カシオの新製品情報・インプレッション(2003年分)

※ 元の出典(電子辞書掲示板)はこちらです。

※ カシオのニュースリリースはこちら

Sekky's Websiteへ戻る

(ご注意)

他のメディア(ウェブサイト,掲示板,メーリングリスト,メールマガジン等)で引用する際は,出典のURL (http://6627.teacup.com/sekky/bbs)と投稿者名を必ず明記してください。


カシオ新製品(XD-V8800) 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月25日(木)19時51分13秒

立て続けに発表がありますが,カシオさんからも英語重視機の新製品が出ました。簡単に言うとXD-V9000のリーダーズ,リープラをカットしてマイペディアや,XD-V6300のような多コンテンツ機独特の小規模コンテンツを多数収録したものです。季語便覧や家庭の医学,古語辞典などをカットしたかわりに,V9000のActivator, Longman-Roget's, LAADなどの英語系コンテンツを搭載しています。同じメーカーでこれだけコンテンツにばらつきがあると,私でもどれに入っていて入っていないか分かりにくいです。英語重視機のユーザでも,マイペディアは必要という人が多いですし,逆に多コンテンツ機のユーザでも英英はほしいという人がいるので,足して2で割ったような機種も需要があるのでしょうか。

もっとも,英語重視機をあえて選ぶユーザは,辞書の使用目的が比較的はっきりしているので,小規模コンテンツをてんこ盛りにして数をアピールすることがどれぐらい有効かという気がします。英語系の人でも使いこなしている人は限られるActivatorやLongman-Roget'sを存置しておいて,上級者にとっては需要の大きい大規模英和をカットしてしまうというのも「??」です。XD-R820が,小型機であるのに,大人気のXD-V9000にくらべて影が薄いのも,大規模英和が入っていないという面が大きいでしょうし…。こういうコンセプトの機種なら,素人考えでは,むしろリーダーズをそのまま残して,ActivatorやLongman-Roget'sをカットするのが普通だと思うのですが(^^;; 大規模英和なら語数という分かりやすいアピールポイントがありますし,普通の英和辞典なのですから使い方も別に難しくはなく,万人受けすると思います。

他社を含め,現行機にないコンセプトの機種だというのは分かりますが,どういう層のユーザを想定したのかがどうもよく分かりません(^^;; 単に上級英語コンテンツ+マイペディアというニーズなら,今ならXD-CP500+別売ディスクでも,シャープさんのPW-A8700+別売カードでも対応できますし…。SR-T7000のインパクトが醒めやらないうちの別機種のリリースですので,そう感じるのかもしれませんが(^^;;

ドイツ語,韓国朝鮮語モデル 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 9月17日(水)17時14分46秒

↑カシオさんが現地向けに出している,ドイツ語,韓国朝鮮語の電子辞書を,国内の自社通販でも販売するようです。これらの機種は,日本語系コンテンツはありませんが,英独(韓),独(韓)英,英英(OALD)が収録されているので,英語ができる人にはおすすめです。とくに,ドイツ語モデルはDudenの独独も入っているので,専門用途にも使えるのではないでしょうか。筐体は国内のXD-Rシリーズに準拠しているようですが,フォントはプロポーショナルなのでとても見やすいです。

http://www.e-casio.co.jp/shop/goods/goods.asp?event=402030


XD-Vシリーズ 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 4月10日(木)14時10分47秒

↑遅れましたが,実機を確認しました。この薄さは驚異的です。Dictianさんなどがすでにご指摘のように,薄くなってもキータッチはXD-Rシリーズとそれほど変わらないです。ただ,訳キーのようなキートップの大きなキーはちょっとふにゃふにゃするような感じがします。もっとも,実用に支障はありません。

中身は従来のXD-Rシリーズと全く同じです。XD-Rシリーズでも十分薄いですから,業界最薄にこだわらなければ,XD-Rシリーズを購入してもいいと思います。ただ,すでにXD-Rシリーズは生産完了していますので,流通在庫のみです。まだ今はかなり在庫が残っているようなので,XD-RとXD-Vの価格差はそれほどありませんが,在庫が捌ける間際になると在庫処分とかで安くなるかもしれませんね。

>tyonsanさん 投稿者:dictian  投稿日: 3月27日(木)02時56分59秒

XD-R7300についてです。直接のお答えにはなりませんけど参考にしてください。全ての辞書でジャンプが使えます。ですから、日中・中日辞典で調べて表示されている文字を手がかりに、孫引きが簡単に出来ます。例えば、中日辞典で調べた漢字で、中国語の単語からジャンプすると、ジャンプできるのは中日辞典だけですが、語義の日本語の漢字を選択してジャンプすると、広辞苑や和英、日中辞典にもジャンプできます。店頭で使っただけなので、これより詳しいことは書けませんけど、ジャンプの詳細は実際に店頭でちょっと使ってみればすぐにわかると思います。CASIOの最近の機種はジャンプ以外は改善が見られないのですが、ジャンプに関しては標準装備されるようになっていますし、使い勝手も良好です。国語の辞書が広辞苑だと、外国人からすれば使い易い辞書だとは言えないと思いますが、「読み方がわからなくて辞書が引けない」という問題は解決してくれると思います。日本語学習に適しているとは言えないまでも、紙の辞書を使うのに比べれば、格段に実用的だと言えると思います。日本語の漢字単体で調べる場合は、漢字源の様々な検索が使えます。読みがわからなくても、画数や部首・部品読みからの検索が使えます。中日辞典では、中国語の読みがわからなくても、日本語の読みから検索できるようになっていますので、これも便利です。(部首・総画数も可)XD-R7300は、少なくとも首都圏の量販店では店頭展示されています。ぜひ実機を使ってみてください。たとえ事前評価できなくても、日中・中日辞典が必須の人にとっては、買って後悔することはないと思います。(辞書コンテンツにさえ不満がなければ)

ドイツ語電子辞書 投稿者:ねこ  投稿日: 3月24日(月)17時02分28秒

はじめまして。XD-R9000の使用者でドイツ語教師を生業としているものです。カシオからドイツ語辞書を搭載した機種が出るとのことで楽しみにしているのですが、どなたか使用感覚などを報告してくださると有難く思います。(独和⇔和独のジャンプなど可能でしょうか)

ただ残念なことに、カシオによると搭載辞書は三省堂のクラウン(6万語)と新コンサイス和独だそうで、これではプロのドイツ語関係者には役立ちません。初級+中級入門といったユーザを狙っているのでしょうが、学習者人口の分布を考えると仕方のないところなのでしょう。

私としては、ジーニアス英和+和英にロングマン英英、郁文堂(できれば小学館)の独和に和独、それにランゲンシャイドの独独にできれば英独まで入った電子辞書があれば10万以上でも迷わずに購入すると思います。

ユーザが辞書を選択できるような日が遠からず来ることを待っています。

XD-V9000 投稿者:dictian  投稿日: 3月24日(月)01時36分03秒

やっと首都圏の量販店にも登場しましたね。(^^)機能的にはXD-R9000と同じだと思います。スペルチェックとか複合語とか。キーは、あれだけ薄くなったのにR9000との差が感じられませんでした。SHARPがPW-S7000でキーを平坦にしてきたのとは対照的です。私にはXD-V9000のキーボードの方がだんぜん使いやすいと感じます。

XD-V9000 投稿者:maki  投稿日: 3月12日(水)20時31分50秒

始めまして。いつも楽しく拝見させてもらっています。

先日、大学生協でXD-V9000を見かけたのでご報告致します。

展示品でいくつか単語を引いてみましたが、コンテンツ、操作性はR9000と全く同じようです。sekky様がご指摘されましたようなアクティベーターの改善もありません。

外見は、最薄部9.8mmとあるように確かに薄いです。逆に薄すぎて本当に強度は大丈夫かと心配するほどです。キータッチはR9000に比べると心なし頼りない気がしました。(但し、これはおそらく私の感覚の問題で普通に入力して文字抜けするようなことはありませんでした。)液晶のサイズ等は同じようです。その他、細かなデザインとして、電源等のボタンの形状と、電子辞書を開けるボタンがなくなっていました。

他に、セイコーのおそらくSR9200にステッドマン医学大辞典を組み合わせたものが
確か4万7千円で売っていました。カラー表示ではないので図表入りの冊子が付くとのことです。ただ、これは生協限定なのかもしれません。。

XD-R7300 投稿者:dictian  投稿日: 3月 1日(土)02時20分23秒

私も少し店頭で触ってきたので、カキコさせていただきます。中国語はわからないので、例によってジーニアスをチェックして見ましたが、従来機種と同じでした。特筆すべき点はありません。この機種に英和・和英は不要との意見が出されていますが、英和で調べた訳語から、日中辞典にジャンプできるので、それなりに便利に使えます。1台目の機種としては、それなりに便利に使えるのではないでしょうか?すでに英語系の電子辞書をお持ちの方には不要な辞書が入っていて高いと感じられてしまうでしょうけど。中国語初心者にとっては、発音機能は欲しいところでしょう。XD-S4500の筐体を利用した機種が出てきたら、けっこう売れると思います。また、予定よりも早く市場に投入されたようですが、これはmade in Chinaで、現地開発で、かつ中国人がチェックしたからだったりして(^^;;XD-S4500などは何のアナウンスもなく市場投入されていますから、ちょっと発売時期が早まってもあまり驚きませんね。って、比較する対象が悪いかな?(^^;;

XD-R7300 投稿者:ぴぐもん  投稿日: 2月28日(金)22時23分32秒

XD-R7300、もう出たんですね。ここの掲示板を読んで「今日は会社の帰りにヨドバシだ!」と気合いれてたのに残業入った。。。くーーー!実物を見ていないので感想はもちろん書けませんが、先日中国語学校でこの辞書の話題が出たときの学友の反応をお伝えします(内容としては、すでに書き込まれた方の内容とかぶってますけど)
・高い、この価格はきつい(実売価格3万円代は確実であることを想定して)
・2万円代だったら、買う
・第2版を搭載してほしかった
・中国語のビジネス会話集・契約書例文集みたいなのをのっけてほしい
・英和と和英はいらないんじゃない?
・入力って全ピンかな、双ピンかな?入力モード切り替えたりできるのかな?
・音声機能つきがいいな。単語とビジネス会話集の例文を読み上げてほしい(発音はともかく四声で苦労しているため)
・自分はピンインをばっちり読めるので、発音機能はいらんから 安くしてくれと、皆わがままなことを言ってました^-^;

XD-R7300の感想 投稿者:mhiro  投稿日: 2月28日(金)17時44分02秒

SHARP製PW-9100とPW-6800ユーザーのmhiroです。
本日、CASIOの中国語搭載機であるXD-R7300を見てきました。個人的に前々から期待していたのですが、操作性とコンテンツに疑問を感じたので買わずに帰りました。以下、気がついたことを挙げてみます。

・中日辞典と日中辞典が最新の第2版ではなく、なぜか初版になっています(書籍版は今年1月に第2版が出ています)。
・下でヤンヤンさんも触れていましたが、漢字部首・画数検索だけではなくピンイン(中国語の発音をローマ字で示したもの)検索や漢字の日本語読みからも引けるのは大変便利です。ひとり歩きの会話集にはピンインが載っていませんが、四声(声の抑揚を表す記号)だけは載っています。これはXD-6200と同じです。
・中国語の例文検索は(できるかどうか試したのですが)できないようです。
・その他の操作性は他のCASIO製品と同じですが、やはりドットが12ドットでも大きく感じて使いづらいです。sekkyさんも触れていましたが、早見機能がない分、この液晶解像度なら9ドットがあると便利だと思います。それとやはりというか、XD-R820と同じく一画面におさまらないときの上下矢印表示がないので、どこまで情報があるのか一見してわかりません。中日辞典は語法の記述が長ったらしいのですが、それが折りたたまれていないのも残念です(なお、例文は折りたたまれていますが、ピンインの記述がありません)。
・値段は大型電気販売店で34800円でした。中日・日中辞典自体が高いので仕方がないのかもしれませんが、ジーニアスや大修館類語を抜いて2万円台でも良かったと思います(中国語という特質上、広辞苑や漢字源は必要です)。

ところで、当初の予定ではXD-R7300の発売日が3月中旬ということでしたが、このように発売日が大幅に早まるということはよくあることなのでしょうか?XD-R7100やR7200は3月下旬発売ということですが、近日中に出るのでしょうか?どなたかご教授いただければ幸いです。

XD-R820 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月27日(木)10時21分58秒

↑確認しましたが,猫背さんやdictianさんのご報告にもあるように,ゴムのキーですね。薄型化されているためか,シャープさんのゴムキーモデル(PW-9100, 9500など)ほどクリック感がなく,電卓のような感じですが,入力の取りこぼしは意外に少なく,小型機としては及第点でしょう。筐体は,XD-R9000のミニチュア版のような感じですね。

液晶解像度の低さは致命的です。PW-M670のような9ドットフォントがあればいいのですが,このサイズで12ドットだと,とくに例文検索やActivator,和英などの情報量の多い内容を表示するときにストレスがたまります。ただでさえ狭い液晶画面なのに,例文検索の結果画面で,画面の左側に無用な空白があるのも気になります。

驚いたのは,1画面におさまらないときの上下矢印表示がないということです。これはとんでもないことです。表示されていない情報があるのかどうかが視覚的に分からない(偶然画面の下端で記述が終わっているのか,もっと続きが下にあるのかが分からない)ので,いちいちページ送りキーを押してみないといけないからです。液晶の物理的寸法を大きくしたなら,ドットの大きさを抑えて,浮いたスペースに矢印のシンボルをつけたほうがいいと思うのですが…。

他社の上級機を買った人のセカンドマシンとして使う分には一押しだと思います。ちょっと背伸びしてSR-T6500を買ったものの,学習英和はやっぱりほしいし,COBUILDも難しい,という人や,SR-9200を使いこなしている上級学習者の方で,例文の多いコンテンツもほしい,という人などはR820がぴったりだと思います。Activatorは,カシオさんは類語辞典に括っていますが,英英のように定義や例文もあるので,LAADと並んでダブル英英としても使えます。LAADには例文が出ていない場合でもActivatorを引くと例文がいくつも載っていたりしますし。また,DD-IC500Sとは見事にコンテンツが重ならないので,併用には最適でしょう。2冊の国語,2冊の英和,2冊の和英,2冊の英英(+Activator),4冊の類語…といった,最強スペックの機種になります。

ちなみに,XD-R820にはケースは付属していませんが,FinePixという,フジのデジカメ用のスエードケース(純正)がぴったりです。厚さがあるので,他の小型機をいっしょに入れることもできると思います。

カシオの日中・中日辞典を触ってきました! 投稿者:モモチュウ  投稿日: 2月26日(水)22時07分17秒

本日、新装開店の量販店に行ってみたところ、XD-R7300が展示されていました。表示価格は3万円台前半でした(スイマセン。今日の目的は他の所にあったのでうろ覚えです)。操作性についても・・・・モモチュウは中国語がサッパリなので、何とも云えません(悲)。何の役にもたたない報告でゴメンナサイ。でも、たしか以前、電子中日辞典を探していらっしゃる方が複数いらっしゃったことを思い出しましたので、取り敢えず「出ましたよ!」と(笑)。

ちなみに独和/和独と仏和/和仏は、やっぱり「3月に入ってから」だそうです。

XD-R820、970 投稿者:dictian  投稿日: 2月26日(水)02時21分04秒

遅くなりましたが、店頭使用報告です。両機種とも、スペルチェックとジーニアスの複合語が通常検索で検索できない仕様は従来機種と同じです。キーはゴムですが、操作に支障は感じられませんでした。小型で、きびきびと操作できて、携帯用の電子辞書としては、なかなかの出来だと思います。蓋を開けただけで電源は入るし、もちろん蓋を開けた状態で電源を切ったときはモードキーでも電源が入るなど、調べたい時にストレスなく使える機種だと感じました。でも、R9000でも同じかもしれませんが、Activatorの使い勝手はストレスを感じてしまいます。改善を望みます。
# 複合語が普通に検索できれば買ったかもしれないのに....

↓補足です 投稿者:猫背  投稿日: 2月25日(火)14時12分19秒

>キーピッチがやや狭く感じます
→「キーとキーの間がやや狭く感じます」の間違いです。ピッチ自体はキートップの大きさと関係ないですからね(^^;)

>小型機でリーダーズ・リープラが入っている機種は今のところないので
→「小型機でリーダーズ・リープラの両方が入っている機種」という意味です。

ちなみに、私が見た量販店でカシオXD-S4500は\29,800でした。

XD-R970、820 投稿者:猫背  投稿日: 2月25日(火)12時58分08秒

量販店を再訪して見てきました。

キーはカシオ製品には珍しくゴムキーです。シャープ製品のような、粘っこい感じのするキーでした。キーストロークは浅く、軽く押せば認識する印象でした。ただ、カシオのキートップは横長の形状なので、キーピッチがやや狭く感じます。

前回「解像度が粗く感じる」と書きましたが、どうやら入力画面に起因するもののようです。入力画面のデザインはXD-S800あたりのシリーズと変わらないのですが、液晶画面が大きくなった分だけ相対的に粗く感じます。語義の画面は、国語系コンテンツの場合「拡大」だと大きすぎ、「標準」でもまだ大きく感じます。もっとも、年配の方にはちょうどいいかも知れません。筐体が小さくなっても画面が見にくくならないようにという配慮なのでしょうか。

筐体は薄く小さく、持っても軽く感じます。価格も\24,800とお手頃です。惜しむらくは、なぜフルサイズ機のウリであるコンテンツ(リーダーズ、マイペディア)が入っていないのかということです。小型機でリーダーズ・リープラが入っている機種は今のところないので、他のコンテンツを省いてもこのふたつを収録すればペーパーバックのお供にちょうどいい機種だと思うのですが。

発音機能搭載のXD-S4500も出ていました。XD-S8500からの変更点として、モードキーで電源が入るようになっていました(^^;)

XD-R820/970 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月23日(日)13時01分43秒

↑ニュースリリースによると,

>4.0型FSTNハイコントラスト液晶画面(45.2mm×93.3mm)を搭載。液晶画面全体を余すこと
>なく使って、標準(16ドット)で全角15字×7行まで表示できます。

となっているので,従来機よりも液晶画面の物理的なサイズが大きくなっているようですね。解像度は従来通りなので,そのぶん1文字が大きくなり,フォントのギザギザが目立つのでしょう。コストの問題もあるのでしょうが,解像度もサイズに合わせてあげてほしかったという気はします。XD-R9000の大画面液晶でも,LAADの例文検索やActivator,Longman-Roget'sなどは狭苦しい気がしますので,R820だとどうなるんだろうという感じです。#念のためですが,R820のActivatorは,最近出た新版ではなく,93年発行の初版です。

カシオのXD-R970/820 投稿者:猫背  投稿日: 2月22日(土)14時19分49秒

本日、量販店の店頭に並んでいました。
ちょっとしか触れなかったのですが、私が感じたとりあえずの印象です。

サイズや薄さ、キータッチなどは非常にいい感じです。ただ、液晶画面がちょっとジャギー(ギザギザ)っぽい感じがしました。恐らくフォントデザインによるものだと思いますが…。
※改めて調べてみると、画面中の表示文字数やフォントサイズ等、セイコーのSR-960にかなり近い仕様になっていますね(^^;)

XD-R7x00 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月21日(金)14時35分48秒

カシオさんの第二外国語モデルである上記機種の詳細が以下に出ています(..xd_r7100のところの数字を機種に応じて変えてください)。

独仏辞書搭載機は,例文検索が英語だけでなく独仏の辞書にも対応しているのは大きなメリットでしょう。また,スーパージャンプも外国語に対応しています。

中日,日中辞書搭載機は,ピンインでの検索,日本語読みでの検索(漢和辞典で言う音訓検索),部首画数,総画数からの検索に対応しています。こちらはさすがに例文検索はありませんが,逆引き(後方一致)検索があるので,複合語などを調べるときは便利でしょう。

もっとも,勘ぐりかもしれませんが,XD-Vシリーズが出ようとしていますので,第二外国語モデルも早晩XD-Vシリーズの筐体にリプレイスされる可能性はあると思います。どうしても4月からの新学期に必要ということでないなら,様子見という選択肢もありますね。また,需要が英語重視機に比べて少ないとはいっても,値段が非常に高いのも気になります。中日,日中はともかく,独仏のクラウンというのは,大学の二外レベルならともかく,留学や外大などでの専門学科での学習用途にはちょっと力不足かもしれません。上級者の人はラルースやドゥーデン等の海外の辞書に流れる可能性もあるので,第二外国語の辞書を目当てで何万円も出す人がどれぐらいいるのか,興味深いです。

http://www.casio.co.jp/exword/product/product/xd_r7100/


SR-T5000とXD-R9000。 投稿者:HERO  投稿日: 2月18日(火)19時59分42秒

Sekkyさん、COT vs Activator にご返答いただきありがとうございました。

SR-T5000とXD-R9000を実際に店頭でじっくり触ってきましたので
個人的な感想を述べさせていただきます。

操作性では以下の点で、SR-T5000の圧勝といった感じです。

1)プレビュー機能
2)全辞書からの一括例文検索機能
3)ジャンプ時、ジャンプ先の辞書に単語の掲載がある辞書名&単語のみが表示される
4)ボタン1つでのスペルチェック

使い込めば使い込むほど、上の点は便利だと痛感できると思います。英会話とっさのひとこと辞典も上記の2)の機能のおかげで、有用度が増していると感じました。唯一の弱点は和英でしょうか。こればっかりはどうしようもないのでしょうか・・・

一方XR-D9000はリーダーズ&プラスと3種の類語辞典が魅力的でした。ただ、うまく言えないのですが、使い勝手のおかげでせっかくの大量のコンテンツを生かせていない気がします。たとえば英和2種(リーダース+ジーニアス)の場合、入力画面は「英和」というカテゴリで一つにしておき、どちらかの辞書を優先検索できるような機能(ジーニアスにない語は、自動的にリーダースで検索されるような機能)があれば、辞書を切り替える必要がなく、使い勝手は数段増すような気がします。

ということで、今はSR-T5000購入に傾いています。

もし、SR-T5000とSR-T6500の両コンテンツをあわせた辞書があれば最高かも。
セイコーさんお願いします。

XD-S4500 投稿者:dictian  投稿日: 2月17日(月)01時50分08秒

29800円でした。古語辞典付です。

カシオのモバイル学習機 投稿者:AKI  投稿日: 2月15日(土)23時35分45秒

純粋な電子辞書とは少し違いますが、カシオがNHK「やさしいビジネス英語」を付属したモバイル学習機(PDA)を新たに出しました。ジーニアス英和・和英もついています。

「やさビジ」は以前聞いていたことがあるのですが、内容がおもしろく、楽しく聞いていた覚えがあります。NHKの語学番組は英語学習にとても有効だと思います。

http://www.casio.co.jp/release/2003/te_760.html


>AKIさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月12日(水)11時38分53秒

>今朝の日経新聞に、カシオが3月からドイツでドイツ人向けに英独辞書等の入った電子辞書
>を売り出す、という内容の記事がありました(下に記事のリンク、紙面記事よりかなり省略
>されています。)

CASIO-Europeのサイトに出ていましたが,これでしょうか?(以下のリンク) ドイツ語が読めないので詳しくは分かりませんが,OALD搭載という点が目新しいですね。外大系のドイツ語学科の学生とか,ドイツ語を専門にしていて,そこそこ英語ができる人には最適な機種かもしれません。

>今回の記事を見て、さすがカシオ!、ドイツの市場ニーズを把握しているなあ、と勝手に
>思ってしまいました。

欧米ではFranklinやSIIのワールドモデルなどが歴史があるので,今まで他社が進出していなかったようなところを狙ったのかもしれません。

>もちろんフランスは英語を話せない、というより、英語よりも母語を大切にしている国
>です。そうはいっても、最近はフランスの人も以前に比べてかなり英語をツールとして
>使ってきている気がするので、フランスでもニーズはあるのかもしれません(これも勝
>手な推測ですが)。

聞きかじりですが,おっしゃるように,フランス人は母語を大切にし,英語が入ってくることに危機感を持っているようで,ちょっと前までは英語が分かる人でもわざとフランス語で応対したりしていたそうです。最近は情勢の変化もあり,英語も通じるようになってきているようですね。フランス人のTOEFLスコアの平均点は旧スコアで500点台の後半はあるそうなので,たしかに日本人のほうが英語が下手だといわれたら反論できないですね(^^;;

http://www.casio-europe.com/de/ed/


さきほどのリンク 投稿者:AKI  投稿日: 2月11日(火)22時53分31秒

すいません、先ほどのリンクではうまく行けないようです。
このリンクだと大丈夫です。
日時が経つとアドレスが変わったりして、行けなくなるかもしれませんが。

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20030211AT1D0707T10022003.html


カシオ計算機、電子辞書を海外展開 投稿者:AKI  投稿日: 2月11日(火)22時48分35秒

今朝の日経新聞に、カシオが3月からドイツでドイツ人向けに英独辞書等の入った電子辞書を売り出す、という内容の記事がありました(下に記事のリンク、紙面記事よりかなり省略されています。)

これを見て思い出したことがあります。以前、国際会議で英語で話していたときに、英語ノン・ネイティブ参加国では独仏蘭西などがいたのですが、そのときドイツ人が電子辞書を使っていたのです。私も電子辞書を持ち込んでいたので、日本人とドイツ人はやはり几帳面な気質なのかなあ、と思ったりしました。私は結局、電子辞書を使う機会はなかったので、お守りがわりに役に立った程度でした。今回の記事を見て、さすがカシオ!、ドイツの市場ニーズを把握しているなあ、と勝手に思ってしまいました。

昔の話で恐縮なのですが、10年程前にユーレイル・パスでヨーロッパを旅行していたときに、イギリス以外でもほとんどの国では英語でかなり通じたのに、パリではあれだけ大都市なのに街で英語が通じないのです。バスで隣の席にたまたま座っていたきれいな現地の女性と話す機会があり、途中失礼にも「パリで英語が通じなくてびっくりした」といった趣旨のことを話したら、彼女は以前数ヶ月日本に滞在した経験があるとのことで、「日本人の方が英語が下手でしょう。」と言われて、「おっしゃるとおり」とうなってしまったことがありました。もちろんフランスは英語を話せない、というより、英語よりも母語を大切にしている国です。そうはいっても、最近はフランスの人も以前に比べてかなり英語をツールとして使ってきている気がするので、フランスでもニーズはあるのかもしれません(これも勝手な推測ですが)。

http://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2003021105948


カシオ新製品 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 2月 4日(火)19時00分04秒

↑現行機種が薄型モデルにリプレイスされます。今回のニューモデルはXD-V型番ですが,その後の4桁の数字は現行機と同じです。ですから,XD-V9000はXD-R9000の新筐体版ということになります。XD-V4000は,該当するXD-R型番の機種はありません。XD-R5100からカタカナ語辞典を外し,古語辞典とことわざ,四字熟語辞典を入れたものですので,高校生をターゲットにしているのでしょう。

ハード的には,該当するXD-Rシリーズと全く同じようです。ですから,XD-V9000ではモードキーで電源がオンになる(R9000のように)のに,同じラインナップの中のXD-V8100やXD-V5100では(XD-R8100, 5100のように)モードキーで電源を入れることはできません。例文検索の対応辞書の制約なども同じで,V9000ではジーニアスも例文検索できるのに,V8100ではできないとか,同時発売とは思えないです。

#あまりこういうことを言いたくはありませんが,何だこれは? という感じです。筐体を同時に薄型化したものにリプレイスしておきながら,中身は(発売時期がまちまちである)旧機種の仕様をそのまま引きずっているというのはどういうことなのでしょうか? 「手抜き」というとメーカーさんに怒られそうですが,そう言われても仕方はないと思います。モデルチェンジというのは,筐体を薄くすればいいという問題ではありません。中身も,後発機種ならではのものに変える必要があるのではないでしょうか? フルモデルチェンジをした車が,旧機種のエンジンをそのまま積んでいて,燃費も旧モデルのままだということはきいたことがありません。

シェアトップのメーカーさんだから,こういうスタンスでもちゃんと売れるのでしょうが,本音としては「業界最薄」の奪回だけが目当てなんじゃないかと言われても仕方ないと思います。別に,新しい機能をつけるべきだとか,操作性を改善すべきだと言うつもりはありません。従来機なみの機能でも操作性でも(カシオさんがこういう点にこだわらないのなら)別にかまわないと思いますが,最低限,旧機種の,発売時期の違いによる機能面でのユレを,新機種では吸収してほしい(例文検索なら,XD-R9000なみにするとか,全機種にモードキーONをつけるとか)と思います。

今まででも,他社製品で,似たり寄ったりの新機種や,細かな操作性が改善されていない新機種に苦言を呈したことはありましたが,今回はそういうレベル以前の問題です。電子辞書も普及期に入り,ファッション性も重視されることは否定しません。その意味では,薄型化や着せ替えボディーも大いに結構でしょう。でも,それ以前にもっと大切なことがあるのでは? というのが正直な感想です。今は見かけだけでシェアをとれていても,これが今後続くという保証は全くありません。他社製品と比較したくはありませんが,電子辞書を選ぶ基準として薄型筐体やカラーリングバリエーションが重視されるのであれば,分厚くて重いSR-9700やIDF-3000などはとっくの昔に市場から消えているはずです。人間もそうであるように,長い目で見て大きくされるのは,外観以上に中身(コンテンツ,操作性,付加機能)にこだわった機種(人)だと思います。

http://www.casio.co.jp/release/2003/xdv_series.html


やっと…… 投稿者:椎名 将也  投稿日: 1月29日(水)22時24分43秒

お気に入りに登録していたのですが、停止中でたどり着けず、Yahoo!で再検索してやっとここにたどり着きました(^_^;最近書き込みはしていませんが、情報が豊富なので毎日拝見するのが日課になっています(笑)

カシオさんから発表されたXD-R820、良さそうですね。SR-T5000なみの辞書コンテンツなら、即購入するんですが……(^_^;この大きさでG大英和か、リーダーズ+学習英和が入っているものが出たら嬉しいですね。でも、そうなるとわざわざ上級モデルを買う意味がなくなってしまうかな?(笑)

XD-R820 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 1月28日(火)15時34分36秒

↑ふと考えたら,DD-IC500Sとほぼ同サイズの筐体で,コンテンツが全く重ならないので,IC500Sをお使いの方の併用機にはうってつけかもしれませんね。リーダーズの入ったIC500Sと,学習辞書系が充実したR820は,別メーカーとは思えないほどのベストカップルになるかもしれません。

カシオ新製品 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 1月28日(火)15時27分09秒

↑小型機のラインナップが一新しますね。XD-R970はXD-R6200の小型バージョンで,XD-R820はXD-R9000からリーダーズ,リープラを抜いた小型機です。

大型機を出して,しばらくしてから廉価版の小型機を出すというのはカシオさんお得意のパターンですが,Activator目当てでXD-R9000を買った人(私のような(^^;;)などはたまったものではないでしょう。筐体はスライドタイプではなくなったのでかなりスリムになりました。フタの開閉で電源がオン,オフになるなど,DD-ICシリーズを意識しているような感じです。大型機同様に日本語ジャンプを備えているので,スペック的にもXD-R6200やXD-R9000と大差ありませんから,値段だけを考えてこちらに流れそうな気もします。

http://www.casio.co.jp/release/2003/xdr970_820.html


中国語のIC辞書 投稿者:ぴぐもん  投稿日: 1月17日(金)18時40分04秒

「XD-Rシリーズで中日,日中の機種が出る」というニュースにかなり喜んだのですが、これ、値段があまりにも高くないですか?それとも私が貧乏人なのか ^-^;コンテンツを減らしてもいいから(日中・中日と中国語例文集 だけでいいから)実売価格で2万前後になってくれたらなあと思います。あの価格だと、最近増えている「これから中国語やってみよっかな」くらいの人たちには敷居が高いのではないでしょうか?

>エンブレムさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 1月16日(木)14時53分18秒

>日本語スーパージャンプと英単語ジャンプについての説明しかありませんでしたが、
>独和辞書内、または仏和辞書内でのジャンプは可能なのでしょうか?
>例文検索ができるということは、ジャンプもできるのだろうと思いたいのですが。。。

言われてみればそうですね。どうなんでしょう。単純に考えれば,辞書内での参照ジャンプは基本中の基本の機能で,IC辞書黎明期の機種にも備わっていますから,あえてスペックに載せるほどのことでもない,というようにも思えます。例文検索をつけるぐらいですから,たとえ独仏語辞書でも参照ジャンプはできるはずです。

#中日,日中は本格的な辞書ですが,独仏のクラウンは学習辞典ですから,第二外国語か,専門学科(ドイツ語学科,フランス語学科等)の最初のうちぐらいはともかく,プロユースには向かないと思います。一方,最近は学生のレベルの変化に伴い,二外を選択にする大学が急増しています。昔は二外といえば独仏でしたが,最近はむしろ中国語や韓国,朝鮮語など,アジアの言語のほうが人気が高いようです。カシオさんの二外搭載機の中でも,中国語モデルは間違いなく(この種の機種としては)ヒットするでしょうが,学習辞書を搭載した独仏搭載機はどうなんでしょう? 二外も,最近はコミュニケーション重視になってきていますし,講読教材も平易になっています。独文学科の専門講読ならともかく,必修の二外では,ゲーテやシラーを読む大学も少なくなっていますので,辞書なしでも何とかなるのでは,というのが本音です。独仏の辞書よりも安い英語の辞書でさえ,買うのを惜しがる学生が多いのですから(^^;;

45000円という価格はXD-R9000と同じですが,SR-T5000/6500などと競合するR9000は大幅に値引きしていても,現時点では対抗機種のない二外搭載機は,そんなに安くはならないでしょう。わずか1,2年の二外のために,高価な機種を買う人がどれぐらいいるんだろう,というのが率直な考えです。

カシオ新機種について 投稿者:エンブレム  投稿日: 1月15日(水)22時17分24秒

はじめまして。いつも拝見させていただいております。すごい情報量で、楽しませていただいております。

カシオから出るドイツ語とフランス語の機種についてなんですが、カシオのHPを見た感じでは、日本語スーパージャンプと英単語ジャンプについての説明しかありませんでしたが、独和辞書内、または仏和辞書内でのジャンプは可能なのでしょうか?例文検索ができるということは、ジャンプもできるのだろうと思いたいのですが。。。

どうぞよろしくお願い致します。

カシオの外国語辞書搭載機 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 1月15日(水)15時23分14秒

↑kajiさんもご紹介のように,噂の? 第二外国語搭載辞書が出ますね。でも,英語と違い,ターゲットは限定されるでしょうから,独仏中とそれぞれ別機種にして出して(採算面で)大丈夫かな,という気も他人事ながらします(^^;; 独仏はクラウンですから,英和辞典で言うなら,フェイバリットやスーパーアンカークラスで,大学の第二外国語ぐらいなら十分でしょうが,専門用途にはきついと思います。中国語は,定評のある小学館の中日,日中なので,語数的にも問題ないでしょう。独仏モデルでは例文検索もついているというのはヒットかも。中国語は,フォントの面でIC辞書は厳しいかな,と思っていたのですが,ようやく実現されました。もしかして,DD-CH10を出すときに開発したフォントのライセンスを得て使っているとか…?

XD-CP100 投稿者:dictian  投稿日: 1月11日(土)03時25分37秒

猫背さん、新機種ファンの皆様、お待たせしました。猫背さんのご指名に預かり、僭越ながらXD-CP100の店頭使用報告をさせて頂きます。(^^;;価格はネットでもわかることですが、34800円でした。まずは大きさ。やはり重くて大きいので、携帯用電子辞書ではなく、電子ブックの置き換えの可搬型電子辞書と呼びたくなります。こんなに大きくて重いのに、手で持って使う時のためか、画面の横にスクロールキーが付いていますが、使う人はいるのでしょうか?

次に音声ですが、やはり辞書は発音してくれないみたいですね。XD-R8500との競合を避けたのでしょうか?せっかく重い辞書なんだから、辞書の単語も発音してくれれば良いのにと思います。学習ソフトの例文(ヒアリングの出題?)は、とてもきれいに発音してくれます。

その他:
スペルチェックも、複合語も従来機種と変わりません。起動時にタイトル画面が出るので、他の機種よりも電源を入れてから待たされます。こまめに電源を切って電池を長持ちさせる使い方に慣れている人には使いにくいと感じるかもしれませんね。Sekkyさんもおっしゃっていたと思いますが、英英が搭載されていないのが、とても不自然に感じます。普通の電子辞書に英語学習ソフトを付け足しただけという感じで、英語の総合学習機とは呼べないです。後で英英を付け足せるのかもしれませんけど標準で1つくらい付いていて欲しいですね。そして(Franklinのように)辞書の定義を英文で読み上げてくれたら良いのにな、と思いました。

それから、この機種に限らないと思いますが、スペルチェックで入力した単語を、カーソルで単語入力のところに上げてしまうとプレビューの表示になってしまい、カーソルを下げてもスペルチェックに戻れないことに気付いてしまいました。スペルチェックは貧弱だし、キーも独立していなくて、この使い勝手の悪さですから、スペルチェックを重視する人は要注意です。CASIOさんは改善する気が全くないようなので残念です。

XD-CP100出てました 投稿者:猫背  投稿日: 1月 9日(木)17時42分38秒

>Sekkyさん

カシオXD-CP100ですが、昨夕に店頭に並んでいました。私が見たのは、新宿西口ヨドバシカメラです。売値は¥34,800だったかな?(すみません、忘れてしまいました)

全体に、大きく、分厚い筐体です。スピーカーがついているんですが、音声の出し方が分かりませんでした。正確に言うと、音声の出るコンテンツがどれなのかよく分かりませんでした。ジーニアスの見出しを表示させて決定キーを押しても音声は発音されません。XD-S8500とは違いますね。恐らく、TOEIC学習ソフトの中で音声による出題や反復学習があるのでしょう。

その、TOEIC学習ソフトについて。ちょっとだけ触ってみたのですが、店頭のデモ機には一部があらかじめ入っていました。工場出荷状態でそうなっているのか、デモ用にインストールされたものなのかは不明です。私が見た部分は、選択(四者択一)式の問題でした。

不確かな情報ばかりで皆さんの参考になりませんね。反省です(^^;)
正確なレビューはdictianさんにお任せします(いきなり名指ししてしまい、失礼をお詫びいたします。いつも新製品のチェックがお早いので…(^^)

しかしこの機種、発表時もこの掲示板ではSekkyさんしか言及していなかったと記憶しています。注目度低いのでしょうか?私もSekkyさんと同じく(?)、「辞書コンテンツが追加できる機種の登場?!」と考え、注目しているのですが…カシオのWebサイトで型番をよく見ると、「XD-CP100-TOB」となっていますので、少なくとも枝番が異なる(TOEIC学習以外の?)機種を出そうとしているのは間違いないと思います。CD-ROM媒体で、追加できる辞書コンテンツが出るのかな〜(妄想?)

XD-CP100 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 1月 9日(木)15時39分08秒

↑TOEICの学習ソフトをダウンロードして使える「Ex-word データプラス」シリーズですが,たしか今日発売だったと思います。どなたかごらんになった方いらっしゃいますか? PCからダウンロードするという性質上,店頭で試すことは難しいと思いますが…。

勘ぐりかもしれませんが,このシリーズは,単なる英語学習マシンとしては終わらないような気もします。というより,英語学習マシンというよりも,カシオさんとしては,商品名にもあるように将来的にはコンテンツを追加できる電子辞書をめざしているのかもしれません。もちろん,コンテンツに関しては出版者の意向も入ってくるのでハードルは高いと思いますが,とりあえずハードウェアを今回先行的に用意したのかな…? 公式HPにも「拡張性を備え,用途が広がる」とありますが,今後も英語学習プログラムをダウンロードすることだけしかできない機種であるなら「拡張性」や「用途が広がる」というような大きな文言は使わないような気もしますし(^^;;

英語学習が主目的の機種なのに英英が搭載されていないというのも,こういう線で考えれば納得がいきます。もし,今後CP100をベースに,コンテンツをダウンロードできる電子辞書を用意するのであれば,標準搭載コンテンツは汎用的な辞書のみにして,英英や古語といった特殊な辞書はユーザの必要に応じてダウンロードさせることになるのでしょうから。

データ追加型の電子辞書は,六法や現代用語辞典のように,更新が頻繁なコンテンツには最適です。電子ブックという,この手のコンテンツにはぴったりのメディアが終焉を迎えようとしている今,シェアトップのカシオさんがこういうコンセプトの機種を出すというのも,偶然ではない気がします。