電子辞書掲示板過去ログ
(2003年9月後半)

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>パンプキンフェイスさん 投稿者:ひまわり3  投稿日: 9月30日(火)23時28分35秒

ヨドバシカメラ マルチメディア梅田は電子辞書も品揃えが良いと思います。
地下鉄御堂筋線の改札口(たくさん改札口があってわかりにくいけれどたぶん北口)出たらすぐヨドバシの入り口があります。地下から入れます。郊外の電気店やスーパーの電気売り場の展示コーナーで前はよく見ていたのですが、シャープやカシオが中心でソニー、キャノン、セイコーのはあっても電池が入ってなかったりだったのですが、はじめてヨドバシに行った時は展示品がすごーい数でびっくりしました。週に1回御堂筋線に乗るので、かならず電子辞書売り場に寄って楽しくいろいろ試しています。日本の電子辞書自体もこの1年でたくさんの種類が出ていますし、メインのものはほとんど展示で置いてあるみたいなので、きっと海外にいらしたパンプキンフェイスさんもそのすごい量に驚いてしまうのではないでしょうか。

COBUILD CD-ROM 投稿者:青犬  投稿日: 9月30日(火)23時06分41秒

Sekky様、ご回答ありがとうございました。

>青犬さんのリモホからすると海外在住でしょうか? 
>海外ではもう4版は出ているようですが,日本にはまだ入っていません。
>11月はじめぐらいになる? ときいたことがあります。
>そのため,4版のCD-ROMはちょっと私も分かりません。

9月より米国在住です。こちらでも書店ではまだ見かけませんが、elearnaid.comやamazon.co.ukでオンライン購入できるので、検討しているところです。
日本のアマゾンでも、洋書ハードカバー版は購入できるようですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0007157991/qid=1064928781/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-2403660-6236314

>語義全体のコピペでしたら,3版のCD-ROMなら,
>メニューのEdit->Copy Entryでクリップボードにコピーされるので,
>ワープロソフト等で貼り付け操作をすればOKです。普通のソフトのように,
>語義自体をマウスのドラッグでハイライトしてコピペすることはできません。

早速やってみましたら、出来ました。ありがとうございました。

>発音記号に関しては,音声があるからカットしてあるのかもしれませんね。

その理由からカットしたのだと思いますが、音声を聞けないシチュエーション(会議中など)では発音記号を確認できないのは困ります。

>#3版CD-ROMでは,用例に付記されている文型表記がカットされていますが,
>これは問題だと思います(enjoyなどを引いてみると,冊子体やSR-T6500に搭載のものとは情報量がかなり違います)。

今、所有しているT6500で確認してみました。私はCOBUILDをCD-ROM版から使い始めたので、気づきませんでした。(冊子体は持っていません。)
4版のCD-ROMでは改善されていることを期待したいですね。

ご教授いただきたく思います。 投稿者:はな  投稿日: 9月30日(火)22時25分35秒

はじめまして。
電子辞書の購入を考えております。
SHARPのPW-A8000かCASIOのXD-V6300で悩んでおります。
収録辞書には若干の違いがありますが両方とも内容的には満足のいくものであると考えております。
ですのでできれば機能・操作性などで決定したいと考えていますがどなたかご存知の方がおられましたら教えていただきたく思います。

よろしくお願いいたします。

>青犬さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月30日(火)17時38分35秒

>先日発売された冊子体COBUILD4版にはCD-ROMも付いていることを知り、(しかも単体で
>購入した3thのCD-ROMより安い!)Amazon.ukから購入を考えているところです。

青犬さんのリモホからすると海外在住でしょうか? 海外ではもう4版は出ているようですが,日本にはまだ入っていません。11月はじめぐらいになる? ときいたことがあります。そのため,4版のCD-ROMはちょっと私も分かりません。

>1.コピー&ペーストは1単語のみ可能で、語義全体を選択できない。

語義全体のコピペでしたら,3版のCD-ROMなら,メニューのEdit->Copy Entryでクリップボードにコピーされるので,ワープロソフト等で貼り付け操作をすればOKです。普通のソフトのように,語義自体をマウスのドラッグでハイライトしてコピペすることはできません。

発音記号に関しては,音声があるからカットしてあるのかもしれませんね。

#3版CD-ROMでは,用例に付記されている文型表記がカットされていますが,これは問題だと思います(enjoyなどを引いてみると,冊子体やSR-T6500に搭載のものとは情報量がかなり違います)。

アドバイスありがとうございます。 投稿者:ほのか  投稿日: 9月30日(火)17時23分25秒

Sekkyさま

そうですか、フランクリン社は合成音声なのですね。それは残念です。

持ち歩きにはあまり向いていないということなので、やはり日本製の英和・和英収録のものの方がよいのでは?ということなので、当初の予定通りに購入しようかと思います。
ただ、発音機能付のもので選ぶとなるとこんなに選択の幅がなくなるとは思いませんでした。
いろいろなものを収録して収録冊数を競うのもよいのですが、発音を聞ける辞書にも力を入れてほしいと切に思いました。

それから、XD-S8500は発売されて、かなりの時間が経っていますが、発音機能搭載の型というのは、近々新機種が出るようなうわさはないのでしょうか?
需要が少ないようなので、まだしばらくはないような気もしますがどうなんでしょうか。

販売店 投稿者:パンプキンフェイス  投稿日: 9月30日(火)17時11分43秒

Sekkyさん、いつもながら丁寧なご返答ありがとうございました。

帰国は大阪と大分で、大阪にいるのは最初の1週間だけですが、ためしにいくつか店をまわってみようと思います。

この掲示板を見ている方で、大阪で電子辞書の品揃えがよい店をご存知の方、ぜひ、店名などお教えください。

ちなみに、CODはH1Bさんのいわれるとおり、一家に一冊広辞苑、みたいな辞書なのでしょうか。冊子版を持っていますけど、そういわれれば、広辞苑くらいの大きさかな…?

NOEDは以前コンピュータ雑誌の付録についていたCD版を持っています。自分で英文を書くときには使いませんが、古い英語を調べるときには役には役に立ちました。

ちなみに、オックスフォード・トーキング・ディクショナリーという、イギリス英語で単語を発音してくれる辞書CDがありますが、内容はNOEDからの抜粋のようでした。こちらは30ポンドほどで購入しましたが、これも雑誌付録についていたのを見かけたことがあります。フルライセンス版で、雑誌の値段は5ポンド。泣けました。

COD 投稿者:H1B  投稿日: 9月30日(火)15時17分08秒

Sekkyさん、

現在も使われている様々な古い法律についてのレクチャーテープを聞きながら、綴りを調べたり、概要をまとめたりしたことがちょっと前にありました。英米で出ている専門辞書は詳しすぎ却って概要の把握や綴りの確認には不便。そこで、SR9200のCODをまず最初に使いました。ところが、案外と出ていません。そこでリーダーズにすると、足りないとはいえ、出ているものが多く、重宝しました。リーダーズと同等の語彙をカバーし、解説も、もう少し格式が高いと、こうした調べ物のときに役立ちます。

他の機会に何か日常的な用向きの文章を読んでいたときにも、CODの語彙が少ないのに驚いたことがあります。

こうした不足を感じにくい辞書というと、NODEくらいになるのでしょうか。冊子体やPCで普段から使用しているわけではないので、比較したことはないのですが、はるか昔に、何でも出ていて気持ちの良い辞書を図書館でしばらく愛用したことがあります。それが、NODEだったかもしれませんが、もう覚えてはいないのです。で、CODの代替候補を具体的に示すつもりではなかったのですが、便利な世の中になると、もっと便利になってくれ!という気持ちになり、書き込みをした次第です。

新和英中辞典の固有名詞強化は、どこまで便利に作られているか、今から楽しみです。

COBUILD 4th CD-ROMについて 投稿者:青犬  投稿日: 9月30日(火)13時26分48秒

Sekky先生、皆様こんにちは。
こちらのサイトでCOBUILDのよさに目覚め、3thのCD-ROM版を購入し、愛用しています。先日発売された冊子体COBUILD4版にはCD-ROMも付いていることを知り、(しかも単体で購入した3thのCD-ROMより安い!)Amazon.ukから購入を考えているところです。

この4th CD-ROM版では、3th CD-ROM版の以下の不便な点は解決されているのでしょうか。1.コピー&ペーストは1単語のみ可能で、語義全体を選択できない。
2.発音記号の記載がない。

ご使用の方がいらしたら、ご教示いただけると幸いです。

>ほのかさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月30日(火)11時08分22秒

>発音してくれる機能のついた電子辞書を買おうと、店頭でCACIOのXD-S8500とセイコー
>のSD7200のどちらかで悩んでいたのです。発音機能付の電子辞書の少なさにビックリも
>しました。
>そして最近、このサイトの存在を知り、いろいろな情報、ご意見を拝見していました。
>米フランクリン社の発音が充実しているという電子辞書というものを知り、大変興味を
>持っています。

Franklinの辞書は,たしかに発音機能は充実していますが,合成音声ですので,発音が苦手な日本人が「お手本」の発音を知るにはちょっと不向きかもしれません。また,英和系の辞書が入っていない(英英専用機)ですし,日本の電子辞書よりも武骨なので,発音専用で複数を持ち歩くのはかさばるかもしれません。

たしかに,Franklinの機種は合成音声ですので,ほとんどの単語を発音してくれますが,実質的には肉声収録のカシオさんの機種(XD-S8500など)でも問題ない気はします。S8500の場合,ジーニアス英和で星印のついている単語はほぼすべて発音を収録しています。だいたい10000数千語発音してくれますので,発音記号が苦手ということでしたらこれで問題ないと思います。たとえば,アルクが作っているSVLという英語学習の基本語リストが12000語ですが,10000語を超えるようなレベルの単語だと,TOEFLでかなりのスコアをとり,学位留学するような人でも知らない単語がけっこうあると思います。そう考えれば,S8500でも,英語学習に必要な単語はたいてい発音してくれると言えるのではないでしょうか。むしろ,身近にネイティブの方がいらっしゃるなら,S8500で発音できない単語は,直接きいてみればいいかもしれません。意外とネイティブの人でも発音があやふやだったりという人はけっこういますけど(^^)

>H1Bさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月30日(火)10時59分08秒

>ただ、CODはどちらかというと家庭向き。メーカーさんの発表を見るとこのあたりを
>やや誤解されているかな、と感じました。なので、仕事向きの本格英英の搭載を、次の
>機種には期待したいところです。でも、CODでも十分うれしいことに変わりはありま
>せん。

本格英英というと,例えばどのようなものでしょう? たいていの日本人だと,CODクラスの英英でもかなり語数が多く,学習英英で物足りないニーズも満たせると思いますが,これより上となると,NODEのような大規模英英などでしょうか? CODは固有名詞を一切カットしているので,公称語数が同じぐらいの辞書より,実質の語数は多いですね。CD-ROM版で調べたら,CODの主見出しがたしか7-8万ぐらいだったと思います。そうなると,英和で言うならG3をしのぎ,プログレッシブ英和なみの収録語なので,専門用語にもある程度対応できます。

>和英は、私の場合は、固有名詞の綴りがわからないときや、専門外のちょっとした言葉
>(名詞がほとんど)探しに使いますが、SR9200に搭載の和英中辞典は、この用法
>には、ほとんど役立たずでした。今回の新版はどうか、楽しみです。

新版では収録語数が旧版の1.4倍だそうなので,語数は大幅に増えています。固有名詞も増強され,とくに作品名(映画,絵画,小説など)やアジアの地名などが増えています。ハリーポッターの全巻の名前が入っているとか,話題性も多いですね。

(補足) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月30日(火)10時27分59秒

以下に示した例はシャープさんの機種のものです。カシオさんのXDシリーズは,after & hoursで(2)の例文はヒットしません。つまり,XDシリーズの場合,ジーニアス英和での例文検索は「変化形であっても,原形を入れないとヒットしない」ということになります(2002年11月24日のログに書いてあることと同じ)。いずれにしても,after & hoursでafterとhoursが両方使われている例文がヒットしないのですから,本質的には同じことですが(^^;;

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月30日(火)10時20分24秒

このように,同じ辞書内でも挙動が違うのはちょっと疑問です。たしかに,ジーニアス系の辞書は用例の見出し語部分が「〜」になっているので,例文検索のインデックスを作る際に工夫がいるのは分かりますが,それでも上記のように,after hoursが使われている例文が,場合によってヒットしたりしなかったりというのは困ります。

今までは,出版社をまたいだ同一種の辞書を1つのモデルにカップリングした機種はほとんどなかったので,こういう現象は顕在化しなかったのでしょうが,最近のハイエンド機のように,出版社の異なる英和が一緒に入っていると,同じ英和であるのに,ジーニアスとリーダーズでは挙動が異なることになり,ユーザは戸惑います。

以前,電子辞書パワーユーザの人に「この電子辞書には本当にジーニアスの例文すべて入っているんですか? 省略されている例文があるのでは?」と言われたことがあります。電子化の際に偶発的に漏れてしまったということなら,万一あるかもしれないが,意図的にカットしていることはありえないです,というお話をしたら,例文検索で,あきらかにジーニアスには載っている平易な例文がヒットしないことがある,と言われたので,これだ,と思ったのですが…。

例文検索は,とにかく入力したキーワードが含まれる例文を全部検索できて当たり前の機能です。インデックスの都合というようなことは,厳しい言い方をすればユーザ側の知ったことではありません。もちろん,メーカーさんも開発時に例文検索のテストはしているでしょうから,OALD等,多のコンテンツでは全く問題ないので,ジーニアス系も同じだと思い,見過ごされてしまったと思いたいですが,次期機種での改善を強く望みたいです。マニュアルにも,こういう制約は一切書いていないのですから,まさか,こういうことを承知の上でそのままにしているとは思えないですが(^^;;

いずれにしても,こういうコンテンツによって揺れが生じるような仕様にせざるをえないのなら,その機能を搭載しないほうがはるかにましですし,例文検索という機能を搭載する以上は,「入力したキーワードが含まれる例文を根こそぎピックアップする」というあたりまえのことがあたりまえにできるようなものにしてほしいのがユーザの言い分だと思います。

ジーニアス系辞書の例文検索 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月30日(火)10時19分08秒

(メーカーさんや例文検索を重視するパワーユーザの方向けです)

2002/11/24 22:36:48にXD-R9000のレビューで指摘したのですが,ジーニアス系英和(=G3,G大)搭載機の例文検索は,入力した単語が含まれる例文がヒットしないことがあるので注意が必要です。この現象はカシオさんの機種だけかと思っていましたが,シャープさんの機種でも,XD-R9000以前に発売されたPW-M670に始まり,最新のPW-A8700のG大に至るまで,そのままになっています。個別機種の特殊な不具合(いわゆるバグ)ならここで晒すのもどうかと思いますが,これは複数メーカーの,複数機種に共通する点なので,あえて問題提起します。とくに,PW-A8700は例文検索を酷使するようなパワーユーザの人も興味を持つ機種でしょうから,注意が必要です。

※この現象は,ジーニアス系英和(G3,G大)のみです。リーダーズやOALD,ジーニアス和英等では起こりません。

※なお,ジーニアス系搭載機でもセイコーの機種は大丈夫です。SR-9700などの旧機種も,SR-T5000, T4020などの現行機も問題ありません。発売予定のT7000は当然分かりませんが,わざわざ現行機のインデックスを根本的に変えることもないでしょうから,現行機通り問題ないのでは,と思います(これは予想ですので,気になる方は実機が発売されてから確認してください)。

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G3やG大のafterの項(第3語義)には

(1)after hours

という例文(例句)が出ていますが,例文検索でafterとhoursをキーワードにしても,G大(G3)に載っている例文はヒットしません(リーダーズやG和英に載っているものはOK)。

しかし,原形にしてafterとhourをキーにすれば検索できます。

これだけなら,「ジーニアス系の辞書は,変化形を調べたいときも原形で入れればいい」と言えるのですが,実際はこんな単純にはいきません。

たとえば,inの中にある

(2)I'll phone you in two hours, after the meeting.

という例文は,(1)と同じくafterとhoursが含まれていますが,(1)のように原形でafterとhourを入れるとヒットしません。afterとhoursならOKです。

なぜこのようなことが起こるかというと,(テクニカルな話ですが)ジーニアス系の辞書の例文は,例文中にある,その例文の載っている見出し語と同じ単語は「〜」で略されています。電子辞書の例文検索では,これだと分からないので「〜」の単語の原形を例文の頭にスペルアウトしています。その場合,スペルアウトした(原形の)単語がインデックスに入っているようです。

(1)の例文は見出し語hourの中の例文で,〜sのように略されています。そのため,スペルアウトの際は原形になり,hourがインデックスに入っているので,hoursではヒットしないのでしょう。

一方,(2)の例文は見出し語inの中の例文です。そのため,hoursは「〜s」のように略されて*いない*ので,スペルアウトの必要はなく,インデックスにはそのままhoursで入っているから,例文検索でもhoursでヒットするのでしょう。

ありがとうございました 投稿者:どさんこ  投稿日: 9月30日(火)06時17分15秒

PW-A8700、なかなかいいですね。今までセイコーのものしか考えていなかったので、他社の製品をよく知りませんでした。もう1度よく考えてみようと思います。貴重なアドバイスありがとうございまいた。

P.S.やっぱりT7000ひかれますね。最高です。

追記です 投稿者:ほのか  投稿日: 9月30日(火)03時38分24秒

フランクリン社の電子辞書に魅力を感じたのは、発音可能な単語の多さや、ネイティブの発音が入っている機種もあるということと、聞いた音のとおりの間違いスペルでも、単語検索が優れているというのを過去ログで読んだからなのでした。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

初めて辞書を買うことにしたのですが、悩んでしまって 投稿者:ほのか  投稿日: 9月30日(火)02時30分25秒

最近、アメリカ人の方とお話する機会が増えたので、初めて電子辞書を買うことにしたのですが、機種の多さに頭を抱えています。語彙を増やし、いつかワーキングホリデーでカナダに行きたいという希望は持っている20代の会社員です。私の英語力といえば、簡単な本であれば学生時代に使っていた辞書を引きながら、思い出し思い出し、何とか読める程度です。TOIECは受けたことはなく、ことしの英検準2級は落ちました。

しかし、高校時代の英語嫌いがたたって、全くといっていいほど発音記号が読めません。発音記号が意味する音も?で発音すべき音が想像できません。友人からはインドネシア語?と言われるほどに、中学程度の単語以外はローマ字読みに近いです……。で、発音してくれる機能のついた電子辞書を買おうと、店頭でCACIOのXD-S8500とセイコーのSD7200のどちらかで悩んでいたのです。発音機能付の電子辞書の少なさにビックリもしました。

そして最近、このサイトの存在を知り、いろいろな情報、ご意見を拝見していました。米フランクリン社の発音が充実しているという電子辞書というものを知り、大変興味を持っています。フランクリン社のものを発音勉強専用として購入、そして別に電子辞書を購入ということを思いつきました。それで、また一から悩んでいます。フランクリン社のHPも覗いたのですが、どれが自分にあっているのかよくわかりませんでした。どういったふうな組み合わせがよいか皆目検討もつかなくなってしまったので、御相談させてください。よいアドバイスをよろしくお願いいたします。

T7000! 投稿者:H1B  投稿日: 9月30日(火)02時24分01秒

留守にしている間に、T7000の発表で盛り上がっていたのですね。遅ればせながら、一言。

とにかく、買います。リーダーズ、リープラ、COD、現代英英、広辞苑、それに、類語例解辞典の組み合わせがうれしいです。

ただ、CODはどちらかというと家庭向き。メーカーさんの発表を見るとこのあたりをやや誤解されているかな、と感じました。なので、仕事向きの本格英英の搭載を、次の機種には期待したいところです。でも、CODでも十分うれしいことに変わりはありません。

和英は、私の場合は、固有名詞の綴りがわからないときや、専門外のちょっとした言葉(名詞がほとんど)探しに使いますが、SR9200に搭載の和英中辞典は、この用法には、ほとんど役立たずでした。今回の新版はどうか、楽しみです。

見つけた! 投稿者:ゆり  投稿日: 9月30日(火)00時18分58秒

Sekky先生、はじめまして。
電子辞書購入を考えている初心者(20代女)です。
ここの掲示板を読んで、SR9700購入をほぼ決めていたのですが、自分にはどうも「宝の持ち腐れ」のような気がして、もう一度過去ログで勉強しなおしたところ、自分にピッタリの辞書が見つかりました!
PW−M800です。
ちなみに、私の電子辞書の用途は、年に一度の海外旅行(ヨーロッパ中心)、英会話個人レッスン(先生は外国人。ほとんど日本語はわかりません)のためです。
ビジネス、試験資格等で使用する機会は、自分には全くありません。
上記モデル以外で、おすすめの機種などございましたら、教えていただけませんか?
どうぞよろしくお願い申し上げます。

間に合わない…? 投稿者:パンプキンフェイス  投稿日: 9月29日(月)20時55分10秒

またどんどんと新しい機種が出ているんですね。実は11月の始めに2週間帰国予定で、電子辞書を買う予定なのです。 セイコーのSR−T7000が非常に魅力的ですが、発売は中旬ということで、ぎりぎり間に合いそうにありません。知っていたら、2週間帰国をずらしたのに(マジ)残念です…。軽いものなので、親に航空便で送ってもらうという選択肢もありますが。これで学習英英がCobuildならいうことないですが、Sekkyさんのおっしゃるように、出版社の関係で難しいのでしょうか。

>萌々さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月29日(月)17時03分37秒

>今後の電子辞書っていうのは、どういった機種が出てくるのでしょう?
>ある程度、飽和状態になったと思っています。
>私にとって、リーダーズとリーダーズプラス、ジーニアス英和大辞典が
>一機種になった時点で奇跡です!

1年前に,COBUILDやG大という上級コンテンツを搭載した機種が発表されたときもそうでしたが,今までは思いもしなかったようなコンセプトの製品がどんどん出てきています。ネイティブ向け英英と学習英英の同時搭載や日本語類語,大規模英和の複数搭載に関しては前からここでも話題になっていましたが,本当に実現されてしまいました。そう考えると,今ここで話題になっていることでまだ実現されていないことの中で,一般性のあるものは1年後,2年後の電子辞書で実現されてもおかしくはないと思います。可能性が高そうな順(あくまでも私個人の考えで,何の裏もありませんが(^^;;)にあげてみます。

・日本語類語の搭載:すでに一部機種で搭載されているのですから,1年後にはまず間違いなく業界標準コンテンツになるでしょう。

・ジーニアス系以外の学習英和の搭載:レクシス,ウィズダム,アドバンスドフェイバリット,ルミナスなど,ジーニアスと同クラスの辞書が増えてきました。SR-T4030のように,特定出版社とのコラボレーションモデルも登場していますから,冊子体が一段落つけば,これらの辞書の電子辞書への搭載も考えられます。電子辞書がこれだけ売れ筋商品になっているのですから,今までのようにメーカーさんからアプローチをかけるだけでなく,出版社さん側が自社の辞書をメーカーさんに売り込むということも出てくるのではないでしょうか。

・液晶解像度の増大:SR-Mシリーズのように,小型機であるのに現行の大型機と同等の解像度の液晶を搭載した機種が出てきましたから,今後の大型機は液晶解像度の増加は必至でしょう。

・電子辞書専用コンテンツの搭載:LDOCE4版なんかがそうですが,CD-ROM版は冊子版以上の用例や語義が収録されています。IC辞書に載せる学習英英辞書も,冊子版をベースにするのでなく,CD-ROM版をベースにしたコンテンツになる可能性もあるでしょう(データはCD-ROM版のをそのまま使えるのですから)。英辞郎も,何だかんだいっても使っている人が多いので,コンテンツ入れ替え型の機種に入る可能性はあります。アルクさんとのつながりが深いということで,XD-CPシリーズの追加コンテンツとか…?

・付加機能,高度な検索機能:SR-8000/8100の先進的な機能(2画面表示やブックマークなど)は,最近の多コンテンツ機でこそ生きてきますから,復活してもいいような気はします。来年はSR-8000の発表5周年ですし(笑) そのほかでは,英英辞書系の語義からの検索(ある単語が定義の説明に含まれる見出し語をリストする)や,リーダーズなどでの訳語から検索することで和英辞典として使えるような機能でしょうか。リーダーズの語義検索はCD-ROM版では搭載されていますが,これにより冊子体にはない,オリジナルの大規模和英として使うこともできます。

このあたりでしょうか?

日本語大シソーラス 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月29日(月)15時41分09秒

↑冊子体ですが,大修館から出ました。「類語辞典」と言わず,「シソーラス」としているのがミソで,角川や小学館類語のような「辞典」ではありません。角川や小学館類語は,英語で言うならActivatorのようなもので,意味の似たような単語をグループ化し,使い分けや用例を解説したものですが,「大シソーラス」はXD-V9000やSR-8100に搭載のLongman-Roget'sのthesaurusの日本語版のようなものです。一見「ロジェのシソーラス」の翻訳版なのかと間違うぐらい,「大シソーラス」はRoget's Thesaurusに似ています。角川類語などと違い,類語を羅列しただけで,意味の解説は一切ありません。そのかわり,語数は多く,異なり語数で20数万の単語が入っています(ただ,インデックスに載っている語はその中の一部です)。意味分類の仕方にせよ,全体の体裁(インデックスが本文とほぼ同じ厚さだったり)にせよ,ロジェの影響をかなり受けています。名詞が多いのもロジェ譲りで,「洋菓子」の項目を見るとアイスケーキ,アップルパイ…と何十という菓子の名前が出ますし,「文字」を見れば文字の種類や部首の色々などの一覧が見られます。このように,普通の類語辞典よりはかなり類語の幅が広く「類語辞典+仲間語辞典」とでも呼べるものです。英語のもので言うと,ロジェのシソーラスとWord Menuという主題別辞典を組み合わせた感じです。「365日」を見れば元旦から大晦日まで,毎日がどんな日かのリストが出ます。ロジェのシソーラスと同じように,著者一人がすべてを書いたようで,今どき珍しい職人芸的なレファレンスとも言えます。ことばが好きな人は1日中見ていても飽きないでしょう。

序文によると,著者は歳時記の発展型をイメージしたようで,季語になる語は季節付きで出ていますし,作家が使うことも意図しているのか,かなり古めかしい言い回しも載っています。一方,カタカナ語も非常に多く,ちょっとしたカタカナ語辞典ぐらいの語数はあるのではないでしょうか。

こういうタイプのシソーラスは今まで例がなく,とてもよくできていると思いますが,とくに「○○の種類」に関する項目でムラがかなりあるのは残念です。たとえば,1028.15の動物名で,犬の名前は秋田犬からヨークシャーテリアまで,何十と出ていますが,猫に関しては具体的な名前は少なく,「恋猫」「こたつ猫」のように季語になるような句が多く出ています(逆に,犬に関しては季語としてのものはほとんどありません)。他にも,魚の名前に関するものは10ページ以上もページを割いているのに,カエルや蛇の名前は少ないとか,植物の名前は多いのにキノコの名前は少ないとか,日本文化の中(それも,詩歌や俳諧といった文学的なコンテクスト)での重要性や位置づけが,内容の分量にも少なからず影響を及ぼしているような気がします。

大シソーラスに関しては,先日の辞書学研究会でも話題に出たのですが,こういうものこそ電子辞書向きのコンテンツだと思います。大修館さんも,冊子版は個人というよりは電子メディアが使いにくい場所(図書館など)向けを想定し,しばらくたったら電子辞書版として展開していくことを念頭に入れているのではないでしょうか(辞書でもない,ただ日本語を羅列しただけの本に,普通の人は15000円も出さないでしょう)。「大シソーラス」の巻末にも,「理想的辞書システムとIT」という著者の小論が載っていて,「語釈辞典」と「シソーラス」「活用辞典」の三角形の間を自由に行き来できることが理想だ,というようなことが述べられています。語釈辞典というのは,いわゆるネイティブ向け1カ国語辞書で,活用辞典というのは,引用句辞典や歳時記,文例辞典などを指すようです(英語での「活用辞典」のところになぜかCOBUILDが出ていて「??」ですが,もしかしたら辞書のCOBUILDでなく,Bank of English(いわゆるコウビルドコーパス)のことでしょうか?)。

広辞苑のような語数の多い国語辞典とカップリングさせれば,プロ仕様のハイエンド電子辞書の日本語コンテンツとしては最適かと思います。これぐらい重厚な類語辞典と,英語系の上級コンテンツを搭載すれば,翻訳者などにも重宝するのではないでしょうか。ネックになるのは,大修館が広辞苑に相当する規模の国語辞典を出していないことです。SR-8100のRoget's Thesaurusが使いにくいのは,大規模英和(英英)が搭載されていないので,ロジェにある分からない単語を英和や英英にジャンプしても空振りすることが多いからなのですから,仮に明鏡あたりの国語辞典とカップリングしても,ちょっと使いにくくなるのかもしれません。ICというより,CD-ROM辞書向きコンテンツかも。

SR-M6000 投稿者:萌々  投稿日: 9月29日(月)13時08分51秒

Sekky 先生こんにちは。
最近電子辞書の新発売が多いですね。
私は上記の機種とSR-T7000に興味があります。
でも両方ともまだ発売が先ではやく欲しいです。
今後の電子辞書っていうのは、どういった機種が出てくるのでしょう?
ある程度、飽和状態になったと思っています。
私にとって、リーダーズとリーダーズプラス、ジーニアス英和大辞典が一機種になった時点で奇跡です!

(追加)OALDの場合 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月29日(月)11時40分11秒

SR-T5000 成句:1,複合語:1
PW-A8700 成句:2*,複合語:1
*成句を登録することはできない
IDF-4500 成句:2* 複合語:1
*成句検索で検索した場合は(1)

ややこしいです(^^;;

↓追加 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月29日(月)11時25分52秒

カッコ内はテストした機種です。これ以外の機種でも,この機種と同時期以前に出た機種は,おそらく同じだと思います。

成句・複合語の単語帳への登録 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月29日(月)11時24分04秒

他掲示板で話題になっていたマニアックなことですが,成句(いわゆるイディオム)と複合語(cream cheeseのように2語以上の見出し語)を電子辞書の単語帳機能に登録する場合,メーカーや搭載辞書により,「(1)その成句(複合語)だけが登録されるもの」と「(2)その成句(複合語)を含め,主見出しにある成句(複合語)がすべて登録されるもの」がありますので単語帳機能を重視する人は注意が必要です。

例をあげると,(1)の仕様だと,cream cheeseを登録すると,cream cheeseのみが登録されますが,(2)ではcreamの複合語全体が登録されます。ですから,cream bun, cream cake...なども一緒に登録されてしまうので,自分はこの中のどの語を登録したのか,後で分からなくなります。成句も同じで,(1)のタイプだと,get offを登録すればget offだけが登録されますが,(2)だとgetの中に入っている成句が全部登録されてしまいます。

以下に,各機種がどちらのタイプか明記しておきます。これを見ると,リーダーズとジーニアス系では複合語のインデックス構造が違うようで,それが影響を及ぼしているようです。ジーニアス系は,複合語は主見出しの中に追い込まれています(cream cheeseはcreamの語義の中にある)が,リーダーズでは複合語は別見出しになっている(cream cheeseとcreamは別の見出し語)ので,単語帳登録したときに挙動の違いが出るのでしょう。

(セイコー)

(T6500)リーダーズ 成句:1,複合語:1
(T4030/T5000)G3,G大 成句:1,複合語:2

(シャープ)

(A8700)リーダーズ 成句:2,複合語:1
(A8000/A8700)G3,G大 成句:2,複合語:2

(キヤノン)

(IDF-4500) G3 成句:2* 複合語:2
*成句検索で検索した場合は(1)

>ぽうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月29日(月)09時56分53秒

>現在SR6500を所有しています。新しい7000を購入する際に、6500はどの
>ように扱いますか。思いついたのは、
>1.コウビルドが異なる中身なので、置いておく。自宅用などと用途を分ける。

私のようにCOBUILDをよく使う人にとっては,T7000とT6500は併用できると思います。電子辞書は我々研究者にとっては仕事道具ですから,同じような機種でも売却はしないで,いろいろな場所に置いておけばけっこう便利に使えます。

>2.オークションや、もしあるなら下取りなどで現金化する。
>くらいなんですが、現金化する際はどれくらいになるものですか。

最近は,ネット通販の業者もヤフオクなどで新品を格安で出品していますから,一個人が出品しても,中古品,それもかなり使ったものだとそれほど値段は上がらないと思います。出品操作(説明文を書いたり,質問に答えたり)や梱包の手間がかかる割に,購入価格にくらべれば落札価格はかなり下がりますので,T6500のようにこれからも十分現役で使えるものを出品するのは割に合わない気がします。

辞書というものは,引きたいときにちょっと手を伸ばせば簡単に引けるというのが理想だと思います。複数機種を購入した場合,旧機種は会社のデスクにフタを開けた状態でスタンバイさせておけば,カバンからいちいち出して電源を入れる間に引けるわけで,その便利さはお金では買えないと思います。

>fnさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月29日(月)09時39分29秒

>Win版でのEPWING化があんまり面倒なのなら、スーパーニッポニカの2004年版を来年まで
>待ってみてもいいですね。
>独自規格を考え直してくれるかもしれないし(無理かなー……)。

小学館さんは,電子出版に関しては独自のポリシーがあるのかな,という気もします。大手出版社の多くがEPWING規格で出している中,ランダム大英和にせよ,ニッポニカにせよ,過去に発売されたタイトルは皆独自規格ですから(^^;; EPWING規格を利用する際のコスト(利用料などがいるのかどうか分かりませんが)と,独自規格でフォーマットや検索ソフトをその都度開発するのとどちらがコストがかかるのかよく分かりませんが,あえて汎用的なEPWINGを採用しないというのは,何らかのスタンスが出版社さん側にあるのかもしれませんね。

私としては,EPWINGか独自規格かということよりも,2001年版まであったライト版を復活させてほしいと思います。百科事典といっても皆が皆エデュテイメント的な使い方(動画や図版などを重視して)をするわけではなく,ストイックに「読む」ということが中心の人も多いでしょうから,図版や動画を一切カットし,日本大百科全書の文字情報だけを載せて安価にしたバージョンはぜひ望みたいです。ノートパソコンなどで運用している人は,DVDはおろか,CD-ROMドライブでさえ外付けのマシンは多いわけですし,ハードディスクも容量が限られるので,ライト版のようなコンパクトかつ安価(10000円で大規模百科事典が検索できるのですから)なものの需要は大きいと思います。

>どさんこさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月29日(月)09時27分41秒

すべてを満たすものとしては,おっしゃるようにSR-T7000だと思いますが,11月まで待てないということですよね。

学部留学でライティングの機会が多く,英英にはあまり慣れていないということでしたら,大規模英和+学習英和の組み合わせになると思います。語数と学習辞書的要素を両立させたG大搭載機か,リーダーズ+G3のようなダブル英和搭載機ですね。単純に考えれば,PW-A8700ならすでに出ていますので,これがT7000に最も近いと思います。和英がジーニアスであることとCOBUILD以外はどさんこさんのニーズを満たしていると思います。イギリスでは手に入らないので,日本から送ってもらう必要があると思いますが…。

COBUILDや和英を優先ということでしたら,来月発売予定のSR-M6000がいいのではないでしょうか。

新機種購入後、旧機種は? 投稿者:ぽう  投稿日: 9月29日(月)04時45分10秒

せっきー様

現在SR6500を所有しています。新しい7000を購入する際に、6500はどのように扱いますか。思いついたのは、

1.コウビルドが異なる中身なので、置いておく。自宅用などと用途を分ける。
2.オークションや、もしあるなら下取りなどで現金化する。

くらいなんですが、現金化する際はどれくらいになるものですか。
って今ヤフー見たら、26000円もの値がついてましたが、
これくらいするものなのでしょうか。

考えたのは、オークションや、もしあるなら下取りをしてもらうということなんですが、
売らずに持って置いたほうがいいのでしょうか。

自宅と会社用にするといいのかな。

百科事典 投稿者:fn  投稿日: 9月29日(月)03時19分07秒

Sekky先生
ご回答ありがとうございます。
オフラインで使える方がいいので、も少し検討してみます。
Win版でのEPWING化があんまり面倒なのなら、スーパーニッポニカの2004年版を来年まで待ってみてもいいですね。
独自規格を考え直してくれるかもしれないし(無理かなー……)。

医学辞書 投稿者:fn  投稿日: 9月29日(月)03時13分21秒

りんさん
医学辞書でしたらばステッドマンが定番ですよ? IC辞書は(少なくとも日本語で記述してあるのは)これしか無いですし。パソコンでやるなら、ステッドマンのほかに医歯薬出版の最新医学大辞典か南山堂の医学大辞典もあります。3年以上前の話ではありますが、南山堂のはなんとかの記念で冊数限定で冊子辞書にEPWINGのCD-ROMが付いてました。岩波書店の生物学辞典もおすすめですが、解剖学となると厳しいと思います。低額で済ませたいのでしたら、ライフサイエンス辞書というのをネットからダウンロードしてみてはいかがでしょうか。ただ、これで足りるとは思えませんが。イギリスでしたらばオックスフォードかケンブリッジあたりの出している辞書を探せばいいのがありそうですね。

訂正 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月29日(月)00時14分58秒

セイコーのSR−M4000の間違いでした。

>たかさん 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月29日(月)00時11分50秒

M800はとても良いと思いますが、英英がないのでパスです。今度は、大きな英和が載っているのを買おうと思っていましたが、ジーニアスも手元においておきたいです。M670が壊れたので、選択の基準が変わりそうです。大英和は先送りするかもしれません。シャープならば、PW−S7000か、7100も良いかなと思っています。今度出た、セイコーのSR-S4000もコンパクトで良いかな。これは同じ筺体で11月にG大を載せた5000が出るので、それも魅力的だと思ってます。カシオのR910はフォントが大きくて好きになれません。しばらく悩みそうです。

はじめまして 投稿者:りん  投稿日: 9月28日(日)20時53分57秒

今、イギリスに留学中で、解剖生理学の授業がまったくわからず医学辞書が入った電子辞書を購入しようと考えています。でもデッドマンは細かすぎて私には使いづらいと思うので、ほかのお勧めはありますか?過去ログでSR−T6500(リーダースが入ったもの)についてお勧めしてみえましたが、それより多少定額なものでお勧めはありますか?

どうしたらいいの? 投稿者:どさんこ  投稿日: 9月28日(日)10時13分15秒

Sekkyさん、こんにちは。私は現在イギリスに1年間(来年の6月まで)学部留学している者です。こちらのサイトを参考にさせていただき、SR−T6500かSR−T5000の2つまで絞ったのですがどちらを買うか決められずにいます。
迷っている理由として、
・G大が学習英和と一般英和を兼ね備えていること。受信と発信両方が必要なのでこれはありがたい。でもリーダーズ+リープラの固有名詞、専門用語の多さにも魅力がある。
・英英をあまり使ったことのない私にはOALDのほうがいいのかもしれないが、COBUILDも使いこなしたいし例文が多いのもいい。両方読んでみたが、OALDはわかりやすく用例も簡単。COBILDのほうは見慣れない単語も多く用例も口語的ではないが、英語力がつきそうだし読んでておもしろい。
・類語はCCTよりもCOTのほうがわかりやすい。
・和英においてはもうすでにペーパーでジーニアスを持っており、しかもみなさんの意見のとおりあまりいいとは思えない。
ここでは主に第三世界について勉強しており、読む量はもちろんいままで書いたことのないくらいのエッセイをかかなければなりません。これを書いてる途中に7000の発売のことを知り、欲しい〜!!!と絶叫しましたが、残念ながら11月まで待つ余裕がありません。
ちなみに私の英語力は、渡英前でTOEFL500、TOEIC650、英検2級でした。こちらで3ヶ月間、大学の語学コースでアカデミックな英語をみっちり習ったので、全体的に英語力はアップしていると思います。何かいいアドバイスがあれば何でもいいのでお願いします。

>kumaさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月28日(日)09時51分57秒

>懐に少し余裕のあるビジネスマンは電子辞書のTOEIC問題では勉強しないと思うんだけどなあ。

同感です。TOEICの場合,半分はリスニングパートですし,多くの社会人の方はむしろこちらが苦手だと思いますから,電子学習機としてならXD-CPシリーズのようにリスニングにも対応したもののほうが実効性はありそうです。

T7000のTOEICがらみの機能はおまけというと言い方が悪いですが,これで本気でTOEICの勉強をしてもらおうというよりは,競合対策的な位置づけも強いのかもしれません。T7000のプレスリリースを見れば明らかですが,英語系,日本語系ともに充実し,同種の辞書間で引き比べることができるとか,小学館の類語例解を搭載していることは詳しく述べられていますが,TOEICコンテンツに関してはほとんどふれられていません。

メーカーさんの営業の人や量販店さんが商品を説明する際,「PW-A8700と同じようなものじゃないのですか?」と言われたときに,CODを搭載し,和英が新和英中辞典であること,日本語類語を搭載していることなどは,辞書をあまり知らない人に説明してもなかなかそのメリットが分かってもらえないですが,TOEICという,最近の社会人の方なら多くの人が興味を持っている内容なら説得力があります。シャープさんの場合,ザウルスやパソコン関連(液晶モニタやメビウスなど)等でビジネスパースンの方にはブランドイメージがある程度確立されていますので,同ランクの機種であれば,ブランドだけでシャープさんを選ぶ人もいると思います。SDカードによるコンテンツ追加や薄型大画面の筐体なども,「デジタルモノ好き」の人には魅力的でしょうし。そういう人をターゲットにしたT7000の場合,こういう表面的な(今までセイコーさんがあまりやらなかったような)アピールも必要なのでしょう。逆に,SR-T6500やM6000は直接競合する機種がないので,COBUILDというマイナーコンテンツを載せているのに会話集(という一般受けするコンテンツ)を入れないという,玄人受けするコンテンツバランスにしても問題ないのかもしれません。COBUILDの良さを分かっている人なら,わざわざ表面的なアピールコンテンツを載せなくても買ってくれるだろうということなのでしょうか。

Re:M670こわれました。  投稿者:たか  投稿日: 9月28日(日)09時47分47秒

さんぷうさん;
M670は使いやすいですね、持ち歩きにしています。さんぷさんのは壊れて残念でした。
ところで、私もこれに国語系が入っていればいいのにと思っていましたが、モデルチェンジ機のPW−M800はいかがですか、M670に国語系、会話系他をプラスしたものでM670が気に入っている人にはいいのではないかと思いますが・・・
シャ−プPW−M800のページ
http://www.sharp.co.jp/products/pwm800/index.html

>JUN-2さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月28日(日)09時25分19秒

>先日、キヤノンの新製品ページを見ていましたところ、G50や高校生向けのC30には
>「マーカー付き単語帳機能」というのがありました。

手動でアンダーラインを引くのならこれは便利ですね。使ったことがないのでどういう操作性は分かりませんが,タッチパネル搭載の中国語モデルには搭載されていないのが残念です。タッチパネルなら,アンダーラインを引くという操作も直感的にできると思いますが…。

>大昔、パソコン用のハードディスクにインストールするタイプの電子辞書を使ったことが
>あるのですが、その辞書の場合、辞書にメモなどを追加登録することができました。
>(ジャストシステムの日英ワープロ「duet」用のプログレッシブ英和・和英辞典です)

duetというのは,一太郎がver.3ぐらいだったときに出ていたものですよね? プログレッシブ英和,和英がオプションで使えたとは知りませんでした。当時はデスクトップパソコンでさえハードディスクがないものもあり,一太郎でもフロッピー1枚に本体がおさまっていた時代ですから,フルコンテンツの辞書をハードディスクにインストールして使えるのは,ごく限られた環境だったのではないでしょうか…?(20MB程度のハードディスクが何万円とした時代ですし,そもそもduet自体が一太郎以上に高価でしたから,duet+辞書ソフト+増設HDでパソコンがもう一台買えるぐらいのコストがかかったのではないでしょうか?

最近だと,海外の外国人向け英英辞書ソフトや,百科事典などではノートを貼り付ける機能がありますね(日本語は通りませんが)。IC辞書ならPW-Sシリーズでしょうか。英辞郎で使われているPDICは,最近は英辞郎やEPWING辞書の検索ソフトのようなイメージがありますが,もともとは個人用のグロッサリーを作るソフトでしたから,市販の辞書にない語義を自分で付け加えたり,注記を入れたりするには最適かもしれません。公開特許では,こういうものは出ていますね(以下のものとか)。

http://www2.ipdl.jpo.go.jp/begin/BE_DETAIL_MAIN.cgi?sType=0&sMenu=1&sBpos=1&sPos=4&sFile=TimeDir_9/mainstr1064708564570.mst&sTime=0


>さんぷうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月28日(日)09時04分32秒

>価格.comの掲示板を見ていたら、シャープのC6000で、「プレーンテキストを電子書籍と
>して読めるんですね」という書き込みがありました。
>SDカードに、PCからテキストファイルを入れると電子ブックのように使えるということ
>でしょうか?

仕様としてはザウルスに搭載のブンコビューアと同等のようです。どちらも持っていないので使い勝手は分かりませんが,プレーンテキストを読み込めるそうです。最近のノートパソコンはSDカードスロット搭載のものも多いので,フロッピーの感覚でノーパソから転送できると思います。

>他のSDカード対応機種も同様でしょうか。

最近のPW-Aシリーズはコンテンツカードのみの対応ですので,テキストビューア,画像ビューアとしては使えません。言いかえれば,別売のコンテンツカード以外のSDカードは使えないということですね。

>たとえば、この掲示板の記事もテキストにして書き込んでおけばひまなときに読むこと
>できるということですよね。

単なるビューアとしてならC6000に搭載の機能で問題ないと思います。ただ,膨大なテキストをストックしておいて,必要なときに全文検索をするという場合は速度的にきついと思います。そもそも,C6000のビューアに検索機能があるかどうかが問題ですが(^^;; 私は,知子の情報というテキストデータベースソフトに,送受信したメールや掲示板のログ,各種原稿等あらゆる文書を放り込んで,200LXで検索していますが,DOSソフトということもあり,7000件近いログでもそれほどストレスなく検索できます(といっても,全文検索すると何十秒という時間はかかりますが)。昔どこかで書いたけど,詳細が思い出せない,というときはけっこう便利です。Accessやファイルメーカーなど,最近のデータベースソフトは,こういう不定長データの管理には不向きですから…。

Canon IDF-3000 投稿者:さおり  投稿日: 9月28日(日)02時52分13秒

ほんとに初めて、IC電子辞書のことが書けます!
ついにキャノンの表記の辞書を買ってきました!!
最後までソニーの岩波国語辞典が入っているのと セイコーの新明解が入っているのと
どっちにしようか迷ったんですけれど、最終的には9800円という値段にひかれて
キャノンにしました。ソニーのは 私にとっては使い勝手が悪かったですし、学研の新国語辞典は職場にしか持っていないので。
シンプルでいいですね、これって。
前から使っているカシオのと重なっている辞書が1つもないのも、何か、とっても得した気分です。カシオのも、たぶん液晶一部の液漏れのようなんですが、全く読めないわけではないので、完全に壊れてしまうまで、並行して使おうと思います。

月曜日から新学期の授業が始まるんですが、新しい辞書のおかげで すっごくやる気が出てきました。v(^^)/

ひとりごと 投稿者:9200ユーザー  投稿日: 9月27日(土)21時44分04秒

すっかりセイコーのワナにはめられました。
明日、シャープのA8700を買いに行く予定でしたが、
T−7000の発売を知って、やめました。
私のような人間は結構いるかもしれませんね。
セイコーさん、楽しみにしています!

M670こわれました。 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月27日(土)21時05分40秒

1年半以上、酷使してきた愛用していたM670が突然こわれました。
まったく電源が入らなくなりました。
こうなるとどうしようもありません。ヒンジ部分などもきっと痛んでいるでしょうから、もう修理するつもりはありません。直すくらいなら、同機はかなり安くなっているので同じものを買った方が良いでしょうから。
それに買うなら、国語系も入ったものが良いです。しかし、今のところ、コンテンツ、サイズ、値段を考慮して納得のいく機種がありません。
妥協して買って、すぐにより良いものがでるような気もします。これは宿命ですが。
しばらく、国語用に持ち歩いていたソニーのIC2050を使ってみます。英英がないのが寂しいです。

Re:マーカー機能(?) 投稿者:JUN-2  投稿日: 9月27日(土)17時58分06秒

>minaさん
先日、キヤノンの新製品ページを見ていましたところ、G50や高校生向けのC30には
「マーカー付き単語帳機能」というのがありました。
あくまでも「単語帳機能」ですので、minaさんの希望されているような機能ではないかと思いますが、
機会がありましたら、店頭などで試されてみられてはいかがでしょうか。

大昔、パソコン用のハードディスクにインストールするタイプの電子辞書を使ったことがあるのですが、
その辞書の場合、辞書にメモなどを追加登録することができました。
(ジャストシステムの日英ワープロ「duet」用のプログレッシブ英和・和英辞典です)

SDカード対応機種についてでした。 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月27日(土)17時13分15秒

すみません。ちゃんとタイトル入れないで、送信してしまいました。

SD 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月27日(土)17時12分06秒

価格.comの掲示板を見ていたら、シャープのC6000で、「プレーンテキストを電子書籍として読めるんですね」という書き込みがありました。
SDカードに、PCからテキストファイルを入れると電子ブックのように使えるということでしょうか?
他のSDカード対応機種も同様でしょうか。
これはすごく魅力的です。たとえば、この掲示板の記事もテキストにして書き込んでおけばひまなときに読むことできるということですよね。
どなたか使い勝手について教えてください。

大辞典と学習英和 投稿者:kuma  投稿日: 9月27日(土)12時47分59秒

Sekky様、
>我々(英語が得意であるかどうかはともかく)英語を教えることで生計をたてている教>員でも(辞書に対してまともな認識を持っている教員であれば),大規模英和と学習英>和を併用しています。
と聞いて、ちょっと安心しました。(自分だけではないんだなあと)

確かにおっしゃる通りで、自分の辞書の使い方としては、読むときは電子辞書で意味を調べて、単語がなければ英辞郎で見て、それでまた次を読むというケースが多いですね。このときは学習英和でなくて十分で、それこそ大辞典が欲しいです。
一方で、発信のときは、和英で英単語のあたりをつけて、それをジャンプして英和で再度調べて意味を調べる(このとき学習英和でないと困ります)、または和英で例文を見て言い回しがちょっと自分の言いたい感じと違うときは、とっさのひとことでもう一度調べるといった使いかたですね。それでもちょっと違うなあと思う時は多々あるのですが、そんなに仕事のときに時間をかけれないですから、適当に書いてしまいますが。

私にとって辞書は道具ですから、今回のT7000のコンテンツは非常に魅力です。PDAも持っていますが(だいぶ古いタイプですが)、あまり使わないですね。スケジューリングとかはシステムノートの方が断然使いやすいですし、辞書は電子辞書が機能的にずっと上ですから。それに電子辞書は起動が一瞬で(そうでないのもありますが)、辞書を引く感覚で簡単に手にできるのがいいですね。私の場合、出張時は、システムノート、電子辞書、ノートパソコンが必須のアイテムですね。PDAは結局中途半端で(なんでもできるようだけど、専用機やPCにかなわない)使わなくなりました。

>TOEICの参考書のほうがappealingなのかもしれませんね。
ということなんでしょうね。私の会社もTOEICは必須ですし、そういう企業も多いでしょうから、TOEIC関連を入れる方がappealingなのでしょうね。懐に少し余裕のあるビジネスマンは電子辞書のTOEIC問題では勉強しないと思うんだけどなあ。

Sekky先生がおっしゃるように、英辞郎を追加コンテンツで入れるというのはいいですね。もしそうだったら、今のT7000のコンテンツでTOEIC部分の代わりに英辞郎やビジネスレターのようなものを2−3入れれたら最高ですね。
いづれにせよ、T7000が魅力的であることには変わりありません。でもここまできちゃうと、今後の電子辞書は行き着くところまできた感じですね。

>pinguさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月27日(土)11時57分52秒

>今日、いろいろWebを見ていたら、SR-M6000を見つけました。
>Cobuildが入っていて、SR-T7000と迷います。
>この二つの機種の差は何でしょう?
>もし一つ一つに対象の人を説明するとすれば、SEKKY先生はどう説明されますか?

M6000は小型機ですから,サイズを重視する人(大規模英和を小さなサイズに収めた機種がほしい)と,COBUILDを重視する人(英語を学んでいる人でCOBUILDの良さが分かる人)の両方をターゲットユーザにしているような気がします。T7000は前にもふれたように,サイズよりもとにかくコンテンツ内容を重視する人が対象になると思います。ビジネスの場面でしょっちゅう英語を使う人もそうですし,英語教員もターゲットになるでしょう。ただ,価格が飛び抜けていますので,普通の学生には(生協モデルなどが出ない限り)とっつきにくい機種だと思います。SR-9200が出たときもそうでしたが,9200の頃はリーダーズ搭載機自体がなかったため,大枚はたいて買う学生もいたと思います。ただ,今ではリーダーズ搭載機は全メーカーが出していますから,CODや日本語類語, COTといったT7000独自のコンテンツの良さに惹かれない人は他社の大規模英和搭載機に流れる可能性はあると思います。

T7000はビジネスユースもターゲットにしていますから,COBUILDのような「読む辞書」を入れるのは抵抗もあったのかもしれません。というより,英英だけ別出版社にすることは無理ですから,CODやCOTなど,実務で英語を使う人に評価の高いコンテンツを入れるとなると,英英もOALDになってしまいます。

#日本語で考えると分かりやすいですが,「肝を潰す」をOALD(や他の学習英英)式に「(思いもしない結果に)非常に驚く」と定義するのと,COBUILD式に「人間が肝を潰すということは,思いもしない結果に対して,非常に驚くという意味です」と定義するのをくらべると,仕事で英英を使う場合など,サッと見て意味を理解したい場合は,COBUILD式はマイナスになります。英英に慣れたユーザなら,OALDのようにニュアンスや付加的な情報をカッコに入れたりしている辞書だと,カッコ内を最初は見ないで,メインの語義だけを見て把握し,必要に応じて付加情報を見るという読み方をしているでしょうから。

T7000の実売価格は私も何とも言えません。というより,メーカーさん自体も他社の動向がはっきりするまでは分からないと思います。PW-A8700がほぼ同価格,同コンセプトの機種なので参考になると思います。ただ,セイコーさんは英語系電子辞書の老舗で固定客も多いでしょうから,他社製品よりも強気の価格設定であってもうまくいくでしょうから,A8700よりは高くなるのではないでしょうか。SR-9200がそうでしたが,当時は他社製品で並ぶ値段の機種がありませんでしたが,それでもけっこう売れたようです。2年たとうとしている今でもまだ30000円を切るか切らないかぐらいなので,同時期に発売された他機種が20000円を切っているものも多いことを考えると,値崩れは少ないですね。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月27日(土)11時38分02秒

>どちらかというと英語は得意ではないけど仕事で使う人は、専門用語の載った大辞典と
>学習辞書の併用という英語の得意な方には理解できない組み合わせのニーズがあるよう
>に思えます。

同感です。というより,我々(英語が得意であるかどうかはともかく)英語を教えることで生計をたてている教員でも(辞書に対してまともな認識を持っている教員であれば),大規模英和と学習英和を併用しています。というより,英語で仕事をしている人は発信面の機会も多いでしょうから,学習辞書は手放せないはずです。「語数の多い辞書」=「いい辞書」=「上級者向け」という認識が未だにはびこっています(英語教員でさえ,こういうことを頑なに主張する人が多いですが(^^;;)が,語数の多さはレベルの問題よりも用途の問題であると思います。読むことが中心で,発信の機会が少ない人なら,英語が苦手な人でもリーダーズ1冊で全く問題ないケースもあります。理科系の学部上級生などはそうかもしれません。彼らは英語が苦手でもリーダーズを普通に使っていますし,それで十分文献を読みこなしています。ドクターレベルになり,国際誌に論文を書く頃になって,発信面を重視した語数の少ない学習英和を買い足すというケースも多いようです。

以前,SR-9200が出たとき,学習英和なしで大丈夫か,と思いましたが,これは語学教員の発想だったのかもしれません。現に,今でもカシオさんのXD-R910は学習英和なしですし,今度キヤノンさんが出すリーダーズ搭載機にも学習英和はありません。ここからも,こういう需要がかなりあるということがうかがえます。

>kumaさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月27日(土)11時37分14秒

>ただ、唯一私として残念なのは、「英会話とっさのひとこと辞典」がなくなって、TOEIC
>関連がコンテンツに入ったことです。私としては、「英会話とっさのひとこと辞典」を
>ビジネス版にアップグレードして、引き続き入れて欲しかったなあと思います。ビジネス
>版は本でもっているので、それを今後も使うしかないなと思っています。
>それにしても、何故TOEIC関連のコンテンツが入ったのでしょうか?

私の考えでは,T7000はその値段からしても,普通の学生層や趣味で英語(英会話)を学んでいる人をターゲットにしているのではなく,(学生にくらべ)比較的懐に余裕があり,仕事上の必要から英語を身につけることが求められているビジネスパースンや語学教員に向けた機種なのかと思います。「とっさ」よりもTOEICコンテンツを搭載したのは(その良い悪いは別問題ですが),最近の企業の英語へのとらえ方が,多少なりとも反映されているのかもしれません。就職課の人と話していても感じますが,とくに海外展開している企業では,「英会話」という漠然とした物差しよりも,TOEICスコアという数字に出るものを重視するようですし,海外支店勤務の条件として一定のスコアを要求したり,新入社員にも何点以上というノルマを課し,必要に応じて語学研修などをさせる企業は多いようです。ふだんの仕事で英語をほとんど使わない人でも,企業側でTOEICを要求してくるケースも多いようで,そうなると,英語が必要になる「とっさ」の状況さえあまりない人にとっては「とっさのひとこと」よりはTOEICの参考書のほうがappealingなのかもしれませんね。

>学生向けなのかな?

学生でT7000のようなハイエンドの英語専門機に興味を持つ人は,英語に力を入れている学科(英文科や英米語学科など)の人が多いと思います。こういう層の人は,留学に興味を持つ人も多いですし,交換留学プログラムのあるケースが多いので,1年生からITP(という教育現場向けの安価な)TOEFLを受けさせられたりしますので,むしろTOEICよりもTOEFL,英検に興味を持つ人が多いようです。普通のレベルの大学の学生だと,電子辞書を買うユーザの多い新入生よりは,TOEICは就職活動で企業研究を始めたり,就職ガイダンスを学内で受けたりし始める頃(3年生以降)になって関心を持ってくるようですね。

>難しい専門用語(その分野の人にはそうでもない)と簡単な単語との組み合わせで毎日
>英語を使っています。だから、TOEIC関連よりもとっさのひとこと(ビジネス版)が欲
>しかったですね。欲を言えば英辞郎があればもっといいですが。

シャープさんのA8700はそういうスタンスっぽいようですね。CODや日本語類語のように,普通の日本人にはあまり認知されていない(ために営業上アピールしにくい)コンテンツを外し,ビジネスレター辞典や会話集という,誰が見てもよく分かるコンテンツを入れたのかもしれません。TOEICがらみのものは入っていませんが,昔のフルコンテンツ第一号機(PW-5000)がTOEIC対策の単語集が入っていて,初級レベルから800点ぐらいのレベルまで対応していました。

英辞郎は要望も多いようですが,私個人としては(搭載するのであれば)コンテンツ入れ替え型の機種での追加コンテンツとして載せるのが妥当かと思います。英辞郎は,オンライン辞書の特性を生かしたオープンエンドの辞書なので,これをIC辞書のROMに載せてしまうと,野生動物を動物園の檻の中で飼うのと同じで,せっかくの拡張性をスポイルしてしまうと思います。また,編集主幹がいて,執筆者が公開されていて,統一した編集方針に基づいて執筆されている普通の冊子体辞書でも,校正時に見落とされた誤植や誤記は少なからずあるのですから,主幹を決めず,何千人という人が独自に提供したデータの集合体である英辞郎の場合,全体的なデータの信頼性に難があることは否定できませんから,メーカーさんも搭載するには慎重になってしまうのかもしれません。

>fnさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月27日(土)11時02分24秒

>今出ている中ではCD-ROMもしくはDVD(!)のしか駄目なんですねぇ。

カラー電子ブックプレーヤーのDD-S1000は生産完了になっていますが,多くの店でまだ店頭在庫があります。これに付属のディスクなら(スーパーニッポニカより古い版ですが),もともとがEPWINGの下位互換であるS-EBXA形式なので,そのままJamming等のEPWINGリーダで使えるかもしれません。ただ,S-EBXAは圧縮等の関係で,EPWINGリーダ側で対応していないケースも多いと思います。Jammingはどうかちょっと分かりませんが…。S1000の前の白黒液晶の機種であるDD-2001の付属ディスクは普通のEBXAなので全く問題ありません。スーパーニッポニカは最近の版はかなり高いですから,S1000を値切って買えばそれほど大きな価格差はないと思います。昔はスーパーニッポニカのライト版(本文は全く同じで,画像や動画を一切カットした廉価版)があり,これは10000円ぐらいで買えたのですが。私はDD-2001の付属ディスクを200LXで使っていますが,26巻本のフルテキストとは思えないほど軽いです。かなり前の版(90年代前半)なのですが,それでもこのレベルの詳しい情報に慣れてしまうと,マイペディアなどは使えなくなりますね。

>ウィンドウズだとスーパーニッポニカをEPWINGに変換出来るらしいですが、それで
>作ったファイルってマックでも使えるものでしょうか?

EPWING形式自体はOSに依存しないですから,マックに対応したEPWINGビューアでなら問題なく読み込めるはずです。ただ,スーパーニッポニカのEPWING変換は手順がけっこう大変だった記憶があります。LDOCE3版のファイルのEPWING変換もそうですが,Unixベースのツールを使うなど,かなりの知識が要求されたと思います(私は試していません)。

あと,オンライン検索でよければ,ジャパンナレッジというサービスがおすすめです。月1500円でニッポニカやプログレッシブ,ランダム大英和や大辞泉などを自由に検索できます。百科事典という性質上,最新版のほうがいいでしょうし,EPWINGへの変換の苦労などを考えると,年間20000円弱で総額何十万円というコンテンツを自在に検索できるのは安いと思います。

http://www.japanknowledge.com/


テキストビューア,エディタを備えた次世代電子辞書は…? 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月27日(土)10時44分20秒

ひまわり3さんもご指摘のように,SR-Mシリーズは2WAYの操作キーにより,データブラウジングの快適さにも考慮が払われていると思いますが,今後の発展形としては,ストレージカードのスロットを搭載して,電子辞書にテキストビューア(できればエディタも)を備えると便利になるかもしれません。最近は電子テキストも普及してきましたので,趣味で英語を学ぶ人は,洋書の小説のテキストファイルをPC経由で電子辞書に取り込めば,電子辞書1台持っていくだけでペーパーバック+複数の辞書の役割が果たせます。テキスト中の単語を搭載の辞書にジャンプしたりすれば,キー入力の手間なく本が読めますね。

仕事で電子辞書を使う人にとっては,海外出張の際に出張先での会議資料をテキストファイルにして電子辞書本体に転送しておけば,資料を汚したり紛失する心配なしで,移動中の機内で読めます。膨大な資料と電子辞書を狭いテーブルに並べる必要がないので,その気になれば機内食を置いたまま資料を読むことができるでしょう。逆に,プレゼンをする際など,機内で思いついたことは,電子辞書にテキストエディタがついていれば,その場で補足資料として作成し,出張先のPCとプリンターを借りて会議前に印刷,配布することができますね。PDAならできるではないかと言われそうですが,最近のザウルスのように,欧米直行便のフライトタイムさえバッテリが持たない機種では,電池切れの心配を常にする必要があるのでストレスがたまりますし,辞書内蔵の機種があるとはいっても,そのコンテンツや操作性は専用機(IC辞書)の足元にも及ばないのですから,結局は電子辞書とPDAを並べて書類を作るしかないでしょう。

シャープさんのPW-CシリーズはSDカードスロット搭載で,画像ビューア,テキストビューアを備えていて,このコンセプトに近いですが,カラー液晶なのでバッテリが持たないという点が最大の致命要因になります。画像ビューアが必要な職種の人(営業の方などで,自社製品を取引先に紹介するなど)も多いでしょうが,そういう方はわざわざ電子辞書の小さな画面を使わず,ノートパソコンの画面を相手に見せるでしょうから,電子辞書のビューアとしてはテキストに特化したほうがいいのかもしれません。テキストビューアなら現行機のハードウェア(白黒液晶&長い電池寿命)で全く問題はありませんね。

#最近はネットワークの世界はもちろん,PDAでも画像だ動画だと進化していますが,ビジネスにせよ,語学学習にせよ,一番の基本は文字情報だと思います。テキストファイルであれば(文字コードの相違を除けば)全世界のあらゆるパソコンや情報処理端末でやりとりができますから。しかし,画像や音声メディアを処理するためにどんどんOSが重くなっていき,逆に基本となるテキストを快適に処理できるPDAなり,PCなりが非常に少なくなっているのは困ります。ザウルスにせよ,WinCEベースのPDAにせよ,最新機種でも一瞬で起動というわけにはいきません。一方,DOSベースのモバイルギアや,ここでもたまに話題に出るHP200LXなどは,画像処理は苦手(というより不可能に近い)ですが,電源オンで瞬時に立ち上がります。LXなどは,ATOKで漢字変換をしている途中に電源を切っても,次に電源を入れれば未変換の文字列を含め,そっくりそのまま元の状態に戻ります。文字列置換など,時間のかかる処理をしている途中で電源を切っても,次に入れれば途中から作業を継続するほどです(普通は,作業中に電源を落とせば,作業中のファイルが破壊されるか,最悪の場合システムがおかしくなりますが)。

現行のIC辞書の場合,文字情報を検索,表示する端末としては,昔のDOSベースの端末に共通する面があると思います。いつでも好きなときに電源を落とせるし,電源ONで一瞬のうちにレジュームされること,無茶な扱いをしてもシステムが立ち上がらなくなったりすることは皆無であることなどですが,この基本を生かし,情報処理のもっとも基本的なフォーマットであるテキストファイルの閲覧,編集が快適にできる機能が備われば,と思います。

>minaさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月27日(土)09時55分31秒

>ところで、紙の辞書ですと、調べた単語にマーカーを引いたりして、
>それを後日見て「また同じ言葉引いちゃってるよ」と焦ったり、
>見開きにたくさんマーカーが引いてあるのを見て悦に入ったりできるのですが、
>一度調べた単語をチェックするような機能がついた電子辞書はあるんでしょうか?

履歴機能なら,一度調べた単語が一定数残りますし,単語帳機能を使えば,チェックしておきたい単語を登録することができます。おそらく,minaさんのおっしゃる機能は,今までに引いた単語をもう一度引いたとき,前に引いたということが視覚的に分かるようなもの,ということでしょうが,それはありません。たとえ単語帳に登録されていたり,履歴に残っている単語であっても,通常の画面(履歴や単語帳画面でなく)ではその旨は一切表示されません。

考えてみれば,これは盲点だったかもしれませんね。昔,セイコーのSR-8000/8100では,例文コレクション(最近の機種の,例文検索画面からの単語登録と同じ)という機能で登録した例文は,普通の画面でも例文にアンダーラインが引かれ,この例文は過去に登録したことが分かるようになっていましたが,最近の機種ではできません。

コロンブスの卵のようですが,単語帳に登録した単語は,普通に検索した場合でも見出し語を反転させるとか,履歴に入っている単語は見出し語の先頭に「履歴」のアイコンを表示させるとかするだけで,冊子体辞書のような「引いた単語に印をつける」ようなことができると思います。技術的には何も難しい機能ではないので,メーカーさんがこの重要性を認識されればすぐにでも備わる機能だとは思いますが…。

航空機の場合 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月27日(土)09時46分18秒

航空機内ですが,各航空会社とも,携帯電話,PHS,FMラジオ,ワイヤレスCDプレーヤなどの「電波を発する機器」は常に(飛行機に乗ってから,降りるまで)使用禁止です。最近の携帯の場合,メール作成や音楽の再生など,スタンドアロンで(電波を発しないで)使うこともできますが,まぎらわしいので一律使用禁止とのことです。

また,デジタルカメラ,ビデオカメラ,電子手帳,電子ゲーム,カセットやMD等のプレーヤー(ウォークマンなど)などは,離着陸時(搭乗時から,離陸後ベルトサインが消えるまでと,着陸前のアナウンスから降機するまで)は使用禁止です。電子辞書はこの対象となる品目に入っていませんが,電子手帳と同等に考えればいいでしょう。

機内での携帯使用禁止は,単なるマナーの問題と思っている(だから,通話をしないでメール送信ならいいだろうと)人もいるようですが,過去に機内で携帯を使用した客がいて,その際に航法計器がブラックアウトしたケースが国内で実際にあったそうです。最近の飛行機は機械的な計器がほとんどなくなり,ほぼすべてが画面上に表示されるので,トラブルが起これば大変なことになります。一律禁止は当然だと思います(といっても,実際には隠れて使っている客も多いので,本来ならナイフなどと同じ持ち込み制限品にしてセキュリティーで預かるというぐらいでいいのかもしれませんが)。

電子辞書含め「それ自体が電波を(意図的には)発しない機器」なら問題はないでしょうが,電子機器といっても様々で,機器によっては計器に影響を及ぼす危険がゼロではないでしょうから,離着陸時のように高度が低く,航空機の性能や乗務員のパフォーマンスもマージンが少ない状況では安全上の理由から使用禁止にしているのでしょう。

#10月から「のぞみ」が増発,値下げになり,航空機に対抗するために今までにないPRが沿線ではされているようですが,車内(通話はデッキでしょうが)で自由に携帯やパソコンが使える,それどころか,車両によっては大きめのテーブルや電源コンセントまで用意されているという点をなぜアピールしないのか不思議です(^^;; 羽田−伊丹などは電子機器の使える時間が10数分ということも珍しくないでしょうから,実質的には機内では何もできないでしょうから。

電子辞書の医療機器その他の影響について 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月27日(土)09時27分26秒

私は医療現場のものではないので正確なことは何とも言えませんが,JUN-2さんもおっしゃるように,外来患者さんの待合室や一般病棟なら電子辞書は全く問題ないと思います。PCにくらべれば機器が発するノイズも少ないですから,電子辞書が不可なら,業務用として院内で普通に使われているパソコンや,入院患者さんが病室に持ち込むPCもだめになるでしょうし,テレビや各種のリモコンなど,類似の機器は病院内でもたくさん普通に使われています。

電子辞書やパソコンは,それ自体が携帯電話のような「電波を発する機器」ではありませんので,特殊な医療機器にくっつけて使うなどしない限りは全く問題ないと思います。もちろん,多少のノイズは発しますが(ラジオのそばで電子辞書やパソコンを使うと雑音が入ることからもわかります),それは医療機器の誤作動を生じさせるほどのものではないと思います。もちろん,パソコンでも無線LANカードのついたものなどは,携帯電話使用禁止の場所ではLANカードのスイッチを切っておいたほうがいいと思います。また,入院中にインターネットアクセスをする場合は,携帯につなぐのではなく,院内の公衆電話にケーブルをつなぎ,アナログモデムやISDNカードで通信するほうがいいかもしれません(このへんは各病院によってポリシーが異なるでしょうが)。

心臓ペースメーカーの誤作動などの不安もあるようですが,通常の電子辞書なら全く問題はないと思います。ただ,スピーカーのついた機種(発音機能のある機種)の場合,スピーカーの磁気が影響を及ぼす可能性は排除できませんので,ペースメーカーをお使いの方はこういう機種は身につけない(ポケットに入れたりしない)ほうがいいでしょうね。

(PHSの場合) 投稿者:JUN-2  投稿日: 9月26日(金)22時18分26秒

PHSの場合、医療機器には大きな影響を与えないので、一般病棟ならさほど問題はないと思いますが、利用時には許可を得られた方が良いと思います。。ただし、音声通話の場合は、携帯電話と見分けがつかないので、誤解を招かないためにも止められた方がよいかと思います。

一部医療機関では、内線電話の代わりに構内PHSを使っています。(「医療用PHS」として、通常のPHSより、電波の出力が抑えられているそうです)

ラジオに雑音が入ることと、健康への影響は、さほど心配されなくても良いと思います。パソコンにラジオを近づけても、大きな雑音が入りますし。

ルーターのランプが点滅するのは、BlasterやWelchiウイスルの影響ですね。ワーム駆除をしていない人がまだまだたくさんいるようです。

>ひまわり3さん 投稿者:JUN-2  投稿日: 9月26日(金)22時09分43秒

そうですね、普通の病院の待合室や一般病棟なら、問題はないと思います。

注意する必要があるのは、飛行機でしょうね。離着陸時には使わない方が良いと思います。基本的には、(通信機能のない)ノートパソコンと同程度だと思われたら良いと思います。

>ひろさん ありがとうございました 投稿者:ひまわり3  投稿日: 9月26日(金)22時05分11秒

教えていただいてありがとうございました。

最近、YahooBBにして、メルコの ルータカードセットAir Station G54も購入して、無線LANで複数PCでインターネットができるようにしました。Yahooのモデムの通信ランプがが絶えずチラチラと不気味に点滅しているので、インターネットを使わないときは、なるべくルータの電源を落とすようにしていました。この間、子どもがダイニングテーブルのところで勉強していたとき、すぐ後ろに置いていたルータの電源をいれたところ、「うわ〜!すごい電波!」と叫んだので、「えっ、電波感じるの?」とびっくりしました。そうしたら、私は気がつかなかったのですが、小型ラジオをイヤフォンで聴いていたので、電波で「ザアーッ」と雑音が入って全く聞えなくなってしまったというのです。それで電波ってすごいね。ちょっとこわいね。体に悪くないのかな。という話をしていたのです。ひろさんによると電子辞書は問題ないということですが、たとえば入院とかいう場合、携帯電話がだめなら、ノートパソコンでLANカードなどを使うのはだめですよね。PHSが大丈夫と読んだ記憶があるのですが、ザウルスなんかでエアーエッジで使うのは可能なのでしょうか。なんかオンライン辞書との関連する疑問になってしまいましたが...

>ひまわり3さん 投稿者:ひろ  投稿日: 9月26日(金)20時03分39秒

医用機器設計者@ときどきです。心配しすぎだと思いますので、普通に使えばいいと思います。扱いは電卓や腕時計と一緒ですね。検査のときはしまうとか、職員の指示があるときは使わないとかでよろしいのではないでしょうか。

マーカー機能(?) 投稿者:mina  投稿日: 9月26日(金)19時50分56秒

はじめまして。先日電子辞書を買おうと思い立ち、以来ここのサイトを興味深く拝見してます。ところで、紙の辞書ですと、調べた単語にマーカーを引いたりして、それを後日見て「また同じ言葉引いちゃってるよ」と焦ったり、見開きにたくさんマーカーが引いてあるのを見て悦に入ったりできるのですが、一度調べた単語をチェックするような機能がついた電子辞書はあるんでしょうか?別に必要じゃないですけど、あったらいいな、と思ったもので。よろしくお願いします!

接続の件、つづき。 投稿者:けいね  投稿日: 9月26日(金)14時19分17秒

sekky様 アドバイスありがとうございました。トップページへの接続の件、プロバイダに問い合わせてみましたが解決には至りませんでした。いっそ tripod.com へ問い合わせようかと思ったのですが、……英語がとってもニガテ(ああ、この場でコレはとっても書きづらい)なので断念しました。

みなさまお騒がせ致しました。

こういうことがあると、切実に英語を勉強し直そうと思います。そのためにも電子辞書。早く欲しいのですが、英語機能に限って言えば高校生向けが私にはちょうど良さそう。希望のT5040の英和はG大。道は遠いです(笑)

SR-M6000 投稿者:Pingu  投稿日: 9月26日(金)13時10分44秒

今日、いろいろWebを見ていたら、SR-M6000を見つけました。Cobuildが入っていて、SR-T7000と迷います。この二つの機種の差は何でしょう?もし一つ一つに対象の人を説明するとすれば、SEKKY先生はどう説明されますか?IC辞書、迷います。。。

SR−M4000のつづき 投稿者:ひまわり3  投稿日: 9月26日(金)11時54分09秒

さきほど、病院で電子辞書を読みたいということを書きましたが、通信機器でないこのような電子辞書でも、医療の装置に悪影響があるとすれば、絶対にしてはいけないことだと思いますが、影響はあるのでしょうか。医療関係の方とか、もしご存知なら教えていただきたいと思います。単独の電子辞書であっても通信のできるPDAと思われそうなため、やめといたほうが無難だなと思いました。

SR−M4000 投稿者:ひまわり3  投稿日: 9月26日(金)09時45分11秒

昨日、量販店でセイコーの新シリーズSR−Mの第1弾4000がでていたので、さわってきました。時間が10分弱しかなかったので、あまり詳しくは見られませんでしたが、すごくよかったです。小型機に今まであまり興味がなかったけれど、う〜ん、このシリーズもほしくなっちゃう。まず、液晶画面がとてもみやすかったことと2WAY操作キーがかなり使い心地がよかったです。Tシリーズと違い開くとまっ平らになってカードを持っている感じ。(軽いし)そして左の親指で 戻るキー 上下左右キー 決定キー 例文解説キー ジャンプキー が非常に快適に操作できました。 左手で持っている時のバランスが良いです。単語を入力するときは右手を使わないとだめかもしれませんが、手の大きい人は左手だけでも打てちゃうかも。でも単語を出したら例文やジャンプなど左親指だけでどんどんできちゃうので、通勤の人など電車で立ったまま、読んでいくのに良いと思いました。

液晶は字が小さくてもとってもくっきりきれいで、一覧性が良くて快適でした。小型機だと気軽にどこにでも持って行けて、勉強しているという感じもなくよさそう。(主婦としては病院などで待ち時間に、電子辞書読みたくてもなんか近所の人目が気になっちゃって)私にとって読み物としてのコウビルドが入っていてジャンプでリーダーズが引けるM6000が楽しみです。またゆっくり見てみたいです。

SR-T7000 すごいです! 投稿者:ひまわり3  投稿日: 9月26日(金)06時53分37秒

すごいです!
4030と6800でセイコーの電子辞書の使い方に慣れてきて、快適なので発売が楽しみです。6800にはいっているリーダーズ、COD,COTは重なっているのですが、3つともジャンプでとても効率よく使えてすごいと思ってましたし、G大がほしかったし、6800とは研究社の和英の版が変わっているし、これまたほしかったプラスもあるし、OALD、OCD、などの例文検索も超楽しみです!とってもほしいです!

CD-ROM/DVDの辞書 投稿者:fn  投稿日: 9月26日(金)05時51分38秒

どうかなと思ってましたが取り扱いとのことですので質問を。ここの掲示板を見ているうちに、国語辞典の大きいやつとか百科辞典が欲しくなって来たのですが、今出ている中ではCD-ROMもしくはDVD(!)のしか駄目なんですねぇ。わたしはマックのひとなので、百科辞典はスーパーニッポ二カしか選択肢が無いみたいなんですが。しかし、今までにシステムソフト電子辞典で串刺し検索出来るようにいろいろ揃えて来たので、今さら独自規格のものを入れたくは無いです。ウィンドウズだとスーパーニッポニカをEPWINGに変換出来るらしいですが、それで作ったファイルってマックでも使えるものでしょうか?
EPWINGだったら、Jammingでシステムソフトのと同時に検索出来るんですよね。使えるならウィンドウズ版を買おうかなと(うちの家族は窓族です)思うんですけども、どなたかこれについてご存じでしたらお教え下さいませ。

SR-T7000 投稿者:  投稿日: 9月26日(金)04時51分42秒

すごい!! 8700もすごいと思いましたが、これはもっとすごい。やっと「こういうのがあったら..」という電子辞書が出てきました。 =)

「通訳、翻訳家といったプロの方にもお使いいただける電子辞書です」とプレスリリースに書くあたり、かなり自信を持っての投入といったところでしょうか。

6500 と 5000 を持っていますが、7000 は欲しくなります。発売が楽しみです。

SR-T7000、すごーく欲しいです! 投稿者:Pingu  投稿日: 9月26日(金)02時16分48秒

すごーい!すごすぎると思って見ていました。
これは売れるでしょうね。
買うのを控えてて大正解でした。
ずっと6500を買うつもりだったのですがなぜか買わずにいたら・・。
これで6500が大幅に値下げするのでしょうか???
そうだったらそれもまた魅力・・・。
7000にCobuildが入っていたら、なお良かったです!!
私はSeikoに直接、学習英和とリーダーズなどの大型英英を収録してくれメールをしていたので尚更嬉しいです。
下の書き込みにもありますが、Toeic関係のものは省いてよかったから、
「とっさの一言」を入れて欲しかったです。
発売は11月下旬とのこと。
もうすこし早くならないのでしょうか?
待ちきれません!!
イギリスから何冊もハリーポッターを買ってきたのではやく読みたいのにな・・・。
セッキー先生は幾ら位で発売されると睨んでいますか?
(量販店や価格ドットコムなど)

SR-T7000の件 投稿者:kuma  投稿日: 9月25日(木)23時42分47秒

先日TOPページへアクセスできない件で初めてメールしたkumaです。(相変わらずアクセスできないですが)

今回のT7000はすごいですね。前から、G大,リーダーズ(プラス)搭載機が欲しくてたまらなかったのですが、セイコーファンの私としては首を長くして待ってたところです。早速、妻と交渉し、冬のボーナスがでたら買うつもりです。私のSR-9700は妻へ払い下げになる予定です。

ただ、唯一私として残念なのは、「英会話とっさのひとこと辞典」がなくなって、TOEIC関連がコンテンツに入ったことです。私としては、「英会話とっさのひとこと辞典」をビジネス版にアップグレードして、引き続き入れて欲しかったなあと思います。ビジネス版は本でもっているので、それを今後も使うしかないなと思っています。それにしても、何故TOEIC関連のコンテンツが入ったのでしょうか?私も4回/年くらいTOEICを受けていますが、電子辞書でTOEICの問題は解こうとは思わず、(別のTOEIC用の本で勉強してます)、電子辞書はわからないときに引けるものであって欲しいのです。TOEIC関連のコンテンツを搭載して欲しいという要求も強いんでしょうね。学生向けなのかな?

私の場合英語を仕事で使うのですが、英語はそれほど得意ではないですし、相手もネイティブではない外国人で、共通語として英語を使っています。そういうとき、電子辞書でジャンプしたりしてどう言えばいいかを考えて使うので、(同じ内容を言い方を変えたり)、コンテンツは例文含めていっぱいあった方が助かります。そういうニーズは少ないのかな?これからは中国やアジアの人との交流はますます増えると思いますが、そういう人たちとのコミュニケーションは中国語ではなく、英語だと私は思っています。難しい専門用語(その分野の人にはそうでもない)と簡単な単語との組み合わせで毎日英語を使っています。だから、TOEIC関連よりもとっさのひとこと(ビジネス版)が欲しかったですね。欲を言えば英辞郎があればもっといいですが。こういうハイエンド機は英語を専門としている人にはもちろん必要でしょうが、私のようなビジネスで使っている人も欲しいと思います。ちなみに私の課では課長以外は全員電子辞書を使っています。(全員エンジニアです)学会で発表とかそういうのではなく、通常の仕事で海外のエンジニアとのコミュニケーションの手段として。私のイメージとしては、電子辞書は高級機と学習機に分かれ、高級機は翻訳家や英語の専門家や英語を専攻している学生を対象とし、そうでない人は学習辞書の載っているいる電子辞書を、というように感じるのですがそれはひがみかな?ビジネスマンで電子辞書を使う人は今後はもっと増えると思いますし、どちらかというと英語は得意ではないけど仕事で使う人は、専門用語の載った大辞典と学習辞書の併用という英語の得意な方には理解できない組み合わせのニーズがあるように思えます。私だけかな?

話がそれてしまいましたが、今の私のニーズにはT7000が最適ですので、楽しみに発売を待ちたいと思います。

不幸中の幸い! 投稿者:いちぞー  投稿日: 9月25日(木)23時36分49秒

先日イギリスから帰国したのですが、愛用していたXD-R9000を忘れて来たらしく!かなり悔やんでいたのですが、T7000の発売予定を知り逆に元気が出ました!買わないと!

コンテンツ追加 投稿者:sunny  投稿日: 9月25日(木)23時05分04秒

秋葉原に出かけたときに、電子辞書売り場によりました。店員さんが言うのには、コンテンツを追加できるタイプで、コンテンツについて1,2件は照会があってもいいと思うのに全く無い、思ったよりもコンテンツを追加して使う人は少ないのではないかとのことでした。まとめて買わないと多分辞書本体に入っているのでさえ使いこなすのが大変で、追加分の費用を出すつもりがなくなるのでしょうか。面白いなと思いました。

SR-T7000 投稿者:sunny  投稿日: 9月25日(木)22時57分52秒

こちらの掲示板を楽しみに拝見しています。このところの電子辞書の内容の充実振りに
秋から冬の新製品がどういうものになるのか、わくわくしていましたが、セイコーのSR-T7000、すばらしいですね。リーダーズ、リーダーズプラス、ジーニアス大英和は電子辞書で無ければ、引いて読むのは大変ですが、その3つと学習英英のOALD,語数が半端でないほど多いCOD,コロケーション辞典も例文検索で引けて、日本語類語と広辞苑が入っていれば何でも来い!という気になれそうです。画面が秋の新製品の液晶のレベルアップがこの辞書にも反映して、文の量がもっと増えて読みやすくなるとかまで期待してはいけませんね。

小型で英会話とジーニアス英和+リーダーズ、百科辞典,国語系の辞書が入っている,液晶の解像度がいいものもあれば多分それも欲しくなるでしょうが、今はSR-T7000を期待して待ちます。

(無題) 投稿者:momspretty  投稿日: 9月25日(木)21時37分54秒

だいぶ前に買ったXD−1000(知ってる人のほうが少ない?)の液晶をついに壊してしまい、いま、なにを次に買おうか迷っています。
いろんなサイトを参考にしてXDV9000にしようとほぼ決めていたのに、セイコーのSRT7000に心を動かされてしまいました。11月発売はまだチョット先だけど、まずは現物を見てから考えたいな。他の機種の値下がりもあるかもしれないし。。。。
発売が楽しみ。

>けいねさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月25日(木)20時03分51秒

>イタリア語の辞書が欲しいので、SEIKOのSR-T5040を考えています。
>(趣味でオペラを勉強しています。音大生に需要があるんじゃないでしょうか、この機種)

最初は私も「何でスペイン語の前にイタリア語?」と思っていましたが,話者の人口はスペイン語にくらべて少なくても,日本人にとってはファッションや音楽といった芸術関係でイタリア語の需要は大きいようですね。二外機の場合,学生だけでなく現地企業とつながりのある社会人も多くユーザにいるでしょうから,大学の二外ではマイナーでも,ビジネスの現場ではイタリア語は重要なのかもしれません。

>ちなみにinfoseekで「tripod.com」を持つサイトを検索してみたのですが
>どこのサイトにも接続できませんでした。(タイムアウトしてしまいます)
>IE5.1.6 for Macですが、コンテンツの規制はOFFにしています。

マックは手元にないのでよく分かりませんが,今拙サイトのトラフィックログを調べてみましたら,けいねさんのプロバイダから,マック+IEでアクセスして正常にページが表示されているトラフィックもあります(時間帯からしてけいねさん以外の人だと思います)ので,不思議ですね(^^;; いずれにしても,これは私のほうでは対処できませんので,プロバイダのサポートセンターに,拙サイトのURLと,エラーの内容(タイムアウトなど)を連絡して,できればその場でサポートセンターの人のPCで実際にアクセスしてもらうことをおすすめします。httpエラーではないことがサポート側に明らかになれば,何らかのアドバイスがもらえるかもしれません。

カシオ新製品(XD-V8800) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月25日(木)19時51分13秒

立て続けに発表がありますが,カシオさんからも英語重視機の新製品が出ました。簡単に言うとXD-V9000のリーダーズ,リープラをカットしてマイペディアや,XD-V6300のような多コンテンツ機独特の小規模コンテンツを多数収録したものです。季語便覧や家庭の医学,古語辞典などをカットしたかわりに,V9000のActivator, Longman-Roget's, LAADなどの英語系コンテンツを搭載しています。同じメーカーでこれだけコンテンツにばらつきがあると,私でもどれに入っていて入っていないか分かりにくいです。英語重視機のユーザでも,マイペディアは必要という人が多いですし,逆に多コンテンツ機のユーザでも英英はほしいという人がいるので,足して2で割ったような機種も需要があるのでしょうか。

もっとも,英語重視機をあえて選ぶユーザは,辞書の使用目的が比較的はっきりしているので,小規模コンテンツをてんこ盛りにして数をアピールすることがどれぐらい有効かという気がします。英語系の人でも使いこなしている人は限られるActivatorやLongman-Roget'sを存置しておいて,上級者にとっては需要の大きい大規模英和をカットしてしまうというのも「??」です。XD-R820が,小型機であるのに,大人気のXD-V9000にくらべて影が薄いのも,大規模英和が入っていないという面が大きいでしょうし…。こういうコンセプトの機種なら,素人考えでは,むしろリーダーズをそのまま残して,ActivatorやLongman-Roget'sをカットするのが普通だと思うのですが(^^;; 大規模英和なら語数という分かりやすいアピールポイントがありますし,普通の英和辞典なのですから使い方も別に難しくはなく,万人受けすると思います。

他社を含め,現行機にないコンセプトの機種だというのは分かりますが,どういう層のユーザを想定したのかがどうもよく分かりません(^^;; 単に上級英語コンテンツ+マイペディアというニーズなら,今ならXD-CP500+別売ディスクでも,シャープさんのPW-A8700+別売カードでも対応できますし…。SR-T7000のインパクトが醒めやらないうちの別機種のリリースですので,そう感じるのかもしれませんが(^^;;

>ゆみげるさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月25日(木)19時32分50秒

>欲を言えば、これ(SR-T7000)が小型で、英英にCobuildが入っていれば、例え5万円
>超えていても買ってしまうところ。まあ、こうやって、何かしら足りないものがあるか
>らこそ、お客は次々買ってくれる訳ですから、メーカーの戦略かもしれませんけれどね

他掲示板でも話題になっていましたが,52000円といっても,50000円のPW-A8700が30000円を切るぐらい(4割引!)でネット通販では出ていますから,実売価格はかなり下がると思います。A8700と同じにはしないでしょうから,通販で32800円,量販店なら34800円ぐらい…? 2年前のSR-9200のような感じかもしれません。

たしかにOALDよりはCOBUILD,という人も多いと思いますが,一方でOCDやCOD, COTをT7000に載せられたのは,オックスフォードつながりでOALDを搭載したからですしね(^^)

Re:(速報)セイコー新製品(SR-T7000)  投稿者:ゆみげる  投稿日: 9月25日(木)16時09分36秒

ホームページを見て、思わず「うわ、すげ〜!!」と、中学生の息子の口癖のようにつぶやいてしまいました。脱帽、という感じです。すでにその前にセイコーから発表されていた小型機を買う決心をつけていたのに、心がゆれます。欲を言えば、これ(SR-T7000)が小型で、英英にCobuildが入っていれば、例え5万円超えていても買ってしまうところ。まあ、こうやって、何かしら足りないものがあるからこそ、お客は次々買ってくれる訳ですから、メーカーの戦略かもしれませんけれどね、、、。ああ、またこれからしばらく眠れぬ日が続きそうです。

小学館類語/角川類語 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月25日(木)13時23分03秒

日本語の類語辞典も徐々に電子辞書に搭載されるようになってきました。今のところ,小学館の「使い方の分かる類語例解辞典」(SR-T7000)と角川の「類語新辞典」(PW-A8000)の2種類がありますが,これらは性格が多少違います。

小学館類語は収録語数が25000語,角川類語は60000語なので,語数は角川のほうが上です。60000語というと小型版の国語辞典(新明解など)よりちょっと少ない感じなので,体感的には,類語を知りたい単語はたいてい出ています。古めかしい単語や堅いことばも多いので,文学作品の翻訳者などの使用にも耐えうると思います。また,単語の位相(常用語,口語,文章語など)も書いてあるので,外国人が国語辞典で引いた単語を類語で調べ,スピーチレベルを確かめる(必要に応じて別の言い回しを探す)のにも有効です。ただ,この位相ラベルは個人差があり,しかも刊行から20年以上たっているので,今の日本語とは多少ずれていることもあります。角川類語は,基本的には意味の似た単語毎にグループ化し,簡潔な用例と語義をつけたという感じで,同じグループの単語間の使い分けやコロケーションの説明は少ないです。そのため,外国人が使う場合はかなり日本語のできる学生でないと厳しいかもしれません。

一方,小学館類語は語数は25000語と,中学生向けの国語辞典にも及ばないぐらいです。しかし,見出し語の選定はしっかりしていて,使い分けを知りたい基本的な単語ならたいていヒットします。そのかわり,ちょっと堅い単語や専門用語はまずだめです。たとえば,角川類語だと,けもの,けだもの,獣類,百獣,野獣,猛獣,珍獣,四つ足,畜生,畜類,家畜,役畜,虎狼…など,20ちょっとヒットしますが,小学館だと,けだもの,けもの,獣類,野獣,ぐらいです。そのかわり,それぞれの使い分けが詳しく説明されています。この4つに共通する意味,使い方の例,各語の使い分け(「けだもの」は今では人をののしるときによく使うとか)など,情報量は多いです。基本語の場合,コロケーションの情報も豊富です。「暑い」「蒸し暑い」「暑苦しい」の場合,「暑い日差し」とは言えても,「蒸し暑い日差し」「暑苦しい日差し」とは言いにくいことなどが表で示されています。そして,「蒸し暑い」には気温だけでなく湿度の高さを伴う(「日差し」は気温に影響を及ぼしても,湿度には関係ないので,「蒸し暑い日差し」とは言えない)という点や,「暑苦しい」は服装や頭髪に関して使える(暑苦しいスーツ姿,とは言えるが,(蒸し)暑いスーツ姿とは言えない)ということまで書かれています。このあたりは,角川類語にはない特徴です。

このように,小学館類語は書き言葉など,堅い言い方が少ないのでプロの翻訳者が仕事に使うにはちょっときついかもしれません。しかし,言いかえれば小学館類語に載っている語はどれでも日常の会話で普通によく使われるものなので,外国人の日本語学習者など,スピーチレベルの知識が少ない人でも安心して使えるとも言えます。中級以上を受け持つ日本語教師のリソースとしても使えるでしょうし,説明は(ルビなしですが)外国人でも理解できるほどわかりやすいので,漢字圏の学習者なら,母語と日本語の意味の違いを知る上でも有効かと思います。

#これ以外の日本語類語辞典としては,講談社の類語大辞典やこの前大修館が出した日本語大シソーラスが有名ですが,講談社は基本的に角川類語と同じような感じ(小分類が品詞別になっていたり,カタカナ語も積極的に見出し語に入っていたりという細かな違いはありますが)です。大修館はちょっと毛色が違い,Longman-Roget'sのthesaurusのように,類語を羅列しただけで,それぞれの語義の解説は全くありません。簡単に言うと,

説明の詳しさ:詳しい← 小学館>角川,講談社>>大修館
収録語数の多さ:多い← 大修館>>講談社,角川>>小学館

という感じでしょうか。ちなみに,小学館類語はシステムソフト電子辞典シリーズや,昔のMS-Bookshelfで電子化されています。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月25日(木)10時50分45秒

★ハード面
液晶解像度や付加機能など,ハード的な面は現行機種と同じですが,キーボードまわりは写真を見る限りでは多少変わっているようなので,SR-Tシリーズのキータッチに関しては改善されているかもしれません(厚さが現行のSR-Tシリーズにくらべて0.2ミリ増加していますが,これがキーストロークなどに反映されていればいいのですが)。

単語帳は,従来機と違い,全辞書共通で1000語(今までは,各辞書ごと100)になりました。一見キャパシティーが増えたようですが,実際にはT7000は広辞苑,漢字源,類語例解,カタカナ語,G大,リーダーズ(プラス),新和英中,OALD,COD, COT, OCDの11コンテンツなので,従来機の仕様なら,各辞書100×11=1100語になるところが,T7000では全辞書で1000語なので,単語帳用のメモリ自体は少なくなっています。数字のマジックのようなものですが,実際はユーザによって単語帳をよく使う辞書は違うでしょうから,辞書種ごとの制限をなくしたのは正解でしょう。

#気がかりなのは,従来機と違い,1000語をいっぺんに一覧するわけなので,それを支援する機能が入っているかどうかです。キヤノンさんの機種は,同じように辞書種ごとの制限のない合計1000語ですが,中を4領域に分割するとか,記憶した単語をチェックし,チェック語はリストから外すモードをつけるとか,ソート順を登録順,アルファベット(五十音)順,辞書順などに切り替えることができるとか,様々な配慮がされていますが,T7000ではどうなのでしょうか。プレスリリースでは,1000語ということが強調されていて,このようなところが見えません。万一現行機のような仕様だとすると,1000語登録した場合,全体を見るには約70回(!)画面スクロールをする必要がありますから…。せめて,辞書ごとのフィルタリング(英和で登録した単語だけを抽出するなど)ができないときついでしょう。

★PW-A8700との比較

全体としては,A8700がかすんでしまうようなスペックで,しかも絶妙なタイミング(A8700の発売直前)でプレスリリースがあったわけなので,シャープさんにとっても不意打ちかもしれません。もちろん,同業者相互ならプロですから,他社の動向はある程度は把握できるのでしょうが,いつ一般に発表するかというのは直前にならないと分からないでしょうから(^^;; 幸い,T7000とは価格差がかなりあるので,マイペディアのコンテンツカードとセット販売するとかの工夫はできるかもしれませんが…。

もっとも,A8700の場合,9ドットフォントや早見機能(これはG大のような情報量の多いコンテンツには大きな威力です),薄くて軽い筐体,SDカードによるコンテンツ追加(高度な英語系コンテンツとマイペディアを併用可能)など,有利な点もあります。そのため,T7000とA8700は十分共存できるとは思います。

p.s.

COD, OALD, COT, OCDで「英英4冊」というのはちょっと引っかかります。普通,「英英」=「英英辞典」ですから,COTやOCDといった「辞典」(単語の意味を記した書物)とは言えないものまで一括りにするのは問題でしょう。これがOKなら,会話集なども「英和×冊」に括れてしまうわけですから(^^;; 「オックスフォードの英語コンテンツ4冊」のようにするか,もっと手っ取り早いのは「英英系」のようにぼかすか(笑)でしょうか。

SR-T7000 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月25日(木)10時49分48秒

↑英語専門機の新製品です。発売の2ヶ月も前にリリースを出したり,

>オックスフォード連語辞典を含む8辞書で一度に用例が検索できる「例文検索」

のように,OCDで例文検索ができることをわざわざ強調していることからも,明日発売のPW-A8700をかなり意識(A8700ではOCDの例文検索ができないので)していることがうかがえます(^^) コンテンツとしては(A8700に似ていますが)英語系電子辞書の老舗らしく,今までにない豪華なコンテンツを搭載しています(価格も今までにないほど「豪華」ですが(^^;;) リーダーズ・リープラ,G大,OALD,Oxford Collocation(OCD),COTのダブル英和,類語+コロケーション搭載という点ではPW-A8700と共通しますが,日本語類語,CODまで搭載し,業界初のダブル英英,日英双方の類語辞典を実現しているのがミソです。SR-T5000, T6500, 9200の3機種に相当するコンテンツを1台におさめているわけです。定価52000円ということは,実売で安くても(通販など)39800円ぐらいでしょうか。内容的に,生協でも扱うでしょうから,そうなるともう少し安くなるかもしれませんが。

プレスリリースで見過ごされやすい細かなポイントとして,

・(G和英でなく)研究社新和英中辞典の新版を搭載:PW-A8700はジーニアス和英ですが,T7000では,改訂間近でしかも何かと批判の多いG和英を避けたのでしょうか?

・コロケーション辞典も例文検索に対応(A8700は非対応)(前述)

・単語帳機能の辞書ごとの登録語数制限を撤廃。キヤノンさんのような「全辞書あわせて1000語」に。

・CODとOALDは串刺し検索可能(モード切替をしなくてよい) OCDだけは別モードのようです。

などがありそうです。

★コンテンツ面
PW-A8700とまともに競合する機種ですが,会話集やビジネスレター辞典のかわりにCODを載せているなど,英語のプロ(研究者,教員,翻訳者といった人に加え,高度な英語発信能力が要求される理科系の技術者なども)に特化した内容です。小学館類語は角川類語ほど語数は多くありません,類語間の使い分けの説明が非常に詳しいので,翻訳者はもちろん,外国人にも有用でしょう。CODはネイティブ向け英英辞典なので難しいというイメージがありますが,専門用語を英語で説明したりする用途だと,学習英英では語数が少なすぎるので,COD搭載なのは便利でしょう。細かなことですが,Collocation辞典の用例もちゃんと例文検索の対象になっている(これはA8700のリリースで苦言を述べたのですが)ことも,英語系コンテンツを知りつくした老舗メーカーならではだと思います。

(速報)セイコー新製品(SR-T7000) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月25日(木)10時34分31秒

詳細は後ほど(^^;;

http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=752


トップページへの接続の件 投稿者:けいね  投稿日: 9月25日(木)00時55分34秒

はじめまして。
電子辞書購入を考え始めてから、ずっとこのサイトを愛読しております。イタリア語の辞書が欲しいので、SEIKOのSR-T5040を考えています。(趣味でオペラを勉強しています。音大生に需要があるんじゃないでしょうか、この機種)

私もしばらく前からトップページに接続できない状態が続いています。猫背さんの書き込みを読んで、index.htmlの方も試してみたのですがダメでした。ちなみにinfoseekで「tripod.com」を持つサイトを検索してみたのですがどこのサイトにも接続できませんでした。(タイムアウトしてしまいます)IE5.1.6 for Macですが、コンテンツの規制はOFFにしています。なにがいけないんでしょうね…。

Sekky様 電子辞書以外の書き込みですみません。

>amozさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月24日(水)16時45分32秒

>また使用中に何回かフリーズしてしまいリセットを繰り返すことになりました。原因は
>よくわからないのですが、カードを外すと正常に動作するのでカードと本体の接触に問
>題があるように思えます。マニュアルには接続部のプラスチックのカバーを取り外して
>指でクリーニングすることと書いてあるのですが指で触れると脂で接点を汚すような気
>がして行っていません。

1870は旧機種より液晶解像度が上がったので,その副作用で情報量の多い一部のカードはスクロールやジャンプの際に誤作動を起こし,フリーズするようです。私が経験したのは旧版の百科事典カードですが,SCX-1870に付属の新版は大丈夫なようです。

前にも書いたのですが,SCD-1870は96年発売のSCD-770の後継として,かなり時間を空けた割に,細かな作り込みに難が目立ちます。レジュームがきかないのは「仕様」なのでしょうが,Bookmanカードとの互換性を謳いながら,一部のカードでフリーズするというのはちょっと疑問です。amozさんがお持ちのLM-4000もそうですし,その後のLM-6000にしてもそうなのですが,この頃のFranklinの電子辞書は,フラッグシップモデルは,機能面,操作性はもちろん,筐体の仕上げやパッケージに至るまで,高級感にあふれていた(値段もそれなりにしますが(^^;;)ように思います。初期のLM-6000の外箱など,飾っておいてもいいぐらいのデザインですし。最近は,SCD-1870にしてもそうですが,ぱっと見のデザインにとらわれすぎて,使いやすさが犠牲になっているのは残念です。レジュームにしてもそうですし,硬質ゴムの小さなキーにしてもそうですが,10年以上前のハイエンド機で備わっているものが現行の機種にないというのは問題です。

>さおりさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月24日(水)12時47分47秒

>いわゆる「電子辞書」というものは sekkyさんが様々にご紹介くださっている あの
>辞書の範囲を指すと考えてよいのですよね。書き込みの中でも ICの辞書といった呼
>び方も見受けられ、その方が適切なのかと思ったりしております。

最近では,一般的に電子辞書といえばIC辞書を指すのかもしれませんが,厳密には紙媒体以外の辞書はすべて電子辞書と言えると思います。CD-ROM辞書も,アルクのサイトから検索する英辞郎のようなオンライン辞書も,電子辞書の一種ですね。http://www.alc.co.jp/eng/wnew/mmag/feature/030408/の記事では,すべて引っくるめて電子辞書と呼んでいます。

>みなさんは web上の辞書とか、CD-romになっている辞書などを どのように呼んでいらっ
>しゃいますか。

私は,このサイト上では紙媒体の辞書以外を電子辞書と呼んでいます。区別するときは,IC辞書,CD-ROM辞書,オンライン辞書と使い分けています。ですから,この掲示板もIC辞書に限らず,CD-ROM辞書やオンライン辞書の話題でも全くかまいません(^^)

>まとめていうときには 電子的な辞書と呼んだりしているのですが、何か よい呼称が
>ありましたら ぜひお教えください。

現段階では,「電子辞書=IC辞書」と「電子辞書=紙媒体以外の辞書すべて」の2つの定義が入り乱れているようです。ちなみに,広辞苑では「CD-ROMに収めたりネットワークで流したりして,コンピューターで利用する形態の辞書」とありますが,これはIC辞書を排除した定義ですね。話し手と聞き手の間に共通認識があれば問題ないのですが,私は,学会等では,アブストラクトの段階で,この発表で電子辞書が何を指すのか,範囲を限定しています(IC辞書自体に関心のある人(メーカーさんなど)は,電子辞書というタイトルにつられて参加したら,オンライン辞書の発表だった,ということではまずいでしょうから)。

英語でも同じで,electronic dictionaryだけでは漠然としているので,この前東京であった辞書学の国際会議でも,electronic IC dictionaryのようなワーディングをしていました。ついでですが,electronicという単語はノンネイティブにとってはlとrが続いて発音しにくいので,英語発表の時などは,2回目からはe-dictionaryと呼んでいます。

>また、電子辞書、電子的な辞書に対して、従来の辞書は、どのように呼んでおいででしょう。

辞書学の中でも定着したタームはありませんが,学会発表では英語のprinted dictionaryを使って「印刷辞書」と呼ぶことが多いようです。それ以外では「冊子(体)辞書」という言い方もよくありますね。

「電子辞書」という呼称 投稿者:さおり  投稿日: 9月24日(水)03時04分00秒

9月末締め切りの論文が、全然進んでいなくて、ご無沙汰しています。浅薄な知識のままにロボットの辞書云々と書いてしまいましたが、これからの辞書の展望についてのご意見なども出され、非常に興味深く拝見しております。

さて、本題なのですが、このサイトで取り扱っているような いわゆる「電子辞書」というものは sekkyさんが様々にご紹介くださっている あの辞書の範囲を指すと考えてよいのですよね。書き込みの中でも ICの辞書といった呼び方も見受けられ、その方が適切なのかと思ったりしております。みなさんは web上の辞書とか、CD-romになっている辞書などを どのように呼んでいらっしゃいますか。私は まとめていうときには 電子的な辞書と呼んだりしているのですが、何か よい呼称がありましたら ぜひお教えください。また、電子辞書、電子的な辞書に対して、従来の辞書は、どのように呼んでおいででしょう。私は 本の辞書とか、本のタイプの辞書とか言ったりしますが、こちらもあわせて、何か気持ちのよい呼称を使っておいででしたら、ぜひぜひお教えくださいませ。

SCX-1870 投稿者:amoz  投稿日: 9月23日(火)22時35分26秒

初めて書き込みします。
辞書が好きで以前よりこのサイトを拝見していました。Franklin社の新製品にMWCDの11版が搭載されるのを知りこのサイトの情報を使って注文しました。百科事典に引用句辞典とPC接続キットがセットになったSCX-1870が$150弱と割安なので注文してみました。

Franklin社の製品は以前にLM4000という機種をアルクの通信販売で購入したことがあり、今でも所有しています。このサイトの電子辞書の歴史に出ているLM6000の前身か廉価版だと思います、大きさは2/3くらいで収録語数も83000とLM6000よりかなり少なくなっています。取説をみるとセイコー電子工業が輸入・販売元になっています。価格は42600円とかなり高価でした。当時電子辞書はIC辞書は容量の制限かあまり良いものがなく使えるものは電子ブックが主流だったと覚えています。

SCX-1870は注文して一週間弱で到着しました。使用してみて全体の大きさは国産のクラムシェルタイプを畳んだ状態とほぼ同じですが、液晶は国産の小型タイプと縦は同じで幅が7割くらいでかなり小さい感じです。文字の大きさはdefaultのsmall fontでは9ドットくらい、mediumで12ドットくらいになります。アルファベットだけの表示なので9ドットでも十分実用になります。LM4000と比べると検索・表示のスピードはかなり速くなっていますが、sekkyさんも書かれていたようにresume機能がなく電源を切ると単語入力画面に戻ってしまうのが難点です。

PC接続キットに付属のBOOKMAN CARDはコンパクトフラッシュよりやや大きいサイズなのに容量は2MBしかなく容量の大きいレファレンス類はダウンロードできません。ためしにFranklinのe-bookサイトからBill BrysonのBryson's Dictionary of Troublesome Wordsを購入してダウンロードしてみました。この程度の本だと300KBくらいの容量なのであっという間にダウンロードが終わります。キットに付属しているソフトのBOOKMAN Desktop Managerを使ってカードに転送します。接続はUSBではなくシリアルなのでかなり時間がかかります。同じFranklinで出しているeBOOKMANはUSB接続になっているのに何故シリアルなんでしょうか、コストの関係でしょうか。

またDesktop ManagerからMobipocket Web companionを起動させMobipocket.comで登録すると沢山のソースからe-newsを無料で購読できるようになります。私はCNN,BBC,USA todayの3つを選んで購読してみました。サイズはひとつ50〜100KBくらいで、もちろん毎日更新されます。3日ほど試してみましたが国際ニュースのダイジェスト版という感じで手早く世界の情報を得るには役に立つツールと思います。e-newsはMobipocket Readerで読んでいるのですが、ジャンプ機能が無いため、知らない言葉をMWCDで調べたくても直接飛べず不便です。

また使用中に何回かフリーズしてしまいリセットを繰り返すことになりました。原因はよくわからないのですが、カードを外すと正常に動作するのでカードと本体の接触に問題があるように思えます。マニュアルには接続部のプラスチックのカバーを取り外して指でクリーニングすることと書いてあるのですが指で触れると脂で接点を汚すような気がして行っていません。

SCD-1870は電子辞書におまけとしてPDAの機能を付け加えたものと考えたほうが良いのでしょう、本格的にe-bookやe-newsを使用する方には操作性の良いPDAのほうが適していると思います。ただしPDAの辞書は逆に使用感が悪いので辞書をメインに使う方にはこの機種は最適です。

>Sekkyさん、セイさん、皆様 投稿者:猫背  投稿日: 9月23日(火)19時31分46秒

ここ最近、「トップページにアクセスできない」という書き込みが多いですね。私の書き込みが口火を切った形になってしまい、責任を感じております(-_-;)

で、当の私自身なのですが、結論からいいますとトップページにアクセスすることができるようになりました!以下、簡単に経過をご報告します。使用ブラウザはWindows用のIE5.5です。以前は、「辞書関係コンテンツトップページ」(https://sekky.tripod.com/jisho.html)に行こうとすると(「お気に入り」からでもURL手入力でも)、アクセスに少し時間がかかった上でエラーが出ていました。エラーの内容は、9月21日(日)00時17分31秒のAsさんの書き込みにあったとおり、

ページを表示できません
検索中のページは現在、利用できません。Web サイトに技術的な問題が発生しているか、ブラウザの設定を調整する必要があります。

というものでした。いわゆる「404」などのhttpエラーではありません。

ところが、9月20日(土)13時41分37秒のセイさんの書き込みを見て、SekkyさんのWebサイト全体のトップページ、つまり「辞書関係コンテンツトップページ」よりさらに上の階層があることを思い出し、さっそく書き込み中に貼っていただいたリンク(https://sekky.tripod.com/index.html)をクリックしたところ、そちらには何の問題もなくアクセスできました。

しかるのちに、「辞書関係コンテンツトップページ」(https://sekky.tripod.com/jisho.html)にアクセスすると、今度は行けた、行けました!そして不思議なことに、以後は全く問題なく、辞書関係トップページに直接アクセスすることができるようになりました。

…というわけで、言い出しっぺの私の環境では、すっかり問題が解決してしまいました(^^;)それにしても、いったい何が原因だったのでしょう?ちなみに、cookieの削除等は事前に試してみたのですが、その時は効果はありませんでした。専門的な知識がないため、解決した要因が特定できず、同じような環境の方の参考にならなくて申し訳ありません。

Sekkyさんどうもお騒がせいたしました。そして、リンクを貼っていただいたセイさん、どうもありがとうございました。M(_ _)m

PW-A8700 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月23日(火)09時49分40秒

↑今週末に発売予定ですが,ネット通販ではすでに注文を受け付けているようです。29800円ぐらいが相場なので,量販店では34800円ぐらいでしょうか…? スペック的にはSR-T5000とT6500を足したような感じなので,かなり安いと思います。マイペディアやドイツ語は追加コンテンツで対応できるので,値段はもちろん,筐体寸法や重さの点でXD-CP500は苦戦を強いられるかもしれません。

#シャープ,キヤノンと英語専門機の新製品を発表していますが,競合他社も傍観してはいないでしょうから,早晩新機種を入れてくる可能性はあると思います。リーダーズ+リープラ&G大という,ダブル大規模英和,それも出版社をまたいだカップリングという先例ができたわけですから(コストの許す限りで)コンテンツバランスに関しては何でもありの様相になってきたのかもしれません。英語専門機は,学生というよりも専門家や実務で英語を使う人がターゲットになるでしょうから,冬のボーナス商戦に最適な機種だと思います。購入予定の方は,各社のプレスリリースも要チェックかも(^^)

拙サイトへのアクセスの件 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月22日(月)12時12分52秒

サイトへアクセスができない件ですが,私のほうでも原因はよく分かりません(^^;; その旨書き込んでくださった方のリモートホストに関しては,こちらではアクセス規制はかけていませんし,公衆端末などで同一プロバイダのものからでもつながります。というより,アクセスできない方のISPは,いずれも拙サイトへのトラフィックの上位にいつも入っていますので,そのプロバイダ全体がつながらないのではなく,実際にはつながっていても何らかの設定で表示されていないということも考えられます。複数の方の報告があるので,個別の設定の問題ではなさそうですが,念のため,インターネットセキュリティーのソフトや,ペアレンタルコントロールのソフト(家庭向けに,特定URLのアクセスを規制するソフト),IEでしたらコンテンツアドバイザなどが悪さをしていないか確認してみてください。それでもつながらない場合,プロバイダのサポートセンターにお問い合わせされることをおすすめします。企業や学校などのLANでつながらない場合は,ネットワーク管理者に確認してみてください。

ご不便をおかけしますm(..)m

メインページへアクセスできない件 投稿者:As  投稿日: 9月21日(日)00時17分31秒

小型の電子辞書で質問をさせていただいているAsです。私も
https://sekky.tripod.com/jisho.html
でアクセスしようとすると、

Netscape
sekky.tripod.com煮接続しようとしましたが、操作はタイムアウトしました。

IE
ページを表示できません
検索中のページは現在、利用できません。Web サイトに技術的な問題が発生しているか、ブラウザの設定を調整する必要があります。

のエラーが出ます。httpエラーではないです。ちなみに、pingは通ります(resolveもできて、209.202.196.70のグローバルIPアドレス)。

>>TOPページ 投稿者:セイ  投稿日: 9月20日(土)22時25分46秒

kumaさん
HTTP 「番号」 エラーが出るのであれば、PCのWebブラウザの設定ではないかと思います。
その場、待っても直らない可能性があります。
HTTPエラーは、以下のサイトでエラーの意味がわかりますよ。
いかがでしょう。

http://www.fellow-ship.com/tech/httperr.html


>TOPページ 投稿者:kuma  投稿日: 9月20日(土)20時39分52秒

セイさんありがとうございます。ただ、アドレスがわからないのではなく、(お気に入りに入れてあるのでアドレスはわかるのですが)、エラーがでるのです。1ヶ月近く前からくらいでしょうか、エラーがでるようになったのは。おそらく猫背さんも私と同じだと思います。JUN-2さんが

>もしかすると、日本国内でのLycosとInfoseekの統合に伴い、旧Lycos系のtripodは
>infoseekのiswebに移行されることと関係するのかもしれません。

とあったので、もう少しこのまま待ってみます。とりあえず掲示板だけは見ることができるので。

お騒がせしました。

知識データベースとしての辞書の可能性 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月20日(土)16時06分16秒

>意味のネットワークを元にした知識データベースを,何とかエンドユーザ向けの
>(単語の意味が載っている)辞書や類語辞典の記述に使えないだろうか,という
>ところに関心があります。

たいへん、興味深いです。

ところで、GoogleではPageRankという概念を使って、サイトの重要度を判定して検索結果の順位付けに活かしているようです。
ウェブの膨大なリンク構造とその特性を生かして、ページAからページBへのリンクをページによるページへの支持投票とみなし、この投票数によりそのページの重要性を判断しているようです。
これは一例ですが、辞書の中で意味付けのネットワークが張れるなら、それを活かした検索ロボットがあってもおかしくないと思います。

http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/~baba/wais/pagerank.html#concept

ウェブで行われている。ロボット検索やメッセンジャーのようなことがIC電子辞書でもできれば良いなと思うことがあります。
もっと簡単には、意味のネットワークを辞書側が持たなくても、探すほうが技を持っているという方法もあるのではないでしょうか。たとえば、全文検索で、Aに関して主語がBで述語がCの記述がある項目を探し出してリストを作る命令ができるとかです。

実は探したいものが何か分からない。でもあるイメージや欲求はあるという場合、自分の欲する条件にあった情報には何があるか教えてくれる百科的な辞書という要望に答える辞書ができるのではないかと思ったりします。

TOPページ 投稿者:セイ  投稿日: 9月20日(土)13時41分37秒

kuma さん
Topページです。
https://sekky.tripod.com/index.html

https://sekky.tripod.com/index.html


アクセスできない件 投稿者:kuma  投稿日: 9月20日(土)09時21分30秒

初めてメールします。私も猫背さんと同様最近メインページへアクセスできません。家にある2台のPC(1台Win98、1台XP)共にアクセスできません。(会社のPC(Win2000)では見れました。)www.sekky.org/jisho.htmlもだめです。どなかたか、こうすれば見れるようになるよと教えていただければありがたいのですが。。。唯一この掲示板だけは見えます。(他のサイトは全然問題ないんですが。)
よろしくお願いします。

>JUN-2さん 投稿者:Sekky@管理者(出張中)  投稿日: 9月19日(金)23時14分34秒

>辞書と言うよりは、知識データベースになります。(類義語辞書ではありません)

たしかにそうですね。以前,データベースの専門家の人と話していて,thesaurusというものが,私(のような語学系の研究者)とその人では思っているものが全く違っていて,それに気づくまで話がかみ合わなかったことがあります。

>例:温血生物→四本足→蹄がある→・・・→たてがみがある→栗色/白→馬
>                           →白黒しま→シマウマ
>          →角がある→・・・→牛
>  非生物→動物の骨を加工したもの→楽器→弦がある→馬頭琴

日本語教師をしているさおりさんもそうでしょうし,英語教員である私もなのですが,上記のような,いわゆる意味のネットワークを元にした知識データベースを,何とかエンドユーザ向けの(単語の意味が載っている)辞書や類語辞典の記述に使えないだろうか,というところに関心があります。OALDのCD-ROM版にある3D Searchはまさにその試みかもしれませんが,こうすることで,今までの辞書の平面的な記述では見えてこなかったような単語間の関係が浮かび上がると思います。JUN-2さんが出してくださった例は,前ご紹介したWordNetなどにかなり近いですね。

>Benさん 投稿者:Sekky@管理者(出張中)  投稿日: 9月19日(金)23時05分11秒

>猫背さんの 2003/09/18 18:10:07 の書き込み
>※ところで、ここ最近メインページ(https://sekky.tripod.com/jisho.html)にア
>クセスできないのですが、私の環境だけでしょうか?(この話題、既出でしたらお
>詫びいたします。)

不思議ですね(^^) 私も猫背さんと同じプロバイダですが,PPP接続では問題なくアクセスできますし,出張先のホテルのLANや空港等の公衆端末(別プロバイダ)でも全く問題ありません。ADSLの環境ではないので,猫背さんと厳密に同じではないですが…。アクセスログを見ても,猫背さんと同じプロバイダからのトラフィックは普通にありますし,トータルのページビューの数もそれほど変わっていないので,限られた環境の人のみのようです。念のためですが,URLは ...tripod.com です(tripod.co.jpではありません)。独自ドメインのwww.sekky.org/jisho.htmlでもだめですか? リダイレクトしているので結局は同じことかもしれませんが,企業ドメインなどでフリープロバイダへのアクセスを規制している場合は,こちらのアドレスだとつながると思います。

>50万ヒットだそうですが、ちなみに過去ログ数はおよそ7000?

私の手元のmamimiでは6500ぐらいです。たしか,Benさんが以前ご紹介してくださったのを見てmamimiを導入したのですから,Benさんよりはログの数が若干少ないですね。

>猫背さん 投稿者:Sekky@管理者(出張中)  投稿日: 9月19日(金)22時51分26秒

>遅まきながら、50万ヒットおめでとうございます(^^)/

ありがとうございます。言われるまで気づきませんでした(^^;; 掲示板についているカウンターはTEACUPのサービスなので,かなりアバウトなカウントをしているようですね。たとえば,同じ人がリロードしてもカウンターは回ってしまいますし,サーチエンジンや掲示板更新通知サービスのロボットの定期的なクロールもカウントされる場合があるようです。アクセスログの統計を見てみると,最近は半数以上が5回以上の常連さんですので,実際にアクセスしている方の人数は1日あたり多くて200-300人という感じだと思います。

拙サイトとしては,アクセス数にこだわる(受けねらいの内容にする)のでなく,電子辞書を購入した後でも(電子辞書の情報,現状を手に入れるために)定期的にアクセスしてくださる常連さんと,購入相談等の新規アクセスの方が共存し,数は少なくても「まったり」ディスカッションのできるページを維持していこうという所存です。私生活に関する話題はサイト上で一切出さないようにしています(ごく親しい友人でさえ,掲示板の文面を見ただけでは,私だということが分からないぐらいですから(^^;;)ので,普通の個人ページのような面白さはないと思いますが,そのぶん,個人のユーザさんからメーカーさんの開発者の方まで,電子辞書に関して濃い情報交換ができるページになるよう,努めてまいります。今後とも,よろしくお願い申しあげますm(..)m >みなさま

Re: 祝!50万ヒット 投稿者:JUN-2  投稿日: 9月19日(金)22時04分59秒

私の環境では正常に表示されていますが?

もしかすると、日本国内でのLycosとInfoseekの統合に伴い、旧Lycos系のtripodはinfoseekのiswebに移行されることと関係するのかもしれません。
http://help.www.infoseek.co.jp/isweb2/information.html

ちなみに、私が以前出入りしていたtripodで作成されていたページは、現在アクセスできなくなっています。

(補足) 投稿者:JUN-2  投稿日: 9月19日(金)21時56分03秒

人工知能(A.I.)などのロボット関係は、昔少しかじっただけですので、説明不足の点や勘違いしてる点があるかもしれません。音声認識や機械翻訳などの自然言語処理を行う場合、発音や文字が似ている語句の場合、誤認識される可能性がありますね。

もしかすると、さおりさんの考えられている「ロボット」と私の考えている「ロボット」の意味が違うのかも?

Re:ロボットのための辞書 投稿者:JUN-2  投稿日: 9月18日(木)23時12分35秒

ロボットなどの機械処理用の辞書(に相当するもの)と、人間用の辞書とは、全く違うものと考えていただいた方が良いと思います。辞書と言うよりは、知識データベースになります。(類義語辞書ではありません)

動物としての馬と、馬の骨を加工した楽器である馬頭琴を、字面が似ているだけということで間違えることはありません。
例:温血生物→四本足→蹄がある→・・・→たてがみがある→栗色/白→馬
                           →白黒しま→シマウマ
          →角がある→・・・→牛
  非生物→動物の骨を加工したもの→楽器→弦がある→馬頭琴
(必ずしも、生物学的な分類と一致する必要もありません)
そもそも、自然言語を直接利用するものでもありませんので、そのような間違いは発生しないと思います。

(Webの検索エンジンの"ロボット"の場合は、また違うと思いますが)良く挙げられる例としましては、MS-IMEやATOKなどのかな漢字変換ソフト用の辞書は、人間用の国語辞書をそのまま使っているのではありません。

Re: 祝!50万ヒット 投稿者:Ben  投稿日: 9月18日(木)19時41分17秒

猫背さんの 2003/09/18 18:10:07 の書き込み
> ※ところで、ここ最近メインページ(https://sekky.tripod.com/jisho.html)にアクセスできないの
ですが、私の環境だけでしょうか?(この話題、既出でしたらお詫びいたします。)

某掲示板でも同様の書き込みがありました。Sekky氏もわからないような話でしたが...。

50万ヒットだそうですが、ちなみに過去ログ数はおよそ7000?
わたしが mamimiで保存しているログ数が猫背さんの 2003/09/18 18:10:07 で6618なので。

リンク大歓迎です 投稿者:みーちー  投稿日: 9月18日(木)18時44分33秒

Sekkyさん、こんにちは。

>詳細なレビューを拝見しました。中国語搭載機は興味を持つ人が多いため,みーちーさんのような専門の方の視点でのレビューは貴重です(^^) 次回更新時にリンクさせていただけますでしょうか。

 おほめ頂きありがとうございます。こちらこそぜひ相互リンクさせていただきたいと思います。

 こちらに書き込みを行った昨晩から今日の夕方までにいきなりカウンターが100近く増えていました、Sekky's Websiteの影響力を実感させられました。

 キャノン「Wordtank V70」は発音機能、手書き認識機能と、他社競合機種に大きくリードしたようですね。現代中国語学習者には朗報です。しかし収録辞書を最小限としたことで足踏みする方もいらっしゃるでしょうね。せめて『広辞苑』と『フル収録漢字源』は入れてほしかったです。『ひとり歩きの中国語自遊自在』の収録というのもちょっと・・・(^^;)

 でも早速キャノンさんに連絡を入れてモニター機でも使わせてもらい、後日レビューに加えたいと思っています。やっぱり新しい物好きの血が騒いでおりますから・・・(^ー^)

祝!50万ヒット 投稿者:猫背  投稿日: 9月18日(木)18時10分07秒

>Sekkyさん

遅まきながら、50万ヒットおめでとうございます(^^)/

いつも、楽しく役に立つサイトとして拝見させていただいております。これだけの人が集うのも、管理人であるSekkyさんの親切なコメントあってのものだと思います。
本業をお持ちのかたわら大変お忙しいこととは思いますが、これからもどうぞがんばってください!

※ところで、ここ最近メインページ(https://sekky.tripod.com/jisho.html)にアクセスできないのですが、私の環境だけでしょうか?(この話題、既出でしたらお詫びいたします。)

キヤノン新製品の感想 投稿者:猫背  投稿日: 9月18日(木)17時59分23秒

Sekkyさんの書き込みを拝見して、さっそくキヤノンのWebサイトをチェックしてきました。

いやー、なかなかの意欲作ですね。最近、カシオとシャープのトップ2社が収録コンテンツの数を競っているのに対し、今回キヤノンは「使い勝手」にフォーカスしたようです。他社で採用されたコンテンツや機能をそのまま「いただく」のではなく、ユーザーが「こんな機能があったら便利だな」と思う機能を積極的に取り入れている姿勢は評価できると思います。
V70を例にとれば、中国語学習において最初につまずきそうな点を重視したと思われる、発音機能・手書き認識機能などです。これらを採用した結果上昇したコストは、収録コンテンツを最小限にすることで抑えているのでしょう。また、ROMの容量の節約にもなっているはずです。
また、G50の漢字源の筆順表示機能も、潜在的要望があったものだと思います(以前、この掲示板でもそうした要望があったように記憶しています)。今後他社も追随してくるかも知れませんね。

※余談ですが、私が勝手に「早すぎた名機」と呼んでいる(^^;)IDF-3000の場合も、収録コンテンツや見出し語数はそれほど多くなかったのですが、他社に先駆けて縦書き表示・英語表示切替・複数辞書検索などを搭載しており、新しい使い勝手を提案していたモデルだったと思います。収録コンテンツも良かったし…後継機出ないかな〜(^^)

先に発表されたC30も含め、キヤノンの新機種は他社製品もしくは自社の既存製品とあまりバッティングしないラインアップになっている点も面白いです。G50だったら、小型機と併用すれば便利かも知れませんね(ちなみに、ターゲットユーザーが違うとはいえ、C30とG50ではコンテンツがひとつもかぶりません)。
※欲をいえば、英語中・上級者向けなのですから英英辞典はネイティブ向けにした方がよかったのではと思います。

最近目立った動きのなかったキヤノンがこんな隠し球を用意していたとは、正直いって驚きました。今後他社がどう出てくるか?特に、中国語搭載モデルを持つセイコーやカシオは、V70にシェアを食われそうですから…。また、「動きがない」といえばソニーも気になります。ついにDD-IC5000もラインアップから消えましたが、新製品は出ないのでしょうか?

(訂正) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月18日(木)16時41分51秒

「学習和英は非搭載」でなく,「学習英和は」の間違いです(^^;;

(速報)キヤノン新製品 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月18日(木)16時40分50秒

リーダーズ,リープラ搭載の英語重視機と,中国語の発音機能を搭載した機種です。フルモデルチェンジといってもいいぐらいの大幅な仕様変更がされています。

Wordtank G50

リーダーズ,リープラ搭載の英語重視機。ただし,学習和英は非搭載。コンセプトとしてはSR-T6500をなぞったような感じですが,新和英中辞典の新版(第5版)搭載,語数の多いカタカナ語辞典,書籍版フル収録の漢字源(JIS漢字版でなく)など,目立たない点でコンテンツが大きく変わっています。例文検索搭載,他機種と同等の1/4VGA液晶(もっとも,今後他社は解像度をあげてくる可能性は高いですが)など,従来のキヤノンさんのデメリットが解消されています。辞書ごとの制限なしの1000語単語帳も旧機種と同じく搭載され,それに加えて任意の画面を記憶するブックマーク機能(SR-8000/8100にも備わっていました)を搭載しています。これだけのスペックを搭載しながら定価が40000円と格安なのも魅力です。実売では30000円を切るかも。

Wordtank V70

中国語専用機とも言える機種で,小学館の中日,日中,ジーニアス英和,和英を搭載(国語系コンテンツなし)です。最大のウリは,(合成での)中日辞典の全収録語と,(肉声での)会話集の会話文の発音が収録されているということです。また,タッチパネルにより,中国語の漢字の文字認識ができる(読めない漢字を書けば検索できる)ことや,ジャンプ字の範囲指定が直感的になったのも特徴です。

#ここ最近他社の新製品ラッシュに押され気味のキヤノンさんの機種ですが,久しぶりのクリーンヒットになりそうな予感がします。大規模英和搭載機で定価40000円ということは,現行のG3搭載機並みの値段で買えるわけですから,他社製品の生協モデルなみの価格設定になり,学生向けにもアピールできると思います。もっとも,これは今発売されている大型機と対等に張り合えるという意味で,実際には小型機でほぼ同等のスペックを備えた機種(SR-M6000など)も発表されていますから,今後他社の大型機はよりスペックを上げてくるでしょう(搭載コンテンツの種類,液晶解像度など)。そうなったときにはまた印象も変わってくるかもしれません(^^;;

前も書いたのですが,キヤノンさんは仕様面やコンテンツに関して,地味なところでのこだわりがあるのですが,それが表面に出にくいので,なかなか一般の人に周知されないようです。たとえば,今回の機種でも,漢字源の非JIS第一,第二水準の漢字までフル収録というのはもっと前面に出してもいいでしょうし,カタカナ語辞典の収録語数が,現行機最大のパーソナルカタカナ語のさらに倍近くあるのも大きなウリだと思います。そのほかでも,例文検索で英和の場合,訳を出さずに1例文1行で表示しているので一覧性が高いこともメリットだと思います。

p.s.

新和英中辞典の「業界初収録」は引っかかります。ニュースリリースでは「※」の内容(何月何日現在,という注意書きなのでしょう)が分からないので何とも言えませんが,発表日を基準にするのならSR-M6000のほうが早いです。かりに発売予定日を基準にしたとしても,G50は11月下旬ですから,10月中旬予定のM6000のほうが早いような…?

http://cweb.canon.jp/newsrelease/2003-09/pr_wtv70.html


>アリエルさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月18日(木)10時32分41秒

>電子辞書で、「日本語→ポルトガル語」の製品ってあるか、ご存知ですか?購入したいの
>ですが、見つけられません。どなたか知っていたらおしえてください。

ポルトガル語モデルは出ていません。現時点で出ている英語以外の外国語モデルは,独仏中伊だけだと思います。

>モモチュウさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月18日(木)10時30分38秒

>ジャンプ画面では、意外と仏英−英仏の収録語彙数は少ない(SIIのHPを見れば当然わか
>ることですが)んだなってことを実感しました。

たしかに,ポケット辞書程度の語数ですから,ちょっと少ないかもしれませんね。G大搭載という関係上,英語学習者を意識したのかもしれませんが,「英語を使って第二外国語を学ぶ」というコンセプト自体はおもしろいと思いますが,語数が少ないことや,学習情報もプチロワのほうが充実しているでしょうから,結局は仏和を使ってしまうような気はします。それなら,むしろ英語学習者というよりフランス語上級者を意識して,ラルースなどの現地の仏仏辞典を搭載してもよかったかも…。

>みーちーさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月18日(木)10時24分40秒

>この度私のHPにて、中国語収録電子辞書のレビューを行いました。荒い文章でお目汚しに
>なるかもしれませんが、中国語収録辞書をこれから購入しようと考えている方や実際にお
>使いになってる方にも、何らかの参考になるかと思い、こちらへ紹介させていただくこと
>にしました。BBSもありますので、ご覧になられた感想などお書きいただければ幸いです。

詳細なレビューを拝見しました。中国語搭載機は興味を持つ人が多いため,みーちーさんのような専門の方の視点でのレビューは貴重です(^^) 次回更新時にリンクさせていただけますでしょうか。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月18日(木)10時23分01秒

>でも、誤用あるいは、非常に個人的で特殊な使われ方も含め、web全体が用例として
>瞬時に検索できるような辞書が普通になっていったら、

辞書でなく,コーパスとしてなら,Googleなどのロボット型サーチエンジンがこれに近いと思います。ちょっと前は,言語学者の間でも,ロボット型のサーチエンジンは,ノンネイティブの英文や明らかな誤用まで拾ってくるので,これをコーパスとして学術的に使うのは抵抗がある人が多かったようですが,最近では論文にもGoogleのヒット結果で実証しているケースも増えていますね。辞書としても,グランドコンサイス英和などは,明らかにウェブ上にある膨大な単語をサーチエンジンその他でとりこみ,それを元データにしているような気がします。

私としては,Googleのようなサーチエンジンの普及は,辞書の語義説明にはむしろプラスになる気がします。COBUILDがそうですが,辞書全体をcorpus-basedにしたため,執筆者の言語直観(たとえネイティブであっても)を覆すデータがけっこうあったそうです(COBUILDの頻度表示と昔の日本の英和辞典の表示をくらべてみても,かなり違っていたりするのもその例だと思います)。日本語の場合,英語等にくらべてコーパス自体が少なかったと思いますが,ウェブという膨大なコーパスのおかげで,今後は国語辞典の語義記述にも(今の学習英英辞典やウィズダムなどの一部の英和辞典のように)コーパスの結果に基づいた記述が増えてくるように思います。

電子辞書に関しても同じだと思います。5年後のIC電子辞書を考えたとき,私としてはインターネットとのシームレスな連携が実現しているように思います。ROMに内蔵されたデータの例文検索で足りなければ,駅や空港,ホテルのロビーなどのホットスポットに行き,電子辞書に内蔵された無線LANによってネットを検索し,その結果をROMに内蔵された辞書の内容とあわせて表示するというような感じです。Googleあたりと提携し,電子辞書専用のデータベースを用意し,そのデータベースに専用端末(IC辞書)でアクセスできれば,それほど難しいことではないように思います。

>さおりさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月18日(木)10時22分15秒

>思いのほか電子化された辞書などには造詣が深いのですね。sekkyさんもご利用になって
>いる日本語語彙体系も、そちら方面の方のものしたものでしたよね。

情報系の方の電子辞書に対するイメージと,語学系の研究者のイメージではかなり違いがあるようですね。語学教員の観点で辞書を見ると,学習者にとっての分かりやすさという点が重要になると思いますが,AIや認知系の分野に携わっていらっしゃる人にとっては,機械(ロボットなど)に載せたときの実用性が問題になるでしょうから,前さおりさんがおっしゃっていたような,記述の不統一をはじめ,語義記述の厳密さが要求されるのではないでしょうか。日本語語彙体系は,たしかNTTの研究所が日英翻訳のために作ったものだと思いますが,一般人の日本語シソーラスとしてはそのままでは使いにくいですね。

>ところが、基本概念の部分は、既存の国語辞典から情報として与えられているために、
>たとえば馬と牛の近さと、馬と馬頭琴の近さが場合によっては正しく理解できないら
>しいのです。いい辞書を使わないと、人間も、ロボットもお馬鹿さんになってしまう
>ということだなあなんて考えさせられました。

これは辞書のいい悪いというより,語学学習や「字引」としての用途である国語辞典を,ロボットの人工知能の一部としてthesaurusがわりに使うことで生じる問題かもしれません。普通の国語辞典は,「馬」を引くと,馬の定義(顔や足が長い,たてがみがある…といった生物学的な定義や,家畜として飼われる,といった社会的なものなど)はありますが,馬が万物の中でどういう位置づけにあるのか(いわゆる上位語下位語など,意味のネットワーク的な情報)ということまでは分かりません。馬と牛は,奇蹄類と偶蹄類という点では親戚のようなものでしょうが,既存の国語辞典ではそういうつながりまでは分かりにくいですね。また,馬頭琴の場合,「棹の先が馬の頭の形をしている」(広辞苑)点では馬につながりがあるかもしれませんが,意味的には動物と楽器という全く異なったネットワークになりますので,かなり違ってきます。このように,「類義語」をどういうレベルでとらえるか,また,人間がどう認知しているか(馬と牛,馬と馬頭琴をどちらがより近縁であると認識しているか)というレベルの記述までしないと,ロボットに組み込んだ場合,うまく理解できないのかもしれません(このへんは全くの素人なので外しているかもしれませんが(^^;;)

日本語ではきいたことがありませんが,英語の辞書ではこのあたりの意味的なネットワークを示した辞書がいくつかあります。一般向けとしては,2003/08/14 10:08:04でご紹介したWord Menuがありますし,専門用途ではPrincetonの認知科学研究所で公開しているWordNetなんかがそうですね。

http://www.cogsci.princeton.edu/~wn/


ロボットのための辞書 投稿者:さおり  投稿日: 9月18日(木)04時51分06秒

いつも関係のない話ばかり書いてしまって、ほんとうにすみません。
きのう、情報処理関係の仕事をされている方と話をする機会があって、そういう分野の方って思いのほか電子化された辞書などには造詣が深いのですね。sekkyさんもご利用になっている日本語語彙体系も、そちら方面の方のものしたものでしたよね。
で、ロボットが日本語を学ぶための辞書の話になったんですが、いわゆるコーパスというのは、単語に対して規範的な作例が載っているものだとすると、ロボットはweb全体をコーパスとして我々には到底できない速度で単語の使用例を検索して、意味を判断していくらしいのですね。ところが、基本概念の部分は、既存の国語辞典から情報として与えられているために、たとえば馬と牛の近さと、馬と馬頭琴の近さが場合によっては正しく理解できないらしいのです。いい辞書を使わないと、人間も、ロボットもお馬鹿さんになってしまうということだなあなんて考えさせられました。
でも、誤用あるいは、非常に個人的で特殊な使われ方も含め、web全体が用例として瞬時に検索できるような辞書が普通になっていったら、辞書の語義説明はどうなっていくんでしょうね。

中国語辞書のレビュー 投稿者:みーちー  投稿日: 9月18日(木)01時36分49秒

 Sekkyさん、掲示板をお読みになっているみなさん、はじめまして。最近「みーちーの部屋」というHPを開設しました、みーちーと申します。こちらの電子辞書に関する情報はよく拝見させていただいております。メールがうまく届きませんでしたので、こちらに書き込ませていただきます。

 この度私のHPにて、中国語収録電子辞書のレビューを行いました。荒い文章でお目汚しになるかもしれませんが、中国語収録辞書をこれから購入しようと考えている方や実際にお使いになってる方にも、何らかの参考になるかと思い、こちらへ紹介させていただくことにしました。BBSもありますので、ご覧になられた感想などお書きいただければ幸いです。

 Sekky's Website の益々のご発展をいつも祈っております。今後ともよろしくお願いします。

http://www12.ocn.ne.jp/~nmiji/


SR-T5020入手!+α 投稿者:モモチュウ  投稿日: 9月18日(木)00時25分18秒

ついさっき帰宅したら、SR-T5020が届いてました(嬉)。早速開封してちょっとばかり(10分程度かな)弄ってみましたが、T-6500に比べてキビキビ感が増している様な・・・(気のせい?)。

ジャンプ画面では、意外と仏英−英仏の収録語彙数は少ない(SIIのHPを見れば当然わかることですが)んだなってことを実感しました。また、改めて英語と仏語には同形の語が多いなって、しょーもない感想を持ちました(笑)。仏語の苦手なモモチュウには、発音のカタカナ表記はとても有難い!それに使い勝手やキーの配列はT-6500とほぼ同じなので、2台併用しても混乱することはなさそうです。

ただ、この2ヶ月弱は毎日ずっと、XD-R7100とEW-G2000の「カシオ・ペア」を使用してきましたので、久々のSR-Tシリーズにはちょっとまごつくことも・・・。

>Sekky様

>カシオさんが現地向けに出している,ドイツ語,韓国朝鮮語の電子辞書を,国内の自社通販でも販売するようです。

早速、見てきました。モモチュウは結局4万円台で輸入品を手に入れて、結構「得した」つもりでいましたが、ここでは34800円とは!・・・・見なきゃよかった(笑)。いえ冗談です。カシオさんが国内販売を希望する我々ユーザーの声を聞いてくれたってことがわかり何だか嬉しい気分になりました。情報ありがとうございました。

ブラジル・ポルトガル語 投稿者:アリエル  投稿日: 9月17日(水)22時05分59秒

電子辞書で、「日本語→ポルトガル語」の製品ってあるか、ご存知ですか?購入したいのですが、見つけられません。どなたか知っていたらおしえてください。

ドイツ語,韓国朝鮮語モデル 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月17日(水)17時14分46秒

↑カシオさんが現地向けに出している,ドイツ語,韓国朝鮮語の電子辞書を,国内の自社通販でも販売するようです。これらの機種は,日本語系コンテンツはありませんが,英独(韓),独(韓)英,英英(OALD)が収録されているので,英語ができる人にはおすすめです。とくに,ドイツ語モデルはDudenの独独も入っているので,専門用途にも使えるのではないでしょうか。筐体は国内のXD-Rシリーズに準拠しているようですが,フォントはプロポーショナルなのでとても見やすいです。

http://www.e-casio.co.jp/shop/goods/goods.asp?event=402030


ありがとうございます。 投稿者:ym  投稿日: 9月17日(水)16時51分41秒

Sekkyさん、早速のお返事ありがとうございます_(._.)_
PW-A8700が発売されましたら、お店へ行き手にしてみますね。SekkyさんがもしPW-A8700を手にされましたら、そのご感想をお聞きしたいです。よろしくお願いします。

留学は来年1月の予定です。Sekkyさんのお話では、年末から年明けに新機種が発表されるとの事ですが、間に合わないですよね?それまでもう少し待ってみようかとも思うのですが。これからもコチラを参考にさせて頂きます。

ありがとうございました。

>k178kunさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月17日(水)10時23分54秒

>軽さにも結構こだわっていて、でも画面は大きいほうがいいのです^_^;
>それと類語辞典、今まで使ったことがないので選ぶ基準が無い状態です。
>お店で触った感じでは、COT2は日本語説明が無く難しそうかな・・と。

画面が大きくて軽いということでしたら,カシオ,シャープの薄型機(XD-Vシリーズ,PW-Aシリーズ)になると思います。ただ,電子辞書は普通カバン等に入れて持ち歩くわけですから,重さに関しては体感的にどれでもあまり変わらないと思います。300グラムを超えるXD-CP500ぐらいだとちょっと重いという感じはしますが,200グラム台の機種だと100グラム台の軽量機とくらべてもそれほど重いとは感じません(このへんは個人差があるでしょうが)。

>それと類語辞典、今まで使ったことがないので選ぶ基準が無い状態です。
>お店で触った感じでは、COT2は日本語説明が無く難しそうかな・・と。

英語の類語辞典をk178kunさんがどれぐらい使うかによると思います。最近の電子辞書のほとんどに類語辞典がついていますが,学位留学のレベルで毎週のようにタームペーパーを書く人や,企業の海外部門などで毎日のように英文を書く人以外はそんなに使う機会はないようにも思います。少なくとも,電子辞書が出る前は,英語系の学部の大学生でもthesaurusを持っていない学生がごく普通でしたから(^^;; COTに限りませんが,英語の類語辞典は適切に使えば英語を書く際に非常に重宝しますが,使い方を間違えると,ネイティブであってもおかしな英語になってしまうことも多いです(ネイティブ向けのボキャビル本などでもthesaurusに頼りすぎないようにという注意がよくあります)。

英語を読む機会が多いのでしたら,リーダーズやG大のような語数の多い英和があるといいと思いますが,それ以外はとくに判断基準はないので,軽さや筐体の大きさなどで選んでもいいような気もします(今までthesaurusを使ったことがないということでしたら,電子辞書を購入してからもその必要性は少ないような気がしますし)。

母へのおすすめ機種 投稿者:まんまみいあ  投稿日: 9月17日(水)01時01分56秒

Sekkyさん
早速のご返事ありがとうございます。
50音配列のことは、全然あたまにうかびませんでした。さっそく母に聞いてみると、現在パソコン教室に通っていて(まだ4回目だそうですが)、ローマ字入力でも大丈夫だといっています。母を見ていると、新しいことに、どんどんチャレンジしているようで、感心します。
これからは、年配の方向けのパソコンや電子辞書がもっと売れるような気がします。住宅ローンで苦しんでいる私の世代よりずっとお金持ちですし。(蛇足でした)

>ymさん(追加) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月16日(火)13時59分54秒

>新製品は予約購入しないと手に入りにくいものなのでしょうか?

コンサートのチケット等とは違うので,まず大丈夫です(^^) 新製品の発売日は,私の場合,各メーカーさんのニュースリリースサイトの更新を常時(特定サイトを巡回し,更新を自動的に知らせるソフトで)モニターし,新機種が出れば,速報で発売日をここなどに載せますが,普通の人は,メーカーさんの電子辞書公式ページぐらいはアクセスしても,プレスリリースまでは見ないケースが多いので,店頭に出ていない(が,公式発表されている)機種のことは知らない人が多いと思います。拙サイトにしても,電子辞書の情報を得ることが目的で常時巡回してくださっているユーザの方(メーカーさんや量販店さん等でなく)は数十人いるかいないかでしょうから,たとえ前評判の大きい機種でも,販売直後に入手できないことはありません。人気機種の場合,むしろ初回入荷分が捌けた後は,次期の入荷分がくるまで多少品薄になるケースがあるかもしれません。

>まんまみいあさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月16日(火)13時51分29秒

>最新機種では、予算オーバーなので、型落ちしたものが中心ですが、おすすめ機種をご教
>示頂けるとありがたく思います。用途は、日常生活と、習字、和歌を若干たしなむような
>ので、それに使いやすいものということです。カード型などのあまり小さいものは、好ま
>しくないそうです。60歳ということで、見やすくて、簡単に引けるということが重要にな
>ります。

年配の方の場合,文字が大きい(=フォントサイズを簡単に切り替えられる)ことと,(必要に応じて)50音配列のキーボードであるというのがポイントになると思います。候補にあげていらした機種はJIS配列なので,ローマ字入力が基本になりますが,そのあたりは大丈夫でしょうか? ふだんパソコンやワープロ専用機で日本語の文書やメールを書いている方などはローマ字入力も全く問題ないと思いますが,そうでない方は,ローマ字入力が大きなネックになる場合もあります。50音配列なら,一番ぴったりなのはXD-R6600でしょうか。

>さんぷうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月16日(火)13時46分55秒

>ジーニアス英和ではやはり足りません。また、訳語が分かっても不足なのでマイペディア、
>最低でも広辞苑が欲しいところです。
>この条件で良い機種はしかもコンパクトとなると、XD-R910でしょうか?

R910がぴったりかもしれませんね。固有名詞などをマイペディアでも調べるということでしたら,リーダーズプラス搭載の機種がいいかもしれません。リープラの場合,特に固有名詞は百科辞典的な解説が詳しいです。

>カシオは単語帳機能がなくて、ヒストリーは1項目の削除ができなかったような気がします。
>あとは文字サイズが大きくて一覧性が悪い感じ印象があります。

ヒストリーの1語削除はできません。大型機でしたら,PW-A8700やSR-T6500など選択肢も増えますね。

母へのおすすめ機種 投稿者:まんまみいあ  投稿日: 9月16日(火)13時35分51秒

皆様、はじめまして。
今まで携帯の電子辞書には、あまり興味がなかったのですが、義理の母(60歳)の電子辞書が欲しいという相談を受けて、この掲示板にたどり着きました。
予算は、店頭で2万円以下です。
内容は、初めての辞書なので、入門的なもので、広辞苑、英和、和英があって、使いやすいものです。
ここの過去ログなどを読んで、下記の機種に絞り込みましたが、実際に使われた方で、ご意見があれば頂けませんでしょうか。
(1)セイコーSR9600
(2)シャープPW-9100
(3)キャノンIDF-4100
(4)カシオXD-R8100
最新機種では、予算オーバーなので、型落ちしたものが中心ですが、おすすめ機種をご教示頂けるとありがたく思います。用途は、日常生活と、習字、和歌を若干たしなむようなので、それに使いやすいものということです。カード型などのあまり小さいものは、好ましくないそうです。60歳ということで、見やすくて、簡単に引けるということが重要になります。
よろしくお願いします。

>ymさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月16日(火)12時19分57秒

>希望としては、英語系コンテンツが豊富であること、例文・単語数が多いこと、持ち運びに
>優れていること、画面が見やすいこと、初めて使うので操作が簡単だといいです。セイコー
>とカシオのデザインが好きなので、どちらかで購入したいです。もうすぐ発売される
>SR-M6000が気になりますが、発売前なので実際手にしないと不安です。新製品は予約購入
>しないと手に入りにくいものなのでしょうか

翻訳者志望ということでしたら,大規模英和は必須ですね。リーダーズ&リープラ搭載機がいいと思います。ただ,翻訳の場合,1冊の辞書ではしっくりこないことがけっこう多いので,複数機種(冊子体含め)を併用することが前提になると思います。また,持ち運びを重視される気持ちは分かるのですが,メインで使うとなると,大画面の大型機のほうが使い勝手はいいと思います。

現時点で1台選ぶとすると,(現物を確認していませんが)コンテンツ的にはPW-A8700でしょうか。リーダーズ,リープラ,G大と複数の大規模英和が搭載されているのは魅力です。これぐらいの規模の辞書だと,単純に収録語数が多い辞書ですべてまかなえるというわけではなく,分野ごとの得意不得意がありますので,合計46万のリーダーズ,リープラにも載っていないのに,25万5000語のG大に載っているということはけっこうあります。A8700は両方を1台で引けるのですからメリットでしょう。セイコー,カシオは大型機の新製品をまだ投入していませんが,例年通りなら,年末から年明けにかけて発表する可能性はあると思います。

できれば,PW-A8700のような大型機(もし他社からも同じようなスペックの新機種が発表されていればそれらも候補になるでしょうが,現時点では未発表です)+携帯用に大規模英和搭載の小型機があるといいと思います。SR-M6000(リーダーズ)/M5000(G大)やXD-R910(リーダーズ)のようなものです。A8700はまもなく発売されますので,とりあえずこれを店頭で試してみて,気に入ったら購入しては(高いですが)いかがでしょう? その後,もし小型機があったほうがいいということでしたら,リーダーズ,G大のどちらかymさんの使い勝手のよいコンテンツを搭載した小型機(SR-M5000/M6000, XD-R910)を買い増しすれば完璧かと思います。