜFranklin社のスペルチェックを搭載できないのでしょうか?

特許の問題と,それに絡むコストかもしれませんね。Franklinのスペルチェックの優秀さは,おそらくメーカーさんの開発者の方なら異論はないと思いますが,コストをかけてライセンスを受け,国内機種に搭載して,それを一般ユーザがどれぐらい評価するかということを考えると,消極的になってしまうのでしょう。11月10日(月)16時03分44秒の投票結果をごらんになると分かりますが,拙サイトの投票結果は,私が一般ユーザを対象に実施した同じような調査とかなり違っています(一般ユーザでは「通常検索以外の機能はほとんど使わない」がジャンプ機能と同等か,それ以上の数になります)。言いかえれば,電子辞書のパワーユーザが比較的投票者に多いということなのですが,それでもスペルチェックの使用度は非常に低いです。メーカーさんも,ユーザがよく使う機能に重点を置くでしょうから,日本語ジャンプや例文検索という,技術的にもかなり手間のかかることでも短期間で標準機能のように普及してしまう機能がある一方で,スペルチェックはいまだにその出来不出来がメーカーさんによってバラバラなのかもしれません。

>法外な値段を要求されるのであればメーカー各社さんが共同で出資するなんてのは難しい
>のでしょうか?

セイコー,キヤノンなど,比較的スペルチェックの賢いメーカーさんは,スペルチェックに関してもそれなりの研究はされているはずですし,業界トップといってもいいFranklinのスペルチェックエンジンも意識されてはいるでしょうが,一方でスペルチェックにそれほどこだわらないメーカーさんもあるでしょうから,各社のコンセンサスをえるのは厳しいかもしれませんね。

>ワリコミさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月12日(水)09時47分53秒

>一つ、これさえあればと思うのは、「インターネットやスキャナで作成したテキストファ
>イルを、なんとか、電子辞書に、転送出来る機能はないものか」ということです。

現物がないので詳細は分かりませんが,シャープさんのPW-C6000ではSDカードを通して,テキストファイルや画像ファイルをとりこむことができます。また,ザウルス文庫などの電子書籍も読み込めます。読み込んだファイルから辞書へのジャンプもできるようです。ただ,同じSDカードスロットつきの機種でも,最近のPW-Aシリーズはできません。PW-Aシリーズの場合,専用のコンテンツカードのみの対応です。

>たしかにB5ノートPCを常に持ち歩いてはいるのですが……、不便ですよね。

C6000はカラー液晶搭載機なので,IC辞書の中では大きめですが,B5ノートよりははるかに持ち運びしやすいですね。ただ,電池寿命が12時間しかなく,それも充電池ではなくアルカリ電池なので,電子辞書という点では使いにくいかもしれません。

>サイヤさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月12日(水)09時39分43秒

>このハイパーリンク機能、なぜかシャープさんにはまだ搭載されませんね。

勘ぐりですが,シャープさんはかなり前から全辞書検索を搭載しているので,スペリングを入れた状態(訳キーを押す前)で別の辞書キーを押しても,入力ボックスの内容が引き継がれる機能(これがセイコーさんなどが言うハイパーリンク機能)は必要ない(全辞書検索があるから)という判断なのでしょうか…? 同じく全辞書検索のあるソニーさんの最近の機種でも同じですね。逆に,セイコーさんの場合,ハイパーリンク機能が先にあるので,全辞書検索が搭載されないのかもしれません。面白いことに,この2つの機能は相補的なもののようで,全辞書検索の機能(メーカーさんによって呼び方は違いますが)があるメーカー(シャープ,キヤノン,ソニー)の機種は,ハイパーリンク機能がありません。つまり,単語を入れて,訳キーを押す前に別の辞書に切り替えると,入力ボックスはクリアされます。逆に,全辞書検索のないセイコー,カシオの機種は,モードを変えても入力ボックスの内容はそのまま引き継がれます。もちろん,英語系辞書→日本語系辞書(またはその逆)に切り替えれば引き継がれません。

ちょっと夢を見ました 投稿者:かっこわらい  投稿日:11月12日(水)04時26分39秒

ワリコミさんもおっしゃったように
私も常々思っていたのですが、電子辞書へ転送できる機能あればいいですね。それも無線で。
素人考えでは、アルファベットといくつかの符号を一方向に送ればいいのですからそれほど難しくはないとも思えます。1mも飛べば十分ですし。もちろん消費電力は多少増えるでしょうけど、消しゴム程度の大きさの受信機(電池内蔵)をオプションとして本体外側に接続できるようにすればいけるのではないのでしょうか?

● もし実現したら...
次のような入力方法が考えられます。

・ ペン型の読み取り機
Quicktionaryのように文字をなぞる方法です。辞書機能は必要なく、文字認識機能と送信機能があればいいのですから結構小さくできるかもしれません。ジョグダイヤルの様な物で電子辞書の画面をスクロールできるといいですね。
あるいは、電子辞書本体に直接取り付けるようにできるのも(ちょっと使いにづらいかもしれませんが)ありかもしれませんね。

・ ケータイ型読み取り装置
カメラ付き携帯の様なもので、調べたい単語を画面に表示させながら文字を取り込むというのはどうでしょか。たとえば、調べたい文字を液晶画面にある長方形のマークに重ねてからボタンを押すという様なやり方です。
上記のペン型よりは文字認識しやすくなるのではないでしょうか?さらに、電子辞書へ送る前に文字修正とかもできるといいですね。

・ 音声認識内蔵のマイクロフォン
これは、少し大きな物になってしまうかも知れません。アルファベット(1音ずつ)による入力とズバリ発音による入力が考えられますね。綴りを覚えたり、発音練習に最適だと思います。

・ パソコンとの連携
パソコンからコピーした文字を送るのはもちろん、お気に入りのキーボードに専用の送信装置を付けて使うこともできるといいですね。

● さらに
各社さんがプロトコル(というのでしょか?)を統一してくだされば、一回の入力で複数の電子辞書が同時に引けるようになります。ちょっとおもしろいと思いますが、いかがでしょう。

● 文字認識の精度ですが
スピードが要求されるのであれば、読みとれなかった文字はワイルドカードとして送り、電子辞書でスペルチェックすればいいと思います。
このとき問題になるのは、スペルチェック精度(速度?)と語尾変化の対応だと思います。以前も話題になっていたかもしれませんが、なぜFranklin社のスペルチェックを搭載できないのでしょうか?たとえば『電子辞書の名門、Franklin社スペルチェックエンジンを搭載!』などとか銘打てばパブリシティーが効くと思うのですが(デジタルビデオのレンズのようなわけには行かないのでしょうか)。法外な値段を要求されるのであればメーカー各社さんが共同で出資するなんてのは難しいのでしょうか?

>サイヤ さん 投稿者:ワリコミ  投稿日:11月11日(火)16時32分11秒

サイヤ さん
早速のご指摘ありがとうございます。
やはりそうでしたか!

Sekkyさんの過去ログに
☆「>tyamaさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月29日(日)08時21分25秒
……これはジャンプキーを押して行うジャンプ機能ではなく,プレビューを出した状態で別のモードキーを押した場合(ハイパーリンク)でしょうか?」

という表現があったりして「ん?」と軽く疑問に思ったのですが、

☆「>morelさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 7月15日(月)12時59分32秒
……電子辞書には「辞書」という森羅万象の事物を定義した書物が何冊も入っているわけですから,これをブレインストーミングに利用しない手はありません。現在のような読み出し専用のツールにするのでなく,アイデアプロセッサのような機能をつけて簡単な文章も入力できるようにして,必要に応じて辞書コンテンツとハイパーリンクを張れるようにするのもいいかもしれません。」

というところでは、「ハイパーリンク」という語を一般的に使われているようでしたので、「うんうん、その通り!」と同意を感じて、通り過ごしていました。

Sekkyさん、早とちりで失礼いたしました。
一つの用語の使い方も、千差万別で一筋縄ではいかないようですね。
「ひまわり3」さんが悩まれたり、「M5000がほしい」さんが「新しい代用語を」とおっしゃることが理解出来ました。

ところで私は、根っからのパソコンユーザーで、こちらには本当に「ワリコミ」気分なのですが、最近電子辞書には、非常に興味を持っております。
「T7000、すごそうだな!欲しいな!」などと思っています。

でも、一つ、これさえあればと思うのは、「インターネットやスキャナで作成したテキストファイルを、なんとか、電子辞書に、転送出来る機能はないものか」ということです。

USBなり、せっかくあるSDメモリなどでテキストを転送し、膨大な電子辞書コンテンツを活用して、どこででもハイパーリンクでスピーディに読むことができたら、夢のように楽しめます。
もうその用途で、パソコンにへばりついている必要はなくなります。
もしそのような機種があったら、ぜひご教示願います。

たしかにB5ノートPCを常に持ち歩いてはいるのですが……、不便ですよね。

>ワリコミさん 投稿者:サイヤ  投稿日:11月11日(火)10時25分58秒

セイコーさんの機種などでのハイパーリンク機能というのは、例えば、英和モードである単語を入力してそのまま英英ボタンを押すと、その入力した文字が英英モードに引き継がれてわざわざ再入力する手間が省ける、というものです。Sekkyさんの過去ログでの言葉もこれをさしていると思います。

このハイパーリンク機能、なぜかシャープさんにはまだ搭載されませんね。

ハイパーリンク 投稿者:ワリコミ  投稿日:11月11日(火)04時00分40秒

Sekkyさん、量産型バグさん、解説ありがとうございます。

量産型バグさんの説明はスッキリしていますね。

<実装レベルでタグを使おうと使うまいと,同じ機能なら同じ名前を付けるものです.>
なるほど! それなら「ハイパーリンク」でよろしいわけですね。

メーカーの過去のニュースなどを見ると、
☆「『SEIKO電子辞書SR-T6800』の【機能】●ハイパーリンク機能●スーパージャンプ機能……」

☆「「SR-T7000」を発売します。同じジャンルの辞書を複数収録しているため、電子辞書の便利な検索機能であるスーパージャンプ、ハイパーリンクを活用して、語句のより最適な意味を簡単に引き比べながら調べることができ……ます。
■主な機能
1.ジャンプ先を自動選別する「スーパージャンプ機能」カーソルで指定した文字種別により日本語ジャンプと英語ジャンプを自動的に判別の上、調べたい辞書へジャンプできます。
……その他の機能として、ハイパーリンク機能……」

☆「シャープは,電子辞書の新製品「PW-9100」「PW-9000」……電子辞書では初めて「家庭の医学」を収録。……説明文中の言葉について,ハイパーリンクをジャンプするように辞書から辞書へと調べることができる「スーパージャンプ」機能……」

等のように、「スーパージャンプ」と「ハイパーリンク」を使い分けていますね。
●同一辞書内で、目的の語に飛んでいけるのは「ハイパーリンク」
●別辞書間で飛んでいけるのは「ジャンプ」あるいは「スーパージャンプ」
というニュアンスでしょうか。

でも、ハイパーカード(なつかしい!)や、ハイパーテキストの概念から見ると、同一文書や別文書に関わらず、連続的(芋づる式)に目的の項目に飛んでいける機能を「ハイパー」と呼んでいるわけですから、同一辞書内であれ、別辞書間であれ、これは「ハイパーリンク」と呼ぶのが、やはりいいように思えます。

Sekkyさんの過去ログでも、
●「SR-T5000とSR-9700 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月27日(金)13時08分25秒
★スーパージャンプで,「ダウンサイジング」を広辞苑で引き,そこからカタカナ語辞典の同じ見出し語にジャンプしたい場合の挙動:「◎」→区切り符号をはさんでも正しく切り出せるようになりました。
★ジーニアスの成句検索をした後で和英や広辞苑等の他辞書に切り替え,再度英和キーを押すと,(直前に使っていた)成句検索モードになる:「△」→他の辞書モードに切り替えると検索種類などがリセットされるようになりました。しかし,この副作用で,類語モードから英和等へ切り替え,英英・類語キーで元に戻ったときにもリセットされてしまい,英英モードになります。言いかえれば,英和と類語等の間でハイパーリンクができなくなったということです。」

●「過去ログ2002年7月前半 ……興味のある単語を引いてみて,そこからジャンプ機能で芋蔓式に関連語にどんどん飛んでいけば,とくに上級学習者の語彙力増強には絶大な効果があると思います。」

などのように、メーカーの言う「スーパージャンプ」、「ジャンプ」と一般的な「ハイパーリンク」をほぼ同一の意味で使われているように思われます。(間違っていたら失礼)

長くなってすみませんでした。
私自身、初めて、Bookshelfを使った時、「定義」というのが何のことかわかりませんでしたが、使ってみた時、「なにこれ、ハイパーカードじゃないの。それにしても便利だなあ」とハマリまくったものです。

メーカーも自社機種の特徴を少しでも差別化するために、様々な名称を付けますが、統一的にしてくれると助かりますね。

ありがとうございました。

キーボードの欠陥? 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月10日(月)21時52分50秒

「ハードに使用しているため、やはりスライド部の付け根が割れました。」
私の場合はハードに使うのは予定のうちだったので,スライド式キーボードは最初から対象外でした.残念なことに予想通りだったようですね.私の感覚からすると,セイコー製でもキーボードは軽すぎてオモチャみたいなものです.ましてやスライド式など論外でしょう.

「ハードに使用していること以外に、この固体自体の欠陥もあるのではと思っています。」
うーん.あのような子供だましのスライド式ギミックを採用していること自体が欠陥と言えば欠陥かもしれませんが,大抵の人にとっての電子辞書は単なる飾りなのであれも許されるのではないかと思います.「ヘビーユーザー向けの作りになっていない」というだけの事であって,それが即欠陥と呼べるかどうか.
#それこそ,世の中にはThinkpadのキーを叩き割る強者までいるわけですから...(^^;

例えば,普通の鞄に重い本をギッシリ詰めて毎日使ってれば,一年やそこらでベルトが切れたりしても不思議ではないですよね.だからと言ってそれが欠陥とは言い切れない.どこぞのブランド物のバッグなどでは素材も縫製も最高の物を使用して,そのような荒っぽい使い方をしても百年は使えるように作っているかも知れませんが,これはほとんどの人にはオーバースペックでしょう.むしろそのような利用はあくまで想定外の,「通常予想しうる利用方法」ではないと捉えられることの方が多いのではないでしょうか.実際にも,大量生産品の耐久性をどの程度にすべきかというのは,難しい問題だと思います.特に電子辞書などは,急速に進歩しているだけに,陳腐化する速度もすさまじいですから,10年使うかどうかさえ怪しいものです.

M6000とT7000 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月10日(月)21時20分11秒

「とっさのひとことの入ったM6000の方が、なんかいろいろコンテンツを考えられて作られた電子辞書に思えてきて、」この辺りは趣味の問題ですから,あなたが良いと思った辞書があなたに最適な辞書だと思います.他人にとって最適な辞書が,あなたにとって最適な辞書であるとは限りません.これこそ自己責任で自由に決めるべき物だと私は考えます.

「むしろT7000は他社を意識して作られた辞書のように思えてきたのです。」
これはどうでしょう.どんな製品でも他社を意識するのは当たり前のことです.それより私には,あれが私のリクエストに応えてくれた辞書のようにも思えます.(そんなはずはないだろうけど.)まあ,普通は英語中心に考えて作れば,だいたいああいう風になると思いますよ.

私はSR9700を購入した当初に,英和辞典に「学習英和と大英和,又は学習英和とリーダーズ+リーダーズプラス」,英語辞典(英英)に「OALD等の外国人学習者向けとCOD等のネイティブ向け」の他,和英,シソーラス,Activatorを搭載した辞書というリクエストをセイコー側に出してます.経験上SR9700でも99%問題がないのは百も承知ですが,ごく希とはいえそういうものが必要になることもあります.まがりなりにもプロとしては0.1%でも上を目指せるならそうするものだし,それが金で手に入るなら安いものです.(例えば,飛距離が数メートル伸びるバットがあれば,それに十万〜百万くらいの金をだすプロ野球選手などいくらでもいると思う.数メートル飛ぼうと飛ぶまいとほとんど差がないとは言え,1位の選手と2位の選手では待遇がまるで変わってくるのがプロの世界.わずかホームラン一本,ヒット一本の差でも負けは負け.そこに言い訳の入る余地はない.)T7000にはActivatorこそ載りませんでしたが,それ以外はまあ概ね希望通りの製品です.流石に「大英和+リーダーズ+リーダーズプラス」という構成は予想しませんでしたけどね.


技術や知識なんて,普通は札束を積み上げたって手に入りません.(そういえば世の中の親は,建前上は子供の教育にはいくらでも金をつぎ込んでも惜しくないとかいう風にいうものらしいが,一旦大人になれば教育は不要だとでもいうのでしょうか.)

今後は仕事上でますます英語が重要になりそうな気配です.この調子だとT7000は発売初日に購入した方がいいかもしれないと思ってます.

ハイパーリンク 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月10日(月)20時58分49秒

「ただ,それ以外のところにはタグはないはずで」いや,ハイパーリンクはリンクそのものの機能の名称であって,(おそらくはHTMLの)タグというのはその実装法の一つだと思います.ハイパーリンクはマッキントッシュのハイパーカードの頃(或いはそれ以前)からあった技術ですので.それに,実装レベルでタグを使おうと使うまいと,同じ機能なら同じ名前を付けるものです.タグの有無は技術の本質じゃありませんから.

↓(補足) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月10日(月)20時08分59秒

和英小辞典について酷評しましたが,冒頭に「…ここで分かった単語や表現は本文で引き直して,意味や用法を確かめるようにしましょう」とちゃんと注意書きがついていますね(^^;;

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月10日(月)20時01分45秒

巻末付録も充実していて,山岸先生自ら執筆された「英単語と英文の文化を読む」というエッセイや,ネイティブの人が日本語で書き下ろしたaとtheの使い分けの説明など,「読む」辞書としても楽しめます。英語に興味のある学生なら,つまらない授業中に読んでいても面白いのではないでしょうか。もっとも,(最近はどの学習英和辞書にもありますが)巻末の和英小辞典は,私個人としては(厳しい言い方ですが)百害あって一理なし(和英辞書に頼りすぎると言うことがよく問題になりますが,和英小辞典の場合,その和英辞典さえも引かずに,小辞典に記載の単語をそのまま使う学生が多いですから)で,スーパーアンカー和英があるのになぜこれを英和に載せているのか,疑問です。山岸先生の和英辞書関係の著書の中で,こういう1語1語義の和英辞書に対する批判もされているのですから,もしかしたら,山岸先生の意向というよりは,他書との競合対策といった,営業サイドからの要望なのかもしれませんが(^^;;

高校向けの学習英和は競争が激しく,各社がしのぎを削っていますが,スーパーアンカーの場合,図版もそれほど多いというわけではないし,デザインも地味なので,最近のいわゆるビジュアル世代の生徒にどれぐらい受け入れられるかは疑問です。意欲作のコラムにしても,「読む」ことが前提なので,文字離れの進んでいる今の学生の大多数は音をあげるかもしれません。一方で,英語に興味があり,もっと勉強したいという意欲のある生徒にとっては,その欲求に応えてくれる,数少ない学習英和だと思います。レベルの設定が絶妙なのでしょう。大多数の英語嫌いの高校生に迎合して,デザインやとっつきやすさなど,うわべだけのお化粧をするのではなく,本当に英語を勉強したいという意欲のある生徒を失望させない(時には,英語に自信のある生徒の鼻を明かすような?)歯ごたえのある内容で,しかも極端に専門的すぎてつまらなく感じさせることもないところに設定されています。

電子辞書の普及で,英和辞典といえばジーニアスという印象が強くなり,場合によっては高校生がG大搭載機を使っているケースもあるでしょう。そもそも,教員が仕事で使う辞書と同じものを高校1年生が使うこと自体,おかしな話ですが,現行のジーニアス搭載機で消化不良を起こしている多くの英語好きの高校生にとっては,今回改訂のスーパーアンカーは,冊子体辞書の魅力を再認識させる好著といえるのかもしれません。

高校の現場の先生と話していて必ず話題になるのは,G3は普通の高校生には難しすぎる,ということです。私が高校生だった頃はこういうことはあまりきかなかったので,高校生の英語力自体に変化が生じているのかもしれません。スーパーアンカーに限りませんが,高校生にはこれぐらいのレベルのコンテンツを搭載した電子辞書がぴったりだと思います。大学に入ったら冊子体の辞書を買い換えるのと同じで,電子辞書も大学に入ったら買い換えればいいのですから。

スーパーアンカー英和の新版 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月10日(月)19時57分02秒

↑第3版が出ました。スーパーアンカー英和は,先に出たニューアンカー和英の成果を生かし,文化的背景に丁寧に目配りした英和辞典として定評がありますが,今回の改訂でさらにその性質が濃くなっています。「英語文化のキーワード」や「日英比較」のコラムが大幅に増えたのもその例でしょう。しかも,先行の他辞書を無責任に引き写したりという,今までの辞書編纂でありがちだったことがなく,編集主幹の山岸先生ご自身の考察によって書かれています。

たとえば,politenessの項の日英比較では,語用論や社会言語学でよく言われている,日本語は上下敬語,英語は左右敬語主体という点の指摘だけでなく,その背景として,日本語の敬語は神に何かを依頼したりする目的で考え出されたのに対し,英語圏では神の前ではあらゆる人が平等であるので,人間観での横のつながりを円滑にするために敬語が使われる,というようなことが述べられています。私も,ポライトネスがらみの研究には携わっていますが,恥ずかしながら,こういう背景があったとは知りませんでした(^^;; 教員や研究者が関心を持つような細かな語法上な指摘にとらわれるのではなく,Hobbyには読書や音楽鑑賞といった受動的なものは含まない,といった,ある程度英語のできる人にとっては無意識のうちに身につけているが,大多数の日本人はよく間違えるようなことに対して非常に親切な指摘が多くあります。

その他目新しい点では,語義の冒頭に,語義ごとの意味の差を,用例とともに表示している意味メニューでしょうか。今まででも,多義語の各語義の代表的な訳語を冒頭にまとめた辞書は多かったですが,スーパーアンカーの場合,訳語だけでなく用例まで出しているのがウリです。今までの辞書だと,多義語でも第一語義をそのまま使う学生が多く,それぞれの語義のどれにあたるか,例文を読んで考えなさい,と言っても,例文は語義の後にあるので,面倒がって読まない学生も多かったかったのですが,意味メニューの場合,語義ごとの代表的な用例が最初に一括して出ているわけですから,今まで例文を見なかったユーザにとっても,語義記述の前に例文があれば嫌でも目に入ってきて,適切な語義を選ぶ大きな助けになると思います。コロンブスの卵的な新機軸ですが,意外と便利です。現段階では,意味メニューは167項目しかないので,試験的な位置づけが強いですが,今後の改訂に期待したいです。

>こういんさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月10日(月)16時58分46秒

>その時は是非金子書房から出ている「英文法解説」を載せて欲しいです。

これは江川泰一郎先生のですよね? ロイヤル英文法が出る前は,英文法書の金字塔としてこれの右に出るものはなかったと思います。今でも,プロの方(研究者や翻訳者など)にはロイヤルよりもこちらを支持する人が多いようですが,最新の改訂からも10年近くたってしまい,古くなっている感はあります。ロイヤルはシステムソフト電子辞典シリーズに入っているので,電子化されていますが,英文法解説はそもそもデジタルデータが用意されているのか,ちょっと不安です。

>角川から出ている「世界史辞典」を趣味で持ち歩いているんですけれどもこれも重くて、

キヤノンさんの受験専用機には旺文社の日本史,世界史辞典が入っていますが,これはどうなのでしょう?(専門外なのでよく分かりませんが)

英文法書に関しては,教員など,限られた層にはニーズがありそうですが,受験生でも,ロイヤルや英文法解説のような正統派の英文典を持っている人はそんなにいないと思います。最近の受験指導では,文法学習は,英文典を買うよりは文法や構文の問題集で実戦経験をつけるほうがいい,とよく言われますしね。

#マニアックな視点かもしれませんが,私としては,上級機なら受験レベルの基礎文法力がある人が多いでしょうから,むしろ海外出版社が出しているコミュニカティブ系の文法書がいいかもしれません。ロイヤルにしても,英文法解説にしてもそうですが,日本の英文法書は,文とは何ぞやということ(主語,述語など)から始まり,5文型,品詞論などと続き,不定詞や関係節,特殊構文などで終わるものが多いです。言いかえれば,日本の文法書は品詞や構文で輪切りにしているので,品詞をまたいで英文法全体を流れるような事項は細切れになってしまっています。これは,世界史の教科書で,時代毎に輪切りにされるため,東洋史,西洋史それぞれを1本の線で見られないということと同じことなのですが,そのために,テンス(いわゆる時制)やアスペクト(進行形,完了形など),頻度といった,品詞に関係なく,英文法全体に関わる事項がバラバラになっています。海外の文法書(たとえば,Leech and Svartvik (2002) "A Communicative Grammar of English" (Longman)など)の中には,(文法研究ではなく)コミュニケーションを主眼に置いた文法書がいくつかあります。これをみると,tenseのところに時制に関することはすべて載っていますので,受験文法とは別の視点から今まで身につけた文法事項を整理できます。

>ワリコミさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月10日(月)16時33分38秒

>この機能は、「例文検索」や「全文検索」とともに、電子辞書ならではの、最高の機能で
>あるのに、適語がないというのももったいないことだと思えます。

私の使った「孫引き」は,電子辞書の機能というより,「引いた単語の語義の中にある単語を再度引き直す」という意味合いなので,電子辞書の場合はジャンプ機能の用途の一つと言えるのかもしれません。

>あらかじめ文中の語にリンク・タグがつけられているなら、「ハイパーリンク」と呼ぶべ
>きだと思います。が、実際はどうなのでしょうか?

冊子体辞書にもともとクロスレファレンスがついている場所(「→get 動1」のように,たいていは矢印などがついています)は,元データにもリンク先を示したタグが付与されているでしょうから,パソコン用語でいうハイパーリンクのようなものだと思います。ただ,それ以外のところにはタグはないはずで(もし辞書のテクストの文字列すべてに単語ごとのリンクタグが付いていたら,とんでもない容量になります),そういう場合はジャンプ先の単語を切り出すルーチンか何かで,まずどの単語にジャンプするのかを特定し,その単語を別のインデックステーブルのようなもので照合し,その単語(ジャンプ先の語)が記載されているアドレスを呼び出すようなロジックなのかもしれません(門外漢なので外しているかもしれませんが)。

>kumaさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月10日(月)16時24分04秒

>今日、某量販店にM6000を見に行った際に聞いたら、T7000は11/16に入る予定だといって
>ました。ただ、ここにきてT7000ではなく、M6000にしようかと心が傾いています。

プレスリリースでは11月下旬になっていますので,もしかしたら,16日というのは一斉発売ではなく,販売店舗を限定した発売日なのかもしれません。

M6000かT7000かは迷うところかと思いますが,T7000独特のコンテンツ(CODやコロケーション辞典,日本語類語など)の必要性を感じないのであれば,小型軽量という点やkumaさんが感じられたCOBUILDの分かりやすさという点でM6000を選ぶのもいいかと思います。

>1)わからない単語をひくとき、
>  学習英和 --> なければインターネットで英辞郎
>  (目的は意味がわかればいい)

英辞郎をネットで調べることが苦痛でなければ,たしかにリーダーズプラスまで入らないかもしれませんね。リーダーズだけでも通常の読書では全く問題ありませんから。

>という感じなので、学習英和と大規模英和は共に必要なのですが、リーダースプラスまで
>必要なことはどのくらいあるのか?、リーダースになかったら、今まで通り英辞郎でいい
>んじゃないかと思い始めました。

そう思います。リーダーズプラスに載っている単語の多くは専門用語や固有名詞,古い文献や小説でしか出てこないような廃語などです。翻訳者などは,リーダーズプラス独特の百科辞典的な補足情報は重宝するでしょうが,「意味が分かればいい」ということでしたら英辞郎で十分かと思います。

>今使っているSR9700のOALDはなんとなく合わない感じで、今日コウビルドをM6000で引
>いてみたら、こっちがなんとなく違和感がない感じです。Sekky先生の辞書の説明やSII
>のHPではコウビルドが外国人向けには難しいという評価になっていますが、自分にはOALD
>よりも合っている感じがしました。

OALDのような伝統的な定義がいいか,COBUILDのような文定義がいいかは好みが分かれると思います。ただ,COBUILDの定義がOALDよりも分かりやすいとお感じになる方は,ぜひCOBUILDの定義以外の面も把握されることをおすすめします。たとえば,COBUILDは頻度順に語義が並んでいますので,動詞にはさまれて名詞語義があったり,極端な場合は名詞,動詞,形容詞,名詞のようになっています。OALDは日本の英和辞典のように,品詞毎にまず大分類してありますので,調べる単語の意味が分からなくても品詞がわかるのであれば,COBUILDより効率的に検索ができます。また,せいくもIDMというところにまとまっていて(これも日本の英和辞典と同じ形式)成句検索にも対応していますが,COBUILDは成句検索ができません。載っている成句の数も,OALDよりは少ないです。

>とっさのひとことの入ったM6000の方が、なんかいろいろコンテンツを考えられて作られた
>電子辞書に思えてきて、むしろT7000は他社を意識して作られた辞書のように思えてきた
>のです。

T7000は他社との競合対策上という面も大きい機種だと思います。同時に,T7000は,SR-T6500+T5000+SR-9200のようなコンテンツなので,自社内の旧機種からの乗り換え用途も意識しているはずです。SR-9200の買い換えをする人にとってはCODも外せないでしょうから。

>(T7000を欲しい気持ちもあるんですけどね)

ハードウェア的にはどちらも同じようなものなので,kumaさんにとって,M6000のコンテンツが向いていると感じればこちらのほうがいいと思います。「小さい」ということは,常用する人には意外とあなどれないことに私もM6000を使ってみて気づきました。

>それにしても、量販店で、ついこの前までT5000を英語の辞書のお薦めNo1で表示
>していたのに、ちょっと経ったら全然違っていて、ベスト3にも入っていない。
>代わりにT6500が入っていて、なんか売りたいものをお薦めベスト3にしているような
>気がしてしまいました。

「売り上げベスト3」でないのがミソですね(笑) 個人的には,多くの量販店さんのように,汎用機と英語重視機を全部一括りにしてランキングを出すというのはちょっと疑問を感じます。

IDF-4600 投稿者:THEED  投稿日:11月10日(月)16時23分19秒

今日は、IDF-4600について語ります!
この機種は、このサイトのことなど全く知らない状態で購入しました。
この機種を選んだ理由は、戸田奈津子さん推薦だったからです<<尊敬しているので
あと、僕にとってSHARPさんのLCフォントが非常に読みにくい文字だったということもあります。個人的な意見ですが、あそこまで明朝体を意識する必要は無いと思います。とある電気店で、店員にPW-9800を薦められ、購入を検討しましたが『に』の1画目を見た瞬間、SHARPは候補から外れました。

と言う訳で、例文検索機能がないことや、液晶の解像度の低さなどは全く知らず、戸田さんにつられてIDF-4600を購入したわけですが、実際に使っていて感動したのは、広辞苑と漢字源の縦書き表示です。僕は、英和で引いた単語の語義に使われている日本語が分からなくて(汗)広辞苑で引きなおすことがよくあるのですが、横書きの表示よりも縦書きの方が、すっと頭に入ってきます。この点は、ぜひ他社も見習ってほしいと思います。もちろん、横書き派の方も大勢いらっしゃると思うので、IDF-3000のように縦書きと横書きを切り替えられる機種があれば、理想的です。
逆に、非常にがっかりしたのは、液晶が見づらいということです。解像度が低いというのも不満ですが、それよりも液晶が暗い。液晶の明るさを調節しても、場所によっては見えづらいことがしばしす。これはおそらく他社が高反射液晶を採用しているのに対して、Canonが低反射液晶を採用しているからだと思います。これは今後ぜひ改善してほしいと思います。

今思えば、PW-9800は(LCフォントを除いては)自分にぴったりの機種だったと思います<汗

話は変わりますが、個人的に広辞苑は古臭い感じがするので新明快国語辞典のほうが好きです。今後、新明解国語辞典搭載の機種が発表されることを、心から願っています!(完)

投票結果(3) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月10日(月)16時03分44秒

「(通常検索以外で)よく使う機能は?」

ジャンプ 95 
例文検索 38 
成句検索(英和・英英) 31 
履歴(ヒストリー,しおり) 17 
単語帳 15 
スペルチェック 7 
文字サイズの拡大,ズーム 4 
漢和辞典の部品検索 4 
ワイルドカード検索 3 
通常検索以外の機能はほとんど使わない 3 
電卓(換算機能等含め) 1 
その他 1 

--------------------------------

今回は付加機能の使用状況に関するもので,電子辞書についてくるアンケートハガキに必ず載っている項目ですが,あえて1つに絞って回答していただくことで,ユーザにとっての各機能のニーズが際立つことを期待しました。

ジャンプ機能が多いのは予想通りでしたが,2位の例文検索とこれだけ数値が開いているのは意外でした。例文検索,成句検索は英語系コンテンツの機能なので,英語ベースで使わない人は選ばないため,数が減ったのかもしれません。漢字源の部品検索も思ったより少なかったです。日本人は紙の漢和辞典に慣れている人が多いので,読めない漢字でも,部首や総画検索のような,冊子体の漢和辞典に搭載されている機能で検索できてしまうのでしょうか。

この結果を見ると,メーカーごとの仕様差,使い勝手の差が大きな機能は,機能自体は多くの機種に搭載されていても,ユーザはあまり使っていないことが浮き彫りになります。スペルチェックやワイルドカード検索のようなものです。言いかえれば,搭載する以上はユーザのニーズに関係なく使い勝手にもじっくり時間をかけるメーカーさんと,ユーザがあまり重視しない機能は,カタログスペックで他社より劣らないようにするためにとりあえず搭載だけして,操作性や完成度をじっくりと検討していないメーカーさんがあるということなのかもしれません。

これだけ多くのユーザがジャンプ機能を使っているのですから,更なる改善を望みたいです。具体的には,ジャンプ先の範囲指定を簡単にする(カシオ,セイコーのように,始点のみを指定する形式にするとか)とか,ジャンプ先単語を切り出す際に,元データの表記に関係なく柔軟に切り出せるようにするとかです。たとえば,「支笏洞爺国立公園」を広辞苑で引き,その中にある…羊蹄(ようてい)山,有珠(うす)山… の記述で,「羊蹄山」にジャンプしたい場合,「羊蹄」と「山」の間に読みがなが入っているので,「羊蹄山」を切り出してくれません。多くの辞書の場合,普通の書籍と違い,読みがなは漢字の上につけるのでなく,直後にカッコ書きでつけるケースが多いですが,こういう場合ジャンプ機能ではきちんと切り出してくれません。

孫引きについて 投稿者:ワリコミ  投稿日:11月10日(月)05時26分48秒

「孫引き」検索については、とても興味を持って拝読しております。
いろいろな掲示板がある中で、このような素晴らしい掲示板があるのかと、管理者の方には本当に頭が下がります。総選挙も終わって、ほっと一息つきたくなり、こちらにまいりました。
すでに発言された「ひまわり3」さんやSekkyさんが矛を収められているのに、再度ほじくり返して意見を述べるのも失礼なことではありますが、この機能は、「例文検索」や「全文検索」とともに、電子辞書ならではの、最高の機能であるのに、適語がないというのももったいないことだと思えます。
私は、「量産型バグ」さんのご意見に最も共感を持ち、あらかじめ文中の語にリンク・タグがつけられているなら、「ハイパーリンク」と呼ぶべきだと思います。が、実際はどうなのでしょうか?
もしそれと違って、リンクタグがないにも関わらず文中のどこからでも見出に到達出来ているなら、やはり新しい呼び名が必要であり、それを考案するのも、意味のあることだと思います。 
そこで、この機能はまさに「ハイパー」の名に値するわけですから、「量産型バグ」さんのご指摘をいただきつつ、「ハイパー検索」あるいは「ハイパー・サーチ」と呼ぶようなものではないかと思いますが、いかがでしょうか。

>kuma さん 投稿者:  投稿日:11月10日(月)03時26分27秒

T7000 の入荷予定情報ありがとうございました。

この機種にはかなり関心があり
なるべく早い時点で見に行きたいと思っていましたので。

T7000発売間近 投稿者:kuma  投稿日:11月 9日(日)23時31分32秒

kumaです。
今日、某量販店にM6000を見に行った際に聞いたら、T7000は11/16に入る予定だといってました。ただ、ここにきてT7000ではなく、M6000にしようかと心が傾いています。

というのも、今の自分は、初心者のスキーヤーが少しうまくなって中級クラスに近づき、スキーのおもしろさをわかり、またスキーの道具が初心者用ではもの足りなくなって、買い換えようとしているような段階と同じかなと思ってきているのです。私はTOEIC600点台で英語では中級(という言葉があるなら)の少し手前くらいかな?と思います。
スキーの場合、上級用・インストラクター用を買えばうまく滑れるかというとそうではなく、むしろ上級用は硬くて扱いにくかったりして、自分のレベル・自分の滑りたいスタイルに合ったものを使った方がうまくなります。

では、今の自分の電子辞書はどういう使い方をしているかというと
1)わからない単語をひくとき、
  学習英和 --> なければインターネットで英辞郎
  (目的は意味がわかればいい)
2)英語を書くときで、単語がわからないとき、
  和英 --> 出てきた単語を学習英和で意味を確認する
        (ニュアンスが知りたいので)
3)英語を書くときで、言い回しを探したいとき、
  和英 --> 出てきた単語を学習英和で確認
       (例文検索する)
  又はとっさのひとことを調べる(電子辞書かビジネス用の冊)
  それでもなければ、インターネットの翻訳サイトで翻訳してみる

という感じなので、学習英和と大規模英和は共に必要なのですが、リーダースプラスまで必要なことはどのくらいあるのか?、リーダースになかったら、今まで通り英辞郎でいいんじゃないかと思い始めました。
むしろ、使いやすい(自分にあった)英英があった方がいいんじゃないかとも思い出し始めたのです。
今使っているSR9700のOALDはなんとなく合わない感じで、今日コウビルドをM6000で引いてみたら、こっちがなんとなく違和感がない感じです。Sekky先生の辞書の説明やSIIのHPではコウビルドが外国人向けには難しいという評価になっていますが、自分にはOALDよりも合っている感じがしました。

ということを、つらつら考えると、T7000ではなく、とっさのひとことの入ったM6000の方が、なんかいろいろコンテンツを考えられて作られた電子辞書に思えてきて、むしろT7000は他社を意識して作られた辞書のように思えてきたのです。
(それにどうしてもTOEICのコンテンツが入っていることが気になってしまいます。)
T7000のようにG大とリーダースプラスが入った機種は今後もでてくるでしょうし、こういんさんや他の方がおっしゃっているように、英文法も入っていた方がいいでしょうから、そういうものが今後出てきたときに買おうかなとも思います。
たぶん背伸びをせずM6000にするのがいいのかなと思います。(T7000を欲しい気持ちもあるんですけどね)
電子辞書のコンテンツが上へ上へ(いろんなものが入る)向かっていっても、今の自分が使うものはたぶんそこまで必要ないような気がします。

それにしても、量販店で、ついこの前までT5000を英語の辞書のお薦めNo1で表示
していたのに、ちょっと経ったら全然違っていて、ベスト3にも入っていない。
代わりにT6500が入っていて、なんか売りたいものをお薦めベスト3にしているような
気がしてしまいました。

いずれにせよ、T7000が出たら、見て触って決めたいと思っています。

電子辞書に英文法書 投稿者:こういん  投稿日:11月 9日(日)18時53分26秒

 下の方にもあったんですが、電子辞書に英文法書が入っていたら便利ですよね。その時は是非金子書房から出ている「英文法解説」を載せて欲しいです。これは、例文も豊富で片時も離さず、持ち歩いている名著です。しかし重くかさばりますので電子辞書に搭載されたら便利だなと思ったしだいです。

 後持ち歩いているといえば、角川から出ている「世界史辞典」を趣味で持ち歩いているんですけれどもこれも重くて、電子辞書化されて、辞書間のジャンプができれば、僕にとっては垂涎のマシンになるので、ぜったい今のM6000から買い換えるでしょう。いま英語の辞書としては、M6000で満足していますが、今度買い替えを考えるのであれば単語機能の拡充や世界史辞典の搭載、英文法辞書の搭載などマシン自体に英語の辞書以上に付加価値が無ければ、ここ2〜3年は、買い換えることは無いでしょう(あくまで私感)。

アドバイス、ありがとうございます。 投稿者:yellow  投稿日:11月 9日(日)11時41分53秒

 アドバイス、ありがとうございました。発音機能つきの機種については、再考することにします。「キーボードの使い勝手がいまいち」というのは言葉足らずでした。量産型バグさんのご指摘どおり、XD−S1200はスライドキーボードです。ハードに使用しているため、やはりスライド部の付け根が割れました。初めての故障は、購入後1年以内だったように記憶しています。保障期間中だったので無償でしたが、それ以来2年もの間に3度も故障するというのは、ハードに使用していること以外に、この固体自体の欠陥もあるのではと思っています。初めての電子辞書で塾を通じての購入だったため、比較検討しなかったし、「ハードに使用」することを考慮していなかったのもいけなかったようです。今回の故障でこの掲示板やいろいろなページを見せてもらって、いかに研究不足だったかわかりました。耐久性や機能などを含め、もう少し検討してみます。

>M5000がほしい さん 投稿者:ひまわり3  投稿日:11月 9日(日)09時30分26秒

ご指摘ありがとうございました。
Sekky先生のこの掲示板はあらかじめガイドラインなどもうけ、
無用なトラブルがおきないように配慮が行き届き、かつ自由な発言をゆるしてくれる
まれにみる、すばらしい掲示板だと思っています。
Sekky先生は、電子辞書に興味がある方のために、まめに適切なレスをくださり、
知識はもちろん、情報の収集力やなんでもすばやくできる能力などお持ちで、いつも驚くばかりでした。
お人柄も管理もすばらしいので私はつい甘えてしまったかもしれません。
これからは人を不愉快にするような投稿はしないように気をつけたいと思います。

↓補足 投稿者:サイヤ  投稿日:11月 9日(日)08時45分47秒

『単語を入力してからスペルキーを押す』と書いてしまいましたが、これは正しくは『活用形を入力してから・・・』です。

活用形を入れてスペルキーを押すと原形が表示されます。

>O.R.さん 投稿者:サイヤ  投稿日:11月 9日(日)08時42分26秒

たしかに、活用形の一覧表などは載っておらず残念ですが、逆に、スペルチェック機能を使えば簡単に原形を調べることができるます。ですから活用形を知りたくなったときに、自分で これかな? と想像した単語をキー入力してからスペルキーを押すと、それが正しければ原形が表示されますのでクイズ形式(?)で活用を知ることはできるかと思います。

イタリア語もそうですが、不規則変化する単語でも活用語尾は同じであったりすることが多いので、辞書を使えるだけの基礎文法力がある方であれば上記のような方法でもそんなに苦にならないと思います。

SR-T5020を買いました。 投稿者:O.R.  投稿日:11月 9日(日)00時37分08秒

初めて投稿させて頂きます。購入にあたって、この掲示板を何度も覗かせて頂きました。英語学科に属する大学1年で、第2外国語としてフランス語をとっています。カシオのV9000とものすごく迷って、悩みぬいたのですが。最近、フランス語をちゃんとやりたいと思うようになり紙の辞書を持ち歩くのは面倒だと思ったこと、カシオが機能面でイマイチだと感じられたこと、SEIKOのほうがデザインがすっきりして知的だと思ったこと、、etc様々な理由から決定しました。32800円でポイントは20%、ちょっと高い買い物でした。さて感想ですが、フランス語の辞書について。難点は、仏和/和仏だと活用形が出ない(らしい)ことです。フランス語学習者にとって活用は命なので、残念です。ただ、なぜか仏英だと表示されるんですよね。簡単にジャンプできるので、まあ我慢します。また英語系の機能ですが、授業中に使っていて、V9000ほど色々な辞書がついていなくても大丈夫だと感じています。ただ英語学科なので、これからリーダーズとか必要な時があるかも…でも今のところは、物足りないとは感じません。総合的に満足です。無駄がなくて絶妙なコンテンツと感じてます。カタカナ語も気にいってます。ほんと参考にさせて頂きました!早く使いこなしたいです!ありがとうございました。

>パンさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 8日(土)22時49分05秒

>CANONのIDF−4600を買うと専用の傷をつけない為のカバー
>は、ついてくるのでしょうか? それとも、別売りで買わないとだめ
>んでしょうか?

カバーは別売りだと思います。IDF-4500が発売されたときは,限定でかなり高級なケースがおまけで付いてきたこともあるので,もしかしたら店によってはケースをバンドルして売っているかもしれませんが…。

>SHARPのPW−8100は、買った当初、カバーは、ついてなかったと
>思うのですが、同型機のカバーは、個別に買えるのかな??

ケース,カバーは,一部の生協モデルなど,対象を限定した機種や,ソニーさんの機種などを除いては別売りです。ですから,量販店にある純正ケースやサードパーティーが出している電子辞書ケースで適当なものを探してみてください。

>yellowさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 8日(土)22時41分50秒

>はじめまして。高3の娘のXD−S1200が故障しました。すでに4度目です。日常的
>に使用しているのと扱いが荒いのとで、前回の修理から9ヶ月でだめになりました。
>電子辞書の耐久性ってどの程度なんでしょう?

これは私も分かりません。メーカーさんなら正確なデータを持っておられるでしょうが,我々部外者には知るよしもないでしょう。ただ,XD-S1200ならすでに保証も切れているでしょうから,よりスペックの上がって安くなっている機種に買い換えてもいいのではないでしょうか?

>この際、新しいのを購入しようかと検討しています。店頭で、音声英和機能のつい
>た機種を見ました。最近は、リスニングが結構重要視されていますし、娘も発音や
>アクセントが苦手のようなので、結構いいかも..と気になっています。将来は英
>語系の学部にというわけではないので、それほど英語系が充実していなくてもいい
>と思うし、たくさんの辞書がなくても古語辞典が入っているXDーS4500なら、受
>験勉強にも対応できるのではないでしょうか?

ご存じかと思いますが,いわゆる発音機能のついた機種は,単語レベルでの発音が聞けると言うだけです。いわゆる(入試や検定試験等で要求される)リスニングの能力は,文全体の聞き取りですから,単に流れてくる単語の発音が聞き取れるだけでは不十分で,文単位でのアクセントや,弱形や同化といった,文レベルでの音声変化への慣れも重要になります。というより,多少聞き取れない単語があっても,文全体のリスニング力がきちんとついていれば,内容理解に支障はないと思います。

ですから,発音機能付きの機種だからといってリスニングに直結して役立つというわけではありませんが,高校などでは教科書の音読はよくさせられるでしょうから,発音記号になれていない生徒が,読み方の分からない単語の発音を知るという点ではいいかもしれません。

>ところで、キーボードの使い勝手がいまいちというのは本当ですか?

使い勝手というのがよく分かりませんが,どういう点なのでしょう?

XD−S1200 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月 8日(土)22時29分26秒

「前回の修理から9ヶ月でだめになりました。」
故障するのが早過ぎやしませんか?
たとえ酷使していること自体が故障の一番の原因だとしても,ならばこそ耐久性に優れた機種を選ぶべきではないかと思います.(私もキーボードは酷使する口です.力一杯連打しますから.ノートパソコンのエンターキーを叩き割った知人もいたりします.)
XD−S1200というのは使ったことはありませんが,写真を見る限りキーボード部がスライド式になってますよね?キーボードは一番酷使される部分であり,このようなスライド機構をキーボード部に持たせているのは構造上非常に大きな弱点で,故障の原因になりかねません.
それでも高い耐久性を持たせることは不可能ではないでしょうが,実際に使用して頻繁に故障しているとなると,この部分を疑ってみるべきではないでしょうか.少なくとも,これはヘビーユーザー向けの設計とは思えません.

ことばの用法と「孫引き」の件 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 8日(土)22時25分10秒

いろいろご意見,ご指摘いただき,ありがとうございますm(..)m 私の専門である言語学は,ことばの正誤を判定する立場ではありませんので,つい誤用に関して(自分にせよ,他人にせよ)コミュニケーション上に支障が生じない限りは寛容になってしまうのかもしれません。逆に,辞書等をよりどころにして,辞書にない用法は「間違っている」と判断する立場の方もいらっしゃると思います。そういう立場の方にとっては,「孫引き」のような,本来の意味とは異なって使われている用法を使ったことに対して,「間違いだ」とおっしゃるのはその通りかと思います。ですから,そういう(規範的なスタンスに立っておられる)方には,「全くその通りです。失礼いたしました」と申しあげます。

#誤った用法に関しては,他掲示板でもよく問題になり,時として荒れる原因になりますが,それは,ことばという常に変化しているものに対して,何を基準に「間違い」と言うかが統一されていないからなのでしょう。辞書に載っていない用法を間違いと見なすのであれば,多くの方言形は認められなくなりますし,逆に何でもかんでも正しいとすると,コミュニケーションは成立しなくなるでしょう。ですから,

>もし間違ったことを行っており,その間違いを間違いと指摘されることを認めない
>ような人ならば,或いは自分の行為に疑問を持った人がその疑問をぶつけることを
>認めないというのなら

私個人としてはこういうことは全くございません。いずれにしても,ここは電子辞書に関しての掲示板ですから,ガイドラインにもございますように,本来のトピックとは違う私個人へのご指摘は,今後個人メールでお寄せくだされば幸いです。

孫引き 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月 8日(土)21時46分17秒

「事実上 Sekky 先生が今後「孫引き」と書くことをできなくしているも同然に思えるからです。」
そのSekky先生とやらがどれほど偉大であろうとも,もし間違ったことを行っており,その間違いを間違いと指摘されることを認めないような人ならば,或いは自分の行為に疑問を持った人がその疑問をぶつけることを認めないというのなら,所詮その程度の人間に過ぎないというだけのことです.お山の大将を気取って喜びたいというのなら,まあ勝手にすればいいですが.
#それに少なくとも「禁止している」わけではないと思う.そんな権限は誰にもないでしょうし.

話は変わって,技術系の人間としては,この程度のことで無駄な造語を作ることは,普通はしないでしょう.だから適当な造語でお茶を濁すのは反対です.「同じものには同じ名前.異なる物には異なる名前」ってのがやはり基本でしょうから.同じ物に次々と適当な名前を付けていくのは混乱の元です.そうでなくても日々新しい技術や概念が提案され,覚えなければならない新しい単語が出てくるというのに,同じ概念に次々と異なる名前を勝手に付けていけば収拾がつかなくなります.ハイパーリンクならハイパーリンクと書けばいいし,インクリメンタルサーチはインクリメンタルサーチと書けばそれで済む.

たしかに,中には同じ物に次々と異なる名前をつけて混乱を招いている独占企業もありますが,それはあくまで例外です.

(無題) 投稿者:yellow  投稿日:11月 8日(土)19時46分33秒

 はじめまして。高3の娘のXD−S1200が故障しました。すでに4度目です。日常的に使用しているのと扱いが荒いのとで、前回の修理から9ヶ月でだめになりました。電子辞書の耐久性ってどの程度なんでしょう?この際、新しいのを購入しようかと検討しています。店頭で、音声英和機能のついた機種を見ました。最近は、リスニングが結構重要視されていますし、娘も発音やアクセントが苦手のようなので、結構いいかも..と気になっています。将来は英語系の学部にというわけではないので、それほど英語系が充実していなくてもいいと思うし、たくさんの辞書がなくても古語辞典が入っているXDーS4500なら、受験勉強にも対応できるのではないでしょうか?ところで、キーボードの使い勝手がいまいちというのは本当ですか?

↓(つづき) 投稿者:M5000がほしい  投稿日:11月 8日(土)14時07分57秒

…と、そんなわけで私は「孫引き」使用肯定派ですが、またこのあたりのスレッドが過去のものになった頃に、新たに訪れた人々に「『孫引き』っておかしくない?」と思われるのも悲しい気がしますので、代用語を考えてみました。
# メーカーサイトはリサーチしていませんので、既にどこかで採用されてましたら無視してください _o_

(1)芋蔓引き
 … felis さんの投稿からピンと来ました :-)
 ○そこそこ直感的にスーパージャンプと同義と思える(気がする)。
 △ローマ字入力でキー3個、表示上で1文字、「孫引き」より長くなる。
 △いまいちカッコよくない(?)

(2)辞書サーフィン
 …「ネットサーフィン」をもじってみました。
 ○けっこう直感的。
  # この掲示板にたどりつける方々は、そこそこインターネットを使えるわけですので、大半の方が「ネットサーフィン」という言葉はご存知かと。でしたら、「辞書サーフィン」もピンと来るかな…とか。
 ×明らかに長い!!

「孫引き」でもよろしいかと… 投稿者:M5000がほしい  投稿日:11月 8日(土)14時06分17秒

はじめまして。割込みで恐縮ですが…。

ひまわり3さんは、
>本当に生意気ですみません。
といった具合でとても控えめに仰っているとは思いますが、それでも私はこの御主張を「失礼だ」と感じました。誤用と分かっていてもなお使っているとまで Sekky 先生が仰っているのに、それでもこういう指摘をなさると、たとえそれがこのように控えめであろうと、事実上 Sekky 先生が今後「孫引き」と書くことをできなくしているも同然に思えるからです。
# このように書きこまれた後でなお、Sekky 先生が「孫引き」と書かれたら、(ひまわり3さんだけにならよいですが)他の多くの人にまで、変な印象を持たれかねないと思います。

私は、本来の意味とは異なっていてもここでは「孫引き」でも良いと思います。

理由1) ここは Sekky 先生の掲示板だから。
 ここが「ひまわり3さんの掲示板」であるなら、今後は控えていただきたいと仰るのも宜しいかと思いますが、ここは「Sekky 先生の掲示板」であって、Sekky 先生の自由が制限されるべきではないと思います。もちろん誤用であることに気づかれて指摘なさるのは良いことだと思いますけど、今後どうなさるかは Sekky 先生の自由であるべきです。それでもなお勧告なさりたいのであれば、せっかく Sekky 先生はメールも受け付けるようにしてくださっているのですから、こっそりメールで送れば宜しいと思います。

理由2) 「ことばは生きている」のもまた真実だから。
 「ほうがんびいき」を、みんなで「はんがんびいき」と言っていれば、そのうち後者でも良くなってしまったのと同じ…とまでは言えないかもしれませんが、言葉は変化するものです。いつの間にか従来とは異なる意味がくっついても良いと思います。もしかしたら 100年後の国語辞典には、「孫引き」に(2)として新語義が登録されていて、語源として Sekky 先生の名が歴史に残るかもしれませんよ :-)
 この掲示板は「公式文書」を記録するところではなく、あくまでも(電子)辞書やそれに関する雑談の場でしょうから、カジュアルな語用もありではないかと思います。
# 扱っているお題目が「辞書」ですので、崩れ放題は宜しくないでしょうが(^^;

質問させて下さい。 投稿者:パン  投稿日:11月 8日(土)08時01分55秒

 SEKKY先生、お久しぶりです。
 CANONのIDF−4600を買うと専用の傷をつけない為のカバー
は、ついてくるのでしょうか? それとも、別売りで買わないとだめなんでしょうか?
 それと今、家にあるSHARPのPW−8100は、買った当初、カバーは、ついてなかったと
思うのですが、同型機のカバーは、個別に買えるのかな??

"management" 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月 8日(土)00時07分52秒

>ということで,いかがお感じになるでしょうか?
>わたしは,こういうのを眺めて感じ取れる部分を「極楽極楽」と感じるわけです.
RDBMSとかMMUなどの形で出てきますからねえ....
それに知りたいのは訳語ではなく,その背景にある意味の方なんです.その場合に訳語の羅列がどれだけ役に立つことやら.

たとえば… 投稿者:felis  投稿日:11月 7日(金)23時40分46秒

managementとadministrationについてリーダーズ初版CD-ROMの記述は

| ad・min・is・tra・tion [_dm_n_str_i_(_)n, _d-] _n.1 a 《事務などの》 管理, 処理;
| 《裁き・宣誓などの》 執行; 【法】 財産管理 《破産者・精神異常者・不在者などの》,
| 《特に》 遺産管理: LETTERS OF ADMINISTRATION. b [the 〜] 管理責任者たち, 執行部,
| 経営陣 《集合的》.2 a 行政, 《司法・立法を含めた》 政治; 行政[経営]の基本方針[理念]:
| mandatory 〜 委任統治 / military 〜 軍政. b _[the A_] 行政当局, 政府; _行政機関
| 《庁・局など; cf. CAA, UNRRA, etc.》: the Reagan A_ レーガン政権 / 〜 senators
| [witnesses] 政府側の上院議員[証人]. c 行政官, 役人 《集合的》; 行政官(たち)の任期,
| _大統領の政権担当期間.3 《療法などの》 適用, 《薬などの》 投与,
| 《治療・援助などの》 施与.〜・al a.〜・ist n.a
|
| m_nage・ment _n.1 a 取扱い, 統御, 操縦, 運用; 経営, 管理, 支配, 取締まり;
| 処理, やりくり; 術策, ごまかし: more by luck than 〜 (対処の)実力よりも運で.
| b 経営力, 支配力, 経営の手腕; 【医】 治療技術 〈of〉.2 経営幹部[陣], 経営者(側),
| 雇用[使用]者側, 管理者: The 〜 refused to come to terms. 経営者側は和解を拒絶した
| / a consultation between 〜 and labor 労使間の協議 / A stronger 〜 is needed.
| っと強力な経営陣が必要だ.m_n・age・m_n・tal [-m_ntl] a.m

ということで,いかがお感じになるでしょうか?
わたしは,こういうのを眺めて感じ取れる部分を「極楽極楽」と感じるわけです.
固有名詞で引っかからないですむラクさというのも大きいですが.
リーダーズに出ていない場合には大抵原文に注釈がついているという匙加減も快適です.
                ◇

某大学生協の書籍部覗いたら,研究社の活用大辞典が健在なのを確認しました.
昔,ロングマン英英と共に勧められたけど,敬して遠ざけてしまったものですが
これは,IC辞書には載せられていない,みたいですね.

理科系の英語 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月 7日(金)21時51分32秒

「理科系の学生などで,高校レベルの基礎力がある人が,英語を読解のための道具として使う機会が多い人.」
私の経験から言えば,そして私の経験に限れば,技術系の人間が専門書やホームページ,ホワイトペーパーやマニュアル,論文等を読む程度ならば,学習英和や中英和クラスで十分です.専門用語に関しては日本語での基礎知識があるので概ね予想がつきます.日本語の基礎知識がない場合は,たとえ訳語が分かっても内容はおそらく理解できません.これは日本語だろうと英語だろうと同じです.class/instance,inheritance,interface,regular expression,optimization,static/dynamic,pointer/reference,method/procedure/function.等々.
逆に予想できない用語についてはそもそも辞書には載っていない場合が多い.その場合はインターネット上で検索をかけて調べる場合が多いですね.それこそWSDL,WXS,PSVI,JDO,RISC,VLIW,CPI,MIPS,とかの略語は,普通の辞書に載っているはずないと思います.たとえ載っていてもほとんど役に立たないし.
他に困るのは日本語と英語でニュアンスが異なるために理解できない場合でしょうか.こういう場合にはOALDクラスの外国人向け英語辞書が意外に役にたちました.propertyとattributeなんて,訳語だけ見るとどっちも「属性」になってたりするし,managementとadministrationがどっちも「管理」だったりする.OALDを引いてみて初めてこれらの意味の違いが理解できた気がします.CODが欲しいのはこの辺が理由です.

あ,ちなみに私はセイコーのSR9700ユーザーで,現在T7000待ちです.専門書を読む時でさえ,SR9700で99%問題ないと思うのですが,少しでも上を目指すためにはこのくらいの出費を惜しむわけにはいかんでしょう.

孫引き 投稿者:ひまわり3  投稿日:11月 7日(金)21時34分47秒

Sekky先生、ががいもさん、felisさん、量産型バグさんレスをいただきありがとうございました。いろいろ考えてしまいました。Sekky先生のおっしゃるように
>「語義内の単語を辞書で引く」ということを簡潔に表現できる単語
>が(私の知る限りでは)ない
から困るのでしょうね。私も困っています。
(SR-T6800のCODについて前から書きたかったことがあったのですがこの意味の日本語がないため、というか、どの言葉を使ったらよいか悩んでしまったため書けなかったことがあるので)でも、だからと言って孫引きという言葉をたとえ括弧でくくって「俗用としての意味として使っている」と書き手が思っても、読む側はその言葉の本当の意味だと勘違いして自分の表現に使ってしまう危険があると思うので(それこそ無意識の孫引きになってしまう?)、できれば使わないほうがよいのではないかと思います。

Sekky先生にはこの掲示板などでたくさんのことを学ばせていただいていて、本当にいつも感謝して尊敬しておりますので、なんだかとても生意気なようで気がひけてしまうのですが、IC電子辞書が目を見張るばかりに普及していることもありますし、英英辞書が搭載されたIC電子辞書もこれからさらに売れると予想されることから、英英辞書の語義内の単語を辞書で引くという行為が今まで以上に身近になってくると思います。(特に'defining vocabulary'が限定されていないCOD搭載のSR-T7000で)そしてその行為はたとえば学生であれば、すればするほど先生に勉強熱心だと褒められてよいことだと思うのですが、「孫引き」という言葉ですと、本来の意味だと、すればするほど無責任で褒められたことではないでしょう。IC電子辞書の「インクリメンタルサーチ」ではないですが、言葉の混乱が生じるのではないでしょうか。

この際、辞書学の先生方で、きちんとした言葉を作っていただくと、堂々と使えて良いのになと思います。本当に生意気ですみません。

学習英和… 投稿者:felis  投稿日:11月 7日(金)14時33分27秒

発信用途に,例文その他の詳らかな辞書が必要なのは仰る通りだと思います.学習英和は持っているだろうから,リーダーズも追加したらどう?ということで.まぁ,学習英和しか調べずに「辞書に出ていなかった」と言うような者を思えば大規模英和頼り切って文法などが疎かになる者を危惧されるのも解りますけど.

>ひまわり3さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 7日(金)10時40分16秒

>Sekky先生が今朝紹介されていた下の英検サイトの中の「孫引き」という言葉について
>ちょっとした疑問がありますので、書いてみます。

孫引きの本来の意味は,広辞苑等にあるもので,量産型バグさんのおっしゃる

>一次資料を調べることなく,手に入る2次,三次資料のみを引用すること.大抵は無責任な
>行為となる.

という意味になると思います。語義内の単語を辞書で引くという意味は俗用でしょうね。以前もどなたかからご指摘いただきましたが,その一方で「語義内の単語を辞書で引く」ということを簡潔に表現できる単語が(私の知る限りでは)ないこともあり,私の場合,字数制限等がタイトな原稿や取材等の際には,英検タイムズのように,ここではこういう意味で使います,という注釈をつけるとか,「 」で括る(ことでidiolectであることを明示して)などして使ってしまうことも多いです(^^;; 私を含め,言語学に携わっている人は,仕事柄記述的にことばを見てしまうので,規範的な正誤に関して無頓着になってしまうのは常々感じています(苦笑)

#ことばの用法の判断には,規範的(prescriptive)な立場からのものと,記述的(descriptive)な立場のものからのものがあると思います。簡単に言えば,「食べれる」のような,いわゆる「ら抜きことば」を,「一段活用の動詞に接続する助動詞は「られる」だから,「食べれる」は誤っている」と判断するスタンスが前者,「文法的には誤っているが,多くの人が使っているのは事実だから,いいんじゃないの」と判断するのが後者です。昔の辞書というのはことばの六法のような位置づけがあり,規範的に正しいことばを提示するものでしたが,最近は記述的な側面を重視したものが増えています。レクシスのplanet boardなどはその典型ですね。今度のG和英2版も,コロケーションの判断で3段階になるそうですが,こういう「灰色」の記述が,受験指導の現場などでどう受け入れられるか,楽しみです。国語辞典の中では比較的保守的な広辞苑でも,「キレる」や「超〜」などのいわゆる若者ことばとしての用法も入っていますね。

>felisさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 7日(金)10時05分17秒

>大学の学部一年くらいからリーダーズ使っても良いんじゃないかと思っています.
>NATUREとかScientific Americanていどの一般誌を読むのにも学習辞書では不足かと.
>研究社英和中辞典から現代英和辞典に変えて一気にラクになって,リーダーズは出た早々に
>使い出したんですが極楽極楽という感じでした.問題は持ち運べない嵩になったこと.

理科系の学生などで,高校レベルの基礎力がある人が,英語を読解のための道具として使う機会が多い人は,語数の多い辞書であることが前提になりますね。もちろん,そういう方でも国際会議のハンドアウトとか,国際ジャーナルに英語論文を投稿するといった発信用途の場合は,学習英和を併用する必要もあると思います。一方で,高校生や英語を専門にする大学生など,英語そのものをじっくり学ぶという用途の場合,とくに基本的な語に関しては訳語以上の情報が必要になりますので,学習辞典は必要かと思います。

>アサディーさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 7日(金)09時56分39秒

>ロイヤル英文法などのコンテンツや、新編 英和活用大辞典などは、あったらいいなーと
>思うのですが、電子辞書に採用してもらいたいです。

文法書は意外と便利ですから,現行機種に入っていないのが不思議ですね。ロイヤル英文法はシステムソフト電子辞典シリーズになっていますので,これをEPWINGに変換してPDAで使うという手はあります。英和活用大辞典は,かなり前からここでもよく要望が出ていますので,そのうち搭載されてもおかしくないとは思いますが,搭載するのであれば,ただ載せるのではなく,EPWING版のように,38万例の例文検索には対応してほしいと思います。例文が命のコンテンツですから(^^)

ロイヤル英文法などは... 投稿者:アサディー  投稿日:11月 7日(金)08時58分44秒

あの、ロイヤル英文法などのコンテンツや、新編 英和活用大辞典などは、あったらいいなーと思うのですが、電子辞書に採用してもらいたいです。一応、セイコーさんにはメールで提案しておきましたですが...

孫引き,インクリメンタルサーチ 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月 7日(金)00時08分24秒

私も,孫引きといえば「一次資料を調べることなく,手に入る2次,三次資料のみを引用すること.大抵は無責任な行為となる.」という意味だと思ってました.論文や雑誌記事を書く時は,可能な限り一次資料に当たって裏付けを取るのが基本だと思っています.実際には新聞とかでも間違いが多いんですよね...ホント,辟易してます.
#英語における一次資料としては,さしずめOED辺りかな?少なくともその候補の中には入るでしょう.まあ私は技術者なんで,CODまであたれば十分過ぎると思いますが.

インクリメンタルサーチについては,一般での知名度が低いというのは事実だと思います.でも,プログラムとかの分野では,ずいぶん昔からあの機能の名称は「インクリメンタルサーチ」で定着しているので,知ってる人は知っています.(ほとんど「マルチプル=タイタンパーといえば,昔からこれですが.」の世界ですね.)一般での知名度が低い最大の原因は,Windowsなどでインクリメンタルサーチに対応しているソフトが未だにほとんどないことでしょう.これが便利な機能なのは既に定説だと思いますが,何故かMSはそういう便利な機能を採用することには消極的です.
ちなみにNetscape7.1も,一応インクリメンタルサーチに対応してます.「一応」というのは,日本語の場合は間にIMEが入るために,完全にはインクリメンタルとはいかないため.

芋蔓式に… 投稿者:felis  投稿日:11月 6日(木)23時29分31秒

ってとこでは.「孫引き」に新たな意味を持たせるのは苦しいものがあると思います.
というのが私見です.…と,用件を先に失礼しました.

始めまして.10月初めにXD-R910を買おうかと思ってみて歩いたときヨドバシカメラで
店員氏からSR-T7000の概要を教えて貰って,リーダーズ2&プラスだけで良かったはずが
連語辞典とCODのために少々の余分はいいかと…待つことにしました.910の表示狭すぎ.
SR-Mシリーズでプラスまで入っているのあったらそちらになっていたかもしれませんが.
待ってるとイロイロ興味も涌くのでSR-T7000で検索かけてこちらを知ってから読んでます.

大学の学部一年くらいからリーダーズ使っても良いんじゃないかと思っています.
NATUREとかScientific Americanていどの一般誌を読むのにも学習辞書では不足かと.
研究社英和中辞典から現代英和辞典に変えて一気にラクになって,リーダーズは出た早々に
使い出したんですが極楽極楽という感じでした.問題は持ち運べない嵩になったこと.

>ひまわり3さん 投稿者:ががいも  投稿日:11月 6日(木)21時26分19秒

私は若くもなければ、年配と呼ばれることもない層の者ですが、
「孫引き」は広辞苑の意味の通りで使っています。
特に、文献の引用を指して使うことが多い、というのもその通りです。
まあ、「確信犯」などと同様、近年変な使われ方をしているな、
と思う単語のひとつなので、理解してやることは必要ですが、
指摘し続けることも大事なのでしょうね。
いずれにしても、貴重な観察だと思います。

孫引き 投稿者:ひまわり3  投稿日:11月 6日(木)17時01分56秒

私は学生時代、国語も英語も得意ではなかったので、あくまで学習者としての立場で、えらそうなことはいえないのですが、Sekky先生が今朝紹介されていた下の英検サイトの中の「孫引き」という言葉についてちょっとした疑問がありますので、書いてみます。

>関山さんは「冊子体辞書だと面倒な孫引き(引いた単語の中にある未知語をさらに引く)
>も電子辞書ならワンタッチです。しかも、冊子体なら英和と英英の2冊の辞書を行ったり
>来たりしないといけないところが、電子辞書ならキー操作一つで簡単にできます。・・・」と説明する。

私も「孫引き」という言葉をはじめてみたときは、そのような意味だと感覚的にそう思いましたし、自分でも使いそうでした。
英英搭載の電子辞書が好きで、友達に薦める時も、「英英の辞書も全然むずかしくないよ。電子辞書だったら、孫引きも簡単にできちゃうからとっても便利!」と言ってしまいそうでした。

2〜3か月前に、亡父の持っていた英語雑誌の中に父がコメントを書き込んでいるのを見つけました。
その雑誌は昭和54年ごろのもので、かなり古いですが、「英語の辞書カタログ」というもので、その中に有名な翻訳者の方たちが辞書について語る座談会が載っていました。その中で、ウェブスターの辞書についての話題の後、
T氏 :さっきほら、Fさんが孫引きするとおっしゃったのは、どういう意味なんですか。
F氏 :辞書をみると、いろいろ細かく解説してあるんですけど、それがむずかしい学名だったりで、よくわからなくてさらに英和を引くんですよ。
T氏 :ああそうですか。『ウェブスター』は語数が多いですよね。
とT氏はさらっと流していましたけれど、父がF氏の発言のところに「そういうのを孫引きというのか?」とコメントを書いていたのです。
私は「えっ?そういう意味じゃないの?」と思って、はじめて辞書を引きました。
すると
広辞苑 : 他の書物に引用されたものを、原典にさかのぼってしらべることなく、そのまま引用すること。
新明解国語辞典 :他の本に引用してある文句を、無批判にそのまま引用すること。[誤りのもとになる]
と、(ちょっとネガティブな含みも少しある?)語で私の思っていた意味とは違っていました。
また、Googleで「孫引き」と入れてでてきたサイトのひとつの
はじめて卒論を書く学生の定番  単行本版「卒論応援団2」
クラブハウス刊 澁谷恵宜・著 
「あえて"孫引き"のすすめ」の中に
 :参考文献からあるフレーズを引用したら、その部分がもともと他の文献からの引用だったということはよくある。このことを、引用の引用という意味で"孫引き"という。
とありました。
なので私は本来は「孫引きする」という言葉は主に論文などを書くときの作業の言葉で、
英英辞書の定義の中の未知語ををまた引きなおす。ということではないということだとわかったのです。
T氏や父は大正生まれの東大生(文科系)だったので、言葉に敏感で、孫引きという言葉が本来の意味でない使われ方に(?)と思ったのでしょう。
もちろん私は言葉は変わっていくものだし、新たな使い方もされていくものだと思っているので、固執するわけではないですが、
自分としてはとりあえず当分は「電子辞書だったら、孫引きも簡単にできちゃうからとっても便利!」という発言はしないようにしようと思っています。
(父から、彼の世から注意されちゃいそうだし)
とりあえず「ジャンプでどんどん調べられるよ」とか「孫ジャンプできるよ」とか「ジャンプ検索できるよ」
とかあまりかっこいい言葉は見つかりませんが、そういう言い方をしようと思っています。
何年かのち、国語辞典にもこの意味が載るようになったとしたら、使うかもしれませんが...。
でも10年くらい前だったら、英英辞書を持っている人も少なかったと思うし、根気よく調べる人もさらにごくわずかな人に限られていたと思いますが、
ここにきて、英英搭載の電子辞書がたくさんでてきたので、英英をジャンプで調べる人たちが孫引きという言葉を使うようになるんだろうな。と感じています。

>イソップさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 6日(木)13時05分37秒

>ジャンプボタンをおしてひらがなの「こ」だけが選択された状態で決定/約キーを押して
>しまったところ「検索中」のままになってしまいました。

発売直後のロットの製品だとたまにありますが,こうなった場合はリセットするしか方法はないと思います。レジュームがかかるので,電源を切っても同じだと思います。一般性に関してはよく分かりませんが,状況からしてもセンシティブな内容ですので,メーカーさんのお客様相談室に確認してみることをおすすめします。

SR-M6000 日本語ジャンプ機能 投稿者:イソップ  投稿日:11月 6日(木)10時51分51秒

このホームページを参考に初めて電子辞書を昨日購入しました。購入機器はSEIKO SR-M6000です。日本語のジャンプ機能について教えていただけないでしょうか?
ジャンプボタンをおしてひらがなの「こ」だけが選択された状態で決定/約キーを押してしまったところ「検索中」のままになってしまいました。電源をいったん切って、入れなおしても「検索中」が表示されます。 リセットスイッチを押して復旧しました。この現象は私の購入したものの身の現象なのか、SR-M6000すべてに起きる現象でしょうか? リセット以外の復旧方法があったら併せて教えてください。

>いねさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 6日(木)10時28分03秒

>カタログによると以下のものはすべてインクリメンタルサーチのことのようですが、

ソニーさんの前方一致検索というのは,厳密にはインクリメンタルサーチのことではないと思います。ソニーさんの機種は後方一致検索でもインクリメンタルサーチが働きますから(^^)

ソニーさんの場合,電子ブックプレーヤーの流れがありますので,13年前の電子ブックプレーヤー第一号機からインクリメンタルサーチが搭載されていました。ですから,ソニーさんにとってはインクリメンタルサーチはデフォルトであり,あえてその存在を表すタームはないのかもしれません(もっとも,いねさんがあげてくださった例のように,最近は他社との競合上前方一致検索の中でその機能を説明していますが)。

>量産型バグさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 6日(木)10時22分57秒

>カシオ製品はキーボードがボロボロなので,私としては論外です.

キーボードに関しては評価が分かれるようですね。フルキーボードが使いにくいという方だと,他社のノーマルキーボードよりはカシオさんのキーボードがいい(タッチが軽いなどの理由で)という人も多いようです。ただ,XD-Vシリーズのキーボードは,薄さを優先したためか,端のほうを押すと,妙な引っかかり感(斜めにキーが入ると,筐体部分にキーボードが接触するから?)があることもあり,ちょっと問題があるかもしれません。

>また辞書というのは「質より量」で評価が決まるものでもありません.

私個人としては同感です。また,ふだんから辞書をしょっちゅう使っている人は,自分の使わないような辞書をたくさん入れるよりは,ターゲットを絞り,その人のニーズに合う辞書を厳選して入れてほしいと考えると思います。ただ,とくに電子辞書を初めて買う人で,特定の目的がとくにあるわけでもない(電子辞書は便利そうだときいたから,というような)方だと,コンテンツの冊数で選ぶようです。量販店の売り上げランキングを見ても,上位には多コンテンツ機が多いことからもうかがえます。最近は,量販店の店員さんもかなりコンテンツ面も勉強されている方が多いようで,お客様に丁寧に説明されている店員さんが多いのですが,逆にユーザ側が「細かいことはよく分からないのですが,結局一番売れているのはどれなのですか?」「あなた(店員さん)はどれをすすめますか?」というようにきくケースもけっこうあるようです。勉強されている店員さんほど,こういうケースにどう答えたらいいのか,分からないのではないでしょうか。

>ところで,他の方が書かれていた「絞り込み検索」って,要するにインクリメンタル
>サーチのことですよね?なんで素直にインクリメンタルサーチって言わないのでしょうか.

インクリメンタルサーチというのは,おそらく業界用語のようなもので,電子辞書の開発者ならメーカーを問わず,「インクリメンタルサーチ」といえば誤解なく通じると思いますが,一般にはあまり浸透していないと思います。

私がここではンクリメンタルサーチというタームを使っているのは,メーカー毎に異なる名称を使っている機能という性質上,特定メーカーの採用している名称を固定して使うと無用なトラブルや誤解の元にもなりますので,あえて(どこのメーカーさんも公的には採用していない)インクリメンタルサーチという言い方を使っています。ウォークマンと言わないで,公的には携帯用カセットプレーヤーと言うのと同じようなことかもしれません。#同じことは,履歴機能にも言えます(ヒストリー,しおりなど,メーカーによって違うので)が,「履歴」というタームは複数メーカーが採用しているので,これを私は使っています。もちろん,これは管理者という立場上のことですから,書き込んでいただく皆さんはどのタームを使っていただいてもかまいません。

>TAMAさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 6日(木)10時05分01秒

>今日、自分のESLのクラスに出て改めて感じたのは、
>授業の中で先生がチラッと言った単語を素早く調べるために「絞り込み検索」は不可欠と
>いうことでした。

この先生は,きっとご自身でも電子辞書の有用性を評価され,かなり使いこんでいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の教育現場では,逆にインクリメンタルサーチ(絞り込み検索)に関して否定的な評価をする先生もけっこういらっしゃる(単語を途中まで入れただけですぐに引けるのはけしからん,のような)ようです。カシオさんの機種など,インクリメンタルサーチを設定でカットすることができますが,もしかしたらこういう背景があったりして(^^) ちょっと考えれば分かることですが,これは全くの誤解(というよりデマ)で,紙の辞書だって電子辞書のインクリメンタルサーチと同じで,語頭の何文字かが分かれば,完全な綴りが分からなくても引けます。

#最近は,昔のような極端な電子辞書に対する偏見(例文が載っていないとか,目が悪くなるとか,単語が覚わられないとか)は影を潜めつつありますが,インクリメンタルサーチの件にしても,まだまだこういうことがまことしやかに言われています。電子辞書に対して否定的な見解を持つことは別にかまいませんし,そういう立場もあっていいと思いますが,中には電子辞書を使ったこともないのに,思いこみや噂の受け売りで誤った情報を伝えるケースもあり,生徒にも悪影響を与えかねないケースもあるようです。

>ESLでもプロの先生はあまり辞書を引かせようとしません。

英語圏のESLの場合,最大の目的は英語圏で生活をしたり勉学をしたりするのに不自由しない英語運用力を身につけることですから,とくにオーラル面の弱い日本人学習者には,辞書を引かせないようにするケースが多いようです。また,ネイティブのESL教員は,ご自身の経験から二言語辞書に対して否定的な見解を持っているケースが多いですね。英語圏の2カ国語辞典は,単語集に毛の生えたような,訳語を羅列したものが多いので,外国語学習には向かない,ということなのでしょう(だからこそ,外国人向けの英英辞書がこれだけ力をつけてきたのでしょうが)。ただ,日本の二言語辞典はおそらく世界でも最高水準で,海外の英語辞書出版社でさえ重要な参考資料になっているぐらいですから,日本人(や日本での教歴が長い)の先生の認識とはかなり差があると思います。

>としさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 6日(木)09時44分41秒

>私は34歳の会社員なんですが、この年で英検準1級をとりたいと思っております。
>ほんと大学受験以来の勉強なんですが、
>なにかお勧めはないでしょうか?このまえ家電量販店行っていろいろ触っていたの
>ですが、反応が良く画面のきれいなシャープか見た感じ直感でいいと思ったセイコーか
>です。宜しくお願い致します。

辞書は英語学習の補助ツールですから,この機種を使えば英検にも有利というものはとくにありませんが,日常の英語学習用としては,学習辞典と英英辞典の入っているもので,例文検索がついている機種がいいと思います。今後,ペーパーバックの読解など,英語に深く関わっていく予定がおありでしたら,リーダーズのような大規模英和も入っている機種がよろしいかと思います。過去ログ等を参考に,機種を絞ってみてください。以下の英検タイムズの記事も(具体的な機種名に関してはちょっと情報が古いですが)もしかしたら参考になるかもしれません。

http://www.eiken.or.jp/eikentimes/tokusyu/0209.html


>量産型バグさん  投稿者:いね  投稿日:11月 6日(木)01時05分07秒

カタログによると以下のものはすべてインクリメンタルサーチのことのようですが、各社各様です。ソニーのものが最も理解しにくいですが。インクリメンタルサーチという言葉が一般には普及していないということではないでしょうか。

セイコー: リアルタイム検索
カシオ:  すぐ出るサーチ
シャープ: 絞り込み検索
キャノン: すぐ出る検索
ソニー:  前方一致検索

数字キー配列について 投稿者:JUN-2  投稿日:11月 5日(水)22時15分32秒

>TAMA様
>>横1列のキーの機種で電卓は非常に使いにくいです。
> 全く同感です。思うに、日本では電卓は携帯電話に入っているし、それこそ携帯を持っていない人で電子辞書を持っ
> ている、というのもあまり想像しにくいシチュエーションですよね。それも理由の一つかなと思いますが…。

電卓の数字配列と電話の数字配列は違っているのですが、それはさておき(^^;)

私が以前使っていた昔のセイコー(SII)の電子辞書の数字キーはテンキー風配列になっていたのですが、はっきり言って使いづらく、セイコーに「最上段の1列のほうが使いやすいのでは」との意見を送ったことがあります。タイプライターの数字キーも最上段の1列ですしね。

ノートパソコンのNumeric Lockも同じですが、文字キーと兼用の数字キーは使いやすいとは思えません。
下手にテンキー風の配列になっているよりは、まだ最上段一列の方が使いやすいと思います。
電卓をタッチタイピングできる人でも、文字キー兼用の数字キーでタッチタイピングはやりづらいと思います。
私はパソコンや電卓ではテンキーのタッチタイピングも一応できますが、通常はホームポジションから手が離れるのが嫌なので、最上段の数字キーを使って数値も入力しています。

もちろん独立したテンキーがあれば良いのでしょうが、電子辞書での電卓機能はあくまでもおまけ的な機能になりますので、独立したテンキーの採用は難しいのではないかと思います。(テンキーを付けたために文字キーやディスプレイが小さくなってしまうのは、おそらく受け入れられないでしょう)

(無題) 投稿者:量産型バグ  投稿日:11月 5日(水)20時47分05秒

>セイコーは、いつもこうカシオに抜かれるようなことをしているのでしょうか。
カシオ製品はキーボードがボロボロなので,私としては論外です.
また辞書というのは「質より量」で評価が決まるものでもありません.

ところで,他の方が書かれていた「絞り込み検索」って,要するにインクリメンタルサーチのことですよね?なんで素直にインクリメンタルサーチって言わないのでしょうか.

>アサディーさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 5日(水)14時44分48秒

>セイコーのT7000のコンテンツに、マイペディアを加えれば、またすぐにカシオの技ありに
>なってしまいますねー。

カシオさんの場合,ロングマン系の英英コンテンツでの実績があるので,T7000のコンテンツをそっくりそのまま入れてこないでしょうが,現行のV9000のG3をG大にしてマイペディアを追加搭載するぐらいはしてきてもおかしくないと思います。V8800の上級版のような感じです。PW-A8700やSR-T7000に対応するカシオさんの新機種発表がなかなかされませんが,もしかしたらG和英第2版の電子化とあわせて発売されるのかもしれません。

>セイコーは、いつもこうカシオに抜かれるようなことをしているのでしょうか。

各メーカーさんの考える方向性の違いかもしれませんね。マイペディアは,一般用途には需要が大きいと思いますが,普通の人が百科事典ときいて連想する多巻本のものではないので,記述内容は日本大百科全書等にくらべれば簡潔になっています。また,高橋尚子やイチローといった存命中の人名も豊富に載せているので,百科事典というよりも現代用語辞典の色彩が強く,そのぶん(本来の百科事典の目的である)森羅万象の分野の基礎知識を提供するという要素が弱くなっています。こういうコンテンツを百科事典として載せるのなら,むしろ他のコンテンツで評価の定着しているものを載せるという考えが,もしかしたらあるのかもしれません。

>それも値段が高いですし。

T7000は,IC電子辞書の歴史の中でももっとも高価な機種だと思いますが,コンテンツの中身を考えたら仕方ないかもしれません。ハードウェアの場合,多少のスペック工場があっても値段据え置きにできるかもしれませんが,コンテンツのロイヤルティーは重厚なコンテンツであればあるほど上がりますし,それに伴ってメモリの容量といった付随的な面でもコストはかかるでしょうから,50000円を超えてしまうのは仕方ないと思います。同時期に発表されたSR-Mシリーズと共存するにも,これぐらいの価格差がないと厳しいのかもしれません。

>ウェブスターのNew World Unabridged Dict. などの46万語収録分や、ブリタニカ百科
>事典、スロットには現代用語の基礎知識を毎年入れ替え可能など、ズバッと極めつけの
>ものを出せないものでしょうか。あまり役に立たななそうな会話集や漢字源などは省き、
>強気に行けないものでしょうかね。

Web3はアメリカの図書館にはどこにでも置いてあるでしょうし,それなりのステイタスがあると思いますが,3版になってからでもすでに40年以上経過しているのがネックになりますね。普通の日本人なら,CODレベルの語数で全く不自由しませんし,CODに出ていない固有名詞や専門用語の中で,今普通に目にするメディアで遭遇するようなものは,40年前のWeb3だと出ていない可能性も大きいです。英語母語話者でも,日常的にはカレッジ版の英英で十分でしょうから,日本向けの機種には載せにくいのかもしれません。私としては,むしろODE(Oxford Dictionary of English)やNOTE(New Oxford Thesaurus of English)といった,オックスフォード系の大規模英英のほうが刊行が新しいので,こちらを望みたいです。

会話集などの一般向けコンテンツは,その機種の敷居を下げる効果がありそうです。これだけ競合が激しいと,従来のSR-9200のようにあまりにターゲットを絞りすぎるのもリスクが大きいのでしょうか? SR-T7000は,コンテンツを考えれば,高度な英語力が要求される学校現場(教員等含め)が本来のターゲットなのでしょうが,TOEIC対策コンテンツを搭載しているために,学校現場以外(社会人)にも受け入れられそうな気がします。PW-A8700と差別化をする際に,CODや日本語類語では一般向けにはアピールしにくいからTOEICも入れたということなのでしょうか。もっとも,ただでさえ数に限りのあるモードキーを,こういう辞書以外のコンテンツに割り当てているのは疑問ですが(^^;;

訂正 投稿者:TAMA  投稿日:11月 5日(水)04時33分02秒

ごめんなさい、M670と混ざってしまいました。
第一候補はS7100です。

sekky様 投稿者:TAMA  投稿日:11月 5日(水)04時29分42秒

今日、自分のESLのクラスに出て改めて感じたのは、
授業の中で先生がチラッと言った単語を素早く調べるために「絞り込み検索」は不可欠ということでした。
初めて手にした2種類がどちらも絞り込み検索だったのでSEIKOのSR8700を手にした時はショックでした(^^;)。一方、勉強に電子辞書を使う方にとってはそれほど必要な機能ではないのかもしれないですね。
手にとっていろいろ使い勝手を調べてみられれば一番なのですが、それができないので今度こそ買う前に慎重に調べなくては…と思っています。(それでもネットで購入できることさえ、10年前には夢のような話だったのだからあまり贅沢を言ってはいけないのかも)

こちらでESLに参加していて感じるのは、日本人はほとんど電子辞書を持っているにも関わらず、使いこなしている人が少ないということです。ジャンプ機能も使ったことがない、という人が大半で驚きました。勿体ない!
やはり買う前のリサーチと、メーカー側のアピールが足りないせいかと思います。

>>横1列のキーの機種で電卓は非常に使いにくいです。
全く同感です。思うに、日本では電卓は携帯電話に入っているし、それこそ携帯を持っていない人で電子辞書を持っている、というのもあまり想像しにくいシチュエーションですよね。それも理由の一つかなと思いますが…。
SHARPの便利計算機能の中には年号計算などもあるので、本当に便利ですよ。
会話の中で日本の年号では知っていても西暦で知らなかったりすることがよくありますし。

>>設定変更で総ルビ表示ができる機種が理想ですね。
(中略)
>>漢字を反転させて広辞苑にジャンプできるということは,内部的には漢字読みのインデックスがすでに入っているはずですから,技術的にはそれほど難しいとは思いませんが,ルビ自体冊子体辞書の元データにはないのですから,それを表示させようとすると,電子辞書側で(ハードウェアで)対応しないといけない(漢字が出てくるたびに読みのインデックスにアクセスするとか)ので,処理速度や消費電力がネックになるかもしれません。

それは思い至りませんでした。処理速度の問題は大きそうですね。
需要さえあれば改善はなされるでしょうが…。

>>辞書に単語の意味を調べる以外の用途があるのかと思う人もいるでしょうが,拾い読みをするとか,目的もなくぱらぱらとめくってみるといった使い方もあると思います。

言いたいことをご理解頂けて嬉しいです。まさにその点がデジタルの限界というか…。
私自身がデジタル依存症気味なので子どもたちにはまずアナログの世界を楽しんで欲しい、という気持ちもあります。
学校時代、授業中に教科書そっちのけで辞書をめくるのは本当に楽しかった!

>>日本人留学生(成人の)は分からない単語をネイティブの先生に質問をしないで,電子辞書ばかり引くということはよく言われますので,電子辞書を否定的に考えるネイティブの先生もけっこういらっしゃいますから,推奨される先生というのは貴重かもしれませんね(^^)

耳が痛いです(笑)。ただ、初めの頃は質問するだけの英語力がなく(これが大問題)そして先生の説明もよくわからないので電子辞書の方が数倍は効率的、という日本人特有の「効率病」も電子辞書に頼り切ってしまう理由のひとつです。
逆に、数百ドルもする高価な電子辞書を安易に「子どもに買ってやってください」と言うESLの先生は、ちょっとプロ意識が欠けているのではないかと思ってしまいます。
特に日本人が多くて、どうせ数年で帰国なのだから、適当にESLで時間を過ごしてくれれば良い、というような学校だと日本人の子どもたちが全員電子辞書を持っていたりもするようです。
ESLでもプロの先生はあまり辞書を引かせようとしません。

>>携帯用の電子辞書で現地の小中学生向けとなると,海外メーカーを含めてもぴったりのものはありませんね。

現在求めているものは、上記の理由もあり、私が使うためのものです。
紛らわしくてすみません。「もし子ども用の電子辞書があったら買うのに!」という声が日本人家族の中で多いようなのでちょっと書いてみました。
使う人によってニーズが違う、ということを改めて感じました。
メーカー間にまたがったこうした比較検証サイトは本当に貴重です。
作って、管理されて、本当に大変かと思いますが、感謝しています。
前回のSR8700を買った時も、実はサイトを参考にさせて頂いたのですが、使い勝手などを尋ねることをしませんでした。
もしSHARP M7100をお使いの方、いらっしゃいましたら使い勝手を教えて頂けませんか?
よろしくお願いします。

(無題) 投稿者:とし  投稿日:11月 5日(水)00時30分41秒

 はじめまして。電子手帳で検索しててここにたどりつきました。すでに同様な質問があったらごめんなさい。私は34歳の会社員なんですが、この年で英検準1級をとりたいと思っております。ほんと大学受験以来の勉強なんですが、なにかお勧めはないでしょうか?このまえ家電量販店行っていろいろ触っていたのですが、反応が良く画面のきれいなシャープか見た感じ直感でいいと思ったセイコーかです。宜しくお願い致します。

セイコーとカシオ2 投稿者:アサディー  投稿日:11月 4日(火)23時47分22秒

カシオは、XD−V9000に、G大を入れ、さらにマイペディアを加えると思います。安価で。

セイコーとカシオ 投稿者:アサディー  投稿日:11月 4日(火)23時38分29秒

セイコーのT7000のコンテンツに、マイペディアを加えれば、またすぐにカシオの技ありになってしまいますねー。セイコーは、いつもこうカシオに抜かれるようなことをしているのでしょうか。それも値段が高いですし。英英辞書も、ウェブスターのNew World Unabridged Dict. などの46万語収録分や、ブリタニカ百科事典、スロットには現代用語の基礎知識を毎年入れ替え可能など、ズバッと極めつけのものを出せないものでしょうか。あまり役に立たななそうな会話集や漢字源などは省き、強気に行けないものでしょうかね。セイコーのファンだけに、じれったいです。セイコーさん、本気で頑張ってほしいですよー。

壊れる前兆? 投稿者:ryu  投稿日:11月 4日(火)19時12分33秒

SEKKY先生、アドバイスありがとうございました。下記の件、シンガポール在住なのですが、セイコーの現地代理店へもっていったところ、保証期間中なのでただでなおしてくれることになりました。ただ、日本で直してもらうことになるので、輸送費用でS$50程度を負担することになりました。また、日本に送って当地に戻ってくるまでに6週間程度かかるようです。現在は、サブ機(といっても、これは会社のものなのですが、他に使う人がいないため、ほとんど私物化している。)のSR-T5000を使っているのですが、はやく愛機に復帰して欲しいです。SR-T5000も悪くないとは思うのですが、愛着が違いますので。


>最近、愛機のST-R6500の液晶画面に、何本もの縦線が入るようになりました。液晶を開く
>角度を換えたり、液晶画面の裏を指で押したりすると縦線が消えたり、白抜きの縦線になっ
>たりするのですが、これって液晶画面が壊れる前兆でしょうか?

本体側と液晶側をつなぐフレキケーブル?の断線の兆候かもしれません。私はこういうケースにあったことはないので何とも言えませんが,過去の事例を見てみると,そのうちに液晶が表示されなくなったりするケースもあります。T6500の場合,おそらくまだ保証期間だと思いますので,すぐに修理に出してみてはどうでしょう? 液晶割れとは違うので,自然現象であれば保証対象になると思います。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 4日(火)13時39分10秒

>かくいう我が家も実は小学生に電子辞書はどうかな?と思うところがあります。
>小さい子どものうちは、紙の辞書をペラペラとめくる楽しみを味わってほしい部分があるので。

同感です。電子辞書は,決して冊子体辞書の同等品ではなく,辞書の機能の(最も重要な)一部である「単語の意味を調べる」ということに特化した辞書ですから,それ以外の使い方はしにくいです。辞書に単語の意味を調べる以外の用途があるのかと思う人もいるでしょうが,拾い読みをするとか,目的もなくぱらぱらとめくってみるといった使い方もあると思います。

小学生,中学生で本当に勉強ができる(成績がいい,ということとは別問題で)児童,生徒は,多かれ少なかれ,百科事典を読むのが好きだとか,お兄ちゃんの英和辞典の挿絵だけを探して眺めるといったことはあると思います。こういう子供に,挿絵もなく,拾い読みのできない電子辞書を与えたとして,紙の百科事典や辞書のように満足するのだろうかという気はします。目的があって辞書を引くとなると,それは勉強の一部分になってしまいますから(^^;;

>現地のESLの先生などは電子辞書を推奨しているようですが、

日本人留学生(成人の)は分からない単語をネイティブの先生に質問をしないで,電子辞書ばかり引くということはよく言われますので,電子辞書を否定的に考えるネイティブの先生もけっこういらっしゃいますから,推奨される先生というのは貴重かもしれませんね(^^)

>今のところ最有力候補はSHARP のS7000から1つ上がってS7100になりました。

携帯用の電子辞書で現地の小中学生向けとなると,海外メーカーを含めてもぴったりのものはありませんね。CD-ROM辞書なら,OxfordやBritannicaが出している子供向けの百科事典など,面白いものがいくつかありますけど。

#私個人としては,日本ではこれだけ早期英語教育が花盛りなのですから,あわせて小学生,中学生向けの電子辞書も1台ぐらいあってもいいと思います。発音機能やゲーム,カラー液晶を利用したカラー図版など,子供向けの仕掛けをいろいろ組み込めば面白い製品になると思いますが,問題は,日本の早期英語教育自体が,英語への動機付けを兼ねたコミュニケーション重視の内容で,辞書を引くということとは対極的なので,出したところでスポンサーである親御さんの支持が得られにくいのかもしれません。今の若い親御さんの世代だと,学生時代,辞書を引いたり単語を覚えたりするのが苦痛で,その割に英語運用力がつかなかったという方が多いでしょうから,せめて子供には小さいうちから楽しんで英語を身につけてもらいたい,という方が多いと思います。ですから,いくら子供向けの仕掛けをつけても,辞書というだけで抵抗がある人も多いかもしれません。このあたりは,(日本の早期教育と違い,英語自体が目的ではなく,英語という道具を使ってmathやアメリカ史など,あらゆる科目を学ばないといけないので)現地在住の親御さんとはニーズが違うかもしれませんね。

>TAMAさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 4日(火)13時38分14秒

>概算でもサッと計算できれば問題ないのかもしれないんですが…。

海外メーカーの電子辞書だと,電卓機能と一緒に換算もついていますね。日本語系コンテンツがないのが難点ですが,英語に関して言えばネイティブ向けの一般英英辞典が入っていますので,(7年生ではきついかもしれませんが)高校生ぐらいなら使えると思います。www.franklin.comなどにいろいろあります。

>便利計算機能が本当におまけのようにしか扱われていないのには、今回かなりガッカリ
>してしまいました。(それよりアメリカがさっさと世界標準に合わせてくれれば…)

国内機種だと,電卓機能自体,おまけの扱いですね。同じセイコーさんでも,海外向け機種の中にはわざわざ数字キーを電卓用に独立させているものもありますが,国内向け機種だと,どのメーカーさんもメインキーボードの最上列に1列に数字を並べています。エクセル等で数値入力をする際,テンキーを使わずにフルキーボードだけで数字を入れる人は少ないことは明らかなのに,こういう配列になっています。せめて,ノートパソコンのようにフルキーボード内にテンキーの配列で数字キーを並べてほしいと思います。昔のセイコーさんの機種はこういう配列なのでまだ使えましたが,横1列のキーの機種で電卓は非常に使いにくいです。

>しかも、現地の学校で使うわけですから、かなり高度な英単語を網羅する必要があるので、
>やはり需要がないかもしれません。

設定変更で総ルビ表示ができる機種が理想ですね。リーダーズでも,広辞苑でも,和英辞典でも,すべてルビ振りできるようになると,小学生や脳機能が不自由な方にも使いやすくなると思います。印刷物のように漢字の直上にルビを付けると,電子辞書の液晶画面では見にくくなりますので,アルクの英辞郎(オンライン版)のように,漢字の直後にカッコ書きでかな読みを載せる方法でいいと思います。漢字を反転させて広辞苑にジャンプできるということは,内部的には漢字読みのインデックスがすでに入っているはずですから,技術的にはそれほど難しいとは思いませんが,ルビ自体冊子体辞書の元データにはないのですから,それを表示させようとすると,電子辞書側で(ハードウェアで)対応しないといけない(漢字が出てくるたびに読みのインデックスにアクセスするとか)ので,処理速度や消費電力がネックになるかもしれません。

ジーニアス和英第2版(GJE2) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 4日(火)12時54分52秒

↑英語教員向け情報誌「GCD英語通信」の最新号はG和英第2版の特集になっていますが,初版とはかなり変わっていて,全面改訂に近いような改訂のようです。初版は,訳語(英語)部分にG2の同じ語の記述をそのまま載せる,いわゆるハイブリッド形式でしたが,これは新版でも踏襲されています。ただ,初版と違い,ある語とある語がどのような違いがあるかということに関して,和英辞典の立場から詳しく説明がされています(初版は,こういった説明がほとんどなく,英和の記述をユーザ自身で比較する必要がありました)。たとえば,「こころ」の項では,mindとheartの違いを,知性や理性の働きか,喜怒哀楽の感情や愛情かという点で説明し,これを裏付ける例文を多数あげています。また,用例の非文情報も細かくなり,OKのもの(無印),less typicalなもの(△印),non-typicalなもの(×印)の3段階(執筆段階では5段階あったそうです)で示されています。従来はOKか非文かの2段階でしたから,語法の裁判所のような白黒をつける(規範的な)スタンスというより,実際の使用実態やネイティブの判断をもとに,「灰色」も認める記述的なスタンスが強まっていることがうかがえます。#もっとも,受験生にしてみれば,「△」という判断は不安を煽るかもしれませんが(^^;;

新語も大幅に増強されていて,「構造改革」「拉致被害者」というような旬の語まで載っているのはびっくりです。そのほか,「朝練」「(部活の)顧問」のような,高校生にとって身近な単語で,単にG3をひっくり返しただけでは拾えないような語や「香典返し」のような日本文化独特の語も収録されているようです。このような,メインユーザである高校生にとって身近な単語や日本文化に根ざした語を積極的に収録するというスタンスは,ニューアンカー和英など,最近の和英辞典の影響も大きいかもしれません。

ジーニアス系のコンテンツは,冊子体刊行から電子化までのサイクルが短いので,GJE2も早ければ来年の新学期モデルで載せてくる機種が出るかもしれません。セイコー,キヤノンなど,年末に新機種を予定しているメーカーさんが,和英は研究社の中辞典にしたのも,もしかしたらそういう読みがあるのかも…?

>Sekky様 投稿者:TAMA  投稿日:11月 4日(火)12時28分18秒

詳しいレスをありがとうございます。
換算機能のシートを公開しているサイトもありますし、パソコンを立ち上げれば一挙解決には違いないのですが、やはり病院や学校でのボランティア時など、サッと答えが出る便利電卓機能が、やはり私の命綱である電子辞書についている、というのは魅力的なのです。

たとえば富士山の高さを聞かれたり、飛行機の高度は?とか太陽の表面温度は?なんてことを子どもたちは全てマイル・フォーレンハイトで知りたがります。概算でもサッと計算できれば問題ないのかもしれないんですが…。
もっともアメリカ人も過去何度かの失敗を踏まえて、今度こそがんばってメートル法を普及させようと努力はしているようですが…Old dog never learn new trick…でしたっけ。難しいみたいです。

話がそれましたが、便利計算機能が本当におまけのようにしか扱われていないのには、今回かなりガッカリしてしまいました。(それよりアメリカがさっさと世界標準に合わせてくれれば…)

>>現行機種で一番近いのはキヤノンさんのIDF-3000でしょうか。

ご教示ありがとうございます。確かに、ほぼ理想的ですね。(気付きませんでした。)
しかし、残念ながら小学生には「漢字が読めない」という致命的な問題があるのです。
やはり対象を小学生に絞ったもの(ふりがなつき)でない限り、なかなか難しいと思います。
しかも、現地の学校で使うわけですから、かなり高度な英単語を網羅する必要があるので、やはり需要がないかもしれません。
かくいう我が家も実は小学生に電子辞書はどうかな?と思うところがあります。
小さい子どものうちは、紙の辞書をペラペラとめくる楽しみを味わってほしい部分があるので。

現地のESLの先生などは電子辞書を推奨しているようですが、彼らに「日本語には漢字という厄介なものがあるので辞書を与えれば良いというものではない」ということを理解してもらうのはなかなか大変です。

今のところ最有力候補はSHARP のS7000から1つ上がってS7100になりました。
実売価格は2000円くらいしか変わらず、辞書の数が全く違うので…。
でもそこまで必要か、使うかどうか、と考えると…微妙ですね。
だからこその値段設定も微妙です(笑)。

投票結果(2) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 4日(火)11時20分06秒

「何台電子辞書を持っていますか?」

1台 134 
2台 75 
持っていない 60 
3台 24 
6台〜10台 14 
4台 11 
5台 5 
16台以上 4 
11台〜15台 0 

-----------------
複数機種を持っている人が意外と多かったのに驚きました。もっとも,これは拙サイトをごらんになる方の話で,たとえば価格コムのサイトなどでは持っていない人が多くなるでしょうから,一般化はできないと思います。16台以上という人が4人もいらっしゃったのはびっくりですが,これが本当であれば,電子辞書のコレクターの方か,メーカーさんの開発者など,仕事で必要な方でしょうか…?

とはいえ,1台のみ持っている人が圧倒的ですから,電子辞書がブレイクし始めた頃に購入した人で,買い換え,買い増しを考えていらっしゃる方がかなり多いことがうかがえます。こういうユーザの方のニーズを満足させるには,単なるコンテンツの追加や薄型化といった目先の改善ではなく,操作性やコンテンツバランスといった使い勝手にももっと目配りした機種が出てきてほしいものですが…(^^;;

>AKIさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 4日(火)11時04分04秒

>米アマゾンで10月23日から書籍の全文検索が始まっています。
>ページ内のサーチ・ボックスの中に言葉を入れると約12万タイトルの書籍の全ページから
>その該当部分を示してくれるというものです。

これは我々研究者にとっては非常に便利で,大規模コーパスが無料で使えるようなものですから,今後の発展が楽しみです。現段階だと,書籍タイトルのサーチ結果と一緒に出てくるので,コーパスとして使うには余分な情報(原点の書籍写真や価格等)まで表示され,一覧性に欠けますが,これがコンコーダンスソフトのように,KWIC形式(サーチキーワードを中央に揃え,1ヒット1行でリスト表示する)で出せればおもしろいと思います。

それにしても,こういうサービスは出版社にとっては著作権の問題に絡んでくるので脅威だと思います。対象となる12万タイトルはたぶん版元に許諾を得ている(無断でということはまさかないでしょう)のでしょうが,市販の商用コーパスにも少なからず影響を及ぼすでしょうから,コーパス言語学の世界でも議論を呼びそうです。

#Googleのようなロボット型のサーチエンジンにしても,考えてみればサイト制作者の許可など一切求めないで勝手にクロールしてデータとして蓄積しているわけですから,これはこれで場合によっては物議をかもすと思います。もっとも,ロボットのクロールを回避するタグは用意されていますので,勝手を知っている人はどうということはありませんが(^^) HPを作っている人の中には,一般には公開したくないが,特定の人にだけ見てほしいようなコンテンツは,いちいちパスワード認証でアクセス制限をかけないで,デッドリンクにしている(一般公開のページにはリンクを張らずに,当該ページのURLを相手に直接入れてもらう)ケースは多いと思いますが,Googleだと,タグを付けておかないとこういうページもクロールされてしまう場合がありますね(^^;;

>H1Bさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 4日(火)10時44分10秒

>英英も、学校の勉強用には、学校で奨められたスコラスティックの学習用英英と、私が
>買ってきた Scott Foresman の Childrens Dictionaryを、いずれも冊子体ですが、
>使用しているようです。子供には、電子辞書の世界はまだまだ遠いようですね

このあたりが,実質的に母語と同じように英語を学んでいる現地在住の日本人と,外国語として学ぶ日本の学習者とは違うところでしょうね。OALDやLDOCEなどの学習英英は,成人の外国語学習者を対象にしているので,アメリカ人と同じような環境で英語を学んでいる子供の日本人には使いにくい(高学年になると,学習英英独特の説明的な語義記述が逆に現地の子供にはまだるっこしくて分かりにくいと感じる場合もあるようです)かもしれませんね。スコットフォースマンヤスカラスティック社のような,現地の子供向け辞書(たいていはハードカバーになっていますが)のほうが分かりやすいかもしれません。

>TAMAさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 4日(火)10時38分41秒

>「大きさ」「英英辞典」「便利計算」この3つが我が家にとって最大のキーワードになりま
>す。
>すると、「便利計算」という部分だけでもうメーカーはSHARPに限られてしまうようですね。
>北米で生活する者にとって、毎日接する、マイルやポンド、オンス、フィートやフォーレン
>ハイトと日本の単位との換算は不可欠なのです。

在住の方でしたら,感覚的に概算で出すことはできると思いますが,たしかに病院での指示など,正確さが要求される場合はシャープさんの換算機能は便利ですね。他社に波及しないのが不思議ですが,電卓機能は辞書のおまけのように考えているメーカーさんも多いのかもしれません。

>子どもを持つ親たちはよく「子ども用に英和・和英と国語辞典のついた電子辞書が出ない
>かしら」という話をします。

現行機種で一番近いのはキヤノンさんのIDF-3000でしょうか。広辞苑でなく,学研新国語辞典なので語釈も分かりやすいですし,英和,和英も高校生向けのスーパーアンカー(和英はニューアンカー)なので,ジーニアスより語数は少ないですが,些末な文法解説などがないので,現地の低学年の子供さんなら十分使えると思います。余分なコンテンツがなく,英和,和英,国語,漢和だけという点も,子供さんには使いやすいでしょう。ただ,サイズがちょっと大きくなりますね。

換算機能は,電子辞書を使わなくても,Excelに計算式を入れたシートを作っておけば,数値を入れるだけで自動的に計算してくれますね。単位を指定しなくても,とにかく数値を入れれば,様々な単位にいっぺんに換算し,一覧するようなシートを作れば,便利電卓の換算機能よりも使いやすくなるかもしれません。単位の換算は,四則演算だけですから,PDAに付属のスプレッドシート(Pocket Excelなど)でも十分です。

米アマゾンの書籍全文検索 投稿者:AKI  投稿日:11月 3日(月)15時22分37秒

米アマゾンで10月23日から書籍の全文検索が始まっています。ページ内のサーチ・ボックスの中に言葉を入れると約12万タイトルの書籍の全ページからその該当部分を示してくれるというものです。

ある言葉が実際に、またどのように使われているかを調べるために、Google等のサーチエンジンでインターネット全体をコーパス代わりに検索する方法がありますが、ネットの性格上、不正確な文章、誤用なども多く含まれる短所がありました。

これが書籍であれば文章の正確性はネットよりも高いものになります。
あくまでショッピングサイトであり、コーパス目的としては不必要な情報も多く出ますが、一つの選択肢とすることができるのではないかと思います。

http://www.amazon.com/


H1Bさん 投稿者:TAMA  投稿日:11月 3日(月)00時11分02秒

こんにちは。resありがとうございます。 私はH4です。

そうなんですよね、まあ概算で済むと言えば済むものではあるのですが、私は正確に知りたい場合が多いのでやはり手放せない機能なのです。
自分の身長や体重はやっと覚えましたが(笑)、3人の子どもたちの身長やら体重やらを何かに書き込む際などはやはり覚えきれず、ずいぶんお世話になっています<便利計算先日は病院で「明日、32オンスの水を飲んでくるように」と言われ、そのとき便利計算のついていない電子辞書を持っていたばかりに900ml超という大量だと気付きませんでした。

辞書について英英辞典の種類を教えてくださってありがとうございます。参考にします。日本で出ている中学生向けの英和辞典ではこちらの小学校の勉強にはまるで役に立たないので、Houghton MifflinのStudent Dictionaryを買いました。でも大きいし重いし、内容は難しい…ほとんど使ってないみたいです。

他の方々の投稿を見ていても、本当に求めるモノは千差万別だなぁと感心します。メーカーもいろいろ出しているのだからそれに見合う宣伝と情報が行き渡ればもっと選びやすくなりそうですね。

>ewqさん 投稿者:H1B  投稿日:11月 2日(日)15時59分34秒

私もT7000待ちですが、M6000の魅力がよくわかりました。ありがとうございます。M6000の操作性と収録辞書からみると、ネイティブ用でしかも語数が多い英英(CODなど)が必要ではない場面では、非常に便利そうですね。お手軽電子辞書、実力版というところでしょうか。

M6000レビュー 投稿者:ewq  投稿日:11月 2日(日)14時46分44秒

M6000きのう買ってきました!
CD-ROMからPCにインストールするタイプの電子辞書はよく使っていたのですが、IC電子辞書は持っていなかったので、このサイトを大変参考にさせていただきました。ありがとうございました。

M-6000を買った理由は、「収録辞典が私の希望を満たしていた」ことと「(私にとっての)使いやすさ」にあります。

まずは収録辞典について。私は大学4年なんですが、最近英語の論文を読む機会が多くなったのと、留学生のチューターになったことから、用途は論文を読む&会話です。

従って
(1)語数の多い英和辞典と説明の詳しい学習用英和辞典(論文を読むため)
(2)英会話とっさのひとこと(会話のため)
(3)外国人学習者向けの英英辞典(論文内・会話内に出てきた単語のイメージをつかむため)
(4)和英辞典(留学生から質問を受けたとき英語で説明するため)が入っていることが必要条件になります。

(1)の理想はジーニアスとリーダーズ・リーダーズプラスが入っていることなんですが、ジーニアスとリーダーズ、またはリーダーズ・リーダーズプラスの組み合わせがほとんど。
このどちらかから選ぶことにしました。

(2)は、お恥ずかしい話なんですが、読む&書く&聞くに比較して話す練習をほとんどしてこなかったので、簡単な会話でも固まってしまうことがたびたびあるんです。ゆっくり考えればわかることでも、実際に日本語が全くわからない外国人と1対1で話をするとなると、緊張してパニック状態に… 例:「電話番号」という文字列をphone numberに置き換えられない

(3)については、完全に好みの問題ですが、私はCOBUILD、LDCE、OALDの順で考えていました。

(4)については、できれば新和英中辞典がついているものを考えました。

これらを満たすものはいくつかありましたが、決定打となったのは次に書く使いやすさです。

以前に友人が使っているカシオの電子辞書を借りて使ってみた感じで、
・ゴムのキーボードが私にはなじまないこと
・薄い割に重量感があるので扱いづらい(開閉時、使用時など慎重にならざるをえない)ことがわかったので、カシオは対象外。それ以外を比較しようと量販店へ。

実際に店頭でさわってみたところ、セイコーのプラスチックキーが私にはしっくりなじみました。もちろんT系列の方がM系列より押しやすかったです。

また、薄さと重量感のバランスがよく、本体部分も「金属金属していない」(ニュアンス伝わりますかね? ^_^;)ことから気軽に使えるのもポイントです。

そして、これは期待していなかったんですが、左上のキーがとってもいい!です。両手で抱えて持つというスタイルは(某○ニーのミニノート、Uシリーズに似ていますが)とてもいいと感じました。特に決定/訳キーが矢印キーの右、戻るが矢印キーの左にあることから感覚的に行ったり戻ったりできます。

私の場合、電子辞書を机の上に置いて使うときに、画面が見づらくてすこし液晶部分を倒して使うことがあるんですが、その際キーボード側がちょっと浮いた状態になって使いづらくなるんです。ところがMシリーズは持って使うのに最適な形状なのでこれが解消されます。

さらに片手(左手)だけで支えられる重さであり、アルファベット入力以外はほとんど左手のみで操作可能なので、「左手には電子辞書、右手にはペン」を持った状態が可能になります。これは前述した論文を読む際に、メモをとる作業が必要になる(後に要約を作るため)のでとても便利です。

で、T7000まで待つつもりが、結局M6000を買ってしまった私です。長々と書きましたが、どなたかの参考になれば、と思います。

TAMAさん 投稿者:H1B  投稿日:11月 2日(日)14時13分31秒

>北米で生活する者にとって、毎日接する、マイルやポンド、オンス、フィートやフォーレンハイトと日本の単位との換算は不可欠なのです。

なるほど。ご苦労されてますね。一度便利な機能を使ってしまうと、その機能がないものでは不満になりますね。でも、慣れれば、温度でも、機械なしで生活上困らないレベルでの概算ができるようになるようです。かつて住んだニューヨークでも今住んでいるサンフランシスコでも、私の周辺の日本人家庭では、単位の換算を電子的にやっているというお話は聞きません。シャープの電子辞書自体が最近のものだからかもしれないですね。

我が家では、4年生の子供が、セイコーのSR9200のCODがわかりやすいといって、(どこまで本当にわかっているのやらとは思いますが)時々使っているようです。国語辞典は、三省堂の小学生用の冊子体のものを使用しています。英英も、学校の勉強用には、学校で奨められたスコラスティックの学習用英英と、私が買ってきた Scott Foresman の Childrens Dictionaryを、いずれも冊子体ですが、使用しているようです。子供には、電子辞書の世界はまだまだ遠いようですね。

海外在住者が求める電子辞書 投稿者:TAMA  投稿日:11月 2日(日)05時16分38秒

はじめまして。家族で北米に住み、5台目の電子辞書購入を考えている者です。子どもは7年生、6年生、そして4年生。3年目に入りましたがまだまだ完全に日本語優勢です。
現在家にあるのは
SHARPのPW-M710が2台、
SONYのDD-IC300(片手で持てる小さいヤツ)が1台、
そしてSEIKOのSR-8100が1台です。

SONYのDD-IC300は、まず電源スイッチが2段階(電源キーを押した後でないと英和や和英ボタンを押せない)であること、ジョグダイヤルが使いづらいこと、英英も広辞苑もついていないこと、そして電卓もついていないこと。これを当時2万円近く出して買ってしまって激しく後悔しました。当時はまだ情報もなかったのです…。

その時同時に買ったSHARPのM710は非常に気に入り、2台目も追加購入しました。英英辞典がないことが唯一の不満でした。

その後1年くらい経って、英英に惹かれて買ったSEIKOのSR8100は、まずその大きさに驚かされました。これでは日常に(買い物とか)使うのには不便すぎたのです。そして絞り込み機能がないことがとっさの場合には役に立ちません。さらに便利電卓がないことが致命的でした。今ではこれはほとんど使っていません。

「大きさ」「英英辞典」「便利計算」この3つが我が家にとって最大のキーワードになります。すると、「便利計算」という部分だけでもうメーカーはSHARPに限られてしまうようですね。北米で生活する者にとって、毎日接する、マイルやポンド、オンス、フィートやフォーレンハイトと日本の単位との換算は不可欠なのです。

こちらを拝見していても日本国内で勉強用に電子辞書を必要とされる場合と外国での生活用に迫られる場合とではずいぶん求めるモノが違うようだと感じます。そこのあたりをメーカーの方にもわかってもらいたいです。子どもを持つ親たちはよく「子ども用に英和・和英と国語辞典のついた電子辞書が出ないかしら」という話をします。既存の電子辞書は大人向けなので、小学生には用語自体が漢字だらけで難しすぎるのですよね。まあ、紙の辞書すらもそういう目的のものはまだ出ていないので不可能とは思いますが…。

子ども向けはともかくとしても、SHARP以外のメーカーが上記の便利電卓機能を備えていないことは信じられない思いです。あまり需要がないのでしょうか…。

今のところ、私の条件を満たすのはSHARPのM670か、S7000あたりでしょうか。M670は国語辞書が一切ないのが気にかかります。日本語があやふやになってきている今日この頃です。でも実売価格でM670とS7000の間には1万円近くの差があるのですよね。悩むところです。

便利電卓機能のために選択肢はSHARPだけになってしまい、ちょっと残念です。

>そろそろ、上位機種? 投稿者:sei  投稿日:11月 1日(土)13時47分35秒

ipuさん、Sekky@管理者さん
ありがとうございます。

カシオが新しい上位機種を出すのを待って見たいと思います。希望は、リーダーズ+G大+COBUILD+マイペディアというパターンです。新和英中辞典は慣れていないので、G和英がよいですね。かなり欲張りな構成かもしれません。COBUILDは、一度も採用されていないので、すぐに採用されることはないと思いますが。

>seiさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 1日(土)11時32分30秒

>Reader's Digsetを読み始めたのですが、PW-M670のジーニアスに載っていない単語を
>時々見かけます。この雑誌はそんなに難しい話題を取り上げていないはずなので、学習
>用辞書でも単語を調べられると思っていました。ひょっとしたらスラングで載っていな
>いだけだったのかもしれませんが、リーダーズあたりなら載っていそうですね。

RDは英語圏では一般層を対象にした雑誌で,記事も短いものが多いので読みやすいと思いますが,性質上,別の雑誌掲載の記事を紹介するようなものも多いので,元のソースのレベルによっては難解な語も使われていると思います。主に専門用語などですね。

>逆に、ジーニアスで英字新聞などで出てくる単語を見つけられなかったケースないような
>気がします。

新聞の場合,幅広い記事を扱うので,1つのことをそれほど掘り下げては載せていませんので,語彙も他の雑誌にくらべれば易しいと思います。

>皆さんの意見を拝見すると、次に買い足すとしたらSR-M6000かXD-V9000かなと思います。

seiさんの用途からすると,「収録語数の多い辞書」というニーズが明らかなので,むしろもう1ランク上の複数の大規模英和搭載機(PW-A8700, SR-T7000)のほうがいいのではないでしょうか。ipuさんもおっしゃるように,読解目的でしたら,今ならT7000やA8700がありますので,V9000を選ぶ必然性もないと思います。もっとも,シャープ,セイコーとダブル大規模英和搭載機が出てきているのに,いつもはすぐ対抗機種を入れてくるカシオさんが沈黙しているわけはないでしょうから,V9000の後継もそのうち出てくるかもしれません。カシオさんの場合,価格据え置きで今までの機種にコンテンツを追加搭載するケースが過去に多いので,複数の二外辞書とマイペディア+V9000相当コンテンツぐらいの製品を出してきたりして(勘ぐりですが)。二外辞書はともかく,マイペディア+大規模英和の組み合わせはニーズが高いでしょうから,V8800の上位機として可能性はあると思います。

 投稿者:ipu  投稿日:11月 1日(土)09時18分42秒

T7000とA8700があるなかで、V9000の選択は無いと思いますが。。。

そろそろ、上位機種? 投稿者:sei  投稿日:11月 1日(土)01時47分59秒

TOEICのリーディングのスコアが、リスニングの半分くらいのため、Reader's Digsetを読み始めたのですが、PW-M670のジーニアスに載っていない単語を時々見かけます。この雑誌はそんなに難しい話題を取り上げていないはずなので、学習用辞書でも単語を調べられると思っていました。ひょっとしたらスラングで載っていないだけだったのかもしれませんが、リーダーズあたりなら載っていそうですね。逆に、ジーニアスで英字新聞などで出てくる単語を見つけられなかったケースないような気がします。ただ、英字新聞は書き方(言い回し)が硬いので読みにくいです。

皆さんの意見を拝見すると、次に買い足すとしたらSR-M6000かXD-V9000かなと思います。リーダーズのような大規模な英和辞典と広辞林などの国語辞典があればよいと思っています。COBUILDは、ペーパーバックのNew Student's Dictionaryが気に入っているので電子辞書には要らないと思います。XD-V9000は、類語辞典が3つも載っているので便利そうです。また、大きさは気にしません。電子辞書のディスプレイはコントラスがパソコンに比べ低いので、ディスプレイが大きいほうが字が大きくて見やすいかな。