電子辞書掲示板過去ログ
(2002年12月前半)

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↓訂正します 投稿者:sari  投稿日:12月15日(日)17時30分56秒

>XD-R9000が英英のみの例文検索

すみません。英英のみの例文検索はXD-R9000ではなくXD-R8100でしたね。入力ミスです。(品番がなかなか覚えられなくて・・・)

よろしくお願い致します。

アドバイスお願い致します。 投稿者:sari  投稿日:12月15日(日)17時26分59秒

Sekkyさん、はじめまして。
昨晩からこちらのWebを熟読させて頂きました。来春よりの語学留学に向けて、初めて電子辞書の購入で比較検討している段階です。最終的にSR9700、SR-T5000、あるいは、XD-R8100、XD-R9000を候補に絞っています。
SR-9700とXD-R8100では、搭載されている類語辞典を比較した場合はどちらが初心者には便利なのでしょうか?(英英辞典すら使うのは初めてなのですが、本屋で冊子を見比べてLAADでもOALDでも厭わないと思えるようになりました)SR-9700の「とっさのひとこと」と「カタカナ」が付いていること、XD-R9000が英英のみの例文検索を考えると、今のところはSR-9700に軍配があがっているのですが・・・。
あるいは、SR-T5000の発売を待ったほうがいいのかな・・・と悩みもしています。ジーニアス大辞典は収録語句数は別として、例文の表示など、G3のレベルはほぼカバーされているのでしょうか?COT1→COT2への違いはどうですか?あるいは、語学留学ならXD-R9000の内容のほうがいいのかしら・・・とも思いますが、複合語検索が出来ないことが心細いですし、「とっさ」のようなコンテンツが搭載されていないのも、素人考えですが、諦めきれない気持です。
高校卒業以来、20年ぶりくらいの辞書購入で、きちんとした英語を学ぶのも初めてのことなのですが、これほど悩むとは思いませんでした(^^; 恐縮ですが、アドバイスをお願いしたく、投稿させて頂きました。(簡単な英語でしたら理解できるレベルです。)

ウイズダムとレクシス 投稿者:sunny  投稿日:12月15日(日)13時46分20秒

Sekkyさん、早速のウイズダム英和のレビュー、興味深く拝見しました。前に実物を手にとっったときは、語数の多い新しい辞書(たとえばアドバンストフェイバリットもそうですが)は、スペースと語数のせめぎ合いのためか、読みやすさはどうしても犠牲になっていて、良さがわかる前に購入意欲をなくしていました。Sekkyさんの説明を読んで、そうなのか!と本屋さんへ行く気になっています。レクシスのレビューもお待ちしています。

今日の朝日新聞に携帯用通訳機の記事が出ていました。大きさ、性能といい、便利なものが出ていました。これに辞書がのっていれば、最強の旅行携帯機ですね。

T6500買いました 投稿者:alchemist  投稿日:12月15日(日)11時27分55秒

T6500買ってきました。
辞書を引くのがこんなおもしろいのは久しぶりかもしれません。
# Cobuildの紙を買った時以来かな
こんな単語はさすがに載っていないだろうと思うものが普通に載っているのはさすがにびっくり!たとえば、テロ関係の記事を読んでいて The Hellfireというのが出てきて、プラスに「ヘルファイア(米陸軍のヘリコプター発射用レーザー誘導式対戦車ミサイル)」とあったのには驚きました…
プラスの百科事典のような記述も素晴らしいです。たとえばchicken lickenという語が出てきて引いてみたら、物語のあらすじや作者が書かれていてとてもありがたかったです(リーダーズにも載っていましたが、リーダーズには作者名が載っていなかった。作者名が載っていれば読んでみようと思う可能性が高まるので、こちらの方が私にはありがたい)。どうしてchicken lickenが書かれた後に、「fall on the ground」(だったと思う(・・;))と書かれていたのかが、すんなり理解出来ました。
Cobuildは言うまでもなく素晴らしいです。こんなにお手軽に持ち運べて調べられるなんて、私はとてもうれしいです(*^-^)ニコ
例文検索も(私が使っていた9200にはなかったので)新鮮で、とても役に立ちます。私はアルバイトで高校生に英語を教えることがあるのですが、その時に"not so much A as B"という熟語が出てきたりするのですが、これがどの位の頻度Cobuildで書かれているのかを調べることが出来るのはすごいと思いました(Timeなどの雑誌や小説などでこの表現が使われているのをめったに見かけないのに、受験ではよく見かける…という私の感覚が正しいことが簡単にわかってしまうのはすごいなぁと思います。ちなみにCobuildの前例文中4件ぐらいしかこの表現は使われていないみたいです)。
買って本当によかったです。ただ大学生に4万円ちかい出費はつらすぎ・・・バイトがんばります・・・

チェックしてみます 投稿者:sui  投稿日:12月14日(土)21時47分26秒

Sekkyさん、suiです。
ご説明ありがとうございます。
近いうちに量販店で確認してみたいと思います。

ウィズダム英和(続) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月14日(土)19時48分26秒

「英語の現在(いま)を映し出す最先端の次世代型英和」(ウィズダム英和の帯のキャッチコピー)は決してだてではありません(^^) とくに,欧米の文化圏ではごく当たり前のことが,今までの英和辞典では詳しく書いていないということがよくありましたが,ウィズダムはコーパスのおかげで実際の言語事実がかなり忠実に反映されているようです。

アメリカ在住の方や留学されていた方はよく分かると思いますが,アメリカの子供が何か悪いことをしたり,成績が悪くて親が呼び出されたりしたとき,親が子供に与える罰としてよくあるのが「外出禁止」です。You are grounded.などと言うわけで,小説なんかでもよく出てくる言い方ですが,意外と英和辞典ではしっくりきません。G3でも「<人>に(…のことで)外出を禁じる」としか書いてありませんし,用例もありません。これだけだと,(テロの影響下などで)保安上の理由で外へ出ることが禁止されている,というようにも読みとれます。日本の子供が悪いことをしたときの罰として外出禁止というのはあまりないので,(アメリカでは,友人同士のパーティーなど,社交の場が多いので,外出できないとなるとかなりこたえるという)文化的背景を知らない人はピンとこない気もします。ウィズダムでは「<親などが>…の理由で<子供など>に外出禁止の罰を与える,罰として遊びに行かせない」という語義になっているので,分かりやすいです。もっとも,ほとんどの学習英英辞典では前からこのような定義になっているのですが…。

この手の意味は英語圏ではごくあたりまえのことなので,たとえ留学経験者とはいえ空気のように感じる内容かもしれませんが,実際のコーパスの用例を元にしているウィズダムは,コーパスの用例をもとに,留学経験等のある執筆者が意識化し,現実に即した定義を書いているからこそ成せる業なのでしょう。root beerにしてもそうですが,現地に滞在しないとピンとこない事物の定義が,ウィズダムではきちんと書かれています(G3では「子供の好物」という但し書きがありますが,これはミスリーディングでしょう。コーラと同じで,アメリカでは大人も子供も好きな人が多い(日本人にとってはあの独特の味は好みがはっきり分かれますが(^^))ですから)。

一方で,pizzaのような,アメリカ文化を語るのに切っても切れないものに文化解説が一言もなかったりするのは残念です。ちなみに,私なら,pizzaの補足語義を「<米>では宅配ピザサービスが普及しており,パーティーなどの際に注文することが多い。迅速さを売り物にしている店が多く,一定時間以内に届かなければ代金を徴収しない店もある」のようにでも書き,「We deliver the pizza in 30 minutes, or it's free. 30分以内にピザが配達されない場合は無料とさせていただきます《宅配ピザ店の掲示》」のように例文をつけるのですが(^^;; ※例文はLAADの類似例文を元にした架空のものです。

#ウィズダムは新刊辞書だけあって,新語義もきちんとフォローされています。(私が新刊辞書のリトマス試験紙がわりによく使う語ですが)英字紙ではすっかりおなじみになった,WTC跡地の意味で使われるGround Zeroもウィズダムにはちゃんと出ていたりするので,G3以上に新しい,現時点ではトップレベルの学習英和と言っても過言ではないと思います。電子化されるまでにはまだしばらく時間はかかるでしょうが,三省堂は電子出版には積極的なので,IC辞書より前にCD-ROM版が出るかもしれませんね。

ウィズダム英和辞典 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月14日(土)18時47分52秒

↑入手しました。全体的な雰囲気はジーニアスに似ています。語法注記を表すウィズダム独特の「!」マークがなければ,一般の人はジーニアスと区別がつかないぐらいかもしれません。全面的にコーパスをベースにした編集になっているので,coolの「かっこいい」の語義が前の方にきていたりとか,従来の辞書とはかなり毛色が違います。

また,コーパスという「証拠」にアクセスすることで,選択制限(主語や目的語に何をとるかというような制約)が今までの辞書(G3などを含め)以上に詳しくなっています。たとえば,「ストーカー」のようにカタカナ語にもなっているstalkは,G3では「歩く,闊歩する」という自動詞用法が先に出ています。他動詞も,「<動物・人が><獲物など>に忍び寄る,…の跡をそっと追う」のようになっていますので,これだけを見ると,狩りをする人間が捕まえるために動物にそっと近寄るとか,希少動物を調査している人が,足跡を頼りにその動物の居場所を追跡するという意味しかないように思えます。しかし,ウィズダムでは「<人が><主に異性など>に(異常に)つきまとう,ストーカー行為をする」という語義をきちんと立て「誰が」「誰に」するということを明確に示しています。これはOALDやLAAD,COBUILDはじめ,海外の英英辞書やリーダーズのような一般辞書ではすでに立項されていますが,学習辞典では初めてなのではないでしょうか。

規模としてはジーニアスと同程度ですが,文法や語法面の些末な点というよりは,コーパスをベースにしてどういう文脈で多く使われるだとか,どういうことを暗示しているといった,語用論的な面の解説がかなり増えています。目に見える,耳できこえることばだけでなく,見えない,きこえない「裏のことば」にも積極的に言及しているというのは今までの辞書にはない特徴です。ジーニアスは,統語論プロパーでない私にとっては,実用面では重宝しているとはいえ,読んでおもしろい辞書とは必ずしも言えないのですが,ウィズダムは,語用論が専門の私にとっては無目的にブラウジングするだけでもとても楽しい辞書です(これは旺文社が出したレクシスにも共通するようです)。もっとも,高校生レベルの生徒にとっては,ジーニアスと同じくかなり細かな記述が多いので,英語が嫌いな生徒にとっては使いにくいと思うかもしれません。

ウィズダムとレクシスは似ているようですが,ウィズダムは英和辞典としては珍しく,コーパスという「動かぬ証拠」をもとに実際の言語事実を記述するような,いわゆる記述主義に則った辞書ですが,レクシスは(まだ現物を見ていないので何とも言えませんが)Planet Boardのように,ネイティブインフォーマントが容認性を判断するという,規範主義的要素もかなり入っているようです。

いずれも,規模としてはジーニアスに匹敵しますので,電子辞書の新規コンテンツとしては最有力候補になると思います。

>キオさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月14日(土)18時08分12秒

>つい展示品限り5980円のIC300を衝動買い。実際に使ってみると、
>確かに道具として非常にいい造りでした。最近の電子手帳は、CASIOのXD-R6200を
>はじめどうも美人過ぎる。適度にチープなIC300に、かえって新鮮な魅力を感じました。
>で、マイペディアの入ったIC550を探し回り、何とか12000円でゲット。
>まあ、300の方は子供に譲ろうかと。このシリーズ、継続してコンテンツや操作性など
>完成度を高めていって欲しいものです。

プログレッシブ搭載機というのはメリットも大きいのですが,最近はソニーさんもコンテンツよりは筐体の薄型化等に力を入れているようです(^^) IC550やIC1000は必要十分なコンテンツを厳選していることもあり,道具としては非常に使いやすいと思います(細かい操作性はともかく(^^;;)

なるほど、知りませんでした。 投稿者:Dic  投稿日:12月14日(土)18時02分17秒

Sekkyさん、たかさん、ご指摘ありがとうございます。
シャープやキャノンは始点と終点を指定して初めてジャンプ
できるのですね。知りませんでした。今度またいじってきます。
自分としては始点のみの指定でジャンプしたほうが好みです。
始点でジャンプしても必ず目的の言葉は入っているし、違う
様々な言葉もいっぱい出てくれば「言葉サーフィン」できます
からね。楽しいですよ、そのほうが。
始点・終点指定だとその言葉しか出てこないので、紙辞書を
読むような楽しみかたができませんもの。
できれば両方のジャンプ操作が切り替えでできればいいの
ですが・・・。
どうしてメーカーはやらないのでしょうか。簡単だと思う
のですがねえ。

>たけさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月14日(土)17時59分20秒

>それはそうと、様々な辞典を搭載した万能電子辞書も売れてるんですね。
>正直魅力を感じてなかったので意外でした。

読売のこの記事の「万能タイプ」という表現はちょっとミスリーディングで,

>多くの辞書を丸ごと収録した「万能タイプ」の電子辞書の2002年度の国内出荷台数は、
※Yomiuri On Line(http://www.yomiuri.co.jp/02/20021213ib24.htm)から引用

と書いてあることからも,どうも「万能タイプ」=「フルコンテンツタイプ」の意味で使っているようです。この直後にPW-9700, XD-R6200, DD-IC700Sのような多コンテンツ機が紹介されていることもあり,多コンテンツ機が全体の出荷台数の半分を超えていると誤解されそうです。左側にリンクしているちょっと前の記事と違い,今回は読売の記者さんが独自に書いたもののようなので,そのままになってしまったのでしょう。

この記事は,初めてフルコンテンツタイプの出荷台数が(厳選タイプを上回り)過半数を超えた,という意味なのではないでしょうか。これは初耳です(^^)

>suiさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月14日(土)17時48分52秒

>日本語類語辞典を搭載しているモデルがないかと思って一ヶ月半分のログを見せて頂き
>ました。「講談社類語大辞典」が紙ベースで出たということは分かったのですが、電子
>辞書ではまだ搭載モデルはないのでしょうか?

IC辞書ではまだ出ていません(冊子体の講談社類語が出たのがついこの前ですから)。CD-ROMで角川の類語辞典はありますが,かなり前に出たものなので,20000円ちょっとします。手軽なところだと,講談社類語ほどの規模はありませんが,システムソフト電子辞典シリーズの中に小学館の類語例解辞典があります。

>・国語辞典
>・古語辞典
>・漢和辞典

>も欲しいですし、音声言語指導のために多少英語の資料も読まなければなりません。
>英語の実力は過去には英検二級ぐらいの力はあったかな?というレベルです。

古語と漢和の両方が入った機種は意外と少なくて,カシオさんのXD-R6200しかありません。これはいわゆる万能タイプの機種で,23種類の辞書が入っています。英和もジーニアスが入っていますので,通常の用途なら十分だと思います。

もっとも,電子辞書も普及期に入り,大学や一般社会人にはかなり浸透したでしょうから,まだまだ潜在需要のある高校生向けの機種は,これからもっと注目されるかもしれません。最近は高校の先生にも徐々に電子辞書の良さが認知されてきているようなので,今まで高校生向け機種を出していないメーカーさんからも,古語辞典と漢和辞典を両方搭載したような高校生向けモデルは出てくるかもしれませんね。

>Dicさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月14日(土)17時42分02秒

>これは広辞苑で引いて、例えば、その中に「必然」という言葉があり、
>「必」にカーソルを置いてジャンプしたら「必」しか候補に
>出なくて、なんだこりゃ?って感じでした。
>昔のキャノンもそうでした。

シャープに関してはたかさんのおっしゃる通りで,ジャンプ先の始点と終点を指定する必要があります。キヤノンの機種もキー操作は違いますが,始点と終点を指定する必要があります。始点だけ指定すれば最長一致で候補語をリストしてくれるのと,始点と終点を両方指定する必要があるのとどちらがいいかというのは好みの問題かもしれません。セイコー,カシオの方式だと,「交通機関」にジャンプしたい場合,「交通機関」という複合語が広辞苑に入っているのか,入っていないから「交通」「機関」を別々に引かないといけないのか,ということを意識しなくてもいいというメリットがあります。とにかくカーソルのある文字で始まる単語を長いもの順に出してくれるわけですから。一方で,単漢字にジャンプしたい場合(留学生などはよくあります)はかなりスクロールしないといけないので面倒です。

Re,シャープS-7000について。 投稿者:たか  投稿日:12月14日(土)17時21分39秒

Dic様
>これは広辞苑で引いて、例えば、その中に「必然」という言葉があり、「必」にカーソルを置いてジャンプしたら「必」しか候補に出なくて、なんだこりゃ?って感じでした。

*シャープの製品は熟語でもその熟語全体を選べばその熟語にジャンプできます。
「必然」の二文字を選んで反転させれば出来ます。
カシオなどのように一字しか選べなくて次の画面からその文字を含んだ熟語全ての中から選ぶ必要がなく、一回でその熟語にジャンプできます。
ジャンプすると、元画面とジャンプ先画面が上下にニ画面表示され見やすいですよ。
使いやすさではシャープが一番です。

日本語の類語辞典搭載モデルは? 投稿者:sui  投稿日:12月14日(土)11時41分17秒

Sekkyさん、みなさん。
はじめまして。suiと申します。中学校の国語科の教員をしております。

日本語類語辞典を搭載しているモデルがないかと思って一ヶ月半分のログを見せて頂きました。「講談社類語大辞典」が紙ベースで出たということは分かったのですが、電子辞書ではまだ搭載モデルはないのでしょうか?

中学校の国語科の教員と言うことでなんでも屋でもあります。そこで、

・国語辞典
・古語辞典
・漢和辞典

も欲しいですし、音声言語指導のために多少英語の資料も読まなければなりません。英語の実力は過去には英検二級ぐらいの力はあったかな?というレベルです。

どんな辞書がありますでしょうか?
ご教授いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。

万能電子辞書 投稿者:たけ  投稿日:12月14日(土)09時59分37秒

とても参考になるページですね。
来年には英語の電子辞書を一つ買って、まじめに勉強始めようと思っています。
それはそうと、様々な辞典を搭載した万能電子辞書も売れてるんですね。
正直魅力を感じてなかったので意外でした。
http://www.yomiuri.co.jp/02/20021213ib24.htm(読売新聞のニュース

IC550とIC300買いました。 投稿者:キオ  投稿日:12月14日(土)00時04分19秒

CASIOのXD-R6200を使ってたんですが、こちらの田中さんやもりもりさんのコメントを読んで、つい展示品限り5980円のIC300を衝動買い。実際に使ってみると、確かに道具として非常にいい造りでした。最近の電子手帳は、CASIOのXD-R6200をはじめどうも美人過ぎる。適度にチープなIC300に、かえって新鮮な魅力を感じました。で、マイペディアの入ったIC550を探し回り、何とか12000円でゲット。まあ、300の方は子供に譲ろうかと。このシリーズ、継続してコンテンツや操作性など完成度を高めていって欲しいものです。

CASIO XD-R9000の交換。 投稿者:Dic  投稿日:12月13日(金)23時32分40秒

R-9000に関してはこのようなことがありました。
入手と同時に気づいたのですが、私の手に来た商品は
決定キーがカチカチと引っかかりがあり、気になるなあ
と思っていました。使っているうちに直るかなあと思って
ましたが直りません。
そこで購入先に連絡したところ即交換してくれました。
交換後は引っかかりのないノーマルなものだったので
今は気持ちよく使用しています。
もしこのような商品に出くわしたら交換をお勧めします。
キータッチは重要な要素ですので。

シャープS-7000について。 投稿者:Dic  投稿日:12月13日(金)23時18分49秒

本日S-7000をいじってきました。
これは広辞苑で引いて、例えば、その中に「必然」という言葉があり、
「必」にカーソルを置いてジャンプしたら「必」しか候補に
出なくて、なんだこりゃ?って感じでした。
昔のキャノンもそうでした。
ジャンプの意味ないじゃんプって感じです。

追伸。ケースについて。 投稿者:Dic  投稿日:12月13日(金)23時12分12秒

この2機種ともサンワサプライのケースを使用しています。
R-9000は本皮製の黒、SR-9700は同じくサンワの合皮製の黒です。
サイズもぴったりでベストマッチです。
価格も2000円〜3000円位なのでリーズナブルです。
ケースをさがしている方、いかがでしょうか。

SII SR-9700も買いました。 投稿者:Dic  投稿日:12月13日(金)23時06分00秒

先日CASIO XD-R9000を購入したDicです。
Sekky教授の詳細なレポートにはいつも驚嘆の連続であります。
このHPが電子辞書を検討している我々迷える子羊にとって
どれほど役だっているか計り知れません。ありがとうございます。
私はT-6500の反応の鈍さからクイックなレスポンスの9000を購入
したのですが、その後、教授のSR-9700のレポートを熟読しまして、
その優秀性を再認識した次第です。
よって2台目として購入いたしました。価格もここにきてこなれ
まして¥24000くらいで売っているのを見つけましたので幸いでした。
「とっさの・・・」や「カタカナ・・・」くらいしかコンテンツ上で
は違いがありませんが、操作性は抜群に違いますね。
さすが経験豊富な電子辞書メーカーであります。
9700はACアダプターを使えるのでパソコンのそばに置き使うことに
しました。R-9000はいつも携帯し使用しています。
どちらも総括的にはすこぶる優秀な電子辞書ですので無駄では
ありません。
コウビルドはBookのほうを購入し必要に応じて使うことにしました。
これで万全でしょうか?(^o^)
もしこの2機種の選択に迷っておられるかたがいらっしゃいましたら、
アミダくじなぞして選んでもよいくらいだと思います。
ただACアダプターが必要な方は9700でしょうね。
もっと価格がこなれてきたら、両方そろえるのがベストかと存じます。
コストパフォーマンスに鑑みて最良の製品だと思いました。

T6500買いました。 投稿者:kubota  投稿日:12月13日(金)21時56分56秒

昔の財布の中で忘れられていたビックカメラのポイントカード二枚を、どうせ併せても千円くらいだろうと思い、今のカードと併合してもらおうとしたら、なんとそのうち一枚に8000円分入っているではありませんか。

これは今すぐ電子辞書を買えという啓示に違いありません。そんなわけでT6500買いました。

次はケース選びです。
いいのが見つからなかったら、ウレタンとレザーで自作しようかとも思っています。

考えます。 投稿者:Tomo  投稿日:12月13日(金)14時12分49秒

Sekkyさん、レスどうもありがとうございました。
うーんそうですね、T5000もPW-S7000も魅力かも…ますます、悩んでしまいます。後は近くの量販店にでも行って、直接触れて見て考えたいと思います。でもT5000は未発売なので実際に触ることは出来ませんが…後類語辞典についてなのですが、T6500のCollinsは使いやすいのでしょうか?私は類語辞典もよく使う事があるので、そのあたりで気になります。XD-R9000は3冊も類語辞典が入っているので、操作性はともかく、その点で少し惹かれてしまいました。

>Tomoさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月13日(金)11時58分01秒

>今まではIDF-4500を使っていたのですが、この辞書は例文検索の機能が付いてなかった
>のが少し便利さを欠いていたと思います。やはり例文検索は必要だと思いました。です
>ので、今度は例文検索が付いた機種で考えています。そこで、今候補にあがっているの
>が、SR-T6500,SR-9700,XD-R9000なのですが、私の英語の実力ではSR-T6500は少し難
>しいのではと、考えています。

例文検索に焦点をあてるとなると,複数辞書の例文をいっぺんに検索できた方が効率がいいので,SR-T6500やSR-9700がいいと思います。もっとも,9700は間もなく出るSR-T5000が事実上の上位互換機なので,単語帳機能や英和の語数を考えるとT5000のほうがいいかもしれません。旧機種のIDF-4500なみのコンテンツでよければ,このほかにもPW-S7000が候補になります。例文検索もついていますし,シャープさんの機種独自の早見機能やジャンプ先の並列表示など,使い勝手のよさは定評があります。また,他機種より小型なのに液晶解像度は同じ(むしろ9ドットフォントが使えるぶん,SR-T5000などよりも一覧性は高いです)というのもメリットですね。携帯性を重視するならPW-S7000,学習英和やとっさのひとことを重視するならSR-T5000,COBUILDを重視するならSR-T6500でしょうか。例文検索は,これらの機種はいずれも備わっています。

T6500は学習英和はありませんが,COBUILDがありますので,COBUILDをフルに使いこなしていれば,学習辞書的要素はCOBUILDを使えば用が足ります。逆に,訳語を知りたいだけならリーダーズを引けばいいわけです。

>Asami55さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月13日(金)11時33分53秒

>今、友人が日本に一時帰国しているので、持ってきてもらえるよう頼んでいるのです
>が、ONLINEで調べたかぎりでは、実際店舗で販売してる店はそれ程多くないようです。
>ヨドバシカメラ、さくらや、ビックカメラ等には少し在庫があるようです。

PW-S7000は出たばかりですし,別に特殊な機種でもありませんので,一時的な在庫切れは別として,ふつうの量販店ならどこにでもあると思います。都内でしたら近くのヨドバシやさくらや,ビックなど,郊外ならサトームセンやLaOXなど,郊外進出している秋葉原系の量販店ならどこでも手に入るはずです。

XD-CP100 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月13日(金)11時25分24秒

↑ゆっくりニュースリリースを見てみましたが,重さが335グラムというのはすごいです。かなり前の機種でもここまで重いIC辞書はそんなにないと思います。セイコーさんの旧フルキーボードモデルはかなりずっしりした感じですが,それでも250グラムです。発音機能付きのXD-S8500でも265グラムですから,いかに重いかが分かります。USBポートやSDカードのスロットがあるためでしょうか。

月産5000台(XD-R6200などは30000台)ということは,一般向けというよりは,アルクの通販や生協といった教育関係市場を中心に重点的に販売するのかもしれませんね。たしかに,必要な部分のレッスンをPCからダウンロードして使うという発想は,ネットワークウォークマンやMP3プレーヤなどとも共通するものがあり,先進的だと思いますが,うちの大学生を見ていても,自分のパソコンを持っているという学生は,とくに1年生では非常に少なく(地域差があると思いますが),レポートやメール,ウェブブラウジングなどは大学のコンピュータ室のPCで行う学生が多いですので,新入生相手に売り込むときにPC併用が前提のXD-CP100がどれぐらい受け入れられるか,という気はします。もっとも,TOEICという性質上,大学新入生というよりは新入社員をターゲットにしているのかな…? かなり特殊なコンセプトの機種ですが,日本という島国でこれだけ英語産業が繁盛しているという現状を考えれば,意外と受け入れられるかもしれません。アルクの英語系通信添削もけっこう人気があるわけですから。

電子辞書のスペック面で気になるのは,英英辞典が入っていないということです。TOEIC対策の教材をダウンロードして使うという,英語に特化したような機種で,広辞苑や漢字源を載せているのにわざわざ英英を外すというのはふつうは考えられないでしょうから,もしかしたらカシオさんもそれなりの意図があるのかもしれません。下種の勘ぐりかもしれませんが,将来的に,英英はSDカードで複数のブランドを供給するとか?? 英英は海外の出版社ですから,英和・和英・国語を内蔵した機種で英英だけ自由に選べるようにしても,コンテンツの組み合わせに関して出版社側から待ったがかかることもないでしょうから。

>kubotaさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月13日(金)10時52分56秒

>コウビルドも怖そうな名前の割には学習向けの優しい先生で、上手くやっていけそうな気が
>しました。

COBUILDは学習英英の中でも「読む辞書」(読解の時に使うという意味ではなく,辞書をじっくり読んで使うもの)と言えると思います。文定義という性質上,斜め読みでは分かりにくいですので,英語を読んでいてスピーディーに意味だけを知りたい場合はLDCEやOALDのほうが使いやすいかもしれません。また,COBUILDの場合,定義の中に意味だけでなく,文法上の制約(主語には人間しかとれないとか,受け身で主に使われているとか)も反映されているので,定義からいかに多くの情報を引き出せるかは,ある程度慣れが必要かもしれません。一方,英語を書く場合(発信用途)は,読むのにくらべて比較的時間に余裕がある場合が多い(職業によりますが)ので,COBUILDの文定義や例文をじっくりと読むことで正しい英語が書けると思います。

>ただ、今日触ってみて思ったのは、R9000の強力な辞書の組み合わせもやはり魅力ですね。

R9000はコンテンツバランスの勝利だと思います。電子辞書の場合,「コンテンツよければすべてよし」的な面がありますので,Activatorを常用している人などは操作性に目をつぶってもR9000を使う価値は十分あると思います。3冊のthesaurusと英英,2冊の英和(私としては3冊の英和とは言いたくありません(^^;;),広辞苑の間を自在に行き来できるというのは,辞書サーフィンの好きな人はこたえられない魅力があると思います。無目的に辞書をブラウジングするのが好きな人は,出張中の飛行機や電車の中での恰好の遊び道具? になるかもしれません(^^) また,実務で使う場合にも,クロスチェック(複数の同一種の辞書で同じ単語を引き比べる)に役立ちます。どんな辞書でも完璧なものはないので,ジーニアスで引いた単語はリーダーズで,Activatorで引いた単語はLAADで引き直すと,より深い理解が得られると思います。

>目先の辞書の種類や数よりも、理念として細かい部分をきちんと追求しているセイコーさん
>を応援してあげる意味で、T6500を買いたい!と思う。今は。

セイコーさんの機種は頻繁に使う人には手になじむものだと思います。XDシリーズは,インプレでもふれたように細かな作り込みに難があります。たとえば,例文マークを反転させた状態で行スクロールはできるのにページスクロールができないとか,ジャンプキーを押して反転カーソルが出ている状態で例文キーを押してもジャンプ操作がキャンセルされないとかいったことです。こういうことはことばで説明しても「だから何?」という感じだと思いますが,頻繁に使っているときになると思います。このへんのところは,歴史のあるぶんセイコーさんの機種のほうが有利ですね。

>例えば「医(くすし)」や「形(なり)」といった読みから漢字を検索すると、そのうち
>いくつかはT6500ではヒットしませんがR9000ではヒットしました。どちらの機種とも、
>漢字の定義のページではこれら難読も紹介されているのに、検索でヒットするのとしない
>のがあるとは。

これは私も気づきませんでした。今試してみましたが,SR-T6500(や他の漢字源搭載機)では漢字源の読みの部分しかインデックスに入っていないようですが,XDシリーズは「名付け」欄もインデックスに入っている(そのため音訓読みの検索で引ける)のですね。音訓検索は通常は(冊子体の漢和辞典などは)音訓読みのインデックスだけしか入っていませんが,人名の読み(名付け欄)からも検索できるのはカシオさんのサービスですね(^^)

>それと、冊子体の漢字源をちゃんと全部収録して欲しいものです。

これはおそらくフォントのからみなのでしょうね。漢字源に限らず,冊子体の漢和辞典はJIS表外漢字(第2水準までに含まれない字)もかなり載せています(総親字数の半分弱ぐらいは表外漢字だと思います)が,これらの字は,最近JISの第3,第4水準としてJIS漢字に入ったので,フォントが用意されていないと思います。もっとも,広辞苑などではときどき表外漢字も使われていますので,こういう字だけは外字を作っているようです。広辞苑の中の表外漢字が何種類あるのかは分かりませんが,せいぜい数百字程度でしょう。しかし,冊子体漢字源の場合,親字数がたしか10000をこえていたはずなので,まるごと収録しようとすると何千字という外字を作らないといけなくなります。ほとんどの人が1回も引かないような漢字を,外字を作ってまで載せるとなると,コスト面からも消極的になってしまうのでしょうね。第3,第4水準のJIS規格の書体ができれば状況は変わってくると思います。

Sekkyさん、ありがとうございます 投稿者:Asami55  投稿日:12月13日(金)10時03分23秒

Sekkyさん、早速、丁寧でわかりやすいアドバイスをありがとうございました。迷っていましたが、シャープのPW6800ではなく、S7000の方に決めました。今、友人が日本に一時帰国しているので、持ってきてもらえるよう頼んでいるのですが、ONLINEで調べたかぎりでは、実際店舗で販売してる店はそれ程多くないようです。ヨドバシカメラ、さくらや、ビックカメラ等には少し在庫があるようです。これらの大型店舗に、友人のアクセスが良いかどうかがわからないので、都内か千葉で他に購入可能な店を検索中です。小さい店から、郊外型または中規模の電気屋さん等、ここならあるんじゃない?というヒントをお持ちの方、教えて頂ければ幸いです。

それでは!

悩んでいます 投稿者:Tomo  投稿日:12月13日(金)09時06分05秒

こんにちは、Tomoです。以前友達の辞書選びの時にお世話になりました。
今回、妹に今私の使っている辞書を譲る事になり、新しい辞書を購入しようかと検討しているのですが、たくさん良い辞書が発売されて悩んでいます。今まではIDF-4500を使っていたのですが、この辞書は例文検索の機能が付いてなかったのが少し便利さを欠いていたと思います。やはり例文検索は必要だと思いました。ですので、今度は例文検索が付いた機種で考えています。そこで、今候補にあがっているのが、SR-T6500,SR-9700,XD-R9000なのですが、私の英語の実力ではSR-T6500は少し難しいのではと、考えています。6500に惹かれたのは、Cobuildが英英辞典に組み込まれていたのが、いいなぁと思いました。家で紙の辞書の方で使っていて、OALDより使いやすいと思ったからなのですが、でも6500には学習英和辞典がないんですよね?というのが、今の私の英語力では少し不安です。でもXD-9000は、操作面と例文検索の面で弱いような気がするのですが…とりあえず、IDF-4500を手放して、これからこの1台で英語学習をしていこうと思っています。ご意見いただけたらと思っています。よろしくお願いします。

漢字源 投稿者:kubota  投稿日:12月13日(金)04時43分02秒

で、ちょっと気になったんですが、漢字源で検索してみると、T6500の場合とR9000の場合で、ずいぶん検索結果が違うんですね。

例えば「医(くすし)」や「形(なり)」といった読みから漢字を検索すると、そのうちいくつかはT6500ではヒットしませんがR9000ではヒットしました。どちらの機種とも、漢字の定義のページではこれら難読も紹介されているのに、検索でヒットするのとしないのがあるとは。

まず、どんな方法からでも目当ての漢字を検索できるようにして、それと、冊子体の漢字源をちゃんと全部収録して欲しいものです。もちろん、難読のうちのかなりの数が広辞苑ではヒットしますから、広辞苑からジャンプすればとりあえずは問題ないようですが。

こんな話題、前にでていたらごめんなさい。

電子辞書コーナーで一時間 投稿者:kubota  投稿日:12月13日(金)04時34分50秒

以前ここで相談をしたkubotaと申します。その節はどうも。今日は電気屋さんでT6500とR9000を触り比べて来ました。たのしーですよねーこゆうの。

心配していたT6500のコリンズのシソーラス(CCT?)は、思ったより使いやすかったので、これでなんとかT5000への未練を捨てられそうです。コウビルドも怖そうな名前の割には学習向けの優しい先生で、上手くやっていけそうな気がしました。

ただ、今日触ってみて思ったのは、R9000の強力な辞書の組み合わせもやはり魅力ですね。

いや、しかしエスペランティストの僕としては、目先の辞書の種類や数よりも、理念として細かい部分をきちんと追求しているセイコーさんを応援してあげる意味で、T6500を買いたい!と思う。今は。

XD-CP100 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月12日(木)19時04分13秒

カシオさんの新製品ですが,ふと思ったのですがSDカードスロットがついているのに,付属品にはSDカードがありません。つまり,SDカードは,パソコンからダウンロードしたデータの保管用ではないのでしょうか? もしダウンロードしたデータはSDに落ちるのでしたら,ブランクのカードが同梱していないと使えないと思いますが…。もしかしたら本体内のフラッシュメモリか何かに読み込まれるのかな?

いずれにしても,なぜSDカードスロットがあるのかは謎です。将来的に,コンテンツのオンラインダウンロードサービス等を予定していて,そのための拡張用か? とも勘ぐってしまいますが(^^;; アルクと組んでいるということや,外からデータを取り込めるという仕様を考えると,将来的には英辞郎なんかにも対応するのでしょうか?

>ヤンヤンさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月12日(木)18時41分23秒

>ピンインは、確かに下矢印を押すと、声母と韻母を示すローマ字は出ますが、
>声調(音の高低)を示す4つの記号までは出ませんでした。

勘違いしていました(^^;; 私の手元の旧機種でも声調符号は出ませんので,厳密にはピンインではないですね。

カシオ新製品 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月12日(木)18時33分50秒

↑搭載辞書自体はありきたりですが,アルクと提携して英語学習教材をパソコンからダウンロードできるという点が目新しいです。USBポートとSDカードを利用して外部から必要なデータをダウンロードして使うという発想は,今後の電子辞書でコンテンツを書き換えたり,自由に組み合わせたりということへの第一歩になるかもしれませんね。

http://www.casio.co.jp/release/2002/xd_cp100.html


ピンインはないです 投稿者:ヤンヤン  投稿日:12月12日(木)17時53分41秒

Sekkyさん、コメントありがとうございます。音割れは、ボリュームを絞ってイヤホンで聞くとそれほど気にならなくなりました。ピンインは、確かに下矢印を押すと、声母と韻母を示すローマ字は出ますが、声調(音の高低)を示す4つの記号までは出ませんでした。でも合成音声でまあまあわかるので良いです。

>H1Bさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月12日(木)13時01分14秒

>はい。こちらにいると毎日種種雑多な言葉に遭遇します。CODは、語義が適切明快で
>しかも素早く目を通せるので、仕事でも日常生活でも、安心かつ便利に使えます。

CODの記述を「適切明快」と感じられるぐらいの英語力を持った日本人がまだまだ少ないというのが,ネイティブ向け英英搭載機が他に出ない原因なのかもしれません。たしかに,LDCEやCOBUILDのような分かりやすい学習英英があるし,語数を重視するならリーダーズのような英和を使えばいい,なぜ英英でわざわざネイティブ向けのものを使う必要があるのか,と思う人も多いと思いますが,CODレベルの語数の多い英英は,上級者にはけっこう役立ちます。

XD-R9000はLongman-Roget'sとリーダーズのカップリングが絶妙で,暇なときにLongman-Roget'sでbirdを引き,そこに出ている様々な鳥の名前をリーダーズへジャンプして確認すると面白い(SR-8100の新英和と違い,ジャンプ先(リーダーズ)に載っていないということがほとんどないですし)のですが,ネックになるのは,リーダーズでは訳語しか載っていないので,結局よく分からない場合が多いことです。広辞苑にジャンプしても載っていない,もちろんLAADにも載っていない,となるとお手上げです。こういう場合もCODでひけばたいていは出ています。リーダーズのような英和と違い,「訳語」ではなく「定義」が出ているので,未知の鳥でもイメージがつかめます。XD-R9000もトリプル英和,類語を前面に出すのなら,英英もダブルで載せてほしかったです。SR-T6500の影響で9200は30000円を切る店も増えていますが,上級者の人の買い増し用としてはけっこうお得かもしれません。

>それと、キーパッドは、もう少し大きい方が楽ですね。全幅をあと5−6cm伸ばしてでも、
>大きなキーボードにして、しかも、ヒンジ部や筐体全体の強度をあげてもらえると、本当
>に安心できる良い道具になります。

同感です。メーカーさんにとっては小型軽量化の波に逆らうことになるので消極的になってしまうかもしれませんが,500円そこそこでカード電卓がどこでも手に入る今であっても,何千円もするデスクサイズの電卓は売れているわけですから,何でも小さければいいというものではないと思います。今のSR-T6500の筐体は,今後はエントリーモデル向けにして,高校生向けや一般向け汎用機などに特化していくのもいいかもしれません。そのかわり,専門機はもう少し筐体を大きくして,液晶解像度をあげる(できればフルVGA(640*480)程度のもの,それが無理でもハーフVGA(640*320)程度)のも一つの方法だと思います。スペックをそのままに筐体だけ大きくすればブーイングが起こるでしょうが,筐体を大きくするかわりに液晶解像度をあげ,それに伴って生まれるゆとりを利用して2画面表示やジャンプ先の並列表示を実現し,さらにより快適なキーボード(独立した数字キーなど)を搭載することで,小型機とは差別化できると思います。コンテンツ的には現行機なみ(SR-T6500のコンテンツにネイティブ向け英英と日本語類語辞典ぐらいがあればいいのですが)でかまわないので,ハードウェア的には「帰ってきたSR-8000」とも言えるような先進性を期待したいです。SR-8000の2画面表示は,国語系コンテンツや同一種の辞書を複数搭載(ダブル英和のような)した機種でこそ本領を発揮できる機能ですから(^^) 辞書を商売道具にしている人なら,フルサイズの冊子体辞書でさえ,2,3冊を持ち歩くことを厭わない人が多い(昔はそうしないと仕事にならなかったわけですから)ですから,それにくらべれば新書サイズ程度ならむしろ小さいと感じるのではないでしょうか。私個人としては,前もお話しした,新型ザウルス(フルキーボード搭載機)のような筐体が理想です。液晶はモノクロでかまいませんので。実売で40000円をこえても,コンテンツがよければ需要はあるはずです(フルコンテンツ第1号機のTR-700は英和,和英,類語のみで50000円弱(それも当時は量販店等ではあまり売っていないのでほぼ定価でしか買えなかった!)でしたがけっこう売れたそうですし)。

>ヤンヤンさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月12日(木)12時26分15秒

>合成音声は、かなり割れますが、フランス語と中国語はそれっぽく聞こえました。

実機がないので何とも言えませんが,設定画面か何かで合成音声のボリュームやピッチは変更できませんか? 音が割れるというのはスピーカーに原因があるかもしれないので,イヤホンなら改善されるかもしれませんね。

>中国語のピンインまで載っているのが理想でしたが、合成音声があるからいいです。

手元にある旧機種(音声なし)では,中国語や韓国語の訳が出ている画面で下向き矢印キーを押すとピンインが表示されますが,Pacifica Talk 10ではどうでしょう?

Pacifica Talk 10届きました 投稿者:ヤンヤン  投稿日:12月12日(木)11時24分01秒

私もPacifica Talk 10をメーカーサイトに直接注文して、昨日届きました。(東京在住じゃないので…)
思ったよりも小さかったです。これなら毎日でも気軽に持ち歩けます。合成音声は、かなり割れますが、フランス語と中国語はそれっぽく聞こえました。辞書機能としては日本語から検索するにはいまひとつですが、紙の辞書を持ち歩けない時の参照程度にはなりそうです。ちなみに中国語漢字も、韓国語のハングルもちゃんときれいに表示されます。中国語のピンインまで載っているのが理想でしたが、合成音声があるからいいです。どちらかというと旅行会話集というイメージですが、初級会話をマスターしたい人や、少しくらい文法知識があって、文章を組立てられる人には出先で使うには手軽で便利かなと思います。

キータッチは、うららさんも書いておられたようにやや押しにくいです。でもマニュアルを読まなくてもそれなりに使いこなせるのが良いです。ケースとイヤホンがついていました。

こちらのサイトでこの機種を教えていただいて本当にありがとうございました。大感謝です!

>ぽうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月12日(木)08時58分48秒

>1.類語辞典で日本人に向いている(意味が近いものから載っている)のは、COTのみ
>ですか。

COTのみではないと思います。類語がアルファベット順になっているものも,意味の近い順になっているのもあります。

>2.ペンギンさんの絵が描いてあるものはどういった位置づけのものでしょうか。

これはPenguin Booksから出ているロジェ類語辞典のことでしょうか? これはSR-8100やXD-R9000に搭載されているLongman-Roget'sの新版です。本家の「ロジェのシソーラス」はもともとはロングマンから出ていたのですが,たしか98年の改訂版以降は系列会社のペンギンへ移管されたと思います。

#ちなみに,今年は1852年にPeter Mark Rogetがthesaurusを出してからちょうど150年になります。カシオさんもXD-R9000でせっかくこの由緒あるthesaurusを載せたのですから,「150年の歴史を誇る…」のようなキャッチコピーがあれば,「おおっ」と思ったのですが(^^;;

>3.日本円で1200円から1700円くらいのものと5000円もする類語辞典ではどの
>程度、何が違っているのですか。

いわゆるペーパーバックサイズのものとCOTのような大きなものとの違いは,簡単に言えば語数の違いです。見出し語の数も違いますし,その中に出ている類語の数も違います。この違いは半端ではありません。SR-9600に搭載のRoget's II(これはペーパーバック版です)とCOTをくらべてみればその差が分かると思います。

>4.ER6000に入っている辞書は、書籍だといくら分になりますか。

Amazonか何かで調べれば正確に分かると思いますが,CODとCOTそれぞれが5000円弱と考えていいと思います。

>うららさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月12日(木)08時39分01秒

>昨日Pacifica Talk 10を購入しました。
>秋葉原のナカウラ電器のDFSフロアで店頭価格の\19800で購入しました。
>(消費税はサービスしてもらいました。)
>ちなみにLaoxでも店頭価格は\19800(消費税サービスはない)でした。

もう日本でも発売されたのですか? 旧機種が12800円なのでかなり高くなりましたが,語数が大幅に増えたことを考えると仕方ないでしょうね。

>合成音声はちょっと音が割れるけれど、日本語はちゃんと日本語に聞こえます。

音声合成のついた機種はたいていそうみたいですね。薄型化と両立させないといけないので,スピーカーの性能の問題かもしれません。イヤホンを使ってボリュームを下げればましになるかも…。

この手の機種は,旅行者にとっては非常に便利なので,トラベランドなどの旅行用品店でも売ればけっこう人気が出ると思います。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月12日(木)08時32分43秒

>LDCE、Activator、ウィズダム英和、プログレッシブ和英、講談社類語、
>でしょうか。これに、新刊ではないですが、まだ電子辞書に搭載されていない大辞林。また、
>既存ですが、やはり外せないリーダーズ+プラスを加えた機種があったら、売れると思うの
>ですが、どうでしょう?

出版社側の意向を度外視して(出版社にとらわれずに)コンテンツを選べるとなるとこの組み合わせは最強だと思います。もっとも,三省堂は辞書編纂の歴史も100年以上あり,地味ではあるものの非常によい辞書を出しているので,三省堂コンテンツに固めてもけっこうよいものができそうです。学習辞書系としては,新明解+ウィズダム英和+グランドセンチュリー和英をベースにするような感じでしょうか。一般系なら大辞林+GC英和+GC和英でしょうね。この2つを組み合わせたダブル英和,和英,国語なんてのもいいかも(^^) 講談社類語はまだ出たばかりなので静かですが,内容からして一大ブレイクする可能性は大きいですので,次期コンテンツの最有力候補になると思います。講談社側が難色を示さなければ,他社のコンテンツに類語だけ講談社(あるいは,国語を大辞林の代わりに講談社の日本語大辞典を使うとか)というのもいいのですが…。

>個人的には電子辞書未搭載のMEDも期待したいものです。やはりコーパスを基にした辞書で、
>例文も生英文を基本に若干手直ししているものの、自然な例文です。単語の表示もまず動
>詞・名詞等に分けて項目立てし、COBUILDより見やすいです。

MEDはたしかLDCEの編集に携わっていた人が主幹をしていたはずなので,随所にLDCEらしさが見え隠れしていますね。生例文を使わないでリライトしているのはCOBUILD等の実例主義への(学習者向け英英という点での)疑問もあるのかな…。

>明鏡

明鏡は日本語教師の間でもけっこう注目されているようです。大修館なので,ジーニアス等とのカップリングができるでしょうから,広辞苑のネームバリューにあまり影響を受けない,学生向け機種への搭載は思ったよりすんなりいくかもしれません。

>AKIさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月12日(木)08時18分54秒

>ウィズダム英和が出ましたね。コーパスを全面的に活用しているということで、語義の説明
>が細かいところで詳しかったり、コロケーションも充実しています。見やすくしようという
>工夫も良いと思います。

私が学部学生の頃,学会で赤野先生(ウィズダムの編者)のコーパス言語学の入門講義を聴き,目から鱗が落ちる気がしました。当時はまだコーパスというものがほとんど知られていなかった時代ですが,コーパスを辞書編纂に取り入れることで日本の英和辞典も大きく変わるだろう,と素人目にも感じたのを覚えています。お二人の編者の先生はジーニアスの編纂にも携わっていらっしゃるので,ウィズダムはジーニアスに共通する面(基本語ほど詳しく,というスタンスなど)もありますが,ジーニアスがどちらかというと内外の語法辞典,英文法辞典などの記述をベースにしているのに対し,ウィズダムは独自のコーパスを用いた徹底的な実証主義を基本にしているようですね。沖縄の書店に入荷するのはかなり先なので,まだ内容はみていませんが,楽しみです。

>アドバンストフェイバリットも先月末から出ていましたが、これも用法の説明が多いのと、
>基本動詞・前置詞の語義のイメージイラストは良いと思いました。こうしたイラストはこ
>れまで一部の文法書等のみで、「堅い」辞書には見られなかったですが、理解に役立ちます。

東京書籍という教科書会社が出しているせいか,フェイバリット英和はかなり現場では人気があるようですね(営業力の差かもしれませんが)。ただ,フェイバリットはジーニアスや新英和中辞典などよりは1段下のレベルを対象にしているので,進学校などでは斡旋しにくいのかもしれません。そういう高校は他社の中辞典クラスに流れるでしょうから,アドバンストフェイバリットが登場した意義は大きいと思います。ウィズダムやレクシスのように新機軸が満載という辞書ではありませんが,かえって高校生やふつうの大学生,社会人には基本に忠実で使いやすいかもしれません。ウィズダムは他掲示板でもコメントが出ていますが,corpus findingを扱った部分が多くて見づらいという声もありますね。

日本の学習英和市場はユーザの目が肥えていることもあり,ジーニアスをはじめとした「詳しい辞書」を求める傾向が強いようですが,英語辞書学の最近の動向をみると,"user-friendliness"ということがクローズアップされてきています。辞書間の競争が激しくなると,他社の辞書より優位に立つためには語数を増やしたり,記述を詳しくしたりしがちですが,そうなると情報量を増やすために略号を多用したり,記述を圧縮したりするので,ユーザ側からすると使いにくい,ということになります。LDCEやOALDが版を重ねるごとに分かりやすくなっているのも,その流れが大きいと思います。ジーニアスがもてはやされる中で,フェイバリットという何の変哲もない学習英和が現場では人気があるのも,贅肉をそぎ落として高校生に必要な情報のみを分かりやすく提示しているからなのでしょう。その意味では,アドバンストフェイバリットもウィズダムやレクシスのような情報満載型の英和とは違う良さがあるのかもしれませんね。

SR9200とCOD 投稿者:H1B  投稿日:12月12日(木)05時04分50秒

Sekkyさん
>現地在住の人などにはCODも需要があるのですね。
はい。こちらにいると毎日種種雑多な言葉に遭遇します。CODは、語義が適切明快でしかも素早く目を通せるので、仕事でも日常生活でも、安心かつ便利に使えます。

このCODがはいっているSR9200の便利さにはまりつつありますが、操作性と耐久性に不安が残ります。基本であるキーボードをよく一列間違えます。「戻る」「決定/訳」キーが、一見してスペースバーのように見えてしまうせいかもしれません。慣れの問題であればいいですが。

それと、キーパッドは、もう少し大きい方が楽ですね。全幅をあと5−6cm伸ばしてでも、大きなキーボードにして、しかも、ヒンジ部や筐体全体の強度をあげてもらえると、本当に安心できる良い道具になります。たしか以前、Sekkyさんも、新書版ならば、邪魔ではないサイズだと書かれていたような覚えがありますが、同感です。電池を単三にして、COD、LDOCE、コウビlド、リーダーズ、リープラ、プログレッシブ英和、COT、ニューリトルのような小さな和英、広辞苑が入っていたら、高めの値付けでもすぐに飛びついてしまうと思います。

類語辞典について。 投稿者:ぽう  投稿日:12月12日(木)04時10分38秒

セッキー様

以前にもあったCOTの便利さに引かれ、セイコーのER6000をいじってきました。また書店では書籍版をみました。

そこでお聞きしたいことなのですが、
 1.類語辞典で日本人に向いている(意味が近いものから載っている)のは、COTのみですか。
 2.ペンギンさんの絵が描いてあるものはどういった位置づけのものでしょうか。
 3.日本円で1200円から1700円くらいのものと5000円もする類語辞典ではどの程度、何が違っているのですか。
 4.ER6000に入っている辞書は、書籍だといくら分になりますか。

私みたいに質問ばかりしているとなかなか作業がはかどらないでしょうけれども、類語辞典の特集も楽しみにしています。

Pacifica Talk 10 購入! 投稿者:うらら  投稿日:12月12日(木)02時31分49秒

昨日Pacifica Talk 10を購入しました。秋葉原のナカウラ電器のDFSフロアで店頭価格の\19800で購入しました。(消費税はサービスしてもらいました。)ちなみにLaoxでも店頭価格は\19800(消費税サービスはない)でした。language123.comの通販では$199(+送料$27)なので、秋葉原価格の方がお得でした。迷っているうちに日本で手に入るようになり、良かったです。旧型の実物を見たときは思ったより大きかったので買うのをためらったのですが、新型は折りたたみ式になり、ポケットに入るサイズになりました(7.5×11×2cm)。重さは電池を入れて150gくらい。まだお試し程度にしか使ってませんが、とても楽しいです。合成音声はちょっと音が割れるけれど、日本語はちゃんと日本語に聞こえます。素晴らしいです。添乗生活がぐっと楽しくなりそうです。日本語の字の大きさには笑ってしまいます。アルファベットの国ではそんなに高解像度の液晶は必要ないですもんね。

各言語2万語あれば片言の会話をするには十分かと思ったのですが、日本語からだと思うように検索できない単語もあります。たとえば「tomowrrow」をさす日本語として「あした」と登録されているので、「あす」と入力するとヒットしません。ヨーロッパ系言語なら英語から検索した方がヒットしやすいかもしれません。検索方法を工夫してみます。一単語一訳なので、専門的にある言語を勉強している方には役不足かも。私にはこれで十分役に立ちますが。
キーはゴムです。ストロークが結構深いので、となりのキーに触ってしまってちょっと操作しにくいです。
でも、小型化された副作用でもあるのでしょうがないですね。

ずっと探していたマルチ言語辞書を入手することが出来て、とても満足しています。Sekkyさんのアドバイスのおかげです。ありがとうございました。本当は「フルコンテンツ英和和英+簡易マルチ言語辞書」というのが理想だったのですが、-これは今後の日本のメーカーさんに期待したいと思います。

明鏡 投稿者:AKI  投稿日:12月11日(水)23時24分58秒

が新刊の国語辞典でありましたね。大辞林もいいのですが、明鏡もぜひ。

新刊辞書 投稿者:AKI  投稿日:12月11日(水)23時15分44秒

ウィズダム英和が出ましたね。コーパスを全面的に活用しているということで、語義の説明が細かいところで詳しかったり、コロケーションも充実しています。見やすくしようという工夫も良いと思います。

アドバンストフェイバリットも先月末から出ていましたが、これも用法の説明が多いのと、基本動詞・前置詞の語義のイメージイラストは良いと思いました。こうしたイラストはこれまで一部の文法書等のみで、「堅い」辞書には見られなかったですが、理解に役立ちます。

新刊・新版(予定)で、まだ電子辞書に搭載されていない辞書で、望ましい組合せを挙げてみると、
LDCE、Activator、ウィズダム英和、プログレッシブ和英、講談社類語、
でしょうか。これに、新刊ではないですが、まだ電子辞書に搭載されていない大辞林。また、既存ですが、やはり外せないリーダーズ+プラスを加えた機種があったら、売れると思うのですが、どうでしょう?

COBUILDはT6500の関係で多くの書込みがありますが、個人的には電子辞書未搭載のMEDも期待したいものです。やはりコーパスを基にした辞書で、例文も生英文を基本に若干手直ししているものの、自然な例文です。単語の表示もまず動詞・名詞等に分けて項目立てし、COBUILDより見やすいです。

XD-R9000の値段で転びました 投稿者:takahisa  投稿日:12月11日(水)13時22分39秒

最近電子辞書に興味を持ち始めて、このサイトにたどりつきました。大変情報が多く、参考になるサイトですね(^^)。いろいろ参考にさせてもらいました。今の職業はプログラマー、それもファームウェアを中心に書いているので、ICのマニュアル等で英文を読む機会もそれなりにあるのですが、これまで普通の辞書で済ませてました。あと、私自身は今のところ英語を話す機会はほとんどないのですが、会社自体は海外との共同開発などもあって一応英会話も少しはできるようにならなければと英会話もはじめたところです。この機会最近の電子辞書ならフルコンテンツで英語の読み書きが手軽になりそうなので、何か一台買おうと考えてます。

今のところ、英語はあまり得意ではないのと発信よりも受信を中心に考えて学習英和と語数の多い英和の入っている機械を中心に、中級以下の英英が入っている機械と考えて、T-5000を考えていたのですが、貼り付けたURLでXD-R9000が\26800というのを見て、XD-R9000を頼んでしまいました(^^;;。まあ、今のところ英語の実力がないので使い勝手よりはコンテンツでXD-R9000を選んでおいて間違いはないかなと思っています。サーチなどの使い勝手に不満が出てくるころにはさらによい機種が出てきているでしょうから、コンテンツも含めてそのときにまた一番いい機種を選べばよいかなと考えています。

まだ物はきていないのですが、R9000には興味のある人も多そうなので、参考になるかなと思って書き込んでみました(^^)。

http://www.rakuten.co.jp/tels/460597/457413/474362/


Sekky@管理者さま 投稿者:田村恵子  投稿日:12月11日(水)12時51分06秒

アドバイスありがとうございました。
すごく参考になりました。私にはリーダーズはハイレベルすぎると思われますので、ジーニアス大英和+学習和英・英英のSR−T5000にする事にしました。このサイトに来なければ、お店で何の知識もないまま適当に進められた物を購入していただろうと考えると・・・・本当にありがとうございました。まだ販売されていないようですが、購入後に使い心地をメールします。

>ムッチョママさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月11日(水)11時52分03秒

>悩んだ末、XD-R9000にきめ,大学生協で取り寄せを依頼しました。ここはいなかなので、
>大型電気店も少なく、実物すら見たことなかったんですが、¥29,800(ジャパネッ
>トたかたより5,000円安)だったのが決め手になりました。

組合員価格とはいえ,29800円は安いですね…。R9000がここまで安くなってくると,他の英語専門機の価格にも影響を及ぼすかもしれません。カシオさんの機種は学校現場で根強い支持がありますので,他社がどう出るか,楽しみなところです。

>田村さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月11日(水)11時48分58秒

>この英語力からすると学習英和・和英は必需品と考えますが、海外の論文を読む機会も
>多いため、これにも使用できたらと欲がでてきてしまいました。こんな要望に答える電
>子辞書はないのでしょうか?それとも2台の購入を前提に検討すべきでしょうか?よろ
>しくお願いいたします。

論文を読む機会が多いということでしたら,語数の多い英和があるといいかもしれません。一方で,英会話のように発信英語の学習をされているのでしたら,学習英英辞典もあると便利ですね。1台ですますとなると,ジーニアス大英和を搭載したSR-T5000でしょうか。これなら,語数の多さと例文や文法解説の詳しさを両立した英和と,学習和英,英英が搭載されていることに加え,英会話集も入っています。また,過去にもよく言われているように,操作性の良さや,英会話学校等のレッスンで学んだ単語を記憶できる単語帳機能が搭載されているというメリットもあります。あるいは,学習英英をある程度使いこなせるのであれば,ジーニアス英大よりもさらに語数が多いリーダーズを搭載した機種も候補になります。会話集付きで,携帯性を重視するならDD-IC500S,ちょっとレベルが高いですが,操作性を重視するならSR-T6500でしょうか。

>alchemistさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月11日(水)11時41分04秒

>ただactivatorはいいですね!(←T6500を試用するついでにactivatorが入っているヤツ
>もさわってきた)とりあえず読むための辞書は電子手帳に出来るだけまとめて、書くため
>の辞書は紙にしようと思っているので、明日にでもactivator買ってきます。

Activatorはもうすぐ(来年初め?)に新版が出ます。約10年ぶりの改訂なので,冊子体を買うならそれまで待ったほうがいいかもしれません(11月末に出る予定だった予定ですが,遅れているようです)。書くための辞書は,CD-ROM辞書にするという手もありますね(たいていはPC上で書くでしょうから)。研究社の英和活用大辞典とか,IC電子辞書にないコンテンツもあります。

>私は英文学を専門にしています。この点からもやはりT6500の方がいいみたいですね。
>G大も今度じっくりと見てみます。誤報辞典って見たことないな…

文学系でしたら,もし冊子体の大辞典を買うならG大よりも研究社の大辞典のほうがいいかもしれません。現代英語を主体にしているG大やリーダーズなどと違い,研究社英大は文学作品や聖書からの用例も豊富に入っています。語源学の大家が編集に参加しているので,語源記述が非常に詳しいのもメリットです。

電子辞書 投稿者:ムッチョママ  投稿日:12月11日(水)08時27分18秒

はじめてメールします。 しかもパソコンでのメールは,2回目なのでちゃんと届くか不安です。今,翻訳の勉強中で,いい辞書の必要性を身にしみており,どうせ買うなら電子辞書が欲しくて,このサイトを参考にさせてもらいました。悩んだ末、XD-R9000にきめ,大学生協で取り寄せを依頼しました。ここはいなかなので、大型電気店も少なく、実物すら見たことなかったんですが、¥29,800(ジャパネットたかたより5,000円安)だったのが決め手になりました。私には,こばんだとは思いますが,今は届くのが楽しみです。使いごこちは、後日メールします。

 投稿者:alchemist  投稿日:12月10日(火)23時47分31秒

すいません(__)操作ミスです。↓はSekkyさん宛てです。

> 投稿者:alchemist  投稿日:12月10日(火)23時46分36秒

>なるほど。OALDとCOBUILDをお持ちで,COBUILDを持ち歩いているということでしたら,COBUILDに慣れていると思いますので,それならT6500のほうがいいですね。

やはりそうですよね・・・すいません(__)なんか書いている内に自分で答えを出してしまったような書きこみになってしまって。せっかく相談に乗っていただいているのに…

>T6500のウリは,やはりCOBUILDの10万5000例文(それもすべてが実際の英語から収集した生例文)を検索できることだと思います。OALDのようにコーパスをもとにしつつも学習者向けにリライトしている例文とは違いますので,難解な例文も多いですが,上級者にとっては手応えがあるでしょうね。

今日電気屋さんに行ってきて、さわってきたのですが…いいですね、例文検索。すごい欲しくなってきました。

>お話をうかがう限りでは,alchemistさんの場合はLDCEやOALD,Activatorといった,中級レベルの学習者向けコンテンツに頼らなくても十分英語を使えるレベルだと思います。そうでなければ,OALDとCOBUILDを持っていてCOBUILDをメインユースにはしないでしょうから(^^) ですから,常用するコンテンツとしては,リーダーズやリープラ,COBUILDの入ったT6500のほうがいいかもしれませんね。R9000も英語学習者に役立つコンテンツが満載されていますが,難点は上級者の人が日常的なライティングで気軽に使えるレベルのthesaurusが入っていない(ActivatorとLongman-Roget'sの隙間を埋めるthesaurusがない)ということです。T6500のCCTなら(COTとは若干使い勝手が違いますが)院へ行ってからも十分使えるレベルのものだと思います。

「十分英語を使える」というのはおそらく誤解ではないかと。私の場合、「読む」>「書く」という優先順位がはっきりしていて、「読む」ことを考えた場合OALDよりCOBUILDの方が(私にとっては)役立つ(あの独特の意味の記述・動詞ならば、目的語を取るとか、infinitiveがくるとかといった分類で表記されている点)ので日常的に使っているだけです。
ただactivatorはいいですね!(←T6500を試用するついでにactivatorが入っているヤツもさわってきた)とりあえず読むための辞書は電子手帳に出来るだけまとめて、書くための辞書は紙にしようと思っているので、明日にでもactivator買ってきます。

>一方で,G大にもメリットはあります。というのは,G大は,単にいわゆるクラシックジーニアスの語数を増やしただけでなく,ジーニアスが得意とする基本語の詳しい解説にもさらに磨きがかけられ,単体の語法辞典なみと言ってもいいぐらいの詳しさになっているからです。alchemistさんの専門(文学なのか,英語学なのか)が分からないので何とも言えませんが,英語学系統で院へ進むなら,できればG大も(冊子体でも)あると便利です。逆に,文学の場合はリープラの豊富な固有名詞や百科的解説はとても役立ちますね。

こちらはまだ言っていませんでしたか・・・私は英文学を専門にしています。この点からもやはりT6500の方がいいみたいですね。G大も今度じっくりと見てみます。誤報辞典って見たことないな…

まだまだ文学作品を鑑賞するにはほど遠い読解能力の私。宝の持ち腐れにならないよう、素晴らしい辞書に恥じぬよう、これからも頑張っていきます。相談に乗っていただきありがとうございました(__)買ったら使い心地をレポートしに戻ってきます。

技術者向け電子辞書 投稿者:田村恵子  投稿日:12月10日(火)13時18分06秒

こんにちは
電子辞書の購入を考えサイトをさがしているうちにこのサイトに出会いました。とても参考になりました。ありがとうございます。
建築の技術者です。英語力は読む方は理系の大学生程度ですが、会話力は多分中学生程度で、雑談すら通訳を介さないとできない状態です。これを反省し英会話をならい始めました。通勤での学習に電子辞書があると便利だと考え購入を決めました。この英語力からすると学習英和・和英は必需品と考えますが、海外の論文を読む機会も多いため、これにも使用できたらと欲がでてきてしまいました。こんな要望に答える電子辞書はないのでしょうか?それとも2台の購入を前提に検討すべきでしょうか?よろしくお願いいたします。

>テックさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月10日(火)11時56分54秒

>色々と調べた結果SR-8100(画面も大きく機能も使いやすそうbut単語記憶機能が無い)と
>IDF-4500(何といっても単語記憶1000語がすごいbut画面が小さい例文検索ができない)の
>2つのうちどちらかにしようと思っているのですがなかなか踏ん切りがつきません。

「電子辞書へのアプローチ」は最新機種が反映されていませんが,今は上記機種はそれぞれSR-9700, IDF-4100という後継機も出ています。4100は4500にある実用英語ハンドブックがありませんが,そのかわりジーニアスは昨年発行の改訂版(G3)を搭載しています。外資系企業などで商業英語の知識がいるのでなければ,4100のほうがいいかもしれません。またSR-8100はたしかに機能面では非常に優れていますが,最近はコンテンツを刷新(新英和中辞典→ジーニアス,LDCE→OALDのように,いずれも改訂年度の新しい辞書に入れ替えています)し,広辞苑や漢字源,カタカナ語辞典といった日本語系コンテンツも搭載したSR-9700のほうが買い得感があります。

>SR-8100に収録されている研究舎新和英・英和はジーニアスに比べて英語学習をする際に
>機能的に劣っていると聞いたのですが本当でしょうか?

新英和中辞典は,宝島問題(Sekkyのつぶやきのコンテンツ編をごらんください)で揺れたこともあり,評価が低く見られていますが,とりたてて劣っているというわけでもありません。というより,ジーニアスが出る前に高校で英語を学んだ世代(だいたい30代後半以上)は新英和中辞典が高校,大学の英語学習のデファクトスタンダードと言ってもいいぐらいでしたから。

ただ,新英和中辞典は改訂されてから8年たっていますので,昨年改訂されたジーニアスにくらべれば古さも目立ってきました。辞書は新しいものほどいいというのは明らかな事実ですので,新しさという点でジーニアス搭載機を選ぶ(その意味では,旧版ジーニアスを搭載のIDF-4500は対象外になりますね)のもいいかもしれません。

テックさんの場合,IDF-4100とSR-9700を中心に比較してみてはいかがでしょうか。単語帳を重視するなら4100でしょうし,液晶解像度や機能面なら9700です。そのほか,似たようなランクの機種では,PW-S7000やXD-R8100もあります。

>H1Bさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月10日(火)11時42分25秒

>東京出張の折に、使いなれたLDOCEが入っているSR8100を実機を見てから買おうと思いつ
>つ、通りがかりの量販店で買ったのは、SR9200のほうでした。なんといっても、テスト
>しようとして入れた単語全部にすっきりした英訳が出てくる(まあ、CODなら当り前なの
>ですが)のに感心し、つい、こちらを選びました。

なるほど。CODを重視されたのですね。9200が出たばかりの頃は,まだ学習英英搭載機が成熟していないこともあり,なぜわざわざネイティブ向けのCOD? という声がこの掲示板でもけっこう多かったと思います。当時は学習英英+広辞苑の搭載機が(XD-S8000以外は)なかったというのも大きかったかもしれません。でも,とくに現地在住の人などにはCODも需要があるのですね。

#最近の電子辞書の進化はめまぐるしく,1年前なら発表と同時に注目を集めたような機種なのに,今発表されるとそれほどでもないというケースがよくあります。PW-S7000などはその例かもしれません。考えてみれば,大型機と同等サイズの液晶解像度で,広辞苑と学習英英を搭載し,それでいて筐体は大型機よりはるかに小さいというS7000のスペックは,1年前なら発売前からかなり注目されたはずです。ジャンプ画面での並列表示,9ドットフォント,英文レター辞典といったシャープさんならではの機能を満載し,SR-9700やXD-R8100の小型バージョンとしてもっと注目されてもいいと思うのですが,ここでの反響も意外と少ないようです。やはり他社がコンテンツリフォームを手がけはじめたので,ジーニアス&OALDというコンテンツはありきたりになってしまうのでしょうか。もしS7000にGCあたりが載っていたらまた評価は違っていたかもしれません。

もっとも,シャープさんは,冬モデルのニュースリリースが出たにもかかわらず,カタログが新しくなっていません。PW-S7000/9600と2機種も発表しているのに,冊子カタログの新しいものではなく,新製品ニュースというペラの紙しか出していません。セイコーさんにしても,SR-T6500/T5000を中心に解説した3つ折りのパンフレットしか出していません。もしかしたら年明けぐらいに新機種を追加投入してくるのでは,という勘ぐりもできます(^^;; 昨年のシャープさんはそうでした。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月10日(火)11時18分26秒

コンテンツ数に関しては,カシオさんのXD-R9000に関しても同じです。先程述べたように,XD-Rシリーズは分野別小辞典のコンテンツ数をまともにカウントしているという点では問題ないのですが,XD-R9000のPOP用の台(正式な名称は分かりませんが,R9000の展示品が載っている台です)に大きく書いてある「業界最多の3冊の英和」というような記述はちょっと引っかかります。以前にも書いたように,リープラは独立した英和ではありません。リープラの凡例で「この辞典は『リーダーズ英和辞典』の補遺として刊行するもので…」と述べられているように,あくまでも「補遺」です。ですから,リープラでdogを引いても「犬」(4本足の哺乳類の動物の)という意味は出ていません。なぜこれを「3冊」に入れて独立した英和のように思わせるのでしょうか? カシオさんの開発スタッフの人は,Activatorのような濃いコンテンツを載せるようなセンスがあることからも,リーダーズとリープラが別々の独立した英和だとはまさか本気で思ってはいないでしょうから,こういう記述が平然と行われているというのは,営業サイドからの要望等,別の要因があるのかもしれませんけど。

いずれにしても,これらのことが単なるメーカーさんの知識不足によるものであるのなら,それを責めるのは酷でしょう(もっとも,リープラがリーダーズの補遺だということは,熱心な英文科の学部生でも知っている程度のことですが)。しかし,万一「コンテンツの中身なんてふつうのユーザは知らないだろう」という判断で,補遺まで「1冊」にカウントし,それも業界最多の3冊というように,誤解を招く表現をしているのなら,冗談ではありません。研究社が出しているリーダーズ+プラスのCD-ROMでさえ,「合計46万語収録」とは言っていても(「補遺」ですから語数を合計するのは当然でしょう),2冊の英和辞典を収録とは言っていないはずです。「業界最多の3冊の英和」にどうしてもこだわるのなら,せめて注をつけて「リーダーズプラスはリーダーズ英和辞典(初版)の補遺として発行されている辞書です」のように述べておくのが良心的だと思います。

もっとも,拙サイトへのアクセス数は電子辞書の総出荷台数のわずか数%にすぎませんので,ここでいくら言っても,メーカーさんにとっては痛くもかゆくもないでしょう。95%以上のユーザはカタログや店頭のディスプレイの内容で判断するからです。しかし,これがエスカレートしていくと,今後は電子辞書の本質であるコンテンツの質や操作性,機能といった地味な側面を度外視して,いかに顧客に魅力的に見せるか,という見た目の競争にとらわれてしまう危惧があります。メーカーさんにとっては,競合の激しい業界に身を置かずに外野から理想論だけを言っているのだから,私の発言など絵空事に過ぎないと思うかもしれませんが,ウサギとカメの話はが理想論と笑って片づけられないのと同じで,表面的な餌でおびき寄せるのではなく,地味な面でユーザに訴えかけるメーカーさんが最終的には勝ち組になると確信したいです。

「業界最多」のコンテンツ? 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月10日(火)11時10分25秒

最近は電子辞書の競争が激しいせいか,どこのメーカーさんも自社製品のPRにかなり力を入れています。一方で,非常に気になるのが「業界最多」「業界最薄」のような言い方で自社製品の優位性をアピールする姿勢です。もちろん,これが事実であり,客観的にもその評価が妥当であれば堂々とアピールすればいい(筐体寸法などは客観的尺度がありますので,どんどんアピールすればいいでしょう)のですが,そうでもないケースが増えているのは非常に残念です。とくに,一部メーカーさんの,コンテンツの量に関するPRは目に余るものがあります。はっきり言えば,「最多」を前面に出せば辞書を知らないユーザは手を出すだろう,というメーカーさんの思惑が見え隠れしていて,ある程度辞書を知っているつもりの私からすれば噴飯ものです。

こういう場でメーカーさんの実名を出して指摘するのは非常に恐縮ですが,辞書に関してあまり知らないユーザが電子辞書を買うケースが多いことからも,客観的に検証する必要はあると考えます。決して誹謗中傷するつもりではなく,事実に基づいて述べます(当該メーカーさんの機種を愛用している私が言うわけですから誹謗中傷ではないのは自明でしょうが)のでご了承ください。

以前から問題にしているのは,シャープさんの機種の,広辞苑の分野別小辞典の5冊を別々にカウントし,「14冊相当(9冊の辞書をまるごと収録+5冊の分野別小辞典を収録)」のようなぼかした言い方をしているケースです。「相当」のフォントを小さくしたり,カッコ内の内容を注にして別の場所に移したりしているので,ぱっと見ると「14冊の辞書をまるごと収録」のように早とちりします。そもそも,「分野別小辞典」が広辞苑の固有名詞等のエントリーを抽出したものだということを知らない人(初めて電子辞書を買う人はそうでしょう)は,「14冊相当」と「14冊まるごと収録」の違いなど分かりません。

分野別小辞典は,今まではシャープさん独自のコンテンツでしたから,独自のカウント方法を使っているんだろうと好意的に解釈できました。しかし,今回カシオさんがXD-Rシリーズで分野別小辞典を搭載し,しかも5冊をまとめて1冊とカウントしているので,カタログの表記で同じコンテンツであるのにメーカー間でカウントの基準がずれてしまい,問題が出てきます。どう考えても,分野別小辞典という広辞苑のインデックスにすぎないものを,5種類のインデックスだからといって5冊というのはおかしいですので,シャープさんの記述も変更が望まれると思います。

この発想が進んでいくと,英和や英英辞典の成句検索も「1冊」にカウントし,例文検索も「1冊」になっていきかねません。実際,他社製品は広辞苑の特殊検索と位置づけている(そのためコンテンツ数にはカウントしていない)慣用句検索も,シャープさんの機種だけは,分野別小辞典に組み込んで5冊の中の1冊にしています。これなどは,右も左も分からない電子辞書初心者をコンテンツ数という餌で(それも明らかにおかしなカウントのしかたで)巧妙におびきよせていると言われても仕方ないでしょう。利害関係のない私でもこういう姿勢には大きな疑問を感じますので,競合他社さんはどう感じているのでしょうか。

>ひでさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月10日(火)10時19分15秒

詳細なレビューをありがとうございました

>3年前に買ったハリーポッター1巻は3ページくらいしか読んでませんが、店頭で実際に
>使って比べるために買った2巻はR9000を購入した日に40ページ読みました。いい加減
>な統計によると(40÷1)÷(3÷300)で効果は1万倍くらいですかね。

世間一般には,分からない単語があっても辞書を引かずに読み通すのがペーパーバックを読むコツだとよく言われています。辞書をいちいち引いていては面倒だから途中で投げ出してしまう,と。たしかに,電子辞書がなかった頃は,これはその通りであったかもしれません。未知語が出てくるたびに辞書を引っ張り出し,ページをめくるのは面倒ですし,時間もかかるので嫌気がさしてしまうというのは当然だったと思います。しかし,今では電子辞書で簡単に調べられるようになりましたので,ひでさんがおっしゃるように,未知語が出てきても辞書を積極的に引くという学習法も,それはそれで効果はあると思います。

未知語が出てきても辞書を引かずに,何とか読み通した経験のある人はお分かりだと思いますが,最初は辞書を引かずに読み通した本でも,別の機会に辞書を使って読み返してみると,けっこう誤解をしていたり,スピーチレベル(ほめて言っているのか,けなしているのか,など)を見て,この時の主人公はこういう気持ちで言っていたんだ,ということをあらためて発見することがあります。辞書を引きながら最初から読めば,より正確に理解できますので,あいまいなまま読み進むよりは内容がより把握しやすくなりますね。電子辞書が英語学習を変える,というのは,こういうところにもあると思います。

>それから、バックライトが欲しいです。セカンドバックに入れてどこへでも持っていくので
>すが喫茶店などだいたいデスクより暗く本は読めてもバックライトなしの液晶はつらいです。
>有機ELを採用して欲しいなあ。

有機ELというのは,携帯についているような緑色や橙色のバックライトのようなものでしょうか?ソニーさんの旧機種にはついていました(照度が非常に低いことに加え,電池をよく食いましたが)が,最近の機種ではついていませんね。本体にバックライトを内蔵すると筐体寸法や電池寿命で無理があるという判断かもしれませんが,需要はけっこう多そうですので,(バックライトとは言わないでしょうが)サプライメーカーさんが外付けの照明装置を作るというのも手かもしれません。最近の機種は,液晶サイズも大差ありませんので,液晶画面左(右)の「余白」部分にクリップで固定し,画面を照らすようなものがあると使えそうですね。技術的なことはよく分かりませんが,最近はLEDの性能がよくなっているようなので,LEDを使えば省電力になるのではないでしょうか。映画館で上映中に単語を確認する(笑)という用途もあれば,ある程度明るい場所での補助照明に使う場合もあるでしょうから,照度が調節(LEDは照度を可変にできるのでしょうか?)できるといいのですけど。

>初心者ほど高価でもしっかりした物を買った方がいいなと思いました。

同感です。とかく,メーカーさんは廉価機を「初めて電子辞書を使う人のための入門機」としてPRしがちですが,これはまずいかもしれません。電子辞書の場合,価格の差は機能の差だけでなく,コンテンツの差でもあるからです。電子辞書が初めてでも辞書コンテンツはハイレベルのものを求める人が多いですし,その逆もあります。量販店さんも,「初めて電子辞書を買う人=英語初心者」のように判断するとミスマッチが起こると思います。

>Urchinさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月10日(火)09時48分16秒

>クロスワードは、USATodayなどにトライするのですが、文化が違うので
>映画、固有名詞などなどハードルが高いです。日本語のは「サライ」のが手強いですね。

これはリープラがもっとも得意とするところだと思います。とくに,英字紙やアメリカのパズル雑誌のクロスワードのカギでよくある,存命中の俳優の名前や映画,小説のタイトル,スポーツ選手の名前などはリープラがなければ日本人にとっては難しいですね。T6500やR9000をお持ちの方は,*(〜)parkや*(〜)hotelでワイルドカード検索をしてみると,その固有名詞の豊富さに驚くのではないでしょうか。Washington DCの中心部にL'Enfant Plazaという広場があり,Metro(地下鉄)でも行けるのですが,初めてDCに行ったとき,これがフランス人の名前に由来することを知らずに,英語式に「レンファントプラザ」のように発音したため,なかなか分かってもらえなかったことがあります。リープラにはL'Enfant Plazaは載っていますし,発音記号まで付いています(^^) このように,現地在住の人なら誰でも知っている固有名詞なのに,外国人はあまり知らない(周辺のMallやWashington Monumentは日本人観光客にも知られていますが)単語が,リープラには驚くほど出ています。アメリカへの個人旅行者が大陸横断などでよく使うAmeripassとか,日本の夜行高速バスとは比較にならないほど乗り心地がよいAmericruiserというグレハンのバスの名前まで載っているのはびっくりです。

リープラは,まだインターネットが一般に普及する前に作られた辞書なので,ただでさえ語数が多いリーダーズに加えてさらに19万語を追加するというのは,かなり大変だったと思います。そのためか,おそらくは執筆者が実際に欧米でフィールドワークをした結果とか,現地で収集した固有名詞を書き留めたリストなどをもとに,手作りで作られたということがうかがえます。多くの語に付加されている百科的解説を見ても,現地で生活しないと分からないような内容が多く入っていますので。このように,手間と時間をかけて作られているリープラは,グランドコンサイスのようにコンピュータやネットワークを駆使して,とにかく数を集めたハイテク辞書とは違う面白さがあると思います。

カシオさんもせっかくリープラまで載せたのなら,クロスワードでの使用を考慮して,語頭のワイルドカードに対応するとか,派生語にもインデックスをつける(たとえば,beautificationはT6500ではワイルドカードで*tificationのようにして検索できますが,R9000では不可)といった配慮をしてほしかったと思いますが,こういうマニアックな用途は想定していなかったのかもしれません。

>alchemistさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月10日(火)09時18分01秒

>9200をすでに使っているのにSR-T6500を買おうか悩んでいるのは、SR-T6500のコンテンツ
>にCobuildが入っていて、リーダーズプラスまでついているからなのです。私は自宅生で大
>学まで片道1時間かけて通学しています。それでも重たいのを我慢して、電子辞書(9200)
>とCobuildやジーニアス英和を持ち運んでいます。

なるほど。OALDとCOBUILDをお持ちで,COBUILDを持ち歩いているということでしたら,COBUILDに慣れていると思いますので,それならT6500のほうがいいですね。

>Cobuildのあの膨大な例文を検索できるなんてすごいじゃないですか!

T6500のウリは,やはりCOBUILDの10万5000例文(それもすべてが実際の英語から収集した生例文)を検索できることだと思います。OALDのようにコーパスをもとにしつつも学習者向けにリライトしている例文とは違いますので,難解な例文も多いですが,上級者にとっては手応えがあるでしょうね。

>activatorは見たことがないので、今度本屋さんに行ったら見てみます。ちなみに、今の
>ところは隔週英語でレポート(A4一枚)書いています。

お話をうかがう限りでは,alchemistさんの場合はLDCEやOALD,Activatorといった,中級レベルの学習者向けコンテンツに頼らなくても十分英語を使えるレベルだと思います。そうでなければ,OALDとCOBUILDを持っていてCOBUILDをメインユースにはしないでしょうから(^^) ですから,常用するコンテンツとしては,リーダーズやリープラ,COBUILDの入ったT6500のほうがいいかもしれませんね。R9000も英語学習者に役立つコンテンツが満載されていますが,難点は上級者の人が日常的なライティングで気軽に使えるレベルのthesaurusが入っていない(ActivatorとLongman-Roget'sの隙間を埋めるthesaurusがない)ということです。T6500のCCTなら(COTとは若干使い勝手が違いますが)院へ行ってからも十分使えるレベルのものだと思います。

一方で,G大にもメリットはあります。というのは,G大は,単にいわゆるクラシックジーニアスの語数を増やしただけでなく,ジーニアスが得意とする基本語の詳しい解説にもさらに磨きがかけられ,単体の語法辞典なみと言ってもいいぐらいの詳しさになっているからです。alchemistさんの専門(文学なのか,英語学なのか)が分からないので何とも言えませんが,英語学系統で院へ進むなら,できればG大も(冊子体でも)あると便利です。逆に,文学の場合はリープラの豊富な固有名詞や百科的解説はとても役立ちますね。

#SR-T6500とT5000はコンテンツが全く重ならないので,上級者の人はコストを度外視すれば併用する価値が十分あります。とはいえ,いずれもハイエンド機なので2台買うのはきついでしょう。これら両機種に限っては,2台目を買うときに1台目の保証書や領収書をメーカーさんに送るといくらかをキャッシュバックするとか,出版社さんと提携して(これらの機種に入っていない)冊子体辞書(COBUILDのUsageや,Verb Patternsなど)をおまけでつけるとか,何らかの割引価格を設定すると他社製品に流れたりしなくなると思いますが,法的にまずいのかな…。

>Asami55さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月10日(火)08時51分46秒

>私は、英文ビジネスレターと英英辞典のある電子辞書を探していて、
>シャープのPW6800とS7000の二つの機種でどちらがいいか悩んでいます。
>この二つの、決定的な違いは何でしょうか?

コンテンツに関していうと,6800はグランドコンサイスという語数の多い英和が入っているのに対し,S7000は他の多くの機種に入っているジーニアスであるということです。そのほか,S7000は広辞苑やカタカナ語辞書のような国語系コンテンツが入っているのも違いますね。ハードウェアの面では,液晶の解像度(S7000のほうが一覧性が高い)と筐体寸法(S7000のほうが薄い),付加機能(S7000にはメモ機能が搭載)などが違います。

>ちなみに、こちらで就職する際、ビジネスレター機能があると便利だと思い、
>シャープの2機種に絞ったわけでもあります。
>他のメーカーには無いですよね?他にもオススメがあれば参考にしたいです。

ビジネスレターはこれら2機種のみです。ソニーさんの機種で英文手紙の辞典が入っているものがありますが,情報量は比較になりません。

>主に使うであろう辞書→英和、和英、英英、ビジネスレター
>あれば結構便利だろう→広辞苑、英語類語使い分け辞典、漢字字典

広辞苑のような国語辞典は,海外在住の日本人の方は持っていると便利だと思います。

>使い勝手や見た目や画面の違い(←これがいまいちわかりません)と合わせ、
>どちらがいいでしょうか?是非教えて下さい。

シャープさんの機種は昔から使い勝手のよさは定評がありますので,6800もS7000もほとんど差はありません。画面に関してですが,S7000は6800よりも液晶解像度が高いことに加え,S7000には9ドットフォントを搭載(6800は最小で12ドット)しているので,一度に表示できる情報量が多い(=スクロールする回数が少なくてすむ)のはメリットです。6800でも早見機能がありますので,長い記述も概略を一覧できますから,そんなに不便はありませんが,S7000の一覧性になれてしまうと見にくく感じるかもしれません。

Asami55さんの場合,最終的な決め手は「国語辞典を重視するか,語数の多い英和辞典を重視するか」になるのではないでしょうか。言いかえれば,ふだんのお仕事の中で専門的な英文をどれぐらい読む機会があるかということです。ジーニアスはGCやリーダーズにくらべれば語数は少ないですが,それでも通常レベルの文章(英字紙や一般向け雑誌を含め)は十分対応できます。日本人の場合,国語辞典はあったほうがいいと思いますので,とくに専門的な文章を読む機会が多いのでなければS7000のほうがいいと思います。

SR-8100とIDF-4500で迷っています。 投稿者:テック  投稿日:12月10日(火)07時23分40秒

はじめまして。私はこれから英語の勉強を始めようとしている社会人です。そこで紙の辞書だとやはり時間がかかるので電子辞書にしよう!と思ったもののどれにしようかで迷ってしまっています。色々と調べた結果SR-8100(画面も大きく機能も使いやすそうbut単語記憶機能が無い)とIDF-4500(何といっても単語記憶1000語がすごいbut画面が小さい例文検索ができない)の2つのうちどちらかにしようと思っているのですがなかなか踏ん切りがつきません。どちらにすべきかアドバイスをいただけたら幸いです。ちなみに用途は英語学習のみで私の英語力は受験以来何もしていない状態なのでTOEICを受けたら300点台…という結果になるのではないかと思います。それからSR-8100に収録されている研究舎新和英・英和はジーニアスに比べて英語学習をする際に機能的に劣っていると聞いたのですが本当でしょうか?長々と申し訳ありませんがどうぞよろしくお願いいたします。

SR-9200購入しました 投稿者:H1B  投稿日:12月10日(火)02時29分44秒

Sekkyさん、Hideさん、るっこらさん、
とうとう、初めての電子辞書に、SR9200を買いました。色々ご教示いただいていたことが、選ぶ時に非常に参考になりました。ありがとうございました。

東京出張の折に、使いなれたLDOCEが入っているSR8100を実機を見てから買おうと思いつつ、通りがかりの量販店で買ったのは、SR9200のほうでした。なんといっても、テストしようとして入れた単語全部にすっきりした英訳が出てくる(まあ、CODなら当り前なのですが)のに感心し、つい、こちらを選びました。このところ発信のほうで苦労する仕事が少ないせいもあったかもしれません。早晩、必要に迫られて、発信型のものを購入する可能性はありますが、そのときは、またSekkyさんたちに教えてもらいながら、楽しく悩もうかと思います。

今までは無視していたようなマイナーな?言葉も億劫にならずに引けるので重宝しています。電子辞書は、携帯に便利ということとと、手軽に引けるというのがいいですね。

レスが遅くなりすみません 投稿者:Urchin  投稿日:12月 9日(月)21時57分44秒

Sekky@管理者さん、週末ダウンしていましてレスが遅くなりすみません。「海野辞書」の件、るっこらさん、宮川さんのご指摘の通りです。正確な名前を記憶していなかったのであいまいな情報を書き込んでしまい、すみませんでした。
るっこらさん、宮川さん、フォローをいただきありがとうございました。また、新刊情報までいただいて感謝です。クロスワードは、USATodayなどにトライするのですが、文化が違うので映画、固有名詞などなどハードルが高いです。日本語のは「サライ」のが手強いですね。

訂正 投稿者:alchemist  投稿日:12月 9日(月)21時26分03秒

>T5000は今まで選択肢に入っていませんでした。というのも、Cobuildが入っていないし、ジーニアスもOALDも紙で持っている(けれど持ち歩くぐらいまで頻繁には使っていない)からです。ジーニアス大辞典は魅力ですが…

→「ジーニアス和英もOALDも紙で持っている」に訂正です(__)

>Sekky@管理者さん 投稿者:alchemist  投稿日:12月 9日(月)21時18分45秒

>英文科とはいえ,学部の方でCODの語源記述を使いこなしていらっしゃるというのは恐れいりました(^^;; CODに限りませんが,語源記述を読みこなすには英語力とは別に英語史や歴史言語学の>知識が少なからず必要ですので…。

「使いこなしている」は大げさです・・・単に、「この言葉はフランス語経由なんだ!」(第二外国語はフランス語なんです)とか、「この言葉は元はラテン語なんだ!」(一般教養としてラテン語を取っていました)と驚くぐらいなもんです。自分が学んでいた、もしくは学んでいる言語が語源だとわかると、興味がすごく湧くし、頭に残るんですよ。私の場合。「他の言語と英語はリンクしている」ということを知りたいだけ…とも言えるのかもしれません。

>9200をお持ちでなくてCODが気に入っているということでしたら,SR-T6500+ER6000のベストコンビがありますが,すでに9200をお使いということで買い増しということでしたら,T6500よりはT5000のほうがいいかもしれませんね。G大は「お茶の間大辞典」を志向する? だけあって,語源記述も略号を極力廃し,分かりやすくなっています。そのかわり,リーダーズやCODのように(複合語や派生語以外は)ほぼすべての語に語源を載せているわけではなく,重要語(頻度星印のある語)に限られますけど。9200をお使いなら,T5000の英和,英英の学習系コンテンツは重宝すると思います。

T5000は今まで選択肢に入っていませんでした。というのも、Cobuildが入っていないし、ジーニアスもOALDも紙で持っている(けれど持ち歩くぐらいまで頻繁には使っていない)からです。ジーニアス大辞典は魅力ですが…
9200をすでに使っているのにSR-T6500を買おうか悩んでいるのは、SR-T6500のコンテンツにCobuildが入っていて、リーダーズプラスまでついているからなのです。私は自宅生で大学まで片道1時間かけて通学しています。それでも重たいのを我慢して、電子辞書(9200)とCobuildやジーニアス英和を持ち運んでいます。それだけならまだいいのですが、フランス語の講義の日には仏和と英仏辞典まで持ち歩いていて重たいことこの上ないのです。「もしも電子辞書にCobuildが入っていれば、カバンの重さは半減するなぁ」…という切実(?)な問題意識があるのです。というわけもあって、SR-T6500を買おうか悩んでいるのです。後、9200にはない例文検索機能も便利そうですし。Cobuildのあの膨大な例文を検索できるなんてすごいじゃないですか!

>あるいは,英文科で院進学するということでしたら,英語を書く機会も増えるでしょうから,Activator搭載のXD-R9000もいいかもしれません。もっとも,TOEIC初受験で820もあるのでしたら,Activatorに頼らなくても十分英語発信ができるレベルかもしれません(TOEICにライティングはないので一概には言えませんけど)。

activatorは見たことがないので、今度本屋さんに行ったら見てみます。ちなみに、今のところは隔週英語でレポート(A4一枚)書いています。

>Urichinさん 投稿者:da  投稿日:12月 9日(月)13時30分33秒

> 結構、遭遇していると思います。私は化学なのですが、装置名や物質名なども
> リーダースには載っているものも多く、ちょっと引くには便利です。

本屋でリーダーズを見てみました。試しに「hexa-」で始まる言葉を調べてみると本当にたくさんの物質名が掲載されていますね。確かにリーダーズが必要だというのがわかりました。G大にどれくらいこのような言葉が掲載されているか、また調べてみようと思います。
ちなみに私の専門は物性物理で比較的化学と接点のある分野です。化学ほどではないものの論文に出てきた物質名を調べることはあります。

シャープ PW-6800 と S7000 どちらがいいでしょう? 投稿者:Asami55  投稿日:12月 9日(月)13時27分50秒

みなさん、こんにちは。SEKKYさんには一度アドバイスを頂いた事があります。その節はありがとうございました。
私は、英文ビジネスレターと英英辞典のある電子辞書を探していて、シャープのPW6800とS7000の二つの機種でどちらがいいか悩んでいます。この二つの、決定的な違いは何でしょうか?
ちなみに、私は今まで一度も電子辞書を使った事がないので、いまいちうまく比較する事も出来ません。
そして、現在海外(カリフォルニア)に居るため、実際店頭で触って比べることもできません。ちなみに、こちらで就職する際、ビジネスレター機能があると便利だと思い、シャープの2機種に絞ったわけでもあります。他のメーカーには無いですよね?他にもオススメがあれば参考にしたいです。

この2機種、6800とS7000、搭載内容の違いと使い勝手の違いに分かれると思いますが、内容の違いはONLINEで理解できても、実際の使用感の違いはわかりません。

今求めている内容↓

主に使うであろう辞書→英和、和英、英英、ビジネスレター
あれば結構便利だろう→広辞苑、英語類語使い分け辞典、漢字字典

使い勝手や見た目や画面の違い(←これがいまいちわかりません)と合わせ、どちらがいいでしょうか?是非教えて下さい。

ちなみに重さや薄さはあまり気にしていません。

よろしくお願いします!

XD-R9000購入しました 投稿者:ひで  投稿日:12月 9日(月)02時40分48秒

当方皆様のような知識も経験もありませんが購入の際こちらのサイトを参考にして決めたので何かの足しになればと思い投稿します。

購入に至るまで
私は生物系の大学院博士課程最終学年で英語論文を大量に読み、自分の論文を書かねばなりません。また、将来は留学をしたく英語力を上げるべく英語の小説も読もうとし、何冊か買って全て挫折しています。また、個人的な趣味に関する文章が英文であることが多くこれも読みかけては挫折していました。

購入した機種と理由
カシオXD-R9000です。セイコーSR-T6500と比較しましたが、アクチベータが面白そうだったのと触ってみてレスポンスが良かったのでこちらにしました。

効果
3年前に買ったハリーポッター1巻は3ページくらいしか読んでませんが、店頭で実際に使って比べるために買った2巻はR9000を購入した日に40ページ読みました。いい加減な統計によると(40÷1)÷(3÷300)で効果は1万倍くらいですかね。ま、これは紙の辞書から電子辞書になったということそのものが大きいですね。それから趣味の文章の方もだいぶ読めるようになりました。論文を書くことに関しても単語の使い方を知る上でアクチベーターはやはり有効ですしシソーラスは必須であることがわかりました。

使用感
初めての電子辞書なので「十分便利じゃん」というのが私の感想です。アクチベータもsekkyさんの書かれているようにしていただけるとだいぶ違うなあと思うのですが取りあえずひどく不満もなく使ってます。英和辞書に関して英語の小説や私の趣味に関する文章を読むときは細かい所は気にしないので単純に収録語数の多いリーダースがあることが良かったです。ジーニアスでは結構わからない単語がありました。あとインクリメンタル串刺し検索ができてほしいです。それから、バックライトが欲しいです。セカンドバックに入れてどこへでも持っていくのですが喫茶店などだいたいデスクより暗く本は読めてもバックライトなしの液晶はつらいです。有機ELを採用して欲しいなあ。クロスワードはしないのであいまい検索の不備は気になりません。

感想
仕事の必要性に駆られて購入しましたがとにかく電子辞書を持つことは非常に便利なことがわかりました。また、SR-T6500と比べるときに(実際に触り比べたのですが)どうも使い勝手の差がよくわからず、コンテンツの差(私にはこちらの方が合っていると思った)で決めましたがこれで良かったのかなあ。あと、パソコンの購入の際にも言えると思うんですが初心者ほど高価でもしっかりした物を買った方がいいなと思いました。こちらのサイトなど読まずにいきなり店に行ったらおそらく1万円台の中級機種を買っていたでしょうが、それだとリーダースが無くてハリーポッターをやっぱり投げ出したかもしれないし、論文を書くときにシソーラスが不十分だったりアクチベータがなかったりで「読むときには使えても書くときには使えん」と思っていたかもしれません。

最後に、こちらのサイトはとても参考になり感謝しております。これからも購入者の指針となりメーカーがよりよい製品を作る方向に向くよう頑張ってください。

SR-T6500検討します 投稿者:ホークス  投稿日:12月 8日(日)21時50分29秒

Sekkyさん。
早速の返答ありがとうございました。
私の方もコンテンツの重なりからSR-T6500がやはり一番気になっておりこのサイトのみなさんの感想などを参考にさせていただいていました。
キータッチなどは実際に最近会社のそばにできた大きいヨドバシカメラで確認してきます。
いまだCODやSekkyさんが書かれていた英和の違い(リーダーズ英和大辞典やジーニアスの違いなど)からSR-T5000とSR-9200に悩んでおりました。
今回はSR-T6500をじっくり検討してみたいと思っています。ありがとうございました。

>あいちゃんさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)21時22分47秒

>Oxford本家とも言える Seiko UK Limited のサイト ( http://www.seiko.co.uk/ ) の
>サイトには今も載っていますよ。

あれれ,本当ですね。しかもER2500などという新製品(2000のデスクトップ版)がいつの間にか加わっていました。となると,国内ではER6000しか手に入らなくなったのは,生産完了なのではなく,複数機種を輸入しないで最上位機のER6000に吸収したのかもしれませんね。たしかに,大きさを別にすれば6000がそれ以外の機種のスペックをすべて内包しているわけですから。

>本質的に英語圏の方々と英語とは似ても似つかぬ言語である日本語を使う日本人とは、
>英語辞書に求めるニーズが同じわけはなくて、おっしゃるようにいわゆるESLの学習用
>なんてニーズよりも、スペルチェック(彼らは日本人とは逆に音にスペルが引きずられ
>るようで、日本人では考えられないスペルミスがあるそうですが...ちょっと例がすぐ
>に浮かびません)とかいったニーズが必須ですね。

同感です。同じセイコーさんの機種でも,海外ブランドの機種はスペルチェックやワイルドカード検索用のインデックスを別に持っているので,国内仕様の機種より強力です。よくあげる例ですが,play?でplays,play??でplayed,play???でplayingが引っかかるのは海外向け機種のみです。また,COTの全文検索からも分かるように,thesaurusの仕様も違いますね。日本人にとってはメイン仕様ととらえにくいスペルチェックやthesaurusの需要が英語圏では高い(クロスワードや英語を書く機会が多いなどで)からという判断があるのでしょうか。スペルチェックのエンジンまで違うのかどうかは分かりませんが,Dictianさんの秘密の単語? をこれらの海外仕様機でチェックするとどうなるのか興味深いです(^^)

>携帯電子ガジェットに何百ドルという高価な投資に見合うと考える人は、確かに欧米では
>少ないのでしょう。逆に言えば、そういうものに何百ドルも平気で投資をする日本人のこ
>とを理解しがたいかもしれません。まあ、これは文化の差だと思いますが。

アジア系メーカーの機種を見てもそうですが,海外メーカーでハイエンドの電子辞書というのは,辞書以外にも関数電卓とかスケジューラやメイラーなど,いろいろな機能を詰め込んだ機種が多いようですね。それぞれの機能の使い勝手は,日本のPDAを知っている人からすれば使いにくいと思うかもしれませんが…。

>何分にもキーはメカですから、個体差があるでしょうし、使うほうの個人差もありますから、
>一律に比較はできませんが、Sekkyさんは店頭展示品と比べてもそうだったということです
>ので、感じ方の違いというのも大きいのかもしれません。

たしかに,おっしゃるように,個人差みたいですね。打感の問題はことばでは表現しにくいので,購入予定の方は実機を確かめてみることをおすすめします。XD-R9000はR8100と大差ない(キートップの出っ張りが大きくなり,若干打ちやすくなっていますが)ですが,SR-Tシリーズは筐体が変わった関係で,旧フルキーボードモデルとはタッチがかなり違います。最初はストロークが浅いような違和感がありましたが,慣れれば気にならなくなりました。

>alchemistさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)21時07分44秒

>今現在はSR-9200を使っているのですが、いつの間にかSR-T6500が出ているではありませんか!
>Cobuildとリーダーズプラスがついてくるなんて・・・
>買いたいとも思うのですが、いまいちふんぎりがつきません。
>CODの語源表示が気に入っているのです。
>どちらもメインとして使えるような内容なので、一方をサブにするわけにもいかないし…
>ちなみに私は英文科に所属する大学生。小説はもちろん、TIMEも読んでいます。

英文科とはいえ,学部の方でCODの語源記述を使いこなしていらっしゃるというのは恐れいりました(^^;; CODに限りませんが,語源記述を読みこなすには英語力とは別に英語史や歴史言語学の知識が少なからず必要ですので…。

9200をお持ちでなくてCODが気に入っているということでしたら,SR-T6500+ER6000のベストコンビがありますが,すでに9200をお使いということで買い増しということでしたら,T6500よりはT5000のほうがいいかもしれませんね。G大は「お茶の間大辞典」を志向する? だけあって,語源記述も略号を極力廃し,分かりやすくなっています。そのかわり,リーダーズやCODのように(複合語や派生語以外は)ほぼすべての語に語源を載せているわけではなく,重要語(頻度星印のある語)に限られますけど。9200をお使いなら,T5000の英和,英英の学習系コンテンツは重宝すると思います。あるいは,英文科で院進学するということでしたら,英語を書く機会も増えるでしょうから,Activator搭載のXD-R9000もいいかもしれません。もっとも,TOEIC初受験で820もあるのでしたら,Activatorに頼らなくても十分英語発信ができるレベルかもしれません(TOEICにライティングはないので一概には言えませんけど)。

大学に通う時は、電子辞書+紙の辞書(その日によって違うけれどCobuildやジーニアス英和)を持ち歩いています。
院に進学したいと考えています。
TOEICは半年前にはじめて受けて820でした。英検は高校以来受けていないので2級です。

SR-T6500のキータッチ 投稿者:あいちゃん  投稿日:12月 8日(日)21時01分26秒

>Sekkyさん、彼方さん
お二人の書き込みを拝見させていただき、気になりまして小生のSR-T6500のキーを片っ端らから真ん中や端を軽く触ったり強く押したりしましたが、特段の引っかかりとか反応の悪さは、少なくとも小生はまったく感じませんでした。

何分にもキーはメカですから、個体差があるでしょうし、使うほうの個人差もありますから、一律に比較はできませんが、Sekkyさんは店頭展示品と比べてもそうだったということですので、感じ方の違いというのも大きいのかもしれません。

SR-T6500のキーについては小生のようにまったく問題を感じない者もいるということだけのことなんですが、読んでおられる皆様に、全部のSR-T6500のキーが変だという風に読めてもなぁ、と思って問題ないと感じている旨を書かせていただきました。

http://aichanworld.com/


↓追加 (ER2000) 投稿者:あいちゃん  投稿日:12月 8日(日)20時54分18秒

ER2000のマニュアルを見ると....巻末には、Seiko Instrument Inc.という日本のSIIの社名と住所とともに、SEIKO UK Limitedと記されています。これは新宿ヨドバシで購入したER6000も同じでした。実際の製造は中国ですが、販売本拠は英国なのでしょう。

#英国には友人がおりませんので、英国市場で現在も普通に売っているかどうかはわかりませんが....。

http://aichanworld.com/


RE: ER2000 投稿者:あいちゃん  投稿日:12月 8日(日)20時35分54秒

>Sekkyさん

>ER2000は最近はセイコーさんの海外公式HPからも姿を消しましたので,

ER2000が姿を消したのは、SIIのUS法人のSeiko Instruments USA ( http://www.seikoinstruments.com/ )のDigital Referenceを中心とした販売会社である Seiko Instruments Austin, Inc. ( http://www.seiko-austin.com/ )からでして、Oxford本家とも言える Seiko UK Limited のサイト ( http://www.seiko.co.uk/ ) のサイトには今も載っていますよ。小生が購入したUKの旅行用品関係の通販サイトにも載っています(だからといって在庫があるとは限りませんので御注意を)。USからは買えないからもしれませんが、UKからは買えるのではないでしょうか。

>きくところでは,電子辞書に何万円も投資するのは日本人ぐらいだそうで,
>欧米人は何百ドルもする辞書専用機の需要はあまりないようです。

本質的に英語圏の方々と英語とは似ても似つかぬ言語である日本語を使う日本人とは、英語辞書に求めるニーズが同じわけはなくて、おっしゃるようにいわゆるESLの学習用なんてニーズよりも、スペルチェック(彼らは日本人とは逆に音にスペルが引きずられるようで、日本人では考えられないスペルミスがあるそうですが...ちょっと例がすぐに浮かびません)とかいったニーズが必須ですね。だから、文書作成ソフトにはスペルチェック不可欠だという(笑)。そういう意味ではER2000とかER6000とかはニーズがありそうに思いますが...。しかし、最近はPCの普及で出番が減っているのはおそらく間違いないと思います。

携帯電子ガジェットに何百ドルという高価な投資に見合うと考える人は、確かに欧米では少ないのでしょう。逆に言えば、そういうものに何百ドルも平気で投資をする日本人のことを理解しがたいかもしれません。まあ、これは文化の差だと思いますが。

http://aichanworld.com/


SR-T6500 投稿者:alchemist  投稿日:12月 8日(日)19時56分23秒

みなさん、こんばんわ。
今現在はSR-9200を使っているのですが、いつの間にかSR-T6500が出ているではありませんか!
Cobuildとリーダーズプラスがついてくるなんて・・・
買いたいとも思うのですが、いまいちふんぎりがつきません。
CODの語源表示が気に入っているのです。
どちらもメインとして使えるような内容なので、一方をサブにするわけにもいかないし…

ちなみに私は英文科に所属する大学生。小説はもちろん、TIMEも読んでいます。
大学に通う時は、電子辞書+紙の辞書(その日によって違うけれどCobuildやジーニアス英和)を持ち歩いています。
院に進学したいと考えています。
TOEICは半年前にはじめて受けて820でした。英検は高校以来受けていないので2級です。

絶滅のおそれのある電子辞書(^^) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)19時53分33秒

電子ブックプレーヤーですが,もう2年近く新製品が出ていませんし,一番新しく出た3機種のうち2機種は生産完了になっています。また,新しく発表される電子ブックも少なく,今後の動向が気になります。徐々に終焉が近づいていると考えられなくもありませんので,必要な電子ブックタイトルは早めに購入したほうがいいです。とくに電子ブック版の英活やリーダーズ+リープラ,ニューアンカー英和,和英,COD&OTE(COTの親版)など,EPWING版が出ていない(出ていても極端に価格差がある)ものはおすすめです。

IC辞書では,SR-T6500の発表以降,SR-8100の影が薄くなっています。今ならどこでもまだ手に入ると思いますが,在庫切れの店も増えているようですので,SR-T5000が出たら一気にリプレイスが進むことも考えられ,予断を許しません。特許の数を見ても明らかなように,SR-8000→8100には,二画面表示など,最新機種でも及ばない新機軸が満載されていますので,とくにジーニアス&OALD系の機種をお使いの人のサブ機(場合によってはメイン機になるかも)としておすすめします。

DD-IC1000がそうでしたが,ありきたりな機種であっても,生産完了になると急速に市場から消えますので,購入予定の人は要チェックです。SR-8000はかなりの数が市場に出ているはずですが,フルキーボード搭載の8100は,発売時期を考えても8000ほどは捌けていないはずなので,店頭から姿を消した後は,オークション等の中古市場でも8000以上に入手しにくくなるはずです。

一方,シャープさんやキヤノンさんの機種は,旧機種でも比較的手に入りやすいようです。シャープさんはPW-8000/8100→9100→6800/M670→9500→9600/S7000のような流れがありますが,PW-8000/8100でも楽に手に入ります。とくに,英英とジーニアスの版数,液晶解像度以外は現行機とそれほど差はない(日本語ジャンプや単語帳もある)9100は安いのでおすすめです。キヤノンさんなら今まで何回も出ているIDF-3000ですね。10000円を切る店も増えていますが,生産完了にはなっていません。

>中山さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)19時44分15秒

>ドイツ語の電子辞書を探しています。SONYのディスクマンに独和辞典のソフトがあり
>ますが、間もなく製造停止になると聞いています。したがいまして、これ以外の電子辞書
>で独和辞典があるものを教えて頂けませんか。
> シャープの10カ国語会話、あるいはカシオのエクスワードで旅行用の会話のものがあ
>りますが、辞書としては不十分です。

国内のIC辞書ではないですね。独英,英独なら,http://www.123language.com/index.htmにあるような海外メーカーの物でありますが,フルコンテンツではないので中山さんのニーズには合わないかもしれません。クラウンの独和もそれほど大きな辞書ではありませんが,中級までなら何とかこれで対応できると思いますので,今のうちに入手したほうがいいと思います(まだ今なら流通在庫がたくさんあるはず)。あるいは,ドイツの出版社からドイツ語辞典の電子ブック(独独?)があったような気がします。もっとも,これは日本ではもう手に入らないかもしれません。

>タカさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)19時16分36秒

>TOEICの勉強を始めました。
>おそらく、殆ど忘れた状態です。
>このような場合、どの機種がようでしょうか?

これだけだと何とも言えません。とりあえず以下のページでどのような機種が合っているかお調べいただいて,過去のユーザレビューやメーカーさんのHPなどを見て候補を絞ってみてください。

https://sekky.tripod.com/edicintro.html


>あいちゃんさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)19時11分49秒

>COTだけならER2000がオススメです。国内での入手はもはや難しいかもしれません
>が、「ER2000購入しました」 02/09/14 19:54 という小生の書き込みに個人輸入で
>UKから購入した経緯が簡単に書いて有ります。日本円ですと5000円を超えますが、
>今のところこうした個人輸入しか入手方法はなさそうです。

ER2000は最近はセイコーさんの海外公式HPからも姿を消しましたので,今も同様に手に入るかは確認した方がよさそうですね。1行液晶でゴムキーという形に似合わず,冊子体thesaurusをフル収録なのでもっと売れてもいいと思いますが…。

>同じSEIKO系でも欧米のこうした機種はデザインや機能より質実剛健というところが
>感じられ、本当にコンテンツを知ってそれをしゃぶり取るような機能が盛り込まれて
>いるのに好感が持てます。口が悪いのを承知で言えば、日本市場向けは派手な見掛け
>倒しに思えてなりません。

きくところでは,電子辞書に何万円も投資するのは日本人ぐらいだそうで,欧米人は何百ドルもする辞書専用機の需要はあまりないようです。英語は,漢字の意味から未知語の意味をある程度類推できる日本語と違い,未知語に遭遇したらお手上げです。ですから,彼らにとってみれば,辞書は日常生活の必需品ですし,大半は単語のスペリングを調べたり未知語のだいたいの意味を把握するのが目的なので,液晶解像度が低くても,安くて頑丈な機種を求めるのでしょう。日本市場は,漢字に対応する必要もあり,昔からハイスペックなPDAが普及していますので,この手のガジェットに対する目が肥えていて,高解像度液晶や付加機能の需要が大きいのでしょう(海外の製品では履歴機能が備わっている機種のほうが珍しいとか,日本の機種とはかなり差があります)。

>るっこらさん,宮川さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)18時58分26秒

「海野辞書」の件,ご教示ありがとうございました。「うみの」でなく「うんの」さんなのですね(^^;; 存在自体は前に宮川さんがご教示くださったときに知りましたが,理科系の人などに定評のある辞書だとは知りませんでした。

>彼方さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)18時55分38秒

>はるか昔にリーダーズ初版だけを搭載したSIIの電子辞書を持っていたのですがER600は
>それと同じ感じなのでしょうか。

それよりもう少し横幅が短く,厚い感じです。液晶解像度はER6000のほうが下ですね。

>PSちょっとお聞きしたいのですが、私のT6500は押し方によってはボタンが反応しない
>のですが、そういうものなのでしょうか?今のT6500も買った次の日に決定ボタンがカ
>チカチと押すたびぐらぐらしていたので取り替えてもらってしまいました(気持ちよく
>取り替えてくれた量販店さんには感謝です)

私の手元の機種では反応しないことはありませんが,フルキーボード最上列のキー(モードキー群)のストロークがちょっと引っかかるような感じがあります。とくにキーの左側よりを押したときにそう感じます(和英キーなら「和」のあたりを押したとき)。他のキーと押しくらべてみると気づく程度なので実害はないのですけど。また,新設された4つの機能キーも,履歴キーだけはやはり左よりを押したときのストロークが他の3つと違います。個体差かなと思っていろいろな量販店の店頭で試してみましたが,どれも同じ感じです。

キータッチの感覚は個人差があるので何とも言えませんが,もし症状のあるキーが上記のキー以外で,しかも「反応しない」というレベルのものでしたら,セイコーさんのお客様相談室に相談してみることをおすすめします。

ドイツ語の電子辞書を探しています。 投稿者:中山 愛  投稿日:12月 8日(日)18時52分40秒

 ドイツ語の電子辞書を探しています。SONYのディスクマンに独和辞典のソフトがありますが、間もなく製造停止になると聞いています。したがいまして、これ以外の電子辞書で独和辞典があるものを教えて頂けませんか。
 シャープの10カ国語会話、あるいはカシオのエクスワードで旅行用の会話のものがありますが、辞書としては不十分です。
 よろしくお願いします。

>るっこらさん,ちこさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)18時47分22秒

>英語力が必要にされる度合いは10年前とまったく違って大きくなっていると思います。

そう思います。厄介になるのは,ちこさんもおっしゃるように,日本は他の発展途上国と異なり,(外資系企業などは別として)英語ができるとよい仕事が得られるということは必ずしも保証されていないし,逆に会社によっては,英語ができるというだけで,外国人のお客様の接待とか,国際電話がかかってきたら会議中でも呼ばれて電話応対をしないといけないとか,英文の公用文を書かされたりといった秘書的な細かな仕事に忙殺されるケースも多い(友人がぼやいていました)そうなので,我々英語教員としても,ちこさんのおっしゃるように

>だから、いくら英語の必要性を説いても、「僕らには関係ない」と思っている。

というジレンマがあります。昔なら,インターネットのウェブサイトの3分の2は英語で書かれているといったことで必要性を説けましたが,今なら「無料で翻訳サイトが使えますよ」と言われます。

英語に興味がない学生が増えている一方で,電子辞書の売り上げはここ数年うなぎ登りだという不思議な現象もあります。大半は,会話学校や大学の英文科といった,自ら好んで英語を学ぶ層なのでしょうが,高校生向け機種がひそかに売り上げを伸ばそうとしていることからもわかるように,ようやく電子辞書が中高の現場にまで降りてきそうなきざしがあります。英語嫌いの生徒の中には英語が嫌いになったきっかけが,「辞書を引くのが面倒」「単語をたくさん覚えないといけない」といった物理的な原因によるものがけっこういると思います。これが派生していくと「だって日本にいたら英語話せなくても生活していけるから」というように,英語嫌いを正当化していくのかもしれません。電子辞書は,この初期段階での英語に対する垣根を取り払う効果はあると思います。今電子辞書関係のちょっとした企画をしていますが,ある先生から「電子辞書のいいところって,アルファベットの順番を知らなくても単語が引けるんですよね」という話をきき,なるほど,と思いました。たしかに,ABCDE...の順が怪しい生徒にとっては,冊子体辞書は拷問以外の何ものでもありませんが,電子辞書なら全くこのハンディがありません。もちろん,そのかわりにJIS配列のキーボードの並びを知っていないといけませんが,パソコンは持っていなくてもメール端末等でなじみのある生徒がほとんどでしょうから,それほど問題にはならないのでしょう。

本来,辞書という,森羅万象の事物を封じ込めた書物を探検することは,知的好奇心のある生徒にとってはとてもおもしろいことだと思います。ただ,冊子体辞書では「探検」に非常に手間がかかったので,食わず嫌いをしていただけのことでしょう。電子辞書ならジャンプ機能で簡単に調べた単語の孫引きや引き比べができるわけですから,その楽しさに気づけば,一見つまらなさそうに見える新出単語の意味を調べる予習でも,おもしろくなるかもしれません。英語の達人といわれる人でも,最初の頃は授業の予習に疲れて,ふっと興味本位でタブー語を調べたり,怪しいことばを和英で調べたりして辞書に親しんでいったという人がいるようですので,動機付けとしては電子辞書は有効かもしれません。専門家御用達のリープラでも,ロックグループの曲の名前や俳優の名前まで入っているのですから,授業で紹介すると興味を持つ生徒もいると思います。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)18時08分09秒

>生徒たち、筆記体は読めないし、当然書けません。ましてや、発音記号なぞ、読める道理がありません。

筆記体かブロック体かは好みの問題がありますし,ネイティブでもブロック体ばかりしか使わない人もいれば逆の人もいますので,指導要領から外したのはむしろ正解かもしれません(私たちが漢字を学ぶときに,全員が楷書体と行書体の両方を学ぶ必要ないのと同じです)。しかし,発音記号に関しては疑問です。IPAに頼っていては正確な発音が身につかないから,OCで実地訓練すべきだという発想があるのかもしれませんが,これは道路標識を学科で教えないで路上教習に出て,標識を見る都度指導員が意味を教える自動車学校のようなもので,ちょっとこわいです。もっとも,こういう流れのおかげで,発音機能付きの電子辞書の需要がかなりあるのは事実です。カシオさんのXD-S8500などは,XD-R9000よりもコンテンツ数がはるかに少ないのに定価は同じです。しかし,学生を中心にけっこう人気があるそうです。

>来年から、全国6万?の英語教師研修に着手するとかって、
>報道されていますが、いったいその中身はなんなのだろう・・・

小耳にはさんだ話では,現職教師の研修(英会話学校への通学など)費用の負担とか,いわゆる内地留学(教員養成系大学が設置している,現職教員のリカレント教育を目的とした大学院)の推進,海外研修者数を増やすというようなこともその中に入っているようです。もっとも,大学院は英語教育学を勉強するところで,英語で修士論文を書くとは言っても,英語自体は道具として使うに過ぎないのですが…(英語そのものを学ぶのではない))

>でも、95%以上が高校に進学する日本国民全体に、本当に英語は必要なんでしょうか?

私個人としては,世間の流れからは反するようですが,ちこさんに同感で,技能としての英語に関しては,必要な人だけが学べばいいというスタンスです。そのかわり,必要な人には満足いくだけの環境を用意する必要がありますが(^^) ただ,(会話学校でなく)中高での外国語教育の目的には,スキルとしての英語とは別の側面もあります。異質なものの存在を認めるとか,幅広い視野を養うといったものです。それらは全員に課す必要はあると思います。ネットワークが普及し,非対面の状況で,自分の身元は明かさなくても発言できる場所(匿名掲示板など)が増えているせいか,自分の価値観と違う者を罵倒したり,排除するという状況が増えていますが,学校教育の中で,英語という異質な言語にふれ,それを通して,世の中には自分とは違う考え方をする人もいるのだから,たとえその人に賛成はできなくても,その人を排除すべきではないという教育は,今まで以上に必要になるでしょう。英語という,日本語とは全く異なる言語を扱う授業は,そのためにはぴったりの場所かもしれません。

中高の英語の授業では,理想論を言えば,誰でも知っておいて損はないレベルの最低限の英語スキルに絞って必修で教えればいいと思います。辞書の使い方や,最低限の背景知識(サバイバルレベルの会話を含め)もその一つです。ちなみに,私は,大学の一般教養英語でも,学期はじめに1ヶ月半ぐらいかけて徹底的に辞書の引き方,辞書からの情報の引き出し方を教えています。さすがに大学生でアルファベットを書けない学生はいませんが,逆から書かせて(言わせて)みると皆苦労します。それで,辞書の真ん中へんを開くとMだとか,アルファベットの後半で爪見出しが一番厚いアルファベットはSで,前半はCだとかいうことから始めていくと,辞書を引く速さがだんだん早くなってきます。最終的には,文型表記やスピーチレベルなどの記述の見方までもっていくわけですが,ここまでやると,辞書の情報のほとんどが学生自身で引き出せ,活用できるようになります(個人差はありますが)。

辞書が使えて,辞書の情報がフルに引き出せれば,今後英語の必要に迫られたとき,周囲に誰も英語ができる人がいなくても何とかなりますし,これは英語を使う使わないにかかわらず,日本人全員が知っておいて損はないスキルだと思います。これを下敷きに,あとは個々の目的に応じた英語学習を必要に応じてしていけばいいわけですから。

#リモートホストからすると,ちこさんは関西圏にお住まいのようですが,2002/10/24 12:41:44でもご紹介した関西英語辞書学研究会というのがあります。ここでは,英語辞書に関心をお持ちの研究者や現職の高校の先生が集い,隔月で辞書学の入門書の輪読会をしています。現場に直接還元できる内容ではありませんが,懇親会で他の先生方と情報交換したり,辞書に対してより知識が深まりますので,時間がございましたら出てみるとおもしろいと思います。

TOEIC最適機種は 投稿者:タカ  投稿日:12月 8日(日)17時51分37秒

TOEICの勉強を始めました。おそらく、殆ど忘れた状態です。このような場合、どの機種がようでしょうか?アドバイスお願い致します。

>ちこさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)17時35分42秒

>だって、9月だったか10月だったか、こちらのサイトを参考に、SR-9700を買った
>ばっかりだったのに、コウビルド搭載の新機種が出ちゃうなんて・・・ 
>薄くなったり、ジーニアス英大搭載になったり・・・ かなり悔しいかも・・・ 

これは私も全くの予想外でした。COBUILDやG大より先に,国語系コンテンツが変わる(日本語類語辞典を入れたりとか)のかな,と思っていました。SR-9700は一般向けの英語重視機としてはトータルバランスが非常に優れていますので,これだけ出しても1年ぐらいは持ちそうな感じだと思ったのですが,T5000という事実上の上位互換機がこんなに早く出てしまうとは…。

>さて、どうするかなぁ・・・ コウビルドは冊子で我慢か、それとも・・・
>To buy.... or not to buy.... -o-;

COBUILDをふだんお使いでしたら,SR-T6500を買うメリットは大きいと思います。分厚いCOBUILDがポケットにはいるという携帯性だけでなく,COBUILDの10万5000例文が検索できるのはメリットです。OALDやLAADとは同じ単語を入れてもヒットする例文数が段違いです。ある程度の進学校なら,授業で扱った構文が使われている例文をCOBUILDから例文検索して提示したりということもできますね。G大はG3+リーダーズ等の大規模英和で代用できますので,9700はそのまま残しておいて,SR-T6500を買い増しするというのも手かもしれませんね。どちらかを学校用にするとか。

>ホークスさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)16時25分57秒

>自分の希望として携帯性よりはコンテンツの充実・使い勝手を(もちろん価格も)優先させ
>たいと考えています。

IDF-2000Eをお使いということで,英文雑誌等の読解に耐えうる語彙量の辞書ということでしたら,(2000Eと併用するという前提では),SR-T6500でしょうか。XD-R9000やSR-T5000等の他の大規模英和搭載機でもいいのですが,T6500だとコンテンツが全く重なりません。ですから,ふだんは2000Eを使い,ジーニアス英和で足らないときはSR-T6500を使うようにすれば,うまくいくと思います。2000Eをリプレイスするということでしたら,リーダーズ搭載で,しかも学習英和も入っているXD-R9000になりますね。ただ,キーボードの操作性などは(フルキーボードか,ノーマルキーボードか)は好みの問題もあるでしょうから,度外視していますので,実機を確認してみて下さい。

>ツボッチさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)12時53分26秒

>なお辞書の使い道は私的な読書が中心です。最近気に入っている本は
>High School Subjects Self Taught という高校教科の独習書です。

これは私も持っていますが,けっこうためになりますね。もともとは,アメリカ人で何らかの事情でハイスクールに行けなかった人が高卒資格(日本の大検のようなものなのでしょうか?)をとるための自習書だそうです。30年以上前のものなのですが,高校で勉強する全教科の内容がコンパクトにまとまっています。日本人としては,英語の日常用語の中で意外と知らない用語(数学なら,直角三角形とか,相似とか)を勉強するという使い方もできます。また,日本にせよ,アメリカにせよ,高校までで身につける知識というのは,実社会ですぐ役立つかどうかは別としても,知識人が身につけるべき一般教養としては非常によくまとまっているので,それを英語で知ることで,教養を高める効果もあると思います。

この独習書は大きな洋書店で15000円ぐらいで買えます。一番いいのは,アメリカへ留学したついでに,リベラルアーツ系の大学で100-200番台ぐらいのコースのイントロレベルの教科書をいろいろな科目で1冊ずつぐらい買うこと(Usedならけっこう安いです)だと思います。あるいは,前にお話ししたCultureScope(2002/10/26あたりのログをごらんください)もいいですね。

るっこらさん 投稿者:ちこ  投稿日:12月 8日(日)12時47分24秒

ご指摘のとおり、英語は避けて通れないご時世ですが、とことん避けて通っても生きていける国が日本じゃないですか?全国民が英語が使えないと、明日の暮らしもままならないという国では無いのです。だから、いくら英語の必要性を説いても、「僕らには関係ない」と思っている。

入試もアラカルト方式になって、英語を受験科目にしなくても、受けられる大学を探すことが可能になり、受験というしばりすらなくなりつつある昨今、もう、本当に必要な人だけがやればいいんじゃないかと思います。10年前よりも、低学力の度合いは確実に酷くなっています。いくら個人指導しても、やる気が全くない高校生をその気にさせるのは無理。進級ぎりぎりできれば、それでよしと思っているので、結局、わかろうがわかるまいが、ただ覚えて、補講を乗り切って、終わればリセット状態・・・ いつもいつも、砂上の楼閣です。

そんな生徒たちに電子辞書を推薦しているのは、在学中、たとえ数回でも辞書を引く体験をして欲しいからです。冊子だと、重くて引く時間もかかるし、絶対さわろうとしないから。電子辞書だと、卒業後だって、国語辞典として使えるし、その気になったら、英和・和英も使う時がくるかもしれないし・・・ 今時の子はああいうメカは大好きなので、無くしたり盗難にあったりということは、未だかつてありません。

Sekkyさん、あいちゃんさん 投稿者:彼方  投稿日:12月 8日(日)12時43分15秒

SEKKYさん、あいちゃんさんアドバイスありがとうございます。うち間違いをしてSEKKYさんを驚かしてしまったようで申し訳ないです。
はるか昔にリーダーズ初版だけを搭載したSIIの電子辞書を持っていたのですがER600はそれと同じ感じなのでしょうか。それだと確かにER6000はT6500と一緒に持ち歩くにはちょっと私にはきついかも知れません。そうなるとER2000が候補になってきますね。やはりCOTは魅力的ですね。COBUILDには今のところ不満はないので。今まで個人輸入などしたことないので皆さんの過去のログで研究してちょっとがんばってみます。いつになるやわからないですけど。
すごいDD-IC200をかわいそうなくらい酷使してきたのでちょっと大事に扱います。確かに例文も何もかも羅列されているので見づらいですが冊子体を2冊持ち歩いていた学生時代を考えれば天国です。
PSちょっとお聞きしたいのですが、私のT6500は押し方によってはボタンが反応しないのですが、そういうものなのでしょうか?今のT6500も買った次の日に決定ボタンがカチカチと押すたびぐらぐらしていたので取り替えてもらってしまいました(気持ちよく取り替えてくれた量販店さんには感謝です)
あまり掲示板とかに書き込んだことがないので見苦しい点はお許しください。

ちこさん 投稿者:るっこら  投稿日:12月 8日(日)12時11分53秒

本当に驚きの現状ですね。

>アルファベットが怪しい子は、一文字一文字確認しながら写すのです。
>たった一語写すのに、どれほどの時間がかかることか!

このレベルの生徒は、もっともっと基礎からやらないといけないということですね。それといかに本人にモーティベーションを持たせるかがとても重要ですね。もちろん中学の教育に問題があるのですが、でも高校でゼロからやりなおしても、年齢的にはまだまだ遅くないはずです。そのような生徒を引き上げるための、モーティベーションをあげるからくりつきの、よい教育方法はないものでしょうか。

>でも、95%以上が高校に進学する日本国民全体に、
>本当に英語は必要なんでしょうか?

英語力が必要にされる度合いは10年前とまったく違って大きくなっていると思います。

外資系の会社に就職する場合はもちろん英語ができないことには決してマネージングに近いポジションを得ることができないのは当然です。いくら仕事ができても英語でアウトプットができないのでは、仕事ができないのと一緒になってしまうのです。

でも、例え日本の会社に勤めても、あるいは自分で起業したとしても、そのジャンルや規模にかかわらず、今や会社が生き残るためには、海外に販売のための市場を開拓したり、あるいは購買、製造、開発などの道を海外に求めることが必須になっています。英語ができないから外国に進出できない、では企業が存続できない時代になっているのです。

おまけに、昨日までは英語なんてまったく関係ないこてこての日本企業だったのが、急に外国の会社に買収されて外人の上司が来る、などということも日常茶飯事になっているのはご存知のとおりですよね。

私の仕事関連で言えば、今ソフトウエア開発を発注しようとしている企業の選択にあたっては、日本国内でのプロジェクトであるにもかかわらず、すべて英語で進捗ミーティングを行え、英語で開発し、ドキュメントも英語で作成できることが必須条件になっています。この条件を満たす企業を日本企業に求めることは非常に難しく、結局外資の企業になってしまう、しかもその場合でも現場の日本人担当者の英語力は決して満足できるものでないだろうということが最初から予測されるのは悲しいことです。

これが、英語圏以外の諸外国(私が知っているのはフランスと台湾だけですが)ではまったく問題なく英語ですべてがスムーズに行われているのを自分の目で見ているだけに、日本人の平均的な英語力の低さには危機感を感じます。

3ヶ月ほど前、台湾にある業務システムのカットオーバー前のReadiness Assessmentというのをしに行き、そこのトップからボトムまでの7-8人ほどの人々にインタビューする機会があったのですが、日常はそれほど英語を必要としていないだろう一番ボトムの担当者をふくめ、皆仕事上のコミュニケーションに十分な英語力を持っていました。日本では、なかなかないことではないでしょうか。

ですから、日本のために、ちこさんのようにこれから社会に出る若い人たちを育てる立場の人たちには、ぜひがんばってほしいと思うのです。

>sabbatical leaveにしてくれなきゃ、研修は二の次になりそうです

それはその通りですね。教える側の人間が生きた英語を身につけ、高める時間と機会を定期的にしっかりもらうシステムが絶対必要ですね。

るっこらさん 投稿者:宮川美尊  投稿日:12月 8日(日)11時32分13秒

るっこらさんのメッセージとダブってしまいましたね。

Sekky様「海野辞書」 投稿者:宮川美尊  投稿日:12月 8日(日)11時08分58秒

海野辞書とは、日外アソーシエーツが出している「ビジネス/技術実用英語大辞典」第3版 英和・和英/用例・文例 の事ではないかと思います。これにはCD-ROM と電子ブック版があります。

海野辞書 投稿者:るっこら  投稿日:12月 8日(日)11時00分21秒

Sekkyさん

>この「海野辞書」というのは,どういうものでしょう? 
>以前にもどこかで名前をきいたことがあるのですが,
>サーチエンジン等ではヒットしないのですが(^^;; 
>理科系の論文書き用の辞書か何かでしょうか?

以前宮川美尊さんにご紹介いただいた日外アソシエーツから出ている「ビジネス技術 実用英語大辞典 英和・和英」のことだと思います。ちょうど第4版の書籍版の英和、和英が先月、今月で発売になり、CD-ROMが来月発売になります。12月中に日外アソシエーツに申し込むと15%引きになるので、私も注文しようかと考えています。

URLは下記の通りです。

http://www.nichigai.co.jp/translator/unno4.html

SR-T6500 と ER6000/2000 投稿者:あいちゃん  投稿日:12月 8日(日)10時50分27秒

>Sekkyさん、彼方さん

>ER6000は液晶サイズや筐体の大きさ,反応速度などで物足りないと思うかもし
>れませんが,上級学習者の人がSR-T6500やXD-R9000と併用するサブ機としては
>ぴったりだと思います。

PW-6800 & SR-T6500持ちの小生ですが、やはりCOD+COT(それも国内機とはちがって全文検索相当)のER6000はいいですね。普段もちあるくには、ちょっと....なので、バッグにはSR-T6500とER2000(ER6500からCODを除いたもの)をいれていますが、これはなかなか良い組み合わせです。COTってのは、やはりThesaurusとしては使いやすいので、本来ならSR-T6500やXD-R9000にカップリングしてほしいところですが、出版社との契約交渉上難しいでしょう。

COTだけならER2000がオススメです。国内での入手はもはや難しいかもしれませんが、「ER2000購入しました」 02/09/14 19:54 という小生の書き込みに個人輸入でUKから購入した経緯が簡単に書いて有ります。日本円ですと5000円を超えますが、今のところこうした個人輸入しか入手方法はなさそうです。デザインや機能としては、日本の電子辞書は素晴らしいですが、同じSEIKO系でも欧米のこうした機種はデザインや機能より質実剛健というところが感じられ、本当にコンテンツを知ってそれをしゃぶり取るような機能が盛り込まれているのに好感が持てます。口が悪いのを承知で言えば、日本市場向けは派手な見掛け倒しに思えてなりません。

ER6000は重くて遅いし無骨ですが、プラスチックのスライドカバーを付けるタイプで、学生が分厚い教科書などと一緒にバックパックに裸のままガサッと放り込んでも教科書の下敷きになっても平気なことをうかがわせるつくりです。一方日本市場向けですとそんなことをしたら一発で壊れること間違いありませんからね。TIの電卓などもそれを想定した頑丈なつくりになっていますね。

デザインは美しく、大きさは薄く軽いほうがいいにきまっていますが、それも使う状況次第ですので、あまりにデザインや概観にこだわらないで、辞書をしゃぶりつくすような辞書本来の機能面での充実を望みたいものです。単にマーケティングのために搭載辞書を増やしました!ってのでは、結局家庭内で引き出しの肥しになるだけのようなケースが増えるのではないでしょうか。そういう意味では、ER6000やER2000は他メーカーさんには大いに研究すべき内容を含んでいると思うのですが、どうも企画担当の方はあの格好とデザインをみただけで、眼中にはないのでしょうか、残念です。せめてSIIには同機能の国産版を出して欲しい、あるいは、SR-T6500の上級機としてER6000の機能そのまま削らずに(ゲームもそのままで!)搭載して欲しいです。

http://aichanworld.com/


高校現場(2) 投稿者:ちこ  投稿日:12月 8日(日)09時37分20秒

(つづき)
だから、一般の方々には信じがたいでしょうけれど、アルファベットの順番もあやしいし、読めない・書けない状態で中学を卒業して、高校に入ってくるのです。でも彼らにもプライドがあって、高校からアルファベットの練習をする気にもなれない・・・ そういう生徒たちは、ただ黒板を写すだけでも、至難の業です。例えば、writingと黒板に書いてあるとして、それを写す時、普通は数文字毎に瞬間記憶して、それをノート書き写しますよね。アルファベットが怪しい子は、一文字一文字確認しながら写すのです。たった一語写すのに、どれほどの時間がかかることか!

また、筆記体指導は学習指導要領からとっくの昔に消えていますので、生徒たち、筆記体は読めないし、当然書けません。ましてや、発音記号なぞ、読める道理がありません。系統だてて、教えていないのですから。でも、私は発音記号が全部ちゃんと書けて、読めなくても、中学段階でフォニックスを必修にすれば、もうちょっとなんとか読めるようになりはしないかと思います。日本の高校生の半数は、中学の必修単語を全てきちんと読んで書くことができないのではないかと危惧します。発音がわからないから、声を出して読まない、すると耳から記憶できない、記憶できないものは、書けない・・・と悪循環です。

Sekky先生は、「カタカナをふった高校検定教科書はさすがに見たことがない」と書いておられましたが、イエイエ・・・ちゃーんと、あるのでございますよ!!! *^o^*;高校の英語Tの検定教科書ほどバラエティーに富んだものはございません。20種類以上あるはずです。

それから、現場の教師の語学力に対するご意見もありましたね。文部科学省は、「英検準1級」くらいの能力は少なくとも持つべきというガイドラインをこのほど出しましたよね。で、来年から、全国6万?の英語教師研修に着手するとかって、報道されていますが、いったいその中身はなんなのだろう・・・

だけど、授業や行事や、分掌の仕事に忙殺されている日常と、こういう研修が両立するとはとても思えないのです。sabbatical leaveにしてくれなきゃ、研修は二の次になりそうです。

まあ、ALTが導入されて、約30年で、本当に現場は変わりました。かつてはネイティブの先生を避けていた日本人教師も多々いましたが、今の若い先生方は、みんなそこそこちゃんと会話されます。先生だってネイティブじゃないから間違うんだということを、極端に隠さないようになってきたと思います。「恥をかくことを恐れて使わない」教師の比率は、絶対に下がったと言えます。

でも、95%以上が高校に進学する日本国民全体に、本当に英語は必要なんでしょうか?高3になっても、write も read も speak  も 書けない読めない高校生を日々相手にしている私は、悩んでいます。

高校現場(1) 投稿者:ちこ  投稿日:12月 8日(日)09時36分47秒

先日、カシオさんの電子辞書説明会(高校教師対象)に参加してきました。古語辞典搭載モデルが一人1台無料配布されていました。価格は、専用ソフトケース、ネームシールセットで、18000円。在学中の保証、液晶有償修理の価格固定等、色々と学校特典がつくようです。

そして、先日、セイコーの営業さんが学校に来られまして、カシオモデルとそっくりの古語辞典搭載新機種が出ることを聞きました。学校特典もカシオを真似て付けているし、液晶修理価格はカシオより安く設定してきました。やはり、高校への売り込みは必至なのでしょう。

さて、10月にるっこらさんと英語教育談義がありましたね。発音記号のことやら、文法訳読方式とオーラルコミュニケーションのことやら、いろいろとお話が広がっていましたね。私も遅ればせながら、ちょっと書き込みます。

私は、共通一次試験がもうすぐ導入されるという、「一期校・二期校」の末期世代です。中学英語は週4〜5時間、高校英語は少なくとも週6時間存在していた、時代です。リーダー・グラマー・作文の3分野に分けられ、検定教科書もその3分野別に出版されていた時代です。

その後、英語は総合的に教えるべきということになって、グラマーの検定教科書を姿を消しました。作文はWritingという科目になり、存在しますが、必修というわけではなくなり、書く授業を履修する生徒の数は格段に減ったと思われます。つまり、文法も作文も20数年前に比べれば、格段に減り、しゃべれないからといって、オーラルコミュニケーションという科目導入へと移行していきました。でも、45人学級はそのままでした。

曰く、グループワークやペアワークをすれば、45人学級でもなんとかなるとか、人数のせいにするのは教師の怠慢だとか、色々言われました。で、雇用対策の一環として、通産省発で、外国人指導助手制度が導入され、日本の英語教育の弱点も、外国語習得の理論もなにも知らない、大学ポッと出のネイティブスピーカーが現場にやってきたのです。<もちろん今は、ずいぶん改善されていますし、ALTの意識も質も向上しています。ALT=アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)

英会話スクールと大きく違うのは、生徒の意識です。大半の学校の生徒は、勉強する気が無いのに、嫌々勉強しにくるわけで、英語がやりたくて、大枚はたいて「駅前留学」する生徒さんとは意欲が違います。参加する気の無いギャラリーを無理矢理惹きつける技がなければ、生徒はやる気になりません。  (つづく)

>彼方さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)09時31分50秒

>今ER6500がとても気になっているのですが、地方だと量販店で売っていないので実物が
>見られないのが痛いです。

これはER6000のことでしょうか? 一瞬,新機種か,と思ってしまいました(^^;; 最近の日本製の新機種を見慣れていると,ER6000は液晶サイズや筐体の大きさ,反応速度などで物足りないと思うかもしれませんが,上級学習者の人がSR-T6500やXD-R9000と併用するサブ機としてはぴったりだと思います。T6500でカットされたCODが使えますし,田中さんがご指摘のように,ER6000のCOTは中身はSR-9200やDD-IC500Sに搭載のものと同じですがいわゆる全文検索(見出し語になくても,類語部分にある語は検索できる)ができるので,実質の収録語数はSR-9200やDD-IC500SのCOTよりはるかに多いです。ER6000は,国内では首都圏のごく一部の量販店限定(新宿の京王バスターミナル前のヨドバシとか,秋葉LaOX本店の免税コーナーとか)なので地方都市では入手が難しいですね。もしヨドバシやLaOXが進出している地域なら,東京の物を取り寄せてもらえるかどうかきいてみてもいいと思います。

>プログレッシブ搭載機があまりなくなってきたと聞き残念に思います。学習辞書として私は
>使いやすかったからです。

プログレッシブはとくに上級者の間では非常に評判がよい辞書ですが,なぜか電子辞書にはソニーさん以外は載せてくれません。小学館とソニーの独占契約なのかな,と勘ぐりたくもなります(^^;; 9月はじめにここでもプログレッシブ搭載機が生産完了したというお話をしましたが,今では小型機のDD-IC1000はもちろん,ジョグダイヤル搭載のIC550でも新品はまず入手困難です。オークション等で旧機種のDD-IC100や200が出ることはたまにありますが,すぐ落札されてしまいますね。プログレッシブ搭載機は,コンテンツで選んで買った人が多いでしょうから,新機種が出たからといって簡単には手放さないのも,中古市場に出回る数が少ない原因かもしれません。

>Urchinさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 8日(日)09時15分26秒

>書くほうはPCの英辞郎や海野辞書、コウビルドを利用しています。

この「海野辞書」というのは,どういうものでしょう? 以前にもどこかで名前をきいたことがあるのですが,サーチエンジン等ではヒットしないのですが(^^;; 理科系の論文書き用の辞書か何かでしょうか?

>先日、お店でXD-R9000をみてきました。
>クロスワード好きの私としては、ワイルドカード検索の貧弱さにがっかりです。
>T5000のG大に期待して、私も待ってみることにしました。

クロスワード用としては,SR-T6500以外の選択肢はないと言っても過言ではないと思います。もちろん,日本語のクロスワードでしたら,T6500以外でもセイコーさんのプレビュー搭載機ならどれでもいいと思いますが。クロスワード用に使う場合,「いちいち訳キーを押さなくても意味が確認できること」「広辞苑で(語頭に不明文字がある場合でも)ワイルドカード検索ができること」(日本語クロスワードの場合)の2点が必須になります。通常用途と違い,クロスワードを解く場合は,調べたい単語が分からないわけですから,ワイルドカード検索でヒットした候補の中から意味を見ながらカギに合う語を選ぶ必要があります。その際,候補語リストでカーソルを動かすだけで意味が分かるプレビュー機能は非常に重宝します。プレビューだと履歴に残らないのもメリットですね。

英語のクロスワード(英字紙等)を解く場合は,リープラまで搭載しているのがベストですね。G大ではネイティブ向けの固有名詞の多いパズルは歯が立ちません。私の経験では,リーダーズ&リープラがあれば,ネイティブ向けのパズル冊子のHardレベルぐらいまでなら楽に解けます。

ご無沙汰しております 投稿者:ちこ  投稿日:12月 8日(日)08時41分34秒

最近こちらのサイトを覗く時間が無く、今10月後半からの膨大なログを読み終えました。英語教育に関するお話も出てきて、高校現場にいる者として、遅ればせながら一言二言書きたくなってしまいました。

その前に・・・ 電子辞書について。
「あ〜ん!! ちょっとショックかも!!」←これが今の私の気持ちです。だって、9月だったか10月だったか、こちらのサイトを参考に、SR-9700を買ったばっかりだったのに、コウビルド搭載の新機種が出ちゃうなんて・・・ 薄くなったり、ジーニアス英大搭載になったり・・・ かなり悔しいかも・・・ こんなことなら、学校から貸与されているジーニアス搭載カシオXD-X1200で我慢しておけばよかった・・・ 英英が欲しいことと、授業でジーニアスを使わせているので、ジーニアス搭載が便利と思ったこと、その他ここでのお勧め意見に納得して、SR-9700を購入しました。まさか、あのコウビルドがこんなに早く、日本のメーカーの電子辞書に入るとは思ってもみなかった・・・ 

◆私は4月に転勤しまして、今の学校が電子辞書を推薦している所だったため、
◆授業での使用頻度が格段に増しました。<当方は公立高校で、本年度新入生
◆の約7割が推薦電子辞書を購入しています。>

さて、どうするかなぁ・・・ コウビルドは冊子で我慢か、それとも・・・
To buy.... or not to buy.... -o-;
いっそのこと、SR-9700をオークションに出して、新しいのを買おうかなぁ〜

せっきー様、TT様(ご返信) 投稿者:ぽう  投稿日:12月 8日(日)03時38分27秒

 ご意見をいただきありがとうございました。
 長過ぎるかと思ったのですが、購入予定の方には少しでもお役にたてるかと思い、まとめずにそのまま載せてしまいました。全部で1時間くらい、6000字にもなっていました…。いずれにしても高い買い物ですし、お金を持っているからといってなんでもかんでも買う性格ではないので、細かいところをしっかり比べて購入したらこんなことになってしまったという感じです。

 その後気づいたのは、画面が180度開かないので、開けたままでいるのはひやひやです。S8000が190度くらい開くので、気になります。何かの拍子に壊れないよう閉じグセがついてます。
 履歴はセッキーさんのご指摘を参考にジャンプしまくってます。でもまだ無駄にキーを打っている感じなので、上手に使えるように練習したいと思います。
 S8000は、購入後その重要性・機能性がさらに際立っています。「使わなくなるんじゃないの?」よく聞かれますが、広辞苑をひく機会が多いだけで、英語に関しては同じように例文検索をしますし、同じ単語をどう表現するかひき比べますね。
 類語辞典だけはまだ両方とも使いこなせていません…。T5000を購入してしまったら使い方も覚えるかなぁ。早く触りたいです。

TT様
 いえいえ偉そうな客として、好き勝手なことを書いたまでです。派遣社員さんがそんなにいるだなんて思っていませんでした。店舗の展開からしてたくさんの社員さんを抱えているのだと思っていましたが、景気が悪いことには変わりないようですね。
 商品知識の研修などはあっても、私のような突っ込みは意地悪のようなものですね。もう少し大人になろうと思います。

参考にさせてもらいました。 投稿者:ツボッチ  投稿日:12月 8日(日)02時07分11秒

初めて投稿します。英語塾をやっているものです。PCには和英を除き10種くらい英語辞書を入れていますが、携帯用では4年前に旅行用にSONYのDD-150(ジーニアス英和・和英のみ収録)を買っただけでした。塾の生徒の持っていたXD-R6200を見て、最近の電子辞書のコンテンツの豊富さ、機能の充実、スタイルに驚き、購買の気持ちを強く抱くようになりました。冊子のリーダーズの文字が見えずらくなってきたこともあり、XD-R9000に狙いをしぼっていたのですが、このサイトを知りSekkyさん他、皆さんのご意見を拝見する内に、SR-T6500に興味を持つようになりました。COBUILDをよく使っているのと、フルキーボードが決めてとなり、通信販売で申し込みをしました。月曜日に届くので楽しみにしています。なお辞書の使い道は私的な読書が中心です。最近気に入っている本はHigh School Subjects Self Taught という高校教科の独習書です。

質問 投稿者:ホークス  投稿日:12月 8日(日)01時10分28秒

いつもROMさせてもらっています。このサイトは自分の英語のスキルを高める上でも非常に意味があるため毎日こまめに確認しています。
ところで現在新しい電子辞書がいろいろな機能・コンテンツを携えて売り出されていますが、どれを選んだらいいかに頭を悩ませています。
自分の希望として携帯性よりはコンテンツの充実・使い勝手を(もちろん価格も)優先させたいと考えています。
ちなみに私のレベルはTOEIC 800程度でありそれほど高くはありませんし通常の会話もそれほどはうまくこなせません。また仕事上ではマニュアルを時々使用する際に使うくらいでそれほど業務でも使いません。ただし最近は海外への出張が少なからず増えてきているのと自分から英雑誌を(具体的にはTIME)読んでみたいと考えています。
また現在電子辞書としてはCANONのIDF-2000を今年の夏に購入しました。理由は携帯性に優れているのとOALDが入っていることに惹かれたためです。
現在使い勝手には満足していますが、最近出てきているSIIのSR-9200、SR-T6500とSR-T5000とCASIOのXD-R9000が気になっています。なぜならその語数などが豊富でIDF-2000で時々わからない単語をひいた際に見つからないことが気にかかっていたためです。(映画などできになった単語などです)
お忙しいなか相談だけお願いしてしまい申し訳ありませんがよろしくお願いします。

T6500買いました 投稿者:彼方  投稿日:12月 8日(日)00時56分53秒

はじめまして。彼方といいます。T6500購入後このHPを知り楽しく掲示板読んでいます。購入後も毎日読みに来る私は物欲に刈られています。今ER6500がとても気になっているのですが、地方だと量販店で売っていないので実物が見られないのが痛いです。T6500は使いやすいです。今までSONYのDD-IC200を使っていたからかも知れません。プログレッシブ搭載機があまりなくなってきたと聞き残念に思います。学習辞書として私は使いやすかったからです。

ER-6000(COTが優れている) 投稿者:田中修司  投稿日:12月 7日(土)21時38分34秒

Sekkyさんの辞書の紹介の中で、SIIのER-6000というCOD、COTを主要内容とした機種があります。
本日所要で新宿に行ったときに、ヨドバシカメラ西口店でこの機種を見かけました。
他のSIIではCOTでは見出し語に掲載されていないと表示されないのにこの機種はきちんと探し出して類似語を表示してくれました。優れものです。
9800円でした。20%のポイント還元のようでしたので実質8000円程度でしょうか。
頑丈そうで、私好みの機種でした。ただし字の表示は一時代前のワープロといった感じです。
明日も新宿に行くので購入しようかなと思っています。
なお興味のある方は過去ログの2002年7月31日に関連記事があります。

>daさん 投稿者:Urchin  投稿日:12月 7日(土)21時07分22秒

>リーダーズが必須というのは、やはり収録単語数からですか?実際に論文を読んでいて、
>リーダーズにしか載っていない単語に遭遇することがよくありますか?

結構、遭遇していると思います。私は化学なのですが、装置名や物質名などもリーダースには載っているものも多く、ちょっと引くには便利です。現在は、PCにリーダースが入っていますのでそちらを利用しています。書くほうはPCの英辞郎や海野辞書、コウビルドを利用しています。

先日、お店でXD-R9000をみてきました。クロスワード好きの私としては、ワイルドカード検索の貧弱さにがっかりです。T5000のG大に期待して、私も待ってみることにしました。

>Mimiさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 7日(土)18時38分03秒

>今は英辞朗を使っていますが、効率を上げたいので電子辞書の購入を考えています。L2が
>英語ではないこともあり、英語で論文を書くことはとりあえず近々にはありません。さし
>当たって文献を読む時に英和と、文章を書く際の言葉の確認のために広辞苑が必要です。
>リーダーズとジーニアスってそんなに違いがあるものでしょうか。

https://sekky.tripod.com/jishocontents.html

のジーニアスとリーダーズの記述を見ていただくとよく分かると思いますが,ジーニアスは訳語以外に,例文や文法上の解説,その単語がとりうる文型なども詳しく解説されています。英語を読むときには,例文や文型よりも収録語数の多さや訳語の豊富さが重要になります(知らない単語を引いて載っていない辞書や,単語自体は載っていてもぴったりするような訳が出ていない辞書では読むときに困りますから)が,逆に,英語を書くときには,語数は少なくても(書くときは,自分が手に負える範囲のボキャブラリーを使うわけですから,何十万という語数はいりません),例文や文型といった情報が大切になってきます。ですから,同じ英和辞典(英英辞典)でも,高度な英語を読むときに使う,語数の多い一般英和(英英)と,通常レベルの読解や英語を書くとにに使う,例文や文法解説の詳しい学習英和(英英)があるわけです。

Mimiさんは,英語以外の言語系,言語教育系などを専門にされているのですか?(L2という専門用語は分野外の人はあまり知らないでしょうから(^^)) 今英辞郎をお使いだということでしたら,リーダーズのような大規模英和の入っている機種がいいと思います。SR-T6500やXD-R9000でしょうか。T6500は学習英英は入っていますが,学習英和が入っていないので,英語を書く機会が多ければ,COBUILDの英英を使いこなせるぐらいの英語力はいると思います(英語が専門でないとはいえ,博士後期にいらっしゃるということは,修士,博士と語学の院入試をパスしているわけですから大丈夫だと思いますが)。上記サイトのCOBUILDでのenjoyの定義が難なく理解できれば,T6500も使えると思います。

活用例兼横レス(失礼) 投稿者:kb  投稿日:12月 7日(土)18時11分13秒

初めまして♪sekkyさんと皆さんのやりとり、ちょくちょく拝見してます!
私はSR9200とスーパーアンカー英和を併用しています。ヒンドゥー教の神様の名前とかまで載ってたりするリーダーズ、英語の文献を読むにはやっぱり重宝します。また語法や例文こそ少ないですが、ぴったり来る専門的な訳語とかも充実してると思います。で、純粋に英語でわからない部分を冊子体の学習英和辞典であるスーパーアンカーで見てるのです。

ありがとうございます 投稿者:MR  投稿日:12月 7日(土)17時55分05秒

キー入力音消えましたSekky@管理者さんありがとうございます  

>MRさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 7日(土)17時05分51秒

>CASIOのXD‐2000のキー入力音の消し方を教えてください。

実機がないのでうろ覚えですが,シフトを押してから「設定」と書いてあるキー(削除キーでしょうか?)を押し,出てきた設定画面の中からキー入力音を選び,OFFにすればいいと思います。

リーダーズ 投稿者:Mimi  投稿日:12月 7日(土)16時55分04秒

似たような質問があるのは承知の上ですが、やはり直接アドバイスをいただけたらと思い書きこみます。大学院(後期課程)の院生です。論文のために毎日先行研究を読んでいます。今は英辞朗を使っていますが、効率を上げたいので電子辞書の購入を考えています。L2が英語ではないこともあり、英語で論文を書くことはとりあえず近々にはありません。さし当たって文献を読む時に英和と、文章を書く際の言葉の確認のために広辞苑が必要です。リーダーズとジーニアスってそんなに違いがあるものでしょうか。よろしければ、最適機種をおしえていただけませんか。客観的判断のできる英語力のスコアなどは受けたことがないのでわかりません。がしかし、英文学の学部生よりレベルは下だと思います。

説明書をなくしてしまいました 投稿者:MR  投稿日:12月 7日(土)13時51分05秒

CASIOのXD‐2000のキー入力音の消し方を教えてください。

Sekkyさん、Urchinさん、コメントありがとうございます。 投稿者:da  投稿日:12月 7日(土)13時19分18秒

>>Sekkyさん
> 理系学部での助手というポストの役割は,文系の私にはイメージしにくいのですが,同じ研究室や講座の助教授や教授を補佐したり,学生の細かな研究指導を中心になされるのでしょうか?

私の場合で言うと、1、3年生の学生実験の面倒を見ることと、研究室に配属された4年生の卒業研究、大学院生の研究の指導をすることです。英語が関係してくるのは4年生や院生とゼミで英語の論文や教科書を読むときでしょうか。それに加えて、自分自身の研究でも英語論文の読み書きや英会話(こちらは全然ダメなんですが。。。)も必要になってきます。

> そうなると,受信用(論文を読む)には語数の多い英和が,発信用(論文を書く)には学習用で例文や文法解説の詳しい英和(英英)が必要になりますね。T5000のG大はその両方に対応した珍しい辞書です。

やはり私の用途にはG大が良さそうですね。

> 複数辞書検索は一見便利そうですが,IC電子辞書の場合,搭載コンテンツの数が何十種類もあるわけではないですし,一部のそういう機種でも,複数辞書検索に対応しているコンテンツは限られます。ですから,個人的にはあってもなくても大差はないと思います。実際に電気屋さんに行ってT6500を触ってみました。ジャンプ機能を使えば大差なさそうですね。むしろ、このジャンプ機能の便利さと楽しさに感心してしまいました。どんどんジャンプしてわからない単語を追っていけるのは電子辞書ならではだなと再認識して、ますます欲しくなりました。T6500でもいいかなぁという気持ちも出てきつつ、T5000の発売を待とうと思います。

>>Urchinさん
> 理系でも分野がいろいろあるので一概には言えないと思いますが、特に論文を読むのに、リーダース(+プラス)は私の場合必須です。

同じ理系研究者の方が発言されているので、もしよろしければ教えて下さい。リーダーズが必須というのは、やはり収録単語数からですか?実際に論文を読んでいて、リーダーズにしか載っていない単語に遭遇することがよくありますか?

LAADの頻度表示 投稿者:Totto  投稿日:12月 7日(土)00時42分20秒

LAADで表記されている「S1W2」などの頻度表示については、その存在自体は知っており、参考にもしてきましたが、コーパスのデータに基づいたものである事までは知りませんでした。・・・と言う事は、発信面で実用上けっこう頼りになる存在ですね。自分の場合は、英語を学問的に研究しているわけでもなく、生活上致し方なく使用しているに過ぎないので、「最新コーパスに基づいた・・・」という辞書の構成は、とても使いやすく、有り難いものです。辞書それぞれが持つ特色も、使う人のニーズに合ってこそ活かされるものだと実感しています。ちなみに、いまNYの紀伊国屋書店は、1ドルの換算率が66円ぐらいなので、3000円の和書を購入すると、45ドル程にもなってしまいます。希望する本さえ分かっていて、何冊かまとめ買いするのなら、いっそのことAmazonやBK1のようなインターネットで買う方が送料をプラスしても安いくらいです。そして、まだ出発前の方なら、関山さんも仰るように「今は不要・・・」と感じる物まで、持てる範囲内で持って行った方が賢明だと思います。もし、本当に要らなければ、最後は海外で売っちゃえばいいんですから!

R9000 投稿者:progressive fan  投稿日:12月 6日(金)15時43分10秒

R9000購入しました!新宿ヨドバシで20%ポイント還元。
とにかく、SR9200userだった私としては、その軽さに驚きました。キータッチはやはり、SRの方がいいですけど、学習辞書満載ですし機能も私には充分!仕事しながら毎日楽しんでます。。中学生の頃からよれよれになるまで和英,英和、英英とまめに辞書を使って(途中でどの単語を探していたか忘れることもしばしば)いた私にとっては、Activatorの使い勝手も何のそのです。あと、SwanのPEUもアマゾンで購入。注文して翌日に届きました。この本もいいですね。もっと若いときに知ってたらな、と思いますが、最近初心に戻って文法の見直ししています。
SEKKYさん始め皆さんの貴重な情報ありがとうございました。

T6500に決定 投稿者:T T  投稿日:12月 6日(金)12時34分02秒

2,3日前にこのサイトを発見しましてしばらくROMってました。
電子辞書を買うのは初めてで、しかも普段辞書は持ち歩かず、論文などを読んでいてわからない単語は後でPCを使って英辞郎で調べるといった程度なのですが、最近読まなければならない論文が増えてきたことと、今後の英語学習にも必要になると思い購入を決断しました。
R9000とT6500で迷っていて、店頭で見てみた所、英英に関してはT6500の方が使いやすいなぁ、位の感覚でT6500にしようかと思っていました。しかし、このサイトで色々勉強させて頂き、例えばR9000のActivatorに関しては全く知らずに、なんだこりゃ!?25000語しかないのか?位に思っていたのですが、Sekkyさんの丁寧な解説を読み、おっ、これは修論を英語で書くのに便利かな、と思い一時R9000に気持ちが傾きました。しかし、みなさんのレビューを読み、総合的に考えるとやはりT6500の操作性の良さ(R9000の悪さ)や、Activatorの必要性などを考慮して、T6500にしようと決断しました。
今週末にもう一度両方を店頭で触れてみて(T6500を)買おうと思います。どうもありがとうございました。

>ぽうさん
購入するのに非常に苦労されたようですが、最終的には満足いくお買い物ができたようで良かったですね。ただ、私も前にビックに販売援助で入ったことがあるのですが、初めて入ったときは右も左もわからず、ポイント還元システムのヨドバシとの違いをお客様に教わる事もあったくらいなので、延長保証のことなどを聞かれても「少々お待ち下さい」といって、パンフレットを見ながら説明するしかなく、ましてやさくらやとの違いを聞かれようものなら、さぁ〜?と首をひねるしかなかったので、ぽうさんのお言葉は耳にいたいです。もちろん派遣でも責任を持って仕事をしていますが、どうしてもわからない細かいこともあるのですが、お店側が派遣社員にも店員と同じはっぴを着ることを義務づけているために、店員と派遣との違いがわからないことにも問題があるのですが・・・。
色々なお店で働き、見てきたのでわかるのですがほとんどの電気店に、いわゆる初心者同様の派遣店員がいる、ということと、店員によって全然商品知識が違うので、私はあまり店員には頼らずに自分で情報を調べるようになりました・・・。

と、まあ長々と書きましたが、今のところ最も安い新宿のY店(37,800円+消費税にポイント20%)で購入しようかと思っています。

>Tottoさん(追加) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 6日(金)11時53分34秒

>「学習者用の英英辞典は、アメリカよりも日本の書店の方が品揃えもよく、えてして価格
>も安く入手できるので、多少重いですが、出発前に購入した方が得!

先ほどの続きですが,学習英英だけでなく,もちろん英和や国語辞典なんかもそうですね。大都市の日系書店へ行けば,日本国内の普通の書店程度の品揃えはありますが,値段がやたらと高いです。最近はどうか分かりませんが,私がいた頃(10年前)はNYCの紀伊国屋でアエラ1冊が10ドルぐらいした記憶があります。普通の英和辞典だと5,60ドルぐらいするのではないでしょうか。英語圏にいるのだから和英は使わないだろうと思って持っていかなかったら,やはりあったほうが便利だと思い,(当時はDCに日系書店がなかったので)RichmondからDCを素通りしてNYCまで日帰りで行ったことがあります。

↓続き2 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 6日(金)11時42分34秒

>ビック新宿(さくらや・ヨドバシでも)ではポイント還元が20%なのに、池袋東口では
>10%還元でした!!!

ポイント還元率の違いは,店頭価格の違いとは異なり,あくまでも「オマケ」ですから,店舗によって違うのは仕方ないですし,これは量販店さんの問題ではないと思います。

大手量販店のポイント制度は,もともとは秋葉中心に出店している量販店や個人経営の中小の店舗のように,値切って買える店に対抗して作ったということをききました。大手量販店は,秋葉の店頭価格と同じぐらいで売ることはできても,それ以上客が値切って安くすることは難しいでしょうから,そのかわりにポイント制度を設け,常連さんには秋葉以上に安くしましょう,というスタンスなのだと思います。秋葉で値切れるといっても,30000円の電子辞書を1万円で買うことは不可能でしょうが,ポイント制度のある量販店なら,ボーナスでパソコン1台買っただけで,次に同じ店で電子辞書を買うときは,場合によってはほとんどタダで買うこともできるわけです。新宿から秋葉は電車で20分程度で行けるような距離なのに,新宿駅前の量販店が秋葉なみににぎわっているというのは,ポイント制度の影響が大きいと思います。客にとっても安く買えるから魅力的ですし,お店側にとっても,ポイントをためるために同一店で買ってくれる固定客がつくわけですから,互いの利害が一致しているのでしょう。

ただ,最近は大手量販店も競合店が増えてきたので,秋葉対策だけでなく,競合店対策としてもポイント還元を利用しているようです。新宿の量販店の還元率が高いのはそのためです。とくに新宿はヨドバシが昔から進出しているので,新しく入ってきたビック等も競合店と同じ還元率にしているのでしょう。一方,池袋はビックの牙城ですから,わざわざ新宿なみに還元率を高くしなくても集客できるのでしょうし,西武や東武で埼玉方面の地方都市から来る人にとっては,乗り換えの手間やコスト,買った物を持ち運ぶ労力を考えれば,多少還元率が低くても池袋で買う人は多いと思います。これはビックに限らず,ヨドバシでもそうです。新宿では20%還元していますが,新しくできた博多店は競合店がない(ビックやベスト電器は天神なので,ちょっと距離がありますから)こともあり,もうちょっと還元率が低かったはずです。新宿でも,さくらややビックが大型店を出す前は10%強でしたしね。もっとも,沖縄の場合,還元率数%の某B電器しかありませんので,10%でもかなり大きいです(^^) 初めてヨドバシでポイントを使ったときは,こんなに還元されていいのかと感じました。

>「新宿では20%だったんですが」
>といっても、聞き入れられず、あげく、
>「機械の関係上…」

ですから,これは仕方ないですね。店員さんも競合対策云々ということをお客様の前で言うわけにはいかないので,あたりさわりのない理由をつけたのだと思います。ポイントはあくまでもボーナスですから,店舗ごとの制約があるのはやむを得ないですね。

>「10%を価格から現金でひいて、10%をポイント還元いたします」

ポイント以外では値引きはまずしてくれない大手量販店さんでこの対応はかなり異色だと思います。むしろ,今回のぽうさんがそうであったように,他店へ流れてしまうよりは,損して得とれというか,ちょっとした対応でポイント還元率という数字でははかれないお店への印象をその店員さんは重視されたのかもしれません。

#量販店の店員さんは,正社員の方も派遣の方もいらっしゃるので対応も様々だと思いますが,あまりにひどいときはメール等で指摘すると,きちんと対応していただけます。購入時の場合はレシートの番号なんかもあわせて報告すると確実です。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 6日(金)11時37分12秒

>特にカタカナ語28000語のためにひとつボタ
>ンが死ぬのはもったいない。

出版社が違うコンテンツを「同じ屋根の下」にまとめるのは,いろいろなしがらみ等があるのかもしれません。ソニーさんのDD-ICシリーズは研究社の和英と岩波国語を同じキーにしていますが,これは種類が違う辞書だからできるのでしょう。

むしろ,出版社が同じ英和と和英を同じキーにして,入力ボックスを並列するほうがいいかもしれません。英和のボックスでは自動的に英数入力になり,和英では日本語入力に切り替わるようにするわけです。SR-9700やT5000のように,同じ出版社だからといって英英と類語を同じキーにしてしまうと,単語を入力した後でモードキーを押して辞書種が変更できなくなってしまい,非常に不便です。

>6500を使う人で、単語帳を有効利用している人というのはいるのでしょうか。

単語帳はユーザによって利用頻度が分かれるでしょうね。使う人は使うし,使わない人は全く使わない機能だと思います。

>今回の6500・5000は英語関連の辞書がまったく(和英までが双方!)異なっている
>ことに感動しています!

セイコーさんは英語重視機としては老舗ですので,その分ユーザのコメント等の蓄積があり,コンテンツチョイスに関しては他のメーカーさんが及ばないところだと思います。9200のCODにせよ,T6500のCOBUILDにせよ,こういうマイナーなコンテンツを思いきって載せるというのは,他のメーカーさんはリスクを考えて消極的になってしまうはずですが,他社にないマイナーコンテンツでも需要はあるという判断があるのかもしれません。T5000とT6500でコンテンツを分散することは,選択肢が増えるというユーザ側のメリットと(英語のパワーユーザなら両方買う人も少なからずいるでしょうから)メーカーさんの利益面でのメリットが合致しているのだと思います。

>ぽうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 6日(金)10時45分55秒

>過去にひいた単語がそのまま過去にひいた辞書で訳語としてでてきてしまうのはどうもなん
>ともなんとも…。これは他の辞書では当然のことなのでしょうか?不思議です。それとも大
>半の人はひいた語をまたひけた方がいいのでしょうか。

SR-8000のような旧機種では,「引いた単語」の履歴というよりは「入力した文字」の履歴が残っていたと思います。ですから,ミススペルをしてスペルチェックによって修正された場合でも,誤ったスペルが履歴に残ります。フルキーボードになってから,「引いた単語」の履歴を残すように仕様変更がされ,引いた単語の見出し語を残す以上はどの辞書で引いたかという情報も付随するので,こういう使い勝手になってしまっているのでしょうね。これは,他社製品でも同じです。ただ,他社製品は各辞書ごとに履歴を分類している(だから,広辞苑画面で履歴を押すと広辞苑の履歴だけが出る)のに対し,セイコーさんの機種はすべての辞書をまぜこぜにして履歴画面に出しているという見た目の違いはありますが。

辞書種まで残るというのは,たしかに過去に英和で引いた単語を英英で引き直したいというような場合は不便ですね。ただ,これを解決するには,「引いた単語」の履歴でなく旧機種のように「入力した文字」の履歴にしないといけないので,これはこれで問題が出てくる(ミススペルが残るなど)かもしれません。フルキーボードモデルの旧機種は,日本語ジャンプがなかったので,辞書種まで履歴に残ってしまうと,広辞苑で引いた語をカタカナ語で引き直すことなどができませんでしたから問題がありましたが,現行機なら日本語ジャンプと組み合わせて我慢するしかないかもしれません。

>例え100語の履歴が残っても、そんなに前にひいた単語のことなど覚えていない
>(紙辞書ならまだしも)ので、そのような単語が履歴に残っていることに意味があ
>るのでしょうか。しかもそれをまた同じ辞書で引きなおすことがあるのですか?

セイコーさんの新機種は,シャープさん方式で,ジャンプで飛んだ単語も履歴に残るようになりました。ですから,ジャンプを多用する人にとっては,100語ぐらいのキャパがないと不便なのだと思います。SR-Tシリーズは10階層まで孫ジャンプができますので,かりに制限いっぱいまでのジャンプを繰り返した(現実にはあまりありえないでしょうが)場合,100語のキャパがあっても,キー入力して引いた単語は,事実上は10語しか残らないのですから。

>でも人に見られたくない(恥ずかしい)言葉もそのまま残るので、あまり多く残るのも
>どうかと思いました。私は自分しか使わないのでその辺は実際大丈夫なんですがね。
>単語帳機能とのバランスが難しいなぁと思いました。

セイコーさんの機種は,履歴や単語帳等のデータは,シャープさんの機種同様にフラッシュメモリか何かに記憶しているようで,電池交換してもそのまま残ります。他人に見られるのが恥ずかしい履歴データを消したい場合は,リセット操作をして消すことは可能ですが,そうなると履歴だけでなく単語帳も消えてしまいます。私は個人でしか使わないのでかまいませんが,人によってはこれは非常に困るかもしれません。シャープさんの機種のように,1語ごとに履歴を消せるようにするか,履歴と単語帳を独立して消せるようにするかしたほうがいいかもしれませんね。

>5.訳・戻るキーだけ銀色なのが不自然。
> 一番使うのに一番見づらいのは何故?もう少し明るくてよかったのではないでしょうか。

キーボードまわりは個人的には旧機種のほうがよかった気がします。旧機種はつや消し?のような処理がされているキーボードだったので汚れや指紋が目立ちませんでしたが,SR-Tシリーズは表面がつるつるしていて,「てかり」があるので,使っていくうちに汚れが目立ちそうです。訳キーや戻るキーの銀色はもし塗装しているだけだとすると,一番使用頻度が高いキーなので剥げなども出てくるかもしれません。

>Tottoさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 6日(金)10時10分44秒

>只、伝えたかった内容は、「LAADをはじめ米語専門の辞書の方が、使っていて楽に感
>じる・・・」という事と、「学習者用の英英辞典は、アメリカよりも日本の書店の方
>が品揃えもよく、えてして価格も安く入手できるので、多少重いですが、出発前に購
>入した方が得!」という二点だけでした。

同感です。私も,アメリカで学習英英を売っている場所を探すのに苦労しました。広辞苑等,日本人向けの国語辞典はどんな田舎の小さな書店にもあると思いますが,日本語学習者用のレファレンス(日本語学習使い分け辞典とか)や教科書が,日本の書店では(大きな総合書店でない限り)手に入れにくいのと同じかもしれません。ESLコース(付属の会話学校など)のある,州立の総合大学のブックショップなどへ行けば学習英英も置いてあるかもしれませんが,その大学のスタッフが推薦しているものしかなかったりしますので,比較して選ぶことができないこともあります。日本で買うより現地で買った方が安いから,と思う人がいるかもしれませんが,留学される方は,学習英英は必ず日本で買っておくことをおすすめします。

LAADですが,カシオさんもあまり宣伝していないことですが,SpokenとWrittenでそれぞれ3段階に分かれた頻度表示があるというのはけっこう便利だと思います。これはLAADで使われているアメリカ英語コーパスに基づいているので,アメリカ英語の実態が反映されています。学会誌で英文論文の査読をしていると,内容も,英語も非常によいものなのに,ときどき論文にはふさわしくないようなくだけた言い回しや単語が使われていることがよくあります。ある単語が,話しことばで使われるか,書き言葉で使われるかという情報は,外国人である我々には重要かもしれません。もっとも,LAADは学習辞典ですから,タブー語は頻出であってもランク表示は出さないなどの「教育的配慮」はあるようです。LDCEはいわゆるfour letter wordsでも正直に頻度ランクをつけていますが(^^) #LAADのように「臭いものには蓋」のスタンスではなく,タブー語とはいえ,話し言葉では日本人のイメージ以上に頻用されているという事実を提示するというLDCEの姿勢も,また「教育的配慮」かもしれませんが。

>あいちゃんさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 6日(金)09時51分04秒

>店頭ではわからないのが取説ですが、COBUILDについてはStyle and UsageやPragmatics
>などの冊子体のものがそのまま(だと思います)転載されているようで、20ページ以上を
>これに裂いているのは好感が持てます。

たしかにセイコーさんの機種のマニュアルはすごい量ですね。T6500の場合,総ページ数で212ページです。冊子マニュアルでは詳細に(原著の英文のものを載せるなど),オンラインヘルプでは記号説明など,必要最小限にして引きやすく,というバランスは評価できると思います。冊子体COBUILDのStyle and Usage以降(その前のDefinitionのところはなぜかカットされていますが)の説明文がまるごとはいっているのに加え,日本語の解説書の内容も載っています。フルコンテンツの機種である以上,本文以外の文字情報も載せるのは当たり前と言えばそれまでですが,マニュアルは買ってみるまで分からないので,悪い言い方をすれば一番手を抜けるところでしょうから,必要最小限の解説しかしていない機種も目立ちます。COBUILDを使いこなしている方でも,使い方説明をすべて読んだという人は少ないと思いますので,T6500をお持ちの方は冊子マニュアルのCOBUILDの解説を暇なときにじっくり読むと新しい発見があるかもしれません。

>余談ですが、ケースは純正もありますが、CASIOのEX-WORD用のソフトケース(XD-CC1001)
http://www.casio.co.jp/d-stationery/exword/top_option.html というのがこのため
>に作ったようにぴったりです。保護用の樹脂が両面に入っているので、100円ショップの
>ソフトケースとは違って、保護性能は高いと思います。

私もこのCC1001を使っています(^^) T6500のような薄型機だけでなく,SR-9700等の旧機種もぴったりと入ります。カシオさんのケースは市販のPDAケース程度の中身を保護する樹脂が入っていますので,裸で持ち歩くよりは安心かもしれません。

>弱点はSekkyさんもおっしゃっているようにThesaurusだと思いますが、確かにESLな外国人
>にはわかりずらいところがありますね。

COTと比較するととくにそう感じます。もっとも,コリンズが,CCTというほぼCOTと同規模のthesaurusを出していただけまだよかったかもしれません。ロングマンなどだとCOTやCCTタイプのthesaurusがないので,LDCEやLAADにカップリングするときはActivatorかLongman-Roget'sぐらいしか選択肢がありません。そうなると,その中間にあたるthesaurusを求めるユーザ(日本人の上級英語学習者の多く)は困ってしまいますね。R9000のthesaurus群は上級学習者にはとても重宝しますが,COT, CCTクラスのthesaurusがないというのが玉に瑕だと思います。

T6500購入時の注意!(その2) 投稿者:ぽう  投稿日:12月 6日(金)03時56分44秒

 そして最終的に一番接客の良かったビックの8階で5年保障で購入することになりました(その時も、37800円の5%と、34020円の5%でどう違うのか計算をしてくれました。結局それでさきほどの差額とほとんどイーブンだったのです)。

 でもその店舗の1階にいた店員2人は、
 「商品によって変わる」、
 「3年だったかな、5年だったかな」、
 「ついたポイントの5%です」、
 「販売価格の5%です」、
とほんとに適当なことをいっていやがる人たちでした。

 頑張っている店員さんがこんなところで損をしてしまっていて、可愛そうでした。
でも少なくとも私は(無理なく、店員の自慢ぽくなく)一生懸命に答えてくれる店員さんであれば、多少値が張っても購入します。
 ビックもさくらやもだめ店員のせいで、どれだけの売り上げをなくしているのかわかっているのでしょうか。

 メーカーのかたもそんな店員の、非常に大きな影響力をしっかりと考えた上で戦略を練る必要があるのではないかと感じさせられました。

 また何か(T5000かな)買うときはそのビックに行くことになると思います。客なんてそんなもので選んでいるんだと考えて懸命にやっていればすぐ売り上げ増になると思います。自分の生活にも当てはまることなので、新製品購入と共に勉強になった買い物でした。

 皆様くれぐれもご注意を。

T6500購入時の注意! 投稿者:ぽう  投稿日:12月 6日(金)03時55分27秒

 皆さん注意!!!!!
 ビック池袋東口で購入したのですが、その前にいろいろ悶着がありました。

 ビック新宿(さくらや・ヨドバシでも)ではポイント還元が20%なのに、池袋東口では10%還元でした!!!みなさんご存知でしたか?何も知らないで、「わぁ3780円も戻ってくるのぉ?」とかいって購入してしまう人がいた、わけではないですが、いたらかわいそうですよねぇ。

 店員さん(若くていかにも頼りなさそうだったので、頼りありそうな人が接客終わるまで待ちたかったのですが)に声をかけて、
「新宿では20%だったんですが」
 といっても、聞き入れられず、あげく、
 「機械の関係上…」
 なんてことをいいやがりました(口悪くなるくらいむかついた)。

 以前、数年前ですが、新宿西口のヨドバシでコンポを見たあと、東口のグッドギア店で同じ商品をみたら5000円も高かったのです。それを伝えたときには、
「西と同じ価格で販売させていただきます」
 とこころよい対応があったので、そのまま購入したことがありましたので、融通をつけてくれるとおもっていたのですが、この件でもう「ビックなんかで買わんぞ!」と思ったのです。

 でも以外に店舗が違うと(ヨドバシのように)価格も違うかと思い、(最終的な購入場所の)8階まである本店(?)にむかったところやはり10%でした。

 違ったのは店員さんの態度。売り場も狭く、2人しかいなかったのですが、どちらも丁寧に対応してくれました。特に20%還元については、
 「10%を価格から現金でひいて、10%をポイント還元いたします」
 素敵な返答がありました。

 でも私は、「37800円の20%と、(10%引きの)34020円からの10%還元では、(数字のマジックで)実際の得する金額に差がでるのではないかと、なんとなく思ったので、
 「実際どれくらい損(得)しますか?」
 と訪ねると、電卓片手に計算を始めてくれました。結果は190円(ほど)で、新宿への電車賃程度(定期がありましたけど)でした。

 それでもさっき断られた印象が残っていましたので、お礼をいって店をあとにしました。

 そして新宿へ行く前にさくらやをみておこうと寄ってみると、20%還元で販売されていたので、そのまま現金を出して、カードも出してお願いしたところ、その店員が最悪でした!

 顔が日焼け(日サロ風)していて、商品知識にも乏しそうなやつでした。不快でしたが、20%(7560円)は耐える価値がありました。
 でもそこで、「長期保障」の話になったのです。そこでそこで、思い出してしまいました。「確かどこかでは長期保障を5年やっていたような気がする…。」

 さくらやでは販売価格の3%で3年間の保障なのですが、気になった私は、
 「ご存じないですか?」
と訪ねました。すると、
 「わかりません。」の一点張り。しかもそれが、
 「他店のことなんて俺に聞くなよ」といわんばかりです。私は、
 「あっ、じゃ聞いてくるので、またきます。」というと、慌てて少し怒って、
 「これ最後の一台ですよ!」といってきたので、
 「いいですよ」といって店を出ました。
この店員が商品を引き戸から出すときに、まだ少なくともその下に1箱はあったのを私は確認しているので、「くそやろう(くろやろう)」と思いながらでていったのです。


T6500を購入しました(総評・今後の期待)。 投稿者:ぽう  投稿日:12月 6日(金)02時55分05秒

 好き勝手に書きましたが、満足しています。でもこのサイトはメーカーの方が読んでいるようなので、今後の製品を穴のないものに近づけて欲しい思いで書きました。

 もともとセッキーさんにT5000を薦められていたのですが、我慢できず購入してしまいました。「購入してもすぐ新しくて機能のいいものが出るし…。」と考えていたのですが、欲しいときが買い時と思い、また、「新しいのがでればそれも買うたれ」と思うようになりました。安くはないですが、S8000とT6500・5000があると、ひとつの英単語について、(確か)9冊分の辞書・類語が調べられることになりますよね。紙辞書ではとてもスペース的に無理なので、やっぱり便利だと思いました。

 しかもセイコーさんはそれぞれの機種に特徴があって、吟味された製品作りなので、今回の6500・5000は英語関連の辞書がまったく(和英までが双方!)異なっていることに感動しています!

 T5000の実機を触って気にいったら(気に入ると思いますが)、購入しようかと思います。

T6500を購入しました(悪い点)。 投稿者:ぽう  投稿日:12月 6日(金)02時46分25秒

 S8000(ちなみに、ロングマンの英英と、英和中・和英中、ロングマンロジェ類語のみの辞書です)を2年半使い、本日T6500を購入した感想をお伝えします。

 私なりにこだわっているポイントのみとなりますが、ご参考までに。
基本的にセイコー好き、カシオ嫌い(特に操作性や辞書の性質を無視した新製品開発をするといった販売戦略)、キャノンやシャープの機能を一部賞賛している態度で商品をみています。

 購入場所は池袋のビックカメラ東口店(西武・駅に向かって90度に刺さっている道路沿いの店舗です)の8階で、37800円、20%還元(本当は10%でしたが、あとで詳しく書きます)。

 それでは悪い点。S8000との違いからでてきているものが多いと思います。
(必然的にこちらが多くなりますね)
 
1.戻るキーの位置が悪い。
 両手で持って使うことが多いので(ゲーム風)、戻るキーは、十字キーを小さくしてでも訳キーに近く、かつ右手にあってほしいです。カシオが嫌いなのは訳がど真ん中にあることなので。置いて使うことが増えそうです。もともとそうなのでしょうが。

2.例文ボタンは左下がよい(成句と入れ換えたほうがいい)。
 6500は慣用句や熟語よりも、例文をたくさんみたくて購入している人が多いと思うので(そうではないのかな)、左下3つの真ん中にあるのではなくて、左端にでていたほうが感覚的に押すことができると思いました。
 さらにジャンプキーは、他社にもあるように、ジャンプキー自体でカーソルが移動するか、掲示板にもあったように、携帯電話のブラウザ感覚で画面の移動自体もできるようにしたほうがいいと思います。

3.履歴は最悪!!!!!
 過去にひいた単語がそのまま過去にひいた辞書で訳語としてでてきてしまうのはどうもなんともなんとも…。これは他の辞書では当然のことなのでしょうか?不思議です。それとも大半の人はひいた語をまたひけた方がいいのでしょうか。
 例え100語の履歴が残っても、そんなに前にひいた単語のことなど覚えていない(紙辞書ならまだしも)ので、そのような単語が履歴に残っていることに意味があるのでしょうか。しかもそれをまた同じ辞書で引きなおすことがあるのですか?
 S8000だとどの辞書を選んでいても履歴は同じ語がエントリーされるし、辞書を変えたければ辞書を変えればそのままその履歴の語を調べられます。強制的に過去と同じ結果になるのではなく、利用者が選べる(選択肢がある状態にしておく)のがいいと思うのですが。履歴を押して、単語を選んで、訳画面を出してから、結局ジャンプをしなければならないなんて面倒です。それなら2画面表示を採用するなり他の手が欲しかったです。
 間違えて単語をひいてしまったときなんて、S8000ならその語を履歴で呼び出して、辞書を選んでひくことができるのに、T6500だと履歴で一度訳画面を出してから、ジャンプをしてその語に飛ばないといけません。ならなおのことジャンプキーの使い勝手をよくしたほうがいいでしょう。
 それに履歴のメモリ自体が100語あるのも意味を感じませんでした。せいぜい覚えているのは20語ほど、もう一度引いてみようと思って画面をスクロールしたりする手間を考えればそれ以上は入力したほうが早いので、語数が多い理由がわかりません。
 もちろん、過去にどんな単語をひいたのか、自分はその単語を覚えたのか、ということを調べる意味では100語くらいあったほうが便利でしょうね。でも人に見られたくない(恥ずかしい)言葉もそのまま残るので、あまり多く残るのもどうかと思いました。私は自分しか使わないのでその辺は実際大丈夫なんですがね。単語帳機能とのバランスが難しいなぁと思いました。

4.打感はこれまでの機種の方が好き。
 薄っぺらくて入力している感じがあまりしない。パソコンもしっかり打つタイプのほうが好きだからだと思います。

5.訳・戻るキーだけ銀色なのが不自然。
 一番使うのに一番見づらいのは何故?もう少し明るくてよかったのではないでしょうか。

6.例文検索までに2回ボタンを押すこと。
 ジャンプの操作性を先のように改善するか、広辞苑とカタカナ語をひとつにまとめるなどすれば、1ボタン空くことになるので、それを例文ボタンにしたほうがいいと思います。特にカタカナ語28000語のためにひとつボタンが死ぬのはもったいない。

7.単語帳はいらない(使わない)。
 何度も簡単にひけるのが電子辞書のいいところ。履歴の機能がS8000のようであれば、すぐひきなおしもできます。実際にはテキストにあたる数を増やして、わからない単語をひく回数を増やした方が、1語1語を丁寧に覚えるよりも早いと思っています。
 6500を使う人で、単語帳を有効利用している人というのはいるのでしょうか。

T6500を購入しました。 投稿者:ぽう  投稿日:12月 6日(金)02時10分08秒

 S8000(ちなみに、ロングマンの英英と、英和中・和英中、ロングマンロジェ類語のみの辞書です)を2年半使い、本日T6500を購入した感想をお伝えします。

 私なりにこだわっているポイントのみとなりますが、ご参考までに。
基本的にセイコー好き、カシオ嫌い(特に操作性や辞書の性質を無視した新製品開発をするといった販売戦略)、キャノンやシャープの機能を一部賞賛している態度で商品をみています。

 購入場所は池袋のビックカメラ東口店(西武・駅に向かって90度に刺さっている道路沿いの店舗です)の8階で、37800円、20%還元(本当は10%でしたが、あとで詳しく書きます)。

まず良い点から。


1.割安感がある。
 紙辞書で揃えようと思ったら3万円はゆうに超えそうな辞書内容。あれだけの辞書を携帯していると考えるだけで満足します。

2.筐体に高級感あり。

 いわゆるプロ向けというのか(私はプロではないですが)、高級感があると思う。S8000のプラスチック筐体も頑丈で手垢(?)で色が変わったりしているところなどとても愛着がありますが、こちらはこちらで随分立派でいい感じです。

3.スクロールが速い。
 日本語ジャンプなどはボタンを押す回数が多くなりがちですが、キーの動きが異常に(!)速いので、なんなく広辞苑でのジャンプができます。

4.店頭でいじっているときよりも、リアルタイム検索のスピードが気にならない。
 実際はテキストなどを見ながら打つせいか、店舗で「早打ち実験」をしている時のような無理をしないので、使っているときにはほとんど気になりません。

5.小さい。
 スーツの尻ポケットに余裕を持っておさまるどころか、シャツの胸ポケットも平気です。セッキーさんの仰るとおり、新書くらいの大きさの辞書があってもいいと思ってはいますが。

6.リーダースとプラスの威力あり。
 アメリカNFLのコミッショナーの名前とその功績がでていたり、チョコレートのゴディヴァの由来が書かれていたり(実際これで買うのを決めたというところがあります)、英単語・英米文化(ゴディヴァは別ですが)の百科的要素を簡単に調べられるところに関心です。これまでどちらの辞書も使ったことがなかっただけになおさらです。

7.文字サイズの変更が容易(ボタン一発。最小も見やすいと思います)。

8.凡例が楽しい。
 コウビルドも(書店でいくつか単語を見たことがあった程度ですが)日本語で説明されているので、初めて利用する人も使い方が分りやすいと思います。

9.広辞苑が一番使う。
 2つ目の辞書を買おうとしていたのは、ここにも要因がありました。なんだかんだいって一番ひく回数は多い。百科的に使ってます。疑問をすぐ解消できるので便利です。

以上、購入後計1時間ほどで気づいた点でした。
コウビルドは期待通りで、文法ラベルもしっかり見れるので便利です。これまではロングマンだったので、センテンス形式のものも勉強になります。

悪い点は別投稿です。

ソフトケース 投稿者:Rabbit  投稿日:12月 6日(金)00時46分03秒

あいちゃんさん、実は私もSR-T6500用にCASIOのEX-WORD用のソフトケースを選んでいました!売り場にあったどのケースよりこれがぴったりだったので、ロゴが違うのも気にせずすぐこれにしました。私もなかなか気に入っています。

それから、Tottoさん、「米語に特化した辞書」についての追記をありがとうございました。Tottoさんの仰るように、留学前に学習用の英英を購入していこうと思います。

SR-T6500を買いました 投稿者:あいちゃん  投稿日:12月 5日(木)23時58分59秒

PW-6800の買い増しとして、XD-R9000とSR-T6500を天秤にかけていましたが、結局SR-T6500を買いました。購入したのは楽天市場の海外電気CLUB(海外モバイラーの強い見方でもあります)というお店(http://www.rakuten.co.jp/sacom/)で、本体価格32,800円+消費税+送料630円で、在庫問い合わせのメールにもすばやく対応していただき、発想通知もきちんといただき通知どおりに到着しました。

店頭ではわからないのが取説ですが、COBUILDについてはStyle and UsageやPragmaticsなどの冊子体のものがそのまま(だと思います)転載されているようで、20ページ以上をこれに裂いているのは好感が持てます。

PW-6800とはコンテンツがまったく重ならないのが魅力で、ジーニアス和英の弱さを新和英がカバーしてくれそうです。本当はプログレッシブ和英がいいのですが、今となっては無い物ねだりですね。PW-6800では結構例文検索を使うことがあるので、SR-T6500の強力な例文検索はXD-R9000とは比較にならないようで、これは私としてはとてもうれしいポイントです。また、PW-6800同様に辞書表示中にワンタッチで文字サイズを切り替えられるのも、うれしいことです。いちいち設定画面を呼び出したりは絶対やりたくいので...。

操作感は、PW-6800と比べて特段に遅いとは思いません。XD-R9000と並べると確かにもたつきますが、気になるほどではないと感じました。それよりは、パンタグラフ方式のPCと同じ仕組みのフルキーの使いやすい事!これは昔からミニノートPCでこの程度のキートップサイズには慣れているので大変に快適で、これはPW-6800やXD-R9000は足元にも及ばないというのが私の印象です。

余談ですが、ケースは純正もありますが、CASIOのEX-WORD用のソフトケース(XD-CC1001) http://www.casio.co.jp/d-stationery/exword/top_option.html というのがこのために作ったようにぴったりです。保護用の樹脂が両面に入っているので、100円ショップのソフトケースとは違って、保護性能は高いと思います。中身はSIIですが、ケースの端のラベルにはEX-WORDと書いてあるのがおちゃめです(笑)。

弱点はSekkyさんもおっしゃっているようにThesaurusだと思いますが、確かにESLな外国人にはわかりずらいところがありますね。ボールドになっているもの以外は、全部調べないとどれがニュアンスとして次に近いのかわからないという...。私の場合は、自宅であればER6000のCOD&COTがありますし、携帯用にかったER2000がありますので、ER2000のCOTを併用することで(ジャンプはできませんが)良くなるように思います。ER2000/ER6000のCOTは以前Sekkyさんもおっしゃっていたように、他の同じ辞書搭載の国産機と違って、類義語定義の中にしかない(見出し語にない)語でも探してくれるところにあり、これは非常に重宝しています。(何故か私がひくと、Match in Group(s)...になることが多くて)

しばらく使い込んでからまた感想を書きこみます。

http://aichanworld.com/


理系論文用?の辞書 投稿者:Urchin  投稿日:12月 5日(木)22時49分30秒

XD-R9000の購入を検討中のUrchinと申します。
daさんと同じように理系研究論文の執筆(読む方も)に電子辞書を使いたいので現在のSR-700Sからの買い替えを検討しています。理系でも分野がいろいろあるので一概には言えないと思いますが、特に論文を読むのに、リーダース(+プラス)は私の場合必須です。リーダースは語法の説明はほとんどないので、書くときは、文法・前置詞その他でジーニアスはたいへん魅力的です。また、あまり同じ単語と構文の言い回しを使うのもはばかられるので、ロジェやコービルド、アクティベータも併用しています。
今まではPCに搭載の物を使っていましたがこれらが持ち歩きできるのは大変ありがたいです。アクティベータの使い勝手が今ひとつと伺い、まだ迷っていますが組み合わせは私にはベストに近い気がするので、お店で触って確認したらすぐ買ってしまいそうな予感です。
そうそう、関係ないようですが、広辞苑はあったほうがいいと思います。
参考までに書き込みしてみました。
Sekky様、この掲示板に大変お世話になっております。ありがとうございます。

「米語に特化した辞書」の追加投稿 投稿者:Totto  投稿日:12月 5日(木)22時40分59秒

先日、米語に特化した英英辞典に関して投稿させて貰いましたが、関山さんには、言葉の足りない部分を補足して頂きありがとうございました。
もとより、「OALDやCOBUILDは、アメリカでは使い物にならないよ!」などと言うつもりは毛頭無く、これから電子辞書の購入を考えている方には、いたずらに悩みを増やしただけのようで、申し訳なく思っています。
只、伝えたかった内容は、「LAADをはじめ米語専門の辞書の方が、使っていて楽に感じる・・・」という事と、「学習者用の英英辞典は、アメリカよりも日本の書店の方が品揃えもよく、えてして価格も安く入手できるので、多少重いですが、出発前に購入した方が得!」という二点だけでした。
かくいう自分も、LDCEの改訂版の登場を楽しみに待っているわけですし。

>Sekkyさん 投稿者:まゆっち  投稿日:12月 5日(木)22時25分22秒

レス、ありがとうございます。m(__)m
>Practical English Usage
>ただ,必要最低限の文法用語は英語で何というか(現在完了がpresent perfectとか)は知っていないときついかもしれませんね。

あいたた…私が苦手とするところの1つです。(^^;
英会話学校でも、present perfectとか突然言われる事があるのですが、
??状態で… 恥ずかしながら、現在完了と日本語で聞いても、
ピンとこないのが正直なところです…
そういう事を考えないで話しているので。(^^ゞ
こんな私でも、原書の方を買っても理解できるでしょうか?
明後日、名古屋に行くのでタワーズの三省堂や、栄の丸善に行ってみます。(^^)

>ナナさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 5日(木)21時54分36秒

>私は北京語を勉強しているのですが、こういった電子辞書は北京語なのでしょうが?

快譯通や無敵科技ののものは,Mandarin(ナナさんのいう北京語のことだと思います)とCantonese(いわゆる広東語)の両方が入っているものもけっこうあるようです。いずれにしても,中国のメーカーですから,Mandarinベースの中国語は必ず入っていると思います。

テレサさんの過去の情報では,快譯通の機種はオンラインで英文マニュアルがダウンロードできるそうです(私のPCでは文字化けしてしまうので確認できませんが)ので,それを見てみると確実だと思います。中国語学科とはいえ,1回生なら英語のほうが読みやすいのではないでしょうか(^^)

またまた質問になってしまいますが・・・ 投稿者:ナナ  投稿日:12月 5日(木)17時00分26秒

丁寧なアドバイスありがとうございます!!
もう一つ気にになることが出てきてしまったのですが、私は北京語を勉強しているのですが、こういった電子辞書は北京語なのでしょうが?
まだ、一回なので、ピンインを正確に聞き取れるかは・・・不安・・・・・・デス。。(笑

>daさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 5日(木)15時14分38秒

>理系の研究論文の英文は、高度なレベルというよりはむしろ易しくてわかりやすい表現を
>使うように心がけたものの方が多いように思います。それでも、ちょくちょく知らない単
>語に遭遇することがあり、やはり辞書は手放せません。

理系学部での助手というポストの役割は,文系の私にはイメージしにくいのですが,同じ研究室や講座の助教授や教授を補佐したり,学生の細かな研究指導を中心になされるのでしょうか? もし学生指導の機会が多いということでしたら,細かなテーマは学生ごとに違うでしょうし,教材を準備する際など,daさんの専門から少しずれるような文献に当たることもあるかもしれません。そうなると,受信用(論文を読む)には語数の多い英和が,発信用(論文を書く)には学習用で例文や文法解説の詳しい英和(英英)が必要になりますね。T5000のG大はその両方に対応した珍しい辞書です。

>T5000とS7000の検索機能の違いは大体わかりました。あと、Sekkyさんの作られた電子辞書
>使用比較表によると、複数辞書一括検索という欄にT5000は-、S7000は○がついています。
>全ての辞書を一度に検索できるというのは非常に便利な気がしますが、実際のところどうな
>のですか?

複数辞書検索は一見便利そうですが,IC電子辞書の場合,搭載コンテンツの数が何十種類もあるわけではないですし,一部のそういう機種でも,複数辞書検索に対応しているコンテンツは限られます。ですから,個人的にはあってもなくても大差はないと思います。

CD-ROM辞書などによる複数辞書検索(DDWinを使う場合とか)は,専門用語辞典が何種類も入っているような場合などに,辞書を選ばなくてもいっぺんに検索して載っている辞書をピックアップしてくれるので重宝しますが,IC辞書の場合,現行の複数辞書検索搭載機のコンテンツはほぼ同規模(英和と英英とか)のものなので,載っているときは両方に載っているし,載っていないときは両方に載っていないことが多く,これなら英和なり英英なりのモードで引き,ジャンプしても同じことになります。

たしかに,複数辞書検索を使えば辞書モードを切り替える必要がないのでずぼらな人にはいいかもしれませんが,もともと引く辞書を決めている場合は余分な辞書のエントリーまで出てくるので見にくくなりますね。

>Rabbitさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 5日(木)14時54分15秒

>LAADは冊子で購入して、PW-M670かSR-9700を購入しようと思います。携帯性に優れた
>辞書を購入するという案はとても魅力的で、一方SR-9700のCOTにも魅力を感じていま
>す。ということで、あとは実際に触ってみて決めようと思います。

M670は国語系コンテンツや類語辞典がないというデメリットがありますが,それを除けば小型機としてはトップクラスの操作性と機能を持っていると言っても過言ではありません。SR-9700やXD-R9000などの花形選手にくらべれば目立ちませんが,M670は花形を陰で補佐するマネージャー役としてはぴったりだと思います。大型機と併用するセカンドマシンとしてなら,国語系コンテンツや類語辞典がないということも問題にはならないでしょうし。世界時計や通貨換算など,海外旅行必携の機能が備わっているのも便利だと思います。

>ナナさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 5日(木)14時40分55秒

>中国語の辞書を買いたいのですが、過去ログにもあった、LD9988の新バージョン?らしい
>LD9988Superを購入しようかなと考えています。的外れな質問なのかもしれません
>が,こう言った辞書の場合、ピンインは表示されるのでしょうか。

最近の機種は分かりませんが,私の持っているEB8000HVというものはピンインまでは出ません。ただし,検索時にピンインで入力することは可能です。ピンイン自体は出なくても,発音機能を搭載した機種なら,調べた単語の発音がきけますので,音からピンインに直せると思います(中国語学科の方でしたら,できますよね(^^))

http://www.instant.com.tw

に詳細が中国語で書いてあるので,もしかしたらここを見れば分かるかもしれません(私のPCでは中国語が文字化けするので内容が分かりませんが(^^;;

>後、特にこのLD9988スパーにこだわっているというわけではないので、もしこの機種以上
>にお勧めのものがあったら、教えて下さい,よろしくおねがします。

これ以外では,台湾の無敵科技というメーカーからも出ています。cd95というのが最上級機種ですね。

これらの機種は私も持っていないので何とも言えませんが,ウェブサイトの写真を見るとどれも格好のいい筐体で,日本の電子辞書に採用されたらいいのにというようなものばかりです。数ヶ月前に,テレサさんをはじめお使いの方が何人かレポートして下さいましたが,もし今でもごらんになっていたら,ご教示ください。

#那覇からだと台湾まで飛行機で1時間,香港でも2時間,東京へ行くよりはるかに近くて日帰りも可能ですから,休みになったら観光を兼ねてアジアの電子辞書事情の取材にいきたいですが,こういうものを売っている店がどこにあるかという情報が入りにくいのが難点です。電子辞書を買いに台湾や香港へ行く人もそんなにはいないでしょうから,地球の歩き方にも,電子辞書を売っている店がどこかなどということは載っていないでしょうし(^^;;

http://www.besta.com.tw/product/cd95/index.html


オンライン辞書サイトへのリンク 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 5日(木)14時22分28秒

学習英英辞典を中心に,オンラインで検索できる辞書サイトへのリンクをまとめてみました(左側フレームの一番下です)。複数辞書での引き比べや,電子辞書を購入する際に,搭載コンテンツの英英辞典がどれぐらいのレベルのものかを調べる際などにお使いください。電子辞書購入後もレファレンスサイトとして活用していただければ幸いです(^^)

ありがとうございました! 投稿者:Rabbit  投稿日:12月 5日(木)11時56分55秒

Sekkyさん、いつもながらとても丁寧で、分かりやすいアドバイスをありがとうございました!!
LAADは冊子で購入して、PW-M670かSR-9700を購入しようと思います。携帯性に優れた辞書を購入するという案はとても魅力的で、一方SR-9700のCOTにも魅力を感じています。ということで、あとは実際に触ってみて決めようと思います。

中国語の辞書 投稿者:ナナ  投稿日:12月 5日(木)11時24分43秒

大学で、専攻語学として中国語を勉強しています。
中国語の辞書を買いたいのですが、過去ログにもあった、LD9988の新バージョン?らしいLD9988Superを購入しようかなと考えています。的外れな質問なのかもしれませんが,こう言った辞書の場合、ピンインは表示されるのでしょうか。後、特にこのLD9988スパーにこだわっているというわけではないので、もしこの機種以上にお勧めのものがあったら、教えて下さい,よろしくおねがします。

丁寧なご説明ありがとうございます。 投稿者:da  投稿日:12月 4日(水)23時51分20秒

大変親切にお答え頂き、ありがとうございます。

>理系学部でしたら,英語でペーパーを書く機会も多いのではないでしょうか?

英語で論文を書く場合がほとんどです。今まで、類語辞典というものを活用したことがなかったので、今回の電子辞書の選択には全く考慮に入れていませんでした。

>Thesaurusで類語を調べ,その単語を英英にジャンプしてニュアンスの違いを確認したり,例文検索でその単語がどのように使われているかを確認したりということが必要になりますね。

このような使い方はまさに電子辞書の得意とするところで、便利そうですね。類語辞典について、もう少し自分で調べてみようと思います。

>また,S7000には大規模英和が入っていませんので,daさんのように研究職として高度なレベルでの英文読解が多い方には,リーダーズ等の大規模英和搭載機をおすすめします。

理系の研究論文の英文は、高度なレベルというよりはむしろ易しくてわかりやすい表現を使うように心がけたものの方が多いように思います。それでも、ちょくちょく知らない単語に遭遇することがあり、やはり辞書は手放せません。

>daさんのように学術論文や専門雑誌のアーティクルを読むことが主体であれば,G大ぐらいの語数でも全く問題ないと思います。

Sekkyさんのページを読んでいて、私も、リーダーズほどの高度なものは要らないかな、G大ぐらいがちょうどいいのかなと思っていました。

T5000とS7000の検索機能の違いは大体わかりました。あと、Sekkyさんの作られた電子辞書使用比較表によると、複数辞書一括検索という欄にT5000は-、S7000は○がついています。全ての辞書を一度に検索できるというのは非常に便利な気がしますが、実際のところどうなのですか?

T5000に気持ちが傾きつつあるのですが、まだ発売されていないのが辛いところですね。

ウィズダム英和辞典 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 4日(水)16時02分05秒

↑以前に話題になった辞書ですが,間もなく発売されます(12月9日に取次店に搬入されるそうです)。一方,Activatorの2版は11月末発売のはずなのに,かなり遅れるようです。Amazonから1ヶ月ちょっと発送が遅れるというメールがありました。

http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/wisdom_eiwa.html


>Rabbitさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 4日(水)15時29分12秒

>アメリカに留学や赴任する場合、米語に特化した辞書があった方がいいというTottoさん
>のコメントとそれに対するSekkyさんのコメントを読んで、またまた迷っています。Sekky
>さんのアドバイス頂いて、2台目としてT5000かSR9700を購入しようかと思ったのですが、
>米国大学院に留学することを考えると、LAADを含んだ機種を選ぶメリットも大きいでしょうか?

1台目を買うのであれば,アメリカ英語だからという理由だけでLAAD搭載機を選ぶのはあまりおすすめできないと思います。というのは,OALDやCOBUILDでも,イギリス英語が優先していますが,アメリカ英語にも目が向けられた辞書だからです(これが,アメリカ英語オンリーのLAADとは違うところです)。ですから,LAADかどうかということ以上に重要なこと(英和の収録語数や操作性,機能など)を優先させた方が得策です。しかし,Rabbitさんの場合,T6500と併用されるのであれば,同じイギリス英語重視のOALDよりは,例文から頻度表記まで,すべてアメリカンのLAAD搭載機を購入してみるのもおもしろいと思います。よくここでも例に出すpizzaとteaで例文検索をすると分かりますが,LAADと他の学習英英では同規模の辞書なのにヒット数が全く違います(LAADはpizzaが多いが,OALD等ではteaが多い)。

Tottoさんもおっしゃるように,アメリカ英語とイギリス英語は,話し言葉のレベル(とくにイディオマティックな表現)ではかなり違うと思います。一方で,アメリカ英語であれ,イギリス英語であれ,文法的,語法的に正しい英語を話していれば,たとえアメリカでバリバリのイギリス英語を話しても,しかるべき評価は得ることができると思います(CNNのニュースキャスターなどをめざすのなら別ですが(笑))。東京のオフィスで会議をする際,大阪支社から出張できた人が,こてこての関西弁で話したとしても,周囲は,この人は大阪の人だな,とは思うでしょうが,東京のオフィスで1人関西弁で話したからというだけでその人が冷遇されることはまずないですよね。私の勤務校でも,アメリカ生活が長い先生と,典型的なBrEを話すイギリス人のネイティブがいますが,やりとりをするうえでは全く支障はないですし。

>希望としては、英英、ジーニアス、ノンネイティブでも使いやすいシソーラスを含むものが
>欲しいので、操作性等も加味するとT5000が有力候補なのですが・・・。

LAADはアメリカ留学をするには便利であることは間違いありませんが,これにしばられてしまうと選択肢が限られます。上記を満たしたものとなるとXD-R8100でしょうか。R9000が出たこともあり,かなり値下がりしていますから,セカンドマシンには最適です。あるいは,LAADは冊子体を購入するのなら,選択肢は広がります。セカンドマシンということで,PW-M670のような英語専用機にして携帯性を重視するという手もありますね。SR-T5000も予算があればいいと思いますが,大規模英和はT6500のリーダーズで十分ですので,むしろSR-9700のほうが安くていいかもしれません。

米語に特化した辞書に関して 投稿者:Rabbit  投稿日:12月 4日(水)12時03分43秒

Sekkyさん、こんにちは。度々おじゃまします、Rabbitです。

アメリカに留学や赴任する場合、米語に特化した辞書があった方がいいというTottoさんのコメントとそれに対するSekkyさんのコメントを読んで、またまた迷っています。Sekkyさんのアドバイス頂いて、2台目としてT5000かSR9700を購入しようかと思ったのですが、米国大学院に留学することを考えると、LAADを含んだ機種を選ぶメリットも大きいでしょうか?

希望としては、英英、ジーニアス、ノンネイティブでも使いやすいシソーラスを含むものが欲しいので、操作性等も加味するとT5000が有力候補なのですが・・・。

18年前! 投稿者:  投稿日:12月 4日(水)11時23分39秒

Sekkyさん、早速のアドバイスありがとうございます。18年前の辞書なのですね。知りませんでした。やはり安いのには何か理由があるのですね。自分への投資、けちってはいけないとリーダズ2版+プラスが入っているR9000かT6500を実際見てみてから決めたいと思います。またどちらかを買ったかはまたお正月すぎにご報告いたします!

>Tottoさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 4日(水)10時38分17秒

>アメリカに留学や赴任されるのでしたら、米語に特化した辞書の方が使いやすいんじゃ
>ないでしょうか?
>同じ英語ですが、特に口語レベルでは色々な違いも目立ちます。

たしかに。LAADとLDCEを比較しても分かりますが,イディオムやスラングは英米の差が大きいですね。LAADの場合,LDCEとほぼ同じぐらいのボリュームですが,英米両方に目を配ったLDCEと違い,LAADはイギリス英語に特化した用法をカットしていますので,実質的な情報量はLAADのほうが多いような感じがします。

>例えば「余分な場所が無い!」の“場所”に、アメリカ人は通常“Space”をあまり使わず
>“Room”と表現します。

これは英米の違い以上に,spaceとroomの微妙なニュアンスの違いがありそうです。学習英英では両方が同じような定義になっていますが,CODではroomは"space viewed in terms of its capacity to accommodate contents or allow action"となっています。in terms of以下を見ても分かるように,roomの場合(人や物などを収容するために十分なだけの)場所,というような意味合いが出てきます。日本語で言うと「余地」に近いかもしれません。

私の(ノンネイティブなのであてにはなりませんが)直観からは,spaceは場所一般を表す守備範囲が広い語ですが,roomはその下位語として,人なり物なりがそこに入るかどうかということに主眼がおかれるような感じがします。また,spaceは宇宙空間などにも使われることから派生しているでしょうから,どちらかと言えば平面的で広い「場所」,roomは比較的狭くて立体的な場所という認識がありそうな気もします。今思い出しましたが,中学3年の英語の教科書で,タイタニック号の話があり,救命ボートに乗り移ろうとする人が「Please make room for me!」と叫ぶと,ボートに乗っている人が「There is no more room here!」と答える場面があったはずです。この場合も,人間1人が乗れる場所という意味合いですからroomなのでしょう(とかく世間では悪口を言われる日本の検定教科書も奥が深い?)。もちろん,このような理屈だけでなく,コロケーションの要因も入ってくるので,一筋縄ではいきません。車1台駐車できる場所,という意味ではparking spaceというのが普通で,parking roomとは言わないのがその例です。

>その様な理由で、Cobuildの文で定義する説明が好きだったのですが、現在登場回数は減っ
>ています。

COBUILDはとてもよくできた辞書ですが,難点を言うとコーパスの結果に忠実になるあまり,厳密に頻度順配列を貫いているため,品詞毎に分かれていないということがありますね。これは上級者には不便です。多義語などは,まず品詞を判別し,その品詞のエントリーを見ると思いますが,COBUILDでは名詞も動詞もまぜこぜになっているので非常に探しにくいです。

待ちます! 投稿者:あすりん  投稿日:12月 4日(水)10時24分03秒

Sekkyさん、おはようございます。昨日はいろいろとアドバイスありがとうございました。

結局新型が店頭に並ぶまで待つことにしました。あと1ヶ月程で出るんですもんね。やっぱり高い買い物ですから、新しいT5000を見てから判断しようと思います。早く出るといいな・・・・

>たろまさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 4日(水)09時55分56秒

>T5000は9700よりジーニアス英和大辞典分だけ
>若干遅くなっていると考えるのが妥当でしょうか。
>やはり実際に触ってみないことにはなんとも言えませんけど。

これは実機を見てみないと分からないですね(^^) ただ,コンテンツの容量とレスポンスの速度が正比例するわけでもないようで,実際はやはり圧縮率等の内部的要因に影響されると思います。SR-9500と9600では,ジーニアスが新版になっただけなのにかなり速くなっていますし,9600と9700では9700のほうがコンテンツ量は多いのに9600より速かったりします。

私個人としては,T6500でもとくに遅いとは感じません。立ち上げたり,検索操作をするたびに数秒待たされる電子ブックプレーヤーで長年リーダーズを使っていたからなのかもしれませんが(^^)この掲示板でSR-9200やT6500などを使っている人のレポートを見ても,遅いから他機種に乗り換えたという人はあまりいないようですから,慣れもあるのかもしれません。コンテンツの影響も大きいと思います。COBUILDをしょっちゅう使う人なら,速くて他の英英を搭載した機種よりは,遅くてもCOBUILDの入ったものを選ぶでしょうから。

セイコーさんの機種のレスポンスが悪いのはプレビューの影響が大きいようですから,レスポンスにこだわるのでしたらプレビューのない他社製品のほうがいいと思います。とくにカシオさんのXDシリーズは速いです。XD-R8100とR9000でくらべても,R9000のほうがコンテンツ量が桁違いに多いのに,レスポンスはほぼ同じです。

>雪さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 4日(水)09時37分26秒

>2年前位のモデルでSR9100というものを5000円で見つけました。
>リーダース&英和・和英が入っているようなのですが、値段に引かれとりあえず中古でも
>いいかなぁなどと思っているのですが。。。いかがなものでしょう?

5000円はたしかに安いですが,SR-9100のリーダーズは,SR-9200やT6500,XD-R9000に搭載の第2版ではなく,18年前に出た初版なので注意が必要です。1984年に出た辞書ですから,ユーロ導入(99年)や香港の返還(97年)はもちろん,ソ連崩壊(91年)や東西ドイツの統合(90年)でさえ反映されていません。雪さんは翻訳者の養成講座に通っていらっしゃるとのことなので,これはちょっと使えないのではないでしょうか。サブ機,予備機として第2版のリーダーズ搭載機と併用するならともかく,新版リーダーズが電子辞書化されている今では,わざわざ18年前の辞書を搭載した9100をメインマシンで購入する必要性はないと思います。それでしたら,むしろSR-T5000等のリーダーズ以外のコンテンツを搭載した機種を買って,冊子体リーダーズの2版を購入したほうがいいような気もします(5000円とはいっても,オークションですから,送料やオークションの利用料を考えると冊子体リーダーズの値段とそれほど変わらないでしょうから)。

>daさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 4日(水)09時26分27秒

>私の場合、大学の理系学部の助手をやっておりまして、英語論文の読み書きに電子
>辞書を活用したいと考えています。更に、日本語辞書も欲しいし、Sekkyさんの
>ホームページの英英辞書の活用の仕方を読んで、英作文のスキルアップのためには
>やはり英英ははずせないと思い、今のところ、SIIのT5000かSHARPのS7000を候補に
>考えています。

理系学部でしたら,英語でペーパーを書く機会も多いのではないでしょうか? そうすると,類語辞典が重要になってくると思います。英語の場合,同じ単語の繰り返しを嫌いますので,パラフレーズする必要があります。Thesaurusで類語を調べ,その単語を英英にジャンプしてニュアンスの違いを確認したり,例文検索でその単語がどのように使われているかを確認したりということが必要になりますね。そうなると,S7000に搭載のものは類語辞典というより類語に関する英語学習書なので,ちょっと物足りないと思います。また,S7000には大規模英和が入っていませんので,daさんのように研究職として高度なレベルでの英文読解が多い方には,リーダーズ等の大規模英和搭載機をおすすめします。T5000のG大は,リーダーズ+プラスの語数よりははるかに少ないですが,それでも25万語ありますので,普通の英和辞典の2倍版ぐらいの語数があり,専門的なレベルでの読解にも十分耐えうると思います。リーダーズ+リープラの場合,総収録語数が多いのは事実ですが,その多くは固有名詞です。ですから,翻訳者やペーパーバックをしょっちゅう読む人には便利ですが,daさんのように学術論文や専門雑誌のアーティクルを読むことが主体であれば,G大ぐらいの語数でも全く問題ないと思います。そうなると,T5000の対立候補としては,S7000よりはDD-IC500SやSR-T6500,XD-R9000などになります。携帯性を重視するならIC500S,COBUILDを使い慣れているならT6500になりますね。

>この両者を特に比較した場合、どのような違いがあるのか(特に検索やジャンプ機能
>について)教えて頂ければ幸いです。

基本的な機能はT5000もS7000も同じですが,使い勝手に若干違いがあります。S7000のジャンプ機能では,ジャンプ元とジャンプ先が並べて表示されます。そのため,英和から英英にジャンプする際など,記述を見比べることができます。一方,T5000はじめ,他社の機種では,ジャンプ操作をすると,ジャンプ先の辞書に画面が切り替わり,ジャンプ前の辞書と見比べることができません。これはシャープさんの機種独自の特徴で,他社の追随を許さない大きなウリだと思います。

一方,T5000ではプレビュー機能があるので,スペルを入れていくだけで,上半分にそのスペルに該当する単語のリストが,下半分にカーソルで選択されている語の訳語画面が出ます。反転カーソルを矢印キーで動かせば,プレビューの画面もリアルタイムで更新されるので,紙の辞書で目線を動かして近隣の単語を見るのと同じ感覚で辞書が引けます(セイコーさんのHPでフラッシュによるプレビューの体験ができます)。S7000はじめ,他社製品は訳キーを押さない限り辞書内容は表示されません。

このように,プレビューとジャンプ機能での並列表示はどちらも便利な機能ですが,両方ついている機種がないのが難点です。XD-R9000の場合,コンテンツは多いのですが,レビューでも書いたように細かな操作性に難があるのが残念です。R9000のActivatorは,ESLコースなどで日常的な英文ライティングには便利ですが,学術論文のような堅い単語を使う場合にはあまり役立ちません(英語学習者が真っ先に習熟する必要のある基本語が中心ですので)。

>S7000の方は実物を見てきました。キーボードが従来のものとかなり違っていて、
>Sekkyさんのインプレッション通りの感触でした。私が感じたのは携帯電話のボタンの
>感覚に似ているなあというものでした。これを長く使うとして、自分にとってどう
>なのかはわかりませんでしたが、携帯性という意味では魅力的な感じがしました。

S7000は,小さな筐体なのに,大きな機種と同等の液晶解像度を実現できているのは勲章ものだと思います。ただ,キータッチは好みが分かれるでしょうね。また,S7000のメモ機能は便利ですが,PCとの連携ができないのが難点です。

Sekky@管理者 様 投稿者:mash  投稿日:12月 4日(水)08時40分14秒

ご丁寧なレスありがとうございました。参考にさせていただきます。というよりも勉強させていただきます。

T-5000も予定よりも早く店頭に出るようですね
今後が楽しみです。

Sekky@管理者 様 投稿者:  投稿日:12月 4日(水)05時01分21秒

sekky先生、大変わかりやすいご説明ありがとうございました。実際日本に帰って実際使ってみてから決めたいと思っています。料金比較のためにYAHOOオークションをチェックしておりましたら、2年前位のモデルでSR9100というものを5000円で見つけました。
リーダース&英和・和英が入っているようなのですが、値段に引かれとりあえず中古でもいいかなぁなどと思っているのですが。。。いかがなものでしょう?

余計なことかもしれませんが・・・ 投稿者:Totto  投稿日:12月 4日(水)02時32分30秒

本当に余計なことかもしれないんですけど・・・アメリカに留学や赴任されるのでしたら、米語に特化した辞書の方が使いやすいんじゃないでしょうか?同じ英語ですが、特に口語レベルでは色々な違いも目立ちます。例えば「余分な場所が無い!」の“場所”に、アメリカ人は通常“Space”をあまり使わず“Room”と表現します。もちろん、どの辞書を見ても上記の用法は出ていますが、OALDなら第5語義、LAADなら第2語義です。自分が辞書を引く場合、まず品詞を見て、後は記載された上から順に該当する訳を探していくので、出来るだけ早く登場してくれた方が“使いやすい辞書”と言うことになります。その様な理由で、Cobuildの文で定義する説明が好きだったのですが、現在登場回数は減っています。どんな辞書が搭載された機種を買ったらいいか?本当に迷うところですが、米語英英を重視されるなら、例え冊子体でも1冊購入されることをお薦めしたいと思います。

T5000とS7000で悩んでいます。 投稿者:da  投稿日:12月 4日(水)02時07分41秒

Sekkyさん、皆さま。はじめまして。しばらくROMしておりましたdaと申します。電子辞書の機種選びの参考のためにホームページを探しているうちにこちらへたどり着きました。

私の場合、大学の理系学部の助手をやっておりまして、英語論文の読み書きに電子辞書を活用したいと考えています。更に、日本語辞書も欲しいし、Sekkyさんのホームページの英英辞書の活用の仕方を読んで、英作文のスキルアップのためにはやはり英英ははずせないと思い、今のところ、SIIのT5000かSHARPのS7000を候補に考えています。この両者を特に比較した場合、どのような違いがあるのか(特に検索やジャンプ機能について)教えて頂ければ幸いです。S7000の方は実物を見てきました。キーボードが従来のものとかなり違っていて、Sekkyさんのインプレッション通りの感触でした。私が感じたのは携帯電話のボタンの感覚に似ているなあというものでした。これを長く使うとして、自分にとってどうなのかはわかりませんでしたが、携帯性という意味では魅力的な感じがしました。

T-5000情報 投稿者:たろま  投稿日:12月 4日(水)00時56分38秒

先日SR-T5000について書き込んだ者です。SUに問い合わせた結果次のようなメールが返ってきました。

キーレスポンスの件ですが、SR−T6500は、SR9700に比べデータ量が莫大に大きくなっております。そのためICにデータを収納する際に圧縮をしていますが、その圧縮率が違うために若干のスピードに差が出ていると思われます。SR−T5000ですが、SR−T6500よりもデータ量が少なくなっていますので、多少このタイムラグは解消される予定ですが、お客様のご希望とされているスピードまで改善されているかどうかは製品発売後、店頭にてご確認頂けますようお願い申し上げます。

との事ですので、T5000は9700よりジーニアス英和大辞典分だけ若干遅くなっていると考えるのが妥当でしょうか。やはり実際に触ってみないことにはなんとも言えませんけど。

SR-T5000 投稿者:Previn  投稿日:12月 3日(火)22時49分30秒

有楽町のビックカメラの店員さん情報によると、SR-T5000は年内店頭に並ぶ可能性があるとのことでした。この店員さん、前に出てきた商品知識が豊富で接客のよい店員さんのことかもしれません。あれだけきちんとした商品知識を持って、客に的確なアドバイスができる店員さんは、そうざらにはいないと思います。
いずれにしてもT5000の発売がとても楽しみですね。 定期的に店に足を運んで、店頭に並ぶのを待ちかまえようと思います^^

>あすりんさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 3日(火)22時14分33秒

>新型が出るんですね。来年の1月に(T-5000です。)
>うーん・・・どうしましょう(笑)
>調べてみたらJUNさんのおっしゃるとおり薄型だそうですね。
>でも今すぐ欲しいんです・・・・
>なので、SR9700にしようかなと思っています。

T5000はSR-9700の上位互換機のようなものなので,9700のスペックをすべて内包し,さらに筐体の薄型化や収録語数の増大(ジーニアス英和がジーニアス大辞典に)がはかられているので,待ってみる価値はあると思います。2003年1月発売予定としか書いてありませんが,年始すぐにでも出るのならいいですけど(^^)

>ゆきさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 3日(火)22時03分25秒

>例文が多いほうが良いと思っていたので、とても参考になりました。

ゆきさんの場合は,英語学習での用途が主体になるでしょうから,例文数は多いものがいいと思います。むしろ語数よりも例文数にプライオリティーをおいたほうがいいと思います。T5000やR9000なら学習英和,英英が入っているので大丈夫ですし,T6500でも(COBUILDの例文は難しいものが多いですが)例文は多いですが,SR-9200のように学習辞書の入っていない機種は避けたほうがいいと思います(T6500が出てから値引率が高くなっているのでつい手が出てしまうかもしれませんが(^^;;)。

>ここで相談してみて、日本語系コンテンツも案外使うようになるのだと知りました。

海外で生活するときは国語辞典と漢和辞典は意外と役立ちます。ワープロばかり使っていると漢字が書けなくなるのと同じで,海外で英語ばかり使っていると,本人が気づかないところで日本語力が落ちていきますので,とくに漢字辞書は便利です。#以前,アメリカの大学で日本語のクラスのteaching assistantをしていたとき,アメリカ人の学生が書いた「馬」という漢字が間違っていると思い,「横線が一本足りませんよ。これが「馬」です」と説明したら,実は学生の書いた字が正しかったのに,私が誤った字を模範で書いて「訂正」していたので,大恥をかいたことがあります(^^;; 辞書で確認していればこういう間違いはありませんでした。

>るっこらさん(訂正) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 3日(火)21時53分05秒

>今でこそ,大辞林や日本語大辞典など,類語が多いので珍しくも何ともありませんが,

「類書」の間違いでした(^^;;

ありがとうございました 投稿者:あすりん  投稿日:12月 3日(火)21時16分10秒

sekkyさんありがとうございました!辞書の違いについての過去ログを拝見しました。とても詳しく説明されていて、とても参考になりました。

JUNさんありがとうございます。SR9700を使用されているんですね。新型が出るんですね。来年の1月に(T-5000です。)うーん・・・どうしましょう(笑)調べてみたらJUNさんのおっしゃるとおり薄型だそうですね。でも今すぐ欲しいんです・・・・なので、SR9700にしようかなと思っています。近々お店に行って実物をもっと詳しく手に取り見てきたいと思います。大きさが気にならなかったら購入しようと思います。

まずはお店に急げですね!ありがとうございました。

お店に行ってみるべしですね(^^) 投稿者:ゆき  投稿日:12月 3日(火)20時28分47秒

sekkyさん、ありがとうございます。やはり日本で学習するのとちがって、海外で生活するのなら語彙数が多いものが良いのですね。今は基本的な英語を学ぶことで「いっぱいいっぱい」の状態なので例文が多いほうが良いと思っていたので、とても参考になりました。渡米予定は来年夏ですので、T5000の発売は間に合うので発売された頃店頭で見比べてみようと思います。ここで相談してみて、日本語系コンテンツも案外使うようになるのだと知りました。いろいろ皆様のご意見参考にさせていただきます。ありがとう!

>あすりんさん 投稿者:JUN  投稿日:12月 3日(火)19時56分16秒

こんにちは、私もSR9700を使用しているので参考になれば...

>「SR9700」(約ハガキサイズ)の大きさはどうでしょうか。
>大きいと感じるでしょうか。
>もし「SR9700」を使っている方がいましたら教えていただきたいです。

持ち歩くことは可能ですが、やはり小型機に比べると積極的に持ち歩きたくなるサイズではないと思います。縦横の大きさも勿論なのですが、厚さも結構重要な気がします。この間SIIの新型を某家電量販点でチェックしてみましたが、これが驚くほどスリムに感じられましたので(関係ないですが画面もSR9700と比べて見やすくなってましたね。スッキリしているというか)。

あと電子辞書は衝撃に弱いので携帯する場合何らかのケースに入れることになると思いますが、その分さらにかさばってしまうと思います。

上記の点を鑑みた上で「多少かさばっても問題なし」と思われたのなら購入されては如何でしょうか。あと購入するしないにかかわらずお店で実物を手に取って大きさや重さを体感したほうがベターかと思います。けっして安い買いものではないと(私は)思うので、長く使えそうな機種をじっくり楽しく選んでみてください。

# でも私はすぐに新型が欲しくなってしまうのであった...(←物欲魔人?)

>るっこらさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 3日(火)19時28分39秒

>実はリーダーズもさることながら広辞苑です。まさか英語のための電子辞書を購入して
>このような使い方をするとは思っていなかったのですが、英語だろうが日本語だろうが、
>結構百科事典的に日常の調べものに使っています。(時々なんと漢字源も。)

今でこそ,大辞林や日本語大辞典など,類語が多いので珍しくも何ともありませんが,広辞苑は百科語彙もある程度は入っている国語辞典(「辞典」と「事典」を兼ね備えている)として,初版が出た当時はとても画期的だったそうです。広辞苑の初版はたしか昭和30年代に入るか入らないかぐらいだったと思いますが,当時はまだまだアメリカよりもイギリスの影響が大きかったので,国語辞典はもちろん,英和辞典も,「辞典」と「事典」を明確に区別するイギリスの辞書ふうのものが多かったはずです。その中で,「辞典」と「事典」の両方を1冊の中に盛り込んだ,いわばアメリカンスタイルの広辞苑が出てきたのですから(^^)

>買い替えを考えるころには、きっともっとすごいコンテンツの組み合わせの辞書が登場
>していることを願っています。

私個人としては,T5000やT6500のコンテンツに加えて,ぜひネイティブ向け英英を載せてほしいと思っています。先ほどのsphygmomanometerにしても,manometerにしても,英和の訳語だけでは区別が分かりにくいですが,LDCEやOALDなどの学習英英には載っていません。こういうとき,CODのありがたみを感じます。CODでもいいですし,COD10のベースになったNODE(New Oxford Dictionary of English)でも便利だと思います。

>mashさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 3日(火)19時12分04秒

>しかし、先日sphygmomanometer(血圧計)を英和で引いた後、面白がってジーニアスの
>和英辞典で「血圧計」と引くと、manometerと出てきます。研究社の和英中では
>sphygmomanometerと出てきます。専門書で見るとmanometer検圧計、
>sphygmodynamometer脈圧計でsphygmomanometerの方が正しいような気がしています。

医学は全くの門外漢ですのでハズしているかもしれないことをお断りします(^^;;(どなたか専門の方がいらっしゃいましたらフォローして下されば幸いです)

sphygmo-という接頭辞は,ギリシャ語のpulseからきているそうで,「脈の」という意味があります(とCOD10には出ています(^^)) また,manometerのmanoはthinの意味ですから,manometer自身は厳密には「圧力計」の意味だと思います。CODでmanometerをひいても,an instrument for measuring the pressure acting on a column of fluid, especially one incorporating a U-shaped tube となっているので,血圧計とは違うようです。そうなると,manometer=血圧計という訳語は,むしろ一般の人たちが使っているような拡大用法で,sphygmomanometerという語が語源的にも「血圧計」そのものになると思います。ジーニアス和英は学習和英なので,医療関係者が厳密な意味で使う専門用語よりも,より一般に通りやすいmanometerを出しているのかもしれません。こういう例はけっこうあると思います。「痰」は一般的にはphlegmでしょうが,医学用語ではsputumと言うそうです。

>和英でジーニアスと和英中との違いなどアドバイスいただけたら幸いです。

ジーニアス和英は,ジーニアス英和の訳語部分を元にひっくり返して作られた辞書なので,1から書き下ろした新和英中辞典にくらべてちょっとくせがあります。新和英中辞典との違いは

ジーニアス和英vs新和英中辞典 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 4月29日(月)11時23分00秒

にまとめてみましたので,ごらんください。

有楽町のビックカメラです。 投稿者:Weenie  投稿日:12月 3日(火)18時50分04秒

良い接客を受けたのは上記のお店です。参考に(^^)。とても性能に詳しく手馴れた説明でした。

>あすりんさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 3日(火)18時49分59秒

>そこで皆さんに質問なんですが、ジーニアスと新英和中辞典では違いがあるでしょうか?
>収録項目数が違うんですが、普段使っていく上で2つの差を感じることがあるでしょうか。

ジーニアスのほうが文法や語法の解説が詳しいので,受験生や研究者にはジーニアスのほうが評判がいいようですが,日常的に使う際にはそれほど大きな差はありません。ただ,ジーニアスは改訂されてから1年そこそこしかたっていないのに対し,研究社中辞典は8年が過ぎ,来年あたりに改訂されるようです。辞書も新しいものを使うのにこしたことはありませんので,その意味ではジーニアスのほうがおすすめできます。詳細は以下の過去ログ(「Sekkyのつぶやき」の「コンテンツ関連」にあります)をごらんください。

・辞書コンテンツと耳学問 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:11月 5日(火)10時14分35秒
・ジーニアスvs新英和中辞典(>ちびさん) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 6月11日(火)12時57分21秒
・研中の例文 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 5月 6日(月)13時00分35秒
・なぜジーニアスか?(>新人さん) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 5月 5日(日)10時09分05秒

>「SR9700」(約ハガキサイズ)の大きさはどうでしょうか。
>大きいと感じるでしょうか。
>もし「SR9700」を使っている方がいましたら教えていただきたいです。

寸法に関しては個人の主観に左右されますので,何とも言えないです。たとえば,私は初めて電子辞書を買ってから10年近くたちますので,昔の分厚くて重い機種のことを思えば,SR-9700のような最近の機種では大きめのものでも,それほど大きいとは思いません。しかし,最近の小型機をよく使っている人にとっては,胸ポケットに入らないSR-9700は大きいと思うかもしれません。

実機を手にとってみるのが一番分かりやすいのですが,身近なものでたとえるなら,ちょっと分厚めの文庫本(長編小説など)を持ち歩くことが苦にならなければ,それより一回り小さくて薄いSR-9700も大丈夫だと思います。

>雪さん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 3日(火)18時30分17秒

>今まで仕事では、ずっとマイクロソフトBOOKSHELF2.0(プログレッシブ英和・
>和英)を使用していました。これから翻訳の勉強をしていくのでリーダーズが入っている
>のが良いのでしょうが、使いこなせるか心配です。ですので学習辞書も入っているR90
>00がいいのでは・・とと思っているのですが、他になにかお勧めがあれば教えていただ
>きたいです。

翻訳の場合,リーダーズとリープラは手放せないでしょうから,SR-T6500かXD-R9000のどちらかを選ぶことになると思います。日系企業とはいっても,北米のオフィスで8年もお仕事されているわけですから,かなりの英語運用力がおありになると思います。T6500のように学習英和の入っていない機種でも十分使いこなせると思います。T6500かR9000のどちらがいいかは好みの問題もあるので難しいですが,英語を書く機会が多い場合は,Activatorをはじめとした3冊の類語辞書の入っているR9000がいいと思います。T6500は学習英和辞典が入っていませんので,英語を書く際は,COBUILDの情報をフル活用する必要があります(どうしても必要なときはプログレッシブを見る手もありますね)。一方,英語を読む機会が多ければ,プレビュー機能で素早く訳語にアクセスできたり,単語帳機能により,読んでいて遭遇した未知語やキーワードを記憶できたりするSR-T6500に軍配が上がると思います。これとは別に,キーボードや各種操作性も重要になりますので,T6500とR9000の実機を試してみてください…と言いたいところですが,海外だと難しいですね(^^;; リモートホストからすると,北米といってもカナダでしょうか? USだと,大都市の日系書店にもしかしたら展示があるかもしれないですが,カナダはちょっと分かりません。お正月に帰国されたときに,購入のついでに日本の量販店でSR-T6500とXD-R9000を触ってみて最終的に決めてはいかがでしょうか? とくにキーボードまわりの操作性は,パワーユーザにとっては重要だと思います。

>生に言われたのは、大変偏った英語力(笑)。TOEICでは850−900くらいでは
>ないかとの事でした。自分でも自覚しているのですが、使用する単語と使用しない単語の
>差がはげしいのです。新聞や雑誌の記事でもすらすら読めるものと全然何を話しているか
>わからない。。という感じです。

現地在住の方は,外国語環境というより第二言語環境で英語に接しておられるので,自然な環境で英語にふれているぶん,TOEIC対策講座等を日本で受けている人にくらべれば多少ムラが出てしまうのは仕方ないでしょうね。単語帳機能のあるT6500なら,未知語をどんどん記憶していき,隙間時間に復習したりして語彙力をつけるという,辞書というより英語学習ツールとして使うこともできますね。

和英辞典について 投稿者:mash  投稿日:12月 3日(火)18時02分42秒

SEIKOのT-6500かT-5000かを迷っています。

もともと英語は苦手なほうなので、学習という面ではT-5000に傾いています。

しかし、先日sphygmomanometer(血圧計)を英和で引いた後、面白がってジーニアスの和英辞典で「血圧計」と引くと、manometerと出てきます。研究社の和英中ではsphygmomanometerと出てきます。専門書で見るとmanometer検圧計、sphygmodynamometer脈圧計でsphygmomanometerの方が正しいような気がしています。
T-5000に和英中が付くと良いのですが??

和英でジーニアスと和英中との違いなどアドバイスいただけたら幸いです。

kubota 投稿者:kubota  投稿日:12月 3日(火)12時16分36秒

お礼が遅くなりましたが、いろいろアドバイスを頂きありがとうございました。友人の結婚式で仙台に行ってきました。「牛タン」と「萩の月」を堪能してきました。いづれSekkyさんのいる沖縄にも旅行にいってみたいと思います。

電子辞書ですが、T6500に割と心が決まりましたので、あとはいつ、どこで、いくらで買うかを検討して購入したいと思います。そうそう、仙台の大きな本屋さんで冊子体のジーニアス大英和を見つけて、はじめて触って体感することができましたが、なんだか不思議な辞書でした。おそらく、T5000が店頭に出る一月くらいには、T6500も多少値下がりするでしょうから、双方さわりくらべてみて買うと思います。

いろいろありがとうございました。

迷っています・・・・ 投稿者:あすりん  投稿日:12月 3日(火)10時21分06秒

皆さん初めまして。こちらには初めてお邪魔させていただきます。この度初めて電子辞書を購入することになり、いろいろと調べていたらこちらにたどり着きました。

先日お店に行きカタログをもらってきました(SEIKO、CASIO、SHARPの3種類です)実物も見てきたんです。それで自分の使用用途を踏まえて考えた結果、最後に残ったのがSEIKOの「SR9700」と「SR960」だったのです。使用用途と言いますと、近々海外旅行(初めての海外です)をすること(その時に持参する予定です)今後英語を勉強してみたいということ。広辞苑もできれば入っていて欲しい。この2つの機種に共通して入っているのは広辞苑、英和、和英、英会話集です。

そこで今、この2つの機種の違いに迷っています。2つの違いは英語の辞書の種類が「SR9700」はジーニアスで「SR960」は新英和中辞典なんです。そして大きさの違い。

そこで皆さんに質問なんですが、ジーニアスと新英和中辞典では違いがあるでしょうか?収録項目数が違うんですが、普段使っていく上で2つの差を感じることがあるでしょうか。

そして大きさの質問。「SR9700」(約ハガキサイズ)の大きさはどうでしょうか。大きいと感じるでしょうか。もし「SR9700」を使っている方がいましたら教えていただきたいです。

日頃持って歩きたいと思っているので、できれば小さい方がいいなと思っていますが、ハガキサイズでも支障はないようなら、「SR9700」でもいいかなと思っています。

皆さんお力を貸してください!

皆さんのご意見を・・ 投稿者:  投稿日:12月 3日(火)05時37分31秒

こんにちは。↓のゆきさんとは別人の雪です。人生で初めての電子辞書、購入にあたってこのHP、読ませていただきました。みなさんのプロフェッショナルなご意見、半分位の理解ですがとてもためになりました。私はただいま北米生活8年目にもなろうとしているものなのですが、日系企業に勤めておりしかも日英バイリンガルに囲まれているため、恥ずかしながら日常英会話をどうしても抜け出せないでいます。。。
これではいけないと、来年一月から日英翻訳・通訳講座に通うことに決心し、電子辞書が必要になりました。今年のお正月帰省の際に購入しようと思っています。
今まで仕事では、ずっとマイクロソフトBOOKSHELF2.0(プログレッシブ英和・和英)を使用していました。これから翻訳の勉強をしていくのでリーダーズが入っているのが良いのでしょうが、使いこなせるか心配です。ですので学習辞書も入っているR9000がいいのでは・・とと思っているのですが、他になにかお勧めがあれば教えていただきたいです。
自分の英語力は、TOEIC等受けたことがないのでわからないのですが、この前学校の面接で先生に言われたのは、大変偏った英語力(笑)。TOEICでは850−900くらいではないかとの事でした。自分でも自覚しているのですが、使用する単語と使用しない単語の差がはげしいのです。新聞や雑誌の記事でもすらすら読めるものと全然何を話しているかわからない。。という感じです。
よろしくお願いいたします!

>Sekkyさん 投稿者:dictian  投稿日:12月 3日(火)01時36分29秒

> >dictianさん(>るっこらさん) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)12時15分15秒
> 横レス失礼します(^^;;
ぜんぜん横レスじゃないです(^^; るっこらさんもお忙しいようだし、私もレスが
遅い方なので、双方に負担のないように「つぶやきモード」でカキコしたつもりですから(^^;

> COBUILDはさらに高機能で,コロケーションの機能があります(以下のサイト)。
またまた新しい情報ありがとうございます。m(__)m 私のブラウザが強力な辞書検索
マシンへとアップグレードされてゆく感じです(^.^)

話は変わりますが、最近の書き込みでは各種リンクの紹介が多いのですが、この
掲示板は書き込み数が膨大なのですぐに流れていってしまいます。
そこで私はリンクだけコピペしてファイルに保存し、リンクにジャンプできる
エディタ(TeraPadを使ってます)で開いてあとで見るようにしています。
エディタじゃなくても、リンクに飛べるメールソフトの「下書き」などで
保存しても同じことが出来ます。
時間が取れれば、この掲示板読者の皆様にお役に立てそうな情報をもっと
アップしようと思っています。

COTとSR9200と… 投稿者:るっこら  投稿日:12月 3日(火)01時26分24秒

Sekkyさん

>COT&学習英英(英和)搭載機(DD-IC500S, SR-9700/T5000など)
>などだとぴったりですよね。

はい。ジーニアス大が欲しいこともあって、アウトプット用サブ辞書としてしっかりT5000を購入するつもりです。そうすればCOT2でもっと有効にCOTの力を引き出せそうですね。

>セイコーさんがT6500でCODをやめてCOBUILDにしたことは,
>学習辞書コンテンツが全くないという9200の営業上? 
>のデメリットを改善するためかもしれませんが,COBUILD
>というマイナーなコンテンツが入っていても非常に人気が
>あるわけですから,T6500の次期機種ではぜひCOD(または
>NODE)とCOBUILDのようなダブル英英を望みたいです

そうですね。でも、私がSR9200で非常に気に入っているのは、COD、COTとならんで、自分でも意外なことに実はリーダーズもさることながら広辞苑です。まさか英語のための電子辞書を購入してこのような使い方をするとは思っていなかったのですが、英語だろうが日本語だろうが、結構百科事典的に日常の調べものに使っています。(時々なんと漢字源も。)もちろん、この上cobuildが入っていれば怖いものなしなのでしょうが、でも、中途半端になるより、SIIさんにはインプット用の最強の辞書を目指してもらうのもいいかな、とも思います。そういう意味で私がSR9200になくて残念なのは、学習辞書的コンテンツよりリーダーズ・プラスです。

買い替えを考えるころには、きっともっとすごいコンテンツの組み合わせの辞書が登場していることを願っています。

BNCとCOBUILDのサイト 投稿者:るっこら  投稿日:12月 3日(火)00時57分45秒

dictianさん、Sekkyさん、

BNCとCobuildのサイトの情報、ありがとうございます。
いろいろあるのですね。全然知りませんでした。

用例検索は、両サイトとも40件あるいは50件を超えてしまうとランダムな抽出結果になるようなので、うまく条件を出せないと使いこなせないような気はしますが、うまく使えれば役に立ちそうです。しばらく試してみたいとおもいます。

Cobuild Samplerは面白いですね。ちょっと目からうろこものの優れものサイトだと思います。考えついた人はすごい。しかもこれがただで使えるのはなかなかいいですね。しばらく楽しめそうです。

それにしても、インターネットはすごい、と感動です。

↓続き 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)20時52分06秒

>R9000はコンテンツが英語3冊、類語3冊もあるため、どうしてもジャンプの回数が増え
>ます。その意味では「用例解説キー」と「スーパージャンプキー」が小さく押しにくい場
>所にあるというのは納得がいきません。その一方でこの2週間で一度も使わなかった「熟
>語キー(漢和辞典専用?)」が決定キーのすぐ上にあるのも不思議です。

この列のキーは,昔のスライドキーボードモデルでは,スライドする部分にアサインされていたのですが,それをそっくりそのまま訳キーの上の列に平行移動しただけなので,こういう使いにくい位置になっているのでしょうね。とくにヒストリーとジャンプキーが隣りあっていて,しかもヒストリーのほうが,訳キーに近く押しやすい位置にあるというのは勘弁してほしいです。ジャンプキーを押すつもりでヒストリーを押してしまい,訳語画面がクリアされたことは1回や2回ではありません。このキーボードレイアウトで考えるなら,今の熟語キーの位置に用例キーをもってきて,ヒストリーとジャンプキーを入れ替えれば使いやすくなるのではないでしょうか。また,熟語キーは漢字源専用ですし,成句・複合語キーは英語系コンテンツ専用なので,この2つは1つのキーにしても実害はないはずです。浮いたキーにワイルドカードを持ってくるとか。あと,やはりモードキーのシフト併用は使いにくいですね。せっかくモードキーでのワンタッチ電源オンが採用されたのに,thesaurus群はワンタッチでは選べませんから。

>OALD(たぶん4版、単色刷)を見つけて少しめくってみたのですが、開いたページ全体か
>らあまりにも多くの情報が飛び込んできて目がちかちかしました。もちろんそのページ全
>てを読むわけではないので関係ないのですが、高校時代に使わなくなった理由が分かった
>気がしました。

OALD4はちょうど宝島問題が話題になったときに出た英英(副島氏がOUPにライトハウスの例文の容認性チェックの依頼をしたときに,OUP側は,その返答とあわせてOALD4のPRもちゃっかりしたのだとか)なので,私も印象に残っていますが,良くも悪くもOALDらしさを保った最後の版だったと思います。学習英英としては難解な印象があったOALDも,5版以降はLDCEふうになっていき,とくに最新6版はLDCEとそれほど変わらないぐらいのレベルになりましたね。

>Longman Roget's ThesaurusはSekkyさんのレビューにもあるようにCOTやCCTとは少し
>違い、類語の幅が広いのですが、それ故か関係ないものがいっぱい示されていることが
>しばしばあります。play againstの例でもcontendが見出しになっているのですが、そ
>の中でplay againstと同じ意味のもの(vie withとか)を探すのが大変なのです。

意外と知られていないのですが,Longman-Roget'sをはじめ,ほとんどの辞書はセミコロン「;」とカンマ「,」で意味の区切りが大きく違っています。セミコロンは,比較的大きな意味の差がある場合に使われます(セミコロン以前の語と,以後の語群は意味がかなり違う)。一方,カンマはそれほど意味が変わらない場合(ほとんど並列するに等しいような場合)に用いられます。Longman−Roget'sのcontendでいうと,ただ類語が羅列してあるのではなく,セミコロンに注目するとcontend〜attempt(取っ組み合う,のような双方向の暴力など), oppose〜resist(相手の攻撃等に抵抗する),argue for〜emphasize(力ではなく,論理やことばで自分の意見を主張するような意味),contest〜bet(賭け事などで競い合う),play〜run a race(スポーツの試合などで競い合う)(以下略)のような大きなグループに分かれます。このグループごとのコアの意味の違いを見つけるのはかなり上級者でも大変だと思いますが,この課程を通して語彙の幅が飛躍的に広がるというメリットもあります。つまり,試合で競い合うという意味の類語を知りたくてplay againstを検索した場合でも,(時間に余裕があれば)これに関連して喧嘩する,抵抗する,喧嘩を受けて立つ,というような意味の類語まで一覧するという途中下車ができるわけです。

COTやCCTが,実用本位に即して,必要な類語をスピーディにユーザに提供する新幹線タイプのthesaurusであるとするのなら,Longman-Roget'sは旅行者の気の赴くままにのんびりと旅行を楽しめる鈍行列車タイプの辞書と言えるかもしれません(^^) 速く目的地に着くけれど,トンネルや切り通しばかりで景色があまり楽しめない新幹線と,のんびり景色は見られるけど遅い鈍行。どちらがいいかはユーザの好みや目的によると思います。

>なみさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)20時51分09秒

詳細なレビューをありがとうございました。この時期はボーナスに加え,クリスマス商戦でも電子辞書はよく売れるでしょうから,新機種のレビューは購入予定の方にはとても貴重だと思います。

>国語系コンテンツは歌舞伎の演目などが意外と多く載っていたりと思いの外重宝していま
>す。

いろいろ言われている広辞苑ですが,百科語,とくに伝統芸能や古典の中で出てくる事物の記述は類書にないほど詳しいですね。新明解にしても,今度大修館から出た明鏡にしても,携帯版の国語辞典は百科語彙がほとんどカットされていますから。

>また、類語辞書はActivator, Longman-Loget,大修館類語と3つありますが、それぞれ
>方向性が違うので異なった場面で使い分けています。

なみさんのように,これらの類語を必要に応じて使い分けられるぐらいのレベルの人には,R9000の贅沢なコンテンツ内容がフルに生かせると思います。欲を言えば,大修館類語のかわりにCOTクラスのthesaurus,つまり,ActivatorとLongman-Roget'sの間を埋めるものがあるとよかったですが,ロングマンはそういうタイプのthesaurusを出していないのでいたしかたないのでしょうね。

>リーダーズはやはりグランドコンサイスより(SR-9200と比較したときも感じたのですが)
>百科的情報が多く楽しいです(risk arbitrage, Doonesbury, Garfieldとか)。ちなみ
>にグランドコンサイスはIT用語が非常に詳しく、語数も多かったと思います。

リープラはほとんどが専門用語&固有名詞で,しかも19万語も入っているのに,収録語の分野バランスがうまくとれているなぁと感じます。(おそらくは)インターネット等を駆使してすくい上げた多量の単語を数載せている,いわゆるハイテク英和のGCと違い,人間の手のぬくもりが感じられます。Garfieldにしてもそうですが,「食い意地が張ってなまけもののデブの虎猫」というような描写は,その見出し語をちゃんと知っている人(英字紙のGarfieldのcartoonを読んでいる人)でないと書けませんから(^^) GCはコンピュータ用語や大学名はやたら詳しいというように,分野によってムラがあるようです。

>これは他の電子辞書もそうなのですが、そもそも一般的に用例解説はいちいち「用例解説
>キー」を押さないでも反転した状態にしておいて決定キーを押せばジャンプするようにし
>ておいてもいいのではないでしょうか。訳を表示している際には決定キーは何も機能を割
>り当てられていないわけですから。携帯電話のウェブブラウザーなどがそのインターフェー
>スの代表例です。スクロールしていって決定キーを押せば反転しているリンクへ飛ぶ形です。

この発想は思いもしませんでした。おそらく,メーカーさんの開発者も,どうしても先行機のインターフェイスに縛られてしまうので,こういう発想の転換が難しいのかも…。つまり,フルコンテンツ第一号機のTR-700で採用された例文,解説分離の操作系の影響力があまりにも大きかったため,後発他社も,どうしてもこの発想に縛られてしまうのかもしれません。#以前から,「訳キーは,訳語画面を出してからは遊んでいるので,海外メーカーの機種のようにジャンプキーと兼用し,訳が出てから出番になるジャンプキーを訳キーにアサインすれば,ジャンプキーも大きなキーになる」というような提言をしているのですが,これはなかなか実現されません(海外のFranklinの特許か何かなのかな?)。しかし,なみさんのような発想なら,携帯ですでに実現されているわけですから操作系にそれほど違和感もなく,可能性は大きいと思います。

Longman Roget's 投稿者:なみ  投稿日:12月 2日(月)19時17分16秒

連続ですみません。追加です。
Longman Roget's ThesaurusはSekkyさんのレビューにもあるようにCOTやCCTとは少し違い、類語の幅が広いのですが、それ故か関係ないものがいっぱい示されていることがしばしばあります。play againstの例でもcontendが見出しになっているのですが、その中でplay againstと同じ意味のもの(vie withとか)を探すのが大変なのです。play againstを探し、その同意語を見つけるのが一番一般的な使い方だと思うのですが、2画面にわたるリストの中から探すのは面倒です。

入力した単語を反転しておいてくれるだけで非常に楽なので、これも改善して欲しいところです。

XD-R9000 投稿者:なみ  投稿日:12月 2日(月)18時50分47秒

2週間ほど前にカシオのXD-R9000を買ってしばらく使ってみての感想です。これまでPW-6800を使っていたのでコンテンツ的にはほとんど重複が無く満足しています。
国語系コンテンツは歌舞伎の演目などが意外と多く載っていたりと思いの外重宝しています。また、類語辞書はActivator, Longman-Loget,大修館類語と3つありますが、それぞれ方向性が違うので異なった場面で使い分けています。逆に言うとどれか1冊しか入っていなかったらカバーできない場面が多く、非常に中途半端だったと思います。
PW-6800との比較で言うとリーダーズはやはりグランドコンサイスより(SR-9200と比較したときも感じたのですが)百科的情報が多く楽しいです(risk arbitrage, Doonesbury, Garfieldとか)。ちなみにグランドコンサイスはIT用語が非常に詳しく、語数も多かったと思います。

一方でインターフェース部分は、6800とそう大きくは違わないこともあり使っているうちにすぐ慣れてしまったのですが、皆様の投稿にもあるようにもっと楽をさせてくれてもいいのにと感じます。
最も改善して欲しいと思うのはやはりActivatorの操作体系に代表されます。
●単語入力→ジャンプキーを押し目的の類語を選び決定→キーワードがでてくる→用例解説キーを押して目的のところで決定→ようやく例文にたどり着く●
この中ですこし離れたところにある小さなキーを2回も押すのが面倒なわけです。それぞれ最初からリンクをアクティブにしておいてくれて矢印で移動して決定でジャンプしてくれればキーボードの最下段から手を動かさなくていいので楽なのですが(Longman-Roget'sのように)。

これは他の電子辞書もそうなのですが、そもそも一般的に用例解説はいちいち「用例解説キー」を押さないでも反転した状態にしておいて決定キーを押せばジャンプするようにしておいてもいいのではないでしょうか。訳を表示している際には決定キーは何も機能を割り当てられていないわけですから。携帯電話のウェブブラウザーなどがそのインターフェースの代表例です。スクロールしていって決定キーを押せば反転しているリンクへ飛ぶ形です。

6800を使っていた頃はジャンプを使ってもせいぜい1回だけだったため(英和→英英)大した手間には感じなかったのですが、R9000はコンテンツが英語3冊、類語3冊もあるため、どうしてもジャンプの回数が増えます。その意味では「用例解説キー」と「スーパージャンプキー」が小さく押しにくい場所にあるというのは納得がいきません。その一方でこの2週間で一度も使わなかった「熟語キー(漢和辞典専用?)」が決定キーのすぐ上にあるのも不思議です。

(その他雑感)
6800ではよく使っていた例文検索はR9000では英英、英和別になって使いにくくなったとおもいます。あとやはりActivatorの例文は固有名詞が多く面白いですね(エリツィンとか)。例文検索できるようになるといいのですが。そういえば例文検索で一覧性が悪くなったとありましたが、ページ送りしてしまうので特に問題には感じませんでした。この間実家で高校時代に少しだけ使ったOALD(たぶん4版、単色刷)を見つけて少しめくってみたのですが、開いたページ全体からあまりにも多くの情報が飛び込んできて目がちかちかしました。もちろんそのページ全てを読むわけではないので関係ないのですが、高校時代に使わなくなった理由が分かった気がしました。同じ英文辞書でもActivatorの冊子版はそう感じなかったのですが。個人的には英英辞書に関しては電子辞書程度の一覧性の方が使いやすいと感じる出来事でした。

 些細なことですがPW-6800から移行するのに気になった点は単語帳がないことと、金属筐体であることがありました。単語帳は私は今まで4件しか登録してなかったので(しかも使い始めにいろいろ試してみた頃のもの)不要だと判断できたのですが、電子辞書を初めて買う方は目的によっては単語帳は重要かもしれません。金属筐体は買う前はプラスチックとの違いを感じなかったのですが、買って実際に使い始めると傷がつきやすく、目立ちます。私は電子辞書を保護もせず鞄の中の一番取り出しやすいところに適当に入れておくので傷がつくのでしょう。個人的には手荒に扱ってもあまり傷が目立たないプラスチック筐体の方が好みです。

長々と書いてしまいましたが、操作や金属筐体には慣れてしまったので全体的には非常に満足しています。Sekkyさんをはじめ、この掲示板で様々な情報をくださった方には深くお礼申し上げます。


Oxford Guide to British and American Culture 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)18時27分22秒

↑意外と知られていないようですが,上級学習者向けに,欧米の文化を知る上で重要な10000語あまり(主に固有名詞)を収録した辞書がOUPから出ています。固有名詞がほとんどはいっていないOALDやLDCE, COBUILDなど,イギリス系の学習英英を補完する辞書として非常によくできています。語数はリープラのような辞書の足元にも及びませんが,各語の百科的な解説が非常に詳しく,短い語でも(冊子体で)3,4行,英語圏の文化を知る上で重要なキーワード(humourなど)は見開き2ページ割いて解説されていたりします。約10000語のうち250語以上が長めの内容になっているそうですので,「読む辞書」としても楽しめます。しかも,長めのエントリーは,エントリー内の関連のある語句が太字になっているのでボキャビルにも役立ちます。冊子体なら3000円ぐらい,OALDと串刺し検索ができるCD-ROM版でも6000円ちょっとと,非常に安価ですので,ぜひおすすめします。CD-ROM版も出ているのですから,IC辞書のOALD搭載機にカップリングするコンテンツとしてとてもおもしろいと思うのですが…。

記述はOALDのような学習者向け辞書と同じく,非常に平易です。ちょっと前に,この辞書の中の長めのエントリーを出典にして入試の長文問題を作ったことがありましたが,大学受験生でも,glossをほとんどつけなくても内容がそこそこ把握できるぐらいのレベルです。

SIIのHP 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)18時11分38秒

↑この掲示板でもおたずねの多いプレビューやスーパージャンプ機能をフラッシュで体験できるようになりましたね。http://www.sii.co.jp/cp/index.htmlの中の「触ってみて 便利な機能」というバナーをクリックすると始まります。とくに初めてプレビューを使う人にとって重要なのは,注意書きにもありますが「実際の操作やスピードとは異なることがありますのでご了承ください」というところです(^^) 操作は実機と同じだと思いますが,スピードはフラッシュのほうが実機より明らかに速く,キー入力とプレビュー画面への反映がほぼ同時になります。実機ではワンクッション遅れますので注意が必要です。もっとも,私も最初の頃は気になりましたが,慣れれば解決できるレベルだと思います。

>ゆきさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)17時59分22秒

>確かに便利なのですが、私にはもうちょっと例文の情報が欲しいなと思いました。
>来年から2年間主人の留学について渡米予定です。
>私はできれば現地で英語学校にも通ってみたいと思っています。

Hideさんがご教示のように,現地滞在ということでしたら,語数の多い辞書があると便利ですね。日本にいて英語を勉強しようとしている人なら,ジーニアス程度の辞書に載っていない単語は,そんな難語は知らなくてもいい,と開き直る(笑)手もあるでしょうが,英語圏にいると語数の多い辞書が手元にあるという安心感は大きいと思います。そうなると,Hideさんもご教示のようにXD-R9000かSR-T5000でしょうか。会話集が入っているとか,単語帳があるという点ではT5000のほうが有利ですが,発売が渡米に間に合うでしょうか(^^) セイコーさんの機種は北米でも修理可能なので,安心感は大きいですけどね。

あるいは,リーダーズ等の大規模英和は入っていませんが,この前出たシャープのPW-S7000も意外と使えると思います。小型サイズの割に液晶解像度が大きいことや,メモ機能(シークレット機能付き)があるので,パスポート番号や日本の知人の連絡先といった電子手帳としての使い方だけでなく,現地の語学学校で習った単語や表現などを添付メモで辞書に貼り付けることもできます。ふだん情報整理にPDAをお使いでなければ,S7000のメモ機能だけでもけっこう便利と感じるのではないでしょうか。お仕事で報告書を書き,それをメールで日本の本社へ送信するといったザウルスやPalmのようなPDA的な使い方はできませんけど,これだけで完結した手帳がわりに使うなら便利だと思います。

>@ボタンを押すときピッと音が鳴らない機種がよい
>(英語学校で音がなる機種を使っている人がいて、あまり好きでなかったから)

最近の機種はデフォールトでキータッチ音はオフになっているので,とくに何もしなくても最初から音は鳴りません。古い機種だともともとオンになっていて,設定でオフにしない限り音が出る機種も多いですが,古い機種でもキータッチ音を切ることは可能です。

>A例文が多くでているもの。単語の意味だけでなく前置詞などの使い方もしりたい。

XD-R9000, SR-T5000, PW-S7000のいずれも例文検索が備わっていますので,学習用には便利です。

>あいちゃんさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)17時46分40秒

>Activatorについていえば、これは私の個人的な感想なので、書籍版を店頭でじっくり見て
>(これは大切だと思います)Activatorの特性の片鱗でも知った上で、実際に店頭でしつこ
>く触って見て、この操作系に納得できるのであれば、XD-R9000はActivatorとリーダーズ&
>リープラだけで買う価値があるという判断は可能でしょう

同感です。今までにも何回か取り上げたように,Actiivatorはふつうの英語辞書とはちょっと違ったタイプの辞書ですから,ActivatorがよさそうだからR9000を買おうという人は,まず書店で冊子体を手にとってみて,Activatorはどういう引き方をする辞書なのかを知ることをおすすめします。いきなりR9000のActivatorを使おうとすると,1000いくつかのキーワード以外はジャンプ操作でしか検索できないのですから,何だこの辞書は? ということになりかねません。

>ちなみに、XD-R9000WEのモデルもありましたが、WEのほうがやさしい色合いで個人的には
>好感が持てました。どうもシルバーのほうはなんというか金属っぽいというか、妙に安っ
>ぽいかもと感じました。

私が購入したときはWEがまだ出ていなかったのでノーマルタイプを購入しましたが,外観にそれほどこだわらない私でも,R9000のシルバー一色のボディーは気になりました。筐体だけでなく,キートップまでもがシルバーなのですから(^^;; あと,XD-Rシリーズは他社製品と違い,筐体の表側(液晶画面の裏)だけでなく,裏側(キーボードの裏側)も金属になっています。そのため,沖縄にいるとあまり感じませんが,厳寒地で手に持って使う場合,手が冷たくなりますので気をつけたほうがいいかもしれません(^^)

>Rabbitさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)17時32分47秒

>SR-9700のことは全く考えていなかったのですが、Sekkyさんの仰るとおりですね。という
>ことはXD-R8100なども候補になってくるような気がしますがどうでしょうか?SR-9700と
>XD-R8100を比較するとどちらがお勧めですか?使い勝手はやはりセイコーさんのSR-9700
>が上でしょうか。

>また、T5000搭載のシソーラスCOT2という辞書は使い勝手はどうなのでしょうか?

COT2はRabbitさんが今お使いのSR-T6500に搭載のCCTのような感じのthesaurusです。CCTに慣れていればCOTも違和感なく使えます。COTがCCTと違う点としては,以下のような点があります。

1) 各類語グループごとに簡単な例文が出ているので,自分の求める語義の類語グループを判別することが容易。たとえば,play against ...「(相手チーム)と試合する」の意味での類語を知りたい場合,(お手元のT6500で試してください)CCTでplayをひいても,1, 2, 3, ...のどの類語群がplay againstの意味なのか分かりにくい(play against=compete, vie with等と類義だ,と分かっていなければ2の類語群を選ぶことは難しい)ですが,COTなら各類語群に例文がついているので,play against the neighboring teamという例文から,7番目の類語群をピックアップできます。

2) 反意語やスピーチレベルの区分(フォーマル,インフォーマル等のラベル)はCCTのほうが多い

3) 見出し語にもっとも意味的に近いものから遠いものへの順に並んでいる。CCTでは,見出し語に最も近い類語をゴシックで最初に出していますが,それ以外は一律にアルファベット順で類語が並んでいます。COTは(だいたい)意味的にもっとも見出し語に近い類語から遠いものへの順に並べてあるので,我々外国人には使いやすいです。類語リストの最後のほうにある語は,類語とはいっても見出し語とはかなり意味的に離れているということが分かるわけですから。

4) 意味が似ている語(類義語)だけでなく,同じものの仲間を表す語が出ている。とくに名詞に多いのですが,chairに対するstoolやsofaといった語もTableの形で多く出ています。COT2ではさらにこのTableが充実しています。※SR-9700はCOT1搭載ですが,Tableの部分は一切カットされています(DD-IC500SのCOTはTableも載っています)。SR-T5000はTableもカットされずに載るようです。

店頭にてSR-T6500とXD-R9000 投稿者:あいちゃん  投稿日:12月 2日(月)16時11分26秒

休暇で買い物に出たついでに、某量販店2店にてまたもやCASIO XD-R9000とSII SR-T6500を触り比べました。人間には慣れというものがあるので、XD-R9000のActivatorについての違和感は、初回ほどはありませんでしたが、それでも通常のステップで行くと解説を見るためのキー操作が煩雑でActivatorの特性を考えない、単に「ソフトウェアとして検索手段を作りました」的に感じてなりませんでした。

Activatorについていえば、これは私の個人的な感想なので、書籍版を店頭でじっくり見て(これは大切だと思います)Activatorの特性の片鱗でも知った上で、実際に店頭でしつこく触って見て、この操作系に納得できるのであれば、XD-R9000はActivatorとリーダーズ&リープラだけで買う価値があるという判断は可能でしょうちなみに、XD-R9000WEのモデルもありましたが、WEのほうがやさしい色合いで個人的には好感が持てました。どうもシルバーのほうはなんというか金属っぽいというか、妙に安っぽいかもと感じました。

もうひとつのSR-T6500ですが、こちらにも書き込みがあった速度面ですが、確かにXD-R9000に比べると相対的に遅いですが、私の手持ちのPW-6800に比べて特段遅いとも思えませんでしたし、SII(UK)のER6000やSONY DD-IC100に比べたらダントツに速い(爆笑)ですから、私個人的にはまったく支障を感じませんでした。STN液晶の特性として気温が低いと反応が顕著に悪くなりますから、この時期の屋外では実際の動作速度より遅く感じる可能性が高いので、屋外展示の量販店店頭などで見るときには注意が必要です(これはこの機種に限りませんが...)。

私が興味を持ったのはSR-T6500の検索の強力なことです。これはいいですねぇ、かなり強力な例文検索はCOBUILDとあいまって頼りになりそうです。やはりActivatorは書籍版のNew Editionが出回ってから買う事になりそうです。

http://aichanworld.com/


T6500のセカンドマシン 投稿者:Rabbit  投稿日:12月 2日(月)14時02分57秒

>T5000はT6500と英語系コンテンツがきちんと棲み分けできるので,併用する価値はあると思い>ます。あるいは,T5000が出ればSR-9700が安くなるでしょうから,セカンドマシンはこれでも>いいかもしれません。

SR-9700のことは全く考えていなかったのですが、Sekkyさんの仰るとおりですね。ということはXD-R8100なども候補になってくるような気がしますがどうでしょうか?SR-9700とXD-R8100を比較するとどちらがお勧めですか?使い勝手はやはりセイコーさんのSR-9700が上でしょうか。

また、T5000搭載のシソーラスCOT2という辞書は使い勝手はどうなのでしょうか?

>ぽうさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)13時21分56秒

>ところでアマゾンとスカイソフトで親版の値段を調べたところ、
>アマゾンは99ドル、スカイソフトは130ドルとなっていました。
>sekkyさんがおっしゃるのはスカイソフトのものだと思うのですが、
>アマゾンで販売されているのは何なんでしょうか。

LGSWE(親版)のISBNは058223725-4なので,同じものだと思います。私はちょうど2年前にAmazonで14000円ぐらいで買いましたが,今はかなり安くなりましたね。

>どうせなら親版を購入してもいいのかな、と思って、
>親版との違いなど一言いただきたく思います。

親版のほうは,実用文法書というよりは現代英文法の研究書で,記述が非常に詳しく,また学術的なレベルまで突っ込んでありますが,1000ページ以上もあるので通読するのは骨が折れます(というより,通読する性質のものではないです)。大学の英語学者の研究用や,英語教師の中で文法が好きな人が,(授業で教えるというより,自分の趣味などで)使うものと思っていいと思います。一方,学生版は親版の大まかな章立てはそのままに,より現場の先生や上級レベルの学生が使いやすいようにリライトしたものです。実用性を重視していますので,細かな理屈はカットして事実の記述に徹しているのが特徴です。簡単に言うと,学生版では「○○と××を実際のコーパスで比較すると,○○の出現頻度が多い」となっているのが,親版ではこの後に「その理由は,△△△ということが考えられる」というようなディスカッションが付け加わっています。

私は言語学の研究者ですが,文法が専門ではありませんので,親版のLGSWEにあたることはそうしょっちゅうはありません。ただ,入試の文法問題などを作るときに誤答選択肢の検討をする(本当にこの選択肢は誤答と言っていいかどうか)ときなどに信頼できる拠り所がほしいときには役立ちます。

>合わせて、2年半前に購入したSR−8000に加えて、
>SR−T6500の購入を考えています。
>金曜日に勢いいさんで新宿に行ったのですが、
>反応スピードにちょっとやられて、思わずR9000に手を出してしまうところでした…。
>「しばらくは牙城をくずすものはでない」という
>sekkyさんの言葉を信じて購入してしまおうか迷っています。

英語重視機には大きく分けて2つの流れがあると思います。主流は

(カシオ)XD-S3000→S8000→R8100→R9000
(キヤノン)IDF-2000E/4500→4100
(セイコー)SR-8000→8100→9700→T5000
(シャープ)PW-6800/M670→9500→S7000
(ソニー)DD-IC5000→500S

で,SR-8000から始まったものです。長らくSR-8000の独占だった英語重視機市場ですが,他社が追従しようとしてきた頃,セイコーさんはSR-9200という上位機(いわゆる専門機)を出し,細分化しています。SR-T6500はこの専門機の流れをくむものだと言えます。学習英和がないという点ではDD-IC500SやPW-6800にも共通しますが,英英がCOBUILDなので,OALDとはかなりレベルが違います。ぽうさんがSR-8000の後継機ととらえるのであれば,XD-R9000やSR-T5000がいいかもしれません。

重要なのは,R9000は(メーカーさんの意図はどうか分かりませんが)コンテンツを見ても明らかに専門機ではなく,SR-9700(T5000)に相当するランクのものであるということです。大規模英和が入っているので9700というよりはT5000に近いのでしょうが。ですから,T6500とは共存できるはずですし,カシオさんもT6500に対して直球を投げてホームランを打たれるリスクを負うよりは,ちょっと変化球を投げてみることで,互いが共存しながら一石を投じてみた,というような感じなのかもしれません。

>アクティベータ(それもこれからでるらしい新版)をセイコーが搭載して
>スピードが上昇したら、「すばらしい!」のですが。

もしセイコーさんが今回T6500にActivatorを搭載していたら,「棲み分け」が崩れ,R9000の対抗機にもなってくるでしょうから,形勢は変わっていたかもしれません(^^) LDCEの4版発行に加え,Activatorの改訂,ケンブリッジのCIDEの改訂,と来年は久しぶりに学習英英が賑やかになりそうですから,R9000のActivatorの反響次第では他者が手を出してくることもありえるかも。

>Marsさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)12時38分05秒

>XD-1000。 もういまや過去の遺物状態なんですよね。 ま、それはいいとして。

いえ,XD-1000は発売日こそかなり前ですが,ジーニアスがG2であることや国語辞典がないこと,筐体が大きいことを除けばカシオさんの現行の一つ前(日本語ジャンプのない機種)と基本性能は変わりません。もっとも,3年前の機種と基本性能が同じだというのはほめことばにはならないかもしれませんが(^^;;

>T6500とR9000迷ってます。 XD-1000に第3版ではないにしろジーニアスは入ってるし、
>COBUILDが捨て難いし、併用する形でT6500に傾いてます。 もう一回両方触ってみてか
>ら価格交渉してみようかな? 近所の上新電機ではT6500は37,800円、R9000は34,800円
>でした。 

Marsさんの場合,XD-1000と併用するかどうかが決め手になるかもしれません。XD-1000の買い換え(リプレイス)が目的なら,XD-R9000だとXD-1000のコンテンツがそのまま入っている(英和はG3に改訂されていますが)ので最適だと思います。この場合,T6500は学習英和がないというのがネックになりますね。一方,買い増し(XD-1000と併用)と考えれば,T6500でしょう。R9000はXD-1000と同じ操作系なので,日本語ジャンプ等の追加機能を除けばマニュアルレスですぐ使えると思いますが,SR-TシリーズはXDシリーズとは一線を画す操作性の良さや機能があるのは事実です。

>T6500は37,800円、R9000は34,800円

大手量販店ではこれが標準的な価格だと思います。量販店によっては「他店のチラシを持参すればその価格で売ります」という店がありますが,最近はそれを意識してかどうか分かりませんが,チラシを出すような規模の店はどこも横並びです。

>esさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)12時26分19秒

>こういった文法書も検索機能が活用できるので、電子辞書に組み込まれると便利かもしれ
>ませんね。メーカーさんご検討ください。よろしくお願いします。

同感です。海外のESL教材出版社(Oxford, Longman, Collinns etc.)は,学習英英を軸に,これとの併用を目的とした付加教材を多く出しています。文法書,語法書,百科語辞書,句動詞辞典,イディオム辞典などです。COBUILDは他の学習英英にくらべてイディオムが少ないですが,これなどはCOBUILDのイディオム辞典と併用することでカバーできます。このへんの付加教材をメインの英英の中に組み込んで,全部一冊の辞書のように検索できると便利になると思います。英語重視機には中途半端なコンテンツを詰め込むのではなく,英語学習者に便利な内容のある辞書を満載してほしいと願っています。コンテンツの数を誇る傾向は決してほめられたことではありませんが,上記のような付加教材は内容的にも重厚ですので,搭載する価値はあると思います。

>たろまさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)12時19分19秒

>形が同じですから、T-5000もT-6500のように
>キーレスポンスが半拍遅れるんでしょうねぇ…
>確かに先行入力はききますが、やはりこの遅れは気になります。
>SR9700を買っておくのが無難でしょうね。

セイコーさんの機種は,筐体は同じでも,カタログやニュースリリースに出ない点が改善されている場合が多いです。たとえば,SR-9500と9700は同じ筐体ですが,画面表示の速度は明らかに違います。また,T6500とT5000では内蔵データの量が違いますので,処理速度も同じではないかもしれません。実機を確認してみてください。

>dictianさん(>るっこらさん) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)12時15分15秒

横レス失礼します(^^;; BNCはdictianさんがご紹介くださったサイトで使えますが,COBUILDはさらに高機能で,コロケーションの機能があります(以下のサイト)。この中にあるConcordance samplerはDictianさんがご紹介くださったBNCと同じようにある単語が含まれる例文を探すものです。IC辞書の例文検索のようなものです。無料サンプルなので結果が40(BNCは50)に限定されますが,IC辞書と違い,品詞での絞り込みができます。COBUILDなら,fine/NOUNのように入れて検索すると,(「元気な」という意味でなく)「罰金」のような名詞としてのfineだけが検索されます。

一方,collocation samplerというのはコーパス独自の機能で,るっこらさんには便利なのではないでしょうか(これはCOBUILDサンプラーのサイトのみです)。たとえば,ajarを入れると,ajar(半開きの)という語と共起する単語がリストされます(これがいわゆるコロケーションといわれるものです)。ただ,この手のことを調べる際に注意しないといけないのは,(コーパス言語学のテクニカルな話になりますが),ただ頻度を見るだけでは不十分だということです。たとえば,ajarと共起する語を頻度だけでリストすればthe, and, to...などが上位にきます。これらの語は英語全体でしょっちゅう出てくるのですから当然のことです。しかし,コロケーションという点では,こういう単純な頻度情報はあまり意味がなく,むしろ,「英語全体としての出現率を考えると,ajarという語と共起するときだけには異常なほど多い単語」という語が重要になります。たとえば,doorという語は,英語全体ではandやtoなどにくらべてはるかに出現数が少ないですが,ajarと共起する場合はその比率を考えると出現数が異常に多くなっています。こういう語こそがajarのコロケーションなのです。COBUILDのサンプラーでは,こういう場合はSignificanceの欄の数値が高くなります。つまり,全体の頻度に関係なく,significanceの数値を見るようにすると,コロケーションを簡単に調べることができます。

http://www.cobuild.collins.co.uk/form.html


>あいちゃんさん,くずばこさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)11時51分53秒

まとめレスで失礼します(^^;;

(あいちゃんさん)

>Sekkyさんの評価ではないですが、Activatorユーザではない小生でもこのインタフェース
>はひどすぎると思いました。設計者の方はちょっとActivatorを使って見れば、どういう
>インタフェースが使いやすいかわかりそうなものですが.....。はっきり言って非常に疑
>問を感じた次第です。正直なところ、オフィスや自宅でActivatorを使うためにXD-R9000
>を買うなら、冊子体を買うほうが(丸善扱いのものは4,500円)何倍もマシのように感じます。

(くずばこさん)

>初めての電子辞書なので、こんなものかな?とは思うのですが、あいちゃんさんがお書き
>のとおり、Activatorの使い勝手はちょっといただけないと思います。不親切極まりない
>ですね。せっかくのいいコンテンツが操作性で死んでしまっています。一覧性が高い冊子
>の方がまだ使いやすいと思わせるような出来です。


R9000のActivatorの操作系は,以前に詳細に書いたように,冊子体Activatorの特性を加味しないで,Activatorにあまりなじみのない人が機械的に仕様設計したような感じがします。もっとも,参照見出しにはジャンプのインデックスを付け,ジャンプ操作でキーワードインデックス画面に飛び,そこから詳細画面は解説キーで見せる,という操作自体は電子辞書としてはごく普通の操作系ですから,これ自体はいいと思うのですが,こういう普通の操作系を,普通の辞書コンテンツとは違い,癖がある引き方のActivatorにあてはめれば,ただでさえインデックスで引きたい語を引き,そこからキーワードを引き直さないといけないという癖のあるActivatorが,より使いにくくなるわけです。冊子体Activatorでdonateをひくと,GIVE 6とありますので,「キーワードGIVEの6のところにあるんだ」という,キーワードと語義番号の両方を記憶してGIVEを引き直す必要があります。これは非常にユーザにとっては負担です(何の脈絡もない語義番号を覚えないといけないのですから)。

これを電子辞書化するのなら,元データのGIVE 6のところにインデックスをつけ,donateを引いた画面に,そこのインデックスへの参照を埋め込むだけで飛べるんじゃないか,そして,この操作はActivatorでは日常的に行うわけなので,通常のジャンプ操作ではなく,カーソル選択(またはショートカット)のほうが快適だろう,という程度のことは,設計の全くの門外漢である私でも想像はつきますし,Activatorをお使いの方で電子辞書ハードに詳しい方なら,それほど大きな異論はないのではないでしょうか(ごく単純なレベルのことしか言っていませんので)。

電子辞書は,コンテンツの中身こそ冊子体辞書と同じですが,だからといって操作まで冊子体を模擬する必要はありません。電子辞書は,冊子体辞書にくらべて一覧性の悪さという点では致命的です。IC辞書はもちろん,CD-ROM辞書等でXGAをこえるような高解像度で使う場合でも,冊子体辞書の「解像度」にははるかに及ばないのですから,これはここ数年で改善されることは望めないでしょう。だからこそ,各機種が一覧性を改善させるべく涙ぐましい努力を重ねてきているわけです。セイコーさんがフルコンテンツ電子辞書第一号機で実現した例文,解説の分離表示,シャープさんの早見機能などはその例でしょう。R9000のActivatorにはこのような工夫が全くなく,ただ本文を羅列しているだけなので使いにくいのだと思います。

>Weenieさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)11時21分16秒

>私自身ちょっと迷っていたR9000にはジーニアス搭載だということについて聞いてみた
>ところ、「ジーニアスと同じレベルの英英が入っているのがR9000なので、選ぶ
>POINTはジーニアス中心ならR9000、リーダーズを使いこなしたいならコビルドの
>T6500にして間違いない、そこで選んで欲しい」とのこと。的を得て良い説明だと思い
>ました。

うむむ。この店員さんはきちんと各機種の違いを熟知されているだけでなく,日頃からかなり勉強されていることがこの対応からもうかがえます。上記の違いは,以前に拙サイトでもまさに同じようなことをお話ししたのですが,もしその店員さんが拙サイトを参考にご自身でアレンジされて説明されているのでしたら,とても有り難いことだと思います。もちろん,量販店さんは,各メーカーさんが量販店向けに作成するセールスマニュアルのようなものをお持ちだと思いますが,他社製品との比較というのは,そういう公式のものではあまりされていないときいたことがあります(もっとも,この手の内部資料は私が知る由もないので何とも言えませんが)。アメリカの商品広告のように,他社製品を実名入りで比較したような内容だと,ユーザや量販店さんにとっても分かりやすいのですが,日本の風土ではあまりなじまないようです。

#このように,ここの店ではこんなに商品知識が豊富な店員さんがいるとか,とても良い対応だった,というような,肯定的な内容に関しては,ぜひお店の名前も出していただけると,今後購入予定の方にとってもプラスになりますし,競合店にとっても切磋琢磨できると思います。

>高いですが、こんなサイトも見つけました。32000円代で買うのが
>今最安値でしょうか??

R9000との競合対策かもしれませんが,32000円台は破格値です。そこまでいかなくても,30000円台前半ならかなり安いと思います。

>ayuさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)11時07分17秒

>ジーニアス大辞典とリーダースの比較については既に話題にあがって
>いましたが、ジーニアス英和(PW-M670)を持っていて、ジーニアス大辞典が
>入った電子辞書を買うのはもったいないことでしょうか?

G大はG3の(基本的には)上位互換辞書なので,G3に載っていない語が大幅に追加されているだけでなく,G3に載っている基本的な語でも,語義や用例がかなり追加されています。ですから,もったいないとは思いませんが,G大でG3の用途もこなせるわけですから,T5000を買うとG3はそんなに引かなくなると思います。もっとも,T5000とM670はサイズが違うので,T5000を買い増しして,M670はサブ機として持ち歩くという使い分けは便利だと思います。

>#英会話MakeIt!があるから良いのですが。。欲張りですね。

Make it!と「とっさのひとこと」は,同じ英会話集といっても,内容は全く違います。Make it!はどちらかというと,凝った言い回しというよりは,あらゆる場面を想定し,これだけ知っておけば外国人として必要十分な基本に忠実な文例を載せていますが,「とっさ」は上級者の人でも詰まってしまうような英語らしい表現を多く載せています。Make it!が物足りなく感じるのなら,「とっさ」は勉強になると思います。

>るっこらさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)10時58分47秒

>類語といえば、SR9200のCOTは的確な単語を探すのにはとてもいいですが、語法や用例は
>別の辞書で引きなおしになるので、ちょっと手間だなと思うことがあります。でもCOBUILD
>では用例にすぐジャンプできるので使いやすいですね。(とはいえ、T6500が欲しいとは
>思いません。というのも、COBUILDはPC上でとても使いやすいですし、実は私がSR9200で
>個人的にとても気に入っているのはCODだったりしているので。)

COT&学習英英(英和)搭載機(DD-IC500S, SR-9700/T5000など)などだとぴったりですよね。IC500Sなどはもう少し安くなればSR-9200等の専門機のサブ機として便利かもしれません。

SR-9200のCODは大衆受けする辞書ではないでしょうが,るっこらさんはじめ,上級者の人には学習英英で物足りない点を補うコンテンツとして評価が高いと思います。セイコーさんがT6500でCODをやめてCOBUILDにしたことは,学習辞書コンテンツが全くないという9200の営業上? のデメリットを改善するためかもしれませんが,COBUILDというマイナーなコンテンツが入っていても非常に人気があるわけですから,T6500の次期機種ではぜひCOD(またはNODE)とCOBUILDのようなダブル英英を望みたいです。

>まゆっちさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)10時50分35秒

>今日、XD-R9000を買ってきました!フロリスの方を買ったのですが、
>パールが入っててキレイです。(^^)

フロリスのほうも発売されたのですね。ノーマルバージョンのR9000はアルミの色そのもので,いかにも武骨な色合いです(ノートパソコンなんかといっしょに持ち歩くとぴったり合う色調だと思いますが)ので,外観を重視する人はフロリスモデルも要チェックだと思います。

>読んでたら欲しくなってきちゃいました。私の英語力は、ペラペラじゃないけど、
>一人で海外旅行に行っても何とかなる、という程度です。
>が、英語に自信はない方なので翻訳の方を買おうかと検討中です。

原書といっても,ペーパーバックの小説などと違い,この手の語法書は例などをあげながら明快に説明してあるので,そんなに難しくはないと思います。ただ,必要最低限の文法用語は英語で何というか(現在完了がpresent perfectとか)は知っていないときついかもしれませんね。

>翻訳の方をかうつもりでいても、¥5200という値段を見ると、迷っちゃいますね。(^^;

私としては,英語の勉強もかねて原書を買うのをおすすめします。洋書を扱っている大型書店なら店頭在庫があるはずです。リモートホストからすると中部圏の方のようなので,名駅タワーズの三省堂とか,名古屋駅周辺の大きな書店をあたってみると置いてあると思います。

>Rabbitさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:12月 2日(月)10時42分03秒

>今はついでにT5000も買いたくなって困っています(笑)。ただ、パソコンになれている
>せいか、内容さえ充実していれば、大きさはもう少し大きくても構わない、むしろその
>方が見やすさ、操作性の点で良いのではないかという感じはしています。

T5000はT6500と英語系コンテンツがきちんと棲み分けできるので,併用する価値はあると思います。あるいは,T5000が出ればSR-9700が安くなるでしょうから,セカンドマシンはこれでもいいかもしれません。

>ゆきさん 投稿者:Hide  投稿日:12月 2日(月)09時01分15秒


 米国で生活されるなら、日常の場面で学習用英語辞書には載っていない単語を目にする確率がだいぶ高くなると思います。特に、米国で英語を勉強されようとしていらっしゃるので、好奇心も加わり、なおさらでしょう。
 従いまして、電子辞書を選択される場合は英和辞書として、学習英和と「リーダーズ+プラス」、または、この組み合わせ相当の辞書が搭載されたものを選ばれれば良いかと思います。
 今思いつくのはXD-R9000とSR-T5000でしょうか。。。

 >来年から2年間主人の留学について渡米予定です。
 >私はできれば現地で英語学校にも通ってみたいと思っています。

 是非、通われる事をお薦めします。
 いっその事、ゆきさんご自身も「主人に対抗して、この機会に私も語学留学!」の気持ちを持たれては如何でしょう。最初の1年間に英語学習に没頭して、現在のTOEICスコアを1.5倍以上にするのも決して夢ではないと思います。
 そのためには電子辞書同様、現地の語学学校の情報を今のうちから収集されると良いかと思います。

Longmanの学生向け文法書 投稿者:ぽう  投稿日:12月 2日(月)05時22分55秒

一昨日書店で見つけて買おうかと思ったのですが一度sekkyさんにたずねてからにしようと思って掲示板を見たらすでに掲載されていました。日本語の文法書さえやりこなしていないですが、どうも欲しくなってしまいます…。

ところでアマゾンとスカイソフトで親版の値段を調べたところ、アマゾンは99ドル、スカイソフトは130ドルとなっていました。sekkyさんがおっしゃるのはスカイソフトのものだと思うのですが、アマゾンで販売されているのは何なんでしょうか。どうせなら親版を購入してもいいのかな、と思って、親版との違いなど一言いただきたく思います。

合わせて、2年半前に購入したSR−8000に加えて、SR−T6500の購入を考えています。金曜日に勢いいさんで新宿に行ったのですが、反応スピードにちょっとやられて、思わずR9000に手を出してしまうところでした…。「しばらくは牙城をくずすものはでない」というsekkyさんの言葉を信じて購入してしまおうか迷っています。アクティベータ(それもこれからでるらしい新版)をセイコーが搭載してスピードが上昇したら、「すばらしい!」のですが。

一度に二つの質問で申し訳ありませんが、お時間をみて一言いただきたく思います。

それから、 投稿者:Mars  投稿日:12月 2日(月)02時20分33秒

Practice English Usage 良い本ですよね。 著者のマイケル・スワン氏の講演を聞きに行ったことがありますが、とても気さくなおじいさんでした。 持って行ったPEUにミーハーにもサインをもらいました。 (*^_^*)

あ〜、どうしよ。。。 投稿者:Mars  投稿日:12月 2日(月)02時16分00秒

Sekkyさん、皆さん、はじめまして。 11/28にSR9200を見て来ようなんて思って電気屋さんに行ったら、T6500とR9000を発見。 ちょっとパニックってしまい色々と検索していたらここにたどり着きました。 色んな情報が読めてとてもよかったです。 電子辞書を使い始めてから約7年。 その頃からずっと、リーダーズとなんでもいいから英英が入ってる電子辞書があったらいいのに、、、なんて思ってました。 なにせリーダーズとOALDを毎日にように当時は持ち歩いていて、まさに“筋トレ”状態だったんですよね。 それでSR9200と思ってたのですが、もう新しい機種が。。。 2台目に買って、今だに使っているのは一世をチョコっと風靡したXD-1000。 もういまや過去の遺物状態なんですよね。 ま、それはいいとして。

T6500とR9000迷ってます。 XD-1000に第3版ではないにしろジーニアスは入ってるし、COBUILDが捨て難いし、併用する形でT6500に傾いてます。 もう一回両方触ってみてから価格交渉してみようかな? 近所の上新電機ではT6500は37,800円、R9000は34,800円でした。 

Practice EnglishUsage 投稿者:es  投稿日:12月 2日(月)01時13分28秒

金曜にこちらのページで知りました。文法書が欲しいとおもっていたので、即オンライン書店で注文し、本日届きました。いい本をご紹介いただきありがとうございます。

余談ですがこういった文法書も検索機能が活用できるので、電子辞書に組み込まれると便利かもしれませんね。メーカーさんご検討ください。よろしくお願いします。

T-5000も… 投稿者:たろま  投稿日:12月 2日(月)01時12分26秒

形が同じですから、T-5000もT-6500のようにキーレスポンスが半拍遅れるんでしょうねぇ…確かに先行入力はききますが、やはりこの遅れは気になります。SR9700を買っておくのが無難でしょうね。

BNC 投稿者:dictian  投稿日:12月 2日(月)00時03分09秒

るっこらさんはすでにご存知かもしれませんが、簡単なBNCの検索ならWebで試せます。ほとんど使うことはありませんが、「こんな使い方ってあるのかな?」と思った時に、一般の検索エンジンを使うよりも確実で手っ取り早いと思います。BNCのCD-ROMはSekkyさんから教えて頂いて欲しくなったのですが、今の生活では(^^;)使う頻度もあまりないのでWebで間に合わせています。下記にリンクを載せておきます。

http://sara.natcorp.ox.ac.uk/lookup.html

XD-R9000買いました 投稿者:くずばこ  投稿日:12月 1日(日)18時55分27秒

Sekkyさんほか皆さんのアドヴァイスを参考に、いろいろ悩んだ末に結局XD-R9000を買いました。(沖縄では実機に触れないので買って送ってもらいました)

初めての電子辞書なので、こんなものかな?とは思うのですが、あいちゃんさんがお書きのとおり、Activatorの使い勝手はちょっといただけないと思います。不親切極まりないですね。せっかくのいいコンテンツが操作性で死んでしまっています。一覧性が高い冊子の方がまだ使いやすいと思わせるような出来です。

また、ハード面を見ますと、特定のコンテンツでキータッチが多くなるのは仕方ないとしても、頻繁に使用する「スーパージャンプ」キーが小さいのは使い勝手に大きくかかわってくると思いました。

いろいろ不満があるとはいえ、重い辞書を何冊も並べて引くことを考えるととても楽ですね。初めて電子辞書を使ってみて改めて感じました。

XD-R9000のActivator 投稿者:あいちゃん  投稿日:12月 1日(日)17時04分03秒

XD-R9000の操作性を確認すべく、もっとも気になるコンテンツであるActivatorを中心に店頭で触ってきました。結論から言うと、私の印象ではせっかくのActivatorが、この操作系の出来栄えの悪さによって死んでいると思いました。

小生は過去Activatorのユーザではありませんでしたが、書店店頭でしばらく手に取っているうちにその良さがわかって欲しくなりました。その良さを胸にXD-R9000のActivatorを触ってみましたが、操作が煩雑すぎます。はっきりいって冊子体を使うほうがはるかに早くて簡単だと感じました。

冊子体ではキーワードでは無い単語は収録キーワードが示されているので、最短では二度引くだけで目的地に到着し、あとは冊子体のもつ一覧性の良さが生きてきます。しかし、XD-R9000では、キーワードにない語ですと、キーワードへのジャンプリストがでるだけで、ここではジャンプ+カーソルで目的のリストに移動しなくてはなりませんが、思わずカーソル上下キーを押してしまいました(苦笑)。さらに目的のキーワードに飛んでからというものも、もともとのキーワードがある解説を見るのは、今度は解説キーを押して目的の解説位置まで移動して決定しねばならないという煩雑さ。一つの語の解説を見るのにいったい何回キーを操作しなければいけないのでしょう。それもそのたびに違うキーを押し分けなくてはいけない。

Sekkyさんの評価ではないですが、Activatorユーザではない小生でもこのインタフェースはひどすぎると思いました。設計者の方はちょっとActivatorを使って見れば、どういうインタフェースが使いやすいかわかりそうなものですが.....。はっきり言って非常に疑問を感じた次第です。正直なところ、オフィスや自宅でActivatorを使うためにXD-R9000を買うなら、冊子体を買うほうが(丸善扱いのものは4,500円)何倍もマシのように感じます。

リーダーズ+リープラが欲しいし、元々COBUILDファンなので、Activatorは冊子を買うことにして(笑)、SR-T6500のほうを検討しましょう(笑)。

http://aichanworld.com/


店頭におけるT6500とR9000の接客対応 投稿者:Weenie  投稿日:12月 1日(日)15時56分21秒

こんにちわ! 夏にここで相談してT9200を買うことに決めたのですが色々あって買わずに居たら、もっと良いのが出ました。さっそく都内のカメラ屋に見物に行きました。なかなか熱の篭った接客で年末の気合を感じて、好印象でした。

私自身ちょっと迷っていたR9000にはジーニアス搭載だということについて聞いてみたところ、「ジーニアスと同じレベルの英英が入っているのがR9000なので、選ぶPOINTはジーニアス中心ならR9000、リーダーズを使いこなしたいならコビルドのT6500にして間違いない、そこで選んで欲しい」とのこと。的を得て良い説明だと思いました。機能も説明してくれましたが、T6500は思いのほか使いやすそうで気に入りました。デザインも前のよりカッコよく感じます、色も思った以上に綺麗でした(もっとおやじっぽいシルバーかと思ったら明るかった)。話題になっている反応速度は気にならなかった、ただ、R9000は本当に速いと思います。

というわけでリーダーズを使い倒したい私は、コビルドとリーダーズ、+の入ったフルキーボード搭載(でも小さい!)のT6500に決定です!!高いですが、こんなサイトも見つけました。32000円代で買うのが今最安値でしょうか??ビックカメラは15%還元、ヨドバシが15%還元でした。

http://www.getplus.co.jp/pr/product465526.asp

次に買う辞書 投稿者:ayu  投稿日:12月 1日(日)14時51分01秒

こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいております。SekkyさんのHPにお邪魔すると、読み始めると同時にどれにしようかな〜と絞込みを始める自分がいます。^^;(今買おうと思ってないときも、、)

いま、SHARPのPW-M670を使っています。当時、SR9200が欲しかったのですが学習辞書レベルの私には敷居が高いなと感じ、Sekkyさんのアドバイスどおりやっぱりやめてこちらにしておいてよかったです。でも近頃SR-T6500とSR-T5000を拝見して、またまた欲しくなってしまいました。そんなには使わないのですが、たまに国語辞典があるといいなと感じたのと、あとはリーディングするためにもう少し大きな辞書も持っておきたい、というのが理由です。ジーニアス大辞典とリーダースの比較については既に話題にあがっていましたが、ジーニアス英和(PW-M670)を持っていて、ジーニアス大辞典が入った電子辞書を買うのはもったいないことでしょうか?そうであれば、リーダーズの入ったほうを買おうかと思っております。ただ、とっさのひとこと辞典が入ってるのはいいなぁ、と思いました。#英会話MakeIt!があるから良いのですが。。欲張りですね。よろしくお願いします。

COBUILD GRAMMER & USAGE 投稿者:るっこら  投稿日:12月 1日(日)01時53分57秒

Sekkyさん

またまた週前半に頂いていたコメントに。

>ちなみに,COBUILD on CD-ROMに搭載のCOBUILD Grammar,
>COBUILD Usageも冊子体の文法,語法書まるごと収録なので,
>けっこう役に立ちます。

ええ、COBUILDの文法はよく使っています。文法用語に慣れないといけませんが、シンプルな書き方なので分かりやすく、これで間に合うこともよくあります。

COBUILDは文法も類語も結構役にたつので、本当にコストパフォーマンスが高い辞書だと思います。

類語といえば、SR9200のCOTは的確な単語を探すのにはとてもいいですが、語法や用例は別の辞書で引きなおしになるので、ちょっと手間だなと思うことがあります。でもCOBUILDでは用例にすぐジャンプできるので使いやすいですね。(とはいえ、T6500が欲しいとは思いません。というのも、COBUILDはPC上でとても使いやすいですし、実は私がSR9200で個人的にとても気に入っているのはCODだったりしているので。)

BNC 投稿者:るっこら  投稿日:12月 1日(日)01時21分58秒

Sekkyさん

週中はいつも深夜帰宅のため、翌日の仕事への影響を恐れて最低限の書き込みしかできないでいたら、週の前半のやりとりを見つけるのがもう大変ですね。

>BNCなら名詞だけ検索しなさい,と指示するだけで簡単に
>できるなど,メリットも大きいです。Accessなどのリレー
>ショナルデータベースを日常的に使っている人など,デー
>タベースの知識(SQLクエリーなど)があれば,BNCもSQL
>が使えますので,それほど難しくはないです。

ふーむ、確かに仕事柄SQLのSELECT文でしたら書けるとは思いますが、でも実際使ってみないと使いよさは実感できないでしょうね。

とても欲しいですが、やはり会社のPCにはとうてい無理なことが分かったので、しばらく様子を見ることにします。(毎日会社で14時間程度生活しているため、この上家にはちょっと…。)

Practical English Usage 投稿者:るっこら  投稿日:12月 1日(日)00時53分41秒

Sekkyさん

>いくらAmazonでもPEUがそんなに安いはずはないだろうと思い,
>今調べたら,1740円のはMichael Swanのものとは全く違う別物です。

ご指摘ありがとうございます。
1,740円のものは、Michael Swanのものであるにはあるのですが、よく表紙を見るとInternational Student's Editionと添え書きがありました。間違えて購入するところでした。

追加 投稿者:ゆき  投稿日:12月 1日(日)00時17分18秒

広辞苑などの情報は特に必要とは考えていません。英語機能が充実したものが欲しいです・・・

混乱しています。 投稿者:ゆき  投稿日:12月 1日(日)00時16分08秒

こんばんは。こちらのHPの情報量の多さにとても驚いています。そして、混乱も・・・(^^;

受験英語のみ経験してきて、英語をはなれて数年・・・この秋から英語をやり直ししようと英語学校に通いはじめました。私の英語のレベルはTOEIC420点(リスニング270点、リーディング150点)というお粗末なレベルです。主人が英語が好きで電子辞書PW-6800を購入して使っていて、電子辞書の便利さを絶賛するので借りてみたところ、確かに便利なのですが、私にはもうちょっと例文の情報が欲しいなと思いました。来年から2年間主人の留学について渡米予定です。私はできれば現地で英語学校にも通ってみたいと思っています。

過去ログなど読めば読むほど混乱してきて、どの機種を選べばよいのかわかりません。どうかお助けください。

@ボタンを押すときピッと音が鳴らない機種がよい
(英語学校で音がなる機種を使っている人がいて、あまり好きでなかったから)
A例文が多くでているもの。単語の意味だけでなく前置詞などの使い方もしりたい。

こちらに書き込み相談されている方は皆さんとても英語が得意な方が多いので書き込みに躊躇していましたが、自分では混乱が増すばかりです。よろしくお願いします。