キヤノンの新製品インプレッション(2001-2002年分)

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IDF-2100 投稿者:Sekky@出張中  投稿日:11月 4日(月)00時26分17秒

↑dictianさんもおっしゃっていましたが、もう出ています。筐体はIDF-2000Eと同等です。他社の新製品のインパクトが強いこともあり、地味な存在ですが、dictianさんもおっしゃるように、広辞苑搭載機種でジャンプ先の制約なく自由に(日本語でも英語でも)できる小型機という点では業界初だと思います。部品検索はないみたい(漢字検索自体がありませんから)です。

単語帳はIDF-4500と同等(4チャンネルに分けて記憶でき、合計で1000語まで。辞書、チャンネルごとの語数制限なし)なので、現行機種の中では屈指のものでしょう。また、4500にあったテストモードが機能拡張され、語義を隠したモードに加え、見出し語を隠した状態でもテストできます。これにより、英和の単語を記憶させ、訳語部分からもとの英単語を当てることや、英英の語義からその見出し語を推測するといった学習が可能になります。

IDF-2100 投稿者:dictian  投稿日:11月 2日(土)01時43分02秒

あまり話題に上っていませんが、11/1には店頭にありました。小型なので全然目立たないので、今まで見逃していたのかもしれません。スペルチェックも問題なし、マルチジャンプもあり、使い易い機種だと思います。残念なのは、漢字辞書がなく、部品検索もできないようでした。部品検索は冊子のカタログ表記に矛盾があり、どちらが正しいか不明です。広辞苑とジーニアス搭載でマルチジャンプができる小型機は初めてだと思います。英英や漢和が不要な人にはお勧めです。価格は19800円でした。

自己レス 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:10月 8日(火)22時10分27秒

>#今回のニュースリリースは,仕様なのか誤植なのか分からない面がいくつかあります。
>IDF-2100では漢和辞典,漢字辞典が入っていないのに漢字部品検索が搭載されているだ
>とか,IDF-4100のフォントサイズのスペックでは,24ドット文字のみしか書いてありま
>せん。これは拡大した場合のフォントサイズでしょうから,12ドットでの表示もできる
>はずなのに,なぜかスペック表には出ていません。

…と先ほど書いたのですが,素早い対応をしてくださったようで,今見たら修正されていました。#これとは別件ですが,IDF-4100のマルチジャンプの概念図にある漢字源も「漢字辞典」の誤植だったりします(^^;;(4100には漢字源は非搭載)

キヤノン新製品 投稿者:Sekky@管理者  投稿日:10月 8日(火)16時16分30秒

年末商戦に向けた新機種の第一陣としてキヤノンから新製品が発表されました。OALDと広辞苑搭載のIDF-4100と汎用小型機のIDF-2100です。

IDF-4100は4500の下位機種で,実用英語ハンドブックと漢字源をカットし,ジーニアス英和を3版にしたものです。学習英英(OALD)+広辞苑搭載機です。

IDF-2100は,広辞苑+ジーニアス+類語+カタカナ新語です。英英辞典が入っていないので,XD-S950やSR-960, PW-M710,DD-IC700Sなどと競合する汎用小型機という位置づけです。IDF-4000の小型版と言えるかもしれませんが,漢和(漢字源)は入っていません。

いずれも,それほど目新しいスペックやコンテンツを備えているわけではありませんが,IDF-4500で搭載された,1000語まで辞書ごとの制限なく登録できる単語帳機能が備わっています。4500では1000語のキャパシティーだとか辞書ごとの制約がないというウリがあまり表に出ていませんでしたが,今回は主要機能の一つとしてニュースリリースでも大きく取り上げています。

#今回のニュースリリースは,仕様なのか誤植なのか分からない面がいくつかあります。IDF-2100では漢和辞典,漢字辞典が入っていないのに漢字部品検索が搭載されているだとか,IDF-4100のフォントサイズのスペックでは,24ドット文字のみしか書いてありません。これは拡大した場合のフォントサイズでしょうから,12ドットでの表示もできるはずなのに,なぜかスペック表には出ていません。以前のIDF-4500の時も画面解像度で明らかな誤植があってメーカーさんに確認したのですが,ニュースリリースの内容に明らかな誤植がある(それも4500の時に加え(もし上記のものが誤植なら)今回も)というのはちょっと信じられないことです。

http://cweb.canon.jp/newsrelease/2002-10/pr_idf4100.html


IDF-4500 投稿者:Sekky@東京  投稿日: 3月24日(日)20時53分06秒

ネットカフェからです。IDF-4500の実機をみてみました。詳しくはまた後日レビューしますが、カタログやニュースリリースに出ないところがかなり4000と変わっています。

大きく変わったのは、

・単語帳が4チャンネル(それぞれ独立した4つの単語帳がある)になった。総記憶語数が1000語ですが、すごいのは辞書ごとや単語帳のチャンネルごとの語数制限は一切なく、とにかく全部合わせて1000語以内ならバランスがまったく自由だということです。ですから、広辞苑だけで1000語記憶させることもできるわけです。しかも、並び順を登録順かアルファベット順かを選べる(これはPW-9100のレビューで、こうなったらいい、と書いたことまさにそのままですが、時期的なことを考えると、別に私のレビューで書いたからというわけではなく、偶然の一致だと思いますが(^^;;)とか、テスト機能があるなど、シャープの機種の単語帳機能をはるかにしのいでいます。単語帳にこだわる人は一押しですね。

・複数辞書検索機能が日本語だけでなく、英語にも対応された:ソニーのDD-IC5000/7000の辞書*冊検索と同じ機能です。英語モードにして検索すれば、英英も英和もいっぺんにリスト画面に出ます。

これ以外は、ほぼIDF-4000と同じです。4000に実用英語辞典とカタカナ語辞典、OALDを追加したものと考えればいいと思います。広辞苑の図版表示はコンテンツが増えたのでカットされたと思ったら、健在です。ただ、ジャンプ機能は(4000と同じなのですが)2画面表示でないので、今となっては見劣りします。しかも、4000ではできた「逆戻り」(「戻る」機能のアンドゥ)ができなくなりました。

全体的な使い勝手ではさすがキヤノンさんで、業界でもトップクラスです。ただ、画面まわり(解像度)やコンテンツ(G2であることなど)は今となってはかなり見劣りがします。

詳細は学会が終わって時間ができたらレビューしますが、購入時に4500と比較しようと思っている方は、それ以前でもご自由にご質問ください。

そのほかの4500のメリット:OALDの例文が別画面(ジーニアスのように)で表示される:これは業界唯一です。

ケースつき:初回限定かもしれませんが、定価3000円の純正ケースがおまけでついてきます。おまけとはいえ、純正だけあってサイズもぴったりで、材質も人口皮革のような高級感のあるものです。マジックテープで固定するのでなく、透明なポケットにキーボード部分を差し込み、その上からキーを押して使います。ですから、ケースを開ければすぐ使えます(出し入れする必要がない)。

>fukuさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 3月22日(金)22時08分56秒

>IDF-4500だけではないのですが、CANONの漢字源の収録語数が約410,000語というのは
>どういうことでしょうか。 CASIOでは、約6000字、熟語45000語だったと思う。
>違いが大きすぎると思います。

キヤノンさんのカタログ等には「検索見出し」の数が41万と書いてあります。推測ですが,たとえば,「歩」という漢字には,「ほ」「ふ」「あるく」「あゆむ」…等の読みがあり,音訓検索ならどれを入れても引けます。こういう場合,検索見出しが4つとカウントするのでしょう(実際はもっと読みがあると思いますが)。このように,1つの漢字には複数の読みがあり,そのすべてが検索対象になっています。これを全部合わせたのが41万なのでしょう。41万語収録,ではなく,「検索見出し41万」(「語」がない)のがポイントです。

カシオさんの45000語というのは,漢字源に入っている熟語エントリーの数のことでしょうね。これは,複数辞書検索モードでも検索できます。もちろん,収録字数6000いくつというのは,漢字源の親字(漢字)の数(たぶん6355ぐらい)です。

話がそれますが,キヤノンに限りませんが,IC辞書に搭載の漢字源は,実は冊子体漢字源のフルコンテンツ*ではありません*。冊子体の中からJIS第1,第2水準の漢字のみを抜き出したサブセットバージョンです(フォントの都合なのでしょう)。このことは量販店の店員さんも知らない人が多く,シャープの機種は漢和辞典がないのでJIS漢字しか引けないが,漢字源搭載モデルなら非JIS漢字も引けます,などと説明している人がよくいます。これは間違いです。

また,たとえJIS漢字でも,冊子体漢字源の中身すべてが入ってはいません。たとえば,書き順を示した図などはカットされています。

IDF-4500についての追加(質問) 投稿者:fuku  投稿日: 3月22日(金)21時47分35秒

IDF-4500だけではないのですが、CANONの漢字源の収録語数が約410,000語というのはどういうことでしょうか。 CASIOでは、約6000字、熟語45000語だったと思う。
違いが大きすぎると思います。

IDF-4500購入  投稿者:fuku  投稿日: 3月22日(金)19時40分39秒

Sekkyさんお久しぶりです。アドバイスをいただいてから約1ヶ月の間、相変わらずCANONのIDF-4500(以下4500)とCASIOのXD-R8100(以下8100)のどちらを購入するかで迷っていましたが、昨日4500に決めて通販で注文しました。←(以前は8100を買うと書きましたが…)
昨日は電気店を2店見てきたのですが、結果は、8100が1店あるだけでした。
しかし、一刻も早く電子辞書が欲しかったのです。
そして、家に帰って落ち着いてこのホームページの「2002年度版英語の辞書へのアプローチ」と
「IDF-4000」のレビューを改めて読み直して見て、次の点で4500に決めました。

 1、 ジーニアス英和→第二版のほうが表記が詳しそう
 2、 英英のOALDがネイティブ向けと同じスタイルである
 3、 カタカナ語辞典までついている

あと個人的には例文検索の使用頻度が未知数なのでなくてもよいと思ったことです。
また、商品が届いて気づいたことがあれば書きこみたいと思います。

>dictianさん 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 3月22日(金)08時58分59秒

>気になる実売価格ですが、32800円でした。定価からすると、かなりの値引
>きですが、他とのバランスを考えると妥当だと思います。

キヤノンさんの製品は値引率が高いのですが,今回もかなり定価より安いようですね。32800円というのはXD-R8100を意識しているのでしょうか。

>・複数辞典検索ではスペルチェックができませんでした。

複数辞典検索は(IDF-4000しかわかりませんが)日本語をキーにしてする検索(日本語を入れれば,広辞苑,和英,漢字源をいっぺんに検索してくれる)なので,スペルチェックの対象外なのでしょう。

>・広辞苑と漢字源がやはり縦書きですね。これもちょっと気に入らない点です。

これはIDF-3000から4000へ変わったときの大きな改悪だと思います。3000では縦横を設定で変更できたのですが,4000では縦書き固定になりました。縦書きがいいか横書きがいいかは好みの問題もあるので,固定してしまうのは疑問です。単に見栄えの問題でだけでなく,縦書きだとスクロールのキーアサインが変わってしまう(横書き時→左右矢印がページスクロール,縦書き時→左右矢印が行スクロール)ので,混乱するのです。

>・実用英語ハンドブックはフォントが変えられませんでした。

これはどちらのフォント(大きい方か小さい方か)に固定されているのでしょう?

>この大きさと、例文検索がないことと、電卓がないことと、縦書きが
>気にならない人にとっては、選んで損はない機種だと思います。

電卓はともかく(カード電卓等でも代用できるので),このクラスのハイエンドモデルで例文検索がないというのはつらいところだと思います。実用英語ハンドブックというコンテンツは学生にはあまり使う機会がなく,外資系企業などの実務で使う人向けの内容のようなので,英語を書く機会の多い人が使うと思いますから…。

コンテンツ内容からいくと,IDF-4500は,XD-R8100と競合するというよりは,PW-6800のコンセプトに近いような気がします。R8100と比較すれば,ジーニアスが旧版であることや例文検索がない程度のデメリットに我慢できればいいと思います。ただ,6800と比較すると,英文レター辞典を含めて例文検索ができたり,画面解像度が大きかったり,GCという大規模英和が入っていたりと言う点で,4500は(国語系コンテンツが入っているという点以外では)かなり分が悪くなります。最近のシャープさんの製品は,IDFシリーズの細かな使い勝手をしっかり研究していいところを取り入れていますので,操作性もほぼ対等でしょうし。

ジーニアスが旧版だったというのは,もしかしたらキヤノンさんもG3がここまで早く電子化されるとは読めなかったからなのかな…。ほぼ仕様が固まっていたときにG3搭載のモデルが他社から続々と発表されたので,入れ替えるにも入れ替えられなかった…のかも。セイコーさんのG3搭載機のSR-9600でも,いまだに発売予定日が公式HPに出ていませんが,このように一旦旧版で準備をしていて版替えをしようと思うと結構な時間がかかるのでしょう。

IDF-4500 投稿者:dictian  投稿日: 3月22日(金)01時37分41秒

ちょっと遅れましたが、3/21に店頭で触ってきました。スペルチェックは
IDF-2000E系列ではなく、IDF-4000を継承しているので、ローマ字発音検索
機能としては強力でした。(スペルチェックは英語コンテンツに引っ張られ
るかもしれないと、ちょっと不安だったのですが、取り越し苦労でした。^^;)

気になる実売価格ですが、32800円でした。定価からすると、かなりの値引
きですが、他とのバランスを考えると妥当だと思います。

気になった点ですが、
・複数辞典検索ではスペルチェックができませんでした。
・広辞苑と漢字源がやはり縦書きですね。これもちょっと気に入らない点です。
・実用英語ハンドブックはフォントが変えられませんでした。
 でも、ここからでも辞書へジャンプできるのには感心しました。
 ちょっと中身を見てみましたが、この画面で全部読むのはつらそうです。
 きっと目的をもって検索すれば良いのでしょうが、短時間では使い方が
 わかりませんでした。

キーは、しっかり押し込まないと反応しないので、CASIOに慣れている人
には違和感があるかもしれません。速打ちテストは合格です。

この大きさと、例文検索がないことと、電卓がないことと、縦書きが
気にならない人にとっては、選んで損はない機種だと思います。
もちろん嫌いな辞書コンテンツがないことも重要な条件ですが...

とりあえずの速報です。皆様の参考になれば幸いです。

IDF-4500 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 3月20日(水)13時08分38秒

↑そういえば,今日発売でしたよね。

どなたか量販店等でご覧になった方はいらっしゃいますか? 沖縄には…(以下略(^^;;)

IDF-4500 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 3月 6日(水)09時52分30秒

↑出張中にニュースリリースが発表されたので,今じっくりスペックを見てみました。全体的に,XD-R8100を意識していることがうかがえます。あるいは,PW-6800,PW-M670とも競合するかもしれません。他社製品との差を簡単にあげます。

★コンテンツ:XD-R8100の内容に,カタカナ語辞典と実用英語ハンドブックを追加したような感じです。英英はR8100搭載のLAADではなくOALDです。OALD+広辞苑,英英+カタカナ語辞典の組み合わせは業界初です。カタカナ語辞典は,同じ学研のものでもシャープ,セイコーの製品に搭載の辞書(28000語)とは違い,語数が半分ぐらいになっているものです。昨日もお話ししたように,ジーニアス英和は旧版です。類語辞典(thesaurus)はシャープのものよりも語数が圧倒的に多いです(使い分けなどの解説はありませんが,英和なり英英なりにジャンプすればいいかもしれません)。実用英語ハンドブックは,PW-6800に搭載のビジネスレター辞典を大きくしたようなものです。以下がその目次(冊子体)です。

1実用通信文:ビジネス通信文の形式・文体・用語/ビジネス通信英語の特質/用例編・取引関係の開始・引合いとその応答・オファーと注文・船積みと決済・クレームと解決/社交通信文/2通信実務:国際電気通信(電話・電報・テレックス・ファックス・データ通信)/3文書実務と法務・財務の英語:貿易取引の諸書式/国際運送と諸書式/外国為替/英文財務諸表/英文営業報告書/市況報告/会社設立登記/英文定款/英文国際契約/商事仲裁/4広告・カタログ:/5実用知識:スピーチ/海外旅行/英文履歴書 

★ワイルドカード検索:専門的ですが,ワイルドカード検索の変化形への対応がR8100よりしっかりしています(4500の現物は見ていませんが,おそらく4000と同じでしょうから)たとえば,*cheeseで検索したときに,カシオの機種はcream cheese, cottage cheeseのように複合語(2語以上の語)は拾ってくれません。また,広辞苑,英和,和英等すべての収録辞書でワイルドカード検索ができるのもキヤノンの製品(これはシャープ,セイコーもそうですが)の特徴でしょう。あと,広辞苑で1文字ワイルドが使えるので,パズル雑誌によくある懸賞付きのクロスワードパズルを解く際に便利です(これはセイコーも同じですが,シャープの機種は語頭にワイルドカードが使えません)。

★ジャンプ機能:キヤノンさんが先鞭をつけた日本語ジャンプは,今では業界標準の機能になりそうな勢いですが,4500にもついています。日本語ジャンプの陰に隠れ,意外と知られていませんがIDFシリーズのジャンプ機能は,英単語へのジャンプで複数語を選択可能であるということでも優れています(これは他社製品は未対応)。たとえば,OALDでsea anemoneをひいて,これをジーニアスで引き直したい場合は,他機種だとseaでジーニアスにジャンプし,その中の複合語を探してsea anemoneを見つける必要がありますが,IDFシリーズはsea anemoneをいっぺんに反転させてジャンプできますので,複合語でもワンタッチで引き直し,引き比べができます。英和←→英英相互でジャンプ機能をしょっちゅう使う人は,これがあるのとないのとでは大きく違います。

★例文検索:前にも書きましたが,とくに4500を使う層(学生というよりは,一般社会人で英語を仕事で使う人が主になるでしょう)を考えると,これがないのは痛いです。PW-6800とコンテンツがかなりかぶることや,英和辞典のボリューム(G2 vs GC)を考えても,国語系コンテンツにこだわらない人は6800に流れるかも。広辞苑を入れているのでスペースの関係もあるでしょうが,せめてXD-R8100のように英英だけでもいいから例文検索ができればよかったです。

#いろいろなところで私も言っていますが,電子辞書は単に冊子体辞書を小さく,軽く,高価に(笑)するだけでは,ブームである今は乗り切れても,そのうちに見向きもされなくなります。いくら日本の家がウサギ小屋だといっても,サイズだけのために冊子体辞書の何倍もお金を出す人は(とくに買い換えの場合は)限られます。例文検索のように冊子体辞書では逆立ちしてもできない機能は,高校生向けの(2000Eなどの)製品でカットされているのはいいとしても,IDF-4500のようなハイエンドのフラッグシップ機では必須であると言えます。45000円というとんでもない(SR-9200でさえ43500円なのですから,コンテンツ内容や液晶解像度などをくらべればそう言われても仕方ありません)価格設定をしているのですから,パワーユーザの期待を裏切らない製品を望みたいです。

IDF-4500 投稿者:Sekky@管理者  投稿日: 3月 5日(火)09時56分52秒

先ほどお客様相談センターに確認し,電子辞書担当のスタッフの方から以下のような回答をいただきました。これが正しい情報であると思われます。

・液晶解像度は240*160ドットで,IDF-4000と同等(ニュースリリースの誤植)
・搭載のジーニアスは旧版(G2)

G2であるのが返す返すも悔やまれます。もしG3搭載で,例文検索がついていたら… おそらくXD-R8100キラーの大逆転モデルになっていたと思います。学習英英+広辞苑モデルは需要がけっこうあるのに,今まではカシオさんしか出していませんでしたので…。

IDF-4500 投稿者:Sekky@千葉  投稿日: 3月 2日(土)20時15分31秒

↑ニュースリリースの筐体写真を見たのですが,240*120ドットという解像度(これは2000Eと同じです)は間違いなのでは,という気がします。画面を見る限り,IDF-4000と同等のようです。スペックの数値の誤りか,スクリーンショット(ニュースリリースを出した時点では量産品ができていないこともあるので,既存製品や試作品のスクリーンショットを使う場合も多いです)の誤りか、どちらかです。

そうなると、ジーニアスの語数も、本当はG3が入っているのにG2の語数を載せたというミスなのでは,と期待してしまいますが(^^)

http://www.canon-sales.co.jp/wordtank/fullcontents/idf-4500/index-j.html


>奈々資産さん 投稿者:Sekky@千葉  投稿日: 3月 1日(金)21時28分14秒

キヤノンからも新製品が出るようですね。IDF-2000Eと同サイズの液晶画面です。ただ、他掲示板でも指摘がありましたが,ニュースリリース掲載のジーニアス英和の収録語数92000というのは旧版(G2)のものです。新版はプラス3000で95000語だと思いますが、誤植なのか,本当にG2を載せているのか...

>学習機能付き「単語帳機能」とありますが(IDF-4500)学習機能てなんですか?

推測ですが,IDF-2000Eに搭載のジーニアス英単語(受験用単語集)の学習(出題)機能のようなものを単語帳機能に記憶させた語でできるようにしたのかもしれません。定価が45000円は高いですが,キヤノンさんの製品は値引率が高いので、実売は29800円前後?

(無題) 投稿者:奈々資産  投稿日: 3月 1日(金)16時20分31秒

国語+百科辞典「広辞苑 第5版」 収録数 約230,000
逆引き辞典「逆引き広辞苑 第5版対応」 収録数 約230,000
漢和辞典「漢字源」 検索見出 約410,000
カタカナ辞典「カタカナ新語辞典 第5版」 収録数 約16,000
英和辞典「ジーニアス英和辞典」 収録数 約92,000
和英辞典「ジーニアス和英辞典」 収録数 約80,000
英英辞典「オックスフォード現代英英辞典 第6版」 収録数 約80,000
類語辞典「英語類語辞典」 収録数 約21,000
「[新]実用英語ハンドブック」 項目数 約7,000

IDF-4500発売 投稿者:奈々資産  投稿日: 3月 1日(金)16時04分15秒

http://www.canon-sales.co.jp/wordtank/fullcontents/idf-4500/index-j.html
240×120ドットマトリックス液晶表示ってことは画面が小さいのかな?

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