電子辞書掲示板過去ログ
(2003年9月前半)

辞書関係コンテンツトップページに戻る

(ご注意)本掲示板の書き込み内容の著作権は,各書き込み者にあります。他掲示板や他メディアへの無断転載は著作権の侵害となりますので理由の如何を問わず固くお断りします。ご不明な点はhttps://sekky.tripod.com/bbsguideline.htmlにあるガイドラインをごらんいただくか,管理者への個人メールでおたずねください。


アドバイスください。 投稿者:ym  投稿日: 9月15日(月)16時40分25秒

Sekkyさん、みなさん、はじめまして。私は半年ほど前から電子辞書の購入を考えており、時々ココを拝見しております。今まで電子辞書を使ったことがないため、どのようなものを購入したらよいか分からず、店頭で色んな機種を手にしてみましたが、使い勝手もよく分からないのでどれが自分にあっているのか分かりません。そこで、みなさんにアドバイス頂けたらと思います。

私は来年カナダへ留学する予定です。語学留学ですが、通うのは通訳・翻訳の専門学校です。そこでの授業で電子辞書が必要となります。将来は翻訳の仕事がしたいと考えております。今使っている辞書はジーニアス英和辞典。英英辞典は使ってません。英検2級、TOEIC690。希望としては、英語系コンテンツが豊富であること、例文・単語数が多いこと、持ち運びに優れていること、画面が見やすいこと、初めて使うので操作が簡単だといいです。セイコーとカシオのデザインが好きなので、どちらかで購入したいです。もうすぐ発売されるSR-M6000が気になりますが、発売前なので実際手にしないと不安です。新製品は予約購入しないと手に入りにくいものなのでしょうか?

わがままな条件ばかり並べてしまいましたが、アドバイスよろしくお願いいたします。

1ユーザーとして 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月15日(月)00時58分38秒

こちらにはもうすでに膨大な過去ログがあるので、1ユーザーとして瑣末なことで書き込みをするのは気が引けるのですが、ここに書いておけばメーカーの人も見てくれるかなと期待もあります。
投稿者の皆さんも過去ログを読んで、勉強されてから必要に応じて書き込みされている感じで好感の持てる掲示板になっています。すみません、言わずもがなですが、ひとこと感想を書かせていただきました。

リーダーズと広辞苑 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月15日(月)00時29分19秒

今、ロビン・クックという作家の作品を読んでいます。Harvardで、postgraduate medical trainingを受けたDR.でクライトンの経歴と重なる人です。
ジーニアス英和ではやはり足りません。また、訳語が分かっても不足なのでマイペディア、最低でも広辞苑が欲しいところです。
この条件で良い機種はしかもコンパクトとなると、XD-R910でしょうか?
カシオは単語帳機能がなくて、ヒストリーは1項目の削除ができなかったような気がします。あとは文字サイズが大きくて一覧性が悪い感じ印象があります。
理想の仕様の機種が出るのを待ったほうが良いのか迷っているので、当分は様子を見ようと思っています。

初購入、迷っています 投稿者:k178kun  投稿日: 9月14日(日)23時08分20秒

はじめまして。
1週間ほど前に電子辞書を買おうと思い立ち、色々と参考にさせてもらっています。ほんとうにたくさん種類があり、一長一短で決められません・・。実際使いこなしてらっしゃる方から何かアドバイスを頂ければと思います。

使用目的は英語関係の辞書で(TOEIC600レベル)
図書館や喫茶店などで英文(本や記事など)を読んでいて辞書があれば・・と思う事が多かったので、使用するのは主にそんなシチュエーションです。現在迷っているのは−

カシオ XD-V9000
コンテンツが魅力、特に大修館の英語類語辞典が良さそう
(こちらの評判で知る限り)使い勝手が悪そう?

キャノン IDF-4100または4600
コンテンツが魅力、特に大修館の英語類語辞典が良さそう
画面が見にくそう?

シャープ PW-S7000または9700
S7000は軽くてシンプル、早見機能も便利そう。しかし英語類語辞典が大修館じゃない。
9700は大画面、早見機能も便利そう、でもちょっと重い?(235g)
英語類語辞典がCOT2で難しそう・・。
他シャープは9×××シリーズで、コンテンツ豊富なものがありますが
同じ値段ならあった方がトクか?と思ってみたり・・。

セイコー SR-T5000
シンプル、G大搭載、画面がきれいで使い良さそう、でもちょっと重い?(210g)
英語類語辞典がCOT2で難しそう・・。

こんな感じでどれも決め手に欠いてるところです。。
軽さにも結構こだわっていて、でも画面は大きいほうがいいのです^_^;
それと類語辞典、今まで使ったことがないので選ぶ基準が無い状態です。
お店で触った感じでは、COT2は日本語説明が無く難しそうかな・・と。

上記機種以外でも、他にお勧めなどありましたら教えて頂ければありがたいです。
長くて申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

管理人さんありがとうございました 投稿者:comp  投稿日: 9月14日(日)12時33分34秒

12日の投稿で間が開いてしまいましたが、情報ありがとうございます。シャープのPW-Sシリーズ購入を考えたいと思います。

過去の電子辞書 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月14日(日)11時21分06秒

↑すでに店頭で手に入らない電子辞書の話題がたまに出ますが,こういう機種を入手する場合は,ネットオークションに網を張っていると,(出荷台数の多いものは)けっこう出ています。こういう場合,出品者は単なる時代遅れの旧機種としか思っていないケースが多いため,ここで話題にのぼるような機種でも思ったより安く購入できることがあります。今も,YahooのオークションでPW-5000(シャープさんのフルコンテンツ第一号機,G2&プログレッシブ和英)やTR-6700(ルミナスの前身である,カレッジライトハウス英和・和英)といった,最近の電子辞書にないコンテンツを搭載した機種が破格値で出されています。PW-5000はジーニアス和英が出る前の機種なので,学習英和と定評のあるプログレッシブ和英という理想的なカップリングになっています。ほかにも,プログレッシブ搭載機のDD-IC300やIC550なども出ています。興味のある方はご自身で検索してみてください。

>柊さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月14日(日)11時10分23秒

>リーダーズ+リープラ+G大が1台ですむのは魅力ですね。
>欲を言えば、和英がちょっと弱いかな?

ジーニアス和英は間もなく改訂版が出るので,各メーカーさんとも様子見なのかもしれませんね。研究社系辞書の搭載実績のあるセイコーさんが,もし同一コンセプトの機種を今後の大型機で出してくるのなら,リーダーズ,リープラ&ルミナスの英和,和s英なんて組み合わせも考えられるかもしれません。A8700でも,リーダーズ&G大という出版社をまたいだダブル英和が実現されているというだけでウリだと思います。翻訳の際などは,ぴったりの訳語を求めて,複数の大辞典のハシゴをするのはよくありますから(^^)

>学習英英とカレッジレベルの英英両方が搭載されてる機種が出たら便利だと思うんですが.

同感です。ただ,いわゆるカレッジ版英英の多くはアメリカの出版社なので,学習英英系辞書を出しているイギリスの英語教材出版社の辞書とカップリングさせにくいかもしれません。厳密にはカレッジ版とは言わないでしょうが,オックスフォードつながりなら最近改訂されたOxford Dictionary of English(ODE)などが,ネイティブ向け辞書の豊富な語数と外国人にとっての分かりやすさを両立しているのでいいかもしれませんね。

>レッツさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月14日(日)11時02分24秒

>電子辞書で和訳が分かりやすいモノと、少し分かりにくいが便利な機能が付いているモノ
>と、どちらを買えばいいんでしょうか?

ケースバイケースだと思いますが,基本的には付加機能よりもコンテンツの中身で選ぶのがセオリーだと思います。「便利な機能」というのは,おそらくSR-T5000の変化形検索のようなものだと思いますが,変化形検索のできない機種でも,不規則動詞の変化形などは辞書自体にちゃんと見出し語として出ていますので,変化形から検索することもできます。たしかに,変化形検索のできない機種だと,dogsのような規則変化形を入れて調べることはできませんが,英語初心者でなければ特に不便はないと思います。逆に規則変化形から直接引けないと困るということでしたら,辞書のレベルからしてもPW-9700はちょっときついと思います。

>PW-9700とSR-T5000どちらかを買おうと思うのですが、PW-9700の方が和英の表記が好き
>なのですが、

PW-9700とSR-T5000に搭載の和英は同じ辞書ですが…(^^;;

>SR-5000は変化形検索が付いておりとても魅力的なんですが和訳が少し分かりずらいの
>です。後、SR-5000は俗語が載っているのも気になるところです。

たしかに,T5000の英和には細かな説明も多いので分かりづらいと感じるかもしれません。また,どちらの機種も語数の多い英和を搭載していますので,俗語は多いのは同じだと思います。レッツさんの場合,短期留学で使うという用途だと思いますので,T5000やPW-9700ほどの語数のある英和は必ずしも必要でないかもしれません。ジーニアス英和辞典(大辞典でなく)搭載の機種の中から選んでみてもいいのではないでしょうか?

POP様 投稿者:JUN-2  投稿日: 9月13日(土)13時59分55秒

IC-200も購入されたのですね。ソニー製プログレッシブ辞書搭載電子辞書は製造中止になってしまいましたが、IC-200は結構入手しやすいようですね。

SR-T6500のリーダースに不足している部分は、IC-200のプログレッシブで補うことができると思います。プログレッシブは、意外とインターネット系の専門用語も入っていますので、二つの電子辞書を併用されると良いと思います。

PW-A8700 投稿者:  投稿日: 9月13日(土)03時07分20秒

リーダーズ+リープラ+G大が1台ですむのは魅力ですね。欲を言えば、和英がちょっと弱いかな?

学習英英とカレッジレベルの英英両方が搭載されてる機種が出たら便利だと思うんですが..

Sekky様 投稿者:POP  投稿日: 9月12日(金)22時44分15秒

早速のご返事ありがとうございます。SR-T6500早速お店に電話して取り置きをお願いしてきました。ついでに勉強&持ち運びように横に置いてあったDD-IC200も取り置きをお願いしました。2つあわせて2万円。なんかいい買い物ができそうです。SE-T6500はキーに関しての苦情が多いようですし、しっかり確かめてこようと思います。

買うポイント 投稿者:レッツ  投稿日: 9月12日(金)19時43分25秒

Sekky様に伺いたいことがあるのですが、電子辞書で和訳が分かりやすいモノと、少し分かりにくいが便利な機能が付いているモノと、どちらを買えばいいんでしょうか?
PW-9700とSR-T5000どちらかを買おうと思うのですが、PW-9700の方が和英の表記が好きなのですが、SR-5000は変化形検索が付いておりとても魅力的なんですが和訳が少し分かりずらいのです。後、SR-5000は俗語が載っているのも気になるところです。

>Sekkyさん 投稿者:りさ  投稿日: 9月12日(金)17時21分12秒

お返事ありがとうございます!
さっそくSR-T4020を調べてみますね。

>りささん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月12日(金)15時43分31秒

>大辞林の入ったIC電子辞書を探しておりますが、まったくみつかりません。
>広辞苑しかないのでしょうか?

IC辞書では出ていませんね。電子ブックプレーヤーの別売ディスクでありましたが,これは今では入手が難しいでしょう。

>そもそも大辞林が良い理由は、アクセント記号が併記されているからなので、もしアクセン
>ト辞典が入っているものであれば(おそらくない気はしますが)大辞林でなくてもかまいま
>せん。

アクセント表記が必要なら,新明解はいかがでしょう? 大辞林のような語数はありませんが,電子辞書ではSR-T4020として出ています。

(速報)シャープ新機種(PW-A8700) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月12日(金)15時35分14秒

↑英語重視機の新製品です。リーダーズ,リープラ,G大,COT, Oxford Collocationsなどを搭載しています。G大+リーダーズというのがウリです。今回の新機種はセイコーさんを意識というか,SR-T6500やT5000のいいとこどりで,正面対決に近いコンテンツ構成になっています。言いかえれば,グランドコンサイスというシャープさんの個性を生かした流れから,他社製品の実績を見ながら方向転換をしたといえなくもありません。コンテンツカードにドイツ語を載せたのにしても,SR-Tシリーズで抜けているところをついてきたわけで,かなり思いきった(見方を変えれば露骨な?)アピールがされているようです。これぐらい大胆なコンテンツチョイスをしたことで,カシオ,セイコーの上級機と対等レベルで張り合えるようになったのかもしれません。

Oxfordのコロケーション辞典がウリのようですが,冷めた見方をするのなら,このレベルの上級学習者向けモデルでは,Collocationはむしろ抜いて(あるいはSDカードコンテンツにして),A8000で搭載された日本語類語を入れたほうがよかったような気はします。Oxfordのコロケーション辞典は,学習者向けなので見出し語数が研究社の「英活」よりはるかに少ないですし,上級者がコロケーションを調べるのなら,OALD+G大の例文検索で十分用が足ります。英活と違って和訳があるわけでもないので,プロユース(翻訳等)には使えないですし。私の場合,英活のようなコロケーション辞典は,発信時だけでなく,翻訳の仕事をする際など,英語として意味は分かるが日本語で的確な表現が見つからないときに(和訳部分を)参照することも多いです。

ついでに言うと,プレスリリースのスクリーンショットで見る限りでは,コロケーション辞典は冊子体と同等の検索しかできないようで,例文検索の対象にはならないようです。これは「??」です。リーダーズは受信のための辞書ですし,COTの例文は,英語を書くための手助けが目的でなく,単に語義ごとの意味の違いを示す見出しのようなものですから,例文検索の必要性は必ずしもないでしょう。一方で,Oxford Collocationsは発信用の辞書であり,見出し語を厳選するかわりにコロケーションの例を膨大に載せたのですから,例文検索には最適なコンテンツです。

物理的な事情なのかもしれませんが,こういうコンテンツごとの特性に応じた仕様設計に難があるのは残念です。

もっとも,コンテンツカードを買えば,マイペディア+大規模英和という組み合わせでも使えるのは隠れたA8700のウリかもしれません(^^)

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/030912.html


大辞林 投稿者:りさ  投稿日: 9月12日(金)14時39分53秒

こんにちは。大辞林の入ったIC電子辞書を探しておりますが、まったくみつかりません。広辞苑しかないのでしょうか?そもそも大辞林が良い理由は、アクセント記号が併記されているからなので、もしアクセント辞典が入っているものであれば(おそらくない気はしますが)大辞林でなくてもかまいません。情報を教えていただけましたら幸いです。よろしくお願いします。

LDOCE4版 投稿者:みそじい  投稿日: 9月12日(金)13時45分52秒

Sekkyさん、radioさん、貴重なアドバイスありがとうございました。
当初電子辞書を購入予定でしたが、CD-ROM版の方に傾いてきたので、一度店頭で読み比べてから購入してみたいと思います。

p.s.
投野由紀夫先生の名前はどっかで見たことがあると思ったら、今NHKの番組で英語の講師をしている方なんですね。

>けんたろさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月12日(金)13時14分30秒

>目的地がフランスですので、当日購入はかなり難しいと思います。

エールフランスでしたら,最近成田を夜遅く出るパリ便ができたと思いますので,首都圏の量販店で買い物をしてからでもゆうゆうで間に合いますが,通常は午前出発なので無理ですね(^^;; 「和」にこだわらなければ,仏英,英仏の電子辞書(Franklinなど)が現地で安く手に入りますので,それを使うのもいいかもしれません。

>Sekky@管理者様 投稿者:けんたろ  投稿日: 9月12日(金)12時53分53秒

早速のご返答、ありがとうございました。目的地がフランスですので、当日購入はかなり難しいと思います。目的地がフランスで出発日にフランス語搭載の辞書が発売されるのはなにかの因縁ではないかと思うほど符号してますね(笑)。SR−Mタイプも発売されるようなのでここで仕切り直しをするのも良いかと考えてます。出発前に買えなかったら保留します。アドバイスありがとうございました

新機種の予価 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月12日(金)10時41分38秒

↑今秋発売予定のSR-Mシリーズですが,すでに通販サイトでは予約受け付け中になっていて,価格が出ています。ヨドバシドットコム(www.yodobashi.com)の価格は,ほぼ店頭での実売価格と同じだと思いますが,M4000が19800円,M5000が25800円,M6000が29800円と,かなりの値引率です。M4000などは旧機種の割引率よりも大きいぐらいです。わずか1年前のSR-9700とほぼ同等スペックの小型機が20000円を切るというのは驚きです。

冊子体コンテンツの価格と比較して買い得感が高いものは,M5000でしょう。G大とジーニアス和英,広辞苑だけですでにM5000の実売価格をこえてしまうのですから。

一方,M6000は冊子体辞書の合計価格とのバランスを考えればちょっと割高な感じです。G3+リーダーズでもG大の価格には及ばないのに,M5000よりも4000円高いのですから(^^;; これにリーダーズプラスが入っていれば格安だったのですが(^^;;

いずれにしても,現行のハイエンド機と同等水準の小型機がこの値段なのですから,これらの機種が発売されれば現行機種はかなり見劣りするようになると思います。メーカーさんも小型機だけで新学期商戦に立ち向かうこともしないでしょうから,来年春ぐらいには大型機もラインナップが入れかわる可能性はあると思います。現行機よりもスペックがアップすることは明らかでしょうし,他社もそれを見こして競合機種を出してくるでしょうから,目が離せないと思います。

>POPさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月12日(金)10時12分02秒

>色々探していたところ、SR-T6500が中古なのですが15,800円でありました。
>英語上級者向けの機種だと思うのですが、安いので思わず買ってしまいそうになりました。

T6500のコンテンツのレベル云々よりも,現行機種,それもハイエンドのフラッグシップ機が,中古とはいえ15800円という,新品の実売価格の半額以下で買えるという点に驚きました(^^;; 対面販売でない場合(ネット通販,オークション等)なら,業者の信頼性や製品の品質(完動品かどうか,筐体の傷,キータッチなどの不具合の有無)を確認することをおすすめします。店頭販売の場合も,購入前に実機を確認したほうがいいと思います。

>主な用途として、EC関係やインターネット関係の英語の文献を読む用途に使いたいのですが、
>T6500はそういった用途にはどうでしょうか?
>私の英語力は高卒程度もあやしいくらいなので、辞書が難しすぎる気がしています。

英語が苦手でも,文献を読むということがメインであるなら,T6500でも問題ないと思います。リーダーズは学習英和でありませんので,例文が少ないとか,文法的な記述がほとんどないという点がネックになりますが,これは英語学習という点から見た場合であり,英語を読む際に単語の意味を調べる道具という割り切った使い方をされるのであれば,むしろリーダーズのほうが余分な解説などがないぶん,訳語が見やすいと思います。

>compさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月12日(金)09時56分52秒

> シャープのビジネスモデルでは、時刻表などいくつかのメモが取れるようですが、私が希
>望する機能とは違います。

シャープさんのPW-Sシリーズは,時刻表や議事録などのメモ機能とは別に,辞書のエントリーに貼り付けるメモもありますので,もともと辞書に載っている単語で,語義や例文を補足したいときはこれで用が足ります。ただ,載っていない単語を追加することはできませんね。

こういう用途でしたら,IC辞書よりも,英辞郎についてくるPDICのほうがいいと思います。英辞郎のファイルを追加登録したファイルを同じ辞書グループにすれば,両方がいっぺんに検索できます。

>「自分で意味や単語を登録する機能(新規単語登録とでも言えばいいでしょうか?)がつ
>いた電子辞書は、過去のものも含めてないでしょうか。

今入手できないものも含めれば,LDOCE2版の単コンテンツ機であるWP-6500という機種にパーソナル辞書機能があり(英数字のみですが),登録ができます。ただ,電池交換で消えてしまいますので実用的なものではありません。フルコンテンツ第一号機のTR-700にも英数字だけのメモ機能がついていました。それ以外では(少なくとも今売っている機種では)ないと思います。

>また、これから出るという情報は無いでしょうか。

現時点でプレスリリース等で公開されている情報の中では,ありません。ただ,公開特許の中で,辞書にない単語を登録したり,辞書の情報を(見かけ上)変更する機能などは考案されているようなので,今後出てくる可能性は考えられます。

>けんたろさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月12日(金)09時47分23秒

>質問なのですが、発売日前にIC辞書を購入することは可能なのでしょうか?

基本的には無理です(^^;; 我々研究者でも,入手できるのは量販店を通してですから,一般の発売日と同じです。ただ,発売日に店頭に並ぶということは,発売日の前日の夕方ぐらいにはすでにその店に到着しているはずで,店頭のディスプレイがされていないだけというケースもあります。量販店の店員さんと仲よくなれば,いつ入荷するかを教えてくれたりするかもしれません。また,入荷する前に販売価格などはすでに決まっているはずですから,だめもとで前日に行ってきいてみれば,もし入荷していれば売ってくれると思います。ただ,店頭に並んでいない機種は店員さんも知らないケースが多いので,明日発売の機種です,と付け加えたほうがいいかもしれません。大手量販店の首都圏主要店舗なら,前日午後には店頭に出していることも多いですね。

>仕事で9/21に海外へ出発するのですが、9/21に発売するSR−T5020が欲し
>くて。

ヨーロッパなら無理かもしれませんが,アメリカやアジア圏なら午後の便であることが多いので,もし首都圏にお住まいなら,(あわただしいですが)21日の朝早くに新宿西口や東京駅の中にあるような量販店に立ち寄り,そのまま近くのリムジンのバス停から成田へ直行するということもできます(^^;; どうしてもということでしたら,リムジンのバス停に近い量販店さんに事前に事情(21日に海外へ行くなど)を話し,発売日を確認してみてはいかがでしょう? 前日に入荷して販売も可能ということでしたら,取り置きしてもらうこともできると思います。新宿西口の京王バスターミナル前にある某量販店さんなどは,開店1時間ぐらい前でも,急ぎの用事の方は声をかけてくださいと書いてあるので,どうしても前日販売が無理なら当日朝早くに行くから購入できないか交渉してみてもいいかもしれません。もちろん,うまくいく保証はありませんし,公的に推奨するものでもありませんが(^^;;

検索できました 投稿者:fn  投稿日: 9月12日(金)05時06分32秒

Sekky先生
ご回答ありがとうございました。
無事検索できましたです。
楽ちんです♪

発売日前に買う方法って? 投稿者:けんたろ  投稿日: 9月11日(木)23時31分51秒

質問なのですが、発売日前にIC辞書を購入することは可能なのでしょうか?
仕事で9/21に海外へ出発するのですが、9/21に発売するSR−T5020が欲しくて。T5000を購入してお茶を濁すことも考えましたが、やはり初めから欲しいものを買いたいと思っています。どなたか良い知恵があれば教えて下さい。
よろしくお願いします

ありがとうございます 投稿者:1009  投稿日: 9月11日(木)23時19分52秒

>Sekky@管理者 さん

起動までに4秒という時間はかなり気になりますねぇ。
英語の発音機能も期待していたものと違うようですね。

とても参考になりました。
丁寧な解説ありがとうございました。

ありがとうございました 投稿者:ゆうやん  投稿日: 9月11日(木)16時21分51秒

Sekkyさん、どうもありがとうございました。
早速 購入させて頂きました。感謝!感謝!

自分で辞書に欠けている単語を登録したい 投稿者:comp  投稿日: 9月11日(木)15時07分21秒

はじめまして。
電子辞書のカタログに単語登録という言葉を見つけ、購入を考えたのですが、辞書内にある単語から、覚えたい単語などを抽出して登録するというもので、がっかりしてしまいました。
専門用語などはその専門用語を収録した辞書でしか引けませんし、業界で使われている特別な言い回し、略語などを、電子辞書に入れて持ち運びたいと思っていたところに、「単語登録」という言葉を見たもので、自分で意味や例文などをメモできるものだと勘違いしてしまいました。
 シャープのビジネスモデルでは、時刻表などいくつかのメモが取れるようですが、私が希望する機能とは違います。SDカードスロット搭載モデルが出てきていますが、「自分で意味や単語を登録する機能(新規単語登録とでも言えばいいでしょうか?)がついた電子辞書は、過去のものも含めてないでしょうか。また、これから出るという情報は無いでしょうか。
ご存知の方、教えてください。よろしくお願いいたします。

SR-T6500 投稿者:POP  投稿日: 9月11日(木)13時59分40秒

はじめまして。最近仕事で英語の文献やアメリカのサイトを見る機会が増え、電子辞書の購入を考えてます。
色々探していたところ、SR-T6500が中古なのですが15,800円でありました。
英語上級者向けの機種だと思うのですが、安いので思わず買ってしまいそうになりました。
主な用途として、EC関係やインターネット関係の英語の文献を読む用途に使いたいのですが、
T6500はそういった用途にはどうでしょうか?
私の英語力は高卒程度もあやしいくらいなので、辞書が難しすぎる気がしています。
ただ、これを機に本格的に英語学習を始めていこうかとも思っています。

>fnさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月11日(木)11時01分20秒

>Googleによるここの掲示板過去ログ検索についてお尋ねします。
>検索は出来るのですが、結果が1個も返ってきません。

あれれ,本当ですね(^^;; 過去ログ検索では,独自ドメインのwww.sekky.orgのサイト内検索(もちろん,一般に公開しているページのみですが)を自動的にする仕掛けになっているのですが,設置後,Googleのロボットがクロールした際に,なぜかデータベースから外したようです。sekky.tripod.comのドメイン内のページは検索できますので,次回ページ更新の際に,検索対象をこちらに変更しておきます。お急ぎでしたら,(私のサイトの検索窓ではなく)Googleの特殊検索に直接アクセスし,ドメイン指定をsekky.tripod.comにしてキーワードを入れて検索してみてください。

>radioさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月11日(木)10時56分57秒

>丸善版には池上嘉彦先生の解説書、桐原版には投野由紀夫先生の解説書が付いています。
>投野先生のは厚くてカラーで、詳しく解説されています。

なるほど,丸善版にも解説書はついているのですね。LDOCE4版が発売された直後には,海外から直輸入した,いわゆる洋書版LDOCE(rasioさんが購入されたのはこれだと思います)もあったので,それと勘違いしていました(^^;; 丸善版は,洋書版をベースにケースと解説書をつけているのだと思います。桐原版は国内(アジア?)市場専用の装丁ですね。今でも,大きな洋書店なら洋書版も手に入ると思います。丸善版や桐原版より多少安いと思います。解説書が不要の人にはおすすめです。

>1009さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月11日(木)10時50分20秒

>・語彙力がXD-V9000並
>・百科事典がある
>・英語の発音機能がある
>という3つの条件があてはまる電子辞書を探したところ、いまのところxd-cp500だけが
>かろうじてみたしているようなので購入を検討しているのですが、

「英語の発音機能」がXD-S8500のように,辞書の単語を発音してくれる機能ということでしたら,CP500にはついていません。CP500の場合,英語学習系の追加コンテンツ(TOEICコースなど)での例文や問題文を発音する機能のみです。

>Sekky@管理者さんが8月9日の発言で 操作性が今一歩 とありますが、どの程度なので
>しょうか?

これに関しては投稿日:8月 1日(金)09時28分03秒の書き込みでまとめてみましたのでごらんください。簡単に言うと,電源オンから検索可能になるまでのタイムラグや,レジューム機能がない(電源を切り,次に電源を入れたときに,電源オフの直前の画面に戻らない)ことが大きな違いだと思います。

過去ログの検索 投稿者:fn  投稿日: 9月10日(水)21時08分49秒

Googleによるここの掲示板過去ログ検索についてお尋ねします。
検索は出来るのですが、結果が1個も返ってきません。
カシオとかSR-T5000とか、山ほど話題になっている単語でもヒットしませんでしたと云ってきます。
なにか検索方法にこつとかあるんでしょうか。
MacOSXの10.2.6、IE5.2.3もしくはsafari1.0でやっています。
ページをいちいちあけて、ページ内検索をやれば知りたいことはだいたい分かるんですが。
Googleで一発検索出来るならそっちを使いたいです。
どうしたらいいか分かる方、よろしくお願いします。

LDOCE4版の解説書 投稿者:radio  投稿日: 9月10日(水)19時56分48秒

はじめまして。こちらを毎日楽しく読んでいる者です。

さて、LDOCEの丸善版と桐原版の解説書の件です。丸善版には池上嘉彦先生の解説書、桐原版には投野由紀夫先生の解説書が付いています。
投野先生のは厚くてカラーで、詳しく解説されています。一方で池上先生は昔LDOCEの外国人校閲者だった方なので、記念品としても魅力があります。そうは言っても、私はそれらが出る前に洋書で買ってしまっているので、見るだけです・・・。

LDOCEのCD-ROMには、鳥や動物の鳴き声も入っています。

xd-cp500について 投稿者:1009  投稿日: 9月10日(水)18時24分31秒

私は
・語彙力がXD-V9000並
・百科事典がある
・英語の発音機能がある

という3つの条件があてはまる電子辞書を探したところ、いまのところxd-cp500だけがかろうじてみたしているようなので購入を検討しているのですが、Sekky@管理者さんが8月9日の発言で 操作性が今一歩 とありますが、どの程度なのでしょうか?

実際自分で確かめたいのですが、何分近所の電気屋には最新のものの中でXD-cp500、だけが置いてないもので・・・・。(V9000やV6300などはあるのですが)

そこでですね、もう少し詳しく教えていただけないでしょうか?

できれば「〜と比べたら〜がいまいち」という風に教えていただけると助かります。

重さについては今現在使用している辞書とほぼ同じぐらいなので気にならないのですが。

(無題) 投稿者:ふーこ  投稿日: 9月10日(水)15時23分52秒

Sekkyさま
お勧めのソフトまでお教えくださってありがとうございます。
英語で書かれたものは思いつきませんでした。
よく調べて検討してみます。

(無題) 投稿者:みんみん  投稿日: 9月10日(水)14時34分41秒

Sekkyさま

ご丁寧にありがとうございます。
>PW-6800のグランドコンサイスは,例文が少ないので,学習用には不向きです。
グランドコンサイスはまだまだ私にはレベルが高いようですね。

>語学留学でしたら,普通の学習英和であるジーニアスで十分対応できると思います。
ありがとうございます。
ジーニアスが英和、和英ともに搭載されているものを選びたいと思います。

>PW-M670のように英語系辞書のみで安い機種を買い,国語辞典は紙のものを持っていくという手はあると思います。
↑もしくは、PW-S7000なら、国語辞典もはいっていますよね?
ただ金額があがるということでしょうか。
少し金額を上げるとPW-S7100もいいなと思いました。
6ヶ国英会話の機能がついたようですが、役立つでしょうか。

あと、メーカーのオススメなどは特にありますか?
セイコーのSR-9700も表を見るとPW-S7000に近いものがあると思いました。
さらに質問攻めでもうしわけありませんが、宜しくお願い致します。

(無題) 投稿者:みんみん  投稿日: 9月10日(水)13時27分10秒

サイヤさま

↓本当にごめんなさい!
敬称が消えてしまったみたいです。
教えていただいてさらに偉そうに呼び捨てで・・・
大変失礼致しました。

(無題) 投稿者:みんみん  投稿日: 9月10日(水)13時25分02秒

>サイヤ

ご丁寧にありがとうございます。
>PW-6800にはジーニアスは搭載されていませんので、(和英はジーニアスですが。)
英和がジーニアスではないということでしょうか?

>また僕も海外で生活することが多いのですが、広辞苑などの日本語系辞書はあると本当に便利です。海外に住むからこそ日本語辞書が必要だといえると思います。
そうですね、日本語系辞書も搭載されているものの中から検討したいと思います。
ありがとうございました。

>ゆうやんさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月10日(水)10時37分51秒

>英単語のスペルを入れると日本語の読みがローマ字で表記される辞書はありますか?

セイコーさんがER-2000という機種を出しています。詳細は以下をごらんください。

http://speed.sii.co.jp/pub/cp/cp/ProductPage.jsp?recordID=727&subCAT=122


>Asさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月10日(水)10時35分48秒

>SONYの同一画面に言葉がずらずらと並ぶのも、たしかに魅力的だと思いましたが、くるくる
>回るロールが使いづらいと感じました。ただ、これはロール方式が悪い、というよりもロー
>ルを配置してある場所やロールをまわす時の抵抗感等の、ヒューマンインターフェースデザ
>インがよくない感じがします。

同感です。ジョグダイヤルのように,スクロールを容易にするギミック自体は,解像度の低い電子辞書では有効だと思います。ただ,DD-IC500Sのジョグはスペースの関係か横長なので,大きくスクロールをしたいときには非常に回しにくいです。最近のマウスのような縦長のホイールだと,大きく動かすときも動かしやすいですね。

>まあ、まだ買う前なので、SONYも新製品出してくれると面白いのになぁ、とか思ってます。

最近のクリエの筐体などを見ていると,この筐体が電子辞書にも採用されれば,という気はします(もしかして,開発の部署が違うのでしょうか…?)。

>めがねっこさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月10日(水)10時26分27秒

語源が詳しいという点を重視されるのなら(=メリアムというブランドにとくにこだわらないのなら),代替手段もいくつかあると思います。一番手っ取り早いのは,CODを使うということでしょうか。メリアムはネイティブ向け英英の中でも語源記述はあっさりしているほうなので,CODでもそれほど変わらない気がします。SR-9200など,昔のハイエンド機でも,今は20000円台で買えます。

CD-ROM辞書なら,Palm Readerを使うよりは,評価の高いバッキンガムのようなEPWINGビューアを使い,システムソフト電子辞典シリーズの中のAmerican Heritage DictionaryをEPWING化して使う(専用ツールでコンバートできます。たしか過去にここでも紹介したと思います)のもいいかもしれません。あるいは,メリアムよりも語源が詳しいWebster's New WorldのCD-ROM版(冊子体に付属)を使うという手もあります(これはEPWING化できないので,PDAでは使えないです)。

>みんみんさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月10日(水)10時16分38秒

>昔、辞書はジーニアスを使っていたので
>ジーニアス搭載のものがいいかな、と思いました。
>PW-6800に興味があるのですが、私にはレベルが高すぎるのでしょうか?

ジーニアスをお使いでしたら,ジーニアスを搭載した機種がいいと思います。PW-6800のグランドコンサイスは,例文が少ないので,学習用には不向きです。語学留学でしたら,普通の学習英和であるジーニアスで十分対応できると思います。

>あと、漢和などが全くないとのことなのですが、あったほうがいいのでしょうか?

サイヤさんがおっしゃるように,日本語の辞書はあったほうがいいと思います。漢和辞典までは必ずしもなくてもいいかもしれませんが(漢字の意味を知るぐらいなら国語辞典で代用できますから),国語辞典はあったほうがいいと思います。あるいは,PW-M670のように英語系辞書のみで安い機種を買い,国語辞典は紙のものを持っていくという手はあると思います。

>ふーこさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月10日(水)10時11分49秒

>また、学校で安くて保障付のあっせん販売があるところもあるようです。
>買うとしても入学後そちらで買ったほうがいいような気もしています。

私立の進学校なら,学校用モデルの斡旋販売をしているケースが多いですから,そのほうが安くなると思います。機種にもよりますが,ケースやネームラベルが付いていたり,在学期間中の延長保証と,破損(液晶割れなど)の際にも割安で修理してくれる特別の保証が付いています。ただ,中高一貫の学校でも,斡旋販売は高等部の生徒が対象だったりする場合もあります。

たしかに,一貫教育の私立中学に進学を予定されているなら,高校生向け機種でも使えなくはないと思います。ただ,英語に関しては,(これは英語教員である私の私見ですが)独学でなく,学校教育のカリキュラムを受ける場合は,初級段階では辞書に頼らず,授業でのアクティビティーやタスクを通して単語力をつけていったほうがいいと思います。私立中学に進学されるレベルのお子さんなら平均以上の学習意欲があるはずで,効率的な学習方法を工夫することも,普通の小学生よりもできると思います。初級の英語なら,知らない単語さえ辞書で調べれば,英文が理解できる(つもりになる)ので,電子辞書を使えば効率的に学習できる(つもりになる)と思います。しかし,長い目で英語力を考えれば,初級段階に授業に集中し,教員が工夫した新出単語の導入に沿って学習していったほうが効果は大きいと思います(もちろん,教科担当の先生がまともな授業をされていることが前提ですが)。

>もう一度電子辞書は今は不要の旨伝えて、PCソフトで役に立ちそうなものをリクエスト
>してみようと思います。

もしお子さんの実力を考えてということでしたら,英語の電子辞書やエンカルタのような日本語の百科事典よりは,思いきってBritannicaの百科事典CD-ROMやOxfordが出しているChildren Encyclopediaのようなソフトなどもいいかもしれません。最近のブリタニカのCD-ROMは大人用(数十巻のEncyclopedia Britannicaを収録)に加え,学生用,子供用の百科事典も入っています。平易な英語で書かれているとはいえ,日本人の中学生には難しいと思いますが,豊富な図版,動画など,面白い仕掛けがありますので,遊びながら勉強になると思います。

>みそじいさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月10日(水)09時44分37秒

>また、これに限らず辞書にはCD-ROMがついているものがありますが、内容や機能、
>使い勝手などは、電子辞書のそれと比べてどのような違いがあるのでしょうか?

CD-ROM版は,冊子体辞書よりも付加機能が充実しています。LDOCE4版の場合,CD-ROMには冊子体よりも例文がかなり増補されていますし,LDOCEに加え,Activatorの内容も検索できます。また,語義から検索したり,検索条件を指定したりする検索(インフォーマルな語だけを一覧するなど)もできます。IC辞書は,基本的には冊子体辞書と同等の検索しかできませんが(例文検索等は別として),CD-ROM辞書では冊子体やIC辞書版では不可能な使い方が色々できます。

>LDOCE4版は、ペーパーバックと、桐原版(\4000 w/ CD-ROM)と、丸善版(\3700 w/ CD-ROM)
>があるようですが、桐原版と丸善版は大差ないように見えます。

桐原版と丸善版は判型や装丁の違いだけで,中身は同じです。ただ,日本語の解説書が丸善版にはなかったような気がしますので,英英初心者の方は桐原版のほうがいいかもしれません。付属のCD-ROM版も同じものです(ただ,丸善版付属のCD-ROMをインストールしたPCの「30日チェック」で桐原版のCD-ROMを入れたら却下されましたので,内部的には区別しているのかもしれません)。

>このような新版が搭載される電子辞書が発売になるのは、どのくらいかかるものでしょうか?

これは何とも言えません。G3のように,冊子体が出てわずか数ヶ月でG3搭載機が出る場合もありますし,リーダーズ2版のように,冊子体が出た後で登場した機種でも初版が搭載されていたり(SR-9100)することもあります。出版社側の戦略的な要素(すぐに電子版を出すと冊子体の売り上げにも影響が及ぶので)もあると思います。Activatorが改訂された後に出ているActivator搭載機にも初版が入っているなどの例からしても,LDOCE系統の辞書は多少時間がかかるかもしれません。

操作感について 投稿者:As  投稿日: 9月10日(水)00時14分50秒

Sekkyさん:
>ただ,セイコー,キヤノンの機種は次見出し,前見出しがワンタッチ(機能キーなどと
>併用しなくてよい)なので,他社製品よりも使いやすいです。

旨く説明できず、勘違いさせてしまったようですが、まさに↑の操作感が他の会社にない使いよさだと感じました。

同じ語の説明をキーを押しつつスクロール>最後まできたら同じキーを押すだけで次の語の説明の先頭にと、
同じ語の説明をキーを押しつつスクロール>最後まできたら、機能キー(ついついシフトキーといいたくなりますが)をおして再度キーを押すと次の語の説明の先頭にでは、前者の方が(店頭のちょっとした試し使いレベルでは)ストレス無く操作できた、という、ことです。

SONYの同一画面に言葉がずらずらと並ぶのも、たしかに魅力的だと思いましたが、くるくる回るロールが使いづらいと感じました。ただ、これはロール方式が悪い、というよりもロールを配置してある場所やロールをまわす時の抵抗感等の、ヒューマンインターフェースデザインがよくない感じがします。

実は、カシオ、シャープ、セイコーが新モデルを出す前は、辞書の種類数やサイズが一番小さくて胸ポケットに入る点で、SONYに心を動かされていた時期があったのですが、今回の一連の新製品で心が動いて、色々調べ始めたら、この掲示板にたどり着いた、といういきさつがあったりします。

まあ、まだ買う前なので、SONYも新製品出してくれると面白いのになぁ、とか思ってます。

Re: Merriam-webstを手のひらサイズで 投稿者:JUN-2  投稿日: 9月 9日(火)21時50分44秒

PDAの中ではソニー・クリエがハイレゾ画面なので、見やすいと思います。ただ、Palm Readerは日本ではあまり使われていないようですね。その理由の一つだと思うのですが、日本語OSの場合、英語フォントの特殊文字が文字化けするようですね。↓の秀ボーさんのサイトが参考になると思います。「Palm Readerで洋書を読んでみる」をご覧下さい。
http://homepage2.nifty.com/morris-the-cat/
(現行クリエはPalm OS5なのでこの方法は使えないようですが)

教えて下さい 投稿者:ゆうやん  投稿日: 9月 9日(火)20時35分44秒

英単語のスペルを入れると日本語の読みがローマ字で表記される辞書はありますか?
どなたか教えて下さい お願いします

>>Merriam-webstを手のひらサイズで 投稿者:めがねっこ  投稿日: 9月 9日(火)19時59分22秒

takechanさん、Sekky先生、レスありがとうございました
なんかソニーのクリエでつかうのがかっこよさそう♪♪ですが
使い心地不明の点が多いということですね。
どなたか実際使っている方いないでしょうかぁーー。
日本の電子辞書の使い勝手が良すぎるんですよね。
フランクリンも昔のSCD770よりずっと画面もきれいになって
11版だし、なかなか良さそうですが。。。
私はSII T5000買うまでもめっちゃ待ちましたからね
もうすぐ新しいく安いノートPC買うのでそこにCDROM版
入れて「よっこらせ」。としばらく使うことになりそうです
メモリーカード媒体のメリアムを日本製IC辞書に刺せる日が
きたらいいなーー。冊子体はマジ字が小さすぎてくらくらします

>みんみん さん 投稿者:サイヤ  投稿日: 9月 9日(火)16時15分56秒

みんみんさんに合った電子辞書の紹介はSekkyさんが詳しくしてくださると思いますが、
PW-6800にはジーニアスは搭載されていませんので、ジーニアスがいいかなと思っていらっしゃるのでしたら他機種のほうがいいと思います。(和英はジーニアスですが。)

また僕も海外で生活することが多いのですが、広辞苑などの日本語系辞書はあると本当に便利です。海外に住むからこそ日本語辞書が必要だといえると思います。

はじめての電子辞書 投稿者:みんみん  投稿日: 9月 9日(火)15時48分58秒

はじめまして。
丁寧な解説など、とても参考になります。
私は半年後の語学の短期留学にむけ、斡旋会社主催の英会話に通うのですが、
すでにリスニングなど出来る人達と一緒に受けることになります。
友人にまずはその人達においつきたいと話すと、
電子辞書は必須だと言われ購入を検討しております。
英語から離れて数年たつので一からのやり直しになるのですが
英語重視型の一般向けが自分にあっていると思いました。
昔、辞書はジーニアスを使っていたので
ジーニアス搭載のものがいいかな、と思いました。
PW-6800に興味があるのですが、私にはレベルが高すぎるのでしょうか?
あと、漢和などが全くないとのことなのですが、あったほうがいいのでしょうか?
質問ばかりで申し訳ありませんが、お返事お待ちしております。

↓失礼しました。 投稿者:みそじい  投稿日: 9月 9日(火)15時41分32秒

間違って投稿してしまいました。
8月15日の掲示板を読みました。
LDOCE4版搭載の電子辞書はまだ発売されていないようですね。
LDOCE4版は、ペーパーバックと、桐原版(\4000 w/ CD-ROM)と、丸善版(\3700 w/ CD-ROM)があるようですが、桐原版と丸善版は大差ないように見えます。
これが搭載されている電子辞書が発売されるまで待つべきか、PCで起動に時間がかかるのを我慢するか悩んでいますが、このような新版が搭載される電子辞書が発売になるのは、どのくらいかかるものでしょうか?
宜しくお願いします。

そうですね。 投稿者:ふーこ  投稿日: 9月 9日(火)15時37分54秒

Setty様、ありがとうございます。
やはりもったいないですよね。
中身に辞書はあまり変わらないようですが、操作性の面などは徐々に進歩しているようでなので、必要のない今購入するより本当に必要な時期が来たらその時にと思ってました。
私立の中高一貫校への入学を考えている子なので、平均レベルよりずっと高度な勉強をしています。なのでどうも父は孫の能力を過大評価しているようで「絶対使うし便利だ。」と言い張っているわけです。
また、学校で安くて保障付のあっせん販売があるところもあるようです。
買うとしても入学後そちらで買ったほうがいいような気もしています。

>もし電子辞書を,学習の動機付けの手段としてプレゼントに,ということでしたら,IC辞書よりはPC上で使えるエンカルタなどのマルチメディア系百科事典ソフトなどのほうがお子さんも喜ぶでしょうし,宿題や日常の学習での調べものなど,用途も広いと思います。

すばらしいご提案をありがとうございます。
もう一度電子辞書は今は不要の旨伝えて、PCソフトで役に立ちそうなものをリクエストしてみようと思います。

↓no 投稿者:みそじい  投稿日: 9月 9日(火)15時27分01秒

8月15日の掲示板を読みました。

(無題) 投稿者:みそじい  投稿日: 9月 9日(火)15時08分32秒

Sekky様、はじめまして。
英語初級者として、ロングマンのLDOCEかLAADが搭載されているものの購入を考えて
います。
ところでロングマン現代英英辞典(LDOCE)の第4版が発売になっていますが、これが
搭載されている電子辞書は発売されていないのでしょうか?
また、これに限らず辞書にはCD-ROMがついているものがありますが、内容や機能、
使い勝手などは、電子辞書のそれと比べてどのような違いがあるのでしょうか?
ご助言のほど、宜しくお願いします。

SR-T5000 投稿者:レッツ  投稿日: 9月 9日(火)13時32分32秒

いろいろ読んで検討してみたんですが、PW-670、IDF-4600、SR-T5000の3機種に絞りました。評判ではPW-670が良さそうなんですが、SR-T5000がキーボードが打ちにくいとの問題が言われているのですが機能的な部分がよく分かりません。IDF-4600は、このシリーズの操作性がいいらしく、結局この3機種はどれも一長一短なのでどれがいいか分からなくなってしまいました。長年、電子辞書を使っている方々からの目線ではどれがいいのでしょう?

>TRISTERさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 9日(火)12時01分04秒

>キャノンの4500と4600では、かなり違うのでしょうか??

4600には,ジーニアス英和の3版(最新版)が搭載されています。あとは,辞書キーを押すだけで電源が入るなど,細かな違いがあります。2版と3版の違いは「つぶやき」にありますが,それが気にならないということでしたら,4500でも問題ないと思います。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 9日(火)11時54分55秒

(これは余計なことかもしれませんが(^^;;)

>また、扱いが乱暴になることが予想されます。

ということでしたら,やはりIC辞書はおやめになったほうがいいと思います。もしお子様が本当に電子辞書に興味を持ち,欲しがっていらっしゃるのでしたら,購入されてからも宝物のように扱うでしょうから,「扱いが乱暴になる」ことは考えにくいと思います。野球が大好きな小学生なら,学校の教科書は乱暴に扱っても,買ってもらったグラブやスパイクは丁寧に手入れをすると思います。電子辞書も同じで,本当に電子辞書がほしい小学生でしたら,買ってもらったら毎日撫でるようにして使うと思いますから,身近な親御さんサイドで「扱いが乱暴になる」と予想していらっしゃるのであれば,それほどお子様は電子辞書を必要としていらっしゃらないのでは,という気もします(^^;;

>ふーこさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 9日(火)11時44分46秒

>私の父が小学6年生の息子の誕生日に電子辞書を購入したいと言い出しました。
>まだ不要だと話したのですが、聞き入れられず買っていただくことにしました。
>予算は販売価格で2万円まで(定価で3万円台くらい?)との事です。
>せっかく買っていただくのに難しすぎて使えこなせなかったら意味がありません。
>今から持っていても比較的使いやすいお勧めのものがありましたらお教えください。

電子辞書の操作自体は小学生でも難しくないと思いますが,現行機種では高校生向け以上の辞書を搭載したものばかりなので,普通の小学生,中学生初級生にはちょっと使いこなせないと思います。紙の辞書でも,日常の学習で広辞苑を引きこなしている小学生,中学生は(中高一貫の私立校など,ごく一部の環境は別として)あまりいないのではないでしょうか。外国語である英語の辞書はとくにそうで,現行機種の大半に搭載されているジーニアス英和は,高校生でも平均以上のレベルでないとちょっときついのが正直なところだと思います。

英語に関して言えば,中学校の英語の授業(私立の一貫校のような進学校は別でしょうが)は,予習というよりも復習が重視されますので,高校のように,次の授業で進む範囲の新出単語を事前に辞書で調べるという学習スタイルはとらないのが普通です。検定教科書の巻末には教科書に出てくる単語のリストがありますので,辞書がなくても教科書を理解することができるようになっています。公立中学でまともな授業をしている先生なら,新出単語の意味は授業の中で(オーラルイントロダクションなどの手法で)導入し,繰り返し発音させたり,スペリングを書かせたりして教えるのが普通だと思います(単語の意味ぐらい事前に家で調べてこい,という授業は,中学ではマイナスのイメージでとらえられます)。ですから,事前に単語を調べるよりも,授業で習った単語を自宅で復習し,次の授業の単語小テストなどに備えるという学習が多いのではないでしょうか。

私個人としては,現行の電子辞書は(お子様ご本人がほしいとおっしゃるのなら別でしょうが)親御さんからのプレゼントということでしたら,正直なところおすすめしません。中学の英語は,指導要領が変わるたびにどんどんコミュニカティブになり,内容的にも易しくなっています。数十年前の中学上級の英語の教科書に載っていたような海外の易しい短編小説でさえ,今の検定教科書には皆無です。辞書を引いて文学作品を味読するための手ほどきをするというよりも,英語を使ってコミュニケーションを図るということを主眼になってきていますから,辞書の必要性も昔ほどではなくなっています(これの是非は別問題ですが(^^;;) このあたりの認識は,世代によって大きなギャップがあるようです。

もし電子辞書を,学習の動機付けの手段としてプレゼントに,ということでしたら,IC辞書よりはPC上で使えるエンカルタなどのマルチメディア系百科事典ソフトなどのほうがお子さんも喜ぶでしょうし,宿題や日常の学習での調べものなど,用途も広いと思います。

>Asさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 9日(火)11時21分09秒

>カシオのR910は、もう2週間くらい前からヨドバシあたりで見かけますが、未だプレスリ
>リースがカシオのWebに出ていませんね。こちらも興味はあるのですが、カタログもまだ無
>いようなので、ちょっと比較しづらいですね。

おそらく,1機種のみの投入で,学習英和がないなど,ユーザが限定される機種なのでプレスリリースは出していないのかもしれません。XD-R820シリーズと基本仕様は同じですが,キートップがプラスチックになっていたと思います。SR-M6000と競合しそうな機種ですが,R910のリーダーズ+リープラの46万語という膨大な語数を小型機で検索できるというメリットをとるか,M6000の学習英和搭載や細かな操作性をとるか,好みが分かれると思います。

>ただ、店頭でいじったので気がついたのですが、SIIは次見出しにゆくために他のキーを
>押さないのがよいですね。普通の辞書でも、ある単語をみたらその周り単語をぼんやり眺
>めるのが好きなので、この機能は気に入ってます。他が採用していないのは、特許なのか
>もしれませんね。

これはソニーさんの機種なのでは…? DD-ICシリーズは,スクロール操作だけで前後の見出し語も見ることができますが,他社製品はすべて次見出しキーなどを押す必要があります。ただ,セイコー,キヤノンの機種は次見出し,前見出しがワンタッチ(機能キーなどと併用しなくてよい)なので,他社製品よりも使いやすいです。

>TRISTERさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 9日(火)11時14分37秒

>電子辞書というものは全般的に英単語に発音記号は掲載されてないのでしょうか?
>辞書で必ず見る、発音記号がないというのは、少し寂しい気がします。

日本のメーカーから出ているフルコンテンツの機種なら,すべて発音記号も記載されていると思います。

>単語帳機能1000語という、キャノンの4600を欲しいと思っています。出来れば
>1500か、2000程あると最高なのですが。

今のところは1000語が最高ですね。1000語というと,だいたい中学校の3年間で学習する単語の総数ぐらいですから,通常の用途なら十分な量だと思います。本来,単語帳機能は電子辞書の膨大な収録語の中から自分に必要な単語を抜き出すというものなので,あまりキャパシティーが多くなると,単語帳の中で管理するのが大変になるかもしれません。もしこれ以上の語数が必要でしたら,PC上でPDICなどを使い,単語帳として使うのがいいと思います。

>めがねっこさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 9日(火)11時09分58秒

>どうしてもメリアムを持ち運び可能なもの(ハンドヘルドPC
>とかPDAとか)に入れたいのですが
>果たしてそういうことは可能なんでしょうか。

takechanさんがご紹介のサイトのものは,Palmで使えるブックリーダーで検索するものですが,この手のソフトはIC電子辞書のような操作性,機能は期待しないほうがいいと思います(一方で,使い慣れたPDAに使い慣れた辞書が入るという大きな魅力もありますが(^^))。もし単体のIC辞書で良ければ,FranklinのSCD-1870という機種が最新メリアムのフルテキストを収録しています。旧版(10版)なら,SCD-770というものですが,こちらはかなり安くなりました。7月〜8月にかけてのログに,kyukoさんの詳しいレポートがありますので,こちらもごらん下さい。

書き忘れました 投稿者:TRISTAR  投稿日: 9月 9日(火)07時07分58秒

 キャノンの4500と4600では、かなり違うのでしょうか??
性能はあまり変わらず、4500の方が安価で買えるのなら、4500にしたいと思いますので。

初めまして♪ 投稿者:TRISTAR  投稿日: 9月 9日(火)07時02分44秒

 HP、拝見させて頂きました。こんな丁寧なHPは、ジャンルを問わず滅多に見たことがありません。しかも、管理人をされている大学の先生のおごらない真摯な姿勢に感服しております。
 あの、一つ質問させて頂きたいのですが、電子辞書というものは全般的に英単語に発音記号は掲載されてないのでしょうか? 辞書で必ず見る、発音記号がないというのは、少し寂しい気がします。
 単語帳機能1000語という、キャノンの4600を欲しいと思っています。出来れば1500か、2000程あると最高なのですが。

失礼しました。 投稿者:takechan  投稿日: 9月 9日(火)06時57分02秒

↑めがねっこさん

>めがねっこ   投稿者:takechan  投稿日: 9月 9日(火)06時50分33秒

下記のサイトをご覧ください。ただしサイズが大きいので16MB以上のPDA等が必要となりそうです。参考まで。
http://www.palmdigitalmedia.com/home.cgi

そういえばCASIOもあるのでした 投稿者:As  投稿日: 9月 9日(火)02時11分53秒

Sakkeyさんの詳細な解説で、だいぶ雰囲気がつかめてきました。現時点ではとりあえずは、M6000の方が一寸よいかな、という感じになってきてます。最終的には実際のものをいじってみてから決めたいと思いますが、M6000の方がM5000より先に出るの分、つい、こちらを買ってしまうような気もしますが:-)

カシオのR910は、もう2週間くらい前からヨドバシあたりで見かけますが、未だプレスリリースがカシオのWebに出ていませんね。こちらも興味はあるのですが、カタログもまだ無いようなので、ちょっと比較しづらいですね。

ただ、店頭でいじったので気がついたのですが、SIIは次見出しにゆくために他のキーを押さないのがよいですね。普通の辞書でも、ある単語をみたらその周り単語をぼんやり眺めるのが好きなので、この機能は気に入ってます。他が採用していないのは、特許なのかもしれませんね。

Merriam-webster collageate を手のひらサイズで 投稿者:めがねっこ  投稿日: 9月 8日(月)22時35分23秒

現在sIIのSR-T5000をどこに行くにももちあるいている私ですが、やはりG大の語源記述では不満がーーーということが良くあります
どうしてもメリアムを持ち運び可能なもの(ハンドヘルドPCとかPDAとか)に入れたいのですが果たしてそういうことは可能なんでしょうか。メリアム一冊がどれくらいのメモリを要するものなのかもわからないのですがそういう方いらしたらぜひ情報を下さい。

ペーパーバックと英英辞典 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月 8日(月)22時19分50秒

Sekkyさん、レスありがとうございます。

英英優先でという話、わかります。むしろ私は、日本語を頭の中から追い出して、英語に浸りきって読むのもいいなと思っています。どうやって訳すなんて考えないでです。別に翻訳者になるわけでもなく、通訳になるわけでもないですから。日常からの脱却として英語を読んでいるという趣味の側面があります。そんな英語との付き合い方があっても良いでしょう。

でも、英英をしっかり使うのは根気が要ります。
>いちいち途中で立ち止まっているとストーリーが中断し,逆に面白くないでしょうから
そうです。正直、電子辞書ならばリーダーズのような英和を使ったほうが、すらすら読めるかもしれません。

単語登録と例文検索の使い方のご指摘、新機種を買うときの参考にさせていただきます。

小中学生向きは? 投稿者:ふーこ  投稿日: 9月 8日(月)21時32分02秒

はじめまして。
私の父が小学6年生の息子の誕生日に電子辞書を購入したいと言い出しました。まだ不要だと話したのですが、聞き入れられず買っていただくことにしました。予算は販売価格で2万円まで(定価で3万円台くらい?)との事です。せっかく買っていただくのに難しすぎて使えこなせなかったら意味がありません。今から持っていても比較的使いやすいお勧めのものがありましたらお教えください。また、扱いが乱暴になることが予想されます。その辺りの事も含めてお持ちの情報がありましたらよろしくお願いします。

ありがとうございました<M5000のフォントサイズ 投稿者:windy  投稿日: 9月 8日(月)14時02分58秒

ipuさん、Sekkyさん、返信ありがとうございました。

M5000でもちゃんと今のT5000の一覧性は確保されるんですね。(^^) 失礼しました。となると…、やっぱり買い換えてしまいそうです、、11月までにミニ貯金しようっと。

キヤノン新製品(Wordtank C30) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 8日(月)11時43分11秒

受験生向けモデルなのでここではあまり話題にのぼりませんが,上記の機種が発売されました。高校生向けコンテンツに受験参考書を加えただけかと思っていたら,意外に個性的な製品になっています。以下のような点は興味深いです。

・搭載の古語辞典は業界で最大語数:旺文社の古語辞典ですが,カシオ,シャープ,セイコー等の機種に搭載の全訳タイプのものではなく,国文科の学生や研究者にも対応する本格的なものです。収録語数が全訳タイプの倍近くあります(そのかわり,用例の全訳はありませんが)ので,国語系の学部へ進学する人にはいいかもしれません。

・単語帳機能+マーカー機能:従来の単語帳機能は,収録辞書の内容を単に呼び出す機能ですが,マーカー機能により,必要な部分だけを隠すことができます。テスト機能と組み合わせれば,辞書の語義を隠して単語の意味のテストをしたり,発音記号部分を隠して(こういうことができるかどうか分かりませんが)まぎらわしい単語の発音をテストしたりという使い方が可能です。もっとも,プレスリリースにある

>テスト時には、アルファベットを1文字ずつ入力することで、手書きするのと同様の学習効
>果を得られます。

で,(紙などに)手書きでスペリングを書くのとキー入力するのと「同等の学習効果」というのはちょっと言い過ぎだと思います(^^;; 手書き入力の機能を持たせているのならともかく…。

・オープニングメッセージ機能:電源オンの際に好きなことばを表示したり自分の名前などを表示することができるそうです。盗難等の抑止に少しは効果があるかも…? 任意の文字列を表示できるということは,任意の文字列を入力できるわけで,そのためには漢字変換の機能も入っているのでしょうから,今後PDA的な機能を持たせるなど,ユニークな製品への展開が考えられると思います。

定価が35000円と,高校生向けモデルとしては高めなのが難点ですが,キヤノンさんは実売価格をかなり落としてくるケースが多いので,展開次第ではXD-V4000等の高校生向けモデルと競合する機種になるかもしれません。高校現場でのシェアはすでにカシオ,セイコーの2社がかなりを占めているようですが,学生確保に悩む予備校や進学塾とタイアップし,模試等での上位成績者の賞品にするとか,予備校生限定で破格値で販売するといった展開は可能かと思います。普通の高校教員にとっては,豆単等の受験参考書搭載には抵抗がある人も多いでしょうから…。

#キヤノンさんの製品は,じっくりリリースを見たり実機を見ると他社製品とかなり差別化できるユニークな内容であることが分かりますが,一般向けの宣伝は地味なのでもったいない気はします。旺文社の本格的な古語辞典を搭載しているということも,PR次第ではキラーコンテンツとして大きな威力があると思いますが(^^;;

>さんぷうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 8日(月)11時22分46秒

>英英だけでもペーパーバックを読み進めることはできますが、意味が理解できても、
>日本語でどのような訳語が当てはまるのか気になるので、結局英和で引きなおした
>りします。英和を引きたいという誘惑を断ち切る方が良いのかもしれないのですが、
>単語を本当に理解しているか不安になったりします。日本語で何ていうのか思い浮
>かばないときもあるからです。

電子辞書の機能をフルに生かした学習法としては,英英では理解できるが,日本語の訳語が思い浮かばない語はとりあえずどんどん単語帳登録しておいて(履歴だと流れてしまいますが,単語帳ならOKです),そのままペーパーバックを最後まで読みます(いちいち途中で立ち止まっているとストーリーが中断し,逆に面白くないでしょうから)。読了した段階で,英英で登録した単語をそのまま英和で引き直してもいいでしょうが,それでは物足りないというのでしたら,例文検索モードで英英優先にして,登録した単語それぞれの例文検索をします。そこに出てきた例文をそれぞれ日本語に直してみます。そうすれば,ペーパーバックを呼んでいた段階では日本語の意味がピンとこなくても,その単語が使われている多くの例文を目にすれば,だいたい分かるかもしれません。たぶんこの意味だと思った段階で,最終的に英和を調べて確認すればいいのではないでしょうか。このような学習法はよほど時間と根気のある人でないとできないでしょうが,一方で未知の単語が確実に定着する(多くの例文を元に意味を考えるというプロセスがあるので,忘れない)というメリットはあります。

メーカーさんは,例文検索を英作文等の支援機能(つまり,発信時に役立つ機能)として宣伝していますが,英語を読む際や単語学習の際にも意外と役立つのではないでしょうか。#上記のような使い方をしようと思うと,辞書ごとに分けて例文検索できる機種か,全辞書の例文がいっぺんに出る機種なら,英英優先の設定のできる機種である必要があります。最近の機種ならまず大丈夫ですが,PW-M670などは,例文検索をすると必ず英和,和英の例文が先に出てくるので,例文だけでなく訳も一緒に出てきますから,こういう用途には使えません。

>レッツさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 8日(月)11時10分25秒

>アプローチを少し見たところIDF-4000が良さそうだなと思いました。
>しかし、英英辞書がないので心配です。必要かどうかも分かりませんが・・・。
>なにか知っておいた方がいい事や、おすすめ機種があったら、教えていただければ幸いです。

電子辞書へのアプローチはちょっと古い(といっても1年前ですが,毎月のように新製品が出ているとすぐ古くなります)ので,IDF-4000が載っていますが,今では英英も搭載したIDF-4600など,新製品が出ています。短期留学ということでしたら,Make Itなどの英会話集がけっこう便利かと思います。国語辞典にこだわらなければ,シャープのPW-M670など,小型で会話集,英英を搭載して使い勝手のいい機種もありますので,検討してみてはいかがでしょう?

>ぶれすさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 8日(月)11時06分08秒

>新機種とSRT5000を比べてもSRT5000の利点が見つからないのが本当に悲しいです...。

むしろ,新機種が発表されたことで,T5000の実売価格が30000円を切り,安く買えたのかもしれません(^^) 通訳の専門学校に行かれるということでしたら,今後お仕事で小型機があると何かと便利ですから,T5000は机上用にして,T5000とコンテンツが重ならない小型機を買い増ししてもいいかもしれません。XD-R910(リーダーズ&リープラ+LAAD)やSR-M6000(リーダーズ+新和英中辞典+コウビルド)などが最適です。専門用途ではリーダーズの評価が高いですが,R910はリーダーズプラスまで入っているのに意外と安いです。

>ゆうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 8日(月)11時00分50秒

>電子辞書XD−S3000が壊れてしまいました。カシオテクノに電話したところ、恐らく
>電源部の接触不良とのことで直接カシオテクノに郵送しました。
>2週間ほど経つのですが修理からまだ戻ってきません。テストで使うのに...
>修理した方どのくらいで戻ってきましたか?

故障の度合いにもよりますが,通常は2週間ぐらいで戻ってくると思います。ただ,S3000は生産完了しているため,修理の際も交換対応ができないかもしれないので,そうなると時間がかかるのかもしれません。万一郵送上のトラブルのある可能性もあるので,メーカーさんに電話で確認してみてはいかがでしょう?

>Asさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 8日(月)10時57分27秒

>M5000とM6000の組み合わせはこの英和・英英の組み合わせが捩れているところが、悩ましい
>ところです。

もともと,M6000の前身のT6500はSR-9200の流れをくんだ,英語重視の最上級機として,他社製品で対応する機種がないような専門的な機種だったと思いますが,他社はT6500と直接対決することを敢えて避けて,むしろT6500とG3搭載の一般機の隙間需要にターゲットをあててきた(XD-V9000などがそうだと思います)と思います。セイコーさんも,その対策上,学習辞書が一切ないSR-9200から,T6500では英英を学習辞書に変えてくるなど,他社を意識したラインナップにしてきているようなので,今回のM6000では英英に加え,英和も学習辞書を追加し,さらに身近な製品にしてきたのでしょう。こういうコンセプトとしては,すでに出ているT5000があるのでしょうが,もしかしたらXD-V9000に対抗する戦略上? ダブル英和ということにこだわったのかもしれませんね。M5000は学校教育関係の需要(学生,英語教員)を,M6000は一般ユーザ(ビジネスパースンなど)をターゲットに,ということでいちおう棲み分けはあるのかもしれません。

>そういえばwindyさんが指摘したように、M5000だけ機能仕様に差があるのも不思議ですね。

M5000はコンテンツがT5000と全く同じなので,T5000の仕様をそのまま流用しているのかもしれません。

#何だ,小型機になったとはいえ,スペック的には旧機種の焼き直しか,と思う人もいるでしょうが,従来の大型機と全く同等スペックの小型機が出たということは,見方を変えれば今後出てくる大型機は(他社製品含め),現行の大型機の焼き直しではやっていけないでしょうから,今までにない新スペックの機種が登場することはほぼ間違いないでしょう。新コンテンツの搭載や,4年ぶりの液晶解像度の増加など,おそらく今年末に各社が出してくる大型機は今までにないものになる可能性はあります。

>windyさん(>ipuさん) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 8日(月)10時43分36秒

>>(※1):SR-M4000/-M6000は文字切替で、表示文字を12ドット(26文字×17行)
>>⇔16ドット(20文字×13行)⇔24ドット(13文字×8行)に切替できます。
>>SR-M5000は広辞苑で24ドット(13文字×8行)表示にも対応しています。

>という部分です。これを見る限りでは、今回発表の3機種のうち、M5000だけが12ドット
>フォントを搭載しておらず、最大表示文字数は13文字×8行、と読めるのですが…
>(「広辞苑分野別検索」もM5000だけ非搭載のようですがそれにも関係あるのでしょうか?)

この部分のプレスリリースの記述はちょっと分かりにくいですね(^^;; 言いかえれば

「SR-M5000は*広辞苑モードのみ*24ドット(13文字×8行)表示にも対応しています」

ということだと思います。これだとT5000と同仕様ですね。M4000とM6000は,広辞苑だけでなく,すべてのコンテンツで24ドット表示ができる(これはT5000等の従来機では非対応)ということなのでしょう。ですから,M5000はT5000と同一仕様(広辞苑のみ12-16-24ドットの切り替え,他コンテンツは12-16のみ)で,M4000,M6000は(たぶん)すべてのコンテンツで12-16-24ドットに対応しているのでしょう。広辞苑の分野別検索がM5000だけできないのも,M5000はT5000の内部仕様をそのまま流用しているという気がします。

>H1Bさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 8日(月)10時36分40秒

>ホーンビーのオックスフォード現代英英やロングマン現代英英。両方の辞書共通の問題は、
>語数が必ずしも十分でないことでしょうか。

同感です。ちなみに,OALDは4版以降,版を重ねるに従ってホーンビーの流れから脱却してきていて,むしろLDOCEをかなり意識した内容になってきていますね。4版ぐらいまでは,LDOCEよりも難しいというイメージが強かったですが,定義語彙を採用したこともあり,最近の版はLDOCEとあまり変わらなくなってきています。ちなみに,語数で考えると,体感的には,COBUILDはOALDやLDOCEよりもさらに少ないように思えます。詳しく調べたことはないので断言はできませんが,COBUILDの公称11万というのはOALDやLDOCEよりも多いですが,これはカウントのしかたが違うのかもしれません。

>リーダーズと同レベルの語数があるといいのですが、そういうコンテンツが入った電子
>辞書は、そう多くはありませんね。

現時点では,ネイティブ向け英英のOxford Dictionary of Englishがこれに近いと思います(今まではNODEと呼ばれていたものの改訂版です)。リーダーズよりは語数が少ないですが,文型表記など,外国人向け英英独特の情報も搭載し,例文も一昔前の外国人向け英英程度の量はあります。定義も比較的分かりやすいので,学習英英に物足りない人の買い増し用にいいかもしれません。

>Asさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 8日(月)10時28分28秒

>それなりに語数があったほうがよいかと思い、SR-5000/6000を検討しているのですが、リー
>ダーズ+ジーニアスとジーニアス英和大辞典では、使い勝手(1冊の辞書vs複数の辞書とか
>リーダースの語数の(微妙な)多さ)としては

G大とリーダーズの公称語数の差(25万5000と27万)は難しいところです。どちらの辞書でも,通常の学習英和に出ているレベルの単語はまず漏れなく載っているわけで,両者の収録語数の差は専門用語や固有名詞の差と言えます。ただ,厄介なのは,分野ごとで各辞書のカバー率が違いますので,必ずしもリーダーズのほうが専門用語が充実しているとは言えません。別のところでも書いたのですが,たとえばturn takingやadjacency pairs, politeness(「丁寧さ」ではなく言語学の専門用語としての語義)といった用語は,言語学や会話分析の用語としては基本的なものですが,リーダーズ&リープラには載っていません。G大にはすべて出ています。このことからも,25万5000のG大が合計46万のリーダーズ,リープラよりも専門用語が少ない,とは一概には言えないと思います(もちろん,その逆の例も多いでしょうが)。

G大とリーダーズの収録語数の差15000は,誤差の範囲,というと乱暴かもしれませんが,それほど大きな問題ではないと思います。それよりも,リーダーズとG3という,性質の違う英和を2冊搭載しているM6000か,オールマイティーな大英和を1冊搭載しているM5000かという点が決め手になるのではないでしょうか。G大はたしかに学習辞書+大規模英和で無敵に見えますが,翻訳や多量の文献を素早く読むといった受信用途で使う場合,G大ならではの学習辞書的記述が邪魔になることもあります(とくに電子辞書の狭い画面では)。語義だけざっと見たいときに,文型表記や細かなニュアンスの記述が語義に割り込まれていたりするのですから…。

ですから,仕事で英語を使われる方のように,頻繁に高度な英文を読み,しかも英語で手紙を書くこともある,というケースならM6000が最強でしょう。一方,おもに英語学習が目的で,たまにゼミの輪読などで専門的な文章を読む,という人ならM5000のほうがいいかもしれませんね。

>また、英英は(紙ベースの辞書では)つかったことがないのですが、コウビルドとオックス
>フォードのコンテンツは英英辞典初心者にはどちらが使いやすいでしょうか?辞書比較の
>コーナを見させていただいたかぎり、オックスフォードのほうが平易な英語で記述してある
>分だけ、初心者にはとっつきやすいような気がします。

基本的にはおっしゃるとおりだと思います。COBUILDは文定義になっているので,基本的には「読む辞書」と考えたほうがいいかもしれません。単語の意味だけでなく,その語義がとりうる文型や主語にどういう性質の語がくるか(選択制限)ということまで定義の英文に盛り込んでいるので,それなりの英文読解力は要求されると思います。OALDの場合,選択制限や文型は語義とは切り離して(カッコ書きなどにして)書かれているので,単に単語の意味を知りたいときはCOBUILDよりも素早く参照できます。ある程度英語力のある人でも,COBUILDは品詞毎に語義が分かれていない(品詞に関係なく,頻度順に並んでいる)ので,必要な語義を探しにくいというデメリットはあります(そこそこ英語が読める人なら,未知語であっても品詞は分かるでしょうから,OALDならその品詞のところだけをざっと見ればいいわけです)。

#COBUILDはたしかに癖のある学習英英ですが,学習英英のビッグ5(OALD, LDOCE, COBUILD, CALD, MED)の中では最もレベルが高いので,普通の学習英英では物足りないが,ネイティブ向け英英だと発信面の情報が弱いので,という人に人気があるようです。私の友人,知人でも,帰国生の人などにCOBUILDファンの人が多いのは頷けます。

なるほど、参考になります 投稿者:As  投稿日: 9月 7日(日)19時30分30秒

H1B、辞書の性質に関する回答、ありがとうございます。どうやら、文書読み・書きだけにつかうならば、英和はリーダース、でも英英は(私の使い方では)オックスフォード、という感じのようです。

M5000とM6000の組み合わせはこの英和・英英の組み合わせが捩れているところが、悩ましいところです。とりあえず、最後に発売されるM5000がまだ二ヶ月くらい先なので、まずは、M4000で操作感を確かめるところからはじめて、色々楽しく悩んでみたいと思います。

この間に他の会社も新モデルが一通り出るかもしれませんし。

そういえばwindyさんが指摘したように、M5000だけ機能仕様に差があるのも不思議ですね。これだけ親モデル?があるので、ソフトだけそのまま使おうという算段なのかな?

P.S.
元の文章1行抜けていました。
>リーダースの語数の(微妙な)多さ)としては
リーダースの語数の(微妙な)多さ)としてはどのようなものがあるでしょうか?
でした。

Re: SR-M5000 投稿者:ipu  投稿日: 9月 7日(日)18時59分06秒

>今回発表の3機種のうち、M5000だけが12ドットフォントを搭載しておらず、
>最大表示文字数は13文字×8行、と読めるのですが…

これは、「M5000だけ従来どおり」と私には読めるのですが。。。よって、12dotは搭載されるでしょうね。外す理由が見つかりませんから。

修理が遅い? 投稿者:ゆう  投稿日: 9月 7日(日)12時19分50秒

電子辞書XD−S3000が壊れてしまいました。カシオテクノに電話したところ、恐らく電源部の接触不良とのことで直接カシオテクノに郵送しました。
2週間ほど経つのですが修理からまだ戻ってきません。テストで使うのに...
修理した方どのくらいで戻ってきましたか?

SR-M5000のフォントサイズ切り替え段階? 投稿者:windy  投稿日: 9月 7日(日)11時59分02秒

Sekkyさん、みなさん、はじめまして。
こちらには何度となく足を運ばせていただいておりますが初書き込みです。

さて、私はSR-T5000を発売直後に購入して以来愛用していまして、タイプしたはずの文字がすっこ抜けてしまうことが多いことと少々大きくて重いこと以外にはたいして不満を感じていなかったために、そういう意味ではSR-M5000の発表はショックでもあり、うれしくもありました。

で、SR-M5000はスペック的には完全にSR-T5000をなぞっているのかと思っていたのですが、ニュースリリースをじっと見ていたところ、ふと気になった部分がありました。

>(※1):SR-M4000/-M6000は文字切替で、表示文字を12ドット(26文字×17行)
>⇔16ドット(20文字×13行)⇔24ドット(13文字×8行)に切替できます。
>SR-M5000は広辞苑で24ドット(13文字×8行)表示にも対応しています。

という部分です。これを見る限りでは、今回発表の3機種のうち、M5000だけが12ドットフォントを搭載しておらず、最大表示文字数は13文字×8行、と読めるのですが…(「広辞苑分野別検索」もM5000だけ非搭載のようですがそれにも関係あるのでしょうか?)

現在SR-T5000では一番文字サイズが小さい表示(26文字×17行)でしか使っていないような状態で、特にG大の利用時には一覧できる情報量が多いということにかなりのメリットを感じていますので、もしM5000にはその段階の文字サイズモードが非搭載だとするなら、まだしばらくSR-T5000を使っている意味もあるかなぁ、と思ったりしているところです。

この部分、実際はどうなのでしょう?ニュースリリースの記述通りなのでしょうか…、そうであって欲しいようなあって欲しくないような微妙な気持ちです。(^^;(M5000でも12ドット表示がOKなら、思わず買い換えてしまいたくなりそうで、、)

めっちゃ悔しい! 投稿者:ぶれす  投稿日: 9月 6日(土)22時01分57秒

Sekkyさんはじめまして。
私は来週14日から英国へ1週間の旅行後、10月から通訳学校に通う予定の者です。初めて電子辞書を買うにあたって8月のお盆あたりから真剣に探して吟味している最中にこのサイトに辿り着き、非常に参考にさせて頂きました。私の条件は、手のひらサイズでジーニアス英和+和英+英英+類語+英会話とっさのひとこと+広辞苑が入っている物が理想でした。でもそれら条件全てを満たすものがどのメーカーにもなく、最終的にセイコーのSRT5000(大きさが×)とソニーのIC500DS(リーダーズ英和が×)の2つに絞込み、最終的にはSRT5000を8月28日にヨドバシで29、800円で買いました。が、8/28に発表されたセイコーの新機種3種は私の理想を全て満たしてるじゃないですか!!
来週の旅行には間に合わないからしょうがないですけど、なんかすごく悔しいです!
もっと早く発売していてくれてたら...と思います。新機種とSRT5000を比べてもSRT5000の利点が見つからないのが本当に悲しいです...。そして値段も今よりもぐっと安くなるんでしょうね。新機種のことを知らなかったらSRT5000には満足だったんですけど、今は見るたびに悔しさがこみ上げてきます。

ペーパーバックを読むときには英英が良いか? 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月 6日(土)21時58分20秒

Sekkyさん、丁寧なレスありがとうございます。JUN-2さんもご意見ありがとうございます。
コンテンツが充実した電子辞書を持ち歩いていると安心します。今、私はM670を使っていますが、国語系がないので、めったに使わないのですが、DD-IC2050も同時に持ち歩いています。
わからないことがあれば調べられるという安心感でしょうか。
ただ、主に使うのはペーパーバックを読むときです。
そこで英英で単語を引いて読むか、英和か悩むことがあります。
気分でどちらでもやっていますが、英英だけでもペーパーバックを読み進めることはできますが、意味が理解できても、日本語でどのような訳語が当てはまるのか気になるので、結局英和で引きなおしたりします。英和を引きたいという誘惑を断ち切る方が良いのかもしれないのですが、単語を本当に理解しているか不安になったりします。日本語で何ていうのか思い浮かばないときもあるからです。
そこで、早く読み進みたい時には、英和だけで読んだ方が効率的です。そんなときは逆に、本を読まないときに履歴を見て、ジャンプで英英を見て、どのように書いてあるかを見て単語を覚えるようにしようともしています。
大規模英和が欲しいとも思いますが、実際にまったく手がかりのない単語に頻繁に会うわけではないので、メモしておいてネットで調べれば意味はわかるので、無理をしてリーダーズ、リープラを欲しがる必要はないのかもしれません。むしろ学習英和を徹底的に使う方が自分には良いのでないかとも思います。
英英にこだわらなければ、PW-M800のような小さくてバランスのとれた機種もあります。これなら、ワイシャツのポケットにひとつ入れておけばいつでも役立つのにと思ったりもします。形は違いますが、携帯電話に相当するヴォリュームとウェイトが理想です。多くの機種はワイシャツのポケットに入れるには大きすぎます。
わがままなこと書きました。現行機種にどんなラインナップがあるかは承知していますので、(結局、どこか不満があるので)、丁寧にレスしていただかなくて結構です。

再び法律電子データについて 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月 6日(土)17時13分21秒

>ライセンスに関してですが,法律自体には著作権がなくても,どこかの出版社の
>六法を載せるとなると,著作権が発生すると思います。内容的には同じでも,信
>頼性に対するイメージを考えると,出版社のライセンスを受けて,その出版社が
>出している六法のフルテキスト収録という形で載せたほうがいいのかもしれません。

有斐閣版とか三省堂版とかでるということでしょうか。

更新の問題も確かにあります。IC版の六法ができるには、書き換えが簡単にできるハード、システムが普及するとか、データを提供する編集委員会とかコンソーシアムとか権威を持った組織ができるとか、そうしたことが必要かもしれませんね。それとも、将来は常時オンラインのモバイルが今の電子辞書を駆逐してしまうということにでもなるのでしょうか。現在でも法律データを提供しているサイトはいくつかあるようで、それなりに使えるようです。データメモリーを内蔵している使い勝手の良さは当分変わらないような気もしますが。

http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi


ビジネス用電子辞書 投稿者:H1B  投稿日: 9月 6日(土)01時38分50秒

Asさん、はじめまして。Sekkyさん、みなさん、お久しぶりです。

ビジネスで使用する辞書は、語数が多いだけでなく、訳語(語彙)の選択や配列が適切で明瞭でないと、仕事のテンポが狂ってしまって、イライラしてしまうもの。その点からは、リーダーズに勝る英日の辞書は未だ出ていないと言っていいのでは。

英英に関しては、初心者かどうかというよりも、どういう使い方になるかで、選び方が違ってくると思われます。じっくりと特定の言い回しを研究してその積み上げでご自分の英語力を高めようというなら、コゥビルド。とりあえず、英語を英語で理解できるようにして、また、レターなどの作文の際に単語の使い方を手っ取り早く確かめたい、というなら、ホーンビーのオックスフォード現代英英やロングマン現代英英。両方の辞書共通の問題は、語数が必ずしも十分でないことでしょうか。リーダーズと同レベルの語数があるといいのですが、そういうコンテンツが入った電子辞書は、そう多くはありませんね。

siiの3種類のコンパクト電子辞書 投稿者:As  投稿日: 9月 6日(土)00時26分53秒

近頃、英語の文書をよむ、英語のビジネスレターを書くために電子辞書の便利さに気がついた者です。

仕事場・自宅ではPCからオンラインで引ける辞書で英辞郎あたりがかなり便利に利用できるのですが、出先・出張先ではなかなかそうもいきません。

コンパクトサイズの電子辞書もひとつ導入してみようかと思っていましたところ、この秋に色々とコンパクトサイズの辞書がリリースされたようで、その中でも特にSIIのSR-M4000/5000/6000に興味があります。

それなりに語数があったほうがよいかと思い、SR-5000/6000を検討しているのですが、リーダーズ+ジーニアスとジーニアス英和大辞典では、使い勝手(1冊の辞書vs複数の辞書とかリーダースの語数の(微妙な)多さ)としては

使い方は、英語の文書(仕事上の技術文書・e-mail、そのほか時英語の(趣味の)雑誌類を読む)でわからない単語の意味・言い回しの意味を引く、英作文(仕事でのe-mail)で訳せない日本語を英語にする、というのが主目的になるかと思います。ちなみに、TOEICは750前後、仕事で読む文書はコンピュータ関連の技術文書が多い、という傾向があります。

流行廃りが激しい業界ということもあり、(特に最新の)専門用語・省略語に関しては辞書に載っていない単語も多いので、今後ともこれらの単語はGoogle検索をかけて調べるスタイルは続ける予定です。(出先では低速なのは覚悟の上で、ネットにつないで調べています)

また、英英は(紙ベースの辞書では)つかったことがないのですが、コウビルドとオックスフォードのコンテンツは英英辞典初心者にはどちらが使いやすいでしょうか?辞書比較のコーナを見させていただいたかぎり、オックスフォードのほうが平易な英語で記述してある分だけ、初心者にはとっつきやすいような気がします。

以上とりとめもありませんが、最終的な決断までにまだ時間が十分ある(先に出る6000が、10月半ば発売)ので色々とご意見を伺いたく、投稿させてもらいました。

IDF-4000 投稿者:レッツ  投稿日: 9月 5日(金)19時45分48秒

私はもう少ししたら短期留学する事になり、この機に電子辞書を買おうと思い調べていたらここに辿り着きました。
アプローチを少し見たところIDF-4000が良さそうだなと思いました。
しかし、英英辞書がないので心配です。必要かどうかも分かりませんが・・・。
なにか知っておいた方がいい事や、おすすめ機種があったら、教えていただければ幸いです。

六法の電子データ 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 5日(金)16時25分27秒

↑PDIC形式のシェアウェアで出ているようです。憲法,民法,刑法,商法,刑訴法など基本的な法律のみですが,PDIC形式なので英辞郎に付属のPDICでそのまま使えると思います。

http://www.medianetjapan.com/2/16/government/roppou/


>さんぷうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 5日(金)10時10分43秒

>どうして法律そのもののコンテンツできないのですかね。法律には著作権ないから、
>ライセンス料も発生しないはずですよね。電子六法はどうしてできないんですかね。

ライセンスに関してですが,法律自体には著作権がなくても,どこかの出版社の六法を載せるとなると,著作権が発生すると思います。内容的には同じでも,信頼性に対するイメージを考えると,出版社のライセンスを受けて,その出版社が出している六法のフルテキスト収録という形で載せたほうがいいのかもしれません。

性質的に,六法は電子出版に適したコンテンツだと思いますが,電子辞書化されにくいのは,JUN-2さんがおっしゃるように毎年のように更新をする必要があるので,ハードウェア的にIC辞書では対応しにくいのかもしれません。昔,岩波のコンパクト六法が電子ブックとして売られていましたが,結局年次更新されないまま終わってしまいました。ほとんどの総合大学には法学部系の学部が設置されていますし,ロースクールが本格的に解説されようとしている今では,IC辞書という可搬性のあるメディアでの六法は需要も大きいと思いますが,年次更新に対応したハードウェアがまだまだ普及していないのがネックです。

Re:ソニーの仕様擁護など 投稿者:JUN-2  投稿日: 9月 4日(木)23時51分11秒

>さんぷうさんへ
そうですね、私もソニーの電子辞書を愛用していますが、紙の辞書のように前後の項目も連続して見ることができるのは良いですね。紙の辞書と同様、前後の項目の記載を見ることにより、思いがけない発見があったりしますし。例文に関しても、同感ですね。

SFの場合は、SF専門用語とか、場合によっては作者の造語とかがありますので、結構難しいですね。最近流行の指輪物語系ファンタジーも、原書で読むと難しそうです。

法律の電子化ですが、CD-ROMなら以前からありますね。電子辞書でも、ある程度の需要はあると思いますが、電子辞書に搭載されないのは、法律の改正に伴う更新ができないからではないでしょうか。

電子六法はなぜできない? 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月 4日(木)22時21分26秒

>しおり機能の本来の用途である「引き直し」なら100語もあれば十分だと思いますが,
>M670のような単語帳非搭載の機種で,単語帳がわりにしおりを使うと,たしかに人に
>よっては100語は少ないですね

実は、ペーパーバックを読んでいると、単語帳に登録するなんて考えているより先へ進みたいので、私には履歴の方があっているのです。

>百科事典はついていませんが,最近はDD-IC500S以外でもXD-R910やSR-M6000など,
>大規模英和を搭載した小型機が増えてきて,選択の余地が広がりましたね。

私の場合、SFを読むのが好きですが、訳語がわかっても意味がわからないことがあります。百科あるといいんですけどね。英語の充実をあきらめると、いろいろなコンテンツが充実しているんですけどね。

話は変わりますが、Sekkyさんには専門外でしょうけど、どうして法律そのもののコンテンツできないのですかね。法律には著作権ないから、ライセンス料も発生しないはずですよね。電子六法はどうしてできないんですかね。

>zokkonさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 4日(木)15時48分18秒

>いずれにしても,無料サービスは縮小の一途なので,プログレッシブの無料版の再登場は
>望み薄だと思います。

パワーユーザの人は,無料サービスにそれほど期待しないで,より安定していて情報量の多い研究者や三省堂の有料サービスを使うか,英辞郎のように印刷辞書やIC辞書で使えないコンテンツを主に使うか,IC辞書の大規模英和などをメインに使うでしょうから,おっしゃるように無料サービスを提供する側も,ライセンス料などがリーズナブルなコンサイス系辞書に変えてしまうケースも多いと思います。

どうしてもプログレッシブを電子辞書として使いたい方は,今だとヤフオクなどでOffice 97の中古を探す(付属のBookShelf Basicの中にプログレッシブを収録)ぐらいしかないかもしれません。

>SR9700 userさん(>猫背さん) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 4日(木)15時40分21秒

>セイコーが新機種を発表しました。

ちょうど出張中のニュースリリースだったので,ここでは詳しくお話しできませんでしたが,けっこうよさそうです。

(>猫背さん)

>セイコーの小型機は久しぶりに新型筐体ですね。ザウルスによく似ています。

最新のLinuxザウルスに似ていますね。キータッチがどんなものなのか興味深いところです。以下のサイトの上の写真(全体写真)ではかなりフラットなように見えますが,拡大写真を見るとキーの厚みはそれなりにあるようですので,リナザウよりももう少しストロークが深いかもしれません。

>リリースの写真では分かりにくいですが、「例文検索」の専用キーがあるように見えます。

おそらくキーボード左上に新設されたキーのことだと思いますが,写真によると,例文検索キーではなく,例文・解説キー(折りたたまれている例文を表示する)だと思います。キーボード最下行の,戻る,訳,例文解説,ジャンプの4つの特殊キーと4方向のカーソルキーを左上にも備えたのでしょう。ですから,机上では従来のようにメインキーボードの最下行を使い,手で持って使う場合は,単語入力以外は片手(左手)だけでのオペレーションができます。

>…でもM6000はどうしてリープラ抜きにしたのでしょう??

もしかしたら,XD-R910やDD-IC500Sを意識して,ビジネスパースンだけでなく,学生層にも対応できるように,学習英和を載せることを優先させたのでしょう。リーダーズ+リープラだと,収録語数は最強ですが,学習辞書系は英英しかないので,ふつうの大学生では敷居が高いですね。リープラなしでも27万語入っているわけですから,日常的にはこれで十分すぎるので,そのかわりに普通の学生の学習用にも使えるコンテンツバランスを考えたのかもしれません。筐体以外のスペックや付加機能はSR-Tシリーズに準じているようです。

今後,小型機で1/4VGAが標準になるのなら,大型機はさらに解像度が大きくなるはずで,次期機種は大型機のリプレイスが起こるかもしれません。SR-Mシリーズは,機能面での新機軸がほとんどないことからも,次期機種の大型機で,解像度の増加とあわせてSR-8000のようなスーパースペックの電子辞書を出すためのつなぎなのでは,と勘ぐりたくもなります(笑)

http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=703


Re: プログレッシブのオンライン検索 投稿者:zokkon  投稿日: 9月 4日(木)15時15分09秒

Lycos の辞書は,6月の時点ですでにエクシードに替わっていました。
小学館のほうでオンライン辞書はジャパンナレッジに集約するという方針に変更したのではないかと想像していましたが,Infoseek との統合が発表されたのがそのあたりだったような気もするので,ライセンス料などの面で Infoseek がプログレッシブを捨てたということかもしれません。
いずれにしても,無料サービスは縮小の一途なので,プログレッシブの無料版の再登場は望み薄だと思います。

話がずれますが,無料のオンライン英和辞書としては,excite が研究社の新英和・和英中辞典を提供していますが,一般的には英辞郎でことが足りていて,この方面の需要はそんなに大きくないので,今後も新しいプレーヤーの参入は期待できないような気がします。

プログレッシブのオンライン検索 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 4日(木)13時08分51秒

プログレッシブ搭載のIC電子辞書が消滅してから久しいですが,唯一オンラインでプログレッシブが検索できたLycosのサイトも,LycosのInfoseekへの吸収にあわせてなくなりました(Infoseekが提供しているエクシード英和,和英になってしまいました)。

現時点では,有料サービスのジャパンナレッジというものぐらいでしょうか。このサービスは,プログレッシブ英和,和英に加え,日本大百科全書や大辞泉,ランダムハウス大英和,現代用語の基礎知識などの大容量コンテンツがオンラインでいっぺんに検索できるものです。個人会員なら,月額1500円で利用できます。ブロードバンドの環境で,最新の情報を常に利用したいというのであれば,日本大百科全書もCDやDVD版を毎年買うよりは安上がりかもしれません。

http://www.japanknowledge.com


セイコー新機種発表 投稿者:SR9700 user  投稿日: 9月 4日(木)12時54分53秒

セイコーが新機種を発表しました。

http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=703


>中国語初心者さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 4日(木)11時15分14秒

>FranklinのSpeaking Chinese Bookmanと123Lang
>uageのEnglish−Chinese−English Talking Dic.
>があるようですが、発音機能がある点で後の2点に魅力を感じています。Sekky先生も
>Franklinを勧められている記事を拝見しましたが、ご使用中の方のコメントをいた
>だければと思い、初めて書き込ませていただきました。宜しくお願いいたします。

中国語モデルは持っていないので何とも言えません。合成とはいえ,上記機種は中国語の発音もできるようですが,辞書自体は,中国語を学び始めている人には使いにくいかもしれません。むしろ,小学館の中日,日中など,用例や解説が豊富な辞書のほうが学習用にはいいと思います。今は手に入りませんが,電子ブックプレーヤーの中国語モデル(DD-CH10)なら,肉声の発音も入っています。

>さおりさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 4日(木)11時11分56秒

>ご教示いただいたように、ディスクの表面、裏面(どっちがどっち?)箱、ケースなど見
>てみましたが、どこにもEPwingという表示は見当たりません。だれかのをコピーさせても
>らったとか、そういうのではなく、たしかに岩波書店の出しているものです。ちなみに
> ISBNは4-00-13014203です。

岩波の公式サイトを見てみましたが,このCD-ROMはロボワード対応なので,EPWING準拠ではないようです。DDWINはロボワード規格には対応していないので,辞書を認識できないのでしょう。IC辞書で岩波国語搭載のものは,ソニーさんのDD-IC500Sぐらいでしょうか。前機種のDD-IC5000は生産完了しているので,ときどき破格値で売っていたりします。

>広辞苑の方にもともと入っている 「こととい」というソフトは、私が使用するくらいの
>程度であれば、今のところ、それほど不便には思われませんが、知らないだけで、別のソ
>フトを使えば、もっと画期的な機能がついているのでしょうか?

最近の検索ソフトは,簡単な操作で串刺し検索(複数辞書をいっぺんに検索)をすることができます。私はJammingを使っていますが,広辞苑,大辞林,日本語語彙体系(このCD-ROMは高いですが,語彙研究をされている日本語教師の方にはぜひおすすめです)をいっぺんに引くことことも簡単にできます。

>(特に、日本語学習者をターゲットにしているだけの、あまり一般的ではない辞書とか、
>ルビ付きの学習辞典類などは、電子化される見込みもなさそうですし)

研究社が出しているローマ字表記の外国人向け英日,日英はセイコーさんのRM-2000という機種で電子辞書になっています。日本語の例文検索もできます。

>目下、私が調べているのは、語義説明文、あるいは用例中に、どの程度、日本語能力試験
>(という日本語学習者のための検定試験があります)2級以上に相当する文型が使用され
>ているかということです。

なるほど。外国人学習者にとって今の日本の(母語話者向けの)国語辞典の語義記述の難度などの調査とも関連するのでしょうか。最近になって,明鏡国語など,(国語学者でなく)日本語学,日本語教育の研究者が編集に携わっている国語辞典が出てきましたが,中級クラスの日本語学習者にとってはまだまだ難しいと思います。日本語教育,日本語学の研究者の中で基本語彙の研究に関心を持つ人が増えれば,日本語能力試験や新聞,雑誌といったメディアを精査して,日本語の基礎語彙を選定し,学習英英辞典のように統制語彙を用いた外国人向け学習日日辞典? も夢ではないと思います。CD-ROM辞書は独自フォーマットなので無理ですが,現行の国語辞典の生テキストのファイル(ある国語辞典のフルテキストを普通のテキストファイルにしたもの)さえあれば,さおりさんのご研究などはGrep等の文字列検索ツールやsedなどの処理言語を利用して楽にできると思います。

>私の、遠い将来の夢は、日本語学習者がわかりやすい日本語辞書を作ることなんです。

日本では,英語,日本語という対象言語で研究領域を区切るためか,英語学,英語教育学の研究者と日本語学,日本語教育学の研究者の交流が乏しいですので,まずはその垣根を取っ払うことが必要かもしれません。OALDやLDOCEといった学習英英のノウハウをうまくとりこめば,外国人向け日本語辞書も夢ではないと思います。ちなみに,和英辞典では,最近になってようやくこのあたりの認識が出てきたようで,スーパーアンカー和英やこの前出た研究社新和英大辞典の改訂版など,「和」の部分(見出し語や用例の選定など)で日本語関係の研究者が積極的に参加していますね。

電子辞書でも,講談社(+講談社インターナショナル)さんあたりとのコラボレーションモデルで,日本語学習者向けのものが1つぐらいあってもいいと思います。日本語大辞典や日本語学習使い分け辞典,英文日本大辞典など,日本語を学ぶ外国人にとって有用なコンテンツがたくさん出ていますよね。

http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/1301420/index.html


>さんぷうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 4日(木)10時44分23秒

>単語の復習をするのに、履歴(しおり)を使っていますが、100語というのは少なく、
>常にオーバーフローしています。

しおり機能の本来の用途である「引き直し」なら100語もあれば十分だと思いますが,M670のような単語帳非搭載の機種で,単語帳がわりにしおりを使うと,たしかに人によっては100語は少ないですね。

>これを古い順にも並べ替えて表示できれば良いと思います。

しおり機能は「最近引いた単語を引き直す」ということがメインなので,新しいものから順に並んでしまいますね。アルファベット順と新しいもの順の並びを選択できる機種(キヤノンなど)はありますが,古いもの順に並べられる機種はないと思います。

>M670は「戻る」の後、しおりを再選択しなければならないのは欠点です。

同感です。小型機でも,最近のPW-M800には独立したしおりキーがついていますね。

>欠点とされる改行がない表示ですが、小さなディスプレイで一度に多くの情報を見るには
>慣れてしまえば、返ってこの方が良いとも言えます。

慣れの問題が大きいですね。印刷辞書ではソニーさんの機種のように改行なしなのですから(^^;;

>また、例文が折りたたまれていないのは、私のようにもともと語学の基礎がなくて、辞書を
>良く読もうと思うといちいち例文を表示させなくても最初から出ている方が良いとも言えま
>す。むしろこちらを通常の表示にして、シャープの早見のような機能と組み合わせた方が良
>いと思います。

例文の折りたたみに関しては,最近は私も同じような認識を持つようになりました。学会で,電子辞書を利用した実証研究の発表をなさった先生と話していてよく話題になるのは,電子辞書を使っている学生は例文を見ない者が多い,ということです。印刷辞書なら語義と例文が一緒になっているので嫌でも目に入りますし,例文を読むのに何の操作もいらないのですが,電子辞書の多くは例文が折りたたまれているため,最初は訳語しか出てきません。たいていの学生は訳が分かればそれで満足するので,わざわざ例文キーを押して画面を変えて例文を読む学生は(とくに明示的な「電子辞書指導」を受けていない者には)非常に少ないと思います。

例文の折りたたみは,フルコンテンツ第1号機のセイコーさんのTR-700ですでに実現されていますが,当時は液晶解像度も低く,しかもフルコンテンツ機がハイエンドのフラッグシップ機だったため,ユーザ層も英語の専門家等,今まで印刷辞書を骨までしゃぶりつくして使っていた人が多かったと思います。液晶解像度のハンディを克服するには,例文の折りたたみは有効ですし,折りたたんであっても必要ならちゃんと例文まで見てくれるユーザが多かったので問題なかったのでしょう。しかし,最近は,印刷辞書さえまだまだ使いこなせない普通の高校生,中学生が電子辞書を使う時代ですから,例文折りたたみという操作系も見直す時期にきているかもしれません。液晶解像度が上がったことで,折りたたまなくてもそれほど一覧性は犠牲になりませんから。

現時点で,さんぷうさんのおっしゃる操作系に最も近いのはキヤノンさんのIDFシリーズでしょう。例文キーを押すごとに,例文を折りたたまないで表示(DD-ICシリーズのように)→例文非表示がトグルで切り替わります。

>また、ソニーは選択した項目の前後も続いて表示されるので、冊子の辞書のように読むこ
>とができます。

これは,電子ブック時代からの仕様を継承しているのでしょうが,紙の辞書のようなアナログ的な見方をするにはこのほうがいいですね。たしかに,他社製品のような,検索した語のみが画面に出て,矢印キーで簡単に前後を見られないという仕様は,情報検索端末としては(データベースソフトでは,検索してヒットした情報を絞り込んで表示するのが普通ですから)洗練されているのかもしれませんが…。

>M670はこちらのROMになる前に自分でいろいろ悩んでこれが一番と判断して買いましたが、
>正しかったと思っています。

M670は,これだけ新製品が乱立している今でも,その基本仕様や操作系は非常によくできている名機だと思います。

>リーダーズには惹かれます。IC500Sはずっと気になっています。小さいということは私の
>第1条件ですから。ただし、国語系で百科的なコンテンツがないのが不満です。

百科事典はついていませんが,最近はDD-IC500S以外でもXD-R910やSR-M6000など,大規模英和を搭載した小型機が増えてきて,選択の余地が広がりましたね。

鼻濁音について 投稿者:さおり  投稿日: 9月 4日(木)10時11分35秒

ガ行の鼻濁音は、無声化やアクセント同様、やはり地域によって、どうしてもできないという人もいます。逆に、鼻濁音でしか発音できないという特殊な地域もあります。ご存知かもしれませんが、静岡県の新居町(この文字だったと思いますが)というところです。私の恩師の一人が、ここの出身の方だったのですが、午後というのが、「ごご」ではなく 両方とも鼻濁音化して、「こ。こ。」(すみません、半濁音の打ち方がわからなくて、鼻濁音て半濁音で書くんですね)ってなるんです。すっごい妙な発音なのですが、どうしても、そのようにしか音が出せないのですって。
逆に、私の友人で関西出身の人は、音声学かなんかの授業中に、テキストで この鼻濁音の部分を音読することを指名されて、ふんばりふんばり がんばるのですが、どうしても鼻濁音にならず、「ムが」「ムぐ」みたいになってしまって、かわいそうなくらいでした。
人って、不思議に不便なところがありますね。 

岩波CD−rom 投稿者:さおり  投稿日: 9月 4日(木)10時02分00秒

いろいろ教えていただき、ほんとうにありがとうございます。
ご教示いただいたように、ディスクの表面、裏面(どっちがどっち?)箱、ケースなど見てみましたが、どこにもEPwingという表示は見当たりません。だれかのをコピーさせてもらったとか、そういうのではなく、たしかに岩波書店の出しているものです。ちなみに ISBNは4-00-13014203です。ddwinをダウンロードした後、自分でも 辞書をサーチするというところで、深さを1から順に変えてやってみましたが、だめで、romからデスクトップ上に これがデータだろうと思われるものをコピーして、やってみたりもしましたが、だめでした。

広辞苑の方にもともと入っている 「こととい」というソフトは、私が使用するくらいの程度であれば、今のところ、それほど不便には思われませんが、知らないだけで、別のソフトを使えば、もっと画期的な機能がついているのでしょうか?

用例収集はひとつひとつカードにとってやっている時代じゃないんですよね、もう。・・・とはいえ、すべての辞書が電子化されているわけではありませんから、(特に、日本語学習者をターゲットにしているだけの、あまり一般的ではない辞書とか、ルビ付きの学習辞典類などは、電子化される見込みもなさそうですし)、やはり、必要があれば、1ページ1ページ目を皿のようにして、探していくしかないですね。

ほんと〜に、こちらとは関係が薄いことで恐縮ですが、目下、私が調べているのは、語義説明文、あるいは用例中に、どの程度、日本語能力試験(という日本語学習者のための検定試験があります)2級以上に相当する文型が使用されているかということです。私の、遠い将来の夢は、日本語学習者がわかりやすい日本語辞書を作ることなんです。

間違えました。 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月 4日(木)09時13分35秒

久しぶりにIC2050を使ってみました。ジャンプが一階層しかできないと書き込んだのは私の勘違いでした。

ソニーの仕様擁護など 投稿者:さんぷう  投稿日: 9月 3日(水)22時57分52秒

初めて投稿します。貴重なサイトを運営されている管理者のSekkyさんには敬意を表します。私は40代半ば、男性です。TOEIC等は受けたことがないので、自分の実力はよくわかりません。学生時代は英語は得意とはいえませんでした。2年ほど前に仕事でオーストラリア人と働く機会があって、彼を先生に英会話を少し勉強し、NHKのラジオ講座などで独学もしました。その後、電子辞書の助けを借りてクライトン(ジュラシックパークの)「タイムライン」を読んだところ、結構簡単に読めてしまい、ペーパーバックを読むことを楽しむようになりました。もっとも記憶力の衰えか、語彙は増えず、同じ単語を何度も引くことを繰り返しています。
辞書は電車の中で片手でも引けることように小型軽量のものということで、DD-IC100、DD-IC2050、PW-M670と使ってきました。今はIC2050とM670をいつも持ち歩いていますが、普通はM670を使い、IC2050は日本語を調べるときに使っています。
単語の復習をするのに、履歴(しおり)を使っていますが、100語というのは少なく、常にオーバーフローしています。
覚えたものを一語ずつ消していけば良いので、単語帳より履歴(ヒストリー)の方が使いやすいと思っています。これを古い順にも並べ替えて表示できれば良いと思います。M670は「戻る」の後、しおりを再選択しなければならないのは欠点です。カシオのように一語ずつ消せないのも良くありません。
過去ログを拝見していると、ソニーの電子辞書に厳しいようですが、私は少し違う意見を持っています。
欠点とされる改行がない表示ですが、小さなディスプレイで一度に多くの情報を見るには慣れてしまえば、返ってこの方が良いとも言えます。
また、例文が折りたたまれていないのは、私のようにもともと語学の基礎がなくて、辞書を良く読もうと思うといちいち例文を表示させなくても最初から出ている方が良いとも言えます。むしろこちらを通常の表示にして、シャープの早見のような機能と組み合わせた方が良いと思います。
また、ソニーは選択した項目の前後も続いて表示されるので、冊子の辞書のように読むことができます。それにたとえばbitのような語源が幾つにも分かれている単語の場合、それらを全部見るためには何回も項目を選択しなおさなければなりませんが、ソニーの方式の場合は続けて出てくるのでいちいち検索画面に戻る必要がありません。
もちろん、ジャンプが一階層しかできないとか、履歴からジャンプができないなどの欠点もありますが、必ずしもここで指摘されていることがすべて欠点だとは思いません。
M670はこちらのROMになる前に自分でいろいろ悩んでこれが一番と判断して買いましたが、正しかったと思っています。
クライトンのPREYを読み終わったところですが、ジーニアスでは専門用語が載っていないことが結構あり、リーダーズには惹かれます。IC500Sはずっと気になっています。小さいということは私の第1条件ですから。ただし、国語系で百科的なコンテンツがないのが不満です。
長くなりましたので、今回はここでやめます。

IDF-2000E 投稿者:watchin  投稿日: 9月 3日(水)16時16分33秒

先日IDF-2000Eの故障についてアドバイスをお願いしたwatchinです。その後canonさんの方で対処していただき、無事解決しました。seckyさんはじめ、レスをいただきお世話になりました。ありがとうございました。これからも長いこと愛用していきたいと思います!

訂正 投稿者:宮川美尊  投稿日: 9月 3日(水)14時35分18秒

ごめんなさい。「Sekkyさん89」となっているのは、「Sekkyさん(日本語のアクセント等)」の間違いです。

>さおりさん、Sekkyさん89 投稿者:宮川美尊  投稿日: 9月 3日(水)14時32分54秒

日本語のアクセント、鼻濁音や無声化等について興味深い事を色々と聞かせて頂き有難うございました。
私は音声学の専門化でないので、詳しく知りませんが、鼻濁音とは、語頭以外のガ行音および助詞「が」の事で、中学校(ちゅうがっこう)、金魚(きんぎょ)、僕が(ぼくが)の「が」や「ぎ」の事だと思います。無声化とは、何々しますの「し」、あの人の「ひ」、汽車の「き」などのことだと思います。
私は通訳をしている際、日本人の話者が変なアクセントや鼻濁音で話すものを英語にするのにその変なアクセントや鼻濁音の言葉に気を取られてしまうことがあり、修行が足りないなあ、と思っています。鼻濁音となるべき単語を、たとえば金魚(きんぎょ)の「ぎょ」をそのままのが行音で発音されてしますと戸惑います。
「僕が」(僕が)の「が」を強調して、鼻濁音でなく発音するので、「誰がやったのでもなく、僕がやった」の意味にとってしまい、通訳を失敗した事がありました。

>ダイコンさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 3日(水)11時01分58秒

>レスで、合成音をおすすめしない…とおっしゃるならば、やはり、私の読み聞かせなども
>発音や耳の面からすると、やめたほうが良いとお考えですか?
>(余談ですので、お答えいただかなくても構いません。^^;)

これはダイコンさんの発音にもよりますので何とも言えません(^^;; ただ,3歳という時期は,言語習得でも重要な時期なので,理想的に事が進めばいわゆる理想的なバイリンガルになれると思いますが,場合によっては母語である日本語に影響が出る可能性(発語の遅れや,英語の介入による思考の乱れなど)もあります。帰国生の人と話していても,これぐらいの時期に日本と海外を行ったり来たりしていると,後々(日本に帰国し,小学校へ入ってからとか)日本語に関して苦労するケースもあるようです。早期英語教育の専門家ではないので,3歳ぐらいに日本での英語の読み聞かせがどれぐらい効果があるのかは分かりませんが,(単なる英語への興味を持たせるということでなく)本格的な早期教育ということでしたら,方法論がしっかりしたイマージョンスクールなどのほうがよろしいかと思います(小野博「バイリンガルの科学」(講談社ブルーバックス)などもごらんください)。

>*sargassum (Oceans という仕掛け絵本に出てきた魚の名前を読まされたので…。
>*moray (これも、↑の中の単語です。ウツボ)
>*Trilobite (恐竜好きで、なんて書いてあるの〜?と聞かれる…><、)
>*Stegosaurus(これも、↑の本です。それに、What's this?ときかれたら、
>*Triceratops (これも、上記に同じ。この辺の有名な恐竜なら、あるかなぁと思ったので)
>*cretaceous  (これも、上記に同じ。読まされました。泣きたいです)

このレベルだと,ジーニアス英和には載っていても,S8500での発音可能語には入っていないでしょうから,S8500では発音は聴けないと思います。

>セイコーのSR7200に惹かれたんです。

SD-7200ならフルボイスですから,たぶん上記の語でも発音できると思います。以前に出ていた,同じスピーチエンジンを使っているFranklinのSCD-1870でもすべて発音してくれます。しかし,合成は合成です(^^;; むしろ,ランダムハウス大英和のCD-ROM版など,語数が多い辞書で発音機能のついたCD-ROM辞書のほうがいいのではないでしょうか? ランダムならすべて肉声で発音してくれます。値段もそのほうが安いと思います。

>さおりさん(その3) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 3日(水)10時41分49秒

>私個人としては、アクセントを調べる場合にはアクセント辞典を使用しているため、辞書に
>アクセント記号がなくても、不便に感じたことはありません。ただ、アクセント辞典なん
>て、一般的なものではありませんから、身近な辞書にアクセントが載っているのは悪くは
>ないと思います。

おそらく,日本で出ている普通の国語辞典でアクセント位置の表記があるのは三省堂の新明解と大辞林ぐらいだと思いますが,たしかにプロの日本語教師の方で,検定試験対策や420時間の養成課程を修了するレベルの専門的な知識をお持ちの方なら,アクセント辞典をお持ちでしょうから,そちらを使うかもしれませんね。アクセントだけでなく,鼻濁音や無声化までちゃんと出ていますから…。ただ,私も一応検定は持っていますが,いつもアクセント辞典を携帯しているわけではないので,ちょっとアクセントが分からない単語を調べるときなどは電子辞書の新明解ですませることが多いです(^^;;

>組みの体裁の辞書で、「を付けた表示のしかたでアクセントを示すというのが、特に、
>アクセントなどというものを普段意識しない人にとっては、今ひとつわかりにくいで
>すよね。

そう思います。ご存じのように,新明解や大辞林のアクセント表示は,アクセント核のある(ピッチが下がる直前の)モーラが語頭から何拍目かを数字で表していますが,これは日本語の高低アクセントの特徴を勉強して意識的に日本語のアクセントパターンを学んだ人(養成講座等で音声学を学んだ人とか)でないとピンとこないと思います。これは,縦組みで「 を使っても同じですね。唯一アクセント表記のある新明解,大辞林ですが,本職の方はアクセント辞典を使うでしょうし,普通の方は数字が書いてあっても意味が分からないので,案外活用されていないかもしれません。

>横組みにして、背景を
>  ○ ○ ○ ●
>○         のようにでも示せたら、もう少しいいかなと思います。

この方式が一般の方には分かりやすいでしょうね(スペースをかなりとりますが,電子辞書専用コンテンツなら可能かも)。

>そうなってからだと、頭では「高−低−低」とわかっている語も、実際の発音では「低−
>高−低」と発音してしまうような例が多いですね。辞書を見てアクセントをチェックする
>というところまでは、なかなかいかないのが現状です。それこそ、よいアクセントの矯正
>方法があれば、教えていただきたいほどです。

アクセントの弁別は,日本語母語話者でも意外な盲点になっているようですね。言語聴覚士養成の学校で音声学を教えたときも,とくに仙台や栃木(とくに宇都宮のあたり),福井,宮崎といったいわゆる無アクセント地域の学生は,アクセントパターンを区別して聞き分ける,話し分けることにかなり苦労していました。

外国語学習の音声面でよく言われるのは,「区別して発音できる単語どうしは,区別して聞き分けることもできる」ということだと思います。ですから,聞き分けられるのに区別して発音できない場合,どこかで限界が出てくる可能性もあります。きちんと区別して発音できる日本語教師が,2拍と3拍のすべてのパターン(2拍なら,高高,高低,低高の3つ,3拍なら高高高,高高低,高低高,高低低,低高高,低高低,低低高の7つの合計10パターン)を無意味語でMD等に録音して練習させる(聞き分け+言い分け)などが月並みな方法かと思います。

宮川さんのおっしゃるように,アクセントパターンの表記は重要かと思いますが,実際には一般の人でも分かりやすいアクセント表記法が確立されていないことや方言差,個人差の問題もあり,国語辞典に採用するのは敷居が高いのかもしれません。

>さおりさん(その2) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 3日(水)10時19分00秒

>さて、DDwinというソフトについては、以前にも教えていただいたことがあり、ダウン
>ロードもしてみたのですが、実際には使えず、今回もまたチャレンジしてみましたが、やは
>り使えなかったのです。

横レスで恐縮ですが,この岩波国語のCD-ROMは,EPWING準拠のもの(岩波自体が出しているもの)でしょうか? たしか,岩波国語はシステムソフト電子辞典シリーズなど,独自形式のフォーマットのものもあったはずですが,DDWINはEPWINGのビューアなので,非EPWING形式の辞書ソフトには対応していません。CD-ROMの表面にEPWINGと書いてあるか確かめてください。EPWINGであれば,DDWINで検索できます。

>岩波のCD-rom の中から、どうやって、辞書の部分を探させたらよいのでしょうか。

CD-ROMドライブがDドライブになっている普通のパソコンなら,CD-ROMをドライブに入れてDDWINを起動すれば自動的に認識すると思います。ハードディスクに複数のパーティションが切ってあったりすると,CD-ROMドライブがDではない場合がありますので,さおりさんのPCの設定を確認してください。もし認識しないということでしたら,DDWINのファイル→辞書をサーチする,で,「指定したドライブ」をクリックして,そこにCD-ROMドライブを入れます。「サーチする深さ」はCD-ROMタイトルのフォルダ構成によりますが,通常のEPWINGなら「2」で大丈夫です。岩波国語のCD-ROMを持っていないので詳しくは分かりませんが,もし2でだめなら1や3でも試してみてください。

>さおりさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 3日(水)10時10分18秒

>従来の辞書が、本のタイプのものを想定して作られている都合上、どうしてもスペースの
>関係で、おそらくその語の担当者、あるいは辞書の編集者自身も涙を呑んで説明や例文な
>どを省略した部分が多いように思うのですが、今後、web上で使用するような辞書も含
>めた電子的な辞書が一般化するにつれ、はじめから、量的制約をはずした記述が可能になっ
>てくるのではないかと思っています。

同感です。辞書編纂者の最大の苦労は,「いかに多くの情報を載せるか」ではなく,「いかに多くの情報を切り落とすか」だと思います。印刷辞書の場合,予算の関係上ページ数の上限は動かせないでしょうから,限られたスペースの中で,重要な情報を取りこぼすことなく重要でない情報を切り落とさないといけません。しかし,電子辞書は物理的な制約が事実上ないに等しいですから,今までの辞書編纂の方法論を根本から見直す必要も出てくると思います。こういう新形態の辞書としては,英辞郎(これを辞書と呼ぶかどうかは評価が分かれるでしょうが)がその先鞭をつけたと思いますが,システマティックな方法論がまだ確立されていないため,問題点もいろいろあると思います。海外では,最新LDOCEのCD-ROM版などが,電子辞書独自のコンテンツとしての先駆けかもしれません(冊子体LDOCEに載せていない例文や見出し語を大幅にCD-ROMでは増補しているので)。

>そうした場合、理解のための単語→意味という方向だけではなく、表現のための意味→単語
>という方向での辞書の利用が、もっと積極的になるのではないかと考え、辞書の意味記述を、
>同属の語は、できるだけ同形式にそろえていくということを考えています。

このへんはロングマンがノウハウをけっこう持っているようですね。従来の受信型英英であるLDOCEに加え,発信型のActivatorにより,意味→単語の検索もできるようになりました。国内ではジーニアス和英がそれに近いはずだったのですが,ジーニアス英和を機械的にひっくり返したものが基本なので,難点もいろいろあります(まもなく改訂版が出るので改善されると思いますが)。国語,日本語系辞典では,角川や講談社の類語辞典などが,まさに意味→単語のものですね。

>その理由のひとつとして、たとえば「道具」とくくってしまえるような語の説明が、広辞苑
>では「〜道具」「〜具」「〜器具」「〜用具」・・・など、必然性が感じられないような使
>いわけをされています。その点、同じ岩波でも、改定した岩波国語辞典は、非常に説明が統
>一され、かつわかりやすいものになっているように思います。

これは,広辞苑に限らず,多くの執筆陣による分担執筆で書かれた辞書の問題点かもしれません。今後,(海外の学習英英のように)もとからオンラインで(PC上で)執筆が行われる辞書が登場すれば,このような語義記述の不統一も改善されることを期待したいです。岩波国語の場合,広辞苑より小規模なので記述の統一が比較的容易であることも大きいですね。

>セイさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月 3日(水)09時55分03秒

>XD-R910は、コンテンツ的に惜しい。XD-R820の方が自分にはあっているように思います。
>XD-R820に英会話やロングマン エルドス2000活用英単語が入っているとより初心者向き
>でよい気もする。欲を言えば、E-Mail例文集があればもっと良いと思います。

R910は,英語学習者というより,実務で英語を使う人に向けた機種なのかもしれません。DD-IC500Sに相当するような機種といえます。受信の際には語数が多い英和辞典,発信用に学習英英があれば英語で仕事をするには問題ないというユーザをターゲットにしているのかもしれません。SR-T6500も似たようなものですが,こちらはCOBUILDを入れたりして,学生や英語教員にアピールできるようなコンテンツですが,R910は東京の本社とニューヨーク支店を行ったり来たりしているようなビジネスパースンの方が,移動中の機内で使うというようなことを想定して小型機になっているのかもしれません。XD-V9000やSR-T6500のような英語専門機ほどのマニアックな英語コンテンツはいらないから,もうちょっと安く,小さくしてほしいという層のニーズに応えたのでしょう。今度出るSR-M6000も似たようなコンセプトですね(ただ,こちらはリーダーズとG3のダブル英和になっていたり,COBUILDやCCTのような「濃い」コンテンツを入れていたりと,上級英語学習者も視野に入れているようですが…。

宮川さん(アクセント表示について 投稿者:さおり  投稿日: 9月 3日(水)04時57分40秒

私個人としては、アクセントを調べる場合にはアクセント辞典を使用しているため、辞書にアクセント記号がなくても、不便に感じたことはありません。ただ、アクセント辞典なんて、一般的なものではありませんから、身近な辞書にアクセントが載っているのは悪くはないと思います。・・・お茶をにごした言い方になってしまうのは、縦組みの体裁の辞書で、「を付けた表示のしかたでアクセントを示すというのが、特に、アクセントなどというものを普段意識しない人にとっては、今ひとつわかりにくいですよね。横組みにして、背景を
  ○ ○ ○ ●
○         のようにでも示せたら、もう少しいいかなと思います。

日本語学習者に対してですが、かなり学習段階の進んだ学習者であっても、辞書のアクセント表示から、その単語のアクセントを知ろうとする人は少ないように思います。その学習者が、ほんとうに初期の段階で、意識の高い日本語の先生にめぐり合い、日本語のアクセントについて指導されていると、自ずと、アクセントを聞き取ろうとするようになりますし、新出語の導入の際にも、アクセントを質問してくるようになります。ところが、残念なことに、ほとんどの学習者は、全く初級の段階では、それぞれの母語話者で、日本語が話せるといった方から日本語を学ぶことが多いようで、最初の意識づけがなされないようです。そうなってからだと、頭では「高−低−低」とわかっている語も、実際の発音では「低−高−低」と発音してしまうような例が多いですね。辞書を見てアクセントをチェックするというところまでは、なかなかいかないのが現状です。それこそ、よいアクセントの矯正方法があれば、教えていただきたいほどです。

蛇足ですが、日本語教師、アナウンサーなどで、いい加減なアクセントで話している人は、勉強不足としか言いようがないのではないでしょうか。

JUN-2さん 投稿者:さおり  投稿日: 9月 3日(水)04時41分52秒

辞書検索ソフトのことなど、ありがとうございました。
ご投稿、すぐに拝見したのですが、私自身の書いたものが、電子辞書との関連が薄いことだったのに、そのことにコメントしてくださったので、それをさらに広げていってよいものかどうか迷っておりました。次の宮川さんのご投稿を読み、あまり気にしなくてもよいようですので、書いている次第です。(こういうところに書くのが始めてだものですから、いつも前置きが長くて、申し訳ありません)

さて、DDwinというソフトについては、以前にも教えていただいたことがあり、ダウンロードもしてみたのですが、実際には使えず、今回もまたチャレンジしてみましたが、やはり使えなかったのです。岩波のCD-rom の中から、どうやって、辞書の部分を探させたらよいのでしょうか。(あの、こういった、全く個人的な質問を、ここに書いてもかまわないのでしょうか? 問題がある場合以後、気をつけますので、今回のみお許しください)

私は、教材作成や 用例の収集のために、毎日インターネットも見ていますが、ただそれだけですし、使用しているのも、ワード、パワーポイント、エクセルに限られていて、うまく利用しているとは言いがたい状況です。以前は、本の辞書のページを一枚ずつ繰りながら用例を収集して、まとめていました。これは、どうしてもミスが多い上、非常に時間がとられます。電子的な辞書で、短時間に正確に検索を行うことができれば、ほんとうに、この上なく便利だと思いつつ、まだ、どうやっていいのかわからず、うろうろしている始末です。

>岩波国語辞典(さおりさん) その2 投稿者:宮川美尊  投稿日: 9月 2日(火)10時35分01秒

文字に誤りがありました。明快国語辞典は、明解国語辞典の誤り。研究者は、研究社の誤りです。申し訳ありません。

>岩波国語辞典(さおりさん)   投稿者:宮川美尊  投稿日: 9月 2日(火)10時27分34秒

日本語教師をしておられるさおりさんにぜひお聞きしたい事があります。それは国語辞典にアクセント記号が載っていない事をどのようにお考えでしょうか。アクセント記号があるのは、三省堂の大辞林、明快国語辞典、あるいは研究者の和英辞典の「和」のほうです。今テレビやラジオ等マスコミ関係者の日本語のアクセントの乱れが多いですよね。例えば「この事件の背景には...」の背景を、「拝啓」のように「は」にアクセントをつけて話しているレポーターが多いです。これでは「飴」を「雨」と言うようなものです。このようなことをみると、私は日本語の国語辞典にアクセント記号をつけるべきだと思っていますが、いかがですか。

>さおりさん 投稿者:JUN-2  投稿日: 9月 1日(月)21時26分55秒

>さおりさんへ
私も、広辞苑はあまり好みではありません。どうせ入れるのなら、小学館の日本国語大辞典を入れて欲しいですね。

さおりさんのご指摘のように、ページの制限や印刷、紙ベースという物理的制限から逃れることにより、辞書は新しい世界へ進むことができると思います。
現在の、キーワードにリンクを貼ってどんどんジャンプできるHyperText式辞書はその始まりだと思います。(そう言う意味では、現在の「フルコンテンツ」という紙の辞書を全部収録したといううたい文句は、将来的には意味が無くなりますね)

岩波国語辞典を収録している電子辞書は、ソニー製が多いようですね。
(私が使っている旧型ソニー製にも岩波国語辞典が収録されています)

CD-ROM辞書を検索するソフトの定番は、「DDwin」です。(Windows PCの場合)
http://homepage2.nifty.com/ddwin/
お持ちの辞書は、たぶんEPWINGだと思います。(私は「大辞林」を使っています(^_^)

MacのText-To-Speechの注意 投稿者:セイ  投稿日: 9月 1日(月)03時14分56秒

> ダイコンさんへ
MacのText-To-Speechは、音素をベースに発音しているので書かれている文によっては、自然な発音でないかもしれません。口語で起こる省略などは、再現されません。意図的に省略して書けばそのようになりますが、音素を良く分からないと思ったような発音にならないかも。音素については、結構難しいのでなんともコメントできません。言語学が専門でないと一般的には勉強しないと思うので。また、文脈から重要な語が強調されて発音されることもありませんのでご注意ください。

最新のスピーチエンジンは、すべて大文字で書かれた単語を強調するようなソフトもあるようですが、最新のMacOSを持っていないので現在はどうなのか不明です。MacOS9までしか確認していません。

また、お店で試すこともできないと思います。付属のCD-ROMから意図的にインストールしていないと使うことができないので。Macを持っていて詳しい人が周りにいれば簡単だと思います。初めての人に間難しいかもしれません。

いろいろ問題もあるのですが、自分で長文を読み上げるより、音声を聞きながら文を読んだ方が圧倒的に理解は早い気がします。各社で、いろんなアクセシビリティ ツールが出ていますのでチェックしてみても良いかもしれません。

SCD-1870 投稿者:セイ  投稿日: 9月 1日(月)02時48分52秒

kyukoさん
どうもありがとうございます。今までいろいろとスピーチエンジンを試してきたのですが、MacのText-To-Speechが最高にいいと思うのですが、Windows(=SD7200やSCD-1870)で使われているエンジンも音を理解する程度なら問題ないと思っています。
よく、FMラジオの番組でサウンドステッカーを作成するのに使用されるくらいですから、Macのスピーチエンジンが電子辞書に載ると最高なんですけどね。電話越しに聞いたら人間が話しているのかと思うくらいです。いろんなタイプの声(30種類くらい)があるので、何時間でも遊べますよ。
> ダイコンさんにお勧め!

長文を読み上げさせるのであれば、中古ibookでも買ってきた方が満足度は高いかも。
英会話学校に通っていますが、SCD-1870使いこなせないかもというコメントをもらっています。

p.s. ADSLの工事でしばらくコメントが書けません。

即レスありがとうございます。で… 投稿者:ダイコン  投稿日: 9月 1日(月)01時19分50秒

Sekky@様、早速のレスありがとうございました。
今日再度店頭で、見てきました。

>しかし,お子さんに英語を読ませるときの「お手本」として,合成でも文章を読んでくれる機種があれば…ということでしたら,あまりおすすめはしません。

書き方が悪かったかもしれません。子供はまだ、3歳なので、私が読んであげる為に発音が知りたいのです。(その方が更に悪いとは思うんですが…^^;)
電子辞書の話とは離れますが、子供はテレビは8割英語モノを見ていて、CDで歌や朗読を聞いたりしています。日常会話は一部私と英語で話したりします。(気をつけながらもカタカナ英語の親の発音なのですが…)また、絵本もオーディオブックでなければ、私が読んでいます。レスで、合成音をおすすめしない…とおっしゃるならば、やはり、私の読み聞かせなども発音や耳の面からすると、やめたほうが良いとお考えですか?
(余談ですので、お答えいただかなくても構いません。^^;)

>単語レベルの発音でよければ,S8500よりも最近の学習英英辞典におまけでついてくるCD-ROMのほうがいいかもしれません。これは,すべて肉声で収録されている単語のほとんどを発音してくれます(単語のレベルであり,文を読んでくれるわけではありませんが)。

ネット辞書のエキサイトなどは使ったりします。
しかし、手軽さから言えば、電子辞書ですよね。
子供を寝かしつけるために、布団に入って、さあ、読んでみよう…というときに、
発音がわからなかった入りするので、その時にネットを再度起動させるのも…。
実際子供のために調べた単語はこんなものです。
*******************************************
*old (「Good old kipper!」の台詞に、Kipperは子供なのにold?とおもったので。)
 英次郎     OK (でも、意味がエキサイトの方がしっくりきました)
 エキサイト   OK/発音 アリ
*sargassum (Oceans という仕掛け絵本に出てきた魚の名前を読まされたので…。ホンダワラ属の海草 )
 英次郎     OK
 エキサイト   ナシ

*moray (これも、↑の中の単語です。ウツボ)
 英次郎     ok
 エキサイト   OK/発音 ナシ

*pantmime (ORTより。正しい発音が知りたかったので)
 英次郎     OK
 エキサイト   OK/発音なし

*bandage (ORTより。これも、正しい発音が知りたかったので)
 英次郎     OK
 エキサイト   OK/発音 アリ

*Trilobite (恐竜好きで、なんて書いてあるの〜?と聞かれる…><、)
 英次郎     OK
 エキサイト   OK/発音 なし
 
*Stegosaurus(これも、↑の本です。それに、What's this?ときかれたら、
        がんばって英語で「It's a Stegozaurus!」ってかっこよく言いたかったので^^;)
 英次郎     OK/発音記号 ナシ
 エキサイト   ナシ

*Triceratops (これも、上記に同じ。この辺の有名な恐竜なら、あるかなぁと思ったので)
 英次郎     OK/発音記号 アリ
 エキサイト   ナシ

*cretaceous  (これも、上記に同じ。読まされました。泣きたいです)
 英次郎     OK
 エキサイト   OK/発音 あり

ちょっと、特殊と言えば特殊な単語なのでしょうが、エキサイトでも載っていないものが多かったので、セイコーのSR7200に惹かれたんです。
用途としてはこんな単語を調べていきたいのですが、(今回書き出したものは特に特殊だと思いますが)カシオのXD−S8500などで、エキサイトよりも満足いくでしょうか?

もう一度セイさんへ 投稿者:kyuko  投稿日: 9月 1日(月)00時05分38秒

セイさん、sekky先生の書き込みで思い出したのですが、先生がおっしゃった通り日本の機種でしおり機能(引いた単語の履歴機能)が付いていない機種は見つけるのが難しい位かもしれませんが、フランクリンSCD−1870にはありません。登録できる単語もわずか40語です。最初必死で単語を覚えてしまって、覚えた単語から消そうとしてしゃかりきになってましたが、この頃は疲れてしまって単語帳は閉じられたままです。(^^;

次から次へと欠点が出てくるみたいで恐縮ですが、買った後で「損した!」と思われるとお気の毒なので・・・。

単語ばかりでなく定義まで発音してくれる機能はさすがにフランクリン社のものだけでしょうか?
もう少し分りやすかったらと思いますが・・・。(^^;